JPH01294540A - 酸化ルテニウム微粒子の製造方法 - Google Patents

酸化ルテニウム微粒子の製造方法

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JPH01294540A
JPH01294540A JP12349888A JP12349888A JPH01294540A JP H01294540 A JPH01294540 A JP H01294540A JP 12349888 A JP12349888 A JP 12349888A JP 12349888 A JP12349888 A JP 12349888A JP H01294540 A JPH01294540 A JP H01294540A
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JP
Japan
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chloride
oxidation reaction
gas
gas containing
ruthenium
Prior art date
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Application number
JP12349888A
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English (en)
Inventor
Toru Shoji
亨 庄司
Hiroshi Tamemasa
博史 為政
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G55/00Compounds of ruthenium, rhodium, palladium, osmium, iridium, or platinum
    • C01G55/004Oxides; Hydroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/51Particles with a specific particle size distribution
    • C01P2004/52Particles with a specific particle size distribution highly monodisperse size distribution

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、微細な酸化ルテニウム粒子の製造方法に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 従来、酸化ルテニウム微粒子の製造方法としては、還元
剤としてヒドラジンを用いて、塩化ルテニウム酸水溶液
に水酸化ナトリウムを加えて中和した後、ヒドラジンを
加えて還元し、さらに、酸化性ガス雰囲気中で熱処理す
る方法が用いられてきた。
ところが、この方法では析出した微粒子同士が引き寄せ
合って、凝集した粒度分布の幅の広い酸化ルテニウム微
粒子しか得られないという欠点を有していた。
また、溶液からの還元法では、サブミクロン以下の粒子
を得にくく生成後も粒子としての分離に多大の労力を要
するという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記、従来法の欠点を解決するためになされ
たもので、分散した、粒度分布の幅の狭い、サブミクロ
ン以下の微細な酸化ルテニウム微粒子を製造する方法を
提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ルテニウム塩化物を含むガスと酸化性ガスを
反応させて、酸化ルテニウムを製造する方法において、
ルテニウム塩化物を含むガスと酸化性ガスを反応させる
際の酸化性ガスの体積をルテニウム塩化物を含むガスの
体積の10%以上、酸化反応部における酸素分圧が40
+nmHg以上、酸化反応孔空間に供給されるルテニウ
ム塩化物を含むガス中の、ルテニウム塩化物を形成して
いるルテニウムとしての空間密度が、3 X l O−
4g/cm2以下、酸化反応温度が500〜1200℃
で処理し、分散した粒度分布の幅の狭い粒子を生成させ
ることを特徴とするものである。
而して本発明の製造方法において、ルテニウム塩化物を
含むガスと酸化性ガスを反応させる理由は、気体同士の
反応であるため、拡散ならびに反応がはやく、また、水
溶液中での生成に比べ空間における生成粒子密度を小さ
くしやすいため、生成に際しての凝集が少なく均一な粒
子が得やすいためである。
酸化性ガスの体積は、ルテニウム塩化物を含むガスの体
積の10%以上が好ましい。
これは、酸化反応部において均一な反応をさせるためで
あり、酸化性ガスの体積が、ルテニウム塩化物を含むガ
スの体積の20%よりも小さくなると、局部的な反応に
よるものと思われる凝集が発生するからである。
酸化反応部における酸素分圧は40mtnHg以上が好
ましい、これは、酸化反応部における酸素分圧が40m
mHg以下になると、酸化反応が良好に進行せず、未反
応のルテニウム塩化物が生成した酸化ルテニウムに混ざ
ってしまう。
酸化反応孔空間に供給されるルテニウム塩化物を含むガ
ス中の、ルテニウム塩化物を形成しているルテニウムと
しての空間密度は、3X10−’g/Crl以下が好ま
しい。
これは、3 x l O−’g/ci以上になると酸化
反応空間にいるルテニウム塩化物が多いため、酸化反応
をさせると生成した粒子は凝集したものとなってしまい
、超音波振動等による再分散も不可能となってしまう。
また、酸化反応温度は、500〜1200℃が好ましい
これは、500℃以下になると酸化反応が良好に進まな
いからであり、1200℃よりも高いと熱分解による金
属ルテニウムが生成してしまうからである。
以下、図面にもとずいて実施例と従来例について説明す
る。
〔実施例・1〕 ルテニウム粉末1の50gを第1図に示す如く、このル
テニウム粉末lとシリカサンド2を、ルテニウム粉末の
充填位置を決めたルテニウム塩化物生成用反応管3中に
入れ、酸化反応管10にセットした。
酸化反応管10をアルゴンガスで置換した後、電気炉6
、を850℃、電気炉7、を950℃に昇温した。
昇温後、ガス導入管4より塩素ガスを1β/分、酸化ガ
ス導入管5より酸素ガスを41/分で流し、ルテニウム
塩化物の酸化反応を行わせ、生成した酸化ルテニウムを
、排気管8の先端に取りつけた捕集フィルタ9により捕
集した。
この反応を2時間行った後、捕集フィルタ9をガスで洗
浄し、その後、内部に捕集された酸化ルテニウム微粒子
を取り出し、粒度分布測定、電子顕微鏡観察およびX線
回折を行った。
その結果、この酸化ルテニウム微粒子は、平均粒径0.
 2虜で粒度分布は0.08〜0.35/Aに70%が
入る幅の狭いもので、均一に分散したものであった。
〔実施例・2〕 ルテニウム塩化物結晶粉末1の35gを第2図に示す如
く、このルテニウム塩化物1をボート11に入れ、ルテ
ニウム塩化物充填管12中に置き、酸化反応管10にセ
ットした。
ガス導入管3より塩素:アルゴンガス(7:3)の混合
ガスを0. 5A’/分、酸化ガス導入管4より酸素ガ
スを31/分で流しながら、電気炉6、を750℃に昇
温した。
これにより、ルテニウム塩化物の酸化反応を行わせ、生
成した酸化ルテニウムを、酸化反応管10の先端に取り
つけた捕集フィルタ9により捕集した。
この反応を1時間行った後、捕集フィルタ9をガスで洗
浄し、その後、内部に捕集された酸化ルテニウム微粒子
を取り出し、粒度分布測定、電子顕微鏡観察およびX線
回折を行った。
その結果、この酸化ルテニウム微粒子は、平均粒径0.
3虜で、粒度分布は0.10〜0.40虜に75%が入
る、幅の狭いもので、均一に分散し、たちのであった 〔従来例〕 ルテニウム含有量10g/A’の塩化ルテニウム酸水溶
液(H2RuCA、)をビー力の中で攪拌しながら水酸
化ナトリウムを添加して中和し、さらに、この溶液に、
二塩酸ヒドラジン(N、H,・2HC1)を徐々に添加
したところ、灰白色の沈澱物が生成した。
得られたルテニウム粒子は、濾過後、充分に水で洗浄、
乾燥した後、500℃の酸素雰囲気中で1時間熱処理し
て粒度分布測定、電子顕微鏡観察およびX線回折を行っ
た。
その結果、この酸化ルテニウム微粒子は、平均粒径8.
5J、IJnで粒度分布は0.5〜15虜で幅の広い凝
集したものであった。
(発明の効果) 上記の説明で明らかなように本発明の製造方法は、ルテ
ニウム塩化物を含むガスと酸化性ガスを反応させて、酸
化ルテニウムを製造する方法において、酸化ルテニウム
微粒子を生成させる際、酸化性ガスの体積がルテニウム
塩化物を含むガスの体積の10%以上、酸化反応部にお
ける酸素分圧が40+nmHg以上、酸化反応部空間に
供給されるルテニウム塩化物を含むガス中の、ルテニウ
ム塩化物を形成しているルテニウムとしての空間密度が
、3 X 10−’g /cut以下、酸化反応温度が
500〜1200℃で処理することにより、従来法では
得られなかった、分散した、粒度分布の幅の狭い微細な
酸化ルテニウム粒子を製造できるので、従来の製造方法
にとって代わることのできる画期的なものと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1を示す工程図、第2図は実施例2を示
す工程図である。 出願人  田中貴金属工業株式会社 第1図 碑^t

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ルテニウム塩化物を含むガスと酸化性ガスを反応さ
    せて、酸化ルテニウムを製造する方法において、酸化ル
    テニウム微粒子を生成させる際、酸化性ガスの体積がル
    テニウム塩化物を含むガスの体積の10%以上、酸化反
    応部における酸素分圧が40mmHg以上、酸化反応部
    空間に供給されるルテニウム塩化物を含むガス中の、ル
    テニウム塩化物を形成しているルテニウムとしての空間
    密度が、3×10^−^4g/cm^2以下、酸化反応
    温度が500〜1200℃で処理することを特徴とする
    酸化ルテニウム微粒子の製造方法。
JP12349888A 1988-05-20 1988-05-20 酸化ルテニウム微粒子の製造方法 Pending JPH01294540A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109574097A (zh) * 2019-02-01 2019-04-05 江苏欣诺科催化剂有限公司 三氯六氨合钌的制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109574097A (zh) * 2019-02-01 2019-04-05 江苏欣诺科催化剂有限公司 三氯六氨合钌的制备方法
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