JPH01293376A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH01293376A
JPH01293376A JP12427588A JP12427588A JPH01293376A JP H01293376 A JPH01293376 A JP H01293376A JP 12427588 A JP12427588 A JP 12427588A JP 12427588 A JP12427588 A JP 12427588A JP H01293376 A JPH01293376 A JP H01293376A
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JP
Japan
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roller
fixing
fixing device
pressure roller
toner
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JP12427588A
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English (en)
Inventor
Yoji Tomoyuki
洋二 友行
Hiroki Kisu
浩樹 木須
Junji Araya
荒矢 順治
Masanobu Saito
雅信 斉藤
Toshiharu Nakamura
俊治 中村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クー−− 本発明は、一般には一対の回転体を有する定着装置に関
するものであり、特に電子写真方式を使用した複写機或
いは印刷機等の画像形成装置等に好適に用いることので
きる定着装置に関するものである。
従」LO」L術 従来、電子写真方式を使用した複写機或いは印刷機等の
画像形成装置に用いられる定着装置は一対の回転体を有
し、概略第7図に示されるように構成されている。
MQIに説明すると、電子写真複写機によると通常の態
様で電子写真方式によりトナー像が形成された転写紙の
如き像担持体は、定着装置へと送給され像担持体上にト
ナー像が永久像として定着される。
定着装置は、例えば第7図に図示されるように定着ロー
ラ101と加圧ローラ102の一対のローラより構成さ
れ、定着ローラ101は、アルミニウム、鉄等の中空芯
金4の表層部にPTFE(ポリテトラフルオロ、エチレ
ン)、PFA (ポリテトラフルオロエチレン・パーフ
ルオロアルコキシエチレンの共重合体)等の樹脂層をコ
ートするか或いはシリコーンゴム等の離型性の優れた材
料104を被覆することにより形成されている。
又、定着ローラ101内部にはハロゲンランプ等のヒー
タ3が配置されており定着ローラ101を加熱する働き
をなす、一方、加圧ローラ102は、鉄やステンレス等
の芯金7の上部にシリコーンゴム等の離型性を有する弾
性体103を被覆して形成される。定着ローラlotと
加圧ローラ102とはお互いがバネ等の押圧手段(図示
せず)により互いに圧接されている。
定着装置には更にサーミスタ等の感温素子9が設けられ
、定着ローラ101の表面温度を検知する働きをする。
貨って定着ローラ101の表面温度は、この感温素子9
及び温度調節回路(図示せず)を介してヒータ3への電
圧を制御することにより設定値に制御される。
トナー像10を有した像担持体11は、入口ガイド12
により定着ローラlotと加圧ローラ102の間へと導
入され、像担持体11上のトナー像10は定着ローラl
otと加圧ローラ102の間で加圧及び加熱されて定着
される0次に分離爪13により像担持体11は定着ロー
ラ101から分離される。
定着ローラ101には隣接してクリーナ14が配置され
、該クリーナ14は、定着ローラ101表面上にクリー
ニングフェルトパッド15を当接させて定着ローラ10
1にオフセットしたトナーや紙粉をクリーニングする。
が      し    − 前述のように、従来の定着装置にあっては、加圧ローラ
102の弾性体103の材料としてシリコーンゴム等の
高絶縁材料を使用するのが一般的である。しかしながら
このような、高絶縁材料を用いると像担持体の通過によ
って生じる加圧ローラ102と像担持体11との摩擦、
及び加圧ローラ102と定着ローラ101との間に生じ
る摩擦により加圧ローラ102は数KVと言う高電位の
帯電が起こる傾向がある。このような帯電現像は、像担
持体上のトナー像のローラへの転移付着(トナーオフセ
ット)による汚れ或は像担持体上の未定着画像を乱す等
といった諸々の問題点があった。特に加圧ローラ102
の汚れはローラ表面の離型性を著しく低下させ、汚れを
著しく促進させる。
このようなローラへのトナーオフセットを解決するため
に従来の定着装置においては外部よりフェルトパッドで
シリコーンオイルを少量ずつ供給しローラへのトナーの
付着を防止する方法及びローラに付着したオフセットト
ナーをクリーニング手段にてクリーニングする方法がと
られてきた。しかし、これらの方法では定着ローラの表
面のオフセットも完全になくならず、又フェルトパッド
の交換等を必要とし高価格となり、又定着装置の設計上
においても複雑となるという重大な問題点があった。
従って、本発明の目的は、定着ローラに外部からシリコ
ーンオイルをフェルトパッドにより少iずつ供給したり
、或いはクリーナにてオフセットトナーをクリーニング
したりしなくても定着ローラへのトナーの転移付着を防
止し、良好な画像定着を容易に達成することのできる定
着装置を提供することである。
1          た  の 上記目的は本発明に係る定着装置にて達成される。要約
すれば本発明は、一対の回転体の間に像担持体を挟持搬
送させることにより像担持体上に形成されたトナー像を
加熱定着する定着装置において、一方の回転体はその表
面を薄膜の熱収縮性フッ素樹脂フィルムのチューブで被
覆し、他方の回転体の弾性体層部にはカチオン処理した
充填剤を含有せしめることを特徴とする定着?t2tで
ある。又、好ましくは、一対の回転体の少なくとも一方
の回転体の芯金には一定電圧が印加されるか、或いは接
地される。
蕊ム」 以下、本発明に係る定着装置を図面に則して更に詳細に
説明する。
第1図には1本発明に係る定着装置の一実施例が示され
る0本実施例にて定着装置は、第7図に図示される従来
の定着装置と同様に、一対の回転体として定着ローラ1
01と加圧ローラ2より構成され、定着ローラlotは
アルミニウム、鉄。
ステンレス鋼等の芯金4の外側表面に耐熱性と離型性に
優れたPFA、PTFE等のチューブ104を被覆した
ローラとされる。又、加圧ローラ2は鉄、ステンレス等
の芯金7の表面上にシリコーンゴム、フッ素系ゴム等の
耐熱性及び離型性に優れた弾性体層6を設けたローラと
される。
又、定着装置には、定着ローラ1の表面温度を検知する
働きをなす感温素子9が付設され、転写紙の如きトナー
像10を有した像担持体11は入口ガイド12により案
内され、定着ローラlと加圧ローラ2との間に導入され
る。このような構造は従来の定着装置と同様とされるた
めにこれ以上の詳しい説明は省略する。
更に1本実施例における定着装置を具体的に説明すれば
1本実施例において定着ローラ1は、直径20mm、厚
さ1.2mmのアルミニウムのパイプの表面に直接に厚
さ25pmのPFAの熱収縮チューブを融着して形成し
た。又、加圧ローラ2は、直径10mmのステンレスの
芯金軸7の表面にシリコーンゴムから成るゴム弾性層6
を厚さ3mmで形成することによって作製した。シリコ
ーンゴム6のゴム硬度はJIS−A規格で16゜のもの
を使用した。
本発明に従えば加圧ローラ2の弾性体層6には、カチオ
ン処理した充填剤が3〜10重量部。
好ましくは4〜6重量部含有される。
カチオン処理した充填剤としては、湿式シリカ、乾式シ
リカおよび石英粉等が好適である。
このようなカチオン処理した充填剤を弾性体層6中に含
有させることにより、加圧ローラ表面の帯電が抑さえら
え、又表面電位が除電される。
一方、カチオン処理した充填剤を10重量部以上シリコ
ーンゴムに添加させた場合はシリコーンゴム自体の硬度
が高くなる。又、カチオン処理した充填剤を3重量部以
下シリコーンゴムに添加させた場合は、加圧ローラの帯
電が十分では、ない。
未発明者等の研究実験の結果によると、本発明に交った
加圧ローラ2を使用した場合に、第2図実線で示される
ように、加圧ローラ2の表面電位が転写紙の通紙中には
−IKV付近に帯電し、紙の通過後にはすぐに電位減衰
を起こすことが分かった。一方、従来使用されたシリコ
ーンゴムの弾性体を用いた加圧ローラ102の表面電位
は。
第2図に破線で示されるように、通紙中の場合−3KV
以上にもなり、紙が通過後の場合にも空回転時と同程度
の電位まで下ることはなかった。このように、従来のロ
ーラによると表面電位が高くなりネガトナーを用いた場
合には転写紙上でトナー画像の飛び散りが増大し、又ト
ナーのオフセット現象が多くなった。
本発明に従えば、定着ローラへの像担持体の巻さつきが
なくなるため、従来の定着装置では必要とされた定着ロ
ーラに出接して設けられた分離爪13(第7図)は不必
要である。
又、上記構成の本発明における定着装置を使用すると、
A4原稿(印字率4%)を7万〜8万枚通過させても加
圧ローラ2は初期のものと変化がなく定着ローラlot
にクリーニング手段14(第7図)を設けなくても良好
な画像定着が達成された。
一方、加圧ローラは本実施例と同じローラを使用し、定
着ローラとしては上述のように定着ローラ1の外表面に
厚さ25pmPFAの熱収縮チューブを融着して形成す
る代りに、従来の定着ローラの如くにPFA及びPTF
E等のコーティングタイプの定着ローラを使用し、クリ
ーニング手段は設けない定着装置を構成して、上述と同
様の試験を行なった。このような定着装置の構成による
と、1〜2万枚で加圧ローラの表面が真黒になり加圧ロ
ーラ偏に紙が巻きついてしまった。これは本発明の如く
にPFAチューブのローラの方がコーティングタイプの
ローラより表層部が高分子材料で形成されるため離型性
に優れており、又木発明におけるように定着ローラのア
ルミニウムの芯金表面に直接PFAのチューブを熱融着
しているために、芯金とフッ素系樹脂間に熱伝導率の劣
る接着層を設ける必要がなく熱伝導率に優れ、よってオ
フセット性及び定着性にも優れているものと思われる。
第4図には、本発明の他の実施例が示される。
本実施例によると、カチオン処理した充填剤を有するシ
リコーンゴムを用いた加圧ローラ2の芯金7に板バネ8
を取り付け、該板バネ8にトナーとは反対の極性の電圧
が印加される0本実施例では、画像形成における転写時
に転写ローラを用いて+500vを印加して転写が行な
われ、そのために転写ローラに印加している電圧と同等
の電圧を電源16から板バネ8に印加された。
これにより、加圧ローラ2の電位は+400V〜+5o
ovとなり、PFAチューブ被覆の定着ローフ1(7)
電位は+200v〜+300vとなった。断る構成によ
り、ネガトナーを用いてトナー像を形成した場合には定
着ローラ1から加圧ローラ2に電場が働き、トナーが定
着ローラlへ付着するということはなかった。特に、定
着ローラlとして直接アルミニウム芯金4にPFAチュ
ーブ5を熱融着したものを使用すると、剥離的なオフセ
ットも少なくクリーニング手段を設ける必要はなかた。
本発明者等の研究実験の結果によると、加圧ローラ2の
芯金7又は、第5図に図示されるように、加圧ローラ2
の芯金7及び定着ローラlのアルミニウム芯金4を接地
することにより帯電によるオフセット或いは剥離による
オフセットが減少することを見出した。その理由は次の
通りであると思われる。
第6図(a)で示されるように加圧ローラ2の芯金7が
接地されていない場合には加圧ローラ2から定着ローラ
1の方向への電気力線は密とされる。しかしながら、第
6図(b)に示されるように、加圧ローラ2の芯金7が
接地された場合には定着ローラ1方向への電気力線は疎
となり、このためトナーは定着ローラ1の方へと飛びに
くくなり帯電及び剥離によるオフセットが減少すると考
えられる。更に定着ローラ1の芯金4をも接地すると定
着ローラlは本来200V〜300Vも帯電していたも
のが、数十■に抑えられ更に帯電によるオフセットが減
少される。
上記各実施例の定着装置は、回転体としてローラ形状を
した定着ローラと加圧ローラを使用するものとして説明
したが、ベルト状の定着用回転体と加圧用回転体を使用
することも可能であり、同様の作用及び効果を発揮でき
る。
l見立皇」 本発明は、以上説明したように構成されているので、本
発明による定着装置を使用することにより、分離爪を設
けることなく加圧ローラへの像担持体の巻きつきを防止
し、更には定着ローラに外部からシリコーンオイルをフ
ェルトパッドにより少琶ずつ供給したり、或いはクリー
ナにてオフセットトナーをクリーニングしたりしなくて
も定着ローラへのトナーの転移付着、ライン像のニジミ
等の現象をを防止し、良好な画像定着を容易に達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る定着装置の断面図である。 第2図は、定着装置の加圧ローラの表面電位を表わすグ
ラフである。 第3図は1本発明に係る一実施例の定着装置に構成され
た定着ローラにPFAチューブを被覆した時の断面図で
ある。 第4図は、加圧ローラに電圧を印加した時の本発明に係
る定着装置の断面図である。 第5図は、加圧ローラと定着ローラを接地した時の本発
明に係る定、着装置の断面図である。 第6図(a)は、加圧ローラを接地しない時の電気力線
の向きを示す図である。 第6図(b)は、加圧ローラを接地した時の電気力線の
向きを示す図である。 第7図は、従来使用されている定着装置の断面図である
。 l:定着ローラ 2:加圧ローラ 3:ヒータ 5 : PFAチューブ 6:シリコーンゴム層 9:感温素子 10:トナー像 11:像担持体 12:入口ガイド 101:従来の定着ローラ 102:従来の加圧ローラ 103:シリコーンゴム層 104:PTFE、PFA等のコーティング樹脂層 第1図 第2図 第6図 (a) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一対の回転体の間に像担持体を挟持搬送させること
    により像担持体上に形成されたトナー像を加熱定着する
    定着装置において、一方の回転体はその表面を薄膜の熱
    収縮性フッ素樹脂フィルムのチューブで被覆し、他方の
    回転体の弾性体層部にはカチオン処理した充填剤を含有
    せしめることを特徴とする定着装置。 2)一対の回転体の少なくとも一方の回転体の芯金に一
    定電圧を印加することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の定着装置。 3)一対の回転体の少なくとも一方の回転体の芯金を接
    地することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の定
    着装置。
JP12427588A 1988-05-20 1988-05-20 定着装置 Pending JPH01293376A (ja)

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