JPH01292972A - プロンプター及びカメラ - Google Patents

プロンプター及びカメラ

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JPH01292972A
JPH01292972A JP63122012A JP12201288A JPH01292972A JP H01292972 A JPH01292972 A JP H01292972A JP 63122012 A JP63122012 A JP 63122012A JP 12201288 A JP12201288 A JP 12201288A JP H01292972 A JPH01292972 A JP H01292972A
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JP
Japan
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signal
display element
camera
display
teleprompter
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JP63122012A
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Takeshi Kuwata
桑田 武志
Hiroyoshi Tsubota
坪田 浩嘉
Hiroshi Hasebe
長谷部 浩志
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿情報をアナウンサーを撮影するための撮
影用カメラの前方に配置された平面型表示素子を用いて
表示するプロンプター及びそのプロンプターを用いたカ
メラに関するものである。
[従来の技術] 従来、テレビジョン放送のニューススフジオ等では、ア
ナウンサーが原稿を机の上に置いて読んでいた。しかし
、このように原稿を机の上に置いて読む場合には、アナ
ウンサーが下を向いた状態となり、いかにも原稿を読ん
でいるという感じを視聴者に与えていた。
このため、カメラの近傍に原稿を大きく書いた長尺の紙
やフィルムを用意し、これを動かして読むことも行われ
ていた。
しかし、この場合にもアナウンサーの視線はカメラの方
向からはずれ、また、急なニュースの追加や前に読んだ
一部の原稿の見直し等には不便なものであった。
そこで、アナウンサーを撮影するカメラの前にハーフミ
ラ−を斜めに配置し、このハーフミラ−の下方にCRT
を配置し、机の上の原稿を原稿撮影用カメラで撮影して
、前記CRTに表示して、アナウンサーを1最影するカ
メラの方向に原稿が表示されるようにしたプロンプター
が実用化されている。
このようなプロンプターは、アナウンサー自身はアナウ
ンサーを撮影するカメラの方向を向いていれば原稿が読
めるため、視線をカメラの方向、即ち、視聴者の方向に
向けていればよいという利点を有していた。
この場合、原稿は従来プロンプターを用いない場合と同
様、アナウンサーの机の上に置いておくことができ、ア
ナウンサー自体が机の上の原稿を自分に合わせて動かし
ながら読んで行くことができる。
しかし、このようなCRTを用いたプロンプターは重量
が重く、堅固に固定して用いる必要があり、その使用は
限定されていた。
このため、より軽量な液晶表示素子のような平面型表示
素子を用いてプロンプターを構成することが提案されて
いる。
[解決しようとする問題点] 従来の平面型表示素子を用いたプロンプターは、単に原
稿を映しだすだけであり、アナウンサーが必要とする他
の情報、例えば、時刻、緊急ニュース、連絡事項等は別
の機器の表示を見たり、他の人から紙に書いたもの等で
連絡してもらうしかなかった。
特に、この平面型表示素子を用いたプロンプターの特長
である小型、軽量、持ち運び可能という利点を生かして
、スタジオのみでな(、局外中継用として移動先でも簡
単に設置して使用する場合、例えば、時刻表示のために
別に時計を所持していくというような不便さがあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、かかる問題点を解決すべくなされたものであ
り、行電極群と列電極群とを有し、その交点に形成され
た画素を組み合わせて表示を行う平面型表示素子と、原
稿撮影用カメラと、該原稿撮影用カメラで1最影された
信号を受け該平面型表示素子の行電極毎に列電極群を線
順次駆動するための駆動回路と、該平面型表示素子の像
を反射するハーフミラ−とからなるプロンプターにおい
て、該原稿操影用カメラで撮影された原稿信号に他の画
像の信号を付加して表示する回路を設けたことを特徴と
したプロンプター、及び、行電極群と列電極群とを有し
、その交点に形成された画素を組み合わせて表示を行う
平面型表示素子と、原稿信号を受け該平面型表示素子の
行電極毎に列電極群を線順次駆動するための駆動回路と
、該平面型表示素子の像を反射するハーフミラ−とから
なるプロンプターにおいて、デジタルの原稿信号にデジ
タルの他の画像の信号を付加して表示する回路を設けた
ことを特徴としたプロンプター、及び、それらのプロン
プターを、そのハーフミラ−が撮影用カメラのレンズの
前にくるように配置したことを特徴とするカメラを提供
するものである。
本発明のプロンプターを使用すれば、原稿表示と合せて
、その表示画面の一部に時刻表示、残時間表示、連絡事
項等を簡単に表示できるので、時計等を別途持っていく
必要もなく、アナウンサーが原稿を読んでいる間に、他
の人が画面に登場してアナウンサーに連絡する必要もな
い。
第1図は、本発明の基本的なプロンプターの使用状態を
示す側面図である。
第1図において、1はアナウンサーを1最影するための
撮影用カメラ、2はそのレンズの前に斜めに設置された
ハーフミラ−13はそのハーフミラ−の下方に設置され
た平面型表示素子、4はアナウンサーの机、5はその机
の上に置かれた原稿、6はその原稿を撮影する原稿撮影
用カメラ、7は原稿撮影用カメラからの信号、 8は他
の画像の信号、9は原稿撮影用カメラからの信号7と他
の画像の信号8とを合成して平面型表示素子を駆動する
ための駆動回路を示している。
アナウンサーを撮影するための撮影用カメラ1、原稿撮
影用カメラ6は通常の撮影用カメラが使用できる。
ハーフミラ−2はその下方に設置された液晶表示素子等
の平面型表示素子に表示された像を反射してアナウンサ
ーが読めるようにすると同時にアナウンサーの像を撮影
用カメラ1が撮影できるように光を半透過させる。
なお、実際の使用状態では、ハーフミラ−2をアナウン
サーが見易くすると同時に、撮影用カメラ1に余分な像
が写らないように、アナウンサー側の方向を除いて黒い
布や衝立で光を遮光するようにする。
アナウンサーが読む原稿5は、机4の上に置かれ、アナ
ウンサーが自分で直接原稿を読むように原稿を机の上で
移動させて、原稿5を原稿撮影用カメラ6で撮影する。
この原稿↑最影用カメラ6では、原稿撮影用カメラ自体
で左右を逆に走査して左右反転信号を作成するか、また
は通常の原稿撮影用カメラで撮影された原稿の信号は駆
動回路9中で左右反転されて、平面型表示素子3に表示
される。これは、机の上に原稿を置いてこれを上から撮
影すると像が左右反転してしまうためである。
このようにすることにより、アナウンサーは撮影用カメ
ラのレンズの方向を向いたまま、自分で直接机の上の原
稿を読むように原稿を机の上で移動させて、原稿を読む
ことができる。
もっとも、予め、原稿をパソコン等に入力しておき、キ
ー等を用いてスクロールさせて表示するようにしてもよ
い。
本発明の他の画像とは、現在時刻、残時間、経過時間等
の時間情報、地震、事故等の緊急ニュースの連絡、ミス
の訂正連絡、不足情報の連絡、その他アナウンサーに対
しての連絡等がある。これらの他の画像の信号は、別途
それらを撮影するためのカメラで撮影されて作成されて
もよいし、回路により発生させてもよい。
本発明では、これらの他の画像は平面型表示素子の原稿
の表示に重ねて表示されてもよいし、原稿の表示の上下
左右の周辺部にこれらの他の画像の専用の表示部を設け
てもよい。
このような他の画像の信号8を原稿撮影用カメラからの
信号7に合成して表示するには、原稿撮影用カメラ6か
ら出力されたアナログの原稿信号がAD変換されて平面
型表示素子のドライバーに供給され、このドライバーに
より平面型表示素子が駆動されるまでの間に、他の画像
の信号8が合成されるようにされればよい。
なお、第1図では、平面型表示素子と駆動回路とは別に
分けて示しているが、駆動用のICの一部を平面型表示
素子の基板上に直接配置する構造の素子を用いる場合に
は、この基板上のICや配線も駆動回路の一部とみなす
本発明のプロンプターの駆動回路の例を具体的に示すと
、原稿撮影用カメラの出力端子からのアナログの原稿信
号をデジタルの原稿信号に変換し、このデジタルの原稿
信号を水平同期信号、垂直同期信号、サンプリングクロ
ック信号とともにインターフェース回路に送り、このイ
ンターフェース回路ではNTSCではl/60秒毎に表
示データをビデオメモリーに蓄積し、1うイン毎にデー
タを取り出して、平面型表示素子のドライバーに供給し
てドライバーを駆動し、これにより平面型表示素子が駆
動される。
本発明では、この原稿操影用カメラからのアナログの原
稿信号から平面型表示素子のドライバーの前までの間の
いずれかの回路で他の画像の信号が合成されるようにさ
れる。
具体的には、AD変換の前に信号重畳回路を付加して合
成し、その合成されたアナログ信号をAD変換すること
ができる。
また、アナログの原稿信号をAD変換した後に、デジタ
ルの他の画像の信号を付加して、平面型表示素子を駆動
するようにしてもよい、これは、原稿信号と他の画像を
信号とをシリアルに連結してデジタル信号処理してもよ
いし、ビデオメモリー上の原稿信号データを一部他の画
像を信号データで書き換えたり、原稿信号データの書込
まれないビデオメモリー領域を予め形成しておき、その
部分に他の画像を信号データを書込むようにしてもよい
、特に、原稿情報を予めパソコン等に入力しておき、こ
れを呼び出して表示する場合には、このビデオメモリー
上での合成が容易である。
これらの他の画像の信号は、目的により表示箇所を適宜
設定すればよい。例久ば、現在時刻は左下に表示し、残
りのニュースの数を右下に表示するとか、残り時間があ
る一定時間を切ったら右下に残りの時間を表示するとか
、緊急連絡事項は右上に表示したりする等積々の応用が
ある。
また、これらの表示内容によって、部分的に色を変えた
り、ネガポジ反転をしたりするようにしてもよい、この
ため、部分的に平面型表示素子に異なる色を表示する機
能を設けたり、ネガポジを反転させるような機能を設け
ておくこともできる。
平面型表示素子に液晶表示素子を使用した場合を例にと
って、具体的に示すと、カラーフィルターもしくは異な
る色の光源を一部に形成して、その部分の表示を行った
場合に異なる色で表示したり、画素毎に2以上の色を表
示できるようにカラーフィルターを形成し、特別の表示
部分のみを異なる色で表示したり、この表示用の液晶表
示セルに積層して他の全面ベタの電極を形成した液晶表
示セルを積層し、この全面ベタの電極を形成した液晶表
示セルに通電する状態によって、ネガ表示(黒地に白)
かポジ表示(白地に黒)かを選択できるようにする等が
ある。
これらの他の画像の信号は、別の撮影用カメラで撮影し
て作成してもよいし、パソコン等で作成してもよく、原
稿信号と合成できるような信号として駆動回路に供給さ
れればよい。
この際に、原稿撮影用カメラ自体で逆方向の走査により
、左右を反転させる場合以外では、この駆動回路のいず
れかの部分で各ラインの表示データを左右反転させるこ
とにより、ハーフミラ−に映った像を正しい像にするこ
とができる。
次に、本発明の具体例を実施例を参照して説明する。
[実施例] 実施例1 プロンプターとして、平面型表示素子に90゜ツイスト
のツイストネマチック型液晶表示セルを、偏光軸をほぼ
平行にした一対の偏光板の間に挟持して、裏側に冷陰極
放電管による光源を配置した液晶表示素子を使用した。
このプロンプターを第1図に示すように撮影用カメラの
前に設置し、前方を開放した以外は周囲を黒い布で覆っ
た。
なお、この例における液晶表示素子としては640X 
200ドツトの画素数のもので、列電極側は上下に2組
の電極に分けられたものを使用した。即ち、 640本
の列電極群は、上半分の長さの640本の上側列電極群
と、その上側列電極群と基板中央で対向するようなパタ
ーンの下半分の長さの640本の下側列電極群とに分け
られており、それぞれ上半分と下半分の100本ずつの
行電極に対応しており、 l/100デユーテイで駆動
される6 原稿機影用カメラの出力端子からのアナログの原稿信号
に、計時回路からの現在時刻及び残時間の情報の信号、
パソコンからの緊急情報の信号をアナログの信号で供給
して合成し、これらの合成信号を同期分離回路により、
3つの信号(映像信号、水平同期信号、垂直同期信号)
に分ける0次いで、これらの内、映像信号をAD変換し
てインターフェース回路に供給される。これと同時に他
の2つの信号である水平同期信号、垂直同期信号もイン
ターフェース回路に供給される。
なお、この場合、現在時刻及び残時間の情報の信号及び
緊急情報の信号は、ラインメモリーで反転して取り出さ
れて正しく見えるように左右反転した形式で供給される
ようにした。
本発明の場合、原稿は通常白黒の2値表示でよいため、
AD変換器でのアナログ信号からデジタル信号への変換
は2値(白か黒か)でよいが、必要に応じて階調表示信
号を作成してもよい、即ち、このAD変換器3では通常
1画素当り1ビツトのデータとするが、1画素当り4ビ
ツトとして16階調の表示としてもよい、もちろん、1
画素がRGBB色で構成されている場合等では、色毎に
AD変換して1画素当り3ビツトとして8色表示可能な
データを得るようにしてもよい。
このインターフェース回路からラインメモリーに表示デ
ータが伝えられる。この例においては、液晶表示素子が
17100デユーテイで駆動されるタイプであるため、
この表示データは上半分駆動用の表示データUと、下半
分駆動用の表示データDとに分けられる。
この上半分駆動用の表示データUは、ある−時点におい
て、ラインメモリー1に書き込まれる。即ち、ここでN
行目の表示データがラインメモリー1に書き込まれると
すると、この時、ラインメモリー2から既に前の時点で
書き込まれていたN−1行目の表示データが左右反転さ
れて取り出されて、液晶表示素子の上半分の列電極群の
駆動用の列電極前駆動回路Uに供給され、液晶表示素子
が駆動される。
その次の時点では、N千1行目の表示データがラインメ
モリー2に書き込まれ、前の時点でラインメモリー1に
書き込まれたN行目の表示データが左右反転されて取り
出されて、液晶表示素子の列電極前駆動回路Uに供給さ
れ、液晶表示素子が駆動される。
これと同時に下半分駆動用の表示データDも同様に2つ
のラインメモリー3と4により交互に表示データを左右
反転して列電極前駆動回路りに供給され、液晶表示素子
を駆動する。
この動作を1行目から 100行目まで(同時に101
行目から200行目まで)繰り返して、1画面の表示を
行い、これを繰り返して駆動する。
この例においては、液晶表示素子は1/100デユーテ
イで駆動されるため、列電極群が上下の2群に分かれた
構造のものを使用したため、表示データが表示データU
(上半分駆動用)と表示データD(下半分駆動用)とに
分けられ、ラインメモリーが4個使用されて、表示デー
タが夫々左右反転されて2つの列電極前駆動回路に供給
されている。
しかし、液晶表示素子を1/200デユーテイで駆動す
るようにすれば1列電極群は1群になるので、表示デー
タも分けなくてよく、ラインメモリーも2個使用すれば
よく、列電極前駆動回路も1つになる。
この1行ずつのラインメモリーを用いた反転方式は、液
晶表示素子の駆動モジュールとして市販の通常の駆動モ
ジュールが使用できるという利点がある。
もちろん、ラインメモリーの代りにフレームメモリーを
用いてもよい。
この例では、原稿信号には中央の21−180の走査電
極が対応し1、計時回路からの現在時刻及び残時間の情
報の信号には下方の181〜200の走査電極が対応し
、パソコンからの緊急情報の信号には情報の1〜20の
走査電極が対応するようにされた。
このようなプロンプターを用いて表示した例を第2図に
示す。
第2図の例では、ニュースの原稿情報は縦書きで11の
部分に表示され、上下に他の画像情報である現在時刻1
2(左下隅)、残時間13(右下隅)及び緊急情報14
(右上隅)を表示する部分が設けられている。
これらの表示は、緊急情報表示を除いて常に表示するよ
うにされていてもよいし、特定に時にのみ、例えば、残
時間が1分を切った場合にのみ表示するようにされてい
てもよいし、その部分のみリバース表示とされたり、点
滅表示にされたり、中間調表示とされたりしてもよいし
、スイッチ動作でオンオフされるようにされても良い。
緊急情報表示は、例えば地震発生というような緊急時に
のみ表示するようにされればよい。
このほか、残時間表示の代りに残りのニュースの数を表
示したり、次に話すアナウンサーの名前や放送局名を表
示したりするようにしてもよい。また、緊急情報表示の
代りに、1打金てを使って、ミスの訂正、今後の進行等
アナウンサーに連絡したい事項の表示を行ってもよい。
また、時計の回路等簡単に組み込み可能な回路は、この
プロンプターに内蔵させるようにしてもよい、また、緊
急情報の信号をパソコンからではなく、他のカメラで操
影したものを用いたり、このプロンプターに内蔵した文
字発生回路から供給してもよい。
実施例2 実施例1のプロンプターの原稿信号をAD変換して後、
ラインメモリーに書込む際に、走査電極の1〜20行目
にはパソコンからの緊急情報のデジタル信号を供給し、
次の21〜180行目には原稿信号のデジタル信号を供
給し、次の181〜200の行目には計時回路からの現
在時刻及び残時間の情報のデジタル信号を供給して表示
を行うようにした外は実施例1と同様のプロンプターを
作成した。
なお、この場合、現在時刻及び残時間の情報の信号及び
緊急情報の信号は、反転して取り出されて正しく見える
ようにラインメモリーに逆向きに書き込まれるようにし
た。
このプロンプターは実施例1と同様の表示が可能であっ
た。
実施例3 実施例1のプロンプターの原稿信号をAD変換して後、
ラインメモリーに書込む際に、ラインメモリーの代りに
フレームメモリーを使用して、走査電極の1〜20行目
に相当するメモリーにはパソコンからの緊急情報のデジ
タル信号を書込み、21〜180行目に相当するメモリ
ーには原稿信号のデジタル信号を書込み、181〜20
0行目に相当するメモリーには計時回路からの現在時刻
及び残時間の情報のデジタル信号を書込み、このフレー
ムメモリーの内容を左右逆に取り出すようにして駆動し
て表示を行うようにした外は実施例1と同様のプロンプ
ターを作成した。
なお、この場合、現在時刻及び残時間の情報の信号及び
緊急情報の信号は、反転して取り出されて正しく見える
ようにフレームメモリーに左右反転して書き込まれるよ
うにした。
このプロンプターは実施例1と同様の表示が可能であっ
た。
実施例4 実施例3の原稿信号を予めパソコンに記憶させておいた
データを呼び出して作成し、現在時刻及び残時間の情報
の信号及び緊急情報の信号は、そのまま書き込み、フレ
ームメモリーからそのまま取り出して駆動して表示を行
うようにした外は実施例1と同様のプロンプターを作成
した。
このプロンプターは、原稿の表示の移動を原稿を手で移
動させる代わりに、キーで左右にスクロールさせて行う
外は、実施例1と同様の表示が可能であった。
実施例5 実施例1.2.3.4のプロンプターの液晶表示素子の
上部の20本の走査電極部分に赤色のカラーフィルター
を設けた。
このプロンプターを実施例1.2.3.4と同様に使用
した場合、いずれも緊急情報表示がなされた際には、そ
の表示のみが赤色で表示され、緊急情報表示がよく認識
できた。
実施例6 実施例1.2.3.4のプロンプターの液晶表示素子の
右下部に赤色のLEDを併置し、通常の使用時にはLE
Dを点灯しないで使用し、残り時間が1分を切った時に
はLEDが点灯するようにした。
このプロンプターを実施例1.2.3.4と同様に使用
した場合、いずれも残り時間が1分を切った時には、残
り時間が赤色で表示され、残り時間がよく認識できた。
実施例7 実施例1.2.3.4の液晶セルに、90°ツイストで
全面にベタ電極を設けた液晶セルを積層し、それらを偏
光軸をほぼ直交するように配置した一対の偏光板の間に
挟持した外は実施例1.2.3.4と同様のプロンプタ
ーを作成した。
このプロンプターを実施例1.2.3.4と同様に使用
した場合、緊急情報表示をする際に、ベタ電極を設けた
液晶セルの電極間に電圧を印加したところ、いずれも全
体の表示がポジ表示(明るい背景に黒の表示)となり、
通常の場合とは全体の表示が変わって、緊急情報表示が
よ(認識できた。
これらの実施例では、平面型表示素子として液晶表示素
子を使用した例を示したが、液晶表示素子以外の平面型
表示素子であるエレクトロルミネッセンス表示素子、プ
ラズマ表示素子等の行電極群と列電極群とを駆動する平
面型表示素子にも使用できることは明らかである。
また、地震発生時のような事態には、平面型表示素子全
体に伝達事項を表示するようにしてもよい、即ち、あら
かじめ地震発生時の伝達メツセージ、例λば、「地震が
発生しました。落ち看いて直ちに火を消して、落下物を
生じない場所に非難して下さい。」というようなメツセ
ージを記憶させておき、地震発生時にはこのメツセージ
が平面型表示素子の真ん中に表示されるようにしてもよ
い。
[発明の効果] 本発明のプロンプターは、原稿の表示とともに、その表
示画面の一部に時刻表示、残時間表示、連絡事項等を簡
単に表示できるので、時計等を別途持っていく必要もな
く、アナウンサーが時計を見るためにキョロキョロする
必要がない、また、アナウンサーに急いで知らせたい事
項があっても、平面型表示素子に表示することにより、
容易に連絡でき、原稿を読んでいる間に、他の人が画面
に登場してアナウンサーに連絡する必要もない。
特に、現在時刻、経過時間、残時間等の時間情報、緊急
情報、ミスの修正等が極めて容易にアナウンサーに伝達
できる。
また、このプロンプターは平面型表示素子を用いている
ため、従来のCRTによるプロンプターに比してその重
量がはるかに軽く、小型の撮影用カメラに容易に取り付
けて使用することができるし、その持ち運びも極めて容
易である。
このようなプロンプターを使用することにより、アナウ
ンサーは撮影用カメラのレンズの方向を向いたまま、自
分で直接机の上の原稿を読むように原稿を机の上で移動
させて、原稿を読むことができる。特に、先を飛ばして
見たり、前の部分を見立したりすることも撮影用カメラ
のレンズの方向を向いたまま自由にできる。
本発明は、本発明の効果を害しない範囲内で、種々の応
用が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のプロンプターの使用状態を示す側面
図であ゛る。 第2図は、本発明のプロンプターによる表示の例を示す
平面図。 撮影用カメラ    ・ l ハーフミラ−・ 2 平面型表示素子   ; 3 机             : 4 原稿        = 5 原稿操影用カメラ  : 6 原稿信号      = 7 他の画像の信号   : 8 駆動回路      : 9 第  1  図 第2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)行電極群と列電極群とを有し、その交点に形成さ
    れた画素を組み合わせて表示を行う平面型表示素子と、
    原稿撮影用カメラと、該原稿撮影用カメラで撮影された
    信号を受け該平面型表示素子の行電極毎に列電極群を線
    順次駆動するための駆動回路と、該平面型表示素子の像
    を反射するハーフミラーとからなるプロンプターにおい
    て、該原稿撮影用カメラで撮影された原稿信号に他の画
    像の信号を付加して表示する回路を設けたことを特徴と
    したプロンプター。
  2. (2)請求項1記載のプロンプターにおいて、アナログ
    の原稿信号にアナログの他の画像の信号を付加して、こ
    れをAD変換して平面型表示素子を駆動することを特徴
    としたプロンプター。
  3. (3)請求項1記載のプロンプターにおいて、アナログ
    の原稿信号をAD変換した後、デジタルの他の画像を信
    号を付加して、平面型表示素子を駆動することを特徴と
    したプロンプター。
  4. (4)行電極群と列電極群とを有し、その交点に形成さ
    れた画素を組み合わせて表示を行う平面型表示素子と、
    原稿信号を受け該平面型表示素子の行電極毎に列電極群
    を線順次駆動するための駆動回路と、該平面型表示素子
    の像を反射するハーフミラーとからなるプロンプターに
    おいて、デジタルの原稿信号にデジタルの他の画像の信
    号を付加して表示する回路を設けたことを特徴としたプ
    ロンプター。
  5. (5)請求項1〜4のいずれか記載のプロンプターを、
    そのハーフミラーが撮影用カメラのレンズの前にくるよ
    うに配置したことを特徴とするカメラ。
JP63122012A 1988-05-20 1988-05-20 プロンプター及びカメラ Pending JPH01292972A (ja)

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