JPH01292659A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH01292659A
JPH01292659A JP63120466A JP12046688A JPH01292659A JP H01292659 A JPH01292659 A JP H01292659A JP 63120466 A JP63120466 A JP 63120466A JP 12046688 A JP12046688 A JP 12046688A JP H01292659 A JPH01292659 A JP H01292659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
vibration
reel stand
take
Prior art date
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Pending
Application number
JP63120466A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Satake
一郎 佐竹
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63120466A priority Critical patent/JPH01292659A/ja
Publication of JPH01292659A publication Critical patent/JPH01292659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高速のサーチ走行中に発生する磁気テープの
共振現象を抑圧する磁気記録再生装置に関する。
(従来の技術) 近時、DAT(ディジタル・オーディオテープレコーダ
)が音質の良いところからもてはやされており、そのD
ATは供給リール台2巻取リール台の両リールを制御す
る磁気テープ(以下、単にテープという)を定常走行よ
りも数十倍から数百倍の高速で走行させて、記録されて
いる音楽曲の開始点あるいは時間表示点、音楽曲の記録
順位等を示す信号を読取る高速サーチを可能にして操作
機能を高めている。
一般に、テープの高速サーチは供給リール台および巻取
リール台それぞれに設けた回転周期検出器を用いて回転
速度を検出し、それらの検出出力の加算成分と予め設定
した速度の回転に相応する周期信号との比較をして得た
誤差出力により、巻取リールの駆動部を制御して、テー
プ速度を一定に保つように両リールを制御している。
第5図は上記した従来の磁気記録再生装置のテ−プ制御
を説明する図で、1は音楽的が記録されているテープで
、リールボスト2,3.ガイドボスト4,5および回転
シリンダヘッド6によって支持されている。7はテープ
1の供給リール台で、その側周に近接させて周期検出器
8が固定されており、その出力は増幅器9によって増幅
され、回転の周期検出出力が周期−電圧変換器10に印
加される。また、11はテープ1の巻取リール台で、上
記と同様に巻取リールの周期検出器12が取付けてあり
、その出力は増幅器13によって増幅され、周期−電圧
変換器14に印加され、その変換出力と前記周期−電圧
変換器10の出力が加算器15により加算されて、予め
設定したテープ1の定常走行速度に対応する電圧を発生
する基準電圧発生器16の出力と比較器17によって比
較し、その比較差出力をリールモータ制御器18に加え
てリール駆動モータ19の回転を一定にするように制御
される。なお、20はリール駆動モータ19の回転を巻
取リール台11に伝達するタイミングベルトである。
従来、DATの高速サーチは、以上のような構成によっ
て供給リール台7および巻取リール台11の回転周期を
制御する、いわゆる両リール制御によって行なわれてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような回転制御を行なう磁気記録
再生装置においては、供給リール台7を常にテープ1の
走行方向と逆方向にテンションをかけるパックテンショ
ンの変動、供給リール台7゜巻取リール台11との回転
トルクの不均一性、テープ1のテープ通路による負荷変
動、リールボスト2.3およびガイドボスト4,5の取
付は誤差、テープ1の供給リール台7からの引出し角度
の変動、テープ1の弾性、あるいはリールハブのガタッ
キ等のテープ走行系の媒体による影響等、種々の要因に
よってテープ1の共振状態が発生する。
第6図はその共振状態を示す態様図で、正規の走行aを
しているテープ1は、その厚み方向にbのように振動し
、以後、共振状態となる。
第7図は高速サーチ中に供給リール台7のパックテンシ
ョンに変動を生ずる場合のテープ1の振動の様子を示す
もので、横軸が時間軸、縦軸はリールの回転速度を示し
、時点T1は供給および巻取面リール台に巻かれている
テープ1の量がほぼ等しい時、すなわちテープ1のほぼ
中央付近で供給リール台7のパックテンションが急に低
下する時点であり、c、dはそれぞれ供給リール台7゜
巻取リール台11の回転速度の変化を表わしており、供
給リール台7のパックテンションが時点T1で下がった
場合、その供給リール台7はテープ1の張力によって勢
い強く引張られ、回転速度が上昇する。高速サーチ中は
両リールが制御されているから、その回転上昇により反
対の巻取リール台11の回転は低下し、それによりテー
プ1は弛緩し、供給リール台7の回転はそのパックテン
ションにより低下する。供給リール台7の回転速度が低
下すると、巻取リール台11は回転を上げようとするが
、テープ1は弛緩しているため、巻取リール台11は瞬
時に加速されて、テープ1の上記弛緩が解消する時点で
のテープ速度は、予め設定されたテープ速度よりも速く
なってしまう。したがって、供給リール台7は勢いよく
テープ1に引かれ、回転速度は再び定常速度より速くな
り、以後、上記を繰り返して共振状態となり、第6図す
のようにテープ1の厚み方向に振動し始め、振動は回転
シリンダヘッド6上でも発生してテープ1上の情報記録
が読取れず、サーチすることができなくなる。
なお、上記のような共振を抑えるには、リールモータ制
御系の速度制御利得を下げることが一般に行なわれる。
この速度制御利得とは、リール駆動モータに外部から不
均一の力、っまり外乱が加わった場合、その外乱の影響
を打消す割合であるが、利得の高いときは外乱に対して
制御能力はあるが、上述したように両リール制御を保っ
ときは、共振的な不正規回転になる場合がある。
また、利得が低い場合は外乱の影響を受けやすく不安定
になるが、巻取リール台の張力が低下して供給リール台
のパックテンションが低い場合は、巻取リール台のテー
プを引く勢いがなく、そのため供給リール台は加速され
ない。また、パックテンションが上がった場合は、巻取
リール台は供給リール台のテープの張力に追随して両リ
ールが共振状態にはならない。しかし、常時速度制御利
得を下げておくとリール駆動モータは外乱の影響を受け
やすくなり、そのため、テープの張力が変動することに
より巻取リール台の回転が変動し、安定なテープ速度を
保つことが困難になる。
本発明は上述に鑑み、DAT等における高速サーチ走行
時におけるテープの不規則な振動を速やかに抑圧して、
高速サーチの性能を向上させる磁気記録再生装置の提供
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を、DAT等の磁気記録再生装置に
おいて、高速走行時の磁気テープの厚み方向の振動を検
出し、その振動の大きさに対応する電気的波形を出力す
る振動検出器と、′その出力を用いてリールモータ制御
器に有する供給リール台および巻取リール台の回転速度
制御利得を変化させる速度制御利得可変器を備えて、そ
の利得を制御し供給リール台および巻取リール台の両り
−ル台の回転周期の和を一定にする構成によって達成す
る。
(作 用) 以上のように構成する本発明によれば、振動検出器がテ
ープに接触することなく光学的にテープの振動を検出し
、その検出出力に応じてモータ制御系の速度制御利得を
制御して両リールの制御能力を抑えて、巻取リール台は
テープの張力に追随するようになり、両リール台の不正
規な回転が止まってテープの振動が抑えられ、したがっ
て、信頼性の高い高速サーチが可能になる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のリール駆動部を示すブロッ
ク図で、以下、説明しない符号は前図迄と同じものを指
し、その他の符号21は振動検出器で、ガイドポスト4
とリールポスト2の中間にテープ1に添わせて固定され
ており、テープ1の厚み方向の振動を電気的に検出する
。その検出出力は検出信号増幅器22によって増幅され
て、検波器=7− 23に印加される。ここでは上記検出信号増幅器22の
出力を包絡線検波し、テープ1の振動を検出した電圧を
直流変換する。24はリールモータ制御器18の内部に
設けた、検波器23が出力する直流電圧に応じてリール
モータの速度制御利得を抑制する速度制御利得可変器で
ある。
第2図は本発明によって制御される供給リール台72巻
取リール台11の回転変化を示す図で、e。
fはそれぞれ供給リール台7および巻取リール台11の
回転速度の変化を示している。
本発明は以上のように構成され、次のように動作する。
まず、高速サーチによって供給リール台79巻取リール
台11はテープ走行系を形成する媒体の影響により、上
記第2図e、fのように時点T1において互いに逆方向
に加速され、不正規な回転を始めると、テープ1は第6
図で示した破線すのように厚み方向に振動する。その振
動は、振動検出器21により光学的に検出される。
第3図は振動検出器21の振動検出を説明する図で、テ
ープ1の振動は、振動検出器21に有する半導体発光素
子25の発光を入射光26としてテープ1に照射させ、
その反射光27を半導体受光素子28で受光し、その強
度変化を負荷抵抗29から両端から電気出力として取り
出すものである。
第4図は上記のようにして得られるテープ1の振動の検
出電圧の波形図で、gは第3図の負荷抵抗29の両端か
ら取り出した、テープ1の振動を電圧変換した出力で、
供給リール台7と巻取リール台11のテープ巻量がほぼ
同じになる時点T1以降にテープ1の振動が始まること
を示しており、その振動検出器21の検出信号は、前述
したように検出信号増幅器22を経て検波器23により
包絡線検波され、直流電圧に変換される。その直流電圧
は、リールモータ制御器18の速度制御利得可変器24
に印加され、電圧が上昇すれば利得を下げるように、言
換えればテープ1の振動が大きくなれば利得を下げさせ
る利得制御を行なう。このように利得制御することによ
り、両リールの制御能力が低下し、第2図のように時点
T2以降は供給リール台7の不正規の回転eに対して巻
取リール台11の回転fは両リール制御によって追随し
なくなり、テープ1の張力に追随して回転する。。
以上のようにして、両リール台は互いに逆方向に加速す
ることなく共振を伴う不正規な回転が振動とともに抑圧
され、したがって、振動検出器21の出力も低下し、リ
ールモータ制御器18の速度制御利得は初期値に戻って
、’ra(第2図)以後のテープ1は安定に高速走行し
、したがって、信頼のあるサーチが可能になる。
以上、本発明の一実施例を説明したが、振動検出器21
をガイドボスト5とリールボスト3との回転に添接させ
ても同じ結果が得られることは当然であり、また、テー
プ上のサーチ方向を逆方向にしてもよく、その場合は、
タイミングベルト20はリール駆動モータ19から供給
リール台7に付替えられる。なお、本発明はタイミング
ベルトの代わりに転接歯車を使用した場合も同様に動作
する。
(発明の効果) 以上、詳細に説明して明らかなように、本発明は、両リ
ールを制御する磁気記録再生装置において、テープの高
速走行時、その厚み方向の振動を検出し、その検出出力
を用いてリールモータの回転速度制御利得を回転速度に
反比例するように制御する力ごら、高速サーチ時のテー
プ走行系を形成する媒体の影響で発生する両リール台の
不規則な回転を抑制し、同時にテープの振動を抑えるの
で、したがって、R−DAT等に用いて安定して記録が
読取れる高速サーチが可能な効果が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
リールの回転速度を示す態様図、第3図は振動検出器の
説明図、第4図は振動検出器の電圧出力波形図、第5図
は従来の磁気記録再生装置のリール駆動部を示すブロッ
ク図、第6図はテープの振動現象の説明図、第7図はリ
ールの回転速度の変化を示す図である。 1・・・磁気テープ(テープと略す)、 6・・・回転
シリンダヘッド、  7・・・供給リール台、8.12
・・・周期検出器、 9,13・・・増幅器、10、1
4・・・周期−電圧変換器、 11・・・巻取リール台
、 15・・・加算器、 16・・・基準電圧発生器、
 17・・・比較器、 18・・・リールモータ制御器
、 19・・・リール駆動モータ、 21・・・振動検
出器、 22・・・検出信号増幅器、 23・2・検波
器、 24・・・速度制御利得可変器。 特許出願人 松下電器産業株式会社 =12− 第1図 17昆較唇 第2図 M間(T) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 □8!間(T)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速走行時の磁気テープの厚み方向の振動を検出
    し、その振動の大きさに対応する電気的波形を出力する
    振動検出器と、その出力を用いてリールモータ制御器に
    有する供給リール台および巻取リール台の回転速度制御
    利得を調整する速度制御利得可変器を備えて、その利得
    を制御し供給リール台および巻取リール台の両リール台
    の回転周期の和を一定にすることを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. (2)振動検出器は半導体発光素子の発光出力を磁気テ
    ープから反射させ、それを受光する構成としたことを特
    徴とする請求項(1)記載の磁気記録再生装置。
JP63120466A 1988-05-19 1988-05-19 磁気記録再生装置 Pending JPH01292659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63120466A JPH01292659A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63120466A JPH01292659A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01292659A true JPH01292659A (ja) 1989-11-24

Family

ID=14786864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63120466A Pending JPH01292659A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH01292659A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2371540B (en) * 2000-12-07 2004-03-10 Future Sea Technologies Inc Plankton mitigation system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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