JPH0129255Y2 - - Google Patents

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JPH0129255Y2
JPH0129255Y2 JP1986117379U JP11737986U JPH0129255Y2 JP H0129255 Y2 JPH0129255 Y2 JP H0129255Y2 JP 1986117379 U JP1986117379 U JP 1986117379U JP 11737986 U JP11737986 U JP 11737986U JP H0129255 Y2 JPH0129255 Y2 JP H0129255Y2
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JP
Japan
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metal fittings
filament
knitting needles
knitting
diameter parts
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JP1986117379U
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JPS6324288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は手編みによる毛糸編みに用いる輪針
の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の輪針は、一対の竹製、金属製、合成樹脂
製等の編針と、可撓性を有する合成樹脂製、金属
製等の線条体と、上記両編針の後端に取付けられ
る両編針と線条体とを連結する一対の金具とから
なる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 一般に輪針は、編成時に編み物が円滑に移行す
るようにするため、両編針、両金具、線条体及び
これらの接合部は滑らかに形成されている必要が
ある。
ところが、線条体が射出成型で成型されている
場合には、線条体に金型の合わせラインや樹脂注
入口の跡のバリが残る欠点があり、従来は、これ
らを成型後に取除き線条体を滑らかにしていた
が、その作業は煩わしく改善が望まれていた。ま
た、線条体成型用の金型の精度が低下すると、線
条体の寸法精度が低下して線条体と両金具の接合
部に段差が生じることがある。この場合でも、従
来はその接合部をみがくことにより段差を解消し
ていた。
一方、線条体を押出成型で成型した輪針として
は、第4図a,bに示すものが挙げられる。この
場合には上記問題点は解消できるが、第4図aで
は、竹針1aとナイロン製の線条体2aとを連結
する金具3aと、線条体2aとの接合部に毛糸が
引つかかる場合があり、また第4図bではアルミ
ニウム針1bとナイロン製の線条体2bとの接合
部に毛糸が引つかかる場合があつた。
この考案は以上の事情に鑑みなされたもので、
線条体を押出成型で成型し滑らかで引つかかりの
ない輪針の提供を目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は輪針であつて、一対の編針と、押出
成型によつて成型された可撓性を有する合成樹脂
製の線条体と、一対の筒状の金具とを備え、前記
両編針の後端を前記金具の肉厚分だけ細くした細
径部で形成するとともに、両金具を両編針の細径
部に係合する太径部と、線条体が係合挿通する細
径部とで構成し、線条体の両端部を両金具の細径
部に挿通した後にその両端部を扁平に潰して係止
部を形成するとともに、両金具の太径部を編針の
細径部に係合させておいて両金具の太径部の少な
くとも先端部をカシメて両金具を両編針に固着
し、かつ線条体の両係止部を両金具の細径部内に
当接させた状態において両金具の細径部の少なく
とも先端部をカシメて線条体を両金具に固着し両
編針と線条体とを連結したことを特徴とする輪針
連結したものである。
(ホ) 実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案は限定される
ものではない。
第1図において輪針は、一対の竹製の編針1
と、押出成型によつて成型された可撓性を有すナ
イロン製の線条体2と、一対の筒状の金具3とか
らなる。
両編針1には、第2図に示すようにその後端を
金具3の肉厚分だけ細くして形成した細径部4が
設けられており、両金具1は第3図に示すように
両編金11の細径部4に係合する太径部5と、線
条体2が係合挿通する細径部6とで構成されてい
る。
線条体2には、第2図に示すように、線条体2
の両端部を両金具3の細径部6に挿通した後に、
その両端部を加熱して扁平に潰して形成した係止
部7が設けられている。
両金具3は、その太径部5を編針1の細径部4
に係合させておいてその係合部を接着剤で接着し
た後に、第2図に示すようにその太径部5の先端
部8と中間部9をその円周向きにカシメて両編針
1に固着される。この際、編針1の細径部4は金
具3の肉厚分だけ細く形成されているため、編針
1の外周面と金具3の外周面とは面一となり、編
針1と金具3とは滑らかに連結される。
線条体2は、その両方係止部7が両金具3の細
径部6の内部に当接させた状態で、第2図に示す
ように両金具3の細径部6の先端部10と中間部
11をその円周向きにカシメて両金具3に固着さ
れる。この際、線条体2がナイロン製であるた
め、細径部6のカシメ部10が線条体2に喰い込
んで、その外周面と線条体2の外周面とは面一と
なり、線条体2と金具の細径部6とは滑らかに連
結される。
なお、上記カシメの順序は、まず線条体2と金
具3とをカシメた後に、編針1と金具3とをカシ
メる。
編針1の材質としては、竹、合成樹脂及び金属
が好ましい例として挙げられるが、この中でも特
に竹が好ましい。また、線条体2は、ナイロン製
の他に、塩化ビニール製のものであつてもよく、
金具3はアルミニウム、ステンレス綱等の金属か
らなる。
以上のように、線条体2が押出成型で成型され
ているため、成型後にバリ取り等の後処理をする
ことなく、線条体2を滑らかな状態で成型するこ
とができる。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、輪針を従来より簡単に製作
することができると同時に編針、金具及び線条体
がそれぞれの接合部接点において円周向きにカシ
メられることによりそれぞれの外周面が面一とな
り編成時に毛糸が円滑に移行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図のA部拡大断面図、第3図はこの考
案に用いられる金具の拡大斜視図、第4図a,b
は従来例の要部断面図である。 1……編針、2……線条体、3……金具、4…
…編針の細径部、5……金具の太径部、6……金
具の細径部、7……係止部、8〜11……カシメ
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の編針と、押出成型によつて成型された可
    撓性を有する合成樹脂製の線条体と、一対の筒状
    の金具とを備え、前記両編針の後端を前記金具の
    肉厚分だけ細くした細径部で形成するとともに、
    両金具を両編針の細径部に係合する太径部と、線
    条体が係合挿通する細径部とで構成し、線条体の
    両端部を両金具の細径部に挿通した後にその両端
    部を扁平に潰して係止部を形成するとともに、両
    金具の太径部を編針の細径部に係合させておいて
    両金具の太径部の少なくとも先端部をカシメて両
    金具を両編針に固着し、かつ線条体の両係止部を
    両金具の細径部内に当接させた状態において両金
    具の細径部の少なくとも先端部をカシメて線条体
    を両金具に固着し両編針と線条体とを連結したこ
    とを特徴とする輪針。
JP1986117379U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0129255Y2 (ja)

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JPS6324288U JPS6324288U (ja) 1988-02-17
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