JPH01291936A - 耐摩耗性シートの製造方法 - Google Patents
耐摩耗性シートの製造方法Info
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- JPH01291936A JPH01291936A JP63123460A JP12346088A JPH01291936A JP H01291936 A JPH01291936 A JP H01291936A JP 63123460 A JP63123460 A JP 63123460A JP 12346088 A JP12346088 A JP 12346088A JP H01291936 A JPH01291936 A JP H01291936A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐摩耗性を必要とするプーリー等の機械部品や
装置類、あるいは粉粒体を搬送するためのシュート、バ
イブ、ホッパー、インペラー等に接着ライニングしてそ
の摩耗を防止して長寿命化を図るようにした耐摩耗性シ
ートの製造方法に関するものである。
装置類、あるいは粉粒体を搬送するためのシュート、バ
イブ、ホッパー、インペラー等に接着ライニングしてそ
の摩耗を防止して長寿命化を図るようにした耐摩耗性シ
ートの製造方法に関するものである。
従来のこの種の耐摩耗性シートとしては例えば実開昭6
1−148623号に示すものがある。すなわち、この
シートは、未加硫ゴムシートに方形状のセラミック小片
を多数縦横整列配置して形成され、これを適当な大きさ
にカットして被接着物に貼り、焼付加硫接着して用いる
。
1−148623号に示すものがある。すなわち、この
シートは、未加硫ゴムシートに方形状のセラミック小片
を多数縦横整列配置して形成され、これを適当な大きさ
にカットして被接着物に貼り、焼付加硫接着して用いる
。
しかしながら、この耐摩耗性シートを製造する場合には
、ゴムシート上に1個1個セラミック小片を整列配置し
なければならず、大変繁雑な作業となり、コストアップ
につながるとともに、セラミック小片の微妙な大きさの
違いで各小片の間に隙間ができやす(、該隙間から摩耗
が進行するという課題があった。
、ゴムシート上に1個1個セラミック小片を整列配置し
なければならず、大変繁雑な作業となり、コストアップ
につながるとともに、セラミック小片の微妙な大きさの
違いで各小片の間に隙間ができやす(、該隙間から摩耗
が進行するという課題があった。
本発明はこのような従来の課題に着目してなされたもの
で、耐摩耗性シートを簡単な作業により得、コストダウ
ンを図るとともに、セラミック小片間の隙間をなくし摩
耗の進行を極力抑えるようにした耐摩耗性シートの製造
方法を提供することを目的とする。
で、耐摩耗性シートを簡単な作業により得、コストダウ
ンを図るとともに、セラミック小片間の隙間をなくし摩
耗の進行を極力抑えるようにした耐摩耗性シートの製造
方法を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するため、碁盤目状に切り溝
を入れた方形の焼結セラミックシートを形成し、この焼
結セラミックシートの裏面にゴムシートを接着して一体
化シートを形成し、次にこの一体化シートの焼結セラミ
ックシートを各切り溝に沿って切断して、前記ゴムシー
ト上に複数の方形セラミック小片が隙間なく整列した耐
摩耗性シートを得るようにしたものである。
を入れた方形の焼結セラミックシートを形成し、この焼
結セラミックシートの裏面にゴムシートを接着して一体
化シートを形成し、次にこの一体化シートの焼結セラミ
ックシートを各切り溝に沿って切断して、前記ゴムシー
ト上に複数の方形セラミック小片が隙間なく整列した耐
摩耗性シートを得るようにしたものである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
先ず第1図に示すように碁盤目状に切り溝1゜1、・・
・・・・が入った方形の焼結セラミックシート2を成形
しかつ焼成して形成する。セラミックシート2の材料と
しては耐摩耗性に優れた、アルミナ。
・・・・が入った方形の焼結セラミックシート2を成形
しかつ焼成して形成する。セラミックシート2の材料と
しては耐摩耗性に優れた、アルミナ。
炭化珪素、窒化珪素などを用いることができる。
このシート2の厚みは0.5〜20鶴の範囲が好ましい
。なぜならば、0.5以下では成形がむすかしく、また
耐摩耗効果も少ない。また20mm以上では屈曲性が少
なくなり装着の際の作業性に支障をきたす恐れがあるか
らである。縦横の各切り溝1,1゜・・・・・・の間隔
は5〜2ONの範囲が良く、これらにより囲まれる形が
正方形となることが好ましい。この間隔があまり小さい
と折れにくくなり、後の折り作業が大変となり、逆にあ
まり大きいとシートとしての屈曲性が劣ってくる。
。なぜならば、0.5以下では成形がむすかしく、また
耐摩耗効果も少ない。また20mm以上では屈曲性が少
なくなり装着の際の作業性に支障をきたす恐れがあるか
らである。縦横の各切り溝1,1゜・・・・・・の間隔
は5〜2ONの範囲が良く、これらにより囲まれる形が
正方形となることが好ましい。この間隔があまり小さい
と折れにくくなり、後の折り作業が大変となり、逆にあ
まり大きいとシートとしての屈曲性が劣ってくる。
切り溝1のエツジ部は、その厚みと等しい位の曲率をも
ったアール(R)をつけるのが好ましい。
ったアール(R)をつけるのが好ましい。
これにより、後述するシートの屈曲性も向上するもので
ある。
ある。
次に第2図に示すように、アルミ製などの型枠3の内面
にフッ素系の離型剤をあらかじめ塗布しておいてその中
に前記焼結セラミックシート2を配置し、その上から液
状ゴム4を流し込んで均一な厚みになるようにする。そ
の後この型枠3をオーブン等により加熱硬化(150℃
で約30分)させてから脱型させる。かくして焼結セラ
ミックシート2の裏面にゴムシート5が接着した一体化
シートロ (第3図参照)が形成される。
にフッ素系の離型剤をあらかじめ塗布しておいてその中
に前記焼結セラミックシート2を配置し、その上から液
状ゴム4を流し込んで均一な厚みになるようにする。そ
の後この型枠3をオーブン等により加熱硬化(150℃
で約30分)させてから脱型させる。かくして焼結セラ
ミックシート2の裏面にゴムシート5が接着した一体化
シートロ (第3図参照)が形成される。
液状ゴム4としてはシリコン、ウレタン、ポリブタジェ
ン、ポリエステル、アクリロニトリル。
ン、ポリエステル、アクリロニトリル。
ブタジェンコポリマー、液状クロロプレン、液状ポリサ
ルファイドなどいずれでも良いがこれらの中で、耐熱性
、耐久性、クツション性から、シリコーンが最も好まし
い。セラミック表面は粉粒体により激しく摩耗し高熱が
発生するので、ゴム基材の耐熱性が要求される。シリコ
ーンであれば200℃ぐらいの長期耐熱性を有する。シ
リコーンゴムの中で自己接着性に優れ、なおかつ流動性
を有し、高強度のものとして例えばトーレシリコーン(
株)製の5E1701が挙げられる。
ルファイドなどいずれでも良いがこれらの中で、耐熱性
、耐久性、クツション性から、シリコーンが最も好まし
い。セラミック表面は粉粒体により激しく摩耗し高熱が
発生するので、ゴム基材の耐熱性が要求される。シリコ
ーンであれば200℃ぐらいの長期耐熱性を有する。シ
リコーンゴムの中で自己接着性に優れ、なおかつ流動性
を有し、高強度のものとして例えばトーレシリコーン(
株)製の5E1701が挙げられる。
なお、ゴムシート5は液状ゴム4により形成する代わり
に、NR,スチレン、イソプレン、ブタジェン、ニトリ
ル、クロロプレン、アクリル、ウレタン、シリコーン等
の未加硫ゴムにより形成し、これを貼り合わせてから、
加硫接着させても効果は同じである。
に、NR,スチレン、イソプレン、ブタジェン、ニトリ
ル、クロロプレン、アクリル、ウレタン、シリコーン等
の未加硫ゴムにより形成し、これを貼り合わせてから、
加硫接着させても効果は同じである。
第4図に示すようなこの一体化シートロの焼結セラミッ
クシート2を碁盤7上に載せ、その切り溝1,1.・・
・・・・に沿ってカッター8で切断する。
クシート2を碁盤7上に載せ、その切り溝1,1.・・
・・・・に沿ってカッター8で切断する。
この切断を縦横とも行えば、ゴムシート5上に複数の方
形セラミック小片9,9.・・・・・・が1個1個離れ
かつ隙間なく整列した耐摩耗性シート10(第5図参照
)が得られる。
形セラミック小片9,9.・・・・・・が1個1個離れ
かつ隙間なく整列した耐摩耗性シート10(第5図参照
)が得られる。
なお、ゴムシート5の厚みとしては0.5〜1011の
範囲が好ましい。0.5flより薄いとゴム強度が充分
でなく、切れやすい。又10mm以上厚くてもその効果
の向上は望めなくかつ不経済である。
範囲が好ましい。0.5flより薄いとゴム強度が充分
でなく、切れやすい。又10mm以上厚くてもその効果
の向上は望めなくかつ不経済である。
このようにして得られた耐摩耗性シート10をたとえば
粉粒体の輸送用ホースの内面に接着材により隙間なく貼
りつけて使用すると、アルミナセラミックの強固な耐摩
耗性により、摩耗が防止され、輸送用ホースを長期間に
わたって使用できるようになる。この場合、各セラミッ
ク小片9,9.・・・・・・間には殆ど隙間がないため
、摩耗の進行を極力抑えることができる訳である。
粉粒体の輸送用ホースの内面に接着材により隙間なく貼
りつけて使用すると、アルミナセラミックの強固な耐摩
耗性により、摩耗が防止され、輸送用ホースを長期間に
わたって使用できるようになる。この場合、各セラミッ
ク小片9,9.・・・・・・間には殆ど隙間がないため
、摩耗の進行を極力抑えることができる訳である。
また耐摩耗性シート10の製造にあっては、従来のよう
に1個1個セラミック小片を並べるのではなく、ゴムシ
ート5上の焼結セラミックシート2を切断することによ
り、−挙に複数のセラミック小片9.9.・・・・・・
が形成されるため極めて簡単な作業により耐摩耗性シー
トを量産することができ、大幅なコストダウンが可能と
なる。
に1個1個セラミック小片を並べるのではなく、ゴムシ
ート5上の焼結セラミックシート2を切断することによ
り、−挙に複数のセラミック小片9.9.・・・・・・
が形成されるため極めて簡単な作業により耐摩耗性シー
トを量産することができ、大幅なコストダウンが可能と
なる。
以上説明してきたように、本発明によれば、耐摩耗性シ
ートを簡単な作業により得られ、これによりコストダウ
ンが図れるとともに、セラミック小片間の隙間が殆どな
くなり、摩耗の進行を極力抑えることができるという効
果が得られる。
ートを簡単な作業により得られ、これによりコストダウ
ンが図れるとともに、セラミック小片間の隙間が殆どな
くなり、摩耗の進行を極力抑えることができるという効
果が得られる。
第1図ないし第5図は夫々本発明方法を工程順に示した
説明図である。 1・・・・・・切り溝、2・・・・・・焼結セラミック
シート、5・・・・・・ゴムシート、6・・・・・・一
体化シート、8・・・・・・カッター、9・・・・・・
セラミック小片、10・・・・・・耐摩耗性シート。 箋l圏 働1.え、77ツー、 箋2目
説明図である。 1・・・・・・切り溝、2・・・・・・焼結セラミック
シート、5・・・・・・ゴムシート、6・・・・・・一
体化シート、8・・・・・・カッター、9・・・・・・
セラミック小片、10・・・・・・耐摩耗性シート。 箋l圏 働1.え、77ツー、 箋2目
Claims (1)
- 碁盤目状に切り溝を入れた方形の焼結セラミックシート
を形成し、この焼結セラミックシートの裏面にゴムシー
トを接着して一体化シートを形成し、次にこの一体化シ
ートの焼結セラミックシートを各切り溝に沿って切断し
て、前記ゴムシート上に複数の方形セラミック小片が隙
間なく整列した耐摩耗性シートを得るようにしたことを
特徴とする耐摩耗性シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123460A JPH01291936A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 耐摩耗性シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63123460A JPH01291936A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 耐摩耗性シートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01291936A true JPH01291936A (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=14861179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63123460A Pending JPH01291936A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 耐摩耗性シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01291936A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009113370A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Kitagawa Ind Co Ltd | セラミックシート |
US7924235B2 (en) | 2004-07-28 | 2011-04-12 | Panasonic Corporation | Antenna apparatus employing a ceramic member mounted on a flexible sheet |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63123460A patent/JPH01291936A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7924235B2 (en) | 2004-07-28 | 2011-04-12 | Panasonic Corporation | Antenna apparatus employing a ceramic member mounted on a flexible sheet |
US8507072B2 (en) | 2004-07-28 | 2013-08-13 | Panasonic Corporation | Antenna apparatus |
JP2009113370A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Kitagawa Ind Co Ltd | セラミックシート |
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