JPH01290783A - 融体金属の表面張力の低下と保温作用を行って、その金属の融点以下の温度で融体金属による瞬間的金属加工法に用いる金属塩溶、融液の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本方法は金属イオンの高濃度と酸性を低く調整した金属
塩の水溶液又は融液（溶剤、フラックス）で融体金属を
覆い、その表面張力を低下させ、保温された融体金属（
融滴）と、同−溶、融液で加工部分を覆った加工しよう
とする固体金属材料の加工部分の一部とを接触させて行
う融体金属による加工法に用いる溶、融液の製法に係る
。　融体金属の融点以下の温度の本性によって作られた
溶、融液の中に加工しようとする金属材料を入れ、之れ
に加工に用いる金属融′ａ（被覆の厚さと被加工材料の
大きさによって異なるが）１′ａ又は数滴を滴下してそ
の金属材料と接触させると金属融滴は固化する事なく溶
、＠漬で覆った全表面を瞬間的に融体金属が展延して被
覆する（表面の分子的欠陥中へも浸透する）、　この作
用は物理的作用であるから融体金属、被加工金属材料の
種類、金属の融点の高低によらないで行われ、用途は広
く応用は無限である。

【従来の技術】

本発明によって製造された金属塩の溶、融液な用いる金
属加工法は水溶、融液使用の直接範囲としては、現在行
われている一般金属表面処理法（電解メツキ、無電解メ
ツキ、力ロライジング、真空蒸着メツキ、スパッターリ
ング、一般防蝕、接着、ドブ漬は溶融メツキ）現行溶接
法、その他金属板の接合（クラッド）、金網のメツキと
接点の同時接合、金属材料の欠陥補修（ファティーグ、
ヒビ割れ、焼き割れ等の）粉末冶金法の焼結作業に代る
。　その他の応用面としては金属表面拡散浸透法の前処
理、表面硬装（超硬合金メツキ、硬質合金板の接Ｗ）、
特殊線材（単結晶鉄ヴイスカー、猫のヒゲ、金属ｍ線材
、ピアノ線に類するもの）を束にした新材料、炭素繊維
と金属の新素材（超超軽合金材）コンクリート、セラミ
ックスの表面及びその通気孔、空隙内面を電気伝導体と
したものに本発明溶、融液を用いた表面及び通気孔の金
属展延充填被覆等の加工、又従来のハンダ付以上に容易
に銅、銀、Ｎ１その他高融点金属合金による接着工作が
行われる、それ等によって電気工作等の故障率は著しく
低下する。　又複雑な内部構造の部品の鋳物の製作は従
来不可能であるが、本性の溶、融液を用いて別々に区分
した鋳物を朝立て一瞬にして個々の部品の境界を接着し
、−個の鋳物構造物とすると同時に表面処理（メツキ）
も行いうる。　その他高電気絶縁結晶化合物による銅線
及びその組立（コイル等）線材表面コーティング、高価
な特長ある金属、合金材を其価格に関係なく（白金、イ
リジュム、ハステロイ等の類）安価に少量で其特長を発
揮させる事が出来る（基油触媒、防蝕）、機械部品の部
分耐摩耗加工、消音（例、歯車表面をＰｂコーティング
する）、熱処理によって出現させた材ｔ［織に変化を与
えずに融体金属による加工の可能等枚挙に暇がない。 水溶、融液と異なるが、溶、′＃＆液を用いた融体金属
冷却過程に生じる表面張力の低下と起電力発生を基とし
た金属融体の伸展法が特許Ｎｏ、１０４８８１０　（特
許出願公告　昭５５−０４２１４３）に示されているが
、この方法では、融体金属と固体金属の接触による融体
の表面張力の低下とその他起電力発生の現象は相互（固
、融体）の熱容量差によって異なるから特許で求める数
々の条件の同時成立は難く、即再現性は低く工業的方法
とする事は困難である。　　水溶、融液の製造によりこ
の熱容量の差による不安定さを別個に取り出して除き、
その再現性を１００％としたものが本坊による高濃度金
属イオン溶、融Ｔαによるものである。

【発明が解決しようとするｒｌａ】

本願製法の金属塩の金属イオン高濃度溶、融液を用いる
事によって金属融体の表面張力低下と保温を同時に行い
うる条件を発見して之を融体金属と固体金属の接触以前
に行い、安定した状態で融体金属の順延を実現せしめた
ものである。　本願の溶、融液は金属イオン濃度が高く
微酸性で金属融体と作用せず金属イオンが融体金属の表
面を覆い表面張力が働かなくなると同時にその融体表面
に！気的に断熱層が生じるものと考えられる。　　この
溶融液の製法は金属イオンを溶、融液中に出来るだけ多
く存在せしめる為に電離度の高い酸を金属で溶解中和せ
しめる事によって作られるのも一方法で、その他強制的
に金属を溶解させる為に！気的に溶解、加熱、冷却遠心
力利用分別１１ｇｌ１！等多くの方法がある。　この融
体金属の表面張力低下と保７Ｈを目的としだ本方法によ
る濱、ｖｌｉｆｆは本願の如く金属融体を展延せしめる
方面以外に多くの有効な利用方面が存在すると考えられ
る。　例えば金属融体を自由な温度で表面張力を低下せ
しめ保温を全うした状嘘を保たしめた金属加工法を開拓
しつる可能性が多々存在する。　例えば本発明による溶
、融液を用いて超電導ｊｉ科、強磁性物質の製造等が考
えられる。

【発明の効果】

本発明の効果は鉄鋼を中心とする金属材−膜加工の中、
表面処理法は言うに及ばず、溶接、新素材の生産、その
他造船、建築（リヘット不用等）の方面即ち朝立、構成
に於ての操業の簡素化に大いに役立ちその作業の進Ｉ９
価格の低減等で事業の変貌が考えられる。　又半導体素
子製造への利用等も考えられる。 金属融滴を本発明の溶、融液によってその融点以下の温
度迄凝固する事なく持ち来し之を凝固せしめないで自由
に金属材料の表面に展延その油表面の欠陥空隙（分子的
も含めて）中へ浸透させる事は今日考えの及ばなかった
ものであり多くの金属加工技術に革命をもたらすもので
ある。

【実施例】

１、　Ｈｃｌ　１５％水溶液に陽極をＺｎ、陰極なＰｂ
として両極間に約１．２０Ｖ程度のり、Ｃ，てこの溶液
をＺｎｌ電解して中和させる如＜（Ｚｎの析出以下の電
圧）行いＰＨ６，７程度に迄液中にＺｎを溶かした１ｈ
Ｄを用いて鉄板（炭素鋼）　５．０ｃｍ　Ｘ　５．Ｏｃ
ｍ、厚さ１ｍｍの材料を酸洗、脱脂、水洗して上記の水
溶液中（深さ３〜４ｍｍ）に入れて、この上からＺｎを
アークで溶融して融滴約０．２〜０．５ｇを滴下（１滴
）鉄板に接触させた処−瞬に鉄板の全表面は（裏面も）
Ｚｎで完全に覆われが行われた。 ２、　Ｐｂｃ１２２、Ｆｅｃｌｘ　ｌ、Ｚｎｃ１２７　
（ｍ、ｐ、　１５０Ｃ程度）を２８０−Ｃに熱して之に
約３％のＮＨａｅｌ　を溶かした、この融液をＺ’ｎを
両柵としてＡ、Ｃ，！、５Ｖ程度でＺｎを溶解し、この
融液中にＦｅ−Ｚｎを２柵として（ｍｖメーターを用い
て）、このＦｅ板に融液が殆ど作用しなくなる迄Ｚｎを
溶解し、この′＠液を用いて２００・Ｃとしたその中に
実施例１゜同様のＦｅ板を入れ深さ１ｃｍ程度として上
方からアークで銅電線を溶融した融滴１個（０，５ｇ程
度）を落し鉄板に接触させた処、鉄板の全表面を瞬間的
にＣｕでくまなく覆った。　　このＣｕ融滴の代わりに
真情、青銅を用いても同様に夫々によって被覆された。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、金属（合金、金属化合物、之等に準じた電導性結晶
   質化合物を含む）融体の表面張力の低下と保温を目的と
   して、金属（１種又は数種）イオン濃度の高い微酸性金
   属塩溶、融液で覆った固体の被処理体（金属と電導体と
   した非金属材料）とを接触させて、金属融体の融点以下
   の環境温度で瞬間的に行う金属融体による金属材料加工
   法に用いる融体金属と被加工体金属の加工しようとする
   表面の部分を覆う溶、融液の製法。