JPH01289889A - 冷却剤 - Google Patents

冷却剤

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JPH01289889A
JPH01289889A JP63119747A JP11974788A JPH01289889A JP H01289889 A JPH01289889 A JP H01289889A JP 63119747 A JP63119747 A JP 63119747A JP 11974788 A JP11974788 A JP 11974788A JP H01289889 A JPH01289889 A JP H01289889A
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JP
Japan
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water
drug
bag
temperature
chemical
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Pending
Application number
JP63119747A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mizumaki
水牧 勝美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Kashiwa Kagaku Kogyo KK filed Critical Kashiwa Kagaku Kogyo KK
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は薬物が水に溶解するに温度が下る現象を利用し
て、他物体を冷却しまた冷感を得る冷却剤に関するもの
である。
この種の冷却剤は、釣り、海水浴等のレジャースポーツ
に、食品の趣好的冷却に、あるいは急患に対する処置に
、簡便な目的で広範囲に利用される。
〔従来の技術〕
水に溶解する際、負の溶解熱(吸熱=ΔH)を呈する薬
剤として例えば第1表に掲げる。
第  1  表 薬剤      6.− 溶解熱ΔH冷却熱量(ca 
11 /g) 八gSCN            165.95  
   21.3      128.35H3B036
1.83   5.3   85.72NH,CN  
    53.49   3.92   73.28N
H,1ICO379,006,886,08NH4N、
       60.04   6.74  112.
22NH4NO264,046,093,69NH4N
ot      80.04   6.32   79
.0ONH,OCN      70.02   4.
4   62.63(NLLPO4・3H20212,
9613,965,2NH,SCN      76、
i2   6.23   81.84NazB、ot−
10Hz0 381.37  25.8   67.6
5NaJPOn・12Hz0 358.14  22.
74   63.49g  −7スパラギン酸    
133.11       B、0       60
.19ルチル酸          138.2   
    8.5       61.5シユウ酸 ・ 
2Hz0     126.4       8.44
      66.7硝酸ブ7ニジン       1
38.0      10.7       77.5
硝酸尿素  ’133.0   10.7   80.
5第1表に掲げる他、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウ
ム、尿素、カルバミン酸アンモン、炭酸アンモニウム、
硝酸カルシウム、結晶塩化カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、チオシアンカリウム等も用いられる化合物である。
このうち、薬物によって毒性を示すもの、爆発性のある
もの、容器を腐食するもの、悪臭のあるもの等はその用
途が限定される。これら吸熱を示す薬物を、(イ)樹脂
製またアルミニウム製の袋に入れ、別に水を袋に入れ両
方を合することによる冷却用製品は已に知られたところ
である。また(口)二剤型として片方を結晶水をもつ化
合物として、他方を吸熱性薬剤とし両者混合することに
よって混合物は液状となり、双方の溶解熱を利用する方
法(例えばNazSO。
・10HzO+ NH4N(h) も知られたところで
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明が対象とする冷却剤はその簡便性を第1主眼とす
る故に携帯的で使用法が筒便かつコスト的に安価になけ
ればならない。
前項に記した(イ)は水を袋に入れであるため運搬運送
時に、袋が破れるケースが多くその場合水がこぼれて他
物を汚す欠点がある。そのため吸熱薬剤だけを入れ、水
は使用時に入れる商品もあるが、何処でも水があるわけ
でなく緊急時は困る。
(ロ)はこの点改良されているが、供水源として用いら
れる結晶水をもつ化合物の多くは脱水転移温度が比較的
低(、この温度を繰返し履歴すると内容物は固化して、
使用時の混合がスムースに行かなくなる。この目的に使
用可能な薬剤と脱水温度を示すと次の通りである。
第   2   表 NazCO*’10HzO32,08℃NatSOa 
’ 10Hz0 32.4NazPO4・12H207
3,4 NazHPOa ・12Hzo  34.6NatSO
z’7HzO150,0 NazSiOi ・9HzO47,O MatBaOr ・10HzO75,0Aβz(SO4
)3・18HzO86,0Aj!(NO3)3・9n、
o  70.0CaCj! 2 ・6H2030,0 Ba(OH)z ・88z0       78.0C
r(NOs):+ ’ 9HzO66,5Fe(No、
):l ・9)1z0      47.2上記のうち
毒性・危険性のあるものは省かれるべく、また着色のあ
るものも望ましくない。これらの多分子の結晶水を含む
ものは、室内において潮解また風化の傾向が強く取扱い
が不便である。
また強アルカリのものは吸熱物質を分解しアンモニアを
発生する等の欠点がある。
〔課題を解決する方法〕
本発明者は従来品の諸問題を解決する方法として、吸熱
薬剤は前記の薬剤を使用し、それを溶解するための水は
、吸水性樹脂に含有させたものを当てることを発明した
吸水性樹脂はそれ当り数百倍の水を含有せしめることが
可能で且つ固形を保っている。而うしてこの含有水は吸
熱薬剤を溶解する能力を有し、かつ溶解後は成る程度粘
度を有する液状となることを見出したのである。吸水性
樹脂には、マンナン、ガラクタン、ゼラチン、カゼイン
、コラーゲン等の天然高分子:デンプン、セルローズ等
を加工した半合成品:ポリビニールアルコール、ポリア
クリル酸、マレイン酸共重物等の合成品が知られている
。合成品は一般に非電解質と電解質の両方を高分子化し
て製造されるもので、これに関する研究開発は急速に進
みつ−あり将来更に新規品が公表されるであろうが、現
在市販されている商品は次の如くである。
ワンダーゲル(花王)アクアキープ(製鉄化学)アラソ
ープ(荒用化学)スミカゲル(住人化学)イゲタゲル(
住人化学)Klゲル(クラレ)ニスペッククランシール
(日本エクスラン)サンウェット(三洋化学)アクアロ
ン(バーキュレス)SPG (ヘンケル)WAS(日澱
化学)本発明を具体的に実施するには、A薬物として前
記に述べた化合物の一種類または二種類以上の混合品を
用い、B薬物として上記に述べた吸水性樹脂の一種また
は二種以上の混合物に水を加えて抱水させたものを用い
る。
A、B両薬剤は別々にしておき、使用に当って混合する
ことにより吸熱する。消費材として商品化するに当って
は、その容器について種々のものが応用出来る。金属ま
た樹脂製缶にA、B両薬剤を別々に仕切られた部屋に入
れ、使用時にその仕切を破り混合する様に設計される。
プラスチックまたゴムシートを用いる場合はシートで作
られた両袋の中央が軽く接着されており、袋を圧すこと
により接着がはがれて両袋が通ずる様になっている。
〔実施例〕
実施例1゜ A薬剤として、硝酸アンモニウム100gを用いる。
B薬剤として、アクアキープ4Sを1重量部に水500
重量部を加え混合し抱水したちの100gを用いる。両
方を軟質塩化ビニールにて作られた袋に入れ、使用に当
って両者を混合する。本孔の冷却効果は第1図に説明す
る通りである。
実施例26 A薬剤は、チオシアン酸アンモニウム112gと硝酸ア
ンモニウム72gとの混合物である。B薬剤としてはア
ラソープ0.75gにエタノール5mlを加え懸濁して
おき之に水を150m l加えたとき瞬時にゲル化して
抱水するものが得られる。2室に別れたアルミニウム製
缶にA、 B剤を各別に入れられ、中央の仕切は外部か
ら手押しによって破られる様になっている。両者を混合
したとき始め15℃から一22℃迄下降した。
実施例3゜ 外袋はゴム袋であり、これに(A)塩化アンモニウム5
0g、硝酸カリウム30g入っている。更にその内部に
ポリエチレン袋に(B)アクリル酸−ビニールアルコー
ル共重合物1g、ポリオキシエチレン2g、水200g
の混合した抱水物を入れたものが入っている。使用時に
外部から強圧を加えると内部袋が破れて(A)(B)が
混合し吸熱する。室温15℃においたとき、ゴム袋の外
側の温度は初期2℃迄下り、1時間後10℃であった。
本孔は混合後の薬剤は粘稠であり、−10°以下になっ
ても凍結することはないので、用済後は再び冷蔵庫に入
れ冷却して氷嚢として使用出来る。
〔発明の効果〕
夏の溶解熱を有する薬剤を用いて、之に水を加え冷却効
果を期する製品は種々市販されているところであるが、
流通上その水の取扱いに従来は苦労の多いところであっ
た。本発明においてはその水は固体中に含まれるので容
器を破壊してもこぼ゛れることかなく安心である。
また使用に当り、AB薬剤の混合後は吸水性樹脂に抱水
させる水の量を少くしておけば固型状を保たせることが
出来る。吸水性樹脂に抱水させる水の量は最大950倍
位迄可能である。抱水量を増していくと混合後は液状と
なるが、その液は粘性 4を持つものとなる。
粘性を有することは、熱の拡散移動が遅れることになる
ので冷却熱を持続させることが出来る。
例えばKSCN150部にH,0100部を加えたとき
、最低温度は−23,7℃になることが知られているが
、一方その溶解熱ΔHは5.79ca 7!/ III
o lで一定である。そうすると低温を望む場合はその
様にするが、用途によっては左程低温を必要とせず、持
続時間の長い方を望む場合の方が多い。その場合は液の
粘性のある方が溶解速度も遅れ熱の移動も少ないので有
利となるわけである。
第1図に、実施例1の場合、室温22℃においたとき、
袋の内外部の温度を時間の経過と共に測定(I)。
した結果を示す5i4→同時に同量の硝酸アンモニウム
を用い、抱水アクアキープの代りに水100g(n、)
・ を以って同型の袋に入れたものと対比する。=4」→こ
の様な温度曲線はA薬剤ならびにB薬剤の抱水量、薬剤
の配合比等をヰ★討して自由に設計することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却剤の時間の経過と温度との関係をみた図面
で点線は袋表面、実線は内部の温度を示し、■は本発明
品、■は従来品である。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  水を加えたとき吸熱を示す薬剤の1種または2種以上
    をA薬剤とし、吸水性樹脂の1種または2種以上に水を
    加えて抱水させたものをB薬剤とし、A薬物とB薬物と
    を混合することを特徴とする冷却剤。
JP63119747A 1988-05-17 1988-05-17 冷却剤 Pending JPH01289889A (ja)

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JP63119747A JPH01289889A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 冷却剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5261241A (en) * 1991-02-08 1993-11-16 Japan Pionics Co., Ltd. Refrigerant
CN104313595A (zh) * 2014-09-26 2015-01-28 中国石油化工集团公司 一种mtu柴油机冷却水复合型防腐蚀剂及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5261241A (en) * 1991-02-08 1993-11-16 Japan Pionics Co., Ltd. Refrigerant
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