JPH01289778A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車の車体の左右のメインフレームの間
にサージタンクとエアークリーナとを連通して配設した
自動二輪車の吸気装置に関する。

従来、自動二輪車において、車体の左右のメインフレー
ムの間の空間の有効利用を図るため、その間にエアーク
リーナを設けるものは知られている（特開昭５１−３１
４３５号公報参照）。

また自動二輪車のエンジンにおいて、ａ音の低減等の要
求から吸入空気の脈動を沈静化するため、吸気通路の中
間部にサージタンクを設けることがある。

このサージタンクは一定容積を保有しないと効果がない
のでコンパクトさを必要とする自動二輪車においては場
所の制約を受け、前記従来例においてはエアークリーナ
の下部にしかサージタンクを取付ける場所がないから、
吸気装置が縦長となり下方に下がってくる。

従ってサージタンクとエンジンとの間に配置する混合気
供給手段やエンジン等と干渉を生じ、これらの構造が制
限され選択の自由度が狭（なるという問題があった。

本発明はこの問題を解決するためになされたものであり
、ヘッドパイプに結合されこれから左右に間隔をおいて
後方に延びるメインフレームと、エンジンの上部にエア
ークリーナとを有する自動二輪車において、サージタン
クと上記エアークリーナとを上記左右のメインフレーム
の間で、かつ車体の前後方向に連通して配設し、前記サ
ージタンクの下方には混合気供給手段を備えたミキシン
グボディを設け、このミキシングボディを前記サージタ
ンクの底壁に接続したことを特徴とする。

以下添付図面に従って本発明の実施例について説明する
。

第１図は本発明が適用される自動二輪率の概略構造を示
し、＃Ｓ２図は実施例の要部を示す破断図であり、第３
図は第２図の■−■線に沿う断面図である。

第１図に示すように、メインフレーム１は前部において
操向軸を支承するヘッドパイプ４と、このヘッドパイプ
４に前端がつながりこれから車体左右に間隔をおいて後
方に延びる上部メインフレーム６．６と、下部メインフ
レーム８．８とにより成り、自動二輪車の車体の前半部
を構成している。

下部メインフレーム８，８の内側には■型エンジン２が
搭載され、その上方でかつ燃料タンク１４の下方にはサ
ージタンク１６が配設されている。

サージタンク１６には吸気通路２２が接続されこの内部
にはエアー７０−メーター４６が設けられている。

サージタンク１６とその前方にあるエアークリーナ２４
は吸気通路２２により左右のメインフレーム１の間で、
車体の前後方向にお互いに連通して配設されている。

次に第２図に示すように、エンジンはＶＴ形のシリンダ
１０．１２の内側が吸気側となっており、ミキシングボ
ディ取付座２６．２８が設けられ、この取付座２６．２
８にあけられた吸気孔は吸気弁３０．３２と連通してい
る。

ミキシングボディ取付座２６．２８からは上方に向けて
ミキシングボディ１８．２０が延設されている。ミキシ
ングボディ１８．２０は互いに相対するミキシングボデ
ィ側にやや傾斜させて上方に黒膜されており、その上部
においてサージタンク１６の底壁に接続されている。

ミキシングボディ１８．２０の互いに対面する側には混
合気供給手段としてインジェクタ３４゜３６が装着され
ており、このインジェクタ３４゜３６はミキシングボデ
ィ１８．２０内に後述するエアー７０−メータの信号に
基づいて燃料を噴射するようになっている。更にミキシ
ングボディ１８．２０には弁軸３８．４０が枢支されて
おり、この弁軸３８．４０には図示しないスロットル弁
が取付けられて燃焼室に送られる混合気量を制御する。

また吸気通路２２はその上半分がサージタンク１６の上
面４４より上部に位置するよう配置されている。

吸気通路２２内にはエアー７０−メータを構成するメシ
ャリングプレート４８が位置している。

なお、吸気通路２２内に形成されたバイパス通路５４は
スロー系統の通路である。

吸気通路２２の終端部はケーシング５６の上部と連通さ
れており、更にこのケーシング５６の下部はエアークリ
−す２４と連通されている。

このエアークリーナ２４の内部には第２図に示すように
円筒状のエレメント５８が配設され、このエレメント５
８の内部にはＬ字状の通路５９の出口６０が開口してい
る０通路５９はエアークリーナの底壁に設けられており
、そのエアー吸入口６１は車体の後方に向けて開口され
、第３ｃ！ｌｌに示すように矩形状に形成されている。

エアー吸入口６１は車両の内部に開口しているので雨水
、塵等が吸入され難くまた走行風による動圧の影響を防
ぐことができる。

以上のように構成された本発明に係わる実施例の作用は
次の通りである。

先ず通路５９から取り入れられた吸入空気は、エアーク
リーナ２４内のエレメント５８によって塵等を除去され
、更にエレメント５８を通過した吸入空気はケース５６
を通って吸気通路２２に送られる。

吸気通路２２においてはその吸気通路２２内を通過する
吸入空気量によってメジャリングプレート４８が回動し
、この開かれた角度によってメジャリングプレート４８
と同軸に連結されている図示しないポテンシａンメータ
が吸入空気量を電圧比に変換して検出する。このボテン
シ房ンメータからの検出値は前期インジェクタ３４．３
６の燃料噴射量を制御する。

吸気通路２２を通った吸入空気は接続部４２ｈ・らサー
ジタンク１６に入り脈動が沈静化された後、ミキシング
ボディ１８．２０に送られる。

ミキシングボディ１８．２０で形成された混合気は図示
しないスロットル弁で制御され吸気か３０．３２の開弁
によりエンジンの燃焼室に供給される。

本発明は以上のように、ヘッドパイプに結合されこれか
ら左右に間隔をおいて後方に延びるメインフレームと、
エンジンの上部にエアークリーナとを有する自動二輪車
において、サージタンクと上記エアークリーナとを上記
左右のメインフレームとの間で、かつ車体の前後方向に
連通して配設し、前記サージタンクの下方には混合気供
給手段を備えたミキシングボディを設け、このミキシン
グボディを前記サージタンクの底壁に接続したことを特
徴とする。

従って、車体の左右のメインフレームの間の空間を有効
に利用してエアークリーナと共にサージタンクをその中
に収容したので吸気１ｅｆｔが縦長にならなく、サージ
タンクとエンジンとの間に配置する混合気供給手段やエ
ンジン等と干渉を生じないのでこれらの構造が制限され
ることがない。

よって混合気供給手段を実施例のインジェクタから構造
が複雑となる気化器に置きかえることも可能であり、エ
ンノンの型式も■型・並列型等問わずに搭載することが
できるので選択の自由度が広がるという利点がある。

更にミキシングボディはエンジンから上方に向ってＷ、
設され、サージタンクの底壁に接続したのでミキシング
ボディは単純な形状となり、通気抵抗の減小による性能
の向上と共に吸気装置をコンパクトにすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる実施例が適用される自動二輪車
の正面図、ｔ１４２図は本発明に係わる実施例の要部を
示す破断図面、第３図は第２図上ｍ−■線に沿う断面図
である。 １・・・メインフレーム　　２・・・エンジン１６・・
・サージタンク　　１８．２０・・・ミキシングボディ
２４・・・エアークリーナ ３４　、３６・・・インジェクタ（混合気供給手段）特
許出願人　　ヤマハ発動機株式会社 第３図 ５ｉｓ　’６１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッドパイプに結合されこれから左右に間隔をおいて後
   方に延びるメインフレームと、エンジンの上部にエアー
   クリーナとを有する自動二輪車において、サージタンク
   と上記エアークリーナとを上記左右のメインフレームの
   間で、かつ車体の前後方向に連通して配設し、前記サー
   ジタンクの下方には混合気供給手段を備えたミキシング
   ボディを設け、このミキシングボディを前記サージタン
   クの底壁に接続したことを特徴とする自動二輪車の吸気
   装置。