JPH01289575A - 溶融金属用セラミックス内張り容器 - Google Patents

溶融金属用セラミックス内張り容器

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JPH01289575A
JPH01289575A JP11815288A JP11815288A JPH01289575A JP H01289575 A JPH01289575 A JP H01289575A JP 11815288 A JP11815288 A JP 11815288A JP 11815288 A JP11815288 A JP 11815288A JP H01289575 A JPH01289575 A JP H01289575A
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ceramics
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ceramics chips
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JP11815288A
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Shunsuke Yamato
大和 俊介
Tadao Furukawa
古川 忠雄
Toshiaki Hodate
甫立 敏昭
Yoshiro Hayashi
芳郎 林
Kenji Kaida
甲斐田 健治
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Toyota Motor Corp
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Nippon Steel Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は溶融金属用の容器に関する。
[従来の技術] 一般に溶融金属を取り扱う物としては溶融金属用鍋、桶
類あるいは鋳造するためのロート、湯道等(以下総称し
て容器と称する)がある。
これ等の容器は高温の溶融金属であるがために、鉄皮に
種々の耐火物を内張すして溶損対策を図っている。この
代表例としてアルミあるいは鋼等の溶融金属の鋳造を見
ると、例えば実開昭54−118415号公報に示すよ
うに円筒状鉄皮に粒状耐火部材とロート状耐火材を用い
るか、あるいは特開昭54−5Ei029号公報のよう
に、鋳型上にロートノズルを配置して鋳造する方法が採
用されかなりの効果を上げている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、溶融金属の鋳造においてはこれ等の鋳造
設備である容器の長寿命化及び低コスト化が必要である
とともに、該鋳造品は最終製品であることから確実な品
質保証が絶対条件である。
従来、容器をこの観点から見ると二、三の技術的問題点
がある。
まず、従来の容器は内張すされる耐火物がシャモット又
はハイアルミナ系、ドロマイト系、マグネシア系等の通
常のものであり、しかもその施工においてもこれ等の不
定形物を充填内張りするが、あるいはこれ等の成型レン
ガを内張すする方法を用いている。このため溶融金属の
種類及び鋳造温度によっては、急激な損耗を生じ多量処
理に支障を招く。
また、これ等の損耗は鋳造される溶融金属中に、溶損さ
れた耐火物が混入して鋳造品の重大欠陥を招来するとと
もに、場合によっては内張り耐火物と溶融金属とが直接
反応して加速的な損耗を招く。
このように従来の内張り耐火物ではその寿命及び低コス
ト化を達成する上で問題点があり、しかも鋳造品の品質
保証の点からも十分とは言い難い。
本発明はこれ等の問題点を十分に解決した溶融金属容器
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以下本発明の溶融金属容器を図に基づいて述べる。
第1図は本発明のロートの平面及び断面図を示し、第2
図及び第3図は第1図の内張りの部分断面図を示す。
図において、1はロート鉄皮であり、この内面に適宜小
片のセラミックスナツプ2が内張すしてあり、湯道部3
についても同様に施工されている。
この内張りは第4図に示すように、まずセラミックスナ
ツプ2の答端部の窪み4を介して、金属板を四方からか
しめ出した金属ケース5に嵌合され、且つ該金属ケース
5には突起6を設けてあり、第5図に示す工程で行なわ
れる。
このようにして順次セラミックスナツプ2を第2図の如
く、内張り1〜3列程旅程施工ら目地材7を窪み4,4
との間の空間部に充填し、更にこのセラミックスチップ
上の内張りと目地材7の充填を繰り返し行なう。この目
地材7の充填は、市販のコーキングガンに外直径約3m
m、内径2mmの細長い管を取りつけたものを用いる。
まず、母材に取付けたセラミックスチップ2の窪み4の
すきまに管を挿入し、セラミックスナツプ2の端まで通
す。次に、目地材7を出しなから、ゆっくり管を引き抜
いていく。目地材7をすきまに残しながら、完全に目地
が埋まるように入れる。
続いて、向きを直角の方向から再び管を挿入し、同様に
目地をつめる。
なお、全ての施工が梃子したら目地材7の種類によって
は、120〜150℃の低温で1〜2時間程度全体を焼
成する。
また、第3図に示すようにセラミックスナツプ2の一部
を段ちがいに形成して重複せしめて、第2図の如き通し
目地を解消するとより好ましい。
更に、これ等の施工においてセラミックスチ・ンプ2の
通電電極8が入らない狭隘部は、第6図に示す如く特殊
なチップを用いることで容易に施工できる。
短管部は、この方法の他に、全体を短管形状に作ったセ
ラミックスを直接挿入しても良い。但し、熱衝撃を解消
する為に、3〜4分割する必要がある。もちろん目地施
工を行なうと良い。
この狭隘部用のセラミックスナツプ2の構成は底部にス
タッド9を接合し、スタッド9の先端に突起6を設ける
とともに、スタッド9の一端にピン10を突出せしめ、
これを電極としたものである。11は段部、12は肩部
、13はノツチを示す。
さらにまた、第7図の如く、セラミックスチップ2の平
板に前記のスタッド9及びピン10を設けたものも用い
ることができる。14はコーン部、15はフランジ部、
1Bは項部を示す。
なお、本発明に用いるセラミックスナツプ2の素材はア
ルミナ系、ジルコニア系、サイアロン系、窒化硅素系、
炭化硅素系等の種々のセラミックスを用いることができ
るとともに、目地材7としてもセラミックス粉末と無機
系の一液型ペースト状接着材の混合物、あるいはセラミ
ックス又は耐火物を主成分とし、シリコン系、低融点ガ
ラス等を混合したものが好ましいが、場合によってはモ
ルタル等も活用できる。
また、金属ケース5においても5S41゜5US304
 、  SUS 31Bその他の金属板を用いることが
できる。
以上の如く構成することによって溶融金属容器は溶融金
属と接触した際に、溶融金属との漏れ性が極めて悪くな
るために殆んど侵食を受けず、しかもセラミックス自体
が優れた耐熱性を有することから高温状態でも特性が発
現する。
また、本発明の容器″は小片のセラミックスチップを全
面に内張すすることから、溶融金属の如き高温状態にお
ける熱膨張及び冷却時の収縮を効果的に分散吸収できる
ことから施工寿命が極めて長い。さらにまた、接合が金
属母材に直接金属接合する方法であるため接合強度が強
く、しかも繰り返し加熱冷却時でも剥離がない等種々の
特性に優れている。
[実 施 例] 次に、本発明によるセラミックス内張り容器を溶鋼の鋳
造用ロートに用いた結果について述べる。
まず、内張すされるセラミックスチップ2はアルミナ系
のセラミックスで、25mm X 25m+*のものを
5S41の金属ケース5でまいたものを用いて、第1図
の如く内張すするとともに、目地材7もセラミックス粉
末を主体にしたものを充填した。
このように施工されたロートを用いた結果、熱負荷に伴
う欠損は全く認められず、溶損状態も極めて小さく長寿
命性が立証された。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明によるセラミックス内張り容器
は施工が容易であり、しかも施工精度及び使用寿命が極
めて良好である。
また、耐溶損性に優れていることから取扱う溶融金属を
鋳造した際に、該耐火物に起因した品質欠陥の発生もな
い等溶融金属爪り扱い容器として優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)は本発明による鋳造用ロート
の平面及びその断面図、第2、第3図はセラミックスチ
ップ内張りの部分断面図、第4図は本発明に用いるセラ
ミックスチップの断面図、第5図は第4図のセラミック
スチップの内張り工程説明図、第6.第7図は本発明に
用いる他のセラミックスチップの断面図を示す。 2・・・セラミックスナツプ 5・・・金属ケース6・
・・突 起       7・・・目地材8・・・通電
電極      9・・・スタッドlO・・・ピン部 代 理 人  弁理士  茶野木 立 夫第1図 (a) 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミックスチップに通電アーク用突起部を有する金属
    部を設け、該セラミックスチップを容器の鉄皮にアーク
    溶接したことを特徴とする溶融金属用セラミックス内張
    り容器。
JP63118152A 1988-05-17 1988-05-17 溶融金属用セラミックス内張り容器 Expired - Lifetime JP2520150B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63118152A JP2520150B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 溶融金属用セラミックス内張り容器

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JP63118152A JP2520150B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 溶融金属用セラミックス内張り容器

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Publication Number Publication Date
JPH01289575A true JPH01289575A (ja) 1989-11-21
JP2520150B2 JP2520150B2 (ja) 1996-07-31

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ID=14729379

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03169475A (ja) * 1989-11-30 1991-07-23 Nippon Steel Corp 溶融金属用セラミック内張り溶器の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03169475A (ja) * 1989-11-30 1991-07-23 Nippon Steel Corp 溶融金属用セラミック内張り溶器の施工方法

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JP2520150B2 (ja) 1996-07-31

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