JPH012892A - 産業用ロボットベ−スマウント安全装置 - Google Patents

産業用ロボットベ−スマウント安全装置

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Publication number
JPH012892A
JPH012892A JP62-156429A JP15642987A JPH012892A JP H012892 A JPH012892 A JP H012892A JP 15642987 A JP15642987 A JP 15642987A JP H012892 A JPH012892 A JP H012892A
Authority
JP
Japan
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base mount
base
industrial robot
base plate
mount
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Pending
Application number
JP62-156429A
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JPS642892A (en
Inventor
十文字 隆
Original Assignee
ファナック株式会社
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Publication date
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Priority to JP15642987A priority Critical patent/JPS642892A/ja
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Publication of JPS642892A publication Critical patent/JPS642892A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、運転中の産業用ロボットの位置決め精度の劣
化や転倒を防止する産業用ロボットベースマウント安全
装置に関する。
従来の技術 産業用ロボットの設置は、一般に、産業用ロボット本体
の基部を成すベースマウントを床面に設けられたベース
プレートにボルトを用いて締結することによって行われ
る。従って、ボルトには常にロボットアームの水平面及
び垂直面内の回転運動による反動トルクや振動によって
大きな4荷が作用している。特に、近年に於いては、サ
ーボモータの高性能化に伴い、産業用ロボットの大型化
高速化が進み、瞬間的な運動量の変化がボルトに与える
衝撃は想像以上に大きい。又、工場に於いては、床面積
を有効に利用するためにも、産業用ロボットの設置スペ
ースは限られたものとなり、必要以上にベースマウント
を大きくしてロボットの安定化を図ることは許されない
。このような環境の中にあって、ベースマウントとベー
スプレートを締結するボルトに対する安全対策はこれま
でのところ、特にとられていない。
従って、ベースマウントとベースプレートを締結するボ
ルトが緩む可能性は常にある訳で、まず、ボルトが緩ん
でベースマウントがベースプレートに対して微小な回転
を伴って水平に変位した場合、その変位、特に回転変位
はロボットアーム先端にて増幅されるのでロボットアー
ム先端の位置決め精度に問題が生ずる。更にボルトが緩
んで、ボルトの軸方向に遊びが生ずると、ロボットアー
ムが垂直1m内で急激な運動を行った場合、ボルトには
t!Iij撃的な力が作用することになり、最悪の場合
は、疲労による破断が生じて産業用ロボットが運転中に
転倒することになる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、ベースマウントとベースプレート間に
微小な相対的変位が生じた段階でこれを検出して産業用
ロボットの運転を停止し、従来技術の不都合を取り除く
ことにある。
問題点を解決するための手段 非常停止装置を備えた産業用ロボットに於いて、産業用
ロボット本体基部となるベースマウントと該ベースマウ
ント設首面となるベースプレート間の微小な相対的変位
を検知する変位検出手段と、変位検出手段の信号を受け
て産業用ロボットを非常停止させる手段を設ける。
作  用 変位検出手段がベースマウントとベースプレート間の微
小な相対移動を検知するとスイッチング素子が作動し、
スイッチング素子と産業用ロボットの非常停止装置間を
連絡するケーブルを介して産業用ロボットの非常停止装
置を作動させ産業用ロボットの運転を停止させる。
実施例 第1図に於いて、1は産業用ロボット本体であり、基部
を成すベースマウント2が四隅にMnした複数のボルト
3によりベースプレート4に固定されている。ベースマ
ウント2の四隅に設けられたボルト締結部の内、対向す
る二箇所の位置には、変位検出手段を構成するスイッチ
ングユニット5が装着され、各々のスイッチングユニッ
ト5はユニットケーブル6を介して接続されると共にケ
ーブル7によって非常停止装置を備えた産業用ロボット
1の制御装置であるロボット・コントローラ8に接続さ
れている。
各々のスイッチングユニット5は第2図に示されるよう
に、ベースマウント側ユニット5aとベースプレート側
ユニット5bとから成り、ベースマウント側ユニット5
aは上部ブロック9ど下部ブロック10によって構成さ
れ、」二部ブロック9には外周部に雄ねじを備え頭部を
回転することにより上下方向に位置調整可能で先端を丸
くした2木のニードル11及び12が装着されている。
スイッチング素子を構成するニードル11及び12の装
着部は第3図に示されるような同一の構成を有する。第
3図に於いて、1部ブロック9には合成樹脂等から成る
円筒形の絶縁スリーブ13が圧入され、更にその内側に
は内部に雌ねじを上部外周にM[ねじを設けた金属材料
より成る円筒形のメタルスリーブ14が圧入され、絶縁
スリーブ13より上部に露出したメタルスリーブ14の
雄ねじを切られた部分にはターミブル15(a、b)が
h!l!装されてナツト16により固定されている。
ニードル11はメタルスリーブ14に螺合して回転され
ることにより上下方向に位置l!l整される一方、調整
終了時に於いてはナツト17によって固定されるため不
用意に緩むことはない。
第2図に於いて、下部ブロック10の一端には先端を丸
くしたピックアップ18が上下方向に摺動自在に装着さ
れ、つば部18aを介してレバー19を支持体20に設
けられたビン21を中心に回転するよう構成されている
。なお、レバー19の基端及びピックアップ18はスプ
リング22の弾力によって常に下方に押圧されて、レバ
ー19の先端はニードル11の先端に接触している。
23は、ニードル12を下部ブロック10より電気的に
絶縁する合成樹脂等から成る絶縁スリーブである。
ベースプレート側ユニット5bは金属材料より成るプレ
ート24及びベークライト等から成る絶縁板25によっ
て構成され、プレート24の上面にはピックアップ18
の先端と嵌合するへこみ26が設けられ、六角穴付きボ
ルト27によって絶縁板25に固定されている。
以上のように構成されたスイッチングユニット5は、各
々のニードル11に設けられたターミナル15aと各々
のニードル12に設けられたターミナル15bをユニッ
トケーブル6によって接続し、ケーブル7を介してロボ
ットコントローラ8の非常停止装置を構成するOFF作
動非常停止入力端子XI、X2 (回路が開かれた時に
産業用ロボット1の運転を停止する)に接続されている
この非常停止装置は前記の変位検出手段の信号を受けて
作動する産業用ロボットの非常停止手段である。
次に、ベースマウント2及びベースプレート4へのスイ
ッチングユニット5の装着方法について説明する。
まず、ベースマウント側ユニット5aの下部ブロック1
0及びベースプレート側ユニット5bのプレー1−24
に第6図に示されるような治具28を■合して、ベース
マウント側ユニット5aとベースプレート側ユニット5
bの相対的位置決めを予め行い、六角穴付きのセットボ
ルト29′c確実に固定する。次に、ベースマウント側
ユニット5a、ベースプレート側ユニット5b、治具2
8を固定したままの状態で、ワッシャ30を嵌装した六
角穴付ぎの固定ボルト31でベースマウント側ユニット
ト5aをベースマ1クン]〜2の側面に、ベースプレー
ト側ユニット5bをベースプレート4の上面に仮イ・1
けし、ベースマウント側ユニット5aとベースマウント
2の間、或いは、ベースプレート側ユニット5bとベー
スプレート4の間に間隙があるか否か確認し、間隙があ
れば銅棒等で軽く衝撃を与えて馴染ませてみる。固定ボ
ルト31の外形は各ユニット5a、5bのLl?’型を
したボルト装着部の内径に比べて小なるものを用いてい
るためある程度の位置調整が可能どなる。このようにし
てもなお間隙のある場合はベースマウント2の側面、或
いは、ベースプレート4の上面に形状誤差がある訳であ
るから、ベースプレート4の上面を基準面として装着を
行う。まず、ベースプレート4の上面にベースプレート
側ユニット5bの底面を密着させて六角穴付きボルト3
1で固定し、ベースマウント側ユニット5aとベースマ
ウント2の間に生じた間隙に市販のスペーサ等を挿入し
て間隙を埋め、ベースマウント側ユニット5aを固定ボ
ルト31を用いて固定する。次に治具28を取り外して
ベースマウント側ユニット5a並びにベースプレート側
ユニツ(・5bを六角穴付きボルト31で強く締結して
初期設定を終了する。
次に各スイッチングユニット5の調整を行う。
前述したように、ベースマウント側ユニットト5aとベ
ースプレート側ユニット5bは治具28によって相対的
な位置決めを完了しているが、冶具28を取り外してか
ら固定ポル1〜31を強く締め付けたのでスペーサが変
形して、多少の変位が生じている可能性がある。まず、
第2図に示されるようなターミナル5aとターミナル5
bの通電をチエツクするためにこれらのターミナルに導
通テスタ等を接続し、徐々にニードル12を正回転して
下降させ各ターミナル間の通電を確認する。
通電の確認された状態でニードル12の先端がプレート
24の上面に接触したことになる。次にニードル11を
徐々に逆転して上昇させでゆくと、各ターミナル間の通
電が阻止されるに至る。この時、ニードル11の先端は
レバー19先端の上背限界点にある訳で、この状態から
僅かにニードル11を正回転して通電を回復した後、第
3図に示されるようなプツト17を締め付けて、ニード
ル11.12を確実に固定し各スイッチングユニット5
の調整を終了する。
次にスイッチングユニット5の作用について1′J1明
する。
まず、ベースプレート4とベースマウント2の間に変位
が生じていない状態にあっては、ベースマウント側ユニ
ット5aとベースプレート側ユニット5bの位置関係は
第4図(a)に示されるようにスイッチングユニット調
整終了時と同じ状態にあるので、第2図及び第3図に於
いて、ターミナル15aは、ナツト16.メタルスリー
ブ14゜ニードル11.レバー19.ピックアップ18
゜プレート24.ニードル12.メタルスリーブ14、
ナツト16を介してターミJル15bに電気的に接続さ
れでいる。
次に、スイッチングユニット5の装着位置に於いてベー
スプレート2に対してベースマウント4が相対的に垂直
移動すると、第4図(b)に示されるようにベースマウ
ント側ユニット5aがベースプレート側ユニット5bに
対して相対的に垂直移動して変位Δ2を生じ、ニードル
12とブレー1−2 /Iの電気的接触が断たれるので
ターミナル15aとターミナル15bどの間の回路が開
かれる。以下、ニードル11とプレート24とから成る
接点をスイッチングユニット5のb接点と呼ぶ。
又、スイッチングユニット5の装着位置に於いてベース
プレー1〜2に対してベースマウント4が相対的に水平
移動すると、第4図(C)に示されるようにベースマウ
ント側ユニット5aがベースプレート側ユニット5bに
対して相対的に水平移動して変位ΔX(Δy)を生じ、
ピックアップ18の先端がプレート24に設けられたへ
こみ26の表面に沿って垂直上方に押し上げられる。
すると、第2図に於いて、上方に押し上げられたピック
アップ18のつば部18aがスプリング22の弾力に抗
してレバー19の基端を押し上げ、レバー19はビン2
1を中心に時計回りの回転を行いレバー19の先端が下
方に移行してニードル11の先端との電気的接触が断た
れターミナル15aとターミナル15bとの間の回路が
開かれる。この時、ビン21からニードル11の先端に
至るモーメントは、ビン21からピックアップ18のっ
ぽ部18aに至るモーメントよりも長く構成されている
のでレバー19の基端に於ける変位は先端部で増幅され
る。以下、レバー1つとニードル11の先端とから成る
接点をスイッチングユニット5のa接点と呼ぶ。
第3図は各スイッチングユニット5とユニットケーブル
6及びケーブル7とロボットコントローラ8のOFF作
動非常停止入力端子XI、X2の接続関係を示した回路
図である。ベースマウント2がベースプレート4に対し
て相対的に水平移動すると各スイッチングユニット5の
b接点がこれを検出して接点を開くためロボットコント
ローラ8のOFF作動非常停止入力喘子X1.X2間の
接続が断たれ産業用I]ボット1の運転が停止される。
但し、一方のスイッチングユニット5のピックアップ1
8の軸を中心としてベースマウント2が水平面内で回転
移動した場合は、そのスイッチングユニットのb接点は
動作しない。しかしながら、各スイッチングユニット5
は直列に接続されているため他のスイッチングユニット
5のb接点が水平面内の回転移動を検出して接点を聞く
ためロボットコントローラ8のOFF作動非常停止入力
端子X1.X2間の接続が断たれ産業用ロボット1の運
転が停止される。従って、水平面内に於けるいかなるベ
ースマウント2の移動も変位検出手段を構成する2つの
スイッチングユニット5の動きによって検出され、産業
用ロボッt−1の運転が停止される。
又、ベースマウント2が垂直方向の移動を伴つてベース
プレート4に対して相対的に移動した場合は、更に、ベ
ースマウント2の四隅に設けられたポル1ル締結部の対
向する三箇所の位置に設けられたスイッチングユニット
5の内、少なくとも、どちらか一方のスイッチングユニ
ット5のa接点がこれを検出して接点を聞くためロボッ
トコントローラ8のOFF作動非常停止入力端子xi、
x2間の接続が断たれ産業用ロボット1の運転が停止さ
れる。
なお、ユニットケーブル6、或いは、ケーブル7に断線
が生じた場合もロボットコントローラ8のOFF作動非
常停止入力端子X1.X2間の接続が断たれるため産業
用ロボット1の運転が停止される。
発明の効果 本発明によれば、ベースプレートとベースマウントとの
間に相対的変位が生ずると自動的に産業用ロボットの運
転が停止される。従って、産業用ロボットの運転中にア
ーム先端の位置決め精度が損われることはなく、ベース
プレートとペースマラン1−を締結するボルトに破断が
生じて産業用ロボットが転倒するような事故も未然に防
止することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の外観図、第2図は要部横断
面図、第3図は要部拡大横断面図、第4図は作用説明図
、第5図は電気回路図、第6図は装着説明図である。 1・・・産業用ロボット本体、2・・・ベースマウント
、3・・・ボルト、4・・・ベースプレート、5・・・
スイッチングユニット、6・・・ユニットケーブル、7
・・・ケーブル、8・・・ロボットコントローラ、9・
・・上部ブロック、10・・・下部ブロック、11.1
2・・・ニードル、13・・・絶縁スリーブ、14・・
・メタルスリーブ15a、15b・・・ターミナル、1
6.17・・・ナツト、18・・・ピックアップ、18
a・・・一つば部、19・・・レバー、20・・・支持
体、21・・・ビン、22・・・スプリング、23・・
・絶縁スリーブ、24・・・プレーi〜、25・・・絶
縁板、26・・・へこみ、27・・・六角穴付きボルト
、28・・・治具、29・・・六角穴付きのセットボル
ト、30・・・ワッシャ、31・・・六角穴イ1きの固
定ボルト。 第15!! 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非常停止装置を備えた産業用ロボットに於いて、
    産業用ロボット本体基部となるベースマウントと該ベー
    スマウント設置面となるベースプレート間の微小な相対
    的変位を検知する変位検出手段と、変位検出手段の信号
    を受けて産業用ロボットを非常停止させる手段とを備え
    たことを特徴とする産業用ロボットベースマウント安全
    装置。
  2. (2)変位検出手段を、ベースプレートにベースマウン
    トを固定しているボルトの近傍に配置したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の産業用ロボットベース
    マウント安全装置。
JP15642987A 1987-06-25 1987-06-25 Base mount safety device for industrial robot Pending JPS642892A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15642987A JPS642892A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Base mount safety device for industrial robot

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JP15642987A JPS642892A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Base mount safety device for industrial robot

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Publication Number Publication Date
JPH012892A true JPH012892A (ja) 1989-01-06
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ID=15627553

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JP15642987A Pending JPS642892A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Base mount safety device for industrial robot

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