JPH01289124A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH01289124A JPH01289124A JP11889088A JP11889088A JPH01289124A JP H01289124 A JPH01289124 A JP H01289124A JP 11889088 A JP11889088 A JP 11889088A JP 11889088 A JP11889088 A JP 11889088A JP H01289124 A JPH01289124 A JP H01289124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- wafer
- single crystal
- high concentration
- oxide film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 34
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 12
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims description 7
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 53
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 44
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 9
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 9
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 239000012298 atmosphere Substances 0.000 description 3
- -1 boron ions Chemical class 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- PIICEJLVQHRZGT-UHFFFAOYSA-N Ethylenediamine Chemical compound NCCN PIICEJLVQHRZGT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XYFCBTPGUUZFHI-UHFFFAOYSA-N Phosphine Chemical compound P XYFCBTPGUUZFHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 2
- YCIMNLLNPGFGHC-UHFFFAOYSA-N catechol Chemical compound OC1=CC=CC=C1O YCIMNLLNPGFGHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical group [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 description 1
- WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N antimony atom Chemical compound [Sb] WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 229910000073 phosphorus hydride Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229910052594 sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010980 sapphire Substances 0.000 description 1
- 229920006268 silicone film Polymers 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 238000004528 spin coating Methods 0.000 description 1
- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
- Weting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規な半導体装置の製造方法に関し、さらに
詳細にはS Or (511icon−On−[n5
ulator)構造において、絶縁膜上に所望の膜厚の
良質な単結晶層を容易に得る方法 およびその単結晶層
にバイポーラIC等を製造する方法に関する。
詳細にはS Or (511icon−On−[n5
ulator)構造において、絶縁膜上に所望の膜厚の
良質な単結晶層を容易に得る方法 およびその単結晶層
にバイポーラIC等を製造する方法に関する。
(従来の技術)
バイポーラIC等において各素子間の分離を行なうにI
L 通常P形つェハ上に成長したN型エピタキシャル
層の表面を酸化しホトリソグラフィ技術を用いて酸化膜
に分離拡散用の穴をあけ、そこを通してP型不純物を拡
散してN型の電気的に分離できる島を形成する。そして
、基板および分層拡散領域を最低電位に保持しながら、
N形の島を逆バイアスする事によって各々の島を電気
的に分離する。このN型の島にはトランジスタ、ダイオ
ード、および抵抗等の素子が形成されるが、上記素子は
PN接合分離されているため、使用する際そこに発生す
る空乏層のため容量を生じ1周波数特性が悪くなる。ま
た、高温にするとPN接合の逆バイアス電流が増加し、
素子相互の絶縁を悪くするのみならず2つの独立のトラ
ンジスタがこのリーク電流のため、おたがいに短絡する
ことも起き1問題となっている。この問題を解決するた
めの手段として、素子間をPN接合でなく、絶縁物を用
いて分離する方法があるが、このためには絶縁膜上に単
結晶層を形成するSOI構造が不可欠である。
L 通常P形つェハ上に成長したN型エピタキシャル
層の表面を酸化しホトリソグラフィ技術を用いて酸化膜
に分離拡散用の穴をあけ、そこを通してP型不純物を拡
散してN型の電気的に分離できる島を形成する。そして
、基板および分層拡散領域を最低電位に保持しながら、
N形の島を逆バイアスする事によって各々の島を電気
的に分離する。このN型の島にはトランジスタ、ダイオ
ード、および抵抗等の素子が形成されるが、上記素子は
PN接合分離されているため、使用する際そこに発生す
る空乏層のため容量を生じ1周波数特性が悪くなる。ま
た、高温にするとPN接合の逆バイアス電流が増加し、
素子相互の絶縁を悪くするのみならず2つの独立のトラ
ンジスタがこのリーク電流のため、おたがいに短絡する
ことも起き1問題となっている。この問題を解決するた
めの手段として、素子間をPN接合でなく、絶縁物を用
いて分離する方法があるが、このためには絶縁膜上に単
結晶層を形成するSOI構造が不可欠である。
従来より、 SOI構造の製造方法として5O8(S
ilicon−On−Sapphire)、 S I
M OX (5apara −t Ion−by−11
4prantsd−OXygan) 、 誘電体分離
等の方法があった。 しかしSO8,SIMOXでは結
晶性のよい単結晶層を得ることが困難であり、 また誘
電体分離ではウェハを支える多結晶シリコンを成長する
際にウェハが大きく反ることがあるという問題のほか、
単結晶シリコンの薄膜化を精度よく行なうことが困難で
ある等の問題があった。
ilicon−On−Sapphire)、 S I
M OX (5apara −t Ion−by−11
4prantsd−OXygan) 、 誘電体分離
等の方法があった。 しかしSO8,SIMOXでは結
晶性のよい単結晶層を得ることが困難であり、 また誘
電体分離ではウェハを支える多結晶シリコンを成長する
際にウェハが大きく反ることがあるという問題のほか、
単結晶シリコンの薄膜化を精度よく行なうことが困難で
ある等の問題があった。
そこで最近ではこれらの方法に代わるものとして2枚の
シリコンウェハを酸化膜を介して直接接着し、その一方
を研磨等により薄膜化することで5ore!を得る方法
が注目されている。この方法によれば、結晶性のよい単
結晶層が得られ、 ウェハの反りも小さいものが出来る
が、単結晶層の薄膜化を精度よく行なうことが困難であ
ること出依然として問題点として残っている。
シリコンウェハを酸化膜を介して直接接着し、その一方
を研磨等により薄膜化することで5ore!を得る方法
が注目されている。この方法によれば、結晶性のよい単
結晶層が得られ、 ウェハの反りも小さいものが出来る
が、単結晶層の薄膜化を精度よく行なうことが困難であ
ること出依然として問題点として残っている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は前記従来技術の問題点を背景になされたもので
、絶縁膜上に良質のシリコン単結晶層を膜厚の制御性よ
く得ること、およびその単結晶中にバイポーラIC等を
製造することを目的とする。
、絶縁膜上に良質のシリコン単結晶層を膜厚の制御性よ
く得ること、およびその単結晶中にバイポーラIC等を
製造することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、 sor構造を製造する際、 まずウェハ
表面近くの結晶内部に高濃度不純物層を、さらにその上
に単結晶層を形成し他のウェハと接着を行なった後、こ
の高濃度不純物層をエツチングストッパとしてウェハの
裏側からのエツチングを精度よく行ない、単結晶層を薄
膜化することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
するものである。
表面近くの結晶内部に高濃度不純物層を、さらにその上
に単結晶層を形成し他のウェハと接着を行なった後、こ
の高濃度不純物層をエツチングストッパとしてウェハの
裏側からのエツチングを精度よく行ない、単結晶層を薄
膜化することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
するものである。
本発明によるSoI構造の製造方法では1例え区 まず
N形、または不純物濃度10’マ11以下のP形シリコ
ンウェハで(100)方位のものの表面近くにホウ素な
どP型の不純物をイオン打ち込み等によりドーピングし
10’−3−3以上の高濃度不純物層を形成する。この
不純物層のドーピング山 拡散によっても可能であるが
、イオン打ち込みにより行なった場合にI′L 高濃
度不純物層。
N形、または不純物濃度10’マ11以下のP形シリコ
ンウェハで(100)方位のものの表面近くにホウ素な
どP型の不純物をイオン打ち込み等によりドーピングし
10’−3−3以上の高濃度不純物層を形成する。この
不純物層のドーピング山 拡散によっても可能であるが
、イオン打ち込みにより行なった場合にI′L 高濃
度不純物層。
および結晶欠陥の多い肩はウェハの内部に形成されるた
め、 この後のエピタキシャル成長中のオートドーピン
グは少なく、シかも表面の結晶性も成長初期にアニール
され良好なものとなるため、よりよい結果が得られる。
め、 この後のエピタキシャル成長中のオートドーピン
グは少なく、シかも表面の結晶性も成長初期にアニール
され良好なものとなるため、よりよい結果が得られる。
続いてこの高濃度不純物層をもつウェハ表面にエピタキ
シャル層を成長させる。 このエピタキシャル層は、の
ちに素子領域となるが、従来技術により膜厚の制御性は
良好である。さらに、前記の理由により、イオン打ち込
みで高濃度不純物層が形成されたウェハの場合、高濃度
不純物層の影響はエピタキシャル層まで到達しない、即
ち、 ウェハ上のエピタキシャル層として、所望の膜厚
のもので、不純物濃度が低く結晶性が良好なものが容易
に得られる。
シャル層を成長させる。 このエピタキシャル層は、の
ちに素子領域となるが、従来技術により膜厚の制御性は
良好である。さらに、前記の理由により、イオン打ち込
みで高濃度不純物層が形成されたウェハの場合、高濃度
不純物層の影響はエピタキシャル層まで到達しない、即
ち、 ウェハ上のエピタキシャル層として、所望の膜厚
のもので、不純物濃度が低く結晶性が良好なものが容易
に得られる。
また1本発明によるSOI構造をバイポーラICに使用
する場合には埋め込み層を形成するためエピタキシャル
1成長後、その表面よりアンチモンなどN形の不純物を
高濃度にドーピングする。
する場合には埋め込み層を形成するためエピタキシャル
1成長後、その表面よりアンチモンなどN形の不純物を
高濃度にドーピングする。
続いてこのエピタキシャル層表面を酸化する。
また、 これとは別にSOI構造を形成した際5 その
土台となる酸化したシリコンウェハを用意する。
土台となる酸化したシリコンウェハを用意する。
この酸化膜jLsOI構造の絶縁膜となるとともに、
2枚のウェハを接着する際の接着面となる。
2枚のウェハを接着する際の接着面となる。
続いてこの高濃度不純物層、エピタキシャル層。
酸化膜形成済みのウェハと、もう−枚の酸化済みウェハ
を、それぞれの酸化膜を介して直接接着する。
を、それぞれの酸化膜を介して直接接着する。
接着l まず2枚のウェハを洗浄した後、表面に水やシ
リコンフィルム等を介して、 または直接重ね合わせ、
加圧、加熱、静電パルス印加等によって2枚のウェハの
密着性を高めた後に、窒素界OX または酸素雰囲気
中で900℃以上で30分以上熱処理することにより行
なう、このようにして、ウェハの直接接着によりシリコ
ン単結晶−シリコン酸化膜−シリコン単結晶のSOI構
造が形成される。
リコンフィルム等を介して、 または直接重ね合わせ、
加圧、加熱、静電パルス印加等によって2枚のウェハの
密着性を高めた後に、窒素界OX または酸素雰囲気
中で900℃以上で30分以上熱処理することにより行
なう、このようにして、ウェハの直接接着によりシリコ
ン単結晶−シリコン酸化膜−シリコン単結晶のSOI構
造が形成される。
続いてこの酸化膜上の単結晶層をエツチングにより薄膜
化する。エツチングで除去する部分li。
化する。エツチングで除去する部分li。
エピタキシャル層を成長した基板の裏面から高濃度不純
物層までである。このとき不純物濃度に対する選択エツ
チングを行なうことにより、もとのシリコン単結晶と高
濃度不純物層のエツチングレートの比を 10:1以上
に高めることができ、高濃度不純物層がエツチングスト
ッパとして働いてエツチングを精度よく行なうことがで
きる。
物層までである。このとき不純物濃度に対する選択エツ
チングを行なうことにより、もとのシリコン単結晶と高
濃度不純物層のエツチングレートの比を 10:1以上
に高めることができ、高濃度不純物層がエツチングスト
ッパとして働いてエツチングを精度よく行なうことがで
きる。
最後に、高濃度不純物層の除去と表面の鏡面化をかねて
表面を研磨する。
表面を研磨する。
以上の方法により、接着したウェハを土台とし、酸化膜
上に単結晶層を有するSOI構造が形成される。 この
方法によれば、結晶性が良好で、所望の不純物濃度をも
つ単結晶層が容重に得ら九るにの後、該単結晶層の横方
向の分離を行ない、抵抗、 コンデンサ、ダイオード、
トランジスタ等のすべでまたは一部を形成する。
上に単結晶層を有するSOI構造が形成される。 この
方法によれば、結晶性が良好で、所望の不純物濃度をも
つ単結晶層が容重に得ら九るにの後、該単結晶層の横方
向の分離を行ない、抵抗、 コンデンサ、ダイオード、
トランジスタ等のすべでまたは一部を形成する。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
ウェハに11 比抵抗が約20Ω個のP型のシリコン
ウェハで(l OO)方位の3インチのものを用いた。
ウェハで(l OO)方位の3インチのものを用いた。
このウェハにイオン打ち込み装置でホウ素イオンを10
0KeV、 2X10ロロー2で打ち込み、 ウェハ
表面より約 0.3μmの場所に、不純物濃度的10”
>−”の高濃度不純物層を形成した。
0KeV、 2X10ロロー2で打ち込み、 ウェハ
表面より約 0.3μmの場所に、不純物濃度的10”
>−”の高濃度不純物層を形成した。
続いてこの表面にエピタキシャル層をドーピングを行な
わずに約5μm成長させた。
わずに約5μm成長させた。
続いてこのウェハの表面を酸化して、 3000人の
酸化膜を形成した。 また、 これとは別に3インチウ
ェハ上に1ヒ膜を3000人成長させたものを用意した
。
酸化膜を形成した。 また、 これとは別に3インチウ
ェハ上に1ヒ膜を3000人成長させたものを用意した
。
この2枚のウェハを洗浄した後その表面に水の膜を形成
し、加圧して密着させたまま、 150℃で1時間放置
し、その後、酸素雰囲気中で1100℃、 60分間加
熱処理することで接着した。
し、加圧して密着させたまま、 150℃で1時間放置
し、その後、酸素雰囲気中で1100℃、 60分間加
熱処理することで接着した。
続いてこのウェハの裏面の酸化膜を除去し、エチレンジ
アミン170 cc、 ピロカテコール30g、水8
0ccを混合したエツチング液を用いて、 ウェハ裏面
からのエツチングを行なった。さらにエツチング後この
エツチング面を約1〜2μm研磨し、鏡面とした。この
プロセスにより酸化膜上にエピタキシャル成長による単
結晶層が約5μm残り、その膜厚の均一性も良好であっ
た。この単結晶層は不純物濃度10日(m−’程度まで
は、任意の不純物濃度のものができ、結晶性も良好であ
った。
アミン170 cc、 ピロカテコール30g、水8
0ccを混合したエツチング液を用いて、 ウェハ裏面
からのエツチングを行なった。さらにエツチング後この
エツチング面を約1〜2μm研磨し、鏡面とした。この
プロセスにより酸化膜上にエピタキシャル成長による単
結晶層が約5μm残り、その膜厚の均一性も良好であっ
た。この単結晶層は不純物濃度10日(m−’程度まで
は、任意の不純物濃度のものができ、結晶性も良好であ
った。
他の実施例として1本技術を用いてバイポーラxct、
H造した場合を実施例2で説明する。
H造した場合を実施例2で説明する。
(実施例2)
前記実施例1において、エピタキシャル層を成長させる
時にホスフィンを tpp−程度添加してりんをドーピ
ングし、不純物濃度I X 10 ”(1m−”のtJ
型エピタキシャル層を約5μm形成した0Mいて、 こ
のエピタキシャル層表面にアンチそンを含むシリコンフ
ィルムをスピンコーティングによす約150OA塗布し
、酸素、窒素=1・12の雰囲気中で1100℃、 4
時間処理することによって、不純物濃度10”am−”
以上の不純物1を約 2.5μmの深さまで形成した。
時にホスフィンを tpp−程度添加してりんをドーピ
ングし、不純物濃度I X 10 ”(1m−”のtJ
型エピタキシャル層を約5μm形成した0Mいて、 こ
のエピタキシャル層表面にアンチそンを含むシリコンフ
ィルムをスピンコーティングによす約150OA塗布し
、酸素、窒素=1・12の雰囲気中で1100℃、 4
時間処理することによって、不純物濃度10”am−”
以上の不純物1を約 2.5μmの深さまで形成した。
その後、前記実施例1記載の方法により酸化膜上に約5
μmの単結晶シリコンを有するSOI構造とした。
μmの単結晶シリコンを有するSOI構造とした。
次にN型エピタキシャル層の表面を熱酸化して酸化膜を
形成し、ホトリソグラフィ技術を用いて分離用の穴をあ
け、その穴を通してN型エピタキシャル層を前述のエチ
レンジアミン系のエツチング液により、ウェハ内部の酸
化膜まで約5μmエツチングしてV字形の溝を形成する
ことによりN型の単結晶の島を形成した。これにより、
埋め込み暦月に形成したN形不純物層も各素子領域に分
離された。
形成し、ホトリソグラフィ技術を用いて分離用の穴をあ
け、その穴を通してN型エピタキシャル層を前述のエチ
レンジアミン系のエツチング液により、ウェハ内部の酸
化膜まで約5μmエツチングしてV字形の溝を形成する
ことによりN型の単結晶の島を形成した。これにより、
埋め込み暦月に形成したN形不純物層も各素子領域に分
離された。
その後ウェハを熱酸化して、N型の島を酸化膜で被覆す
る構造とした後、 エツチングにより生じた溝を埋める
ため、 ウェハ全面に多結晶シリコンを約6μm堆積し
た。 この多結晶シリコンの堆積は600〜650℃に
おけるモノシランガスの熱分解を利用して行なった。
る構造とした後、 エツチングにより生じた溝を埋める
ため、 ウェハ全面に多結晶シリコンを約6μm堆積し
た。 この多結晶シリコンの堆積は600〜650℃に
おけるモノシランガスの熱分解を利用して行なった。
その後、 この多結晶シリコンをウェハ表面の酸化膜ま
で約6μm研磨して表面を平坦化した。
で約6μm研磨して表面を平坦化した。
その後幕 従来行なわれている通常のホトリソグラフィ
技術や拡散技術等を用、いてトランジスタ。
技術や拡散技術等を用、いてトランジスタ。
ダイオード等を形成した。また、抵抗素子はN型の島の
抵抗体となるIJlt およびその周辺部に酸素イオ
ンを200Kavで10目(m−2打ち込み、ウェハ表
面から約 0.5μmのところに酸素の高濃度層を形成
した。さらに抵抗体の周辺部に25Keyから200K
eyまで加速電圧を変化させなから5 X 10 ”c
m−2酸素イオンの打ち込みを行なってウェハ表面から
約 0,5μmの深さまで酸素の高濃度層の壁を形成し
た。その後5 窒素雰囲気中で1100’c、60分熱
処理することにより。
抵抗体となるIJlt およびその周辺部に酸素イオ
ンを200Kavで10目(m−2打ち込み、ウェハ表
面から約 0.5μmのところに酸素の高濃度層を形成
した。さらに抵抗体の周辺部に25Keyから200K
eyまで加速電圧を変化させなから5 X 10 ”c
m−2酸素イオンの打ち込みを行なってウェハ表面から
約 0,5μmの深さまで酸素の高濃度層の壁を形成し
た。その後5 窒素雰囲気中で1100’c、60分熱
処理することにより。
これらの酸素の高濃度層が酸化膜となり、抵抗体の底部
およびその周辺部が酸化膜で絶縁された構造となった。
およびその周辺部が酸化膜で絶縁された構造となった。
(発明の効果)
本発明により、 トランジスタ、ダイオード等と。
抵抗がすべて酸化膜により分離できたため、それぞれの
素子の周波数特性が改善された。
素子の周波数特性が改善された。
また、周囲温度が上昇した場合においても、素子間のリ
ーク電流の増加が起こらず、良好な特性が得られた。
ーク電流の増加が起こらず、良好な特性が得られた。
図1は、接着まで終了した状態のウェハを示す。
11は土台となるシリコンウェハ12、13は酸化膜を
示し、この界面が2枚のウェハの接着面である。 14
はもとのウェハ上に成長したエピタキシャル層、 15
はもとのウェハ表面の単結晶層。 16はイオン打ち込みによる高濃度不純物層、 17は
もとのシリコンウェハである。 図2出 本発明によるSOIプロセスが完了した状態の
ウェハを示す、 21は単結晶層、 22は絶縁膜とな
る酸化膜、 23は土台となるシリコンウェハを示す。 図3は本発明によって製造したバイポーラICの断面図
を示す、 31はバイポーラトランジスタ用の埋め込み
層、 32は酸化I1. 33は多結晶シリコン、 3
4は酸素イオン打ち込みにより形成した酸化膜、 35
は抵抗倣 36はN P N トランジスタのコレクタ
、 37はNPN l−ランジスタのベース38はNP
Nトランジスタのエミッタを示す。 1′1 図1 図3
示し、この界面が2枚のウェハの接着面である。 14
はもとのウェハ上に成長したエピタキシャル層、 15
はもとのウェハ表面の単結晶層。 16はイオン打ち込みによる高濃度不純物層、 17は
もとのシリコンウェハである。 図2出 本発明によるSOIプロセスが完了した状態の
ウェハを示す、 21は単結晶層、 22は絶縁膜とな
る酸化膜、 23は土台となるシリコンウェハを示す。 図3は本発明によって製造したバイポーラICの断面図
を示す、 31はバイポーラトランジスタ用の埋め込み
層、 32は酸化I1. 33は多結晶シリコン、 3
4は酸素イオン打ち込みにより形成した酸化膜、 35
は抵抗倣 36はN P N トランジスタのコレクタ
、 37はNPN l−ランジスタのベース38はNP
Nトランジスタのエミッタを示す。 1′1 図1 図3
Claims (2)
- (1)基板結晶上の絶縁膜上にシリコン単結晶層を有す
るSOI構造を製造する際、まずウェハ表面近くの結晶
内部に高濃度不純物層を形成した後、ウェハ表面に単結
晶層をエピタキシャル成長させ、さらにこのエピタキシ
ャル層表面より埋め込み層用の不純物をドーピングする
。次にこのウェハ上に絶縁膜をもつ他のウェハを接着し
、先の高濃度不純物層をエッチングストッパとしてウェ
ハの裏側からのエッチングを精度よく行ない、単結晶層
を薄膜化することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (2)エッチングストッパ用の高濃度不純物層を、イオ
ン打ち込みによって形成することを特徴とする特許請求
の範囲(1)記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11889088A JPH01289124A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11889088A JPH01289124A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01289124A true JPH01289124A (ja) | 1989-11-21 |
Family
ID=14747681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11889088A Pending JPH01289124A (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01289124A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5437762A (en) * | 1991-10-16 | 1995-08-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and apparatus for semiconductor memory |
US5468674A (en) * | 1994-06-08 | 1995-11-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Method for forming low and high minority carrier lifetime layers in a single semiconductor structure |
US6235601B1 (en) | 1995-12-28 | 2001-05-22 | Philips Electronics North America Corporation | Method of manufacturing a self-aligned vertical bipolar transistor |
US6815774B1 (en) * | 1998-10-29 | 2004-11-09 | Mitsubishi Materials Silicon Corporation | Dielectrically separated wafer and method of the same |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11889088A patent/JPH01289124A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5437762A (en) * | 1991-10-16 | 1995-08-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and apparatus for semiconductor memory |
US5468674A (en) * | 1994-06-08 | 1995-11-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Method for forming low and high minority carrier lifetime layers in a single semiconductor structure |
US6235601B1 (en) | 1995-12-28 | 2001-05-22 | Philips Electronics North America Corporation | Method of manufacturing a self-aligned vertical bipolar transistor |
US6815774B1 (en) * | 1998-10-29 | 2004-11-09 | Mitsubishi Materials Silicon Corporation | Dielectrically separated wafer and method of the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2980497B2 (ja) | 誘電体分離型バイポーラトランジスタの製造方法 | |
US4897362A (en) | Double epitaxial method of fabricating semiconductor devices on bonded wafers | |
US4063271A (en) | FET and bipolar device and circuit process with maximum junction control | |
JPS6173345A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04106932A (ja) | バイポーラトランジスタの製造方法 | |
JPS6159853A (ja) | シリコン結晶体構造 | |
JPH01289124A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS5643754A (en) | Manufacture of semiconductor device | |
JPS61182242A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3465765B2 (ja) | Igbt用半導体基板の作製方法 | |
US6238482B1 (en) | Method of producing a wafer with an epitaxial quality layer and device with epitaxial quality layer | |
JPH01241168A (ja) | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 | |
JPS6095969A (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPS6358817A (ja) | 複合半導体結晶体構造 | |
JP2674533B2 (ja) | Soi基板及びこれを用いた半導体装置とその製造方法 | |
JPS5828731B2 (ja) | ゼツエンキバンジヨウヘノ シリコンソウサクセイホウホウ | |
JPS61182241A (ja) | 誘電体分離形半導体装置の製造方法 | |
JP3276168B2 (ja) | 薄膜soi基板の製法 | |
JPS62193260A (ja) | 複合半導体装置の製造方法 | |
JPH01196169A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0689902A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH03203333A (ja) | 半導体装置及びその製法 | |
JPH0616537B2 (ja) | 半導体基体の製造方法 | |
JP2001230392A (ja) | Soiウェーハの製造方法 | |
JPS63229856A (ja) | 半導体装置の製造方法 |