JPH01288739A - 熱電対保護管およびその製造法 - Google Patents
熱電対保護管およびその製造法Info
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- JPH01288739A JPH01288739A JP11897288A JP11897288A JPH01288739A JP H01288739 A JPH01288739 A JP H01288739A JP 11897288 A JP11897288 A JP 11897288A JP 11897288 A JP11897288 A JP 11897288A JP H01288739 A JPH01288739 A JP H01288739A
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は溶融金属などの湯温を計測することのできる熱
電対保護管とその製法に関するものである。
電対保護管とその製法に関するものである。
[従来の技術]
従来では溶融金属の湯温を計測するために消耗型の投込
み熱電対が主体であったが、最近では定常的に計測でき
る溶融金属に耐食性の高いサイアロン、BN、ALL−
C,ZrBa−Mo、 ZrBzなどの熱電対保護管が
溶銑、溶鋼や溶融金属の鍋で使用されている。
み熱電対が主体であったが、最近では定常的に計測でき
る溶融金属に耐食性の高いサイアロン、BN、ALL−
C,ZrBa−Mo、 ZrBzなどの熱電対保護管が
溶銑、溶鋼や溶融金属の鍋で使用されている。
[発明の解決しようとする課題]
しかしながら、従来の熱電対保護管の多くは非酸化物系
セラミックスを主成分とする焼結体で構成されており、
温度測温体はJIS B熱電対(PR6/30. Ph
/Pt30%Rh )を使用している。この熱電対をA
1□0.絶縁など、Al20B保護管に内装して溶銑、
溶鋼や溶融金属湯中で連続的に測温するが、高温で保護
管が非酸化物を主成分とするものであるため保護管の内
部が還元雰囲気になりこの還元ガスがA1□0.管に浸
透し、pt−Rh熱電対を劣化させる。この熱電対の劣
化により起電力の急激な変化や断線が起こり測温ができ
なくなるトラブルが多い。これらの対策のためA1□O
s保護管を二重又は三mの保護管にして使用しているが
測温体の系が太くなりコストも高く、測温精度、応答性
が劣ることが分かっている。又、Arガスなどの中性ガ
スを封入した保護管や中性ガスおよび空気を保護管内に
導入又は排気する構造の保護などもあるが長時間の耐用
には劣り、ガスによりPt/Rh測温体が冷やさね、正
確性に劣り安定して測温出来る保護管はない。
セラミックスを主成分とする焼結体で構成されており、
温度測温体はJIS B熱電対(PR6/30. Ph
/Pt30%Rh )を使用している。この熱電対をA
1□0.絶縁など、Al20B保護管に内装して溶銑、
溶鋼や溶融金属湯中で連続的に測温するが、高温で保護
管が非酸化物を主成分とするものであるため保護管の内
部が還元雰囲気になりこの還元ガスがA1□0.管に浸
透し、pt−Rh熱電対を劣化させる。この熱電対の劣
化により起電力の急激な変化や断線が起こり測温ができ
なくなるトラブルが多い。これらの対策のためA1□O
s保護管を二重又は三mの保護管にして使用しているが
測温体の系が太くなりコストも高く、測温精度、応答性
が劣ることが分かっている。又、Arガスなどの中性ガ
スを封入した保護管や中性ガスおよび空気を保護管内に
導入又は排気する構造の保護などもあるが長時間の耐用
には劣り、ガスによりPt/Rh測温体が冷やさね、正
確性に劣り安定して測温出来る保護管はない。
[課題を解決するための手段]
本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、内表面に酸化物皮膜層を形成してなる非酸化物系セラ
ミックス製熱電対保護管および非酸化物系セラミックス
からなる管内を酸化物処理し非酸化物を構成する金属成
分の酸化物層を内面に形成することからなる熱電対保護
管の製造法を提供するものである。
、内表面に酸化物皮膜層を形成してなる非酸化物系セラ
ミックス製熱電対保護管および非酸化物系セラミックス
からなる管内を酸化物処理し非酸化物を構成する金属成
分の酸化物層を内面に形成することからなる熱電対保護
管の製造法を提供するものである。
以下図面を参照して説明する。
第1図は本発明の基本的構成を説明する断面図であり、
本発明熱電対保護管lは基本的には、非酸化物系セラミ
ックスを主成分とする保護管本体部分!aおよびその内
容に形成されている酸化物皮膜層1bからなっている。
本発明熱電対保護管lは基本的には、非酸化物系セラミ
ックスを主成分とする保護管本体部分!aおよびその内
容に形成されている酸化物皮膜層1bからなっている。
このような熱電対保護管を使用した測温装置としては、
一般にこの管内に、熱電対2を内蔵したAl2O3絶縁
管3を組込んだAl2[1,保護管4を組込むことによ
り構成され、この全体な溶湯の中に装入して連続的に溶
湯の温度変化を計測するものである。
一般にこの管内に、熱電対2を内蔵したAl2O3絶縁
管3を組込んだAl2[1,保護管4を組込むことによ
り構成され、この全体な溶湯の中に装入して連続的に溶
湯の温度変化を計測するものである。
以下本体Ia及びIbからなる保護管1についてさらに
説明する。本発明において、本体Iaは、非酸化物系の
セラミックス焼結体からなるもので溶湯に対する高温耐
食性の点からZrBg (2硼化ジルコニウム)を主成
分とするものが最適である。
説明する。本発明において、本体Iaは、非酸化物系の
セラミックス焼結体からなるもので溶湯に対する高温耐
食性の点からZrBg (2硼化ジルコニウム)を主成
分とするものが最適である。
適切な焼結体は次のようなものである。
、組成
Zrの硼化物を主成分とし、副成分として、SiCやB
Nなどを含むもの例えば重量%で、ZrBz95〜70
%、 SiCl 〜15%、BN4〜29%などのもの ・物 性 嵩比重 3.0〜6.0 抗折強度 10にg/mm”以」1 熱膨張率 0.6%以下(1000℃)比抵抗
10−1Ωcm以−,h(1500℃)耐熱衝撃性(△
T)250〜1000℃なお、耐熱衝撃性とは電気炉中
で各温度に5分間急熱し水中に急冷した試料の曲げ強度
を測定し、強度が急激に低Fした試料の処理温度を示す
もので(△]゛℃)を表わす。
Nなどを含むもの例えば重量%で、ZrBz95〜70
%、 SiCl 〜15%、BN4〜29%などのもの ・物 性 嵩比重 3.0〜6.0 抗折強度 10にg/mm”以」1 熱膨張率 0.6%以下(1000℃)比抵抗
10−1Ωcm以−,h(1500℃)耐熱衝撃性(△
T)250〜1000℃なお、耐熱衝撃性とは電気炉中
で各温度に5分間急熱し水中に急冷した試料の曲げ強度
を測定し、強度が急激に低Fした試料の処理温度を示す
もので(△]゛℃)を表わす。
比抵抗は、4端子法で高温で測定した値を示す。(15
00℃)Ωcm 本発明における非酸化物系セラミックス焼結体としては
、このZrBa系のほか、TiBz系、サイアロン系な
ども使用可能であるが、ZrBa系に比べ、高温でのス
ラグや金属溶湯に対する耐食性が低(、TiB、系では
耐酸化性が悪くなるなどの点で劣るものであることは否
めない。
00℃)Ωcm 本発明における非酸化物系セラミックス焼結体としては
、このZrBa系のほか、TiBz系、サイアロン系な
ども使用可能であるが、ZrBa系に比べ、高温でのス
ラグや金属溶湯に対する耐食性が低(、TiB、系では
耐酸化性が悪くなるなどの点で劣るものであることは否
めない。
次に内表面に形成されている酸化物層1bについて説明
すると、この酸化物層は前述のごと(、ZrBa質など
の非酸化物本体に起因して発生すると考えられる還元性
ガスを少なくすることにより断線現象を防11ニするべ
く形成しておくもので安定した酸化物層であることが必
要である。
すると、この酸化物層は前述のごと(、ZrBa質など
の非酸化物本体に起因して発生すると考えられる還元性
ガスを少なくすることにより断線現象を防11ニするべ
く形成しておくもので安定した酸化物層であることが必
要である。
そして、この酸化物層1bは本体1aと一体的かつ可及
的に緻密な層であることが望ましい。ここで一体的であ
るためには、本体1aを構成する金属成分を酸化してな
る酸化物からなるものが望ましく 、 ZrBz系にお
いてはZroz層ということになる。さらにより緻密層
どするためにはZrO□だけではやや脆く、長期耐用と
いう点ではZr82本体の特質を1・分発揮し得ないこ
ともあり得るので、SiO□成分を含めた皮膜層とする
ことが望ましい。
的に緻密な層であることが望ましい。ここで一体的であ
るためには、本体1aを構成する金属成分を酸化してな
る酸化物からなるものが望ましく 、 ZrBz系にお
いてはZroz層ということになる。さらにより緻密層
どするためにはZrO□だけではやや脆く、長期耐用と
いう点ではZr82本体の特質を1・分発揮し得ないこ
ともあり得るので、SiO□成分を含めた皮膜層とする
ことが望ましい。
このS10.成分は後述する保護管の製造法からして本
体1 aの金属成分として含まれているSiCの酸化に
よりもたらされるものであることが好ましく、この点か
らすれば、ZrBz系本体に副成分としてSi源となる
SiC成分を配合してなるものが好適といえる。
体1 aの金属成分として含まれているSiCの酸化に
よりもたらされるものであることが好ましく、この点か
らすれば、ZrBz系本体に副成分としてSi源となる
SiC成分を配合してなるものが好適といえる。
このようなZrO□及び又はSiO□を含む酸化物層は
その成分部分からすれば重M%でZrO□が50〜10
0%、5i02が0〜50%程度、望ましくは、Zr0
z90〜70%、5iOalO〜30%程度のものであ
る。又、この酸化物層は厚みとしては、薄くてもそれな
りに効果をもたらすものであるが、好ましくは30μ以
上とすることであり、望ましい範囲は50〜500μ程
度である。
その成分部分からすれば重M%でZrO□が50〜10
0%、5i02が0〜50%程度、望ましくは、Zr0
z90〜70%、5iOalO〜30%程度のものであ
る。又、この酸化物層は厚みとしては、薄くてもそれな
りに効果をもたらすものであるが、好ましくは30μ以
上とすることであり、望ましい範囲は50〜500μ程
度である。
つぎに、本発明保護管の好ましい製造法について説明す
る。
る。
本発明保護管は前述のごとく、非酸化物系セラミックス
本体と一体的に形成された酸化物層からなるものが好ま
しいため、非酸化物系セラミックス本体の一部を酸化せ
しめ表面すなわち内表面に酸化層をもたらすことであり
、これは管内に酸素を含む気体(通常空気でよいが)が
存在する状態で保護管自体を熱処理すれば可能である。
本体と一体的に形成された酸化物層からなるものが好ま
しいため、非酸化物系セラミックス本体の一部を酸化せ
しめ表面すなわち内表面に酸化層をもたらすことであり
、これは管内に酸素を含む気体(通常空気でよいが)が
存在する状態で保護管自体を熱処理すれば可能である。
具体的には、非酸化物保護管内表面を一般には1000
℃以上の温度で1〜5時間程及び熱処理しながら空気を
積極的に管内に導入することでよい。このようにするこ
とで、例えば保護管本体の材質がSiCを含むZrBz
系のものであれば表面部のZ「及びSiが酸化され、Z
rO□及びSIO□からなる酸化物層が形成される。
℃以上の温度で1〜5時間程及び熱処理しながら空気を
積極的に管内に導入することでよい。このようにするこ
とで、例えば保護管本体の材質がSiCを含むZrBz
系のものであれば表面部のZ「及びSiが酸化され、Z
rO□及びSIO□からなる酸化物層が形成される。
なお、本発明保護管の酸化物層は、このような方法いい
かえねば本体!aの金属成分の酸化による方法に限らず
形成することが可能であり、このような方法においては
非酸化物系セラミックス主体の金属成分からなる金属酸
化物である必要は必ずしもない。
かえねば本体!aの金属成分の酸化による方法に限らず
形成することが可能であり、このような方法においては
非酸化物系セラミックス主体の金属成分からなる金属酸
化物である必要は必ずしもない。
例えば、ZrB2系本体で内表面層がAl2O3からな
るものであっても良いのである。A1□08層をもたら
すには例えば内表面にアルミナゾルを塗着せしめこれを
熱処理することで可能となる。
るものであっても良いのである。A1□08層をもたら
すには例えば内表面にアルミナゾルを塗着せしめこれを
熱処理することで可能となる。
なお、このような方法の場合結合材などに前述した熱電
対の断線原因となるようなガス成分を発生ずるものの使
用には注意をせねばならず例えばリン酸アルミニウムや
水ガラスなどを使うことは避けることが望ましい。
対の断線原因となるようなガス成分を発生ずるものの使
用には注意をせねばならず例えばリン酸アルミニウムや
水ガラスなどを使うことは避けることが望ましい。
また、このような酸化物をもたらすゾルなどのセラミッ
クス調合物を熱処理前に予め内面にコーティングしてお
くことを、前述した望ましい方法と併用することも効果
的であり、例えば本体の金属成分の酸化処理による酸化
物層のうえに更に形成することがそれである。
クス調合物を熱処理前に予め内面にコーティングしてお
くことを、前述した望ましい方法と併用することも効果
的であり、例えば本体の金属成分の酸化処理による酸化
物層のうえに更に形成することがそれである。
本発明では、この酸化皮膜の形成によって長時間の間熱
電対の劣化や断線がなくなり安定に溶湯の連続測温が計
測できることが認められた。また、この酸化皮膜形成に
よりA1□0.保護管とZrBz質保護管との高温での
反応もなくなり溶着しないのでA1□03保護管の取り
出しも容易になりA1.0.保護管は再使用が可能にな
ることも認められている。このように本発明保護管は各
種溶融金属に対しての測温用として優れたものであるが
、もちろん他の測温用の熱電対保護管としても十分使用
することができるものである。
電対の劣化や断線がなくなり安定に溶湯の連続測温が計
測できることが認められた。また、この酸化皮膜形成に
よりA1□0.保護管とZrBz質保護管との高温での
反応もなくなり溶着しないのでA1□03保護管の取り
出しも容易になりA1.0.保護管は再使用が可能にな
ることも認められている。このように本発明保護管は各
種溶融金属に対しての測温用として優れたものであるが
、もちろん他の測温用の熱電対保護管としても十分使用
することができるものである。
[実施例]
ZrBa粉末(l l五以下純度99%以−L)にBN
粉末(1μ以下純度99%以上)を重量%で10%添加
り、、SiCボールでボットミルを用いエタノール溶媒
で3日間粉砕して取出し後有機バインダーを添加し°C
スプレィドライヤーで造粒した。
粉末(1μ以下純度99%以上)を重量%で10%添加
り、、SiCボールでボットミルを用いエタノール溶媒
で3日間粉砕して取出し後有機バインダーを添加し°C
スプレィドライヤーで造粒した。
又、同様にZrBa粉末(1μ以下純度99%以上)を
SiCボールを用い粉砕し造粒して粉末を得た。この粉
末を用いラバープレスにより20口口kg/cm”で成
形し、Ar雰囲気下で2100℃×3h「焼成し、内径
15φ、外径25φ、長さ8501!、の保護管を製作
した。(焼結体の分析値は重量%でZrBz 85%、
BN 10%、5iC5%であった)この保護管を電気
炉中で徐々に加熱しながら1200℃X2hr保持し保
護管入口より空気を導入して保護管内表面を強制的に酸
化した。この酸化皮膜の厚さは100μmでZrLとS
i口2の混じった酸化物層を形成していた。この保護管
の内部に熱電対J l5−B (Pt−/Rh6−30
%)に絶縁管を配しAIaO3保護管に内装したものを
組込み熱電対保護管を製作した。
SiCボールを用い粉砕し造粒して粉末を得た。この粉
末を用いラバープレスにより20口口kg/cm”で成
形し、Ar雰囲気下で2100℃×3h「焼成し、内径
15φ、外径25φ、長さ8501!、の保護管を製作
した。(焼結体の分析値は重量%でZrBz 85%、
BN 10%、5iC5%であった)この保護管を電気
炉中で徐々に加熱しながら1200℃X2hr保持し保
護管入口より空気を導入して保護管内表面を強制的に酸
化した。この酸化皮膜の厚さは100μmでZrLとS
i口2の混じった酸化物層を形成していた。この保護管
の内部に熱電対J l5−B (Pt−/Rh6−30
%)に絶縁管を配しAIaO3保護管に内装したものを
組込み熱電対保護管を製作した。
この保護管を40tonのタンデイツシュ鍋で1分に1
000℃程度まで予熱し、溶鋼中に浸漬し連続測温を行
なった。その結果測温中における熱電対の指示不良や劣
化は認められず、70時間安定して計測することができ
た。^1,0.保護管を取り出して調べたがZrBz質
保護管との反応もなく、変色も少なく再使用できること
が分かつた。同様にZrBg質保護管の内表面を酸化処
理しないものを溶鋼中で連続測温を行なったところ、1
5時間程度より温度指示が乱れすぐに断線した。この保
護管を取出し、内部のAlzOs保護管と熱電対を調査
したところA1□0.保護管は無色に変色し、1部先端
が溶着していることが認められた。熱電対は粒成長し、
測温先端は切断していた。この熱電対の表面なEPM^
で分析したところ、Si、Feなとの微量の元素が検出
され1部ptと合金化していることが分かった。
000℃程度まで予熱し、溶鋼中に浸漬し連続測温を行
なった。その結果測温中における熱電対の指示不良や劣
化は認められず、70時間安定して計測することができ
た。^1,0.保護管を取り出して調べたがZrBz質
保護管との反応もなく、変色も少なく再使用できること
が分かつた。同様にZrBg質保護管の内表面を酸化処
理しないものを溶鋼中で連続測温を行なったところ、1
5時間程度より温度指示が乱れすぐに断線した。この保
護管を取出し、内部のAlzOs保護管と熱電対を調査
したところA1□0.保護管は無色に変色し、1部先端
が溶着していることが認められた。熱電対は粒成長し、
測温先端は切断していた。この熱電対の表面なEPM^
で分析したところ、Si、Feなとの微量の元素が検出
され1部ptと合金化していることが分かった。
[発明の効果]
本発明は、各種溶融金属に対して高い耐食性、耐熱衝撃
性を有するZ「硼化物等の非酸化物系セラミックスを主
成分とする熱電対保護管界であり、測温中に起こる還元
ガスによると思われる熱電対の劣化を防止したものであ
り、安定して連続的に湯温を測温できるものであり、こ
れを使用することによって省力化、湯温、成分調製等の
製品の品質向上に役立ちその工業的価値は多大である。
性を有するZ「硼化物等の非酸化物系セラミックスを主
成分とする熱電対保護管界であり、測温中に起こる還元
ガスによると思われる熱電対の劣化を防止したものであ
り、安定して連続的に湯温を測温できるものであり、こ
れを使用することによって省力化、湯温、成分調製等の
製品の品質向上に役立ちその工業的価値は多大である。
第1図は、本発明の詳細な説明する一部を削除した縦断
面説明図である。 図面にて1は熱電対保護管で、laは非酸化物本体、I
bは内表面酸化物層である。 壬 l 目
面説明図である。 図面にて1は熱電対保護管で、laは非酸化物本体、I
bは内表面酸化物層である。 壬 l 目
Claims (8)
- (1)内表面に酸化物皮膜層を形成してなる非酸化物系
セラミックス製熱電対保護管。 - (2)酸化物皮膜層がZrO_2及び/又はSiO_2
を含むものである請求項1記載の保護管。 - (3)酸化物層が30μ以上の厚みを有する皮膜である
請求項1又は2記載の保護管。 - (4)非酸化物系セラミックス保護管はZrB_2を主
成分とするものである請求項1乃至3いずれか1つに記
載の保護管。 - (5)非酸化物系セラミックス保護管はZrB_2を主
成分とし副成分としてSiCを含むものである請求項4
記載の保護管。 - (6)保護管は溶融金属測温用である請求項1〜5いず
れか1つに記載の保護管。 - (7)非酸化物系セラミックス保護管内を酸化処理し、
非酸化物を構成する金属成分の酸化物層を内面に形成す
ることを特徴とする熱電対保護管の保護法。 - (8)ZrB_2を主成分とする保護管内を1000℃
以上で熱処理することにより表面に厚さ30μ以上のZ
rB_2及び/又はSiO_2を主成分とする酸化物皮
膜層を形成する請求項7記載の溶融金属測温用熱電対保
護管の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11897288A JP2613086B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 熱電対保護管およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11897288A JP2613086B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 熱電対保護管およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01288739A true JPH01288739A (ja) | 1989-11-21 |
JP2613086B2 JP2613086B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=14749839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11897288A Expired - Fee Related JP2613086B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 熱電対保護管およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613086B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5181779A (en) * | 1989-11-22 | 1993-01-26 | Nippon Steel Corporation | Thermocouple temperature sensor and a method of measuring the temperature of molten iron |
US6286995B1 (en) * | 1998-09-22 | 2001-09-11 | Denso Corporation | Temperature sensor |
KR100883146B1 (ko) * | 2008-08-19 | 2009-02-16 | 이경희 | 유동층 보일러 내열성 열전대 |
CN105509921A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-20 | 洛阳西格马炉业股份有限公司 | 以金属或合金为感温探头的温度传感器及制作和校温方法 |
CN105758543A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-07-13 | 洛阳西格马炉业股份有限公司 | 一种高熔点金属或合金热电偶及其制作和温度校正方法 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11897288A patent/JP2613086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5181779A (en) * | 1989-11-22 | 1993-01-26 | Nippon Steel Corporation | Thermocouple temperature sensor and a method of measuring the temperature of molten iron |
US6286995B1 (en) * | 1998-09-22 | 2001-09-11 | Denso Corporation | Temperature sensor |
KR100883146B1 (ko) * | 2008-08-19 | 2009-02-16 | 이경희 | 유동층 보일러 내열성 열전대 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2613086B2 (ja) | 1997-05-21 |
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