JPH01288435A - 積層フィルム及びその製造方法 - Google Patents

積層フィルム及びその製造方法

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JPH01288435A
JPH01288435A JP63117146A JP11714688A JPH01288435A JP H01288435 A JPH01288435 A JP H01288435A JP 63117146 A JP63117146 A JP 63117146A JP 11714688 A JP11714688 A JP 11714688A JP H01288435 A JPH01288435 A JP H01288435A
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flexible sheet
corona discharge
electrode
laminated film
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睦男 赤尾
Mitsuo Kobiyama
小檜山 光雄
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MEITO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は包装材料等に用いられる積層フィルム及びその
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、プラスチックフィルムや金属箔等のフレキシブ
ルシートを接着剤で接着する際、フレキシブルシートと
接着剤との接着力を大きくするため、コロナ放電処理等
の前処理を施し、フレキシブルシートの表面を化学的又
は物理的に変化させて親和性を向上させていた。例えば
、第16図に示す積層フィルムのように、フレキシブル
シート層1及び3の表面にコロナ放電処理面37を設け
、このコロナ放電処理面37・37間に接着層38を介
して積層していた。
このコロナ放電処理は、第17図に示すように、絶縁さ
れた電極39と、接地された誘電体ロール40との間に
、高周波高電圧を印加して空気を絶縁破壊しコロナ放電
を発生させる。そしてこのコロナ放電中にフレキシブル
シート1を通過させ、その表面を均一に処理し接着力を
向上させる。
また、他のコロナ放電処理としては、第18図に示すよ
うに、ロール電極41を用いる方法もあった。
さらに、写真用原紙にポリオレフィン樹脂エクストルー
ジョンラミネート層を塗布する印画紙用耐水紙に関して
は、均一なコロナ放電処理を行うだめの多くの技術が開
示されている(特公昭62−3939号公報、特開昭5
4−145769号公報等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者が長年研究を進めてきた結果、
積層フィルムの場合、フィルム全面を強く均一に接着さ
せると一枚の厚手シートに類似した物性を示すようにな
り、引裂き強度や衝撃穴あけ強度が低下するだけでなく
、柔軟性やカーリングも悪化することを見出した。
特に、−軸分子配向フィルムを分子配向軸が交差するよ
うに接着層を介して積層したクロスラミネートフィルム
は、この欠点が強く現れ適度の接着強度を確保するのに
苦労してきた。
本発明は以上の課題を解決し、適度の接着強度を持ち、
カーリングが無く、引裂き強度等も大きい積層フィルム
を提供することを目的とする。
また、この積層フィルムを安価かつ効率的に製造できる
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は、−J二記目的を達成するため番こ1、フレキ
シブルシート表面を接着強度に強弱があるように処理し
たものである。
すなわち、本発明の積層フィルムは、接着強度が不均一
になるように表面処理されたフレキシブルシートと、該
フレキシブルシートの表面処理された面に積層された接
着層と、該接着層に積層された他のフレキシブルシーI
・とを具備していることを特徴として構成されている。
また、本発明の積層フィルムの製造方法は、フレキシブ
ルシートの表面をコロナ放電で接着強度が不均一となる
ように活性化処理し、該活性化処理されたフレキシグル
シートを他のフレキシブルシートと接着層を介して積層
することを特徴として構成されている。
本発明による積層フィルムの一方のフレキシブルシート
は、接着強度が不均一になるように表面処理されている
。この不均一な接着強度の処理は、積層フィルムを一体
化せずに柔軟性を持たせるためである。従って、柔軟性
を持たずことができれば、接着強度を不均一にする構成
は、接着強度が規則的に変化しても、不規則に変化して
もよく、また、縞状、散点状、格子状等種々のパターン
に構成できる。なお、最も弱い接着強度は、零に近いも
のであってもよい。
この表面処理の方法は、フレキシブルシートの表面と接
着層との接着性を向上させる方法であればよい。例えば
、コロナ放電処理法、火災処理法、紫外線照射法、グロ
ー放電処理法等がある。特に、作業性、安価であること
等の点でコロナ放電処理法が好ましい。
フレキシブルシートは、各種の紙や金属箔やセロハンや
各種熱可塑性樹脂フィルムやエチレン共重合体樹脂フィ
ルム等用途に応じて各種のフレキシブルシートを用いる
ことができる。また、このフレキシグルシー1・は非導
電性でも導電性でも半導電性であってもよい。また単層
フィルムや多層共押出しフィルムであってもよい。
接着層は、その種類、厚さ、温度、加工速度、用途等に
応じて自由に変更できる。例えば、ウェットラミネート
、ドライラミネート、ホットメルト接着剤塗布、エクス
トルージジンラミネート等で形成される。
他のフレキシブルシートは、表面処理されるフレキシブ
ルシートと同一のシートであっても、異なるシートであ
ってもよく、また、接着層との接着強度が失う無処理で
あっても、表面処理を施して、その全面に均一な表面処
理を施しても、さらに不均一な表面処理を施してもよい
フレキシブルシー]・の表面をコロナ放電で接着強度が
不均一となるように活性化処理するには、フレキシブル
シートに達するコロナ放電の強さを変化させることによ
り行う。このコロナ放電の強さを変化させるには、電極
とフレキシブルシートの距離を変化させたり、電極自体
にコロナ放電しない部分を設けたりして行う。
上記電極とフレキシブルシートの距離を変化させるには
、電極のコロナ放電面に凹凸を形成したり、電極として
ロール電極を用い、このロール電極を偏心した軸を中心
に回転させたり、誘電体ロールに凹凸を形成したり、誘
電体ロールを偏心した軸を中心に回転させたりして行う
。凹凸を形成するには、エンボス加工、彫刻、切欠き加
工等による。
また、電極自体にコロナ放電しない部分を設けるには、
電極の一部に絶縁体を被覆したり、埋め込んだりして行
う。
電極の材質は、アルミニウム、ステンレス等従来と同様
な材質が用いられ、その形状はナイフェツジタイプ、バ
ータイプ、シュータイブ、ロールタイプ等種々用いられ
る。
mt 体ロールは、ハイパロンゴム、セラミックス、E
PTゴム、シリコンゴム、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、グラスチールロール、マイラー等を表面に被覆し
たロールである。
本発明の積層フィルムは、本発明に必須の3層を具備し
ていれば、さらに他の1つ以上の層を積層した積層フィ
ルム構成であってもよく各種製品の包装等に用いること
ができ、中でも写真感光材料、食料品、医薬品、化学物
質等の感光物質の包装に好適である。
特に、少なくともフレキシブルシートの1つ以上に遮光
性物質を含む多層共押出しフィルムを用いる場合(実願
昭61−50918、実願昭62−34509、特願昭
62−15765、特願昭62−120089等に開示
)はわずかなガスや光や湿度により品質が破壊されるハ
ロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、直接ポ
ジカラー感光材料、感光性樹脂、自己現像型写真感光材
料、拡散転写型写真感光材料、感光性感熱材料等の写真
感光材料に好適である。
本発明の積層フィルムを例えば上記写真感光材料に適用
する場合、−垂平袋、二重平袋、自立袋、−重ガゼット
袋、二重ガゼツト袋、積層フィルム、防湿箱の内貼り、
明室装填用遮光マガジンの内貼り、リーダー紙等公知の
あらゆる形態に使用可能である。
製袋の方法は使用する積層フィルムの性質に応じて、ヒ
ートシール、溶断シール、インパルスシール、超音波シ
ール、高周波シールなど、従来公知のプラスチックフィ
ルムのシール法による。なお、適宜の接着剤、粘着剤な
どを使用して製袋することも可能である。
〔作用〕
本発明の積層フィルムでは、接着強度が不均一になるよ
うに表面処理されたフレキシブルシートが、他のフレキ
シブルシートと一体化せず柔軟な状態とし、積層フィル
ムの引裂き強度、カーリングを低減させている。
また、本発明の積層フィルムの製造方法では、コロナ放
電で表面処理するので、安価かつ簡単にフレキシブルシ
ートに接着強度が不均一となるように処理できる。
〔実施例〕
本発明による積層フィルムの一実施例を第1図に基づい
て説明する。
第1図は、積層フィルムの一部を剥がした状態の部分斜
視図である。
この図において、符号1はフレキシブルシート1で、こ
のフレキシブルシートlの接着層2例の表面は、接着強
度が太き(なるように表面処理された強接着処理部Aと
、強接着処理部Aより接着強度が小さくなるように表面
処理された弱接着処理部Bとが、交互にストライプ状に
形成されている。
符号3は他のフレキシブルシートで、無処理でも強接着
が得られるフレキシブルシートを用いるか、又はこのフ
レキシブルシート3の接着層2側の表面は、全面均一に
表面処理された強接着処理部Aが形成されている。
そして、これらのフレキシブルシート1及び3を、それ
ぞれ表面処理側が対向するように、接着層2で接着され
ている。
第2図から第4図は、本発明に必須の層だけからなる積
層フィルムの他の実施例の一部を剥がした状態の部分断
面図である。
第2図に示す実施例は、フレキシブルシート1に設けら
れる強弱の接着強度となるような表面処理が、強接着処
理部Aと弱接着処理部Bとが明瞭に区別されることなく
、連続的に強くなったり弱くなったりするように形成さ
れている。
第3図に示す実施例は、強接着処理部Aが格子状に、即
ぢ弱接着処理部F3が縦横等間隔に矩形状に形成されて
いる。
第4図に示す実施例は、第3図に示づ一実施例と逆に、
弱接着処理部I3が格子状に形成されている。
なお、第2図から第4図に示す他の実施例において、接
着層2及び他のフレキシブルシート3は第1図に示す実
施例と同様である。
また、第1図から第4図において、符号Cばフレキシブ
ルシート1と接着N3の強接着部を示U2、符号りば弱
接着部を示す。
次に、以上のような積層フィルムの製造方法について、
第5図から第12図に基づいて説明する。
第5図において、符号5は電極で、この電極5のコロナ
放電面は凸部6と凹部7の櫛刃状に形成されている。符
号8ば誘電体D−ルで、この誘電体ロール8は従来と同
様な構成のものである。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様に電極5と誘電体ロール8間に高周波高電圧を印加
してコロナ放電させる。イし、て、このコロノー放電中
にフレキシブルシー・[・1を通過さ廿て表面を活性化
処理するが、電極5の放電面は凸部6と凹部7で形成さ
れているので、凸部6に対向するフレキシブルシー[1
との面は、四部7に対向するフレキシブルシー1−1の
面より活性化処理が強くされる。従って、)1/キシプ
ルシート1は、強接着処理部Aと弱接着処理部Bが幅方
向に略ストライブ状に形成される。
なお、電極5の凸部6の高さは、063〜100胴が好
ましく、特に好ましくは1〜20mである。凸部6の幅
は、1mm以上が好ましく、特に好ましくは3〜50鵬
である。凹部7の幅は、2 mm以上が好ましく、特に
好ましくは5〜300mmである。
第6図において、符号9は従来と同様の電極であり、符
号10は誘電体ロールである。この誘電体ロール10は
、その軸方自己こ突条11・・・11が複数本形成され
ている。
以上のような装置でコロナ放電処理を行・う乙こは、従
来と同様にコロナ放電させ、71ノキジブルシート1を
通過させて活性化処理するが、誘電体ロールIOは突条
11・・・11が形成されているので、突条11に接す
る゛フレキシブルシート1の面は接しない面より高くな
り、即ち電極9との距離が近くなり強く活性化処理され
る。従って、フレキシブルシート1は、強接着処理部A
と弱接着処理部Bが交互に略ストライブ状に形成される
第7図において2、符号12は従来と同様の電極であり
、符号13は誘電体ロールである。この誘電体ロール1
3は、その回転軸14が偏心して設けられてい、る他は
従来と同様である。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うCごば、従来
と同様に二ノロナ放電させ、フレキシブルシート1を通
過さセて活性化処理するが、誘電体ロール13が偏心し
た回転軸14を中心に回転rるので、フ1ノキパ/プル
シー=+−iは電極12に連続的に近くなったり遠くな
ってすする。従って、フレキシブルシート1への表面処
理は、この遠近運動に伴って変動し、強接着処理部Aと
弱接着処理部Bが連続的に変化して形成される4 第8図においては、符号15は従来と同様なロール電極
であり、符号16は誘電体ロールである。この誘電体ロ
ール16は、その表面に格子状の凸部17が形成されて
いる。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様にコロナ放電させ、フレキシブルシート1を通過さ
せて活性化処理するが、フレキシブルシート1は格子状
の凸部17で持ち上げられるので、その面がロール電極
15との距離が近くなる。
従って、フレキシブルシート1ば、強接着処理部Aが格
子状に形成され、その内側が弱接着処理部Bとなってい
る。
第9図において、符号1日はロール電へであり、符号1
9は従来と同様な誘電体D−ルである。上記ロール電極
18は、その円周方向全面に帯状の絶縁部20・・・2
0が複数設けられている。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様にコロナ放電させ、フレキシブルシート1を通過さ
せて活性化処理するが、ロール電極18の絶縁部20か
らはコロナ放電しないので、フレキシブルシート1の絶
縁部20に対応する面は1、弱い表面処理しか行われな
い。従って、フレキシブルシート1は、強接着処理部A
と弱接着処理部Bが幅方向に交互に連続する略ストライ
プ状に形成されている。
第10図において、符号21はロール電極であり、符号
22は従来と同様な誘電体ロールである。上記ロール電
極21は、その回転軸23が偏心して設けられている他
は従来と同様である。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様にコロナ放電させ、フレキシブルシート1を通過さ
せて活性化処理するが、ロール電極21は偏心した回転
軸23を中心に回転するので、ロール電極21の表面が
フレキシブルシート1に近くなってり遠くなったりする
。従って、フレキシブルシート1への表面処理は、この
遠近運動に伴って変動し、強接着処理部Aと弱接着処理
部Bが連続的に変化して形成される。
第11図において、符号24はロール電極であり、符号
25は従来と同様な誘電体ロールである。上記ロール電
極24は、その円周方向に線状の突条26・・・26が
複数形成されている。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様にコロナ放電させ、フレキシブルシート1を通過さ
せて活性化処理するが、ロール電極24の突条26はフ
レキシブルシート1に近いので、突条26に対応する面
は強い表面処理が行われる。
従って、フレキシブルシー)1は、強接着処理部Aと弱
接着処理部Bが幅方向に交互に連続する略ストライプ状
に形成されている。
第12図において、符号27はロール電極であり、符号
28は従来の同様の誘電体ロールである。上記ロール電
極27は、略長方体の凸部29・・・29が等間隔で複
数形成されている。
以上のような装置でコロナ放電処理を行うには、従来と
同様にコロナ放電させ、フレキシブルシート1を通過さ
せて活性化処理するが、ロール電極27の凸部29はフ
レキシブルシート1に近いので、フレキシブルシート1
の凸部29に対応する面は強い表面処理が行われる。従
って、フレキシブルシート1は、弱接着処理部Bが格子
状に形成され、その内側に強接着処理部Aが形成されて
いる。
そして、以上のような表面処理がなされたフレキシブル
シート1の表面処理側の面に接着層2を塗布し、さらに
その上に他のフレキシブルシート3を積層接着して、第
1図から第4図等に示すような積層フィルムが完成する
第13図から第15図は、電極の他の実施例の正面図で
ある。
第13図に示す実施例は、電極31のコロナ放電面に凸
部32と凹部33が形成されており、そして、凹部33
には絶縁部材34が設けられている。
第14図に示す実施例は、電極35のコロナ放電面に露
出するように絶縁部材34が略中程まで埋込まれている
第15図に示す実施例は、第14図に示す例と同様に電
極36の放電面に絶縁部材34が露出して形成されてい
るが、絶縁部材34が電極36の全長に亘って設けられ
ている。
次に、本発明品■〜■、従来品■〜■の特性を比較した
実験結果について説明する。
本発明品■ 本発明品Iは第10図に示すように、2mm偏心した外
径が40閣φのシリコンゴム被覆のコロナ放電ロール電
極と、外径が100mmφの誘電体ロールとをクリアラ
ンスが3鵬として配置し、ラミネート加工速度100m
/分、電圧100v、陽極電流0.3A、格子電流60
!RAで、フレキシブルシートとして厚さ15−のアル
ミニウム真空蒸着二輪延伸ナイロンフィルム(ユニチカ
KK製)にコロナ放電表面処理を行った。
そして、この表面処理を行ったアルミニウム真空蒸着二
軸延伸ナイロンフィルムに、メルトインデックス(以後
MIと表示) 7 g/10分、密度0.918g/c
4の高圧法低密度ポリエチレン(以後LDPEと表示)
樹脂を用いた樹脂温度305°C1厚さ15−のLDP
E樹脂エクストルージョンラミネート接着層を介して、
カーボンブラックを3重量%含むM 12.1g/10
分、密度0.920g/adのエチレンと4−メチルペ
ンテン−1共重合体樹脂を用いた厚さ70−のインフレ
ーションフィルムを接着して積層フィルムとした。
本発明品■ 本発明品■は、第9図に示すように、外径が45閤φで
、rlllBmの絶縁体(シリコンゴム)を130岨間
隔で埋め込んだコロナ放電ロール電極と、外径100−
φのハイパロンゴム被覆の誘電体ロールとを、クリアラ
ンスが2mmとして配置し、ラミネート加工速度Roo
m/分、電圧100v、陽極電流、0 、3 A、格子
電流60mAで、フレキシブルシートとして厚さ20/
/lの二軸延伸ポリプロピI/ンフィルム(工材化学K
K製)にコロナ放電処理を行った。
そして、この表面処理を行った二軸延伸ポリプロピレン
フィルムCご、本発明品Iと同一・の接着層を介して、
本発明品■と同一のインフレーションフィルムを接着し
て積層フィルムとした。
本発明品■ 本発明品■は、第5図に示すように2.凸部の高さが5
關、巾が18m、凸部と凸部の間隔が130mのクシ歯
形をしたアルミニウムから成るコロナ放電バー電極と、
外径100閣φ巾のハイバロンゴl、被覆の誘電体ロー
ルとを、クリアランスが2.5蒔とU7て配置し、ラミ
ネート加工速度100 m /分、電圧100v、陽極
電流0.3A、極子電流60mAで、フレキシブルシー
トとして厚さ12mの二軸延伸ポリエステルフィルム(
東しKK製)にコロナR’l 71 処理を行った。
そして、この表面処理を行った二軸延伸ポリエステルフ
ィルムに、本発明品Iと同一の接着層を介L2て、坪1
50g/%の晒クラフト紙(大興製紙KK製)を接着し
て積層フィルムとした。
本発明品■ 本発明品■は、第5図に示すように、凸部の高さが51
11141.巾が18醍、凸部と凸部の間隔が15胴の
クシ歯形をしたアルミニウムから成るコロナ放電バー電
極と9.外径100mmφのハイパロンゴム被覆の誘電
体ロールとを、クリアランスが2.5艶として配置し、
ラミネート加工速度100m/分、電圧100V、陽極
電流0.3A、極子電流60mAで、フレキシブルシー
トとしてM 70.4g/10分、密度0.964g/
10分のHD P E樹脂98重量%と酸化チタン2重
量%からなるjvさ45虜の斜め一軸分子配向HDPE
フィルムにニスロナ放電処理を行った。
モし5て、この表面処理を行った斜め一軸分子配向HD
PEフィルムに、本発明品Iと同一の接着層を介して、
厚さ451Mの斜め一軸分子配向HD PEフィルムを
分子配向軸が交差するように接着して積層フィルムとし
た。
従来品1 本発明品■と同一の厚さ20−の二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルムに、コロナ放電処理をすることなく、本発明
品Iと同一・の接着層を介して、本発明品Iと同一のイ
ンフレ・=・ジョンフィルムを接着して積層フィルムと
した。
従来品■ 従来品■は、第17図に示ずように、アルミニウムバー
電極と、外径100mmφの誘電体ロールとを、クリア
ランスが2.5鵬として配置し、ラミネート加工速度1
00m/分、電圧100V、陽極電流t)、3A、極子
電流60mAで、本発明品■と同一の厚さ12mの二軸
延伸ポリエステルフィル11にコロナ放電処理を行った
そして、この均一な表面処理が行われた二軸延伸ポリエ
ステルフィルムに、本発明品■と同一の接着層を介して
、坪量50g/ ryfの晒クラフト紙を接着して積層
フィルムとした。
従来品■ 従来品■と同一の70ナ放電処理設備と条件で、本発明
品■と同一の厚さ45−の斜め一軸分子配向HD P 
Eフィルムにコロナ放電処理を行、た。
そして、この均一な表面処理が行われた斜め一軸分子配
向フィルムに、本発明品■と同一の接着層を介して、本
発明品■と同一の斜め一軸分子配向HDPEフィルムを
分子配向軸が交差するように接着して積層フィルムとし
た。
結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎・・・非常に優れている O・・・優れている ・・・・可(実用限度内) ム・・・問題あり(改良必要) ×・・・実用不可 〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成することにより、積層フィル
ム全体が一体とならず柔軟な状態にあるので、物理強度
特に引裂き強度が大きく、非常に柔軟性に富み、ピンホ
ールが発生しに(く、かつカーリングを小さくできる。
また、極めて安価かつ簡単に物理強度の優れた積層フィ
ルムを製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明による積層フィルムの一部剥
離した部分斜視図、第5図から第12図は本発明による
積層フィルムの製造方法のコロナ放電方法を示す図、第
13図から第15図は同上絶縁体を用いた電極の正面図
、第16図は従来の積層フィルムの一部剥離した部分斜
視図、第17図及び第18図は従来のコロナ放電方法を
示す図である。 1.3・・・フレキシブルシート 2.38・・・接着層 5.9.12.31.35.36.39・・・バー電極
8.10.13、I6. 19.22.25.28.40・・・誘電体ロール15
.18.21.24.27.41・・・ロール電極A・
・・強接着処理部 B・・・弱接着処理部 特許出願人  富士写真フィルム株式会社同    名
糖株式会社 代 理 人  弁理士 田中政浩 はか1名第1図 第13図  第14図  第15図 第16図 第17図    第18図 第5図 ら 第7図 や 第6図 第8図 第9図 第11図 第゛10図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着強度が不均一になるように表面処理されたフ
    レキシブルシートと、該フレキシブルシートの表面処理
    された面に積層された接着層と、該接着層に積層された
    他のフレキシブルシートとを具備していることを特徴と
    する積層フィルム
  2. (2)フレキシブルシートの表面をコロナ放電で接着強
    度が不均一となるように活性化処理し、該活性化処理さ
    れたフレキシブルシートを他のフレキシブルシートと接
    着層を介して積層することを特徴とする積層フィルムの
    製造方法
JP63117146A 1988-05-16 1988-05-16 積層フィルム及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH07119082B2 (ja)

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