JPH01287342A - 部屋の音響設備 - Google Patents

部屋の音響設備

Info

Publication number
JPH01287342A
JPH01287342A JP11750688A JP11750688A JPH01287342A JP H01287342 A JPH01287342 A JP H01287342A JP 11750688 A JP11750688 A JP 11750688A JP 11750688 A JP11750688 A JP 11750688A JP H01287342 A JPH01287342 A JP H01287342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
room
acoustic
opening
acoustic panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11750688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kurihara
善隆 栗原
Yuzo Okudaira
有三 奥平
Wakio Yamada
和喜男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11750688A priority Critical patent/JPH01287342A/ja
Publication of JPH01287342A publication Critical patent/JPH01287342A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、音楽を鑑賞したり楽器を演奏したりする部屋
の音楽設備に関する。
[従来の技術1 従来、一般家庭の居間などで音楽を鑑賞したり楽器を演
奏したりしていた。
[発明が解決しようとする課題1 ところが、このように一般家庭の部屋で音楽を鑑賞した
り楽器を演奏したりする場合、部屋がコンサートホール
などに比べて狭く、さらに直方体形状で拡散性が悪いた
め部屋の固有振動数が特定の低い周波数に集中し、その
周波数の音が強調されてプーンと響いてしまうブーミン
グ現象が生じていた。このブーミング現象は音楽を鑑賞
する上でも楽器を演奏する上でも音響的な障害となるも
のであった。
またこのような部屋はその目的(すなわち、音響を鑑賞
する部屋であるのか楽器を演奏する部屋であるのか、ま
たどのようなノヤンルの音楽なのかという目的)によっ
て最適な音響特性が異なるが、一般家庭の部屋の構成で
は音響特性を変更することが容易ではなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであ
って、その目的とするところは、ブーミング現象等の音
響障害を無くし、且つ容易に室内の音響特性を変更でき
、更に音の拡散性の良い部屋の音響設備を提供するにあ
る。
[W題を解決するための手段1 本発明の部屋の音響設備は、パネル枠1に吸音ユニット
2乃至反射ユニット3を着脱自在に取り付けて音響パネ
ル体4を構成し、複数個の音響パネル体4を隣り合う音
響パネル体4の上下方向の辺同士を回動自在に連結して
各音響パネル体4が部屋の壁面5に対して任意の角度が
とれるようにし、少なくとも両端に位置する音響パネル
体4を部屋の壁面5に平行な面の水平方向に対してスラ
イド自在に配置し、部屋の天井面6に吸音装置7を配設
して成ることを特徴とするものであって、このような構
成を採用することで、上記した本発明の目的を達成した
ものである。
[作用1 しかして、任意の音響パネル体4を回動して部屋の壁面
5に平行な面に対する角度を変えるものであり、また音
響特性に応じてパネル枠1に取り付ける吸音ユニット2
乃至反射ユニット3を選択して取り付けるようにしたも
のである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図には本発明の一実施例の全体斜視図が示しである
。パネル枠1に吸音ユニット2乃至反射ユニット3を着
脱自在に取り付けて音響パネル体4を構成しであるが、
第1図の実施例ではパネル枠1に吸音ユニット2を取り
付けた音響パネル体4とパネル枠1に反射ユニット3を
取り付けた音響パネル体4とを2枚で一組としてその一
方の音響パネル体4のパネル枠1の上下方向の辺を他方
の音響パネル体4のパネル枠1の上下方向の辺と蝶番8
で連結しである。この2枚で一組となった音響パネル体
4は蝶番8で連結した方とは反対側の上下方向の辺側の
上端部に吊り金具9を設け、下端部に〃イド10を設け
、上下に配設したレール11にそれぞれ吊り金具9及び
〃イド10をスライド自在にはめ込んであり、このこと
により音響パネル体4が部屋の壁面5に平行な面の水平
方向に対してスライド自在に配置されて壁の一部を構成
するようになっている。本実施例において吸音ユニット
2は第2図に示すように粘弾性を有した材料により薄肉
に形成された中空管12と、開口を有しその開口が中空
管12開口と一致し且つその中空管12外側に岩田され
た空気層13を形成するボックス14と、該ボックス1
4の開口を閉塞するパンチングメタル15とにより構成
しである。また反射ユニット3はパーティクルボードに
より構成しである。そして第1図の実施例では一つのパ
ネル枠1に吸音ユニット2を3ユニット着脱自在に組み
込み、他の一つのパネル枠1に反射ユニット3を3ユニ
ット組み込んである。部屋の天井面6には吸音装置7が
組み込んである。吸音装置7は開口17を有するバッフ
ル板16と、バッフル板16の開口17を閉塞するよう
に配設された振動板18と、バッフル板16の開口縁と
振動板18の周縁より振動板18中心よりの部分との開
に配設され、該振動板18をバッフル板16に対して振
動自在に支持するエツジ19とをバッフル板16の音波
の到来方向と反対側に空気層をとるように設置して構成
しである。また天井面6には照明装置20が配設しであ
る。
第5図に示したグラフは、本実施例の残響時間の周波数
特性の一例を示したもので、縦軸が残響時間、横軸が周
波数である。なお、残響時間とは音の響きの量を表す物
理的指標で、残響時間が艮いほど響きの量が多いことを
表している。
第6図に示したグラフは、第5図に示した残響時間の周
波数特性を持つ本実施例と同じ大きさの一般的な仕様(
天井はロックウール系のボード、壁は石膏ボードにクロ
ス貼り)の部屋の残響時間の周波数特性である。
しかして、第5図、第6図から明らかなように一般の部
屋では、200Hzを中心として残響時間が長くなって
いるが、これはブーミング現象によるものである。それ
に対して、本実施例にあっては吸音ユニット2及び吸音
装置7を配置しているためブーミング現象も見られず、
非常に7ラツトな好ましい残響時間の周波数特性となっ
ている。
またこの残響時間の最適値はその目的(つまり、音楽を
鑑賞する部屋であるのか楽器を演奏する部屋であるのか
、またどのようなジャンルの音楽なのか)によって異な
るが、本実施例の場合、吸音ユニットと反射ユニットの
入れ換えが容易に行えるので、その数の比を変えること
により、また天井の吸音装置をパーティクルボードのよ
うな反射性のパーティクルボードに入れ換えることによ
り容易に残響時間の調整が行えるものである。
さらに壁の一部を構成する上記音響パネル体4を引き出
し、容易に壁に凹凸を作ることができ、より一層音の拡
散性を高めることができるものである。
ところで第1図に示す実施例では、2枚の音響パネル体
4を蝶番8で連結したものを一組とし、この2枚で一組
のパネル体4の他端の上下をレール11に対してスライ
ド自在に取り付け、更にこのようにした2枚で一組のも
のを複数組レール11に取り付けた実施例を示したが、
2枚以上の音響パネル体4を隣り合う音響パネル体4の
上下方向の辺同士を回動自在に連結して各音響パネル体
4が部屋の壁面5に対して任意の角度がとれるようにし
、少な(とも両端部に位置する音響パネル体4の端部上
下を上下のレール11にスライド自在に取り付けてもよ
いものである。
[発明の効果1 本発明にあっては、叙述のようにパネル枠に吸音ユニッ
ト乃至反射ユニットを着脱自在に取り付けて音響パネル
体を構成し、複数個の音響パネル体を隣り合う音響パネ
ル体の上下方向の辺同士を回動自在に連結して各音響パ
ネル体が部屋の壁面に対して任意の角度がとれるように
し、少なくとも両端に位置する音響パネル体を部屋の壁
面に平行な面の水平方向に対してスライド自在に配置し
、部屋の天井面に吸音装置を配設しであるので、ブーミ
ング現象等の音響障害を防止でき、またパネル枠への吸
音ユニット乃至反射ユニットの取り付けを選択すること
で容易に部屋内の音響特性を変更でき、更に各音響パネ
ル体を回動させて壁面に対して凹凸させることで拡散性
の良い部屋とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体斜視図、第2図は同上の吸音ユニ
ットの一部破断せる斜視図、tIfJ3図(a)(b)
は音響パネルの上下のレールへの取り付けを示す斜視図
及び断面図、第4図は吸音装置の一部破断せる斜視図、
第5図は本発明の残響時間の周波数特性を示すグラフ、
第6図は従来例の残響時間の周波数特性を示すグラフで
あって、1はパネル枠、2は吸音ユニット、3は反射ユ
ニット、4は音響パネル、5は壁面、6は天井面、7は
吸音装置である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第4図 第5図 NI * * ()+2) 第6図 周壕散()lz) 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和63年特許i第117506号 2、発明の名称 部屋の音響設備 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者 三好俊夫 4、代理人 郵便番号 530 住 所 大阪市北区梅田1丁目12番17号5*@正命
令の日付 自   発 6、補正により増加する請求項の数 なし1)、明細書
の特許請求の範囲を下記のように訂正致します。 [(1)パネル枠に吸音ユニット乃至反射ユニットを着
脱自在に取り付けて音響パネル体を構成し、複数個の音
響パネル体を隣り合う音響パネル体の上下方向の辺同士
を回動自在に連結して各音響パネル体が部屋の壁面に対
して任意の角度がとれるようにし、少なくとも両端に位
置する音響パネル体Δl政L1を部屋の壁面に平行な面
の水平方向に対してスライド自在に配置し1部屋の天井
面に吸音iR置を配設して成ることを特徴とする部屋の
音響設備。 (2)吸音ユニットを、粘弾性を有した材料により薄肉
に形成された中空管と、開口を有しその開口が中空管開
口と一致し且つその中空管外側に密閉された空気層を形
成するボックスとから構成し、反射ユニットをパーティ
クルボードとし、且つ天井面の吸音装置を、開口を有す
るバッフル板と、バッフル板の開口を閉塞するように配
設された振動板と、パフフル板の開口縁もしくはパフ7
ル板外周よりの部分と振動板の周縁もしくは周縁より振
動板中心よりの部分との間に配設され該振動板をバッフ
ル板に対して振動自在に支持するニックと、バッフル板
の音波の到来方向と反対側の空気層とから構成したこと
を特徴とする請求項1記載の部屋の音響設備、」 2)、同上第2頁@11行目の「音楽設備]を削除して
「音響設備」を挿入致します。 3)、同上第4頁第3行目の「音響パネル体4を」を削
除して[音響パネル体4の端部上下を」を挿入致します
。 4)、同上fjS8頁第20行目の「R述」を削除して
F上述」を挿入致します。 代理人 弁理士 石 1)艮 七

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル枠に吸音ユニット乃至反射ユニットを着脱
    自在に取り付けて音響パネル体を構成し、複数個の音響
    パネル体を隣り合う音響パネル体の上下方向の辺同士を
    回動自在に連結して各音響パネル体が部屋の壁面に対し
    て任意の角度がとれるようにし、少なくとも両端に位置
    する音響パネル体を部屋の壁面に平行な面の水平方向に
    対してスライド自在に配置し、部屋の天井面に吸音装置
    を配設して成ることを特徴とする部屋の音響設備。
  2. (2)吸音ユニットを、粘弾性を有した材料により薄肉
    に形成された中空管と、開口を有しその開口が中空管開
    口と一致し且つその中空管外側に密閉された空気層を形
    成するボックスとから構成し、反射ユニットをパーティ
    クルボードとし、且つ天井面の吸音装置を、開口を有す
    るバッフル板と、バッフル板の開口を閉塞するように配
    設された振動板と、バッフル板の開口縁もしくはバッフ
    ル板外周よりの部分と振動板の周縁もしくは周縁より振
    動板中心よりの部分との間に配設され該振動板をバッフ
    ル板に対して振動自在に支持するエッジと、バッフル板
    の音波の到来方向と反対側の空気層とから構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の部屋の音響設備。
JP11750688A 1988-05-14 1988-05-14 部屋の音響設備 Pending JPH01287342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11750688A JPH01287342A (ja) 1988-05-14 1988-05-14 部屋の音響設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11750688A JPH01287342A (ja) 1988-05-14 1988-05-14 部屋の音響設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01287342A true JPH01287342A (ja) 1989-11-20

Family

ID=14713442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11750688A Pending JPH01287342A (ja) 1988-05-14 1988-05-14 部屋の音響設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01287342A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033452A1 (fr) * 1999-03-03 2000-09-06 Christian Malcurt Dispositif à propriété acoustique variable
KR20030033557A (ko) * 2001-10-24 2003-05-01 박동수 개폐가 가능한 흡차음문
KR101281641B1 (ko) * 2010-12-24 2013-07-03 삼성중공업 주식회사 캐빈의 소음 감소 장치
JP2015083748A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社河合楽器製作所 蝶番及び音調パネル群
KR20200000708A (ko) * 2018-06-25 2020-01-03 주식회사 아비드어코스틱 객석 잔향 조정 시스템
CN111255110A (zh) * 2020-03-10 2020-06-09 东莞瑞森新谱声学科技有限公司 一种自动控制抽屉式可调吸声系统及其控制方法
JP7064263B1 (ja) * 2022-02-16 2022-05-10 ツナガルデザイン株式会社 建物の防音構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1033452A1 (fr) * 1999-03-03 2000-09-06 Christian Malcurt Dispositif à propriété acoustique variable
KR20030033557A (ko) * 2001-10-24 2003-05-01 박동수 개폐가 가능한 흡차음문
KR101281641B1 (ko) * 2010-12-24 2013-07-03 삼성중공업 주식회사 캐빈의 소음 감소 장치
JP2015083748A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社河合楽器製作所 蝶番及び音調パネル群
KR20200000708A (ko) * 2018-06-25 2020-01-03 주식회사 아비드어코스틱 객석 잔향 조정 시스템
CN111255110A (zh) * 2020-03-10 2020-06-09 东莞瑞森新谱声学科技有限公司 一种自动控制抽屉式可调吸声系统及其控制方法
CN111255110B (zh) * 2020-03-10 2021-04-13 东莞瑞森新谱声学科技有限公司 一种自动控制抽屉式可调吸声系统及其控制方法
JP7064263B1 (ja) * 2022-02-16 2022-05-10 ツナガルデザイン株式会社 建物の防音構造
WO2023157336A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 ツナガルデザイン株式会社 建物の防音構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fuchs et al. Creating low-noise environments in communication rooms
US4362222A (en) Arrangement for damping and absorption of sound in rooms
Kleiner et al. Worship space acoustics
EP3592911B1 (en) Variable acoustic technology for rooms
US8100225B2 (en) Room dampening panel
JPH01287342A (ja) 部屋の音響設備
US20210350781A1 (en) Sound Absorbing Panel
US1896844A (en) Acoustics
JP2696801B2 (ja) 音響パネル
JP5396683B2 (ja) 音響面材配置システム
WO2020183689A1 (ja) 音響調整棚
WO2023157336A1 (ja) 建物の防音構造
Gupta An analysis of acoustic treatment on recording studio
EP2990557A1 (en) Panel for walls, ceilings, false ceilings, floor surfaces, furnishing elements and the like
US2361652A (en) Sound-absorbing control for acoustical units
Prawda et al. Room acoustic parameters measurements in variable acoustic laboratory Arni
Sabine The acoustics of sound recording rooms
JPH0352441Y2 (ja)
JPH028006Y2 (ja)
Meyer Acoustics of gothic churches
de Jong Volant: Opera house on campus
JPH01287341A (ja) 音響用パネル
JP2002196768A (ja) オーディオ用ルームチューニング材
JPH0321370Y2 (ja)
Warnock et al. Influence of sound absorbing material type and its location on the sound transmission through a double panel wall specimen