JPH01284839A - フィルム巻戻し装置 - Google Patents

フィルム巻戻し装置

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JPH01284839A
JPH01284839A JP15433588A JP15433588A JPH01284839A JP H01284839 A JPH01284839 A JP H01284839A JP 15433588 A JP15433588 A JP 15433588A JP 15433588 A JP15433588 A JP 15433588A JP H01284839 A JPH01284839 A JP H01284839A
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JP
Japan
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film
winding
switch
gear
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP15433588A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Shimada
嶋田 高久
Reiji Seki
関 玲二
Hideo Kajita
梶田 英夫
Toshihiko Ishimura
石村 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01284839A publication Critical patent/JPH01284839A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、カメラのフィルム巻戻し装置に関し、特に、
フィルムの途中コマからフィルム巻戻しができるフィル
ム巻戻し装置に関する。
【従来の技術】
一般に、撮影済みのフィルムは、フィルムの最終コマま
で撮影が完了した後、巻戻されるものであるが、情況に
よってはフィルムの途中コマからフィルム巻戻しが行な
われることもある。従って、電動式フィルム巻上げ機構
を備えたカメラにおいても、当然のことながら、このよ
うな機能が備わっていることが望ましい。 ところで、フィルムが1コマ給送されるごとにフィルム
巻上げ機構がフィルム巻止め機構によって巻止め係止さ
れるが、フィルムが最終コマまで給送された後フィルム
突っ張り状態においてフィルムを巻戻す場合は、上記フ
ィルム巻止め機構による巻止め係止がかからない状態で
あるのでそのままフィルムを巻戻すことができる。しか
し、フィルムの途中コマからフィルムを巻戻す場合は、
フィルム巻上げ機構が巻止め係止された状態であるので
、そのまま直ちにフィルムを巻戻すことができない。す
なわち、フィルムの途中コマからフィルムを巻戻す場合
、先ず、巻止め係止を解除する必要がある。しかし、従
来のカメラは、フィルムの途中コマでフィルム巻戻しを
行うには、巻止め係止の解除を撮影者の操作に頼るか、
すなわち、巻戻し操作手段に連動して巻止めを解除する
か、あるいは、通常の1コマ巻上げを途中まで行ってか
ら巻戻しを行うようにしていた。前者のカメラでは、巻
戻し操作手段の位置が制約されるだけでなく、巻上げ完
了時に巻戻し操作手段を操作しなければならないため、
操作手段を操作するときに大きな力を必要とする。また
、後者のカメラでは、巻戻し開始時に、フィルムを少し
巻上げるという無駄な動作が必要であり、巻戻しを直ち
に行うことができなかった。
【発明が解決しようとする課題】
フィルム巻上げ行程においては、フィルムを巻上げるた
めに上記巻止め係止を解除するようになっているので、
この解除手段を撮影者の意志により作動させれば、フィ
ルムの途中コマからでもフィルム巻戻しを行うことが可
能になるはずである。 本発明は、フィルムをその最終コマまで送らなくてもフ
ィルム巻戻しが可能で、しかも、操作手段の配置が制約
されず、小さな力で操作手段を操作でき、かつ、無駄な
動作を必要とせず直ちに巻戻し動作に移行できるフィル
ム巻戻し装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段、及び作用・効果】(構 
 成) 上記目的を達成するために、本発明を以下の如く構成し
た。 すなわち、本発明のフィルム巻戻し装置は、フィルム巻
上げ手段を駆動するモータと、該モータのフィルム巻上
げとは逆方向の回転で駆動され、フィルムを巻戻すフィ
ルム巻戻し手段と、フィルム巻上げ行程で1コマ巻上げ
毎に巻止められたフィルムを、所定機構のチャージを完
了した後、巻止め解除する解除手段とを備え、上記フィ
ルム巻戻し手段を駆動し、かつ、上記解除手段を作動さ
せることによりフィルムを巻戻すようにしたフィルム巻
戻し装置であって、さらに、フィルム巻戻しを指令する
ための操作手段と、上記操作手段の指令に基づいて、上
記モータをフィルム巻上げとは逆方向に駆動せしめると
ともに、モータ起動時の、上記モータが少なくともフィ
ルム巻上げ手段のバックラッシュ分程度動く間に、上記
解除手段を作動させる制御手段とを備えたるようにした
。 (作  用) 上記構成によれば、フィルムを最終まで巻上げなくても
上記操作手段(例えば、スイッチと該スイッチを作動さ
せるための操作部材からなる。)を操作すれば上記モー
タにより巻戻し手段か駆動される一方、解除手段が作動
するので、フィルム巻止め状態が解除され、フィルムが
巻戻し方向に移動することが可能となり、フィルムは何
等支承無く巻戻されることになる。すなわち、モータが
駆動してもフィルム巻上げ手段のバックラッシュが駆動
系に介在している間に巻止め状態が解消されれば、フィ
ルムをスムースに巻戻すことが可能になる。従って、フ
ィルムの途中コマからフィルム巻戻しが行える。 (効  果) 本発明は、フィルムが最終で突っ張るまでフィルムを送
らなくても、フィルムを巻戻すための操作手段を操作す
るだけ、例えば、スイッチを作動させるだけで、直ちに
フィルムを巻戻すことを可能とする。また、操作手段の
操作と解除手段の動作とを連動させなくてもよいので、
操作手段を自由に配置できる。
【実施例】
以下に、図に基づいて本件発明の一実施例を具体的に説
明する。 第1図は、巻上げ・巻戻し機構全体の斜視図、第2図は
遊星機構部の斜視図、第3図は遊星機構部及び過負荷防
止フリクション部付近の断面図、第4図は過負荷防止フ
リクション部の平面図、第5.6図はフィルム巻止め付
近の平面図で、第5図はフィルム巻上げ完了状態、第6
図はフィルム巻上げ途中の状態を示す。第7〜9図はチ
ャージ巻止め付近の平面図で、第7図はチャージ完了状
態、第8図はレリーズ完了状態(巻上げ開始前)、第9
図はチャージ途中の状態を示す。第1O図はフィルム押
さえローラ解除部の平面図を示す。 第1図において、1は巻上げ・巻戻し用のモータで、ス
プール14の中に内蔵されている。第3図に示すように
、モータlの軸1aにギヤ1bが取り付けられており、
このギヤlbが減速ギヤ2とかみ合っている。減速ギヤ
2には、第4図の一点鎖線で示すような2箇所の立壁2
b、2eが減速ギヤ2の下側に形成されている。減速ギ
ヤ2の下方には、減速ギヤ2と同じ軸91a回りに回転
するフリクションギヤ3が置かれており、このフリクシ
ョンギヤ3の上部3b周囲にはスプリング4が巻かれて
いる。上記減速ギヤ2の立壁2b、2eの間からスプリ
ング4の両腕4 a、 4 bが出ている。 減速ギヤ2が反時計方向に回転すると、減速ギヤ2の立
壁2bの側面2cがスプリング4とフリクションギヤ3
を反時計方向に回転させる。フリクションギヤ3にはあ
る一定以上の負荷がかかるとスプリング4とフリクショ
ンギヤ3とは互いに滑り、フリクションギヤ3には回転
が伝わらなくなる。 減速ギヤ2が時計方向に回転すると、減速ギヤ2の立壁
2bの他方の側面2dがスプリング4のもう一方の腕4
bを押し、フリクションギヤ3を時計方向に回転させる
。フリクションギヤ3にある一定値以上の負荷がかかる
と、反時計方向の回転の場合と同様にスプリング4とフ
リクションギヤ3とは互いに滑り、フリクションギヤ3
へ回転が伝えられなくなる。この実施例では、このよう
なスプリングを用いているが、圧縮スプリングを用いで
ある一定値以上の負荷がかかったときに滑るように構成
してもよい。 フリクションギヤ3のギヤ3aは、第1減速ギヤ5の大
ギヤ5aとかみ合っている。第2図に示すように、第1
減速ギヤ5の第1小ギヤ5bは3つの遊星ギヤ6とかみ
合っている。遊星ギヤ6は、ギヤ7に一体的に形成され
た軸7bの回りを回転する。この軸7bはその上部でキ
ャリア板8に取り付けられている。又、キャリア板8は
軸9と一体的に回転するように軸9に取り付けられてい
る。 従って、ギヤ7と軸9とは、一体的に回転するようにな
る。軸9はその上端部9aがボディ(図示せず)に固定
された台板91の穴91bに回転可に嵌合し、軸9の下
端部9bがボディに固定された台板92に取り付けられ
た軸受94で軸支されている。この軸9は、第1減速ギ
ヤ5と第2減速ギヤIOの回転支持も兼ねている。3つ
の遊星ギヤ6は、第2減速ギヤ10の内側に形成された
内歯10aとかみ合っている。第1減速ギヤ5の第1小
ギヤ5bと、遊星ギヤ6と、第2減速ギヤlOの内歯1
0aと、ギヤ7及びキャリア板8とによって遊星歯車機
構を構成している。すなわち、遊星ギヤ6の自転により
内歯10aを介して第2減速ギヤ10を回転させ、遊星
ギヤ6の公転によりギヤ7及びキャリア板8を軸9と共
に一体的に回転させることができる。遊星ギヤ6が自転
するが公転するかは、第2減速ギヤ10にかかる負荷と
ギヤ7にかかる負荷のどちらが小さいかによって決まる
。第2減速ギヤlOの上部10dには、その周囲で回転
可能なスプール駆動ギヤ12が嵌められており、このス
プール駆動ギヤ12の下部12b周囲にスプリング11
が巻かれている。このスプリング11の下端部には、ス
プリング11と一体の腕11aが径方向外方に突設され
ており、第2減速ギヤ10に設けられた環状突起10c
に形成された切欠き部に腕11aが嵌られている。第2
減速ギヤ10の回転はスプリング11を介してスプール
駆動ギヤ12に伝達される。スプール駆動ギヤ12はス
プール14と一体的に形成された内歯14aとかみ合い
、スプール駆動ギヤ12の回転によりスプール14を回
転させる。スプリング11とスプール駆動ギヤ12との
間の伝達しうるトルクはフィルムをスプール14によっ
て巻上げるのに十分な力量を得るように設定されている
。 従って、フィルムの通常巻上げ時には、スプリング11
とスプール駆動ギヤ12との間の滑りは生じない。この
スプリング11はスプール14に巻き付いたフィルムを
撮影者が巻戻しをしないで裏蓋を開け、手でフィルムを
引っ張り出せるように設けられたもので、その場合、ス
プリング11とスプール駆動ギヤ12とが互いに滑るこ
とになる。 第1図に示される如く、第2減速ギヤIOの外周にはギ
ヤ10bが設けられており、このギヤ10bは減速ギヤ
20の大ギヤ20aとかみ合っている。 減速ギヤ20の下部に備えられた小ギヤ20bは減速ギ
ヤ20と同一軸芯23回りに回転するキャリア板22に
軸支された遊星ギヤ21とかみ合っており、さらに、こ
の遊星ギヤ21に対向して減速ギヤ23の大ギヤ23a
が配設されている。減速ギヤ20が時計方向に回転する
とキャリア板226時計方向に回転し、遊星ギヤ21と
減速ギヤ23の大ギヤ23aとがかみ合うようになって
いる。減速ギヤ23の上部には小ギヤ23bが設けられ
ており、この小ギヤ23bはスプロケットギヤ24とか
み合っている。スプロケットギヤ24は上部に軸24b
を有し、スプロケット25の凹部25aと係合する凸部
24cと、さらにその上部にコード板26を一体的に回
転させる軸24dを有している。コード板26にはパタ
ーン26aが形成されており、その上部に摺動接片27
,28が配設される。コード板26と摺動接片27,2
8とで第3スイツチSW3を構成し、コ゛−ド板26の
回転により第3スイツチSW3がオン・オフするように
なっている。スプロケットギヤ24はさらに巻止めギヤ
29とかみ合っている。巻止めギヤ29はその下側にカ
ム29dを有している。カム29dには、凹部29bと
凸部29cが形成されている。 凹部29bには、減速ギヤ20と同一軸芯21回りに減
速ギヤ20とは独立して回動できる巻止めレバー30の
凸部30aが嵌り込むようになっている。巻止めレバー
30はその先端部30cを仮バネ31によって反時計方
向に付勢されている。板バネ31は、これと対向して配
置された板バネ32とで第1スイツチSWIを構成する
。巻止めレバー30の凸部30aが巻止めギヤ29の凹
部29bに嵌り込んでいるとき第1スイツチSW1はオ
フの状態にある。巻止めレバー30には、さらに曲げ部
30bを有している。軸芯Pt回りに回動するレバー3
3の先端部33aが巻止めレバー30の曲げ部30bと
対向している。このレバー33のもう一方の先端部33
bは第2減速ギヤ10に取り付けられた第2減速ギヤ1
0と一体に回転する係止板I3と係合するようになって
おり、第2減速ギヤ10の反時計方向の回転を止めてい
る。レバー33は係止板13との係合を保持するように
時計方向に付勢されており、巻止めレバー30の凸部3
0aが巻止めギヤ29の凹部29bに嵌り込んでいると
きは、係止板13との係合を保持している。 ところで、ギヤ7は一回転カム40のギヤ40aとかみ
合っている。一回転カム40には切欠きギヤ40bとシ
ャッター及び、ミラーチャージ用のカム40cと巻止め
カム40fとを有する。一回転カム40が反時計方向に
所定量回転すると切欠きギヤ40bは絞りチャ−ジ巻止
51の平ギヤ51aとかみ合い、その上部に備えられた
傘歯車51bによって回転軸方向を変えて図示されない
絞りリングを回転させレンズの絞りを解放にするように
なっている。カム40cには、軸芯24回りに回動する
とともに反時計方向に付勢されたチャージレバー44の
先端部44aが当接している。チャージレバー44の他
端の曲げ部44bは、図示されないミラー及び、シャッ
ターに連結されたレバー60の先端部60bと対向した
位置にある。 尚、チャージする所定機構としては、絞り、ミラー及び
シャッターであってもよく、シャッターのみ、あるいは
ミラー及びシャッター、あるいは絞り及びミラーであっ
てもよい。 上記巻止めカム40fは、凹部40gを有し、軸芯21
回りに回動するとともに板バネ42によって時計方向に
付勢されたチャージ巻止めレバー41の凸部41aと係
合している。尚、凹部40gの幅はチャージ巻止めレバ
ー41の凸部41aの幅よりも大きくしである。チャー
ジ巻止めレバー41の先端部41bは上記レバー60の
先端部60bに備えられた凸部60aと対向している。 板バネ42は、これと対向して配置された板バネ43と
で第2スイツチSW2を構成する。チャージ巻止めレバ
ー41の凸部41aが一回転カム40の凹部40gに嵌
り込んでいるとき、第2スイツチSW2はオフの状態と
なる。 さらに、第1減速ギヤ5はその下部に第2小ギヤ5cを
有し、第1減速ギヤ5の回転は巻戻しギヤ70,71.
72に伝達される。巻戻しギヤ72はこれと同一軸芯2
5回りに回転するキャリア板74の先端部に軸支された
巻戻し切換え遊星ギヤ73とかみ合っている。この巻戻
し切換え遊星ギヤ73は巻戻しギヤ列75の左端のギヤ
75aに対向して配設されている。巻戻しギヤ列75の
右端のギヤ75bは巻戻しフォークギヤ76とかみ合っ
ており、これに一体的に形成された巻戻しフォーク76
bがパトローネの軸芯と係合する。巻戻しフォーク76
bが時計方向に回転すると、巻戻しフォーク76bの突
起部76cによってパトローネの軸芯を回転させ、フィ
ルムをパトローネ内に巻戻す。 第10図にも示すように、スプール14に接してフィル
ムを押さえるローラー82は、軸芯26回りに回動可能
なローラーホルダー81の先端曲げ部81cによって軸
支されている。ローラーホルダー81は、上方へ延びる
突起部81bを備えるとともに、その突起部81bがね
じりコイルスプリング83の腕83aによって左方に押
されているので、反時計方向の付勢力を受けてローラー
82をスプール14に当接せしめている。スプール14
の上部に立設された円筒部14bには、コイルスプリン
グ85が備えられている。このスプリング85の上側の
腕85aは、ローラーホルダー81と同一軸芯Ps回り
に回動するローラー解除レバー84の先端曲げ部84b
、84cの間にはさまれている。ローラー解除レバー8
4の軸芯P。 の近傍に位置する曲げ部84aは、ローラー解除レバー
84の時計方向の回動により、ねじりコイルスプリング
83をチャージするようになっている。この時、ねじり
コイルスプリング83の腕83aはローラーホルダー8
1の突起部81bから離れ、ローラーホルダー81は付
勢力を受けなくなるようになっている。 又、第5図にも示すように、袖芯P6回りに回動する巻
止め解除レバー101が備えられ、その先端付近の曲げ
部101aは巻止めレバー30の側面30dと対向した
ところに位置している。その曲げ部101aの近くには
、軸芯28回りに回動するレバー102が配設されると
ともに、該レバー102が巻止め解除レバー101に軸
支されている。このレバー102は軸芯P、の周囲に備
えられたねじりコイルスプリング110によって反時計
方向に付勢されているが、その先端部102bが巻止め
解除レバー101の曲げ部101aに当接してその回動
が規制されている。レバー102の他端部102aは巻
止めギヤ29の凸部29cに当接するようになっている
。さらに、巻止め解除レバー101の下部には、巻止め
解除レバー101と同一軸芯P7廻りに回動するレバー
103が設けられている。このレバー103の先端曲げ
部103bには、マグネット104に吸着される吸着片
105が取り付けられている。このマグネット104は
永久磁石を有するコンビネーションマグネットで、通常
、吸着片105を吸着している。 一方、マグネット104に電流を流すと吸着片105を
吸着する力がなくなるようになっている。 このマグネット104は不図示のボディに固定された台
板120の立ち曲げ部120aに固定されている。巻止
め解除レバーlotとレバー103とにねじりコイルス
プリング112が架けられており、巻止め解除レバー1
01の曲げ部101bとレバー103の側面103aと
が互いに当接するようにしている。さらに、巻止めレバ
ー101の曲げ部101cに一方の腕を架けるとともに
台板120bに他方の腕を架けたねじりコイルスプリン
グ21により巻止め解除レバー・101が時計方向に回
転するように付勢されている。しかし、マグネット10
4の吸着力の方がねじりコイルスプリングIllの付勢
力より大きくなるように設定されているので、巻止め解
除レバー101及びレバー103は時計方向に回動する
ことはできない。 第11図は、本機構を適用したカメラの回路図を示して
いる。201はカメラ全体のシーケンス制御や露出の演
算制御あるいはオートフォーカス(以下APと略す)の
演算制御等の機能を果たすカメラ制御用マイクロコンピ
ュータ(以下CPUと略す)であり、以下に示すような
データバス及び各種の入出力端子P1〜P□等を備えて
いる。 202はフィルム面等価位置での被写体像のピントのズ
レ量を測定するAF測距部であり、−次元の自己走査型
撮像素子(以下CODと略す)、COD駆動部、A/D
変換器及びA/D変換用基準電源発生源等からなる。こ
のCODにより得られたアナログの画像情報はデジタル
信号に変換された後、APデータバスを介してCPU2
01に取り込まれる。203は液晶LCDあるいは発光
ダイオードLEDからなる表示部であり、CPU201
から送出される自動露出(以下AE略す)の演算結果で
あるシャッター速度Tv及び絞り値Avあるいは撮影モ
ード等の情報がこの表示部203によって表示される。 204は各交換レンズ毎に設けられ、開放絞り値、最小
口径絞り値、焦点距離及び焦点調節に必要な繰り出し量
変換係数等が記憶されたレンズデータ回路であり、レン
ズのカメラ本体に装着したとき、前記データは装着部近
傍に設けられた電気接点を介してカメラ本体に伝送され
る。205は被写体の輝度Byを測定する測光部であり
、受光用光電変換素子、A/D変換部、A/D変換用基
準電圧源、CPU201とのデータ授受部等から構成さ
れ、CPU201からの指令に従って撮影レンズを通過
した光を測光する。 206は装填したフィルムの感度を自動的に読み取るフ
ィルム感度読み取り部であり、カメラのパトローネ室に
設けられた電気接点を介してフィルムのパトローネ上の
フィルム感度が読み取られる。 上記表示部203、レンズデータ回路204、測光部2
05、フィルム感度読み取部206の各情報は、シリア
ルデータバスを介してシリアルの信号としてシリアル入
出力部(以下I10と略す)に人力される。 207は、巻上げ・巻戻しを行うためのジ−ケンスモー
クM、(第1図における符号1に相当)、APのための
レンズ駆動を行うAFモータM、及び各種マグネットを
励磁させるためのドライバー制御部であり、CPU20
1の出力端子P8〜P16からの制御信号線CMDO〜
CMD8により制御される。 5WI−8W3、SW5〜5WIOは夫々スイッチであ
り、これらのスイッチの一方は接地され、他方は夫々制
御信号線S、〜S3、S、〜S toを介して入力端子
P I”’= P ?、P、。+ P t Iに接続さ
れる。 5Wl−SW3はすでに機構の中で説明したスイッチで
あり、SW5は図示しないレリーズ釦の押し下げの第1
段階でオンになる測光スイッチであり、CPU201は
測光及び測距を開始させる信号を出力する。このスイッ
チSW5がオンになっている間、測距によりレンズが非
合焦位置にあればレンズを駆動し続け、合焦位置に達す
るとレンズの駆動を停止するが、レンズの駆動中にレリ
ーズ釦が解放され上記スイッチSW5がオフになれば、
レンズの駆動を停止する。SW6はレリーズ釦の押し下
げの第2段階でオンになるレリーズスイッチであり、レ
リーズの可能な状態の時にこのスイッチSW6がオンに
なれば、CPU201はレリーズ動作を指令する。尚、
レリーズスイッチSW6がオンとなったとき測光スイッ
チSW5はオン状態に保たれるように構成されている。 SW7はフィルム走行路中に設けられたフィルム検知ス
イッチであり、このフィルム検知スイッチSW7のとこ
ろにフィルムがあればこのスイッチSW7はオフであり
、フィルムがなくなるとオンとなるもので、巻戻し時、
このスイッチSW7がオフからオンとなればフィルムが
パトローネから少し出ている状態であることを示し、巻
戻し終了の判定スイッチとして使用されるものである。 SW8はカメラのパトローネ室に設けられた前記フィル
ム感度読み取り部206の電気接点近傍に設けられたパ
トローネ検知スイッチであり、パトローネ室にパトロ−
ネが入っておりかつ裏蓋が閉じられているとオン状態、
パトローネがないとオフ状態となる。SW9は裏蓋開閉
スイッチであり、裏蓋が完全に閉じられたときオンする
。5WIOは多重露出モード切換えスイッチであり、オ
ンになっていると多重露出モードになる。 RESETは抵抗R1によって+vDDにプルアップさ
れているリセット端子であり、LレベルからHレベルに
変化したときに、CPU201かリセットされるように
なっている。XはCPU20Iにクロック信号を与える
ための水晶発信器である。 次に、ドライバー制御部207及び各制御部について説
明する。 ICMgはシャッター1幕保持用のマグネットであり、
制御出力線ICMGOがLレベルとなったとき、マグネ
ットICMgに通電され、シャッター1幕が保持される
。2CMgはシャッター2幕保持用マグネツトであり、
制御出力線2 CMGOがLレベルとなったとき、マグ
ネット20Mgに通電されシャッター2幕が保持され、
前記1幕シヤツターの保持を解除してから2幕シヤツタ
ーの保持が解除される間の時間がシャッター速度に相当
する。FMgは絞り係止用マグネットであり、制御出力
線FMGOがLレベルとなったとき該係止用マグネット
FMgに通電されて絞り係止部材を保持し、保持が解除
されると絞り係止部材が作動して所定の位置に絞りを係
止する。RMgはレリーズ用マグネットであり、制御出
力線RMG Oが一定時間Lレベルとなると、レリーズ
部材の係止が解除され、絞りが絞り込まれ、ミラーが上
昇される。 Q、〜Q、、はシーケンスモータM、、AFモータM、
の駆動用トランジスターである。このシーケンスモータ
M、は2種類のコイルを内部に有し、高トルク低回転速
度の特性(Low)と低トルク高回転速度(High)
が得られるものでLow特性と旧gh特性を切換え、夫
々の正逆回転が可能なようにトランジスターQ1〜Q8
か接続されている。すなわち、モータのH側端子は2つ
のトランジスターQ、。 Q、の共通接続点に、L側端子は2つのトランジスター
Q、、Q、の共通接続点に、残りの共通端子は2つのト
ランジスターQ = 、 Q sの共通接続点に夫々接
続される。表1にトランジスターQ、〜Q8のオン・オ
フ状態によりシーケンスモータMlの回転状態がどうな
るかを示す。 尚、本実施例では旧ghブレーキは使用せずLowブレ
ーキ(制動)のみを使用する。従って、以下の説明では
ブレーキと書かれているのはLowブレーキ(制動)の
ことである。 (以下余白) 表1 トランジスターQ7〜Q、。はAFモータM、の駆動用
として正逆回転可能なようにブリッジ状に接続されてい
る。AFモータM、の正転でレンズを繰り出し、逆転で
レンズを繰り込む。OM、〜OM Ioは各トランジス
ターQ、〜Q、。のスイッチング用の制御信号線である
。 211、.212はフォト・カプラーからなる絞りエン
コーダ及びAPエンコーダであり、制御信母線P T 
1. P T tによりドライバー制御部207に接続
されている。絞りエンコーダ211は、レリーズ時に絞
りプリセットレバーのストロークをモニターするもので
、レリーズ時発光ダイオード211aによる発光がフォ
ト・トランジスター211bにより検知され、制御信号
線PT、を介してドライバー制御部207に入力される
。そして、このドライバー制御部207によってパルス
に波形整形された後、制御信号線FPを介し7てCPU
201の端子P18に送出される。APエンコーダ21
2はAF時におけるレンズ駆動用モータM、の回転数、
すなわちレンズ移動量をモニターするためのものであり
、発光ダイオード212aによる発光がフォトトランジ
スター212bにより検知され、制御信号線PT、を介
してドライバー制御部207に入力される。そして、こ
のドライバー制御部207によってパルスに波形整形さ
れた後、制御信号線AF’Pを介してCPU201の端
子pH1に送出される。 CMDO〜CMD8は、ドライバー制御部207を制御
するためにCPU201の出力端子P、〜P18から出
力された制御信号線であり、制御信号線CMDO,CM
D Iにより夫々マグネットRMg、 F Mg制御用
の制御信号線RMGO,FMGOを制御し、CMD2.
CMD3により夫々マグネットI CMg、2CMg制
御用の制御信号線I CMGO,2CMGOを制御する
。又、CDM4〜CMD6によりジ−ケンスモータM。 駆動用の制御信号線OMr〜OM6を制御し、CMD7
.CMD8によりAFモータM2駆動用の制御信号線O
M−T〜OM +。を制御する。次ページの表2にジ−
ケンスモークM、の制御を示す。さらに、表3にAFモ
ータM、の制御を示す。 マグネットAMgは、前述した巻止め解除用マグネット
104(以後、文中では符号はAMgで統一する)であ
りトランジスターQ + +、抵抗R2を介してCPU
201の出力端子PI7に接続される。 トランジスターQ l+と抵抗R1との共通接続点は抵
抗R3を介して接地される。CPU201の出力端子P
I?は通常Lレベルであり、トランジスターQ ++は
オフ状態であるため上記マグネットAMgには通電され
ず、吸着片105を吸着保持している。巻止め29と巻
止めレバー3oとの係合を解除するために、CPU20
1の出力端子PITがHレベルとなるとマグネットAM
gに通電されて吸着力がなくなる。 表2 表3 以下、カメラの動作をフローチャートに基づいて説明す
る。レリーズ釦の押し下げ第1段階により、測光スイッ
チSW5がオフからオンとなり、測光・測距を開始し、
レンズが非合焦位置にあればレンズ駆動を行い、合焦位
置に達するとレンズ駆動を停止し、測光スイッチSW5
がオン状態である間に測光・測距動作を繰り返す。そし
てレンズが合焦位置にあればレリーズ釦の押し下げ第2
段階によりレリーズスイッチSW6がオンとなり測光・
測距動作が中断されて、第12図に示すしリーズルーチ
ンが実行される。ステップ#10にて、先ず、測光・測
距動作が禁止され、ステップ#11にてレリーズ用マグ
ネットRMgに通電されて、やがてレリーズ部材の係止
が解除され、絞りが絞り込まれ、ミラーが上昇し始める
。又、ステップ#llにて同時に絞り係止用マグネット
F’Mg、シャッター1幕保持用マグネツトlcMg。 シャッター2幕保持用マグネツト2CMgにも通電され
、夫々、絞り係止部材、シャッター1幕、シャッター2
幕を保持する。ステップ#12にて測光部205、フィ
ルム感度読み取り部206からのデータに基づいて決め
られた絞り値が制御信号線FPからCPU201の端子
P、8へ送り込まれる絞りパルスの何パルスで絞り係止
部材の保持を解除して絞りを係止させるかを計算する。 ステップ#13にてCPU201の端子P18の状態が
判定され、絞りパルスの第1売口を検知するまでステッ
プ#13に止まる。そして絞りパルスの第1売口を検知
するとステップ#14に進み、この段階でレリーズ部材
の係止が確実に解除されたと言うことが判別できるので
ステップ#14にてレリーズ用マグネットRMgの通電
をやめる。ステップ#15にて決められた絞り値がレン
ズの開放値であるかどうか判定させる。開放値であれば
ステップ#17に進み、絞り係止用マグネットFMgの
通電をやめて、絞りが直ちに係止されるため開放のまま
となる。ステップ#15にて決められた絞り値が開放で
ない場合には、ステップ#16に進みステップ#12に
て計算された絞りパルス数を検知するまで、ステップ#
I6に止まる。 そして、所定のパルス数を検知するとステップ#17に
て絞り係止用部マグネットPMgの通電をやめて、絞り
を所定の位置に係止する。一方、この間にミラーは上昇
を続け、第1図において、レバー60が右方へ移動する
。そして、レバー60の凸部60aがチャージ巻止めレ
バー41の先端部41bを押し、ヂャージ巻止めレバー
41を反時計方向へ回動させる。するとチャージ巻止め
レバー41の凸部41aと一回転カム40の凹部40g
との係合が外れ、一回転カム40は回転可能な状態とな
る(第8図の状態)。この時、第2スイツチSW2はオ
ンの状態になる。 ステップ#18にて、レリーズ用マグネットRMgを通
電してからt1時間経過したかどうか判定され、t9時
間経過するまでステップ#18に止まる。ここでt8時
間は絞りが絞り込まれ、ミラーが完全に上昇するに十分
な時間に設定しである。 絞りが絞り込まれミラーが完全に上昇してやがて11時
間経過するとステップ#19に進む。ステップ#19に
てシーケンスモータM、をオフ状態にする。もともと1
コマ撮影モード(単写モード)時や連続撮影モード(連
写モード)時の最初の1コマ目ではシーケンスモータM
、はオフ状態にあり、ステップ#19にてシーケンスモ
ータM1をオフすることは意味がない。しかし、速写モ
ードの2コマ目以降のときには、巻上げ完了時からジ−
ケンスモークMlはブレーキ状態にあり、これをここで
解除するのが目的である。ステップ#20にてシャッタ
ー1幕保持用マグネツトICMgの通電が止められ、1
幕シヤツターの保持が解除され、ステップ#21にて、
測光部205、フィルム感度読み取り部206からのデ
ータに基づいて決められたシャッタースピード値により
時間をカウントし、所定時間後にステップ#22にてシ
ャッター2幕保持用マグネツト20Mgの通電が止めら
れ、2幕シヤツターの保持が解除される。 ステップ#23にて第2スイツチSW2がオンしている
かどうかが判定される。通常ならばこの時点ではすでに
、前述したように、レバー60によりチャージ巻止めレ
バー41の凸部41aと一回転カム40の凹部40gと
の係合は外れて第2スイツチSW2はオン状態であるの
で、直ちにステップ#24に進む。しかし撮影者がレン
ズのない状態で、手か何か他のもので、ミラーを押さえ
たままレリーズ釦を押した場合、絞りは絞り込まれるが
ミラーは下降位置のまま上昇することができない。従っ
て、ミラーに連動しているレバー60は動くことができ
ずチャージ巻止めレバー41の凸部41aと一回転カム
の四部40gとの保合は解除されないので、第2スイツ
チSW2はオフ状態のままであるためステップ#23に
止まる。撮影者が手をミラーから離せば、ミラーが上昇
し、巻止めレバー41の凸部41aと一回転カム40の
凹部40gとの係合は解除され、第2スイツチSW2は
オンとなり、ステップ#24に進むことになる。ここで
ミラーが押さえられているとシャッターの1幕、2幕用
マグネツトl CMg、20Mgはすでに保持解除され
た後であっても、レバー60と連動しているためシャッ
ターも走行できない。 従って、ミラーから手を放されたとき、ミラーの上昇と
ともに1幕、2幕とも同時に走行し露光はされないこと
になるが、もともとレンズを付けていない状態であり、
撮影の意志はないのでこれで良いのである。ステップ#
24にてL18時間待ちした後、ステップ#25にて巻
上げルーチンへと進む。 j+a時間はシャッター2幕
の保持時間が解除されてからシャッター2幕が走行を完
了するぐらいの時間である。 次に、第13A−13D図にて、巻上げルーチンについ
て説明する。ステップ#29にてチャージフラグがセッ
トされる。ステップ#30にてジ−ケンスモークMIが
Lowで正転方向(時計方向)に回転するように通電さ
れる。そしてステップ#31にてt8時間待ちした後、
ステップ#32にて、後述するが、前コマの巻上げ時に
おいて第2スイツチSW2オン中にシーケンスモータM
。 がLow特性に切換わったかどうか判定される。前コマ
巻上げ時、第2スイツチSW2オン中に旧gh特性から
Low特性に切換わっていた時には、ステップ#36に
進み、t4時間のタイマーをセットし、ステップ#35
にてt4時間のタイマーをスタートする。この場合第2
スイツチSW2がオフとなるまでジ−ケンスモークM1
はLow特性のまま駆動されることになる。前コマ巻上
げ時、第2スイツチSW2オン中にH4gh特性からL
ow特性に切換わっていなければステップ#33に進み
、シーケンスモータM1はLoW特性からHigh特性
に切換えられる。回転方向はそのまま正転方向(時計方
向)である。そしてステップ#34にてt3時間のタイ
マーをセットしステップ#35にてt3時間のタイマー
をスタートさせる。そしてステップ#40にて第2スイ
ツチSW2のオン・オフ判定を行い、スイッチSW2が
オンであればステップ#40に止まる。ここで、Hig
h特性に切換わる場合、t9時間でLow特性から旧g
h特性に切換わることになるが、t2時間はシーケンス
モータM1の立ち上がり時の回転数の加速が最も速くな
るような時間に設定している。タイマー時間、t3時間
、t4時間は、それぞれ旧gh特性、Low特性で駆動
されるときに、通常はこの時間内に第2スイツチSW2
が確実にオフとなる時間に設定され、t4時間はt3時
間よりも長い。 シーケンスモータMlの正転により、モータギヤ1bが
時計方向に回転する。減速ギヤ2は反時計方向に回転し
、第4図で減速ギヤ2の立壁2bの側面2Cによってス
プリング4の腕4aを押すのでスプリング4も反時計方
向に回転する。この時の負荷は、このスプリング4とフ
リクンヨンギャ3とが滑る負荷より十分小さいのでフリ
クシぢンギャ3も反時計方向に回転する。そして、第1
減速ギヤ5は時計方向に回転する。一方、巻止めレバー
30の凸部30aが巻止めギヤ29の凹部29bに嵌り
込んでおり、レバー33の先端部33bが係止板13と
係合しているため第2減速ギヤ10は回転することがで
きない。つまり、3つの遊星ギヤ6は自転することがで
きない。従って、3つの遊星ギヤ6は公転し、キャリア
板8、ギヤ7、軸9が一体的に時計方向に回転し、一回
転カム40は反時計方向に回転する。すると、第9図に
示すように、一回転カム40の切欠きギヤ40bは絞り
チャージギヤ51の平ギヤ51aとかみ合うことになり
、絞りをチャージして解放させていき、一方、カム40
cによりチャージレバー44を時計方向へ回動させ、チ
ャージレバー44の曲げ部44bでレバー60の先端部
60bを左方へ押すことによりミラー及びシャッターを
チャージし、レバー60を元の位置へ復帰させる。この
時、チャージ巻止めレバー41は、レバー60の復帰で
時計方向へ回動しようとするが、第9図の如く、一回転
カム40のカム40fの凹部40gが一回転カム40の
回転により、異なる位置にあるため、一回転カム40は
回転を続けることができる。この時、第2スイツチSW
2はまだオンの状態である。 切欠きギヤ40bが絞りチャージギヤ51の平ギヤ51
aから外れ、チャージレバー416元に復帰して絞り、
ミラー、シャッター等の各チャージが完了すると、やが
て一回転カム40の凹部40gの一端40eのところで
チャージ巻止めレバー41が時計方向に回動し、凸部4
1aが一回転カム40の凹部40gに嵌り込み、第2ス
イツチSW2がオフとなる。該スイッチSW2がオフと
なれば、ステップ#41に進み、タイマーをストップさ
せチャージフラグをリセットする。タイマー時間内に第
2スイツチSW2がオフとならなければ、後述するタイ
マー割り込みルーチン(第17図)へ進む。 ステップ#42にて、ミラーが降下したので再び測光す
ることが可能となるため、測光を開始する。ステップ#
43にて、パトローネ検知スイッチSW8のオン・オフ
判定がなされ、このスイッチSW8がオン、すなわちパ
トローネ室にパトローネが存在する場合、であればステ
ップ#44に進み、オフ、すなわちパトローネ室にパト
ローネが存在しない場合、であればステップ#75に進
む。ステップ#44にて多重露出モードスイッチ5WI
Oのオン・オフ判定がなされ、該スイッチ5WIOがオ
ン、すなわち多重露出モードである場合、にはステップ
#75に進み、上記スイッチ5WIOがオフ、すなわち
多重露出モードでない場合は第13図Bのステップ#4
5に進む。ステップ#45にてフィルム巻上げフラグを
セットしステップ#46にて巻止め解除用マグネットA
Mgにt、時間パルス状に通電され、吸着片105と上
記マグネットAMgとの吸着力がなくなる。すると、第
6図に示す如く、巻止め解除レバー101に架けられた
ねじりコイルスプリング111によって巻止め解除レバ
ー101及びレバー102゜103は一体的に時計方向
に回動し、巻止め解除し)<−101の曲げ部101a
で巻止めレバー30の側面30dを押し、巻止めレバー
30を時計方向に回転させ、該レバー31の凸部30a
と巻止めギヤ29の凹部29bとの係合を外す(第6図
参照)。この時、第1スイツチSWIがオンの状態とな
る。 ステップ#47にてt7時間待ちした後、ステップ#4
8にて第1スイツチSWIのオン・オフ判定を行う。t
2時間は、通常、マグネットAMgに通電してから第1
スイツチSWIがオンするよりもやや長い時間に設定し
である。従って、通常は、この時点では第1スイツチS
WIはオンであるのでステップ#50に進む。ステップ
#50にて、前コマ巻上げ時において第1スイツヂSW
Iオン中に旧gh特性からLow特性に切換わったかど
うか判定される。旧gh特性からLow特性に切換わっ
たのであればステップ#55に進み、切換わっていなけ
ればステップ#51に進む。ステップ#51にてジ−ケ
ンスモークM、は旧gh特性でそのまま正転回転されス
テップ#52にてt+o時間のタイマーがセットされ、
ステップ#58にてtl。時間のタイマーがスタートす
る。ステップ#55に進んだ場合はジ−ケンスモークM
tiまLow特性でそのまま正転回転されステップ#5
6にて111時間のタイマーがセットされ、ステップ#
58にてに+r待時間タイマーがスタートし第13D図
ステップ#80へ進む。タイマー時間LIO+ t++
時間は、夫々、旧gh特性、Low特性駆動で第1スイ
ツチSW1が確実にオフできる時間に設定しており、j
1□時間はt+o時間より長い。第13A図のステップ
#43にてパトローネ検知スイッチSW8かオフである
か、又は該スイッチSw8がオンであっても多重露出ス
イッチ5WIOがオンである場合にはステップ#75に
てフィルムなしフラグがセットされ、ステップ#76に
てシーケンスモータM1にはt6時間のブレーキがかけ
られステップ#80へ進む。すなわち、フィルムがない
時及び多重露出モードのときはマグネットAMgには通
電されず、巻止めレバー30と巻止めギヤ29の係合は
そのままにしてフィルム巻上げはしないのである。尚、
t6時間はモータ回転が完全に止まる時間である。 ステップ#48にて第1スイツチSWlがオフと判定さ
れると、第13C図のステップ#60に進む。すなわち
、マグネットAMgに通電したにも拘わらず上記スイッ
チSWlがオンしなかった場合である。この場合には、
ステップ#60にてt19時間のタイマーをセットしス
タートさせ、ステップ#61にてシーケンスモータM、
にt6時間ブレーキをかけステップ#62にて今度はジ
−ケンスモークM、をLow特性で逆転方向(反時計方
向)に駆動し、ステップ#63にてt8時間待ちしてス
テップ#64にてマグネットAMgにt8時間通電した
後、ステップ#65にてシーケンスモータM、にt6時
間ブレーキをかける。ここで、ts待時間、ギヤのバッ
クラッシュ分が動く程度の時間(約30m5)である。 そしてステップ#66にて第1スイツチSWIのオン・
オフ判定がなされる。 この時点で第1スイツチSWIがオンとなっていればス
テップ#72に進む。しかしこの時点でも上5己スイッ
チSWIがオフであれば、さら1こステップ#67に進
みシーケンスモータM、を再びLow駆動で先はどとは
逆の方向(正回転方向)に駆動する。ステップ#68に
てt8時間待ちしてステップ#69にて再びマグネット
AMgにt8時間通電した後、ステップ#70にてジ−
ケンスモークM1にt6時間ブレーキをかける。ここで
、t8時間もギヤのバックラッシュ分が動く程度の時間
である。そしてステップ#71にて再び第1スイツチS
Wlのオン・オフ判定がなされる。この時点で上記スイ
ッチSWIがオンであればステップ#72に進み、ステ
ップ#72にてt’s時間のタイマーをストップさせて
、第13B図のステップ#50へ進む。ステップ#71
にて第1スイツチSWlがオフであればステップ#62
に戻り同じことが繰り返される。上記スイッチSW1が
オフである限り、t111時間までこの動作が繰り返さ
れ、t19時間経過するとタイマー割り込みルーチン(
第17A図)へ進む。j+s時間は、第1スイツチSW
1がオフであれば何回まで正逆転を繰り返すかによって
決められる時間であり、例えば、約10回まで行わせる
ような時間(約600m5)に設定されステップ#60
からステップ#72までの処理は、マグネットAMgが
電気的に何らかの原因で作動しなかったり、あるいは、
巻止めレバー30と巻止めギヤ29との係合でここに大
きな力がかかっており、スプリング111の力では巻止
め解除レバー101が巻止めレバー30を押すことがで
きなくて第1スイツチSWIがオンしないときにジ−ケ
ンスモークM、を逆転したり正転したりして巻止めレバ
ー30と巻止めギヤ29とにかかる力を抜くことにより
巻止め解除レバー101の作動を助けるために行うもの
であり、これによって確実に第1スイツチSWIをオン
させることができる。 ステップ#58またはステップ#76に続いて第13D
図のステップ#80にて、AF測距部でのCODの積分
を行わせ、ステップ#81にてそのデータを入力しステ
ップ#83にて測距の演算を行う。そしてステップ#8
3にて測光データに基づいて露出演算を行う。その後ス
テップ#84にてフィルムなしフラグが判定され、フラ
グがセットされていれば、すなわちパトローネ検知スイ
ッチSW8がオフであれば、ステップ#88に進む。 フィルムなしフラグがセットされていなければステップ
#85にて第1スイツチSWIのオン・オフ判定がなさ
れ、該スイッチSWlがオンであればステップ#85に
止まる。一方、巻止めレバー30の凸部30aと巻止め
ギヤ29の凹部29bとの係合がはずれると、巻止めレ
バー3oの曲げ部30bでレバー33の先端33aを押
し、レバー33を反時計方向に回転させ、レバー33の
他端33bと係止板13との係合も外れる。従って、第
2減速ギヤ10は回転可能な状態になる。しかし、この
時、一回転カム40は凹部40gの端部40dがチャー
ジ巻止めレバー41の凸部41aに当接するまでは、負
荷が殆んどないので、遊星ギヤ6は公転を続ける。この
負荷の軽い間に巻止めレバー30の凸部30aと巻止め
ギヤ29の凹部29bとの係合を外すようにしている。 この時には、巻止めレバー30の凸部30aと巻止めギ
ヤ29の凹部29bとの間には遊星歯車機構の反作用に
よる力が殆んどかかっていない状態で、巻止めレバー3
0を小さい力で回動さ仕ることが可能である。 一回転カム40の凹部40gの端部40dにチャージ巻
止めレバー41の凸部41aが当接すると(一回転カム
40はちょうど一回転したことになる)、今度は3つの
遊星ギヤ6が反時計方向に自転し始め、第2減速ギヤ1
0を反時計方向に回転させる。 そして、スプリング!■を介してスプール駆動ギヤ12
を反時計方向に回転させ、スプール14を反時計方向に
回転させ、フィルムを巻き上げる。 又、第2減速ギヤIOのギヤ10bと減速ギヤ20の大
ギヤ20aがかみ合っているので、減速ギヤ20は時計
方向に回転する。キャリア坂22は、減速ギヤ20との
間の摩擦力により時計方向に回動し、遊星ギヤ21が減
速ギヤ23の大ギヤ23aにかみ合おうとする。スプー
ル14によって巻き上げられろフィルムはスプロケット
25を反時計方向に回転する。スプロケットギヤ24及
びコード板26も同時に反時計方向に回転する。スプロ
ケットギヤ24とかみ合っている減速ギヤ23の小ギヤ
23bは時計方向に回転する。ここで、フィルムがスプ
ール14に巻きついているときは、遊星ギヤ21が減速
ギヤ23にかみ合って減速ギヤ23を回転させる速度よ
りもフィルムがスプロケット25を介して減速ギヤ23
を回転させる速度の方が速くなるように減速比を設定し
であるので、遊星ギヤ21が減速ギヤ23の大ギヤ23
aにかみ合おうとしてもすぐに弾き飛ばされてしまい、
モータの回転はスプロケット25には伝わらない。 イニシャル・ローディング時のようにフィルムがスプー
ル14に巻き付いていないときは、遊星ギヤ21は減速
ギヤ23の大ギヤ23aにかみ合い、小ギヤ23b1ス
プロケツトギヤ24を介してスプロケット25を反時計
方向に回転させ、フィルムをスプール14側へ送り込む
。 ところで、スプロケット25の反時計方向の回転により
、巻止めギヤ2つは時計方向に回転する。 第6図に示すように、巻止めギヤ29が所定量回転する
と、巻止めギヤ29の凸部29cがレバー102の先端
部102aに当接してこれを押し、レバー102と巻止
め解除レバーlot及びレバー103を一体的に軸芯2
7回りに反時計方向に回転させ、レバー103の先端に
取り付けられた吸着片105を再びマグネットAMgに
吸着せしめるようにする。吸着片105がマグネットA
Mgに吸着された後も、凸部29cによるレバー103
と巻止め解除レバー101の移動量は、両レバー103
.101かはねじりコイルスプリング112をチャージ
しながら反時計方向の回転を続けるようなストロークに
しである。従って、確実に吸着片105をマグネットA
MHに吸着することができる。巻止めギヤ29がさらに
回転を続け、凸部29cがレバー102の先端部102
aを通り過ぎると、レバー103及び巻止め解除レバー
101は、チャージされたねじりコイルスプリング11
2により時計方向に回動し、再び、巻止め解除レバー1
01の曲げ部1otbとレバー103の側面103aが
当接し、元の状態に復帰する。 さらに、巻き止めギヤ29が回転し、1回転したところ
で巻き止めレバー30か反時計方向に回動して巻き止め
ギヤ29の凹部29bに巻き止めレバー30の凸部30
aが嵌り込み、巻き止めギヤ29は回転を止められる。 このようにして、フィルム1コマ分が送られることにな
る。この時、第1スイツチSWIはオフの状態となる。 尚、巻止めレバー30の反時計方向の回動により、時計
方向に付勢されたレバー33は時計方向に回動し、先端
33bが係止板13に係合される。 このレバー33は、以下の理由で設けられている。 すなわち、巻止めレバー29が止められると、すぐにシ
ーケンスモータM1にブレーキが掛けられるが、この時
スプロケット25はすぐに止められるが、スプール14
はギヤのバックラッシュ等によりシーケンスモータM1
の惰性のために回転を続ける。すると、フィルムはスプ
ール14によってさらに巻き上げられようとするが、ス
プロケット25はすでに止められているためスプール1
4とスプロケット25との間でフィルムに過大な力が作
用する。これを避けるために、レバー33に上り係止板
13を介してスプール14を止めるのである。 フィルムが1コマ送られる間に第3スイツチSW3がオ
ン・オフを繰り返す。本実施例では、第3スイツチSW
3は8回オンとなるように設定している。 シーケンスモータM+のギヤtbが時計方向に回転して
いる間に、巻き上げ動作が行なわれるが、その間、第1
減速ギヤ5の第2小ギヤ5c、巻戻しギヤ70.71.
72も回転する。巻戻しギヤ72は反時計方向の回転と
なるので、キャリア板7は巻戻しギヤ72との摩擦に上
り軸芯25回りに反時計方向に回動する。従って、遊星
ギヤ73は巻戻しギヤ列75の左端のギヤ75aとはか
み合わず、巻戻しフォークギヤ76へ回転を伝達しない
ようになっている。又、スプール14が反時計方向に回
転してフィルムを巻き上げている間、スプール14上部
の円筒部14bに巻き付けられたコイルスプリング85
によりローラー解除レバー84を時計方向に回転させよ
うとするが、ローラー解除レバー84は第10図の位置
より反時計方向へは回動できないように規制されており
、コイルスプリング85の腕85aはコイルスプリング
85を巻き緩める方向に力を受けて、軽いトルクでコイ
ルスプリング85とスプール14の円筒部14bとの間
で滑り続ける。 第1スイツチSWlがオフとなればステップ#85から
ステップ#86へ進み、t、。時間または1++時間の
タイマーはストップされ、フィルム巻上げフラグがリセ
ットされる。そして、ステップ#87にてシーケンスモ
ータM、にブレーキがかけられる。ステップ#88にて
連写モードか単写モードかの判定がなされ、単写モード
であればステップ#100へ進み、連写モードであれば
ステップ#90へ進む。連写モードの場合、ステップ#
90にてステップ#82における演算結果に基づいてレ
ンズが合焦位置にあるか否かが判定され、合焦位置にあ
ればステップ#91に進み、j+z時間待ちしてステッ
プ#92にてレリーズルーチンへ進み、同様のことを繰
り返す。連写モードの場合、シーケンスモータM、のブ
レーキは、前述したように、ステップ#19でオフとな
るまでレリーズ中続けられる。尚、t17時間は、lO
〜20だs位で、レリーズされてチャージ巻止めレバー
41と一回転カム40との係合が外されるが、この時ま
でにシーケンスモータM、が完全に止まっていないと一
回転カム40が回転してしまうためこれを防ぐために余
裕の時間として設けである。 ステップ#90にて、レンズが非合焦位置にあると判定
されるとステップ#95にてt7時間待ちして、ステッ
プ#96にてジ−ケンスモークM。 をオフにしてブレーキを解除した後、ステップ#97に
て、−旦、測光スイッチSW5がオンされたときと同じ
ところに戻る。そして測光・測距動作を行ってレンズ駆
動をし、合焦位置に達したところで再びレリーズルーチ
ンを実行する。 ステップ#88にて単写モードと判定されるとステップ
#100にてt5時間待ちして、シーケンスモータM1
をオフにしてブレーキを解除した後、ステップ#102
にてレリーズ釦の第2段階でオンするレリーズスイッチ
SW6のオン・オフが判定され、該スイッチSW6がオ
ンであるとステップ#102に止まり、上記スイッチS
W6がオフとなるとステップ#103にて測光スイッチ
SW5がオンしているときの測光・測距動作に戻る。 次に、イニシャルローディング時の動作について第14
A、14B図で説明する。先ず、パトローネ室にパトロ
ーネが装填され、裏蓋が閉められると、パトローネ検出
スイッチSW8がオンする。 そして完全に裏蓋が閉じたときに裏蓋開閉スイッチSW
9がオンする。これによりイニシャルローディングが実
行される。尚、裏蓋開閉スイッチSW9がオンしてもパ
トローネ検出スイッチSW8がオフであればパトローネ
が装填されていないのでイニシャルローディングは実行
されない。 先ず、ステップ#111にてイニシャルロードフラグが
セントされ、ステップ#112にてシーケンスモータM
、をLow特性で逆転方向(反時計方向)に回転させる
。ステップ#113にてt8時間待ちした後、ステップ
#115にてマグネットAMgにt8時間通電され、ス
テップ#116にてノーケンスモークMlにt6時間ブ
レーキがかけられる。ジ−ケンスモークM、の逆転時間
であるt8時間は前述したステップ#60〜ステップ#
72での動作の逆転時間と同じで、ギヤのバックラッシ
ュ分が動く程度である。この逆転動作により、巻き上げ
完了時に巻止めギヤ29の凹部29bと巻止めレバー3
0の凸部30aにかかっている負荷を緩めることができ
、この後に、マグネットAMgに通電することにより巻
止め解除レバーlO1の曲げ部101aによって巻止め
レバー30の側面30dが押されて、巻止めレバー30
は時計方向に回動し、巻止めギヤ29の凹部29bと巻
止めレバー30の凸部30aとの係合が外れ、この時、
第1スイツチSWIはオンとなる。又、レバー33は反
時計方向に回動し、先端部33bと係止板13との係合
も外れる。 次にステップ#118にてシーケンスモータM1をLo
w特性で正転方向(時計方向)に回転さ仕る。ステップ
#120にてt2時間待ちした後、ステップ#121に
てシーケンスモータM1をLow特性から旧gh特性に
切換えられる。ここで、t1時間は前述したようにステ
ップ#31と同じ時間である。ステップ#123にてj
+3時間のタイマーがセットされスタートする。ステッ
プ#125にて第3スイツチSW3のカウンターに“2
8”がセットされて第14B図のステップ#127にて
第3スイツチSW3のオン・オフ判定がなされる。 初め、該スイッチSW3はオフであるのでステップ#1
40に進み、上記スイッチSW3のフラグを“ビにセッ
トしてステップ#145に飛ぶ。 ステップ#145にて上記カウンターが“0”か否かが
判定され、“0”でないと判定されればステップ#12
7に戻る。第3スイツチSW3がオフであると同じこと
を繰り返す。 一方、シーケンスモータM1の正転によりモータギヤ1
bが時計方向に回転し、フィルムはまだスプール14に
巻き付いていないので、遊星ギヤ21は減速ギヤ23の
大ギヤ23aにかみ合うこ′ とによりスプロケット2
5を反時計方向に動かし、フィルムをスプール14側へ
送り込む。スプロケット25の回転により、やがて第3
スイツチSW3がオンする。すると、ステップ#128
に進み、第3スイツチSW3フラグか判定される。該フ
ラグが“ビであればステップ#129に進み、“0”で
あればステップ#145に飛ぶ。第3スイツチSW3が
オフからオンになった直後は上記フラグは“ビが立って
いるので、ステップ#129に進み、上記カウンターが
“0”か否かが判定され“0“でないと判定されればス
テップ#130に進み、このカウンターの値から“ビ引
かれた値が上記カウンターにセットされ、ステップ#1
32にてマグネットAMgにt6時間通電され、ステッ
プ#133にてシーケンスモータM1がLow特性で駆
動されているかHigh特性で駆動されているかが判定
され、High特性ならばステップ#134にてLr3
時間のタイマーをセットし、ステップ#138にてj+
1時間のタイマーをスタートさせる。一方、Low特性
ならばステップ#I35に進み、114時間のタイマー
をセットしステップ#138にてLr4時間のタイマー
をスタートさせる。タイマー時間j+3+ t+*は、
夫々、High特性、Low特性で駆動されるときの第
3スイツチSW3がオンして次にオンするまでの通常時
間より十分長い時間に設定されており、1+i時間はL
r3時間より長い。そしてステップ#139にて上記フ
ラグが“0”にリセットされステップ#145にて上記
カウンターのカウント値の判定がされ“0”でなければ
再びステップ#127に戻る。 第3スイツチSW3がまだオンであれば、ステップ#1
28に進み、ステップ#128にて上記フラグが判定さ
れる。今度は、“0”であるのでステップ#145に飛
び上記カウンターは“0”であるので再びステップ#1
27に戻り、これを繰り返す。スプロケット25の回転
により、又第3スイツチSW3がオフとなればステップ
#127よりステップ#140に進み、同様のことを繰
り返す。すなわち、上記スイッチSW3がオンとなるご
とにマグネットAMgにt6時間通電し、タイマーをセ
ットし直す動作を28回繰り返すことになる。第3スイ
ツチSW3は1コマ中に8回オンとなるようになってい
るが、1回目〜5回目位まではマグネットAMgに通電
してもマグネットAMgと吸着片105はまだ離れてい
るため意味がない。一方スブロケット25の回転により
巻止めギヤ29も時計方向に回転しており、吸着片10
5がマグネットAMgに吸着され、巻止めギヤ29の凹
部29bに巻止めレバー30の凸部30aがはまり込も
うとしているが、第3スイツチSW3の7回目か8回目
にオンしたときのマグネットAMgへの通電により再び
巻止め解除レバーlO1を時計方向に回動させ、巻止め
レバー30の凸部30aが巻止めギヤ29の凹部29b
にはまり込まないようにする。従って、第1スイツチS
Wlはオンのままであり、1コマ目から2コマ目へと移
る。 2コマ目、3コマ目も同様で、4コマ目に移る。 4コマ目の途中で第3スイツチSW3のカウンターのカ
ウント値は0”となる。すなわち、第3スイツチSW3
が28回オンしたことになる。ステップ#129にてこ
のカウンターのカウント値が判定されステップ#133
に進む。すなわち、マグネットAMgには通電されない
。ステップ#133にてシーケンスモータM、がHig
h特性かLow特性かが判定され前述したように旧gh
特性かLow特性かにより、夫々、タイマーがセットさ
れスタートする。ステップ#139にて第3スイツチS
W3のフラグ゛は“0″にリセットされ、ステップ#1
45にてこのカウント値か“0”であると判定されステ
ップ#146に進む。第1スイツチSWIがオンであれ
ばステップ#127に戻り、同じことが繰り返される。 第3スイツチSW3が29回目のオンから32回目のオ
ンまではマグネッ)AMgには通電されず、巻止めギヤ
29が一回転したところで巻止めレバー30の凸部30
aが巻止めギヤ29の凹部29bにはまり込み第1スイ
ツチSWIがオフとなる。ステップ#146にて第1ス
イツチSWIがオフとなるとステップ#14、7に進み
タイマーをストップさせ、イニシャルロードフラグをリ
セットする。そしてステップ#148にてシーケンスモ
ータM、にt5時間ブレーキをかけた後、ステップ#1
49にてフィルム感度を読み取り、ステップ#I 50
にてスタンバイ状態となってイニシャルロードは終了す
る。 このイニシャルロード中にフィルムはスプール14に巻
き付く。 尚、マグネットAMgに通電するのは第3スイツチSW
3が8回目、16回目、24回目にオンするときだけで
よいのであるが、第3スイツチsw3のチャタリング等
が発生すると数え間違いをしてスムーズにいかない場合
かあり、これを防止するために1回目から28回目まで
連続して通電している。 次に、巻戻しについて第15A、15B図で説明する。 後述するように、フィルムが最終コマで突っ張り、フィ
ルム終了と判断された場合、もしくは、撮影者がフィル
ムが最終までいっていないときに途中で巻戻すためのス
イッチ(不図示)を押したときは、巻戻しルーチンを実
行する。 先ず、ステップ#161にて巻戻しフラグがセットされ
、ステップ#162にてシーケンスモータM、をLow
特性で逆転方向(反時計方向)に回転させる。続いてス
テップ#163にてマグネットAMgにt6時間通電し
、ステップ#165にて(txta)時間待ちしてステ
ップ#167にてマグネットAMgに再びt8時間通電
し、ステップ#169にてジ−ケンスモークM1をLo
w特性からHigh特性に切換える。回転方向は逆転方
向のままである。途中巻戻し時に、イニシャルロード時
と同様に、ジ−ケンスモークM、がLow特性で駆動さ
れている時間、すなわちt7時間、にギヤのバックラッ
シュ分が動き、巻上げ完了時の負荷が緩み、マグネット
AMgへの通電により巻止めレバー30の凸部30aと
巻止めギヤ29の凹部29bとの係合を解除する。マグ
ネットAMgに2回通電しているが、1回目の通電時に
何らかの原因で吸着解除できないときに2回目で吸着解
除できるようにして確実に巻止めレバー30の凸部30
aと巻止めギヤ29の凹部29bとの係合を解除するよ
うにしている。イニシャルロードのときも、これと同様
に、マグネットAMgに2回通電するようにすれば、確
実に巻止めレバー30の凸部30aと巻止めギヤ29の
凹部29bとの係合を解除できる。 次に、ステップ#170にてtea時間のタイマーをセ
ットしスタートさせ、ステップ#171にて第3スイツ
チSW3のカウンターに“28”をセットし、第15B
図のステップ#172にて第3スイツチSW3のオン・
オフが判定される。 一方、ジ−ケンスモークM1の反時計方向の回転により
巻戻しギヤ72は時計方向に回転するので、キャリア板
74は巻戻しギヤ72との摩擦力により時計方向に回動
し、巻戻し切換え遊星ギヤ73と巻戻しギヤ列75(第
1図)の左端のギヤ75aとがかみ合い、巻戻しフォー
クギヤ76が時計方向に回転し、フィルムをパトローネ
内に巻戻す。一方、一回転カム40は時計方向に回転し
ようとするがチャージ巻止めレバー41の凸部41aが
一回転カム40の凹部40gの端部40eに当接して回
転できず、遊星ギヤ6は自転する。 そして、第2減速ギヤ10は時計方向に回転する。 この時、減速ギヤ20は反時計方向に回転し、キャリア
板22は軸芯21回りに反時計方向へ回動し、減速ギヤ
21と減速ギヤ23の大ギヤ23aとはかみ合うことは
ない。又、第2減速ギヤIOの時計方向の回転により、
スプリング11、スプール駆動ギヤ12を介してスプー
ル14は時計方向に回転する。すると、スプール14の
円筒部14bに巻き付けられたコイルスプリング85の
腕85aにより、ローラー解除レバー84を時計方向に
回動させる。そして、ローラー解除レバー84の曲げ部
84aによりねじりコイルスプリング83の腕83aを
チャージする。コイルスプリング85は巻き締まり方向
で、ねじりコイルスプリング83をチャージさせるだけ
の伝達トルクを有する。スプール14が所定量回転する
と、コイルスプリング85の他方の腕85bが図示され
ないボディに設けられたストッパーに当接する。すると
、コイルスプリング85は、巻き暖み方向となるので、
ローラー解除レバー84を時計方向にこれ以上回動させ
ることができず、そのままねじりコイルスプリング83
をチャージした状態を保つ。従って、ローラーホルダー
81は付勢力を受けなくなるので、巻き付いたフィルム
はそれ自身の腰の強さによってスプール14から巻き緩
み、巻戻しの負荷が軽減される。又、ローラー82によ
って押さえられていると、スプール14とフィルムの速
度差からフィルムがこすれてフィルムに傷が付くことに
もなるので、これを防止するためにも、ローラーホルダ
ー81の付勢力をなくすようにしている。 巻戻しフォークギヤ76によってフィルムがパトローネ
内に巻き込まれることにより、スプロケット25はフィ
ルムにより時計方向に回転させられる。これにより減速
ギヤ23は反時計方向に回転するが、遊星ギヤ21は減
速ギヤ23の大ギヤ23aとはかみ合っていないので、
負荷にはならない。 又、巻止めギヤ29も反時計方向に回転する。そして、
巻止めギヤ29の凸部29cがレバー102の先端部1
02aに当接して押すため、レバー102はねじりコイ
ルスプリングllOに抗して軸芯26回りに時計方向に
回動する。尚、巻止め解除レバー101及びレバー10
3はそのままの状態(第6図の位置)である。巻止めギ
ヤ29の凸部29cが先端部102aを通過すると、再
び、レバー102はねじりコイルスプリング110によ
り反時計方向へ回動し、先端102bが巻止め解除レバ
ー101の曲げ部101aに当接して元に戻る。巻戻し
中は、この動作を繰り返す。 巻戻されるフィルムに連動してスプロケット25が回転
するので、第3スイツチSW3はオン・オフを繰り返す
。ステップ#172にて第3スイツヂSW3がオフと判
定されるとステップ#186にて上記スイッチSW3の
フラグを“1”にセットしてステップ#187に飛び、
フィルム検知スイッチSW7のオン・オフが判定される
。該スイッチSW7がオフであるとステップ#172に
戻り、第3スイツチSW3がオフであるとこれを繰り返
す。第3スイツチSW3がオンするとステップ#174
に進み上記フラグの判定がなされる。該フラグに“0”
が立っておればステップ#187に飛び、フラグに“ビ
が立っておればステップ#176に進む。第3スイツチ
SW3がオフからオンになった直後では上記フラグは“
l”であるのでステップ#176に進みステップ#17
6にて第3スイツチSW3のカウンターが“0”である
かどうかが判定される。“0”であればステップ#18
0に飛ぶ。“0”でなければステップ#177に進みこ
のカウンターのカウンター値から“1”を引いた値か該
カウンターにセットされステップ#178にてマグネッ
トAMgにt8時間通電される。ステップ#■80にて
シーケンスモータM、がLow特性で駆動されているか
旧gh特性で駆動されているかの判定がされ、旧gh特
性であればステップ#181に進みt’s時間のタイマ
ーがセットされステップ#184にてtlI、時間のタ
イマーがスタートされる。一方、 Low特性で駆動さ
れている場合はステップ#182に進みt’6時間の倍
の時間のタイマーがセットされステップ#184にて(
2Xt+J時間のタイマーがスタートされる。ステップ
#185にて第3スイツチSW3のフラグを“0”にリ
セットしステップ#I87にてフィルム検知スイッチS
W7のオン・オフが判定され、オフであれば再びステッ
プ#172に戻る。第3スイツチSW3がまだオンであ
ればステップ#174に進み上記フラグの判定がされ、
今度は該フラグに“0“が立っているのでステップ#1
87に飛び、フィルム検知スイッチSW7のオン・オフ
が判定され、オフであれば再びステップ#172に戻る
。第3スイツチSW3がオンであればフィルム検知スイ
ッチSW7がオフである限りこの動作を繰り返す。第3
スイツチSW3がオフとなればステップ#186に進み
、同様のことを繰り返す。従って、第3スイツチSW3
がオフからオンになるごとにこのスイッチのカウンター
の値から“1”を引いた値を該カウンターにセットして
マグネットAMgに通電し、I(igh特性かLow特
性に応じて、夫々、タイマーt15時間、(2X t+
s)時間をセットしスタートさせる。この動作は28回
繰り返される。この間にフィルム検知スイッチSW7が
オンとなればステップ#189に進むが、通常は、まず
ありえない。第3スイツチSW3のカウンターの値が“
0”になればステップ#176からステップ#180に
飛ぶ。すなわち、マグネットAMgには通電されなくな
る。そしてHigh特性かLow特性に応じて、夫々、
タイマーtls時間、(2Xt+J時間をセットしスタ
ートさせる。第3スイツチSW3がオフからオンになる
回数が29回目からはこの動作が繰り返される。ここで
マグネットAMgに第3スイツチSW3のオフからオン
になるときに巻戻し開始してから28回目まで通電する
のは以下の理由による。すなわち、フィルムが突っ張っ
たときに吸着片105がマグネット AMgに吸着され
ているが、巻止めギヤ29の凸部29bがレバー102
から離れていないと巻戻し開始直後の2回のマグネット
AMgへの通電時には巻止めギヤ29の凸部29cがレ
バー102の先端102aを押した状態であるため、巻
止め解除レバー101は作動することができず吸着片1
05とマグネットAMgとの吸着解除ができず、そのま
ま吸着状態が続く。この状態で巻止めギヤ29が回転し
ていくとやがて巻止めギヤ29の凹部29bに巻止めレ
バー30の凸部30aが嵌り込んでしまうため巻戻しが
できなくなってしまう。この時第1スイツチSWIがオ
フとなるのでこれを検出して、−旦、シーケンスモータ
M、にブレーキをかけ、ここでマグネットAMgに通電
すれば巻止めレバー30と巻止めギヤ29との係合が外
れ巻戻しを再開できる。−度、この動作を行えば再び行
うことはないのでこれでもよいのであるが、−旦、巻戻
しが停止されるのでスムーズさに欠き、撮影者に不安感
を与えることにもなる。 又、必ずしもうまく巻止めギヤ29と巻止めレバー30
との係合が外れるとは限らずよくない。従って、本実施
例では、巻止めが入らないようにしている。すなわち、
巻止めギヤ29が巻止めギヤ29の凸部29cがレバー
102の先端102aに当接しない位置まで回転すると
、この直後に第3スイツチSW3がオンとなったときの
マグネットAMgへの通電により、吸着解除され、巻止
めギヤ29と巻止めレバー30は係合されないようにし
た。マグネットAMgへの通電は巻止めギヤ29の凸部
29cがレバー102の先端102aに当接している間
は意味がない。又、吸着解除されてもまだ28回までは
通電することになるがこれも意味はない。少なくとも、
巻止めギヤ29が一回転する間、すなわち8回まででよ
いのであるが、第3スイツチSW3のチャタリング等が
多発した場合に数えまちがいしたりする場合があり、数
えまちがいがあっても必ずうまく作動するように余裕を
設けている。 t15時間は、旧gh特性で駆動されているときに、通
常、第3スイツチSW3がオンしてから次にオンするま
での間隔よりも十分長い時間に設定され、Low特性で
はj+s時間の2倍の時間に設定されているが、これも
Low特性で駆動されているときに、通常、第3スイツ
チSW3がオンしてから次にオンするまでの間隔よりも
十分長い時間に設定されている。 ところで、巻戻しが進み、やがてフィルムのベロがパト
ローネから少し出た状態のところでフィルム検知スイッ
チSW7はオンする。但し、この実施例では、フィルム
のベロはまだスプロケット25に掛かった状態のところ
でフィルム検知スイッチSW7はオンとなるようにして
いる。ステップ#187にてフィルム検知スイッチSW
7のオンが判定されると、ステップ#189に進みタイ
マーはストップされ、巻戻しフラグはリセットされる。 ステップ#190にてジ−ケンスモークM。 が旧gh特性かLow特性か判定され、High特性で
あればステップ#191に進みthe時間待ちしてステ
ップ#193にてシーケンスモータM1にt5時間ブレ
ーキをかける。これで巻戻しは終了し、ステップ#19
4にて第16図に示す初期リセットルーチンへ飛ぶ。尚
、tea時間待ち、又は、jet時間待ちは、フィルム
検知スイッチSW7がオンした時点で残っているフィル
ムベロを完全にパトローネ室に収納してしまうまで、シ
ーケンスモータM1を駆動するために設定される時間で
あり、[17時間はt+e時間よりも長い。又、フィル
ムベロが適当な位置で残るようにしてもよく、その場合
には、フィルムベロがスプロケットから外れるようにt
18時間、1+ 7時間を適当な時間に設定すればよい
。 次に、第16図で初期リセットルーチンについて説明す
る。ステップ#201にて初期リセットフラグをセット
し、ステップ#202にてシーケンスモータM、をLo
w特性で正転方向(時計方向)に回転させる。ステップ
#203にて1++時間のタイマーをセットする。t0
時間はLow特性でフィルム巻上げを行うときにセット
されるタイマー時間と同じで、通常、この時間内に初期
リセットは終了する。ステップ#204にて第1スイツ
チSwtのオン・オフが判定され、オンであればステッ
プ#204に止まる。 一方、ジ−ケンスモークM、の時計方向回転により、巻
戻し終了時に巻止めレバー30と巻止めギヤ29との係
合が外れた状態(第1スイツチSWtがオンの状態)か
ら吸着片105をマグネットAMgに吸着させ、巻止め
レバー30の凸部30aが巻止めギヤ29の凹部29b
にはまり込ませて元の状態に復帰させる。このとき第1
スイツチSWlはオフとなるのでステップ#204から
ステップ#205に進み、タイマーをストップさせ、初
期リセットフラグをリセットした後ステップ#2゜6に
てシーケンスモータM、にt6時間ブレーキをかけステ
ップ#207にてスタンバイ状態となり、初期リセット
を終了する。この状態で撮影者は裏蓋を開はパトローネ
を取り出し、又、新しいパトローネを装填して裏蓋を閉
じれば、前述したようにイニシャルロードされることに
なる。 次に、第17A、17B図に示すタイマー割り込みルー
チンについて説明する。先ず、巻上げ中でチャージフラ
グがセットされているときt3時間内に第2スイツチS
W2がオフしなかった場合は、タイマー割り込みルーチ
ンが実行される。ステップ#211にてジ−ケンスモー
クM、が旧gh特性で駆動されているかどうか判定され
る。High特性で駆動されているのでステップ#21
2に進み、巻戻しフラグがセットされているかどうか判
定される。巻戻しフラグはセットされていないのでステ
ップ#214に進み、チャージフラグがセットされいて
るかどうか判定される。チャージフラグがセットされて
いるのでステップ#216に進み、t4時間をタイマー
にセットし、ステップ#218にて「第2スイツチSW
2オン中High→Low経験」フラグがセットされて
ステップ#225に進みシーケンスモータMIをIli
gh特性からLow特性に切換えステップ#230にて
t4時間のタイマーをスタートさせステップ#231に
て元に戻る。14時間内に第2スイツチSW2がオンと
なれば第 13A図のステップ#41へと進み、フィル
ム巻上げへと移る。−度胆gh特性からLow特性に切
換えられると次のコマの巻上げからはステップ#32か
らステップ#36へ進むので旧gh特性には切換えられ
ずt4時間のタイマーがセットされスタートし、第2ス
イツチSW2のオフを待つ。 14時間内に第2スイツチSW2がオフしなければ再び
タイマー割り込みルーチンが実行される。 ステップ#211にてシーケンスモータM、がHigh
特性かどうか判定される。この場合はLow特性である
ため第17B図のステップ#234へ進みシーケンスモ
ータM、にt6時間ブレーキがかけられステップ#23
5にてタイマーはストップされる。ステップ#236に
てチャージフラグがセットされているか、又は巻戻しフ
ラグがセットされているか、又は初期リセットフラグが
セットされているかどうか判定され、チャージフラグが
セットされているのでステップ#246へ進む。ステッ
プ#246にてカメラが故障したことを撮影者に知らせ
る表示を行い、ステップ#247にてスタンバイ状態と
なる。すなわち、絞り、ミラー、シャッター動作中に旧
gh特性で駆動されているとき、所定の時間内に第2ス
イツチSW2がオフされなければ電源電圧の低下やチャ
ージ負荷の増加により旧gh特性の低トルクでは駆動で
きないと判断し、高トルクのLow特性に切換えてチャ
ージを継続できるようにしている。しかしLow特性で
も所定時間内に第2スイツチSW2がオフされなければ
、何らかの異常が発生したためであり、故障の表示がさ
れるのである。尚、−度High特性からLow特性に
切換えられれば、次回のコマからチャージはHigh特
性では不可能と判断し、最初からLow特性で駆動する
。 次に、フィルム巻上げフラグがセットされているときで
、t+o時間内に第1スイツチSW1がオフしなかった
場合について説明する。この場合も同様に、タイマー割
り込みルーチンが実行され、ステップ#211にてIl
igh特性かどうか判定され、High特性であるので
ステップ#212に進み、巻戻しフラグがセットされて
いるかどうか判定され、セットされていないのでステッ
プ#214に進み、チャージフラグがセットされている
かどうか判定される。そして、チャージフラグはセット
されていないので#220へ進み、フィルム巻上げフラ
グがセットされているかどうかが判定される。そして、
フィルム巻上げフラグはセットされているのでステップ
#221に進み、t11時間のタイマーがセットされ、
ステップ#223にて「第1スイツチSW1オン中旧g
h−” Low経験」フラグがセットされ、ステップ#
225にてシャッターか旧gh特性駆動からLow特性
駆動に切換えられ、ステップ#230にてt0時間のタ
イマーがスタートされ、ステップ#231にて元に戻る
。111時間内に第1スイツチSW1がオンすればステ
ップ#86へと進む。フィルム巻上げ中でも、−度、H
igh特性からLow特性に切換えられると次のコマか
らの巻上げ時のフィルム巻上げはステップ#50からス
テップ#55に進むので、High特性には切換えられ
ずL++時間のタイマーがセットされスタートし、第1
スイツチSWIのオフを待つ。j++時間内に第1スイ
ツチSWIがオフしなければ再びタイマー割り込みルー
チンが実行され、ステップ#211にてHigh特性で
あるかどうか判定され、Low特性であるのでステップ
#234にてシーケンスモータM、にt5時間ブレーキ
がかけられ、ステップ#235にてタイマーがストップ
され、ステップ#236にてチャージフラグか巻戻しフ
ラグか初期リセットフラグがセットされているかどうか
判定され、セットされていないのでステップ1238へ
進み、ステップ#238にてイニシャルロードフラグが
セットされているかどうか判定され、セットされていな
いのでステップ#240へ進み、「第1スイツチSWt
オン中High→Low経験」フラグ及び「第2スイツ
チSW2オン中にHigh→Low経験」フラグがリセ
ットされてステップ#241にて巻戻しルーチンへと飛
び、巻戻しが実行される。すなわち、フィルム巻上げ動
作はチャージ動作がHigh特性であろうとLow特性
であろうと前コマのフィルム巻上げでHigh特性から
Low特性に切換わっていなければ旧gh特性で駆動さ
れるが、j+o時間内に第1スイツチSWlがオフとな
らなければ電源電圧の低下や低温でのフィルム巻上げ負
荷の増加によりHigh特性の低トルクでは駆動できな
いと判断し、高トルクのLow特性へ切換えフィルム巻
上げを継続できるようにしている。そして−度、旧gh
特性からLow特性へ切換えられると次回のコマからフ
ィルム巻上げはLow特性で駆動されることになる。フ
ィルムが突っ張った場合には、スプール14、スプロケ
ット25は回転することができずスプリング4とフリク
ションギヤ3は滑ることになり、第1スイツチSW1は
オフすることがないため、High特性からLow特性
へ切換えられても巻上げることかできずこの場合にはフ
ィルムが突っ張ったと判断し、自動的に巻戻しを実行す
るようにしている。 フィルム突っ張りでなく何らかの異常が発生してLow
特性でも巻上げることができなくなった場合でも、フィ
ルム突っ張りとは区別がつかないがもはやこれ以上フィ
ルム巻上げはできないので、巻戻しを実行することにな
る。巻戻しもできなくなると、後にも述べるが、巻戻し
ルーチンでのタイマー割り込みにより故障が表示される
ようになっている。 又、ステップ#46におけるマグネットAMgへの通電
にも拘わらず第1スイツチSWIがオンしなくてステッ
プ#62からステップ#71の処理を繰り返していて、
t19時間経過した場合にもタイマー割り込みルーチン
が実行され、この場合もステップ#211→#234→
#235→#236→#238→#240→#241へ
と進み、巻戻しルーチンを実行することになるが、巻止
めレバー30と巻止めギヤ29との係合が外れていない
ので巻戻しもできず、この場合も巻戻しルーチンでのタ
イマー割り込みにより故障が表示されることになる。し
かし単なる第1スイツチSWIの故障であるならば、巻
戻しは可能であるので撮影したフィルムは助かる。 次に、巻戻し時に第3スイツチSW3がオンしてからj
+s時間内に次の該スイッチSW3のオンが検知されな
かった場合について説明する。この場合にもタイマー割
り込みルーチンへ飛び、ステップ#211.#212へ
と進み、巻戻しフラグがセットされているのでステップ
#227へ進み、ステップ#227にてシーケンスモー
タM、を1(igh特性からLow特性へ切換え、ステ
ップ#228にて再びj+s時間のタイマーをセットし
てステップ#230へ進み、tl1時間のタイマーをス
タートさせステップ#231にて元に戻り、巻戻しが継
続される。そしてj+s時間以内に第3スイツチSW3
のオンが検知されると、今度は、ステップ#180から
ステップ#182に進み、t+s時間の2倍のタイマー
がセットされ、ステップ#184にてそのタイマーがス
タートされることになる。 j+s時間の2倍の時間内もしくはLow特性に切換わ
った直後のタイマーt’s時間の時間内に次の第3スイ
ツチSW3のオンが検知されないと再びタイマー割り込
みルーチンへ飛び、ステップ#211→#234→#2
35−#236へと進み、巻戻しフラグがセットされて
いるのでステップ#246に進み、撮影者に故障を知ら
せる表示をしてステップ#247にてスタンバイ状態と
なる。すなわち、高トルクのLow特性にしてもフィル
ムは巻戻されていないため、何らかの異常があると判断
し故障表示をする。 次に、初期リセット時、t11時間内に第1スイツチS
WIがオフしなければタイマー割り込みルーチンへ飛び
、ステップ#211→#234→#236と進み、初期
リセットフラグがセットされているのでステップ#24
6へ進み、故障表示をしてステップ#247にてスタン
バイ状態となる。 尚、この実施例では、初期リセットはLow特性だけで
駆動しているが、他の場合と同様に、Low特性からt
3時間後にHigh特性に切換えてもよく、巻上げ時と
同様に、Low特性、High特性に応じてタイマーを
セットし、旧gh特性でタイマー割り込みがかかるとL
ow特性駆動に切換えるようにすることも可能である。 次に、イニシャルロード中に第3スイツチSW3がオン
してj++時間内に次の該スイッチSW3のオンが検知
されなかった場合について説明する。 この場合も、タイマー割り込みルーチンへ飛び、ステッ
プ#211→#212→#214−#220と進み、フ
ィルム巻上げフラグがセットされていないのでステップ
#224へ進み、t14時間のタイマーがセットされ、
ステップ#225にてジ−ケンスモークM、は旧gh特
性からLOW特性へ切換えられ、ステップ#230にて
j+4時間内に次の上記スイッチSW3のオンか検知さ
れなければ再びタイマー割り込みルーチンへ飛び、ステ
ップ#211→#234→#235−#236−#23
8と進み、イニシャルロードフラグかセットされている
のでステップ#242に進み、イニシャルロードが失敗
であったことを撮影者に知らせる表示をし、ステップ#
243にてスタンバイ状態となる。すなわち、高トルク
のLow特性駆動にしてもフィルム巻上げができず、フ
ィルムがスプール14に異常に巻き付いたりしている可
能性があり、イニシャルロードの失敗を表示し、撮影者
にもう一度やり直しするように警告する。 尚、本実施例のマグネットAMgは、通電することによ
り吸着力が消滅するコンビネーションマグネットを使用
しているが、シャッター1幕、2幕保持用マグネツトI
 CMg、2CMgのように通電することによって吸着
するようなマグネットを使用しても可能である。その場
合には、巻止め解除するまで通電保持し、巻止めを解除
するときに通電保持を解除すればよい。 最後に、本実施例で使用されているシーケンスモータM
、について以下に説明する。 第18図はシーケンスモータM、(直流モータ)の概念
を示す回路図である。図において、R1は鉄芯に巻かれ
た第1の電機子巻線、R2は第2の電機子巻線を夫々示
す。そして、第1の電機子巻線R,は第1の端子T、及
び第2の端子T、を夫々有し、一方、第2の電機子巻線
R2は第3の端子T、および第4の端子T4を夫々有し
ている。 ここで第2の端子T、と第3の端子T3とは互いに接続
され、単一の共通端子Ttaとして扱われる。M、はモ
ータ全体を示す。 ■は直流電源であり、その一方の出力端子は、第4の端
子T4に接続されており、他方の出力端子は切換え手段
であるスイッチSWに接続されている。該スイッチSW
は、第1の端子T、に接続された接点Tt、と共通端子
T13に接続された接点Tbとに選択的に接続可能であ
る。従って、スイッチSWが接点Tt+に接続された第
1の状態では第1の端子T、と第4の端子T4とに電圧
が供給され、スイッチSWが接点Tt、に接続された第
2の状態では共通端子Tt3と第4の端子T、とに電圧
が供給される。 ここで、直流モータに関して説明すると、V=(R+r
 )x r +に、xΦx N  −・−・−(1)T
=Kt XΦx I −To       −−(2)
が成り立つことは知られている。 但し、ここで、 ■=直流電源Vの電圧 T :モータM、が発生するトルク r:直流電源Vの内部抵抗 R:モータM、の内部抵抗 Φ:固定子磁束 To:無負荷トルク I :モータM、に流れる電流 に、、に、:電機子巻線の巻き数に応じて定められた比
例定数 尚、無負荷トルクT。はモータM1の軸受ロスなどに起
因するトルクであり、従ってT=Oでも■≠0である。 ここで、電源電圧V、電源の内部抵抗r、固定子磁束Φ
、および無負荷トルクT。を一定とし、第11第2の電
機子巻線R,,R2の内部抵抗を夫々R1,Rtとする
。そして、第18図のスイッチSWが接点Ttt側に切
換っているとするとR=Rtであり、この状態の起動ト
ルクTαを考えると、N=0であるから、 V =(Rt +r )X lα       ・・・
・・・(3)Tα=(K、)α×ΦXIα−T0  ・
・・・・・(4)となる。従って、式(3)、(4)よ
り、■ Tα= (K t)α×ΦX −−T。 Rt+r ・・・・・・(5) となる。但し、ここで、Iα、 (K、)αは夫々スイ
ッチSWが接点Tttに切換えられている状態のモータ
M1にながれる電流及び比例定数K。 の値を示す。 又、T=−T。における回転数Nαを考えると、このと
き、1=0であるから、 v = (K l )α×ΦXNα      ・・・
・・・(6)となり、従って、 Nα=□        ・・・・・・(7)(K、)
αΦ が得られる。 この式(5)、(7)で夫々決まるTα、Nαにより、
第19図に示すように、スイッチSWが接点Tbに接続
されている状態のトルクと回転数との関係を示す特性ラ
イン(T−N)αを描くことができる。 次に、スイッチSWが接点Tt+に接続されるように切
換えられている状態について考える。この場合は、R=
R1+Rtであり、モータM、の起動トルクTβと回転
数Nβとを求める。 先と同じ手順でN=Oとおくと、 V−(Rt +Rt +r )x Iβ  −−−−−
−(8)Tβ=(Kt)β×Φ×■β−T0 ・・・・
・・(9)であるから、 ■ Tβ=(Kt)β×Φ□−T。 R,+R,+ r ・・・・・・(10) となる。但し、ここで、■β、(Kt)βは夫々スイッ
チSWが接点Tt+に切換えられている状態のモータM
、に流れる電流および比例定数K。 の値を示す。 ここで、2つの電機子巻線R,,R1は互いに同じ線径
であるとすれば、比例定数に1およびに、はその抵抗値
に比例する。従って、となり、 Rv   Rt +Rt+ r が得られる。また、T=−T、とおくと、I=0である
から、 ■ となる。 ここで、スイッチSWが接点Tt、に接続されている状
態の比例定数に1の値(K1)βもモータM、の電機子
巻線の巻き数に比例するので、R。 であり、 ■ となる。従って、式(5)、(12)から、Tα−Tβ
= ((Kt )αΦ・□−T0〕Rオ+r Rz   R,+R,+r (Rz  r) ” Rz ” (Rt  Rt  r
)となり、従って、 Tβ〉Tα           ・・・・・・(17
)である。 さらに、式(7)、(15)より、 Rt ・・・・・・(【8) が得られ、従って、 Nα〉Nβ          ・・・・・・(19)
である。 ここで、式(16)、(18)から、第19図に示すよ
うに、R” Rtの場合の特性ライン(T −N)αに
対して、R−R++Rtにおける特性ライン(T−N)
βを描くことができる。そして、特性ライン(T−N)
αと特性ライン(T −N)βとは互いに交差する形に
なる。 尚、第19図に示される、R=R1およびR=R1+R
tのそれぞれの状態における電流とトルクとの関係を示
す特性ライン(T −N)αおよび(T−N)βの描き
方は、それぞれの起動トルクTα。 Tβとその起動時における電流値■α、■βとが判るの
で、その座標(T=Tα、I=Iα)及び(T=Tβ、
t=Tβ)と座標(T=−To 、N=0)とをそれぞ
れ直線で結べばよい。そして、この二つの特性ラインの
うち、(T−N)αがH4gh特性を示し、(T −N
)βがLow特性を示すことになる。 以上の説明から明らかなように、上記実施例は次のよう
な効果を備えている。 l)従来のカメラであってもは、イニシャルロード時、
フィルム空送りがシャッターレリーズせずに可能なもの
もあるが、それを実現するためには2つのモータと該モ
ータの駆動伝達機構をチャージ系とフィルム系とに夫々
設ける必要があった。 しかし、本実施例では、1つのモータと1つの駆動伝達
機構とでフィルム空送りを可能にした。従って、カメラ
に占める上記機構の占有容積は小さくてよく、カメラボ
ディの小型化、カメラのコスト低減に寄与する。 2)フィルムのオートリターン時、巻戻しへの移行がス
ムーズに実行でき、巻止めが解除できなくても故障にな
ると言った問題もなく、カメラの信頼性を高めることが
できる。 3)フィルムの巻止め解除が比較的小さい力量で可能で
あるため、巻止め係止手段であるマグネットが小容量の
ものでよい。すなわち、小型のマグネットが使用できる
ので、カメラボディの小型化に寄与する。 4)フィルムの途中のコマでフィルム巻戻しが可能であ
る。 5)多重露出撮影が従来の2モ一タ方式のカメラ(前項
1.に記載した従来のカメラを指す)に比ベコストの掛
からぬ構成でかつ省スペースで実現できる。 6)パトローネがカメラ内に装填されていない場合、レ
リーズしてもフィルム巻上げを実行しないので、無駄な
電力を消費することもない。 7)本実施例で使用されている直流モータは、該モータ
にかかる負荷の度合による駆動特性が異なるようになっ
ているので、モータ駆動時の負荷特性に応じて最適な駆
動特性を実現せしめることが可能である。 8)従って、上記モータは、変速機構を用いずに低回転
駆動と高回転駆動を実現する。 9)上記特性を備えたカメラの駆動モータは、負荷特性
の異なるフィルム系とチャージ系をそれらの負荷特性に
応じて1つの駆動伝達機構を介して効率よく独立して駆
動することができる。従って、駆動モータから上記2系
統への駆動伝達系に変速機構を設ける必要がないのでカ
メラボディのコンパクト化、カメラのコスト削減に大い
に貢献し、しかも、フィルムを速く巻上げることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1〜19図は、本発明の一実施例に係るカメラのフィ
ルム巻上げ装置を示し、第1図は巻上げ・巻戻し機構全
体の斜視図、第2図は遊星歯車機構部の斜視図、第3図
は遊星歯車機構部及び過負荷防止フリクション部付近の
断面図、第4図は過負荷防止フリクンヨン部の平面図、
第5.6図はフィルム巻止め付近の平面図で、第5図は
フィルム巻上げ完了状態、第6図はフィルム巻上げ途中
の状態を示す。第7〜9図はチャージ巻止め付近の平面
図で、第7図はチャージ完了状態、第8図はレリーズ完
了状態(巻上げ開始前)、第9図はチャージ途中の状態
を示し、第1O図はフィルム押さえローラ解除部の平面
図、第11図はマイクロコンピュータを用いた制御手段
を示す回路図、第12〜17図はカメラ(マイクロコン
ピュータ)の動作を示すブロック図で、第12図はレリ
ーズ行程の動作を、第13A〜+3D図はフィルム巻上
げ行程の動作を、第14A、14B図はイニシャルロー
ド行程の動作を、第15A、15B図はフィルム巻戻し
行程の動作を、第16図は初期リセット行程の動作を、
第17A、17B図はタイマー割り込み時の動作を夫々
示し、第18図はシーケンスモータの概念を示す回路図
、第19図は上記モータの駆動特性を示す線図である。 1(M、)・・・駆動モータ、5・・・第1減速ギヤ、
6・・・遊星ギヤ、7・・・ギヤ、訃・・キャリア板、
9・・・軸、10・・・第2減速ギヤ、10a・・・内
歯、12・・・スプール駆動ギヤ、13・・・係止板、
14・・・スプール、25・・・スプロケット、29・
・・巻止めギヤ、29b・・・凹部、30・・・巻止め
レバー、30a・・・凸部、30b・・・先端部、33
・・・レバー、33b・・・先端部、40・・・1回転
カム、40g・・・凹部、41・・・ヂャージ巻止めレ
バー、41a・・・凸部、75.76・・・フィルム巻
戻し手段、101・・・巻止め解除レバー、103・・
・係止解除レバー、104 (AMg)・・・解除手段
(マグネット)、5Wl−・第1スイツチ、SW2・・
・第2スイツヂ、SW3・・・第3スイツチ、201山
マイクロコンピユータ、F・・・フィルム。 特許出願人   ミノルタカメラ株式会社代 理 人 
  弁理士青白 葆外1名第5区 Iす5D 第6図 第10図 第12図 第13B図 第13c図 第14A図 第1612I 箪17日図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィルム巻上げ手段を駆動するモータ(1)と、該
    モータ(1)のフィルム巻上げとは逆方向の回転で駆動
    され、フィルムを巻戻すフィルム巻戻し手段(75、7
    6)と、フィルム巻上げ行程で1コマ巻上げ毎に巻止め
    られたフィルムを、所定機構のチャージを完了した後、
    巻止め解除する解除手段(104)とを備え、 上記フィルム巻戻し手段(75、76)を駆動し、かつ
    、上記解除手段(104)を作動させることによりフィ
    ルムを巻戻すようにしたフィルム巻戻し装置において、 フィルム巻戻しを指令するための操作手段と、上記操作
    手段の指令に基づいて、上記モータ(1)をフィルム巻
    上げとは逆方向に駆動せしめるとともに、モータ起動時
    の、上記モータ(1)が少なくともフィルム巻上げ手段
    のバックラッシュ分程度動く間に、上記解除手段(10
    4)を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする
    フィルム巻戻し装置。
JP15433588A 1988-04-06 1988-06-21 フィルム巻戻し装置 Pending JPH01284839A (ja)

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JP15433588A JPH01284839A (ja) 1988-06-21 1988-06-21 フィルム巻戻し装置
US07/333,700 US4945370A (en) 1988-04-06 1989-04-05 Film rewinding system of camera
US07/333,600 US4949109A (en) 1988-04-06 1989-04-05 Film winding system of camera
US07/523,265 US5003331A (en) 1988-04-06 1990-05-14 Film winding system of camera

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