JPH0128482Y2 - - Google Patents
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- JPH0128482Y2 JPH0128482Y2 JP1983178602U JP17860283U JPH0128482Y2 JP H0128482 Y2 JPH0128482 Y2 JP H0128482Y2 JP 1983178602 U JP1983178602 U JP 1983178602U JP 17860283 U JP17860283 U JP 17860283U JP H0128482 Y2 JPH0128482 Y2 JP H0128482Y2
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- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 16
- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 16
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- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 6
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、海底光中継器と海底光ケーブルとの
接続構造に関する。
接続構造に関する。
第1図は、本考案の接続構造が対象とする海底
光ケーブルの一例を示す断面図であつて、この図
に示す海底光ケーブル1は、フアイバ集合中心線
状体2、複数(6つ)の光フアイバ3、金属パイ
プ4、抗張力線5およびポリエチレン外被6から
なるものである。そして、上記のように構成され
た海底光ケーブル1は、第2図に示すようにして
海底光中継器7に接続されている。第2図におい
て符号8はブーツ、9は抗張力線5の引留部、1
0はアンカハウジング、11は引留デイスク、1
2はテールケーブル接続部、13は自在継手部、
14,15は給電線テールケーブル、16は給電
線テールケーブル相互接続部、17,18は光テ
ールケーブル、19は光テールケーブル相互接続
部、20はジヨイントリング、21は給電線フイ
ードスル、22は光フイードスル、23は端面
板、24は耐圧シリンダ、25は内部ユニツトで
ある。上記構成において、光ケーブル17は、海
底光ケーブル1から導出された各光フアイバ3
と、各光フアイバ3をそれぞれ別個に収容する耐
圧パイプとから構成されている。また、光テール
ケーブル18は内部ユニツト25から導出された
光フアイバとこれを収容する耐圧パイプとから構
成されており、光テールケーブル17と同数設け
られている。そして、これら光テールケーブル1
7,18は光フアイバどうし、耐圧パイプどうし
が光テールケーブル相互接続部19においてそれ
ぞれ接続されている。
光ケーブルの一例を示す断面図であつて、この図
に示す海底光ケーブル1は、フアイバ集合中心線
状体2、複数(6つ)の光フアイバ3、金属パイ
プ4、抗張力線5およびポリエチレン外被6から
なるものである。そして、上記のように構成され
た海底光ケーブル1は、第2図に示すようにして
海底光中継器7に接続されている。第2図におい
て符号8はブーツ、9は抗張力線5の引留部、1
0はアンカハウジング、11は引留デイスク、1
2はテールケーブル接続部、13は自在継手部、
14,15は給電線テールケーブル、16は給電
線テールケーブル相互接続部、17,18は光テ
ールケーブル、19は光テールケーブル相互接続
部、20はジヨイントリング、21は給電線フイ
ードスル、22は光フイードスル、23は端面
板、24は耐圧シリンダ、25は内部ユニツトで
ある。上記構成において、光ケーブル17は、海
底光ケーブル1から導出された各光フアイバ3
と、各光フアイバ3をそれぞれ別個に収容する耐
圧パイプとから構成されている。また、光テール
ケーブル18は内部ユニツト25から導出された
光フアイバとこれを収容する耐圧パイプとから構
成されており、光テールケーブル17と同数設け
られている。そして、これら光テールケーブル1
7,18は光フアイバどうし、耐圧パイプどうし
が光テールケーブル相互接続部19においてそれ
ぞれ接続されている。
ところで、上記の接続構造において、光テール
ケーブル17,18どうしを接続する場合には、
光テールケーブル17,18どうしの芯合わせを
行う必要がある。ところが、光テールケーブル1
7,18は、柔軟性に乏しい耐圧パイプを備えて
いるので取り扱いにくく、このため光テールケー
ブル17,18どうしの芯合わせが難しくなり、
ひいてはケーブル1と中継器7との接続作業の能
率が低下するという問題があつた。しかも、この
接続作業の能率低下という問題については、光テ
ールケーブル17,18の接続が光フアイバどう
しの接続のみならず、耐圧パイプどうしの接続を
も必要とする点および光テールケーブル17,1
8どうしの接続とは別に給電線テールケーブル1
4,15どうしの接続をも必要とする点によつて
より一層助長されていた。
ケーブル17,18どうしを接続する場合には、
光テールケーブル17,18どうしの芯合わせを
行う必要がある。ところが、光テールケーブル1
7,18は、柔軟性に乏しい耐圧パイプを備えて
いるので取り扱いにくく、このため光テールケー
ブル17,18どうしの芯合わせが難しくなり、
ひいてはケーブル1と中継器7との接続作業の能
率が低下するという問題があつた。しかも、この
接続作業の能率低下という問題については、光テ
ールケーブル17,18の接続が光フアイバどう
しの接続のみならず、耐圧パイプどうしの接続を
も必要とする点および光テールケーブル17,1
8どうしの接続とは別に給電線テールケーブル1
4,15どうしの接続をも必要とする点によつて
より一層助長されていた。
また、海底においてケーブル1に損傷が生ずる
と、ケーブル1に沿つて海水が浸入し、テールケ
ーブル接続部12において光テールケーブル17
と給電線テールケーブル14との間の絶縁が劣化
する可能性があり、その結果給電路と海水間の絶
縁が劣化するというおそれがあつた。
と、ケーブル1に沿つて海水が浸入し、テールケ
ーブル接続部12において光テールケーブル17
と給電線テールケーブル14との間の絶縁が劣化
する可能性があり、その結果給電路と海水間の絶
縁が劣化するというおそれがあつた。
本考案は、上記問題を解消するためになされた
もので、海底光中継器と海底光ケーブルとの接続
作業の能率を大幅に向上させることができ、しか
も給電路と海水との間を高い信頼性をもつて絶縁
することができる海底光中継器と海底光ケーブル
との接続構造を提供することを目的とする。
もので、海底光中継器と海底光ケーブルとの接続
作業の能率を大幅に向上させることができ、しか
も給電路と海水との間を高い信頼性をもつて絶縁
することができる海底光中継器と海底光ケーブル
との接続構造を提供することを目的とする。
これらの目的を達成するために、本考案は、給
電線の機能を有する耐圧パイプ内に複数の光フア
イバを一括して収容すると共に光フアイバ相互の
接続部を光テールケーブルの中間部に設けた耐圧
ジヨイントチヤンバ内に収容し、しかもこれらを
全面的にポリエチレンで被覆するようにしたもの
であり、前記ジヨイントチヤンバを互いに突き合
わせて固定された一対の耐圧金属殻を有する構成
とし、この一対の耐圧金属殻の突き合わせ面間に
形成された耐圧水密空間内にテールケーブルの光
フアイバどうしの接続部および余長部分を収容
し、かつこれら一対の耐圧金属殻を給電路の一部
としたものである。
電線の機能を有する耐圧パイプ内に複数の光フア
イバを一括して収容すると共に光フアイバ相互の
接続部を光テールケーブルの中間部に設けた耐圧
ジヨイントチヤンバ内に収容し、しかもこれらを
全面的にポリエチレンで被覆するようにしたもの
であり、前記ジヨイントチヤンバを互いに突き合
わせて固定された一対の耐圧金属殻を有する構成
とし、この一対の耐圧金属殻の突き合わせ面間に
形成された耐圧水密空間内にテールケーブルの光
フアイバどうしの接続部および余長部分を収容
し、かつこれら一対の耐圧金属殻を給電路の一部
としたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第3図は本考案の一実施例の概要を示す図であ
つて、上記従来例と同様な部分には同一符号が付
してある。この第3図において、符号26はテー
ルケーブル接続部、27はケーブル1側のテール
ケーブル、28は中継器7側のテールケーブル、
29はジヨイントチヤンバ、30はフイードスル
およびテールケーブル接続部、31は給電線アセ
ンブリケーブル、32は光アセンブリケーブルで
ある。
つて、上記従来例と同様な部分には同一符号が付
してある。この第3図において、符号26はテー
ルケーブル接続部、27はケーブル1側のテール
ケーブル、28は中継器7側のテールケーブル、
29はジヨイントチヤンバ、30はフイードスル
およびテールケーブル接続部、31は給電線アセ
ンブリケーブル、32は光アセンブリケーブルで
ある。
上記構成において、テールケーブル27は、第
4図に示すように、ケーブル1から導出された複
数(6つ)の光フアイバ3と、各光フアイバ3を
一括して内部に収容し、かつテールケーブル接続
部26において金属パイプ4および抗張力線5等
からなる給電路に接続された金属製の耐圧パイプ
33と、この耐圧パイプ33の外部に設けられた
ポリエチレン被覆34とから構成されている。な
お、図示していないが、テールケーブル28もテ
ールケーブル27と同様になつており、光フアイ
バ3と同数の光フアイバと、これを収容する耐圧
パイプと、この外部を覆うポリエチレン被覆とか
ら構成され、テールケーブル接続部30において
内部ユニツト25に電気的、光学的に接続されて
いる。
4図に示すように、ケーブル1から導出された複
数(6つ)の光フアイバ3と、各光フアイバ3を
一括して内部に収容し、かつテールケーブル接続
部26において金属パイプ4および抗張力線5等
からなる給電路に接続された金属製の耐圧パイプ
33と、この耐圧パイプ33の外部に設けられた
ポリエチレン被覆34とから構成されている。な
お、図示していないが、テールケーブル28もテ
ールケーブル27と同様になつており、光フアイ
バ3と同数の光フアイバと、これを収容する耐圧
パイプと、この外部を覆うポリエチレン被覆とか
ら構成され、テールケーブル接続部30において
内部ユニツト25に電気的、光学的に接続されて
いる。
また、ジヨイントチヤンバ29は次のように構
成されている。すなわち、第4図および第5図に
おいて、符号35,36は円板状に形成された耐
圧金属殻、37は耐圧金属殻35,36を固定す
るためのボルト、38は耐圧金属殻35,36の
互いの突き合わせ面間に形成された環状の耐圧、
水密空間、39はOリング、40は耐圧パイプ接
続部品、41はポリエチレン被覆、42はポリエ
チレン融着部である。
成されている。すなわち、第4図および第5図に
おいて、符号35,36は円板状に形成された耐
圧金属殻、37は耐圧金属殻35,36を固定す
るためのボルト、38は耐圧金属殻35,36の
互いの突き合わせ面間に形成された環状の耐圧、
水密空間、39はOリング、40は耐圧パイプ接
続部品、41はポリエチレン被覆、42はポリエ
チレン融着部である。
そして、テールケーブル27は、その耐圧パイ
プ33が耐圧パイプ部品40に接続されており、
耐圧金属殻35,36、耐圧金属殻35側の耐圧
パイプ接続部品(図示せず)およびテールケーブ
ル28の耐圧パイプ(図示せず)を介してテール
ケーブル28に電気的に接続されている。これに
よつて、ケーブル1と中継器7とが電気的に接続
されている。
プ33が耐圧パイプ部品40に接続されており、
耐圧金属殻35,36、耐圧金属殻35側の耐圧
パイプ接続部品(図示せず)およびテールケーブ
ル28の耐圧パイプ(図示せず)を介してテール
ケーブル28に電気的に接続されている。これに
よつて、ケーブル1と中継器7とが電気的に接続
されている。
また、テールケーブル27においては、その耐
圧パイプ33から各光フアイバ3が延出してい
る。これは、光フアイバどうしの融着の作業性向
上を図つてなされたもので、その延出量は融着作
業の能率の点から決定される。この点について
は、テールケーブル28についても同様になつて
いる。そして、テールケーブル27,28の各光
フアイバは互いに接続され、その接続部および余
長部分が耐圧、水密空間38内に収容されてい
る。なお、第5図において符号43は光フアイバ
融着接続補強部、44はフアイバ曲率規制体、4
5は固定具である。また、本実施例の場合には、
ジヨイントチヤンバ29を中継器7側のジヨイン
トリング20内に収容するようにしているが、第
6図に示すように、ケーブル1側のアンカハウジ
ング10内に収容するようにしてもよい。さら
に、第3図および第6図に示すように、テールケ
ーブル27,28をコイル状にしておくと、ジヨ
イントチヤンバ29を取り出すのに好都合であ
る。
圧パイプ33から各光フアイバ3が延出してい
る。これは、光フアイバどうしの融着の作業性向
上を図つてなされたもので、その延出量は融着作
業の能率の点から決定される。この点について
は、テールケーブル28についても同様になつて
いる。そして、テールケーブル27,28の各光
フアイバは互いに接続され、その接続部および余
長部分が耐圧、水密空間38内に収容されてい
る。なお、第5図において符号43は光フアイバ
融着接続補強部、44はフアイバ曲率規制体、4
5は固定具である。また、本実施例の場合には、
ジヨイントチヤンバ29を中継器7側のジヨイン
トリング20内に収容するようにしているが、第
6図に示すように、ケーブル1側のアンカハウジ
ング10内に収容するようにしてもよい。さら
に、第3図および第6図に示すように、テールケ
ーブル27,28をコイル状にしておくと、ジヨ
イントチヤンバ29を取り出すのに好都合であ
る。
しかして、上記構成の接続構造においては、テ
ールケーブル27,28の端部から、柔軟性が高
く、取り扱い易い光フアイバを延出させているか
ら、光フアイバどうしの接続を容易に行うことが
できる。しかも、一つの耐圧パイプ内に複数の光
フアイバを一括して収容させているから、耐圧パ
イプの本数が少なくなり、耐圧パイプどうしの接
続回数が減る。その上、耐圧パイプを給電線とし
て利用しているから、従来のように給電線テール
ケーブルどうしを接続するという必要がなくな
る。これらの結果、ケーブル1と中継器7との接
続作業の能率を大幅に向上させることができる。
なお、光フアイバの接続部および余長部は、耐圧
水密空間内に収容されるから、海水の高圧から防
護することができる。
ールケーブル27,28の端部から、柔軟性が高
く、取り扱い易い光フアイバを延出させているか
ら、光フアイバどうしの接続を容易に行うことが
できる。しかも、一つの耐圧パイプ内に複数の光
フアイバを一括して収容させているから、耐圧パ
イプの本数が少なくなり、耐圧パイプどうしの接
続回数が減る。その上、耐圧パイプを給電線とし
て利用しているから、従来のように給電線テール
ケーブルどうしを接続するという必要がなくな
る。これらの結果、ケーブル1と中継器7との接
続作業の能率を大幅に向上させることができる。
なお、光フアイバの接続部および余長部は、耐圧
水密空間内に収容されるから、海水の高圧から防
護することができる。
また、テールケーブル27,28およびジヨイ
ントチヤンバ29をポリエチレン被覆によつて覆
うことにより、ケーブル1からテールケーブル接
続部30に至るまでのすべての部分が切れ目なく
ポリエチレン被覆によつて覆われることになり、
したがつてこのポリエチレン被覆が破損しない限
り給電路が海水に対して短絡するおそれがなく、
それらの間を極めて高い信頼性をもつて絶縁する
ことができる。
ントチヤンバ29をポリエチレン被覆によつて覆
うことにより、ケーブル1からテールケーブル接
続部30に至るまでのすべての部分が切れ目なく
ポリエチレン被覆によつて覆われることになり、
したがつてこのポリエチレン被覆が破損しない限
り給電路が海水に対して短絡するおそれがなく、
それらの間を極めて高い信頼性をもつて絶縁する
ことができる。
以上説明したように、本考案の接続構造によれ
ば、給電路の機能を有する耐圧パイプ内に複数の
光フアイバを一括して収容すると共に、光フアイ
バ相互の接続部を光テールケーブルの中間部に設
けた耐圧構造のジヨイントチヤンバ内に収容し、
しかもこれらを全面的にポリエチレンで被覆する
ようにしているから、海底光中継器と海底光ケー
ブルとの接続作業の能率を大幅に向上させること
ができ、しかも給電路と海水との間を高い信頼性
をもつて絶縁することができる等の効果が得られ
る。
ば、給電路の機能を有する耐圧パイプ内に複数の
光フアイバを一括して収容すると共に、光フアイ
バ相互の接続部を光テールケーブルの中間部に設
けた耐圧構造のジヨイントチヤンバ内に収容し、
しかもこれらを全面的にポリエチレンで被覆する
ようにしているから、海底光中継器と海底光ケー
ブルとの接続作業の能率を大幅に向上させること
ができ、しかも給電路と海水との間を高い信頼性
をもつて絶縁することができる等の効果が得られ
る。
特に、本願考案にあつては、ジヨイントチヤン
バの主体を、互いに突き合わせて固定した一対の
円板状の耐圧金属殻により構成し、しかも、その
互いの突き合わせ面間に環状の耐圧水密空間を形
成した構成としたため、環状の耐圧水密空間がこ
れを構成する一対の耐圧金属殻どうしを突き合わ
せる前には、その耐圧水密空間がいわば半割形状
となつて露呈するので全体として確認しやすく、
従つて、耐圧金属殻の中に、接続部を含む光フア
イバを収納する際に光フアイバに手を容易に延ば
せることから安全に作業ができ、しかも、光フア
イバの接続作業は環状の耐圧水密空間内に収容す
る光フアイバ余長を利用することにより、作業性
の良い場所で行え、さらに、フアイバどうしの接
続部を耐圧水密空間内の所定の位置に位置決めす
る作業も容易に行え、また、耐圧水密空間を環状
としているので、光フアイバどうしを鋭角に折り
曲げることなくコイル状に維持した状態で接続で
きる。
バの主体を、互いに突き合わせて固定した一対の
円板状の耐圧金属殻により構成し、しかも、その
互いの突き合わせ面間に環状の耐圧水密空間を形
成した構成としたため、環状の耐圧水密空間がこ
れを構成する一対の耐圧金属殻どうしを突き合わ
せる前には、その耐圧水密空間がいわば半割形状
となつて露呈するので全体として確認しやすく、
従つて、耐圧金属殻の中に、接続部を含む光フア
イバを収納する際に光フアイバに手を容易に延ば
せることから安全に作業ができ、しかも、光フア
イバの接続作業は環状の耐圧水密空間内に収容す
る光フアイバ余長を利用することにより、作業性
の良い場所で行え、さらに、フアイバどうしの接
続部を耐圧水密空間内の所定の位置に位置決めす
る作業も容易に行え、また、耐圧水密空間を環状
としているので、光フアイバどうしを鋭角に折り
曲げることなくコイル状に維持した状態で接続で
きる。
また、ジヨイントチヤンバの耐圧強度を確保す
るには、肉厚の大きな大形の耐圧金属殻が必要と
なるが、この中に形成した耐圧水密空間は、環状
に、つまりリング状に形成しているため、耐圧金
属殻全体としては薄い肉厚のものでも大きな耐圧
強度を発揮させることができ、従つて、耐圧金属
殻の厚さを薄くかつ小形に構成できる。
るには、肉厚の大きな大形の耐圧金属殻が必要と
なるが、この中に形成した耐圧水密空間は、環状
に、つまりリング状に形成しているため、耐圧金
属殻全体としては薄い肉厚のものでも大きな耐圧
強度を発揮させることができ、従つて、耐圧金属
殻の厚さを薄くかつ小形に構成できる。
そしてこのように、耐圧金属殻を小形にできる
ため、その表面にポリエチレン外被を覆せる際に
気泡、割れ等の発生を防ぎ、確実で信頼性の高い
絶縁ができる、といつた特有の効果が得られる。
ため、その表面にポリエチレン外被を覆せる際に
気泡、割れ等の発生を防ぎ、確実で信頼性の高い
絶縁ができる、といつた特有の効果が得られる。
第1図は海底光ケーブルの一例を示す断面図、
第2図は従来の海底光ケーブルと海底光中継器と
の接続構造の一例を示す縦断面図、第3図は本考
案の一実施例を示す縦断面図、第4図は本考案に
係るジヨイントチヤンバの一例を示す一部切欠き
側面図、第5図は第4図の−線に沿う半断面
図、第6図は本考案の他の実施例を示す縦断面図
である。 1……海底光ケーブル、3……光フアイバ、2
6……テールケーブル接続部、27,28……テ
ールケーブル、29……ジヨイントチヤンバ、3
0……フイードスルおよびテールケーブル接続
部、33……耐圧パイプ、34……ポリエチレン
被覆、35,36……耐圧金属殻、38……耐圧
水密空間、41……ポリエチレン被覆。
第2図は従来の海底光ケーブルと海底光中継器と
の接続構造の一例を示す縦断面図、第3図は本考
案の一実施例を示す縦断面図、第4図は本考案に
係るジヨイントチヤンバの一例を示す一部切欠き
側面図、第5図は第4図の−線に沿う半断面
図、第6図は本考案の他の実施例を示す縦断面図
である。 1……海底光ケーブル、3……光フアイバ、2
6……テールケーブル接続部、27,28……テ
ールケーブル、29……ジヨイントチヤンバ、3
0……フイードスルおよびテールケーブル接続
部、33……耐圧パイプ、34……ポリエチレン
被覆、35,36……耐圧金属殻、38……耐圧
水密空間、41……ポリエチレン被覆。
Claims (1)
- 海底光中継器に対して海底光ケーブルを電気
的、光学的に接続する構造において、前記海底光
ケーブルのテールケーブル接続部には、海底光ケ
ーブルの給電路に電気的に接続された金属製耐圧
パイプと、この耐圧パイプに収容され、かつ海底
光ケーブルの光フアイバに接続された複数の光フ
アイバと、前記耐圧パイプの外部を覆うポリエチ
レン被覆とからなるテールケーブルを設け、前記
海底光中継器のテールケーブル接続部には、海底
中継器の給電路に電気的に接続された金属製耐圧
パイプと、この耐圧パイプに収容され、かつ海底
光中継器に光学的に接続された複数の光フアイバ
と、前記耐圧パイプの外部を覆うポリエチレン被
覆とからなるテールケーブルを設け、これら2つ
のテールケーブルをジヨイントチヤンバを介して
電気的、光学的に接続しており、前記ジヨイント
チヤンバは、互いに突き合わせて固定された一対
の円板状の耐圧金属殻と、これら一対の円板状の
耐圧金属殻の外部を覆い、かつ前記各テールケー
ブルのポリエチレン外被に連続するポリエチレン
外被とからなり、前記一対の円板状の耐圧金属殻
の突き合わせ面間に形成された環状の耐圧水密空
間内に、前記各テールケーブルの光フアイバどう
しの接続部および余長部分を収容し、前記一対の
耐圧金属殻を給電線の一部としたことを特徴とす
る海底光中継器と海底光ケーブルとの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17860283U JPS6084911U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 海底光中継器と海底光ケ−ブルとの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17860283U JPS6084911U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 海底光中継器と海底光ケ−ブルとの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6084911U JPS6084911U (ja) | 1985-06-12 |
JPH0128482Y2 true JPH0128482Y2 (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=30387721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17860283U Granted JPS6084911U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 海底光中継器と海底光ケ−ブルとの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6084911U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117344A (en) * | 1979-03-03 | 1980-09-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Submarine repeater holder |
JPS5632843A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Cable leading-in unit for submarine light repeater housing |
JPS5719705A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Fujitsu Ltd | Optical submarine repeater |
JPS5760109B2 (ja) * | 1979-07-28 | 1982-12-17 | Insuchichuuto Erekutorosubaarukii Iimenii Ii Oo Paatona Akademii Nauku Ukurainsukoi Esu Esu Eru |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760109U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-09 |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP17860283U patent/JPS6084911U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117344A (en) * | 1979-03-03 | 1980-09-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Submarine repeater holder |
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JPS5632843A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Cable leading-in unit for submarine light repeater housing |
JPS5719705A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-02 | Fujitsu Ltd | Optical submarine repeater |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6084911U (ja) | 1985-06-12 |
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