JPS6053290B2 - 海底光ケ−ブル引留め器の製造方法 - Google Patents
海底光ケ−ブル引留め器の製造方法Info
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- JPS6053290B2 JPS6053290B2 JP55150074A JP15007480A JPS6053290B2 JP S6053290 B2 JPS6053290 B2 JP S6053290B2 JP 55150074 A JP55150074 A JP 55150074A JP 15007480 A JP15007480 A JP 15007480A JP S6053290 B2 JPS6053290 B2 JP S6053290B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
- G02B6/4428—Penetrator systems in pressure-resistant devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Electric Cable Installation (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、海底光ケーブルと海底光中継器とを接続す
るに際してこの海底光ケーブルの接続端末に設けられる
海底光ケーブル引留め器の製造方法に関する。
るに際してこの海底光ケーブルの接続端末に設けられる
海底光ケーブル引留め器の製造方法に関する。
近年、光ファイバを伝送媒体とする光伝送方式の研究
が進められているが、これを海底伝送方式に適用したの
が海底光伝送方式であり、従来の海底同軸伝送方式に較
べて長距離を無中継で伝送できることを大きな特徴とし
ている。
が進められているが、これを海底伝送方式に適用したの
が海底光伝送方式であり、従来の海底同軸伝送方式に較
べて長距離を無中継で伝送できることを大きな特徴とし
ている。
ところが、現在の技術では、特性の安定した光ファイバ
を製造できる長さには限度があり、長距離の海底光伝送
システムを実現するためには、海底光ケーブルを相互に
接続して用いる必要がある。又、一旦海底に布設された
海底光ケーブルが漁拷等による障害を受けた場合、障害
部分のケーブルを新規なケーブルに交換する必要があり
、このときにも海底光ケーブルを相互に接続することが
必要となる。 このような観点から第1図に示すような
光ケーブルの接続装置が開発されたが、これは耐圧筐体
11内に収納された図示しない光中継器と光ケーブル1
2の接続端末を保護する光ケーブル引留め器13とをジ
ンバル継手14を介して連結し、水圧や張力、振動等の
光ケーブルの布設や引揚げ時に加わる様々な外力に充分
耐える構造を具え、更に敷設船の布設設備を無理なく通
過できる形状に工夫されている。つまり、その接続部分
の断面構造を表わす第2図及び光ケーブル引留め器13
の部分を拡大した第3図に示すように、光ケーブル12
は光ファイバ心線15を収納し且つ中心にテンションメ
ンバ16が位置決めされた耐圧チユーブ17の周囲に抗
張力線18を配置し、全体がポリエチレン外被19で保
護されている。ポリエチレン外被19が除去された光ケ
ーブル12の接続端末には内周面がテーパ面に形成され
た引留めスリーブ20が差し込まれ、更にその外側には
周囲をポリエチレン被覆21で保護された金属製の引留
めディスク22が嵌合されている。又、外周面が引留め
スリーブ20のテーパ面と対応したテーパ面に形成され
た筒状楔23が耐圧チューブ17に嵌め込まれ、これに
よつて抗張力線18は筒状楔23と引留めスリーブ20
との間の間隙に放射状に折り曲げられるが、ここに充填
される接着剤24により光ケーブル12と引留めスリー
ブ20,引留めディスク22,筒状楔23とが一体化さ
れる。なお、引留めディスク22と光ケーブル12のポ
リエチレン外被19とは、アンカハウジング25によつ
て一体化され、このアンカハウジング25の周囲にはゴ
ムブーツ26が装着されている。一方、筒状楔23の先
端から突出する耐圧チューブ17には、ポリエチレン外
被27で保護された給電線28が接続されており、この
耐圧チューブ17の先端には周囲がポリエチレン被覆2
9で保護されたテールケーブル分岐筒30を一体の絶縁
スリーブ31が嵌合されている。又、光中継器32を内
部に収納した耐圧筐体11には、ジンバル継手14の一
方を構成するホルダ部33が取り付けられ、このホルダ
部33に連結されるジンバル継手14の球頭部34がア
ンカハウジング25の先端部に突設されている。前記テ
ールケーブル分岐筒30内に導入される金属管35は、
耐.圧筐体11の端板36に嵌着されたフイードスル3
7内に連結され、この金属管35内を光ファイバ心線1
5が通つて光中継器32に接続している。なお、テール
ケーブル分岐筒30の外周にはポリエチレン保護筒38
が嵌め込まれ、引留めデこイスク22に連結されている
。このように光ケーブル引留め器13にはポリエチレン
が多用されているが、これは数十年間海底に沈めておい
ても化学的安定性等に優れており、すでに海底同軸ケー
ブルでの使用実績があるためzである。
を製造できる長さには限度があり、長距離の海底光伝送
システムを実現するためには、海底光ケーブルを相互に
接続して用いる必要がある。又、一旦海底に布設された
海底光ケーブルが漁拷等による障害を受けた場合、障害
部分のケーブルを新規なケーブルに交換する必要があり
、このときにも海底光ケーブルを相互に接続することが
必要となる。 このような観点から第1図に示すような
光ケーブルの接続装置が開発されたが、これは耐圧筐体
11内に収納された図示しない光中継器と光ケーブル1
2の接続端末を保護する光ケーブル引留め器13とをジ
ンバル継手14を介して連結し、水圧や張力、振動等の
光ケーブルの布設や引揚げ時に加わる様々な外力に充分
耐える構造を具え、更に敷設船の布設設備を無理なく通
過できる形状に工夫されている。つまり、その接続部分
の断面構造を表わす第2図及び光ケーブル引留め器13
の部分を拡大した第3図に示すように、光ケーブル12
は光ファイバ心線15を収納し且つ中心にテンションメ
ンバ16が位置決めされた耐圧チユーブ17の周囲に抗
張力線18を配置し、全体がポリエチレン外被19で保
護されている。ポリエチレン外被19が除去された光ケ
ーブル12の接続端末には内周面がテーパ面に形成され
た引留めスリーブ20が差し込まれ、更にその外側には
周囲をポリエチレン被覆21で保護された金属製の引留
めディスク22が嵌合されている。又、外周面が引留め
スリーブ20のテーパ面と対応したテーパ面に形成され
た筒状楔23が耐圧チューブ17に嵌め込まれ、これに
よつて抗張力線18は筒状楔23と引留めスリーブ20
との間の間隙に放射状に折り曲げられるが、ここに充填
される接着剤24により光ケーブル12と引留めスリー
ブ20,引留めディスク22,筒状楔23とが一体化さ
れる。なお、引留めディスク22と光ケーブル12のポ
リエチレン外被19とは、アンカハウジング25によつ
て一体化され、このアンカハウジング25の周囲にはゴ
ムブーツ26が装着されている。一方、筒状楔23の先
端から突出する耐圧チューブ17には、ポリエチレン外
被27で保護された給電線28が接続されており、この
耐圧チューブ17の先端には周囲がポリエチレン被覆2
9で保護されたテールケーブル分岐筒30を一体の絶縁
スリーブ31が嵌合されている。又、光中継器32を内
部に収納した耐圧筐体11には、ジンバル継手14の一
方を構成するホルダ部33が取り付けられ、このホルダ
部33に連結されるジンバル継手14の球頭部34がア
ンカハウジング25の先端部に突設されている。前記テ
ールケーブル分岐筒30内に導入される金属管35は、
耐.圧筐体11の端板36に嵌着されたフイードスル3
7内に連結され、この金属管35内を光ファイバ心線1
5が通つて光中継器32に接続している。なお、テール
ケーブル分岐筒30の外周にはポリエチレン保護筒38
が嵌め込まれ、引留めデこイスク22に連結されている
。このように光ケーブル引留め器13にはポリエチレン
が多用されているが、これは数十年間海底に沈めておい
ても化学的安定性等に優れており、すでに海底同軸ケー
ブルでの使用実績があるためzである。
しかし、光ファイバ心線15を可能な限り熱に対して保
護する必要があるため、接着剤24を硬化させたり或い
は、ポリエチレンをモールドするような場合の加熱作業
から何らかの保護を光ファイバ心線に対して行なう必要
がある。本発明は上述した観点から、光ファイバ心線を
熱に対して保護しながら光ケーブル引留め器を製造し得
る方法を提供することを目的とし、これによつて信類性
の高い光ケーブル引留め器を企図したものである。この
目的を達成する本発明の海底光ケーブル引留め器の製造
方法にかかる構成は、海底光ケーブルと海底光中継器と
を接続するに際して前記海底j光ケーブルの接続端末に
設けられる海底光ケーブル引留め器において、表面が酸
化処理されたのちポリエチレンで被覆された金属製の引
留めディスクのスリーブ嵌合孔に前記海底光ケーブルを
あらかじめ通しておき、内周面が円錐状のテーパ面に形
成され且つ前記スリーブ嵌合孔と嵌合し得る引留めスリ
ーブにポリエチレン外被が除去された前記海底光ケーブ
ルに接続端末部を通し、前記ポリエチレン外被の除去に
よつて露出する光ファイバ心線が収納された前記海底光
ケーブルの耐圧バイブ周囲の抗張力線を放射状に拡げる
と共に外周面が前記引留めスリーブのテーパ面と対応し
たテーパ面に形成された筒状楔を前記耐圧バイブに差し
込み、これら筒状楔及び前記引留めスリーブのテーパ面
に挾まれた前記抗張力線が介在する空間に接着剤を充填
してこれらが一体化するように当該接着剤を加熱硬化さ
せたのち、前記引留めディスクを移動してこの引留めデ
ィスクと前記引留めスリーブとを嵌合すると共に当該引
留めディスクと前記海底光ケーブルのポリエチレン外被
との間をポリエチレン外被で被覆してこれらを一体化し
たことを特徴とする。
護する必要があるため、接着剤24を硬化させたり或い
は、ポリエチレンをモールドするような場合の加熱作業
から何らかの保護を光ファイバ心線に対して行なう必要
がある。本発明は上述した観点から、光ファイバ心線を
熱に対して保護しながら光ケーブル引留め器を製造し得
る方法を提供することを目的とし、これによつて信類性
の高い光ケーブル引留め器を企図したものである。この
目的を達成する本発明の海底光ケーブル引留め器の製造
方法にかかる構成は、海底光ケーブルと海底光中継器と
を接続するに際して前記海底j光ケーブルの接続端末に
設けられる海底光ケーブル引留め器において、表面が酸
化処理されたのちポリエチレンで被覆された金属製の引
留めディスクのスリーブ嵌合孔に前記海底光ケーブルを
あらかじめ通しておき、内周面が円錐状のテーパ面に形
成され且つ前記スリーブ嵌合孔と嵌合し得る引留めスリ
ーブにポリエチレン外被が除去された前記海底光ケーブ
ルに接続端末部を通し、前記ポリエチレン外被の除去に
よつて露出する光ファイバ心線が収納された前記海底光
ケーブルの耐圧バイブ周囲の抗張力線を放射状に拡げる
と共に外周面が前記引留めスリーブのテーパ面と対応し
たテーパ面に形成された筒状楔を前記耐圧バイブに差し
込み、これら筒状楔及び前記引留めスリーブのテーパ面
に挾まれた前記抗張力線が介在する空間に接着剤を充填
してこれらが一体化するように当該接着剤を加熱硬化さ
せたのち、前記引留めディスクを移動してこの引留めデ
ィスクと前記引留めスリーブとを嵌合すると共に当該引
留めディスクと前記海底光ケーブルのポリエチレン外被
との間をポリエチレン外被で被覆してこれらを一体化し
たことを特徴とする。
以下、本発明による海底光ケーブル引留め器の製造方法
を第3図に示した光ケーブル引留め器13に応用した一
実施例について、第4図〜第6図を参照しながら順を追
つて詳細に説明すると、まず、光ケーブル12の接続端
末のポリエチレン外被19を除去し、これによつて露出
する抗張力線18の先端部を切断すると共に耐圧チュー
ブ17の先端部を光ファイバ心線15を残して切除する
(第4図a参照)。
を第3図に示した光ケーブル引留め器13に応用した一
実施例について、第4図〜第6図を参照しながら順を追
つて詳細に説明すると、まず、光ケーブル12の接続端
末のポリエチレン外被19を除去し、これによつて露出
する抗張力線18の先端部を切断すると共に耐圧チュー
ブ17の先端部を光ファイバ心線15を残して切除する
(第4図a参照)。
一方、これと並行して引留めディスク22の表面に酸化
処理膜39を形成し、ここにポリエチレン被覆21を施
す(第4図b参照)が、この酸化処理膜39によつてポ
リエチレン被覆21の接着性及び密着性が向上する。又
、テールケーブル分岐筒30の外周面にも酸化処理膜4
0を形成し、ここにポリエチレン被覆29を施しておく
(第4図c参照)。次に、ゴムブーツ26,アンカハウ
ジング25及び引留めディスク22を順に光ケーブル1
2の接続端末から嵌め込み、光ケーブル12の他端側へ
充分移動させておくと共に引留めスリーブ20が露出状
態の抗張力線18を覆うようにこの引留めスリーブ20
をポリエチレン外被19の切除端面に当接するまで抗張
力線18の周囲に嵌め込み、ここで抗張力線18を放射
状に折り曲げるようにしてもよい。
処理膜39を形成し、ここにポリエチレン被覆21を施
す(第4図b参照)が、この酸化処理膜39によつてポ
リエチレン被覆21の接着性及び密着性が向上する。又
、テールケーブル分岐筒30の外周面にも酸化処理膜4
0を形成し、ここにポリエチレン被覆29を施しておく
(第4図c参照)。次に、ゴムブーツ26,アンカハウ
ジング25及び引留めディスク22を順に光ケーブル1
2の接続端末から嵌め込み、光ケーブル12の他端側へ
充分移動させておくと共に引留めスリーブ20が露出状
態の抗張力線18を覆うようにこの引留めスリーブ20
をポリエチレン外被19の切除端面に当接するまで抗張
力線18の周囲に嵌め込み、ここで抗張力線18を放射
状に折り曲げるようにしてもよい。
そうして、接着剤24を抗張力線18に塗布すると共に
引留めスリーブ20の内側に注入し、更に表面に接着剤
24が塗布された筒状楔23を耐圧チューブ17の先端
部に差し込んだのち(第5図参照)、引留めスリーブ2
0を筒状楔23側へ移動し、これらのテーパ面の間に抗
張力線18を挾み付ける。ここで、これらを加熱炉41
に装入して接着剤24の加熱硬化を行なう(第6図参照
)が、光ファイバ心線15は直接加熱されることがない
ため、加熱による劣化の虞がほとんどない。接着剤24
が硬化して光ケーブル12の抗張力線18と筒状楔23
及び引留めスリーブ20とが一体化したならば、引留め
ディスク22を引留めスリーブ嵌合孔20側へ移動して
両者を嵌合する一方、先端部のポリエチレン外被27が
除去された給電線28を筒状楔23から突出する耐圧チ
ューブ17の外周面に鑞付けする(第7図参照)。
引留めスリーブ20の内側に注入し、更に表面に接着剤
24が塗布された筒状楔23を耐圧チューブ17の先端
部に差し込んだのち(第5図参照)、引留めスリーブ2
0を筒状楔23側へ移動し、これらのテーパ面の間に抗
張力線18を挾み付ける。ここで、これらを加熱炉41
に装入して接着剤24の加熱硬化を行なう(第6図参照
)が、光ファイバ心線15は直接加熱されることがない
ため、加熱による劣化の虞がほとんどない。接着剤24
が硬化して光ケーブル12の抗張力線18と筒状楔23
及び引留めスリーブ20とが一体化したならば、引留め
ディスク22を引留めスリーブ嵌合孔20側へ移動して
両者を嵌合する一方、先端部のポリエチレン外被27が
除去された給電線28を筒状楔23から突出する耐圧チ
ューブ17の外周面に鑞付けする(第7図参照)。
しかるのち、ナイロンやセラミック等の絶縁スリーブ3
1を耐圧チューブ17の先端に差し込むと共に耐圧チュ
ーブ17の先端から突出する光ファイバ心線15及びテ
ンションメンバ16をテールケーブル分岐筒30内を貫
通させ、非加熱性の接着剤42て絶縁スリーブ31とこ
の絶縁スリーブ31に嵌合されたテールケーブル分岐筒
30とを一体化する。又、この絶縁スリーブ31と引留
めディスク22との間に非加熱性の接着剤42を充填し
ておき、給電線28が貫通する案内孔43が穿設された
ポリエチレン保護筒38をテールケーブル分岐筒30に
嵌合する(第8図参照)。次に、剥き出しとなつている
光ケーブル12の抗張力線18の部分にポリエチレン外
被19″を被せると共にポリエチレン保護筒38と引留
めディスク22及びテールケーブル分岐筒30との接続
部分に溶着部44を形成する。一方、アンカハウジング
25とコムブーツ26とを引留めディスク22側へ移動
して全て一体化する。又、光ファイバ心線15が通され
る金属管35をテールケーブル分岐筒30にはんだ付け
すると共にテンションメンバ16の先端をテールケーブ
ル分岐筒30に溶接したのち(第3図参照)、ジンバル
継手14の球頭部34をアンカハウジング25の先端部
に連結して光ケーブル引留め器13が形成される。この
ように本発明の海底光ケーブル引留め器の製造方法によ
ると、引留めディスクや筒状楔のポリエチレン被覆を組
み立て前に施すようにしたため、ポリエチレンモールド
時の高熱が光ファイバ心線に伝わる虞が全くなくなり、
信頼性の高い海底光ケーブル引留め器を得ることが可能
である。
1を耐圧チューブ17の先端に差し込むと共に耐圧チュ
ーブ17の先端から突出する光ファイバ心線15及びテ
ンションメンバ16をテールケーブル分岐筒30内を貫
通させ、非加熱性の接着剤42て絶縁スリーブ31とこ
の絶縁スリーブ31に嵌合されたテールケーブル分岐筒
30とを一体化する。又、この絶縁スリーブ31と引留
めディスク22との間に非加熱性の接着剤42を充填し
ておき、給電線28が貫通する案内孔43が穿設された
ポリエチレン保護筒38をテールケーブル分岐筒30に
嵌合する(第8図参照)。次に、剥き出しとなつている
光ケーブル12の抗張力線18の部分にポリエチレン外
被19″を被せると共にポリエチレン保護筒38と引留
めディスク22及びテールケーブル分岐筒30との接続
部分に溶着部44を形成する。一方、アンカハウジング
25とコムブーツ26とを引留めディスク22側へ移動
して全て一体化する。又、光ファイバ心線15が通され
る金属管35をテールケーブル分岐筒30にはんだ付け
すると共にテンションメンバ16の先端をテールケーブ
ル分岐筒30に溶接したのち(第3図参照)、ジンバル
継手14の球頭部34をアンカハウジング25の先端部
に連結して光ケーブル引留め器13が形成される。この
ように本発明の海底光ケーブル引留め器の製造方法によ
ると、引留めディスクや筒状楔のポリエチレン被覆を組
み立て前に施すようにしたため、ポリエチレンモールド
時の高熱が光ファイバ心線に伝わる虞が全くなくなり、
信頼性の高い海底光ケーブル引留め器を得ることが可能
である。
第1図は海底光ケーブル接続部の外観を表わす正面図、
第2図はその主要部の断面図、第3図はその光ケーブル
引留め器の部分を拡大した断面図、第4図aは光ケーブ
ルの接続端末の形状を表わす断面図、第4図B,cは引
留めディスク,引留めスリーブの構造をそれぞれ表わす
断面図、第5図〜第8図は本発明の一実施例の作業工程
図であり、図中の符号で、12は光ケーブル、13は光
ケーブル引留め器、15は光ファイバ心線、17は耐圧
チューブ、18は抗張力線、19,19″,27はポリ
エチレン外被、20は引留めスリーブ、21,29はポ
リエチレン被覆、22は引留めディスク、23は筒状楔
、24,42は接着剤、28は給電線、30はテールケ
ーブル分岐筒、31は絶縁スリーブ、39,40は酸化
処理膜である。
第2図はその主要部の断面図、第3図はその光ケーブル
引留め器の部分を拡大した断面図、第4図aは光ケーブ
ルの接続端末の形状を表わす断面図、第4図B,cは引
留めディスク,引留めスリーブの構造をそれぞれ表わす
断面図、第5図〜第8図は本発明の一実施例の作業工程
図であり、図中の符号で、12は光ケーブル、13は光
ケーブル引留め器、15は光ファイバ心線、17は耐圧
チューブ、18は抗張力線、19,19″,27はポリ
エチレン外被、20は引留めスリーブ、21,29はポ
リエチレン被覆、22は引留めディスク、23は筒状楔
、24,42は接着剤、28は給電線、30はテールケ
ーブル分岐筒、31は絶縁スリーブ、39,40は酸化
処理膜である。
Claims (1)
- 1 海底光ケーブルと海底光中継器とを接続するに際し
て前記海底光ケーブルの接続端末に設けられる海底光ケ
ーブル引留め器において、表面が酸化処理されたのちポ
リエチレンで被覆された金属製の引留めディスクのスリ
ーブ嵌合孔に前記海底光ケーブルをあらかじめ通してお
き、内周面が円錐状のテーパ面に形成され且つ前記スリ
ーブ嵌合孔と嵌合し得る引留めスリーブにポリエチレン
外被が除去された前記海底光ケーブルの接続端末部を通
し、前記ポリエチレン外被の除去において露出する光フ
ァイバ心線が収納された前記海底光ケーブルの耐圧パイ
プ周囲の抗張力線を放射状に拡げると共に外周面が前記
引留めスリーブのテーパ面と対応したテーパ面に形成さ
れた筒状楔を前記耐圧パイプに差し込み、これら筒状楔
及び前記引留めスリーブのテーパ面の間に挾まれた前記
抗張力線が介在する空間に接着剤を充填してこれらが一
体化するように当該接着剤を加熱硬化させたのち、前記
引留めディスクを移動してこの引留めディスクと前記引
留めスリーブとを嵌合すると共に当該引留めディスクと
前記海底光ケーブルのポリエチレン外被との間をポリエ
チレンで被覆してこれらを一体化したことを特徴とする
海底光ケーブル引留め器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55150074A JPS6053290B2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | 海底光ケ−ブル引留め器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55150074A JPS6053290B2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | 海底光ケ−ブル引留め器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5774705A JPS5774705A (en) | 1982-05-11 |
JPS6053290B2 true JPS6053290B2 (ja) | 1985-11-25 |
Family
ID=15488946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55150074A Expired JPS6053290B2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | 海底光ケ−ブル引留め器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053290B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2507331A1 (fr) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Cables De Lyon Geoffroy Delore | Dispositif de jonction des extremites de deux cables sous-marins a fibres optiques |
JPS6051808A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバユニツト入り架空地線の接続部 |
JPS60133411U (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-05 | 富士通株式会社 | 海底光ケ−ブルの端末処理具 |
AT9764U1 (de) * | 2007-03-14 | 2008-03-15 | Teufelberger Seil Ges M B H | Drahtseil, insbesondere seilbahn-tragseil |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP55150074A patent/JPS6053290B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5774705A (en) | 1982-05-11 |
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