JPH01284641A - 害虫防除施工法 - Google Patents

害虫防除施工法

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JPH01284641A
JPH01284641A JP11056488A JP11056488A JPH01284641A JP H01284641 A JPH01284641 A JP H01284641A JP 11056488 A JP11056488 A JP 11056488A JP 11056488 A JP11056488 A JP 11056488A JP H01284641 A JPH01284641 A JP H01284641A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明は害虫防除施工法に依り、建築物に加害する白蟻
その他害虫の防除(防虫、殺虫、駆虫など)施工を、防
除剤による施工作業者の健康上の被害並びに環境汚染を
共に適切に防止する条件下において行い、有効な害虫防
除効果を得しめようとするものである。
(産業上の利用分野) 建築物に対する白蟻の加害や、ごきぶりその他の不快ま
たは有害昆虫類の侵入耐着を防止するだめの技術。
(従来の技術) 建物に対する白蟻の侵入や加害あるいはごきぶりやキク
イムシなどの侵入、被害を防止することについては古く
から種々行われ、また環境汚染や施工作業者の健康管理
の上からその方法については近年更に検討と実験を重ね
られているところである。
このような防除技術の中で困難性の高い白蟻の場合に、
土壌に対して行う防蟻処理の方法としては、従来、処理
を必要とする土壌部分に液剤による散布法、あるいは粉
状または粒状剤の混合法や散布法が広く行われてきた。
建築物に行う防蟻施工には、白蟻の生態と習性に鑑み、
土壌に対する防蟻処理のほかに、木部に対する防蟻処理
を必要とする場合が多く、束、土台、根太、あるいは地
面に近い下地板、柱の下部分などに液剤の吹付法、塗布
法を併用することがある。
ごきぶりやその他の不快または有害昆虫類の侵入ないし
耐着防止の施工方法は上記とほぼ同様であり、また、駆
除についても、防除施工と重なる部分については同様で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような白蟻その他害上の侵入剛着を阻止するため
の土壌処理の実施は、当然のこととしてそれら害虫の侵
入耐着阻止に有効であるが、一方施工作業者に健康」二
の被害を与える可能性が高い。
即ち、液剤の散布処理や粉剤または粒剤を用いての処理
に際しては防除剤(防虫剤、殺虫剤、駆虫剤などを含む
)成分の微粒子が作業者に直接接触耐着する可能性が大
で、少くとも空気中に飛散して作業者の眼や呼吸器の粘
膜を刺激し、頭痛、目まい、嘔吐などの中毒症状や皮膚
炎などの傷害を起したりする。
これに対応して作業者は施工時には強度の耐薬品性眼鏡
(ゴーグル)、マスク、手袋、そして作業衣など安全衛
生保護具を着用し、常に風上に位置しての作業を心掛け
、空気の流れにくい場所では強制換気を行うなど通風に
も留意するのであるが、なお防除剤による影響を受は易
い作業環境の改善は難かしいのが実情である。
更に、」二記のように作業者に健康上の弊害をもたらす
ばかりでなく、僅かな作業の手違いから自然環境に対す
るlη染の発生し易いことも見過すことができない。従
って、作業現場の近くにある庭木や草花、そして池の鑑
賞魚などの生物に防除剤の飛沫がかからぬように注意す
ることば勿論、使用液が下水から河川や湖沼などに流入
しないように厳重な注意が要求される。
防除施工、とくに防蟻施工においては所期の防除効果を
得るために、白蟻の生態と習性に対応した場所に一定量
以上の防除剤を用いて処理を行わなければならない。し
かし、往々にして処理後数年も経ずして害虫発生による
事故を見ることが少なくないが、この殆んどば適所適量
の薬剤処理が行われなかった故の事故であると考えられ
る。適所適量の薬剤処理が行われないことの理由の一つ
には、施工箇所に対する処理薬剤の使用量の管理の難か
しさを挙げることができる。従来の工法では、施工上の
仕様書、または作業指図書の規定があったとしても、そ
の都度計量する訳にはいかず、処理薬剤の使用量は作業
者の勘によっているのが一般的である。従って従来の施
工では、防虫剤の規定量を可成り超えた過剰な処理とな
る場合もある反面、規定量に達しない不完全な処理部分
が発生することも不可避である。
「発明の構成」 (課題を解決するだめの手段) (1)紙質による袋体に防除剤を成上したものを、それ
によって防除効果を得ようとする土壌部分に敷設し、次
いで該袋体を水分または物理的衝撃を与えることによっ
て損壊せ17め、袋体に収容する防虫剤を土壌に開放接
触させて防虫成分の土壌への浸透を図ることを特徴とす
る害虫防除施工法。
(2)建築物の基礎部を囲繞して形成された溝内に筒形
の紙質袋体に収容された防除剤を連続状態で敷設してか
ら溝を埋め戻し、土壌が含有する水分または散水などに
よって適宜加与せる水分または踏圧あるいは棒状物、尖
鋭物による刺挿などの物理的衝撃によって前記袋体の損
壊を図る前記1項に記載の害虫防除施工法。
(3)建築物の床下土壌面に平形の紙質袋体に収容され
た防除剤を連続状態で敷設し、必要に応して土、あるい
は砂をもって前記袋体を被覆してから袋体が接す土壌が
含有する水分または散水などによって適宜抽斗せる水分
または踏圧あるいは棒状物、尖鋭物による刺挿などの物
理的衝撃によって袋体の損壊を図る前記1項に記載の害
虫防除施工法。
(作用) 紙質袋体に防除剤を収容することにより、該防除剤の荷
役ないし土壌への施工施用に当って、防除剤が飛散した
りあるいは人体その他に耐着して汚損を生ずることを防
止する。
また、工場で製造、封入された各袋体には一定量の防除
剤が収容されて一定の荷姿を形成しているので、施用に
際し、単位長さ、または単位面積当りの薬剤使用量を簡
易、且つ的確に知ることができる。即ち、施用状態を簡
易に確認することができることは、仕様書または作業指
図書が定める効果に適応した規定量の薬剤による管理施
工が確保されることにほかならない。
前記紙質袋体に水溶解性能を有する紙質のものを用いれ
ば、適宜注水やその他の水分によって該袋体の損壊を特
別な操作をなす程のことなく、しかも更に早く且つ的確
に行うことができる。紙質袋体の損壊は一般的な紙質の
ものであっても敷設してから踏みつけること(踏圧)に
よっても容易に破損せしめ得、このことば敷設した袋体
の上に若干の被覆土砂層を形成した場合においても同様
であって、例えばゴム長靴などを穿いて踏みつけること
で簡易に損壊せしめ得る。又ランマーなどを用いた軽度
の叩打処理を加えてもよいし、更には一般的な棒状体、
場合によっては先端を適当に尖鋭状としだ刺挿体で刺挿
し破損せしめ得ることは当然で、紙質であることから軽
度の物理的衝撃を与えることによって平易に損壊し得る
。勿論上記したような散水とこのような外的衝撃の1種
または2種以上を併用することができる。
前記のように、袋体に収容された防除剤は、袋体に収容
されたまま土壌または土壌面に施用された後、袋体の損
壊により袋体から開放されて接触する土壌中にその有効
成分を浸透させて合理的な防除効果を示すことになる。
(実施例) 本発明によるものの具体的な実施態様を適宜に図面をも
って説明する。
既記において、白蟻あるいは1、快または有害昆虫類に
対する防除剤として使用する薬剤の形態は、有機リン系
殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤あるいはその他の各種防
除剤などの原体そのもの、または、シリカゲルやゼオラ
イトなどのような多孔性粒体を媒体としてこれに前記原
体を展着させたもの、あるいはその他の媒体と混合させ
たものを含むのである。
本発明においては、このような防虫剤その他の防除剤を
紙質による袋に収容するもので、この紙質は普通紙また
は水溶解性紙を用いる。袋の形態は円筒茶袋状またはソ
ーセージ状あるいは所定の厚みをもったカマボコ型のよ
うな筒形および平形のものなどを用いる。
当該、防除剤収容袋体が充分なる製造管理の下に防除剤
の製造と袋体への充填が行われるならば、前記のように
薬剤の形態が如何にあっても、規定配合された薬剤の防
除効力は常に一定のものとして得られ、従って、同型の
紙質袋体に収容された防除剤の単位量当りの防除効力は
常に均一である。
また紙質袋体に関してもその材質は固より、寸法、形状
が一定のものとして準備され、そのような紙質袋体に一
定量の防除剤が秤量して充填され、施封したものとして
得られる。即ち、より具体的に云えば防除剤を収容した
袋体は製造された防除剤の効果をヘースとして袋体に対
する封入量および袋体の形状、寸法が決定され、充填施
封されたものである。従って施工に当って施工の面積な
いし長さに従って自動的に求められる数量の充填袋体が
施用されることとなるので、常に合理的で的確且つ均一
な施工を得ることができる。また、充填袋体の荷役ない
し施工中に飛散や耐着、あるいは施用のための袋体損壊
による消耗がないので、防虫剤はその必要絶対量がその
まま間違いなく施用されることになる。
上記した筒形の紙質袋体による具体的な施工態様は第1
図に示す如くであって、建築物の基礎10の内側や束石
11の周囲を囲繞して敷設し、又必要に応じ基礎の外側
に敷設する。即ち、その態様は別に第2図に示すように
基礎10または束石11などに沿った前記部位に溝3を
形成し、この溝3内に防除剤1を充填した袋体2を実質
的に、その長さ方向において連続させた状態で敷設し、
その上に薄く土を被せる。
このような敷設袋体2上への土の被覆は、新築建造物を
得る場合において本発明方法実施後においてなお各種建
設作業者が基礎10内に立入って夫々の作業を実施しな
ければならないような場合において、それらの作業者が
薬剤成分に触れることを防止する上において頗る有効で
ある。然し防除施工後においてそのような作業者などの
立入る必要のないような場合においては土砂被覆が必須
のものでないことは当然である。
なお前記した図示実施態様では基礎10の内側において
防除施工することを示しており、これは特に白蟻のよう
な湿度を好む害虫の場合において湿度の高い部分は床下
内であり、しかも基礎外部に防除施工した場合には降雨
時などに流出して環境公害の原因となることを考慮した
施工状態を示すものであるが、若しこのような考慮の必
要がない条件下において、特に北側や西側の如きで日光
や通風などの不充分な条件の場合には基礎10の外部に
対しても適宜に実施してよい。
何れにしても上記のように敷設した後、スプレーあるい
は如露などを用いて、この敷設部分に適宜注水する。注
水により抽斗された水分は袋体を形成する紙質の強度を
弱め、または溶解して袋体を損壊する。勿論建築物の基
礎周辺に行うこの施工は建築工事の初期段階にあるので
、袋体敷設部分の土壌が袋体を損壊するのに充分な含水
状態にあると判断される場合あるいは踏圧その他の物理
的衝撃を加えて損壊させるような場合は注水を省くこと
もあり得る。また状況によって棒などで物理的衝撃を与
えて損壊させることは既述の如くである。
袋体の損壊により、その中に収容されていた防除剤は袋
体より開放されて直接土壌に接触し、土壌中にその防除
成分を浸透展開させる。
上記のように袋体2に収容された防除剤1は前記のよう
な敷設施工に当って人体に接触することが阻止され、防
除成分の人体に対する接触は勿論、その飛散なども有効
に防止できると共に施工機器に耐着する可能性もないか
ら、この袋体施工作業に関しては従来の防除施工に際し
て用いるような防護用重装備着用が必要でなくなり、環
境汚染に対する対策も実質的に軽減されることになるの
は明らかである。また、規格化された袋に収容されたも
のを所定の施工場所に連続的に敷設することにより、規
定量が完全な状態で施用されることとなり、適所適量で
過不足のない施工を得ることができる。
なお上記のように水分に接触しあるいは外的衝撃を加え
て破裂または溶解して損壊することを前提とした前記袋
体2は強度的には劣る傾向が大きいから荷役取扱中など
における袋体2の破損を防止するために前記のように防
除剤1を収容した袋体2の複数個を所要の強度をもった
包装袋に収容して運搬荷役することが望ましい。
第3図には本発明によるもう1つの態様が示されている
。即ち前記した第1.2図のものは筒形の袋体2を用い
たものであるのに対し、この第3図のものは平形の袋体
5を用いた場合であって、上記したような基礎10内に
敷きつめ、新設建造物の場合にはこのように敷きつめら
れた袋体5」二に1〜3 cm程度の厚さに土壌または
砂を被覆するもので、その後適宜に注水することは第1
.2図の場合と同じである。防除剤を充填し、平形にさ
れた袋体の厚みは1〜5cm程度である。本発明による
ものの具体的な施工例について説明すると以下のとおり
である。
施工例1゜ 第1図に示したように建築物外側基礎10の内側、間仕
切り基礎両側11そして束石12の周囲に沿って深さが
約10cm (9〜I O,5cm>で幅が約10cm
(9,5〜I1cm)の溝3を堀り、この溝内に直径が
5cm、長さ50cmの筒形水溶性紙袋に白蟻用防虫剤
を充填したものを連続して敷設し、溝に土壌を埋め戻し
、埋め戻した後、その部分にl (! / mの注水を
行って施工した。
施工完了1時間経過後に掘り返えして施用袋体を観察し
たところ、水溶性紙袋が溶解破裂して、袋体に収容され
ていた防虫剤は充分土壌に接触している状態であった。
白蟻用防虫剤は有機リン系殺虫剤原体ホキシム(化学名
0.0−ジエチル−〇−(α−シアノベンジリデンアミ
ノ)チオフォスフェート)を直径3龍の球状ゼオライト
に展着させて粒剤としたものを用いた。ホキシム原体と
粒状ゼオライトの配合比は従来の実験によるホキシム原
体の有効値(表)と袋体に充填して行う処理の作業性が
ら算出した。即ち試験用筒形袋体(直径5cm、長さ5
0cm、容積981cJ)に充填した粒剤は600g、
内ボキシ広原体量は2.5gとなった。また試験用平形
袋体は縦5Qcm、横30cmのものと縦30cm、横
25cmの2種を用い、前者には1kg(内示キシ広原
体量は7.5g)、後者には500g (内ホキシム原
体量は3.75g)の粒剤を充填した。
本発明による施工に当っては、紙袋に充填された防虫剤
を用いての作業のため、強度の耐薬品性の眼鏡(ゴーグ
ル)、マスク、手袋は着用せず、安全衛生保護具の着用
は最少必要程度に止めて平易に実施することができた。
試験施工を行った建築物の1階床面積は66.25m′
であり、外側基礎内側、間仕切り基礎両側そして束石周
囲に施用した前記防虫剤収容の筒形袋体数は合計225
木、使用粒剤の総量は135 kgであった。
また比較例として試験施工と同面積の建築物に前記粒剤
を袋体に収容せず、そのまま用いる従来の混合法(施工
場所に溝を掘り、土壌と粒剤または粉剤を混合して埋め
戻す施工法)により外側基礎内側、間仕切り基礎両側そ
して束石周囲に施工した。使用した粒剤の総量は前記試
験施工の場合の使用量に等しい135 kgを使用した
。この比較例施工は完全な安全衛生保護具を着用して行
った  C にも拘らず、作業者は袋体施工作業時より以上の眼に対
する刺戟と臭気性を訴えた。更に注意をしても作業現場
から附近へ飛散する防虫剤の微粒子を完全に防止するこ
とはできなかった。
施工例2゜ 第3図に示したように建築物の外側基礎内側全面の土壌
表面に縦30cm、横50cmの平形水溶性紙袋に施工
例1に用いたと同じ粒剤を充填したものを連続して敷設
し、その上に砂をもって平均厚さ2cmの砂層を形成し
た後、上から0.5#/rrfの水を散布して施工した
。試験用第1平形袋体(縦50cm、横30cm)およ
び第2平形袋体(縦30cm、横25cm)に充填した
粒剤は第1平形袋体には1 kg、第2平形袋体には5
00g、施用した平形袋体数は第1平形袋体が311袋
、第2平形袋体が91袋−乙使用粒剤の総量は356.
5 kgであった。
また、施工例2においても施工例1の場合と同じく比較
例として試験施工と同面積の建築物に粒剤を袋体に収容
せず、そのまま用いる従来の散布法(粒剤または粉剤を
適当な方法によって土壌表面に均一に散布して行う施工
法)により外側基礎内側全面の土壌に施工した。使用し
た粒剤の総量は前記試験施工の場合との使用量に等しい
356.5kgを使用した。この比較例施工に当っては
完全衛生保護具を着用して実施した。
施工例1およびその比較例、施工例2およびその比較例
のいづれにおいても試験施工後2年経過した現在、白蟻
の被害は見られない。
なおこれらの実施例のものはゼオライトを用いた場合で
あるが、吸水性(吸湿性)を重視するような場合にはシ
リカゲルを用いることが好ましく、即ち多湿時に吸湿し
、乾燥期において徐々に放湿する作用が求められる。
「発明の効果」 以上説明した如く、本発明により木造建築物または鉄骨
系プレハブ建築物あるいは枠組壁工法建築物に対する白
蟻その他再生の防除、とくに予防対策を行えば、施工本
来の目的である防除効果を達成した上で且つ防虫剤によ
る施工作業者の健康上の被害ならびに環境汚染などを共
に適切に防止することができる点で、従来一般に行われ
てきた工法に較べて飛躍的に安全性の高い工法であり、
従って工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものである。 第1図は本発明による防虫剤収容筒形袋体の敷設状態を
示す斜面図、第2図は敷設部分の断面図、第3図は本発
明による防除剤収容平形袋体の施工状態を示す斜面図で
ある。 然して、これらの図面において、■は防虫剤、2および
5は紙質による袋体、3は溝、10は基礎(外側基礎お
よび間仕切り基礎)、11は束石を示すものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙質による袋体に防除剤を収容したものを、それ
    によって防除効果を得ようとする土壌部分に敷設し、次
    いで該袋体を水分または物理的衝撃を与えることによっ
    て損壊せしめ、袋体に収容する防虫剤を土壌に開放接触
    させて防虫成分の土壌への浸透を図ることを特徴とする
    害虫防除施工法。
  2. (2)建築物の基礎部を囲繞して形成された溝内に筒形
    の紙質袋体に収容された防除剤を連続状態で敷設してか
    ら溝を埋め戻し、土壌が含有する水分または散水などに
    よって適宜加与せる水分または踏圧あるいは棒状物、尖
    鋭物による刺挿などの物理的衝撃によって前記袋体の損
    壊を図る前記1項に記載の害虫防除施工法。
  3. (3)建築物の床下土壌面に平形の紙質袋体に収容され
    た防除剤を連続状態で敷設し、必要に応じて土、あるい
    は砂をもって前記袋体を被覆してから袋体が接す土壌が
    含有する水分または散水などによって適宜加与せる水分
    または踏圧あるいは棒状物、尖鋭物による刺挿などの物
    理的衝撃によって袋体の損壊を図る前記1項に記載の害
    虫防除施工法。
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