JPH01284347A - 連続排出型遠心分離機 - Google Patents
連続排出型遠心分離機Info
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- JPH01284347A JPH01284347A JP11048988A JP11048988A JPH01284347A JP H01284347 A JPH01284347 A JP H01284347A JP 11048988 A JP11048988 A JP 11048988A JP 11048988 A JP11048988 A JP 11048988A JP H01284347 A JPH01284347 A JP H01284347A
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- rotating ball
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、スラリーを分離スラッジと分離液とに分離
するための連続排出型遠心分M@に関し、特にスラリの
沈殿効果を高めた連続排出型遠心分離機に関する。
するための連続排出型遠心分M@に関し、特にスラリの
沈殿効果を高めた連続排出型遠心分離機に関する。
[従来の技術]
第1図に示すような従来型の、カウンタカレント方式の
遠心分A[は、回転ボール1とその内部に同一軸線上に
配置されたスクリュー軸2とを有しており、スクリュー
軸2の外周には、スクリュー3を螺旋状に溶接等にて取
り付けである。スクリュー軸2の中には、スラリー注入
管2aが図面で見て左から挿入されている。
遠心分A[は、回転ボール1とその内部に同一軸線上に
配置されたスクリュー軸2とを有しており、スクリュー
軸2の外周には、スクリュー3を螺旋状に溶接等にて取
り付けである。スクリュー軸2の中には、スラリー注入
管2aが図面で見て左から挿入されている。
回転ボール1とスクリュー3は同一方向に回転するが、
回転ボール1とスクリュー3の回転間に差速く回転速度
差)を設けである。この為、スラリー流入孔6から回転
ボール1内に供給されたスラリーが、回転ボール1の遠
心力によって、半径方向に流され回転ボール1の内周面
1aにぶつかって、分離スラッジと分離液とに分離する
。そして分離スラッジは、回転ボール1の内周面1aに
沈殿し、スクリュー3によって第1図の左fF11bに
移送され、濃縮され、回転ボール1の一端の分離スラッ
ジ排出口5から外部に排出される。また分離液は、スク
リュー間の流路を経て、回転ボール1の他端、すなわち
第1図の右側の分離液排出口4から溢流し外部へ排出さ
れる。
回転ボール1とスクリュー3の回転間に差速く回転速度
差)を設けである。この為、スラリー流入孔6から回転
ボール1内に供給されたスラリーが、回転ボール1の遠
心力によって、半径方向に流され回転ボール1の内周面
1aにぶつかって、分離スラッジと分離液とに分離する
。そして分離スラッジは、回転ボール1の内周面1aに
沈殿し、スクリュー3によって第1図の左fF11bに
移送され、濃縮され、回転ボール1の一端の分離スラッ
ジ排出口5から外部に排出される。また分離液は、スク
リュー間の流路を経て、回転ボール1の他端、すなわち
第1図の右側の分離液排出口4から溢流し外部へ排出さ
れる。
第1図に示すようなカウンタカレント方式の池にも、コ
ンカレント方式など種々の工夫がなされた遠心分離機が
使用されている。これらの遠心分離機で共通しているの
は、回転ボールと分離スラッジ掻き寄せのためのスクリ
ューを備えた構造を有していることである。
ンカレント方式など種々の工夫がなされた遠心分離機が
使用されている。これらの遠心分離機で共通しているの
は、回転ボールと分離スラッジ掻き寄せのためのスクリ
ューを備えた構造を有していることである。
[発明が解決しようとする課題]
スクリューを備えた構造の遠心分離機に関し、本発明が
解決しようとする課題を説明する。
解決しようとする課題を説明する。
遠心分11i1fiは、どの形であれ、分離スラッジと
分離液のバランスがうまくいかないと性能が良くならな
い、遠心分離機の中で、遠心脱水機の場合は、分離スラ
ッジと分離液のバランスがうまくいかなくても、固形物
回収率に関しては、凝集剤の添加率でカバーできる。し
かし、凝集剤の力を借りない遠心濃縮機の場合は、凝集
剤の力を借りないので、きれいな分離液を出すための、
すなわち、固形物回収率を上げるために工夫をいろいろ
と行わなければならない0例えば、流路内の断面方向に
生じる旋回流を防ぐなめ、スクリューのピッチ間に1枚
以上の整流板を設け、分離性能の向上を図っている。
分離液のバランスがうまくいかないと性能が良くならな
い、遠心分離機の中で、遠心脱水機の場合は、分離スラ
ッジと分離液のバランスがうまくいかなくても、固形物
回収率に関しては、凝集剤の添加率でカバーできる。し
かし、凝集剤の力を借りない遠心濃縮機の場合は、凝集
剤の力を借りないので、きれいな分離液を出すための、
すなわち、固形物回収率を上げるために工夫をいろいろ
と行わなければならない0例えば、流路内の断面方向に
生じる旋回流を防ぐなめ、スクリューのピッチ間に1枚
以上の整流板を設け、分離性能の向上を図っている。
しかし、従来の装置では、スクリューの羽根や整流板が
スクリューの軸線に対して垂直であり、回転ボール内で
スクリューの羽根によって半径方向に流されるスラリー
が回転ボールの内周面、あるいは該内周面に堆積したス
ラッジに達したときに初めて固液分離が行われるので、
沈殿効果の点・でなお改良の必要があった。
スクリューの軸線に対して垂直であり、回転ボール内で
スクリューの羽根によって半径方向に流されるスラリー
が回転ボールの内周面、あるいは該内周面に堆積したス
ラッジに達したときに初めて固液分離が行われるので、
沈殿効果の点・でなお改良の必要があった。
[課題を解決するための手段]
この発明にかかる連続排出型遠心分離機の1態様では、
スラリー流入孔と分離スラッジ排出口及び分離液排出口
とを配設した回転ボールと、該回転ボールの内部に同一
軸線上に配置された軸および該軸から半径方向に伸びる
羽根を有するスクリューとを有し、該回転ボールと該ス
クリューとを差速を有して同一方向に回転させるように
構成し、主なる固液分離を行う部分の少なくとも一部に
おいて、前記スクリューの羽根が半径方向内側の傾斜部
と半径方向外側の掻取り部とからなり、前記傾斜部が、
スクリューの軸線に対して傾斜して、前記主たる固液分
離を行う部分の水深の大部分を伸び、掻取り部がスクリ
ューの軸に対し略直交方向に向いている。
スラリー流入孔と分離スラッジ排出口及び分離液排出口
とを配設した回転ボールと、該回転ボールの内部に同一
軸線上に配置された軸および該軸から半径方向に伸びる
羽根を有するスクリューとを有し、該回転ボールと該ス
クリューとを差速を有して同一方向に回転させるように
構成し、主なる固液分離を行う部分の少なくとも一部に
おいて、前記スクリューの羽根が半径方向内側の傾斜部
と半径方向外側の掻取り部とからなり、前記傾斜部が、
スクリューの軸線に対して傾斜して、前記主たる固液分
離を行う部分の水深の大部分を伸び、掻取り部がスクリ
ューの軸に対し略直交方向に向いている。
別の態様では、前記スクリューの傾斜部がスクリューの
軸に略直交する根元部を介して、スクリニーの軸線に取
り付けられている。
軸に略直交する根元部を介して、スクリニーの軸線に取
り付けられている。
他の態様では、主たる固液分離を行う部分において前記
スクリューのピッチ間に半径方向に伸びる1枚以上のス
クリュー状整流板を有し、主たる固液分離を行う部分の
少なくとも一部において、前記整流板が、前記傾斜部と
ほぼ平行に、スクリューの軸線に対して傾斜して、前記
主たる固液分離を行う部分の水深の大部分を伸びている
。
スクリューのピッチ間に半径方向に伸びる1枚以上のス
クリュー状整流板を有し、主たる固液分離を行う部分の
少なくとも一部において、前記整流板が、前記傾斜部と
ほぼ平行に、スクリューの軸線に対して傾斜して、前記
主たる固液分離を行う部分の水深の大部分を伸びている
。
さらに他の態様では、前記スクリューの傾斜部と前記整
流板の少なくとも一方が、スクリューの軸に略直交する
根元部を介して、スクリューの軸に取り付けられている
。
流板の少なくとも一方が、スクリューの軸に略直交する
根元部を介して、スクリューの軸に取り付けられている
。
[作用]
この発明にかかる連続排出型遠心分離機では、スクリュ
ーや整流板の半径方向長さの大部分がスクリューの軸線
に対して傾斜しているので、スラリーが回転ボールの内
周面に達する前にスクリューの傾斜部にぶつかるので、
傾斜部を持たない従来型に比べてはるかに短い距離で固
液分離作用が行われるので、沈殿効果が増大する。
ーや整流板の半径方向長さの大部分がスクリューの軸線
に対して傾斜しているので、スラリーが回転ボールの内
周面に達する前にスクリューの傾斜部にぶつかるので、
傾斜部を持たない従来型に比べてはるかに短い距離で固
液分離作用が行われるので、沈殿効果が増大する。
[実施例]
実施例について、図面を参照して説明すると、第2図に
示した実施例の遠心分離機は、第1図と同様に、分離ス
ラッジ排出口5及び分離液排出口4を配設した回転ボー
ル1と、その内部に同一軸線上に配置されたスクリュー
軸2及び該スクリュー軸2から半径方向に伸びる羽根を
有するスクリュー3とを有し、該回転ボール1と該スク
リュー3が同一方向に回転すると共に回転ボール1と該
スクリュー3の回転間に差速か設けられている。
示した実施例の遠心分離機は、第1図と同様に、分離ス
ラッジ排出口5及び分離液排出口4を配設した回転ボー
ル1と、その内部に同一軸線上に配置されたスクリュー
軸2及び該スクリュー軸2から半径方向に伸びる羽根を
有するスクリュー3とを有し、該回転ボール1と該スク
リュー3が同一方向に回転すると共に回転ボール1と該
スクリュー3の回転間に差速か設けられている。
スクリュー3を回転させると、スラリー流入孔6から供
給されたスラリーは、遠心力により、半径方向に流され
、回転ボールの内周面1aにぶつかって固液分離し、ス
ラリー中のスラッジは該内周面上に沈殿し、スクリュー
3により、図面で見て左側1bの方向に移送濃縮され、
分離スラッジ排出口5から排出される。また、分離液は
、スクリュー3間の流路を通り、回転ボール1に配設さ
れた分離液排出口4から溢流排出される。
給されたスラリーは、遠心力により、半径方向に流され
、回転ボールの内周面1aにぶつかって固液分離し、ス
ラリー中のスラッジは該内周面上に沈殿し、スクリュー
3により、図面で見て左側1bの方向に移送濃縮され、
分離スラッジ排出口5から排出される。また、分離液は
、スクリュー3間の流路を通り、回転ボール1に配設さ
れた分離液排出口4から溢流排出される。
第2図のスクリュー3は傾斜型スクリューである。すな
わち、スクリュー3の羽根が半径方向外側の掻取り部3
aと半径方向内側の傾斜部3bとからなり、該傾斜部3
bが羽根の長さの大部分を占めると共に、スクリュー3
の軸線すなわち軸2に対して傾斜している。言い換える
と、スクリュー3の羽根は、その大部分がスクリューの
軸線に対して傾斜して、前記主たる固液分離を行う部分
、すなわち、スラリー流入孔6から分離液排出口4まで
の部分の水深の大部分を伸びている。これにより、沈殿
池に傾斜板を入れたのと同様に、スラリーの分離沈殿効
果を増大することが判った。スクリュー3の羽根の傾斜
部3bの傾斜角は、スクリュー3の軸線に対して30〜
60度で効果があり、45度前後が好ましい、30度よ
り小さいと、沈澱効果の改善があまり見られず、逆に6
0度より大きいと、スクリュー3の羽根の強度を上げな
ければならないし、また沈殿物の運搬能力が下がって、
全体の処理能力を下げてしまう、この角度は、処理すべ
きスラッジの性状等により決まるべきものである。 こ
のようにスクリューの羽根を傾斜させる技術的思想は、
従来技術には無がったことである。
わち、スクリュー3の羽根が半径方向外側の掻取り部3
aと半径方向内側の傾斜部3bとからなり、該傾斜部3
bが羽根の長さの大部分を占めると共に、スクリュー3
の軸線すなわち軸2に対して傾斜している。言い換える
と、スクリュー3の羽根は、その大部分がスクリューの
軸線に対して傾斜して、前記主たる固液分離を行う部分
、すなわち、スラリー流入孔6から分離液排出口4まで
の部分の水深の大部分を伸びている。これにより、沈殿
池に傾斜板を入れたのと同様に、スラリーの分離沈殿効
果を増大することが判った。スクリュー3の羽根の傾斜
部3bの傾斜角は、スクリュー3の軸線に対して30〜
60度で効果があり、45度前後が好ましい、30度よ
り小さいと、沈澱効果の改善があまり見られず、逆に6
0度より大きいと、スクリュー3の羽根の強度を上げな
ければならないし、また沈殿物の運搬能力が下がって、
全体の処理能力を下げてしまう、この角度は、処理すべ
きスラッジの性状等により決まるべきものである。 こ
のようにスクリューの羽根を傾斜させる技術的思想は、
従来技術には無がったことである。
尚、スクリュー3の羽根の掻取り部3aは、掻取り効果
を維持するなめに、スクリュー3の軸線に対して大体直
角方向に向いている。
を維持するなめに、スクリュー3の軸線に対して大体直
角方向に向いている。
第3図の実施例の遠心分離機では、主たる固液分離を行
う部分で、スクリュー3のピッチ7間に1枚以上のスク
リュー状整流板8を設けである。
う部分で、スクリュー3のピッチ7間に1枚以上のスク
リュー状整流板8を設けである。
すなわち、1枚以上の、望ましくは2枚の整流板8はス
クリュー3のとッチ7と同じピッチで回転ボール1内を
軸方向に伸びている。これにより、流路内の断面方向に
生じるおそれのある旋回流を防止し、沈殿効果を上げて
、きれいな上澄を分離液として排出することができる。
クリュー3のとッチ7と同じピッチで回転ボール1内を
軸方向に伸びている。これにより、流路内の断面方向に
生じるおそれのある旋回流を防止し、沈殿効果を上げて
、きれいな上澄を分離液として排出することができる。
整流板8は、前記整流板か、前記傾斜部とほぼ平行に、
スクリューの軸線に対して傾斜して、前記上たる固液分
離を行う部分の水深の大部分を伸びている。
スクリューの軸線に対して傾斜して、前記上たる固液分
離を行う部分の水深の大部分を伸びている。
整流板の傾斜部もスクリュー羽根の傾斜部と同様の作用
効果を有する。すなわち、沈殿池に傾斜板を入れたのと
同様に、スラリーの分離沈殿効果を増大する0本実施例
でも、スクリュー3の羽根の傾斜部3bと整流板8の傾
斜部8aの傾斜角は、スクリュー3の軸線に対して30
〜60度で効果があり、45度前後が好ましい。
効果を有する。すなわち、沈殿池に傾斜板を入れたのと
同様に、スラリーの分離沈殿効果を増大する0本実施例
でも、スクリュー3の羽根の傾斜部3bと整流板8の傾
斜部8aの傾斜角は、スクリュー3の軸線に対して30
〜60度で効果があり、45度前後が好ましい。
第3図の実施例では、さらに、スクリュー3の軸2に略
直交する部材を介して、スクリュー3の羽根や整流板8
をスクリュー3の軸2の取付部に取付けである。すなわ
ち、スクリュー3の羽根が掻取り部3aと傾斜部3bと
根元部3Cとからなり、該傾斜部3bが羽根の長さの大
部分を占めると共に、スクリュー3の軸線に対して傾斜
している。更に、整流板8が、傾斜部8aと根元部8b
からなり、傾斜部8aがスクリュー3の軸線に対して傾
斜している。 傾斜板型スクリューや傾斜整流板の取り
付けは、初めにスクリューの軸線に垂直方向の根元部3
C18bを通常のスクリューと同じ様にしてスクリュー
の軸線の周りに取り付け、この根元部3c、8bにスク
リュー3の傾斜部3bや整流板8の傾斜部8aを取り付
ける。そして、スクリューの傾斜部3bに掻取り部3a
を取り付ければ良い。
直交する部材を介して、スクリュー3の羽根や整流板8
をスクリュー3の軸2の取付部に取付けである。すなわ
ち、スクリュー3の羽根が掻取り部3aと傾斜部3bと
根元部3Cとからなり、該傾斜部3bが羽根の長さの大
部分を占めると共に、スクリュー3の軸線に対して傾斜
している。更に、整流板8が、傾斜部8aと根元部8b
からなり、傾斜部8aがスクリュー3の軸線に対して傾
斜している。 傾斜板型スクリューや傾斜整流板の取り
付けは、初めにスクリューの軸線に垂直方向の根元部3
C18bを通常のスクリューと同じ様にしてスクリュー
の軸線の周りに取り付け、この根元部3c、8bにスク
リュー3の傾斜部3bや整流板8の傾斜部8aを取り付
ける。そして、スクリューの傾斜部3bに掻取り部3a
を取り付ければ良い。
スクリュー状の1枚以上の整流板8は、前述のように、
傾斜部8aと根元部8bからなるが、スクリュー3のピ
ッチ7の中央部に、流路の断面方向(流路に対し直角方
向)の旋回流が生じない位置まで半径方向に伸びている
事が重要である。具体的には、整流板8の半径方向長さ
は、スクリュー3の羽根より短いが、整流板8が回転ボ
ールの水深に浸漬する位置まで達するものでなければな
らない、望ましくは、整流板8の半径方向長さは、水深
の凡そ1/2程度以上まで達するものとする。
傾斜部8aと根元部8bからなるが、スクリュー3のピ
ッチ7の中央部に、流路の断面方向(流路に対し直角方
向)の旋回流が生じない位置まで半径方向に伸びている
事が重要である。具体的には、整流板8の半径方向長さ
は、スクリュー3の羽根より短いが、整流板8が回転ボ
ールの水深に浸漬する位置まで達するものでなければな
らない、望ましくは、整流板8の半径方向長さは、水深
の凡そ1/2程度以上まで達するものとする。
これにより、流路の断面方向の旋回流がなくなり、沈殿
した分離スラッジが巻き上がることもなくなるので、分
離液もきれいになり、固形物回収率も向上する。
した分離スラッジが巻き上がることもなくなるので、分
離液もきれいになり、固形物回収率も向上する。
なお、傾斜板型スクリューや傾斜整流板の根元部3c、
8bは、水面に達してら達しなくてもよい。
8bは、水面に達してら達しなくてもよい。
前述のように、整流板8が回転ボールの水深に浸漬する
位置まで伸びていないと旋回流9の発生を抑えられない
が、逆に、整流板8が長すぎると、すなわち整流板8の
長さが、水深の凡そ1/2程度以上を越えて、沈殿した
分離スラッジに接したり、それ以上分離スラッジ内に入
り込むと、スラリーの供給バランスや、分離スラッジと
分離液の性状の均一性に関し、ダブルスクリユー型にお
けるような問題を生じる恐れがある。
位置まで伸びていないと旋回流9の発生を抑えられない
が、逆に、整流板8が長すぎると、すなわち整流板8の
長さが、水深の凡そ1/2程度以上を越えて、沈殿した
分離スラッジに接したり、それ以上分離スラッジ内に入
り込むと、スラリーの供給バランスや、分離スラッジと
分離液の性状の均一性に関し、ダブルスクリユー型にお
けるような問題を生じる恐れがある。
尚、スラリー流入孔6、分離スラッジ排出口5、分離液
排出口4の配設位置は、遠心分離機の型により異なるの
であって、前述の実施例に限定されない。
排出口4の配設位置は、遠心分離機の型により異なるの
であって、前述の実施例に限定されない。
第3図の実施例ではスクリューと整流板の両方に傾斜を
付けたが、場合によっては、そのいずれかのみに傾斜を
付けても分離沈殿の効果を向上することはできる。ただ
し、第3図の実施例のようにスクリューと整流板の両方
に傾斜を付けることが、沈殿効果から見れば、望ましい
ことはいうまでもない。
付けたが、場合によっては、そのいずれかのみに傾斜を
付けても分離沈殿の効果を向上することはできる。ただ
し、第3図の実施例のようにスクリューと整流板の両方
に傾斜を付けることが、沈殿効果から見れば、望ましい
ことはいうまでもない。
また、第2図および第3図の実施例では主たる固液分離
を行う部分、すなわち、スラリー流入孔6から分離液排
出口4までの部分にわたり、傾斜板型スクリューや傾斜
整流板を設けたが、主たる固液分離を行う部分の一部に
傾斜板型スクリューや傾斜整流板を設けても良いのであ
る。
を行う部分、すなわち、スラリー流入孔6から分離液排
出口4までの部分にわたり、傾斜板型スクリューや傾斜
整流板を設けたが、主たる固液分離を行う部分の一部に
傾斜板型スクリューや傾斜整流板を設けても良いのであ
る。
[効果]
この発明にかかる連続排出型遠心分離機では、傾斜板型
スクリューの半径方向長さの大部分が該スクリューの軸
線に対して傾斜しているので、スラリーの分離沈殿効果
が著しく改善され、更に、スクリュー型の傾斜整流板が
スクリューの軸線に対して傾斜していることにより、分
離沈殿効果が更に改善される。
スクリューの半径方向長さの大部分が該スクリューの軸
線に対して傾斜しているので、スラリーの分離沈殿効果
が著しく改善され、更に、スクリュー型の傾斜整流板が
スクリューの軸線に対して傾斜していることにより、分
離沈殿効果が更に改善される。
第1図は、従来型遠心分離機を示す縦断面図である。
第2図は、この発明の遠心分離機の一実施例の縦断面図
である。 第3図は、この発明の遠心分M機の他の実施例の縦断面
図である。 1・・回転ボール、 1a・・回転ボール1の内周面、 2・・スクリュー軸、 3・・スクリュー、3a・・揉取り部、3b・・傾斜部
、 3c・・根元部、4・・・分離液排出口、 5・・分離スラッジ排出口、 6・・スラリー流入孔、
である。 第3図は、この発明の遠心分M機の他の実施例の縦断面
図である。 1・・回転ボール、 1a・・回転ボール1の内周面、 2・・スクリュー軸、 3・・スクリュー、3a・・揉取り部、3b・・傾斜部
、 3c・・根元部、4・・・分離液排出口、 5・・分離スラッジ排出口、 6・・スラリー流入孔、
Claims (4)
- (1)スラリー流入孔と分離スラッジ排出口及び分離液
排出口とを配設した回転ボールと、該回転ボールの内部
に同一軸線上に配置された軸および該軸から半径方向に
伸びる羽根を有するスクリューとを有し、該回転ボール
と該スクリューとを差速を有して同一方向に回転させる
ように構成してなる遠心分離機において、主たる固液分
離を行う部分の少なくとも一部において、前記スクリュ
ーの羽根が半径方向内側の傾斜部と半径方向外側の掻取
り部とからなり、前記傾斜部が、スクリューの軸に対し
て傾斜して、前記主たる固液分離を行う部分の水深の大
部分を伸び、掻取り部がスクリューの軸に対し略直交方
向に向いている連続排出型遠心分離機。 - (2)前記スクリューの傾斜部がスクリューの軸に略直
交する根元部を介して、スクリューの軸線に取り付けら
れている請求項1記載の連続排出型遠心分離機。 - (3)主たる固液分離を行う部分において前記スクリュ
ーのピッチ間に半径方向に伸びる1枚以上のスクリュー
状整流板を有し、主たる固液分離を行う部分の少なくと
も一部において、前記整流板が、前記スクリューの傾斜
部とほぼ平行に、スクリューの軸線に対して傾斜して、
前記主たる固液分離を行う部分の水深の大部分を伸びて
いる請求項1記載の連続排出型遠心分離機。 - (4)前記スクリューの傾斜部と前記整流板の少なくと
も一方が、スクリューの軸に略直交する根元部を介して
、スクリューの軸に取り付けられている請求項3記載の
連続排出型遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63110489A JPH08214B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 連続排出型遠心分離機 |
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ID=14537039
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JP63110489A Expired - Lifetime JPH08214B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 連続排出型遠心分離機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (2)
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JPS5997755U (ja) * | 1983-10-26 | 1984-07-02 | 三菱化工機株式会社 | 軸流デカンタ型遠心分離機 |
JPS60140656U (ja) * | 1984-02-25 | 1985-09-18 | 清本鐵工株式会社 | 遠心分離機 |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP63110489A patent/JPH08214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS60140656U (ja) * | 1984-02-25 | 1985-09-18 | 清本鐵工株式会社 | 遠心分離機 |
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KR20200094457A (ko) * | 2019-01-30 | 2020-08-07 | 백도선 | 친환경 준설토 처리 시스템 |
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