JPH01283918A - 光気相成長装置 - Google Patents

光気相成長装置

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JPH01283918A
JPH01283918A JP11521788A JP11521788A JPH01283918A JP H01283918 A JPH01283918 A JP H01283918A JP 11521788 A JP11521788 A JP 11521788A JP 11521788 A JP11521788 A JP 11521788A JP H01283918 A JPH01283918 A JP H01283918A
Authority
JP
Japan
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partition plate
gas
window
film thickness
raw material
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Pending
Application number
JP11521788A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光照射のもとて基板情に化合物半導体等を結
晶成長させる際用いられる光気相成長装置に関する。
〔従来の技術1 従来の気相成長装置においては、第4図の如く原料ガス
の吹出口と、光照射窓のパージ用ガスの吹出口が共にリ
アクタ端に位置し、それぞれの吹出口から仕切板開口部
までの距離は、はぼ同一であった。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来の技術では、仕切板開口部における
原料ガスの流速と、光照射窓のパージ用ガスの流路がほ
ぼ等しくないと、流速の大きい方のガスが流速の小さい
方のガスの流路に流れ込み、これによって原料ガスの流
れに乱れが生じて、成長膜の膜厚、キャリア濃度等にム
ラが生じるばかりか、原料ガスの流速の方が光照射窓の
パージ用ガスの流速より大きい場合、仕切板上部に侵入
した原料ガスは反応励起光により分解して光照射窓に付
着し、光照射効率を低下させるという問題点を有する。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは膜厚、キャリア濃度等が一様で良
質の膜質をもつ結晶膜を容易に成長することが可能な光
気相成長装置を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の光気相成長装置は、気相成長室が、原料ガスの
流路と、光照射窓への原料ガス付着防止用 様4スの流路とに、窓直下に開口部を有する仕切板によ
って分割された光気相成長装置において、上記光照射窓
のパージ用ガスの吹出口が、原料ガスの吹出口と比べて
仕切板開口部に近い場所に存在することを特徴とする。
[実 施 例] 本発明の一実施例として有機金属気相成長(MOCVD
)装置に応用した場合を第1図に示す。
気相成長室は、基板加熱用のカーボンサセブクーを除き
すべて石英で構成されており、仕切板下側に原料ガスを
流す、光照射窓のパージ用ガスは、仕切板の上側の開口
部近くまで石英ガラス製の導入管によって導かれた後、
リアクター内に吹き出す。
第2図及び第5図に本発明の気相成長装置と、従来の気
相成長装置を用いて、GaAs基板上にAI GaAs
、単結晶を成長させた場合に、原料ガスと光照射窓のパ
ージ用ガスの流量比を変化させ、その時のウェハ面内に
おける膜厚の最大値と最小値の比をプロットしたグラフ
を示す。
従来例(第5図)では、単位断面積当たりの流量比が1
.15<らいのとき膜厚の最大値と最小値の比が極小値
をとっており、膜厚分布が±lO%以内に入るのは流量
比が、1.lから1.2の狭い範囲のみである。一方、
本実施例(第2図)では流量比が、1.2から1.7ま
での広い領域に渡って、膜厚分布が±lO%以内に入っ
ている。
どちらの場合も光照射窓のパージ用ガスの流量が少ない
領域では、ウェハのガスの流れに対して上流側の膜厚が
厚く、下流側が薄い、これは光照射窓はじめ仕切板上部
に原料ガスが付着することと合わせて、開口部を通じて
仕切板上側へ原料ガスが侵入していることを示嗟する。
窓パージガスの流量を殖やしてゆくと、ウェハの窓直下
部分の膜厚が他の部分に比べて厚くなり膜厚分布が悪く
なる。これは上述の場合とは逆に、光照射窓へのパージ
用ガスが仕切板下側へ侵入していることに起因するが、
本発明と従来例とを比べると従来例では流量バランスが
1.2を越えると膜厚分布が10%を越えるのに対し1
本発明では流量比1.7まで膜厚分布が10%の範囲内
に収まっている。
本発明の気相成長装置では光照射窓のパージ用ガスを仕
切板開口部直近まで石英管で導き吹き出させているので
、窓パージガスは開口部では下流向きの指向性の強い、
しかも流速の大きいガス流となり、原料ガスが仕切板上
側に侵入するのを防ぐと共に、窓パージガス自身も仕切
板下側へ拡散しにくくなっている。
第3図は本発明の他の実施例を示す、仕切板をリアクタ
の上側にずらし光照射窓のパージ用ガスの流路を狭くす
ると同時に、窓パージ用ガスの吹出口の形状を第3図(
b)の如く、円形から平板状に変更する。仕切板と結晶
成長に用いる基板の距離を離すことにより、光照射窓の
パージ用ガスの仕切板下部への侵入による基板付近にお
ける原料ガスの流れに与える影響を最小限に押さ^、−
様な膜厚分布を得ると共に、吹出口の膜幅を広げ仕切板
開口部上側を完全に窓パージガスでおおって原料ガスの
仕切板上側への侵入を防ぐ0本実施例においても前述の
第1の実施例と同様に、光照射窓への原料ガスの分解生
成物の付着は認められず、また膜厚分布は単位断面積当
りの流量比が1.2から1.9の領域で±10%の範囲
に収まる8 〔発明の効果1 以上述べたように本発明によれば、光照射窓のパージ用
ガスの吹出口を仕切板開口部近くまで延ばしたことによ
り、従来技術では単位断面積当りの原料ガスと窓パージ
ガスの流量比がほぼlでなければ−様な膜厚分布をもつ
エピタキシャル成長膜が得られなかったところを、窓パ
ージガスの単位断面積当りの流量の方が多い領域では広
い範囲に渡って−様な膜厚分布の成長膜が得られる。
またエピタキシャル成長を重ねると、リアクタ内部に原
料ガスが付着するなどしてリアクタ内におけるガスの流
れが少しづつ変化し原料ガスと光照射窓パージ用ガスの
流量バランスがくずれ、膜厚分布が悪くなる。従来の気
相成長装置で−様な膜厚分布を保つためには各成長毎に
流量比を制御することが必要であるが、本発明によれば
窓パージガスの流量を原料ガスの流量に比べて高めに設
定しておけば、流量比の自由度が大きいので流量バラン
スを調整する必要がない。
この様に本発明は、−様な膜厚分布のエピタキシャル成
長膜が得られるという点では、デバイス製造という観点
で見た場合歩留り向上という効果が、また−様な膜厚分
布を有する成長膜を得るために毎回流量バランスを変更
する必要がないという点では作業効率の向上という効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光気相成長装置の成長室の一実施例を
示す主要断面図、第2図は本発明の光気相成長装置にお
いて単位断面積当りの窓パージガスと原料ガスの流量比
を変化させた時の膜厚分布の変化を示す図、第3図(a
)(b)は本発明の他の実施例を示す成長室の主要断面
図及び窓パージガスの吹出口を示す図、第4図は従来の
光気相成長装置の成長室を示す主要断面図、第5図は従
来の光気相成長装置において単位断面積当りの窓パージ
ガスと原料ガスの流量比を変化させた時の膜厚分布の変
化を示す図である。 l・・・カーボンサセブクー 2・・・半導体基板 3・・・RFコイル 4・・・仕切板 5・・・仕切板開口部 6・・・光照射窓パージ用ガス導入管 7・・・光照射窓パージ用ガス 8・・・原料ガス 9・・・排気 以上 /、0     /、2     /・4′l・b″8
9ノ ユ  ; (の)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  気相成長室が、原料ガスの流路と、光照射窓への原料
    ガス付着防止用ガスの流路とに、窓直下に開口部を有す
    る仕切板によって分割された光気相成長装置において、
    上記光照射窓のパージ用ガスの吹出口が原料ガスの吹出
    口と比べて仕切板開口部に近い場所に存在することを特
    徴とする光気相成長装置。
JP11521788A 1988-05-11 1988-05-11 光気相成長装置 Pending JPH01283918A (ja)

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JP11521788A JPH01283918A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 光気相成長装置

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JP11521788A JPH01283918A (ja) 1988-05-11 1988-05-11 光気相成長装置

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JPH01283918A true JPH01283918A (ja) 1989-11-15

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