JPH01283299A - (3β,5α)‐3‐ヒドロキシコレステ‐8(14)エン‐15‐オン化合物を製造するための新規中間生成物および改良方法 - Google Patents

(3β,5α)‐3‐ヒドロキシコレステ‐8(14)エン‐15‐オン化合物を製造するための新規中間生成物および改良方法

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JPH01283299A
JPH01283299A JP1070784A JP7078489A JPH01283299A JP H01283299 A JPH01283299 A JP H01283299A JP 1070784 A JP1070784 A JP 1070784A JP 7078489 A JP7078489 A JP 7078489A JP H01283299 A JPH01283299 A JP H01283299A
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benzoic acid
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JP1070784A
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William D Dean
ウイリアム・デニス・デイーン
Robert F R Church
ロバート・フイツツ・ランドルフ・チヤーチ
David N Ridge
デビツド・ネルソン・リツジ
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American Cyanamid Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J71/00Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
    • C07J71/0005Oxygen-containing hetero ring
    • C07J71/001Oxiranes
    • C07J71/0021Oxiranes at position 14(15)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J9/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、(3β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−
8(14)エン−15−オン化合物の大規模な改良され
た製造方法に関するものである。
本発明はまた、該主題化合物の我々の合成工程研究で発
見された二種の新規な化合物にも関するものである。二
種の新規な化合物すなわち3−安息香酸(3β、5α、
7α、15α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)
エン−3,15−ジオールおよび(3β、5α)−3−
(ペンゾイルオキン)コレステ−7−エン−15−,t
−ンハ主題化合物を製造するための中間生成物としての
用途を有しており、該化合物は以下で詳細に記されてい
る。
本発明を要約すれば、(3β、5α)−3−ヒドロキシ
コレステ−8(14)エン−15−オン化合物の大規模
な改良製造方法か記載されておりそして該主題化合物の
合成工程における中間生成物としての用途を有する二種
の新規な化合物も開示されている。
(3β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−8(14)
エン−15−オン化合物は、構造式:を有する公知の低
脂血症剤である(米国特許4゜202.891)。
該主題化合物を(3β、5α) −3−(ベンゾイルオ
キシ)コレステ−8(14)エン−15−オン(J、C
,ナイト(Knight)他、ザ・ジャーナル・オン・
ザ・バイオロジカル・ケミストリイ(J、 Biol、
 Chem、) 、241巻、1000頁(1966)
の技術に従い製造される)から製造する方法は米国特許
4,202.891の実施例1に開示されている。(3
β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン
−15−オンの最近の大規模な製造方法は反応式■に示
されている如く最終段階以外は本質的に上記の段階的合
成工程に従っている。
反応式 ■ 反応式■に従い、安息香酸5,7−コレスタジエン−3
β−オール(1)をクロロホルム中で塩化水素気体を用
いて異性化して、安息香酸(3β。
5α)−コレスタ−7,14−ジエン−3−オール(2
)を与える。(2)をジエチルエーテル中で固体炭酸水
素ナトリウムの存在下で低温でm−クロロ過安息香酸を
用いてエポキシド化して、エポキシドである安息香酸(
3β、5α、15α)−14,15−エポキシコレステ
−7−エン−3−オールを与える。エポキシド(3)を
エタノールおよび水の中に溶解させる。次に硫酸を加え
、その後、還流温度に24時間加熱して、粗製生成物で
ある(3β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−8(1
4)エン−15−オン(7)を与える。生成物(7)を
メタノール/ヘプタン/水から2回再結晶化させる。
本発明は、(3β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−
8(14)エン−15−オンの大規模な改良製造方法に
関するものである。
本発明はまた、先駆体化合物である(3β、5α)−3
−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エン−15−オ
ンを介してまたは直接的に主題化合物を合成する別の工
程で単離されそして同定されている二種の新規な中間生
成物も包括している。
本発明は反応式■に図示されている公知の方法から誘導
された。反応式■中の安息香酸(3β。
5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール(2)
を製造するための安息香酸5,7−コレスタジエン−3
β−オール(1)の異性化に関する段階は反応式■およ
び反応式■でも実施される。例えは塩化水素、臭化水素
または濃硫酸の如き酸を、例えばクロロホルム、塩化メ
チレンまたは他の塩素化されたもしくはクロロフルオロ
アルカン類、例えば四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ンおよびFC(13の如き溶媒中で異性化用に使用する
クロロホルム中の塩化水素の使用が好適である。
反応式■の方法に関してなされる新規な変法を下記の反
応式■および反応式■に図示する。これらの変更の結果
、改良された生産性、安全性の増加、技術的な簡便さ並
びに時間節約およびより純粋な生成物の提供が実現した
−15= 2時間撹拌した ↓ 16一 十↑4時間 反応式■に従うと、安息香酸(3β、5α)−コレスタ
−7,14−ジエン−3、−オール(2)から安息香酸
(3β、5α、15α)−14,15−エポキシコレス
テ−7−エン−3−オール(3)へのエポキシド化は、
過酸を用いて0℃〜20℃においてジエンのジエチルエ
ーテル中溶液状(反応式■)の代わりのt−ブチルメチ
ルエーテル中懸濁液を使用して実施される。溶媒のこの
変更は生産性および安全性の増加を促進させるためにな
された。使用されろ過酸類の例には、m−クロロ過安息
香酸、過安息香酸、過酢酸およびベルオキシベンスイミ
ジン酸が包含される。m−クロロ過安息香酸の使用が好
適である。t−ブチルメチルエーテルの代用品として、
例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タンまたは酢酸エチルの如き有機溶媒も使用できる。
G、R,ペチット(Pettit)およびY、カマツ(
Kamano) 、ザ・ジャーナル・オン・ザ・カナデ
イアン・ケミカル・ソサイエテイ(can、 J、  
Chem、) 、51.1973−1976 (197
3)の工程の変法を次段階で適用しながら、エポキシド
(3)をアセトン中で22℃において撹拌しそして触媒
量のプロトン酸で約2:3−26℃の温度において3時
間にわたり処理して、先駆体化合物である(3β、5α
)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−8(14)−
エン−15−オン(6)を与える。そのようなプロトン
酸類の例には、過塩素酸、トリフルオロメタンスルホン
酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸および濃硫酸
が包含される。70%過塩素酸の使用が好適である。
先駆体(6)のプロトン性溶媒、好適にはメタノール、
中の撹拌混合物を次に炭酸カリウムで処理し、そして還
流下で加熱して、希望する生成物である(3β、5α)
−3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン−15−オ
ン(7)を与える。
この転化はG、J 、シュレーファ−(Schroep
fer)およびE、J、パリッシュ(Parish) 
、ザ・ジャーナル・オン・ザ・オーガニック・ケミスト
リイ(J、 Org、 Chem、) 、±1.403
4−4037(1980)並びにR,E、ドール(Do
lle)およびり、クルース(Kruse) 、ザ・ジ
ャーナル・オン・ザ・オーガニック・ケミストリイ(J
、 Org、 Chem、) 、5↓、4047−40
53 (1986)の工程に基づいている。或いは、先
駆体(6)をn−プロパノールもしくはエタノール中で
還流下において過塩素酸で処理するが、またはメタノー
ル中で室温において水酸化カリウムもしくは水酸化ナト
リウムで処理して、希望する生成物(7)を与える。
上記の二段階の加水分解工程は、24時間の還流期間が
避けられしかも得られる生成物がシリカゲル透過をしな
くても比較的清浄であるという点で、当接術の関連のあ
る工程より技術的に簡便である。
また、反応式■に記されている如く、エポキシド(3)
を触媒量のプロトン酸を含んでいる1:lジクロロメタ
ン/メタノールに加え、そして還流下で3−4時間にわ
たり加熱して、新規な中間生成化合物である3−安息香
酸(3β、5α、7α。
15α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)−19
= エン(4)を与える。
化合物(4)は、シリカゲル板上で溶媒系として10%
酢酸エチル/ヘキサンを使用する薄層クロマトグラフィ
ーによると、エポキシド(3)の特徴的な縞は示さず、
むしろ約0.1−0.2のRfにおいて分離している帯
を供する。化合物(4)を次にアセトン中で約23−2
6℃において撹拌し、そしてプロトン酸(好適には70
%過塩素酸)で2時間にわたり処理して、先駆体である
(3β。
5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−8(14
)エン−15−オン(6)を得る。先駆体(6) ヲ7
”ロトン性溶媒、好適にはメタノール、中に溶解させ、
そして上記の如く炭酸カリウムで処理して、希望する生
成物(7)を与える。脱ベンゾイル化用の反応式Hの別
工程も使用できる。
或いは、中間生成物(4)を還流下においてそれぞれ約
2515/3のエタノール/硫酸/水の混合物中で24
時間にわたり上記の如く加熱して、生成物(7)を得る
こともできる。
反応式■に従うと、安息香酸(3β、5α)−コレスタ
−7,14−ジエン−3−オール(2)から安息香酸(
3β、5α、15α)−14,15−エポキシコレステ
−7−エン−3−オール(3)へのエポキシド化は反応
式■中に記されている如〈実施される。また、エポキシ
ド(3)をアセトン中で23−26℃の調節された温度
において3時間にわたり処理する時には、先駆体化合物
である(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレ
ステ−8(14)エン−15−オン(6)が得られる。
しかしながら、前記の反応を約15−22℃の温度にお
いて3時間にわたり実施する時には、新規な中間生成化
合物である(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)
コレステ−7−エン−15−オン(5)が生成する。(
5)を23−26℃においてプロトン酸(好適には70
%過塩素酸)で2時間にわたり処理して、先駆体化合物
(6)を与え、それを前記の反応式■中に記されている
如くプロトン性溶媒、好適にはメタノール、中で炭酸カ
リウムと共に還流させて、生成物(7)を与える。反応
式■中に記されている別の脱ベンゾイル化工程も生成物
(7)を与えるために使用できる。
また、(5)を還流下におけるエタノール/硫酸/水を
用いる処理により直接加水分解して、主題化合物(7)
にすることもできる。
本発明を下記の実施例を参照しながらさらに詳細に記す
実施例1 低温温度計、機械的スタラー、窒素流入口および液体表
面下に伸びている気体入り口を備えている22リットル
・フラスコ中で2.4kg量の安息香E15,7−コレ
スタジエン−3β−オール(1)を16リソトルのクロ
ロホルム中に溶解させた。
窒素流入を開始し、溶液を激しく撹拌し、そしてドライ
アイス−アセトン中で一65℃に冷却した。
窒素流入を停止し、そして塩化水素の添加を非常に遅い
速度で(キルモント・インスツルメンツ・インコーホレ
ーテッドのNo、2流量計で80)開始した。最初は非
常に発熱性である反応をよく撹拌し、そして温度をドラ
イアイス−アセトンで一60℃以下に保ちながら塩化水
素の添加を徐々に増やした。1時間後に、流量計を気体
入り口管から除去し、そして塩化水素速度を反応温度(
<−60℃)に従い調節した。1.6kgの塩化水素を
2時間以内に加えるまで、添加を続けた。
ブドウ赤色の溶液を一60℃〜−65℃において30分
間撹拌し、そして17kgの氷およびlOリットルの水
酸化アンモニウムのよく撹拌されている混合物中に一9
℃以下の温度において急速に浸した。混合物を激しく撹
拌し、層を自然に分離させ、クロロホルム層(く0℃の
ままである)を分離し、そして900m12のピリジン
に加えた。
クロロホルム溶液を14リツトルの水で2回洗浄し、そ
して減圧下で蒸発させて、約5リツトルの容量とした。
濃厚な結晶性混合物を撹拌しながら10リツトルのアセ
トンで希釈し、そして−夜自然に放置した。固体を濾過
し、2リツトルずつのアセトンで3回洗浄し、そして空
気乾燥して、1616g(67%)の白色結晶を生成し
た。
80MHzl−H核磁気共鳴(N M R)による分析
により、生成物か約85−90%の安息香酸(3β、5
α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オールおよび1
0−15%のへ8・1′ジエンの混合物であると同定さ
れた。
実施例2 ■ 200ガロン反応器中で24.55kg量の安息香酸(
3β、5α)−コレスタ−7,14−ジエン−3−オー
ル(2)(実施例1に記されている方法で製造された)
および6.41gの炭酸水素ナトリウムを窒素下でよく
撹拌しなから240リツトルのt−ブチルメチルエーテ
ル中に懸濁させ、そしてOoCに冷却した。約20℃の
13.0kgのm−クロロ過安息香酸の100リツトル
のt−ブチルメチルエーテル中浴溶液ステロイド−炭酸
水素塩懸濁液に10分間にわたり加えた。混合物の温度
をlO’oに上昇させる穏やかな発熱反応がみられた。
混合物を2時間にわたり撹拌し、次に150リツトルの
水を加えた。混合物をさらに1時間撹拌し、そして撹拌
を停止して、自然に層を分離させた。下方の水層を排除
し、そして残っている有機相を50リツトルの水で処理
し、激しく撹拌し、そして次に水部分を排除した。生成
物を約10℃において濾過し、10リツトルずつのメタ
ノールで3回洗浄し、そして空気乾燥して、19.1k
gの(3)バッチ−Aを生成した。
24.0kgのジエン(実施例1に記されている方法で
製造された)を使用し、その他の成分類は同じで第二の
製造を上記の如くして行って、18.8kgの生成物(
3)バッチ−Bを生成した。
粗製生成物AおよびBの二種のバッチを一緒にし、そし
て下記の如く再結晶化させた:200ガロン反応器中で
粗製ステロイド(37,9kg)を75℃の160リツ
トルのトルエン中に溶解させだ。混合物をゆっくりと4
5℃に冷却し、そして320リツトルのヘプタンを加え
た。混合物を17℃に冷却し、そして濾過した。フィル
ターケーキを20リツトルのヘプタンで洗浄し、次に乾
燥して、28.4kgの実施例(3)の生成物を白色結
晶状で生成した(75%回収率)。
実施例3 遺 200力ロン反応器中で28.4kgの安息香酸(3β
、5α、15α)−14,15−エポキシコレスタ−7
−エン−3−オール(3)(実施例2)の280リツト
ルのアセトン中の撹拌されている混合物を窒素下で22
℃において100m12の70%過塩素酸で処理した。
穏やかな発熱反応により反応混合物の温度は約5分間で
26℃に上昇した。混合物を21℃に冷却させ、そして
さらに180+nQの70%過塩素酸を加えた。反応混
合物の温度を22±1℃に保ち、そして混合物を3時間
撹拌して、反応を完了させた。混合物を冷却しそして1
4Qm(2の19℃の水で30分間処理し、次にさらに
20分間撹拌した。固体を濾過により集め、大量の水で
洗浄し、そして真空中で40−60℃において乾燥して
、29.3kgの希望する粗製生成物(6)を与えた。
実施例4 100ガロンのガラス張り反応器中で29.3kgの粗
製(3β、5α)−3−Cベンゾイルオキシ)コレステ
−8(14)エン−3−オン(6)(実施例3)の19
0リツトルのメタノール中の撹拌されている混合物を8
−5kgの炭酸カリウムで処理し、混合物を加熱して静
かに還流させ、そして還流下に3時間保った。メタノー
ル溶液を冷却し、次に激しく撹拌しながら130リツト
ルの水および80リツトルのヘプタンで処理した。
結晶性物質を撹拌により破壊し、固体を濾過し、15℃
の100リンドルのメタノールで洗浄し、次に空気乾燥
して、21.3kgの希望する粗製生成物を生成した。
粗製生成物を下記の如くして再結晶化させた。約45℃
の21.3kgの粗製生成物の180リツトルのメタノ
ール中溶液を窒素圧を使用して珪藻土のバットを通して
濾過した。
濾液を45−50℃の200リツトルのヘプタンに加え
た。次に溶液を激しく撹拌することにより60℃に予備
加熱されている100リツトルの水で処理した。混合物
を10分間撹拌し、次に3時間にわたり35℃に冷却し
、その後25℃に24時間放置し、そして最後に混合物
を3℃に冷却した。
た。
生成した結晶性物質を激しい撹拌により破壊し、そして
濾過した。固体を約180リツトルの水、20リツトル
のメタノールおよび20す・ントルのヘプタンで洗浄し
、次に真空中で40℃において一定重量となるまで乾燥
して、15.3kgのこの実施例の生成物(7)を生成
した。
実施例5 3−安息香酸(3β、5α、7α、15α)−7−メト
キシ−コレステ−8(14)エン−3,152’5.0
gの安息香酸(3β、5α、15α)−14,15−エ
ポキシコレステ−7−エン−3−オール(3)(実施例
2)、200mQのメタノール、200mQのジクロロ
メタンおよび1滴の過塩素酸の混合物を還流温度に3時
間加熱し、次に混合物を冷却し、そして真空中で蒸発さ
せて、白色固体を与えた。固体をヘキサンから再結晶化
させて、20.0gの実施例(4)の生成物を与えた。
融点182−183℃0 実施例6 5.0g量の3−安息香酸(3β、5α、7α。
15α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)エン−
3,5−ジオール(4)(実施例5)を50m12のア
セトン中に室温において懸濁させそして撹拌し、次に3
滴の70%過塩素酸を加えると、10分後に透明な溶液
が生した。撹拌を続けると、30分後に固体が沈澱し始
めた。2時間撹拌した後に、25mαの水を混合物に加
え、そして固体を濾過により集めて、4.7gの希望す
る生成物を与え、それを300MHz  l −HNM
Rにより確認した。
実施例7 較用製造 5.0g量の安息香酸(3β、5α、15α)−14,
15−エポキシコレステ−7−エン−3−オール(3)
(実施例2)を50m4のアセトン中に懸濁させそして
撹拌し、次に実施例6の工程を全部繰り返して、4.8
gの希望する生成物を得た。
31一 実施例8 1.2g部分の3−安息香酸(3β、5α、7α。
15α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)エン−
3,15−ジオール(4)(実施例5に記されている如
くして製造された)を30mQの95%エタノールおよ
び3.!5mQの水の中に懸濁させ、そして氷浴中で5
−1O℃に冷却した。6.5+++12の濃硫酸を撹拌
しながら注意深く加えた。生成した混合物を還流下で約
18時間加熱し、次に暗色溶液を室温に冷却し、そして
氷水混合物中に注入した。生成したゴム状固体を濾過に
より集め、次に実施例4に記されているメタノール/ヘ
プタン/水系からの結晶化により精製して、希望する生
成物(7)を得た。
32一 実施例9 50ガロンのガラス張り反応器に100リツトルのアセ
トンを充填し、そして10.0kgの安息香酸(3β、
5α、15α)−14,15−エポキシコレステ−7−
エン−3−オール(実施例2に記されている如くして製
造された)を22℃において10分間にわたり加えた。
反応混合物を水で45分間にわたり冷却し、次にloo
mffの70%過塩素酸を20mrlずつ15分間にわ
たり加えると、温度が15℃に上昇した。温度を22℃
以下に保ちながら、反応混合物を2時間50分撹拌しj
こ。
次に、50リツトルの水を5リツトルずつ20分間にわ
たり22−25℃の温度において加えた。
混合物を30分間撹拌し、そして固体を急速濾過により
集めた。反応容器およびケーキを20リツトルの水で2
回洗浄して、26.35kgの粗製生成物をそのままの
状態で与えた。13.2kg量のこの物質を2−3リツ
トルの水で洗浄し、そして真空下で3時間にわたり吸引
乾燥した。ケーキを真空中で室温において約60時間乾
燥して、4.48kgの乾燥生成物(5)を与えた。
実施例10 200ガロンのガラス張り反応容器に24℃の260リ
ツトルのアセトンを充填し、次に23℃の26.00k
gの安息香酸(3β、5α、15α)−14,15−エ
ポキシコレステ−7−エン−3−オールを添加して、実
施例9の工程を繰り返した。混合物を18℃の水で冷却
し、10分間撹拌し、そして260+++ffの70%
過塩素酸を50mαずつ4回モして60mQずつ1回3
0分間にわたり20℃〜22℃の温度において加えた。
反応混合物を3時間撹拌すると、温度は20℃から15
℃に下がった。シリカゲル板上でヘキサン中の10%酢
酸エチルを溶媒系として使用する薄層クロマトグラフィ
ー(TLC)は、最後の1時間の反応中に生成物の組成
に変化かなかったことな示していた。次に130リンド
ルの水を反応混合物に5リツトルずつ15分間にわたり
14°0−16℃の温度において加え、そして混合物を
1時間40分撹拌した。固体を急速濾過により集め、2
0リツトルおよび40リンドルずつの水で洗浄し、真空
中で吸引乾燥し、そして5.6日間にわたり空気乾燥し
て、37.55kgの生成物をそのままの状態で与えた
。18.8kg量のそのままの生成物を真空下で室温に
おいて約60時間にわたり乾燥して、12.28kgの
乾燥生成物を与え、それはTLCによると実施例9の生
成物と同様であつlこ。
lこ。
実施例11 100カロンのカラス張り反応器に窒素気体を10分間
にわたり流し入れ、そして161リットルのアセトンを
15分間にわたり23℃の温度において微真空下で加え
た。窒素下のまま、16゜08kgの(3β、5α)−
3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エン−15−
オン(5)(実施例9および実施例10に記されている
如くして製造された)を反応容器に加えた。反応混合物
を22℃に冷却し、そして161 mQの70%過塩素
酸をそれぞれ40,70および51+++12ずつ、1
.7および12分において、それぞれ22°0.21℃
および21℃の反応温度で加えた。撹拌を21°O−1
8℃において3時間続けた。次に、約12℃の反応混合
物温度を保ちながら、合計120リツトルの水および4
0kgの氷を一部分ずつ45分間にわたり加えた。固体
を集め、そして20リツトルずつの水で3回洗浄し、次
に真空下で24℃において16時間にわたり乾燥して、
21.17kgの希望する生成物(6)をそのままで与
えた。
実施例12 (3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレ−36
= 100カロンのカラス張り反応容器に窒素気体を約15
分間にわたり流し入れた。次に96.Oリットルのメタ
ノールを加え、その後21.17kgの粗製(3β、5
α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−8(14)
エン−15−オン(6)(実施例11)および4.8k
gの無水炭酸カリウムを加えた。反応混合物を加熱還流
しそして還流下に3時間保った。反応器の水冷却を開始
し、そして96リツトルのn−ヘプタンを加え、次に4
3リツトルの水を加えた。混合物を2.3分間激しく撹
拌し、次に撹拌を停止した。混合物にヨウ素結晶の種結
晶を入れ、次に< l O’0に16時間にわたり冷却
した。混合物を10〜15分間にわたり激しく撹拌し、
12リツトルの冷メタノール(−5℃)で洗浄し、次に
12リツトルの冷n−ヘプタン(−5℃)で洗浄した。
物質を真空中で室温において16時間乾燥して、9.7
k gの希望する粗製生成物(7)を与えた。
実施例13 1.2g部分の実施例9に記されている如くして製造さ
れた(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレス
テ−7−エン−15−オン(5)を30m+2のエタノ
ーノ13.5m+2の水および6.5mQの硫酸の混合
物中で実施例8に記されている如く還流させた。実施例
8の処理および結晶化工程を繰り返して、希望する生成
物(7)を得た。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1.3−安息香酸(3β、5α、7α、15α)−7−
メトキシ−コレステ−8(14)エン−3゜15−ジオ
ール化合物。
2、(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレス
テ−7−エン−15−,t−ン化合物。
3、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−オ
ールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイス
−アセトン中で一65℃に冷却しなから窒素を流し入れ
、温度を一60℃以下に保ちながら酸を有効な時間にわ
たり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで処
理し、クロロポルム層を分離しそしてそれをピリジンに
加え、クロロホルム層を水で洗浄し、安息香酸(3β、
5.7)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール化合
物を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそして乾燥
し、次に (b)安息香酸(3β、5α)コレスタ−7゜14−ジ
エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液てQ
 ’0〜20℃において有効な時間にわたり処理し、次
に有機混合物を水で処理し、そして安息香酸(3β、5
α、15α)−14”。
15−エボキンコレステ−7−エンー3−オール化合物
を約10’c!における濾過により集め、固体を有効量
のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物をトルエン:
ヘプタン(1:2)から有効な温度において再結晶化さ
せ、次に (c)再結晶化されたエポキシドをアセトン中で22℃
〜26℃において窒素下で撹拌し、そして触媒量のプロ
トン酸で有効な時間にわたり処理し、次に混合物を過剰
の水で約19℃において有効な時間にわたり処理し、そ
して粗製生成物である(3β、5α)−3−(ベンゾイ
ルオキシ)コレステ−8(14)エン−15−オンを濾
過により集め、水で洗浄し、そして真空中で乾燥し、次
に (d)撹拌されている前記粗製生成物の混合物を有効な
時間にわたり(1)プロトン性溶媒中で炭酸カリウムで
処理しそして加熱還流するが、または(2)還流下でn
−プロパノールもしくはエタノール中で過塩素酸で処理
するか、または(3)室温においてメタノール中で水酸
化カリウムもしくは水酸化ナトリウムで処理して、希望
する生成物である(3β、5α)−3−ヒドロキシコレ
ステ−8(14)エン−15−オンを与え、それをメタ
ノール、水およびヘプタンから有効な低温において有効
な時間にわたり再結晶化させ、濾過により集め、そして
メタノールで洗浄する段階からなる、(3β、5α)−
3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン−15−オン
の製造方法。
4、段階(a)の酸か塩化水素、臭化水素または硫酸で
あり、段階(b)の過酸がm−クロロ過安息香酸、過安
息香酸、過酢酸またはペルオキシベンズイミジン酸(b
enzimdic  acid)であり、段階(b)の
有機溶媒がt−ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタンまたは酢酸エチル
であり、段階(c)のプロトン酸が過塩素酸、トリフル
オロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオ
ロ酢酸または硫酸であり、そして段階(clXl)のプ
ロトン酸がメタノールである、上記3の方法。
5、段階(a)の酸が塩化水素であり、段階(b)の過
酸がm−クロロ過安息香酸であり、段階(b)の有機溶
媒がt−ブチルメチルエーテルであり、段階(c)のプ
ロトン酸か過塩素酸であり、そして段階(c)の生成物
をメタノール中炭酸加里で処理しそして還流下で加熱す
る、上記4の方法。
6−(a)上記3(b)のエポキシドを触媒量のプロト
ン酸を含有している1:lジクロロメタン:メタノール
に加え、そして混合物を還流温度に有効な時間にわたり
加熱し、次に混合物を冷却し、そして溶媒を真空中で蒸
発させて、新規な中間生成物である安息香酸(3β、5
α、7α、15α)−7−メドキシコレステ−8(14
)エン−3゜15−ジオール化合物を得て、そして生成
物をヘキサンから再結晶化させ、次に (b)新規な中間生成物である前記化合物をアセトン中
で23〜26℃において撹拌し、そして該溶液を触媒量
のプロトン酸で2時間にわたり処理して、粗製生成物で
ある(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレス
テ−8(14)エン−15−オンを得て、それを次に上
記3(d)中に記されている如く処理して、主題生成物
である(3β、5α)−3−ヒドロキシコレステ−8(
14)エン−15−オンを得るか、或いは(c)上記の
段階(a)の新規な中間生成物のエタノール、硫酸およ
び水の混合物中懸濁液を還流温度において有効な時間に
わたり加熱し、次に主題生成物である(3β、5α)−
3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン−15−オン
をメタノール、ヘプタンおよび水から有効な温度におい
て有効な時間にわたり再結晶化させる ことからなる、(3β、5α)−3−ヒドロキシコレス
テ−8(14)エン−15−オンのWl方法。
7、段階(a)のプロトン酸が過塩素酸であり、段階(
b)のプロトン酸か過塩素酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸または硫
酸である、上記6の方法。
8、段階(b)のプロトン酸が過塩素酸である、上記7
の方法。
9、(a)上記3(b)のエポキシドである安息香酸(
3β、5α、15α)−14,15−エポキシコレステ
−7−エン−3−オールをアセトン中で=43− 触媒量のプロトン酸で約15℃〜約22℃の調節された
温度において3時間にわたり処理して、新規な中間生成
物である(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コ
レステ−7−エン−15−,iン化合物を与え、次に (b)前記化合物をさらにアセトン中で触媒量のプロト
ン酸で約23〜26℃において2時間にわたり処理して
、先駆体である(3β、5α)−3−(ベンゾイルオキ
シ)コレステ−8(14)エン−15−オン化合物を与
え、それを次に上記3(d)に記されている如く処理し
て、主題化合物である(3β、5α)−3−ヒドロキシ
コレステ−8(14)エン−15−オンを与えるか、或
いは (c)段階(a)の新規な中間生成物である(3β、5
α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エン−
15−オンのエタノール、硫酸および水の混合物中懸濁
液を還流温度において有効な時間にわたり加黙し、次に
主題生成物である(3β、5α)−3−ヒドロキシコレ
ステ−8(14)エン−15−オンをメタノール、ヘプ
タンおよび水から有効な温度において有効な時間にわた
り再結晶化させる ことからなる、(3β、5α)−3−ヒドロキシコレス
テ−8(14)エン−15−オンの製造方法。
10、段階(a)および(b)のプロトン酸が過塩素酸
、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、
トリフルオロ酢酸または硫酸である、上記9の方法。
11、段階(a)および(b)のプロトン酸が過塩素酸
である、上記IOの方法。
12、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−
オールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイ
ス−アセトン中で一65℃に冷却しながら窒素を流し入
れ、温度を一60℃以下に保ちながら酸を有効な時間に
わたり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで
処理し、クロロホルム層を分離しそしてそれをピリジン
に加え、クロロホルム層を水で洗浄し、安息香酸(3β
5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール化合物
を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそして乾燥し
、次に (b)安息香酸(3β、5α)コレスタ−7゜14−ジ
エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液で0
 ℃において有効な時間にわたり処理し、次に有機混合
物を水で処理し、そして安息香酸(3β、5α、15α
)−14,15+−エポキシコレステ−7−エン−3−
オール化合物を約10℃における濾過により集め、固体
を有効量のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物をト
ルエン:ヘプタン(1: 2)から有効な温度において
再結晶化させ、次に (c)該エポキシドを触媒量のプロトン酸ヲ含有してい
る1:lジクロロメタン:メタノールに加えそして混合
物を還流温度に有効な時間にわたり加熱し、次に混合物
を冷却し、そして溶媒を真空中で蒸発させて、新規な中
間生成物である3−安息香酸(3β、5α、7α、15
α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)エン−3,
15−ジオール化合物を得て、そして該生成物をヘキサ
ンから再結晶化させる 段階からなる、3−安息香酸(3β、5α、7α。
15α)−7−メドキンーコレステ−8(14)エン−
3,15−ジオールの製造方法。
13、段階(a)の酸が塩化水素、臭化水素または硫酸
であり、段階(b)の過酸がm−クロロ過安息香酸、過
安息香酸、過酢酸またはペルオキシベンズイミジン酸で
あり、段階(b)の有機溶媒がt−ブチルメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ンまたは酢酸エチルであり、段階(c)のプロトン酸が
過塩素酸、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンスル
ホン酸、トリフルオロ酢酸または硫酸である、上記12
の方法。
14、段階(a)の酸が塩化水素であり、段階(b)の
過酸かm−クロロ過安息香酸であり、段階(b)の有機
溶媒がt−ブチルメチルエーテルであり、段階(c)の
プロトン酸が過塩素酸である、上記I3の方法。
15、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−
オールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイ
ス−アセトン中で一65℃に冷却しながら窒素を流し入
れ、温度を一60℃以下に保ちながら酸を有効な時間に
わたり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで
処理し、クロロホルム層を分離しそしてそれをピリジン
に加え、クロロホルム層を水で洗浄し、そして安息香酸
(3β、5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オー
ル化合物を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそし
て乾燥し、次に (b)安息香酸(3β、5α)コレスタ−7゜14−ジ
エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液で0
℃〜20℃において有効な時間にわたり処理し、次に有
機混合物を水で処理し、そして安息香酸(3β、5α、
15α)−14゜15−エポキシコレステ−7−エン−
3−オール化合物を約10℃における濾過により集め、
固体を有効量のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物
ヲトルエン:ヘプタン(1:2)から有効な温度におい
て再結晶化させ、次に (c)該エポキシドをアセトン中で触媒量のプロトン酸
で約15℃〜約22℃の調節された温度において3時′
間にわたり処理して、新規な中間生成物である(3β、
5α’)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エ
ン−15−オン化合物を与える 段階からなる、(3β、5α)−3−+ヒドロキシコレ
ステ−7−ニンー15−オンのW遣方法。
16、段階(a)の酸が塩化水素、臭化水素または硫酸
であり、段階(b)の過酸がm−クロロ過安息香酸、過
安息香酸、過酢酸またはペルオキシベンズイミジン酸で
あり、段階(b)の有機溶媒がt−ブチルメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ンまたは酢酸エチルであり、段階(c)のプロトン酸が
過塩素酸、トリフルオロメタンスルホン酸、メタンスル
ホン酸、トリフルオロ酢酸または硫酸である、上記15
の方法。
171段階(a)の酸が塩化水素であり、段階(b)の
過酸がm−クロロ過安息香酸であり、段階(b)の有機
溶媒がt−ブチルメチルエーテルであり、段階(c)の
プロトン酸が過塩素酸である、上記16の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、3−安息香酸(3β,5α,7α,15α)−7−
    メトキシ−コレステ−8(14)エン−3,15−ジオ
    ール化合物。 2、(3β,5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレス
    テ−7−エン−15−オン化合物。 3、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−オ
    ールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイス
    −アセトン中で−65℃に冷却しながら窒素を流し入れ
    、温度を−60℃以下に保ちながら酸を有効な時間にわ
    たり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで処
    理し、クロロホルム層を分離しそしてそれをピリジンに
    加え、クロロホルム層を水で洗浄し、安息香酸(3β,
    5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール化合物
    を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそして乾燥し
    、次に (b)安息香酸(3β,5α)コレスタ−7,14−ジ
    エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
    ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液で0
    ℃〜20℃において有効な時間にわたり処理し、次に有
    機混合物を水で処理し、そして安息香酸(3β,5α,
    15α)−14,15−エポキシコレステ−7−エン−
    3−オール化合物を約10℃における濾過により集め、
    固体を有効量のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物
    をトルエン:ヘプタン(1:2)から有効な温度におい
    て再結晶化させ、次に (c)再結晶化されたエポキシドをアセトン中で22℃
    〜26℃において窒素下で撹拌し、そして触媒量のプロ
    トン酸で有効な時間にわたり処理し、次に混合物を過剰
    の水で約19℃において有効な時間にわたり処理し、そ
    して粗製生成物である(3β,5α)−3−(ベンゾイ
    ルオキシ)コレステ−8(14)エン−15−オンを濾
    過により集め、水で洗浄し、そして真空中で乾燥し、次
    に (d)撹拌されている前記粗製生成物の混合物を有効な
    時間にわたり(1)プロトン性溶媒中で炭酸カリウムで
    処理しそして加熱還流するか、または(2)還流下でn
    −プロパノールもしくはエタノール中で過塩素酸で処理
    するか、または(3)室温においてメタノール中で水酸
    化カリウムもしくは水酸化ナトリウムで処理して、希望
    する生成物である(3β,5α)−3−ヒドロキシコレ
    ステ−8(14)エン−15−オンを与え、それをメタ
    ノール、水およびヘプタンから有効な低温において有効
    な時間にわたり再結晶化させ、濾過により集め、そして
    メタノールで洗浄する 段階からなる、(3β,5α)−3−ヒドロキシコレス
    テ−8(14)エン−15−オンの製造方法。 4、(a)特許請求の範囲第3(b)項のエポキシドを
    触媒量のプロトン酸を含有している1:1ジクロロメタ
    ン:メタノールに加え、そして混合物を還流温度に有効
    な時間にわたり加熱し、次に混合物を冷却し、そして溶
    媒を真空中で蒸発させて、新規な中間生成物である安息
    香酸(3β,5α,7α,15α)−7−メトキシコレ
    ステ−8(14)エン−3,15−ジオール化合物を得
    て、そして生成物をヘキサンから再結晶化させ、次に (b)新規な中間生成物である前記化合物をアセトン中
    で23〜26℃において撹拌し、そして該溶液を触媒量
    のプロトン酸で2時間にわたり処理して粗製生成物であ
    る(3β,5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ
    −8(14)エン−15−オンを得て、それを次に特許
    請求の範囲第3(d)項中に記されている如く処理して
    主題生成物である(3β,5α)−3−ヒドロキシコレ
    ステ−8(14)エン−15−オンを得るか、或いは (c)上記の段階(a)の新規な中間生成物のエタノー
    ル、硫酸および水の混合物中懸濁液を還流温度において
    有効な時間にわたり加熱し、次に主題生成物である(3
    β,5α)−3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン
    −15−オンをメタノール、ヘプタンおよび水から有効
    な温度において有効な時間にわたり再結晶化させる ことを特徴とする、(3β,5α)−3−ヒドロキシコ
    レステ−8(14)エン−15−オンの製造方法。 5、(a)特許請求の範囲第3(b)項のエポキシドで
    ある安息香酸(3β,5α,15α)−14,15−エ
    ポキシコレステ−7−エン−3−オールをアセトン中で
    触媒量のプロトン酸で約15℃〜約22℃の調節された
    温度において3時間にわたり処理して、新規な中間生成
    物である(3β,5α)−3−(ベンゾイルオキシ)コ
    レステ−7−エン−15−オン化合物を与え、次に (b)前記化合物をさらにアセトン中で触媒量のプロト
    ン酸で約23〜26℃において2時間にわたり処理して
    、先駆体である(3β,5α)−3−(ベンゾイルオキ
    シ)コレステ−8(14)エン−15−オン化合物を与
    え、それを次に特許請求の範囲第3(d)項に記されて
    いる如く処理して、主題化合物である(3β,5α)−
    3−ヒドロキシコレステ−8(14)エン−15−オン
    を与えるか、或いは (c)段階(a)の新規な中間生成物である(3β,5
    α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エン−
    15−オンのエタノール、硫酸および水の混合物中懸濁
    液を還流温度において有効な時間にわたり加熱し、次に
    主題生成物である(3β,5α)−3−ヒドロキシコレ
    ステ−8(14)エン−15−オンをメタノール、ヘプ
    タンおよび水から有効な温度において有効な時間にわた
    り再結晶化させる ことを特徴とする、(3β,5α)−3−ヒドロキシコ
    レステ−8(14)エン−15−オンの製造方法。 6、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−オ
    ールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイス
    −アセトン中で−65℃に冷却しながら窒素を流し入れ
    、温度を−60℃以下に保ちながら酸を有効な時間にわ
    たり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで処
    理し、クロロホルム層を分離しそしてそれをピリジンに
    加え、クロロホルム層を水で洗浄し、安息香酸(3β,
    5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール化合物
    を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそして乾燥し
    、次に (b)安息香酸(3β,5α)コレスタ−7,14−ジ
    エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
    ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液で0
    ℃において有効な時間にわたり処理し、次に有機混合物
    を水で処理し、そして安息香酸(3β,5α,15α)
    −14,15−エポキシコレステ−7−エン−3−オー
    ル化合物を約10℃における濾過により集め、固体を有
    効量のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物をトルエ
    ン:ヘプタン(1:2)から有効な温度において再結晶
    化させ、次に (c)該エポキシドを触媒量のプロトン酸を含有してい
    る1:1ジクロロメタン:メタノールに加えそして混合
    物を還流温度に有効な時間にわたり加熱し、次に混合物
    を冷却し、そして溶媒を真空中で蒸発させて、新規な中
    間生成物である3−安息香酸(3β,5α,7α,15
    α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)エン−3,
    15−ジオール化合物を得て、そして該生成物をヘキサ
    ンから再結晶化させる 段階を有してなる、3−安息香酸(3β,5α,7α,
    15α)−7−メトキシ−コレステ−8(14)エン−
    3,15−ジオールの製造方法。 7、(a)安息香酸5,7−コレスタジエン−3β−オ
    ールをクロロホルム中に溶解させ、溶液をドライアイス
    −アセトン中で−65℃に冷却しながら窒素を流し入れ
    、温度を−60℃以下に保ちながら酸を有効な時間にわ
    たり加え、次に溶液を氷および水酸化アンモニウムで処
    理し、クロロホルム層を分離しそしてそれをピリジンに
    加え、クロロホルム層を水で洗浄し、そして安息香酸(
    3β,5α)コレスタ−7,14−ジエン−3−オール
    化合物を濾過により集め、それを次に水で洗浄しそして
    乾燥し、次に (b)安息香酸(3β,5α)コレスタ−7,14−ジ
    エン−3−オールおよび炭酸水素ナトリウムのt−ブチ
    ルメチルエーテル中懸濁液を過酸の有機溶媒中溶液で0
    ℃〜20℃において有効な時間にわたり処理し、次に有
    機混合物を水で処理し、そして安息香酸(3β,5α,
    15α)−14,15−エポキシコレステ−7−エン−
    3−オール化合物を約10℃における濾過により集め、
    固体を有効量のメタノールで洗浄し、そして粗製生成物
    をトルエン:ヘプタン(1:2)から有効な温度におい
    て再結晶化させ、次に (c)該エポキシドをアセトン中で触媒量のプロトン酸
    で約15℃〜約22℃の調節された温度において3時間
    にわたり処理して、新規な中間生成物である(3β,5
    α)−3−(ベンゾイルオキシ)コレステ−7−エン−
    15−オン化合物を与える 段階を有してなる、(3β,5α)−3−ヒドロキシコ
    レステ−7−エン−15−オンの製造方法。
JP1070784A 1988-03-28 1989-03-24 (3β,5α)‐3‐ヒドロキシコレステ‐8(14)エン‐15‐オン化合物を製造するための新規中間生成物および改良方法 Pending JPH01283299A (ja)

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