JPH01283266A - イソインドリノン化合物の製造法 - Google Patents

イソインドリノン化合物の製造法

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JPH01283266A
JPH01283266A JP11052288A JP11052288A JPH01283266A JP H01283266 A JPH01283266 A JP H01283266A JP 11052288 A JP11052288 A JP 11052288A JP 11052288 A JP11052288 A JP 11052288A JP H01283266 A JPH01283266 A JP H01283266A
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JP11052288A
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Masaharu Nomura
正治 野村
Haruki Niimoto
昭樹 新本
Kenichi Kawahara
賢一 川原
Shoichi Hayashibara
昌一 林原
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は2−ベンゾイル−5−アミン安息香酸誘導体を
製造する上に有用なイソインドリノン化合物の製造法に
関するものである。
従来の技術 2−ベンゾイル−5−アミノ安息香酸誘導体は感熱色素
、感圧色素等の中間体として有用な化合物である。
2−ベンゾイル−5−アミノ安息香酸誘導体の製造法は
特公昭<6−vi22、特公昭57−47978等に開
示されている。例えば特公昭46−1722の方法はア
ニリン誘導体とフタル酸無水物誘導体とを塩化アルミニ
ウムの存在下に縮合することにより該化合物を製造して
いるが、同方法によると異性体の分離が必要であり、有
利な方法とはいえない。
又特公昭57−47978の方法はフタリド化合物を酸
化して該化合物を製造するというものであるがこの方法
においては高純度のフタリド化合物を得るのが難しく、
かつフタリド化合物の酸化が進行しにくく、高純度の2
−ベンゾイル−5−アミン安息香酸誘導体が得られにく
いという欠点がある。
発明が解決しようとする課題 2−ベンゾイル−5−アミン安息香酸誘導体を製造する
上に有用なイソインドリノン化合物を簡単な方法により
高純度で製造する方法の確立が望まれている。
課題を解決する為の手段 本発明者らはイソインドリノン化合物を酸化剤で処理す
ると対応する2−ベンゾイル−5−アミノ安息香酸誘導
体が容易にかつ高純度で得られることを偶然に見出した
。しかしながらイソインドリノン化合物についてはその
製造法が十分に確立されているとはいいがたい。そこで
本発明者らはイソインドリノン化合物の製造法につき鋭
意研究を重ねた結果本発明に至ったものである。即ち本
発明は式(I) (式(I)中R1,R2は水素原子、アルキル基、アル
コキシアルキル基、ノ・ロアルキル基、アリル基、シク
ロアルキル基、ベンジル基又はフェニル基を表すかまた
は几1、R2はピCI IJアリル基ピペリジノ基を形
成することのできるアルキレンを、R3は水素原子、ハ
ロゲン原子又はアルキル基を、R4は水素原子、アルキ
ル基、フェニル基又はアシル基をそれぞれ表す。)で表
されるペン= 4− ズアミド誘導体と式(II) (式(II)中R5、Roは前記R+、R2と同じ意味
を表す)で表されるアルデヒド化合物を結合剤の存在下
に縮合させろことを特徴とする式(III)(式(In
)中R1、R2、R3、R4、Rs及びR6は前記と同
じ意味を表す)で表されるイソインドリノン化合物の製
造、法を提供する。本発明の製造法を詳細に説明する。
本発明の製造法で原料として用いられる式(I)で表さ
れるベンズアミド誘導体の具体例としては、3−ジメチ
ルアミノベンズアミド、3−ジエーF−/レアミノベン
ズアミド、3−ジブチルアミノベンズアミ)”、3−(
N−へキシル−N−メチルアミン)ベンズアミド、3−
ピロリジノベンズアミド、3−ピペリジノベンズアミド
、3−ジメチルアミノ−4−メチル−ベンズアミド、3
−ジメチルアミノ−4−クロル−ベンズアミド、3−ジ
(β−メトキシエチル)−アミノ−ベンズアミド、3−
(N−β−クロルエチル−N−エチルアミノ)ベンズア
ミド、3−(N−アリル−N−メチルアミノ)ベンズア
ミド、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)
ベンズアミド、3−(N−ベンジル−N−メチルアミン
)ベンズアミド、3−(N−フェニルーN−エチルアミ
ン)ベンズアミド、3−ジメチルアミノ−N−アセチル
ベンズアミド、3−ピロリジノ−N−アセチルアミド、
3−ジエチルアミノ−N−プロピオニルベンズアミド、
3−ジエチルアミン−N−メチルベンズアミド、3−ピ
ロリジノ−N−メチルベンズアミド、3−ジメチルアミ
ン−N−フェニルベンズアミド、3−ジメチルアミン−
N−エチルベンズアミドなどが挙げられる。
又式(n)で表されるアルデヒド化合物としては、4−
ジメチルアミノベンズアルデヒド、4−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒド、4−ジブチルアミノベンズアルデヒ
ド、4−−(N−へキシル−N−メチルアミノ)ベンズ
アルデヒド、4、− (N−β−クロルエチル−N−メ
チルアミノ)ベンズアルデヒド、4−(N−β−クロル
エチル−N−エチル)アミノベンズアルデヒド、4−ジ
アリルアミノベンズアルデヒド、4−(N−シクロへキ
シル−N−メチルアミン)ペンズアルデヒ)”、4−(
N−ベンジル−N−エチルアミノ)ベンズアルデヒド、
4.−(N−フェニル−N−メチルアミン)ベンズアル
デヒド、4−ピロリジノベンズアルデヒド、4−ピペリ
ジノベンズアルデヒド、等が挙げられる。
これらのベンズアミド誘導体とアルデヒド化合物とをほ
ぼ等モル量づつ結合剤中に仕込み0°c〜200℃で数
分〜数十時間反応させることによって目的のイソインド
リノン化合物が得られる。
本発明の製造法で使用しうる結合剤としては硫酸、発煙
硫酸、リン酸、ポIJ IJン酸、オキシ塩化リン、五
酸化リン、三塩化リン、五塩化リン、無水酢酸、無水プ
ロピオン酸、ホウ酸、塩化亜鉛、塩化スズ、塩化鉄、塩
化アルミニウム等がその具体例として挙げられこれらの
結合剤は二種以上混合して使用することも出来る。これ
ら結合剤は原料のベンゾアミド誘導、アルデヒド化合物
と等モル又はそれよりやや多い量より好ましくは2〜1
0倍モル使用するのが好ましい。又結合剤を溶媒を兼ね
て使用することも出来る。
又本発明の製造法においては必要に応じて、ベンゼン、
トルエン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、トリク
ロルベンゼン、酢酸、DMF、DM■、ニトロベンゼン
、二硫化炭素、クロロホルム、ジクロルエタン、トリク
ロルエタン、テトラクロルエタン等を溶媒として使用す
ることができる。
反応終了後アルコール類を添加して析出結晶を濾過する
か、生成物を氷水中に投入し、中和後必要があれは溶媒
を除去した後析出した結晶をベンゼン、トルエン、クロ
ロホルム、メタノール、酢酸等の溶媒で再結晶すること
により式(III)で表されるイソインドリノン化合物
がほぼ無色の結晶として得られる。本発明でえられたイ
ソインドリノン化合物は酸化剤で処理すると2−ベンゾ
イル−5−アミン安息香酸誘導体かえられる。
実施例 次に実施例により本発明の製造法を更に具体的に説明す
る。
実施例1゜ 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド14.9 gと3
−ジメチルアミノベンズアミド164gを85係リン酸
70gとオキシ塩化リン15gからなる混合物中に投入
し90°Cで6時間反応させた。反応終了後反応液を冷
却し氷水中に投入した。希苛性ソーダ水溶液で中和し、
析出した結晶を涙過、水洗した。トルエン−メタノール
系で再結晶するごとにより下記式の3−(4’−ジメチ
ルアミノフェニル)−6−シメチルアミノイソインドリ
ノン20.6 gをほぼ無色の結晶として得た。(収率
698チ、純度952%、融点225〜8℃)実施例2
゜ 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド14.9 gと3
−ピロリジノベンズアミド190gを85係リン酸70
gと五酸化リン20gからなる混合物中に投入し100
℃で4時間反応させた。反応終了後反応液を冷却し、氷
水中に投入した。希苛性ソーダ水溶液で中和し、析出し
た結晶な濾過、水洗した。えられた結晶をトルエン−エ
タノールで再結晶することにより下記式の3−(4’ 
−ジメチルアミノフェニル)−6−ピロリジノイソイン
ドリノン213gをほぼ無色の結晶として得た。(収率
66.4%、純度96.1係、融点229〜232°C
) = 10= 実施例3 4−ジエチルアミノベンズアルデヒド17.7gと3−
ジメチルアミノベンズアミド172gをオキシ塩化リン
フ0gと五酸化リン20gからなる混合物中に投入し4
0°Cで10時間反応させた。反応終了後反応液を冷却
し氷水中に投入した。希苛性ソーダ水溶液で中和し、析
出した結晶を酢酸で再結晶することにより下記式の3−
(4’−ジエチルアミノフェニル−6−ジエチルアミノ
イソインドリノン204gをほぼ無色の結晶として得た
。(収率58.1%) 実施例4 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド14.9 gと3
−ジメチルアミノ−N−エチルベンズアミド192gを
トルエン80m1中に投入した。次に五酸化リン35g
を加え、110°Cで10時間反応させた。反応終了後
反応液に水200m1を加え更に中和した後、有機層を
分取した。有機層中の揮発成分を留去し得られた樹脂状
物をエタノールで再結晶する′ことにより下記式の2−
エチル、−3−(4’−ジメチルアミノフェニル)−6
−シメチルアミノイソインドリノン179gをほぼ無色
の結晶としズ得た。(収率554%)実施例5 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド14.9 gと3
−ピロリジノベンズアミド19.0 gを無水酢酸60
m1中に投入し1 ’O0−105°Cで5時間反応さ
せた。反応液を冷却した後メタノール60m1を加えた
。析出した結晶を濾過、メタノール洗、水洗することに
より下記式の2−アセチル−3−(4’−ジメチルアミ
ノフェニル)−6−ピロリジノ−イソインドリノン18
7gをほぼ無色の結晶と゛して得た。(収率512%、
融点217〜9°C)実施例6 4−(N−へキシル−N−メチル)アミノベンズアルデ
ヒド21.9 gと3−ピペリジノベンズアミド204
gを75係リン酸中100m/i中に投入し85°Cで
6時間反応させた。反応終了後反応液を冷却し氷水中に
投入した。希苛性ソーダ水溶液で中和し、析出した結晶
をトルエン−メタノールで再結晶することにより下記式
の3−(4’−N−へキシル−N−メチルアミノフェニ
ル)−6−ピペリジノ−イソインドリノン19.8 g
をほぼ無色の結晶として得た。(収率489チ、融点1
91〜194°G)  13一 実施例7〜12 実施例2において4−ジメチルアミノベンズアルデヒド
の代りに第1表のアルデヒド(I)を、3−ピロリジノ
ベンズアミドの代りに同じく第1表のアミド(II)を
使用する他は実施例2とほぼ同様にして第1表に示され
る生成物(m)を得た。
実施例13〜17 実施例5において4−ジメチルアミノベンズアルデヒド
の代りに第2表に示されるアルデヒド(I)を、又3−
ピロリジノベンズアミドの代りに第2表に示されるアミ
ド(H)を用いる他は実施例5とほぼ同様な操作により
第2表に示される生成物(III)を得た。
発明の効果 感熱・感圧染料用中間体として有用なイソインドリノン
化合物を容易にかつ高純度で得る方法が確立された。
特許出願人  日本化薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中R_1、R_2は水素原子、アルキル基
    、アルコキシアルキル基、ハロアルキル基、アリル基、
    シクロアルキル基、ベンジル基又はフェニル基を表すか
    またはR_1、R_2はピロリジノ基を形成することの
    できるアルキレンを、R_3は水素原子ハロゲン原子又
    はアルキル基を、R_4は水素原子、アルキル基、フェ
    ニル基又はアシル基をそれぞれ表す)で表されるベンズ
    アミド誘導体と式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式(II)中R_5、R_6は前記R_1、R_2と同
    じ意味を表す)で表されるアルデヒド化合物を結合剤の
    存在下に縮合させることを特徴とする式(III)▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式(III)中R_1、R_2、R_3、R_4、R_
    5及びR_6は前記と同じ意味を表す)で表されるイソ
    インドリノン化合物の製造法
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