JPH01283170A - Ｌｅｄプリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はＬＥＤプリンタ装置に関し、特にＬＥＤプリ
ンタに過電流が流れて、ベタ黒がプリント出力されるの
を防止すると共に、ＬＥＤヘッドの熱的故障や機械全体
に対する２次障害を防止するようにしたＬＥＤプリンタ
装置に関する。

（従来の技術） 従来のＬＥＤプリンタ装置の一例を第３図を参照して説
明する。図において、１はＬＥＤヘッドであり、該ＬＥ
Ｄヘッド１はＬＥＤアレイ１ａと、ドライバＩＣ１ｂと
から構成されている。２は電源装置であり、前記ドライ
バＩＣ１ｂに対する電源と、前記ＬＥＤアレイ１ａに供
給される電源とが兼用されている。なお、装置によって
は、ＬＥＤアレイ１ａとドライバＩＣ１ｂとが別個の電
源を有しているものもある。３は前記ドライバＩＣ１ｂ
にデータ、クロック、ラッチ信号およびイネーブル信号
を送出するヘッドコントローラ、４はＬＥＤプリンタ装
置全体を制御する中央処理装置（ＣＰＵ）である。また
、５は大容量コンデンサである。

前記の従来装置において、ＣＰＵ４及びヘッドコントロ
ーラ３を介して印字すべきデータがＬＥＤヘッド１のド
ライバＩＣ１ｂに供給されると、たとえば１ライン分の
データが該ドライバＩＣ１ｂに入力された時点で該ヘッ
ドコントローラ３からラッチ信号が出力され、該１ライ
ンのデータがラッチ回路にラッチされる。次いで、該ヘ
ッドコントローラ３から所定のパルス幅を有するイネー
ブル信号が出力されると、該１ラインのデータが該イネ
ーブル信号が出力されている期間、前記ＬＥＤアレイ１
ａに供給される。これにより、黒データに対応するＬＥ
Ｄは所定期間発光し、自データに対応するＬＥＤは発光
しないという動作が行われる。

該１ラインが前記ラッチ回路に転送されると、次ライン
のデータが前記ドライバｔＣのシフトレジスタに供給さ
れる。該次ラインのデータの全部が該シフトレジスタに
入力すると、再び前記ヘッドコントローラ３からラッチ
信号が出力されて前記ラッチ回路にラッチされる。そし
て、再度イネーブル信号が該ドライバＩＣに供給される
と、前記次ラインの黒データに対応するＬＥＤが所定期
間発光する。

上記の動作が繰返し行われ、供給された印字データの印
字が続行される。

（発明が解決しようとする課題） 前記した従来装置においては、前記ヘッドコントローラ
３の故障等により、前記ＬＥＤアレイ１ａが連続点灯状
態になったような場合、たとえば該ヘッドコントローラ
３から出力されるイネーブル信号がパルス状ではなく、
連続するハイ（Ｈ）レベルになったような場合には、Ｌ
Ｅｐアレイ１ａおよびドライバＩＣ１ｂに過電流が流れ
、ＬＥＤヘッド１の温度が上昇して熱による故障が発生
するという問題があった。

また、前記ＣＰＵ４は該異常を検知出来ないために、所
定の動作を続行すると、ベタ黒に近いプリントが連続し
て出力され、ＬＥＤプリンタ装置全体に２次的障害が発
生するという問題があった。

例えば、前記ＬＥＤアレイ１ａと対向して設置されてい
る感光体に形成された静電潜像を現像するのに使用され
るトナーが大量に消費され、残留トナーを該感光体から
掻き落とすクリーナがその能力を低下させたり、トナー
の飛散により、電気系統の故障が起きる等の問題が発生
した。

本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を除去し、
ＬＥＤヘッドに過電流が流れた時秤はプリント動作を停
止し、異常なプリント動作や、熱によるＬＥＤヘッドの
破壊等を未然に防止できるＬＥＤプリンタ装置を提供す
ることにある。

（課題を解決するための手段および作用）本発明は、前
記目的を達成するために、ＬＥＤヘッドに電力を供給す
る電源装置に、過電流を検出する手段と、該手段によっ
て異常が検出された時にはこれを中央処理装置に通知す
る手段とを備え、異常時にはプリンタの動作を停止する
ようにしたした点に特徴がある。

本実施例によれば、ＬＥＤヘッドに画像データ、イネー
ブル信号等を供給するヘッドコントローラ、あるいは該
ヘッドコントローラからＬＥＤヘッドまでに配線上の故
障等があって、ＬＥＤヘッドに過電流が流れると、これ
がＣＰＵに伝えられ、プリンタの動作は停止される。

したがって、ＬＥＤヘッドの熱による故障や、ベタ黒等
の異常なプリントを防止することができる。

（実施例） 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。第
１図は本発明の一実施例のブロック図を示す。

図において、６は電源装置であり、該電源装置６は、定
電圧出力回路６ａと過電流検出手段６ｂとから構成され
ている。この電源装！６は、過電流検出手段６ｂによっ
て過電流が検出されると、該過電流検出信号６ｃが定電
圧出力回路６ａにフィードバックされ、その出力電圧を
低下させるように動作する。すなわち、電圧衰下型の過
電流保護方式を採用した電源装置である。前記定電圧出
力回路６ａは、また電源装Ｗ１６の正常動作時にはレデ
ィ（ＲＥＡＤＹ）信号６ｄをＣＰＵ４に出力するが、過
電流検出信号６ｃが入力してくると、レディオフ力信号
６ｄを該ＣＰυ４に出力する。

該過電流検出手段６ｂとしては、例えばホトカブラを使
用できる。該ホトカブラは過電流が流れると発光素子を
発光し、これにより受光素子の抵抗を変化させることに
より、前記定電圧出力回路６ａの出力電圧を低下させ、
出力電流を下げる方向に補正することができる。

また、７はプリンタ機構部、８は表示部であり、これら
は前記ＣＰＵ４によって制御される。なお、前記以外の
符号は前記第３図と同一または同等物を示す。

次に、−に記の構成を有する本実施例の動作を説明する
。

プリント動作が開始されると、ヘッドコントローラ３か
ら、ドライバＩＣ１ｂに、第２図に示されているような
、データ、クロック、ラッチ信号およびイネーブル信号
が出力される。

ここに、データは１ドツト毎に黒、白のいずれかの信号
をとる画像データである。クロックはドライバＩＣ１ｂ
に入力して、図示されていないシフトレジスタの１ドツ
ト毎のデータシフトのタイミングをとる信号である。ラ
ッチ信号は１ラインの画像データを前記シフトレジスタ
から図示されていないラッチ回路に転送するための信号
である。

また、イネーブル信号はＬＥＤアレイ１ａに電力が供給
される時間を制御する信号、すなわち前記ＬＥＤアレイ
１ａの点灯時間を制御する信号である。

該イネーブル信号のデユーティは、本実施例では約２０
％である。この時、ＬＥＤＩドツト当り５ｍＡ（ミリア
ンペア）の電流が流れる。また、前記ＬＥＤアレイ１ａ
は例えば７１６８ドツトで構成されているので、全面用
のプリントの場合、平均電流は約７．２Ａ（アンペア）
になる。

いま、前記ヘッドコントローラ３からデータがドライｌ
＜　Ｉ　Ｃ１ｂに供給され、１ライン分のデータが前記
シフトレジスタに記憶された所で、該ヘッドコントロー
ラ３からラッチ信号が出力されると、ラッチ回路に該１
ラインのデータが転送される。該ラッチ回路に１ライン
のデータが保持されると、所定のパルス幅Ｔのイネーブ
ル信号が前記ドライバＩＣに供給される。そうすると、
該ラッチ回路に黒の信号が記憶されているビットに対応
するＬＥＤに前記Ｔの期間所定の大きさの電流が流され
、該期間該ＬＥＤが発光する。

前記１ラインのデータが前記ラッチ回路に転送されると
、前記シフトレジスタには次のラインのデータが１ビツ
トずつ前記クロックと同期して入力する。このようにし
て、前記ＬＥＤアレイは入力してきたデータに従って１
ライン毎に発光し、図示されていない感光体上に静電潜
像を形成する。

さて、本実施例において、ヘッドコントローラ３の故障
、該ヘッドコントローラ３からＬＥＤヘッド１までの配
線上の故障等により、イネーブル信号が点灯側に固定さ
れてしまい、その時のデータが全ドツト黒であった場合
には、全ＬＥＤが連続点灯となり、過電流が前記電源装
置６からＬＥＤヘッド１に流れることになる。上記の例
では、３５Ａ以上の電流が流れることになる。

第１図の過電流検出手段６ｂは、例えばＩＯＡ以上の過
電流が流れた時にこれを検出し、過電流検出信号６Ｃを
定電圧出力回路６ａにフィードバックすることにより、
その出力を低下またはシャットダウンする。

該定電圧出力回路６ａには正常出力時にオンとなる出力
回路が含まれており、該出力回路６ａからは該正常出力
を示すレディ　（ＲＥＡＤＹ）信号６ｄがＣＰＵ４に出
力されている。ＣＰＵ４は該レディ信号が人力している
間は電源装置６が正常に動作しているものと判断し、所
定の動作を実行する。

しかし、該定電圧出力回路６ａに過電流検出信号６ｃが
入力すると、前記出力回路６ａからＣＰＵ４にレディオ
フの信号６ｄが入力する。このため、ＣＰＵ４は電源装
置６に何らかの異常が発生したと認識できる。

該ＣＰＵ４は該電源装置６の異常を検知すると、プリン
タ機構部７に動作を停止する信号を送り、該動作を停止
する。また、表示部８に例えば「電源界雷」という表示
をおこなわせるためのデータを送って、該表示部８にそ
の表示をし、オペレータに電源装置ｉｆ６に異常が発生
したことを通知する。

該実施例の電源装置６としては、過電流の値によって出
力電圧が低下する電圧貴下型の電源装置、過電流が検出
されると出力をオフにするカットオフ型の電源装置、負
荷が軽減されると出力電圧が復帰する０動復帰型の電源
装置、あるいは電源がオフにされるまで、出力のカット
オフ状態を保持するラッチ型の電源装置を使用すること
が出来る。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ヘッ
ドコントローラ３の故障、該ヘッドコントローラ３から
ＬＥＤヘッド１までの配線上の故障等によって、ＬＥＤ
ヘッド１に過電流が流れた場合に、プリンタ装置の動作
を停止することができる。このため、該ＬＥＤヘッドの
温度上昇によるドライバＩＣの破壊や、異常プリントの
継続を防止することができる。

また、該異常プリントを防＋１できる結果、該異常プリ
ントに伴う２次障害、例えばトナーの飛散、クリーナの
汚れ等を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は該第
１図のヘッドコントローラから出力される信号のタイム
チャート、第３図は従来装置のブロック図である。 １・・・ＬＥＤヘッド、４・・・ＣＰＵ、６・・・電源
装置、６ａ・・・定電圧出力回路、６ｂ・・・過電流検
出回路、７・・・プリンタ桟積部、８・・・表示部代理
人　　弁理士　　平木道人　　外１名第　　３　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリンタの光学的画像形成に使用されるＬＥＤア
   レイヘッドと、該ＬＥＤアレイヘッドに点灯用の電力を
   供給する電源装置と、該プリンタ全体を制御する中央制
   御装置（ＣＰＵ）と、該ＬＥＤアレイヘッドに画像デー
   タ等の信号を供給するヘッドコントローラとを備えたＬ
   ＥＤプリンタ装置において、前記電源装置は過電流を検
   出する手段と、該手段が異常を検出した時に該異常を前
   記ＣＰＵに通知する手段とを具備し、前記電源装置の異
   常時に前記プリンタの動作を停止するようにしたことを
   特徴とするＬＥＤプリンタ装置。