JPH0128294Y2 - - Google Patents

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JPH0128294Y2
JPH0128294Y2 JP15162184U JP15162184U JPH0128294Y2 JP H0128294 Y2 JPH0128294 Y2 JP H0128294Y2 JP 15162184 U JP15162184 U JP 15162184U JP 15162184 U JP15162184 U JP 15162184U JP H0128294 Y2 JPH0128294 Y2 JP H0128294Y2
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pressure
engine
air motor
stirling engine
clutch
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JP15162184U
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スターリングエンジンの始動装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図に従来のスターリングエンジンの始動装
置を示す。図において、3はスターリングエンジ
ン本体、4はこのスターリングエンジン本体3の
クランク軸、2は機械的または電磁クラツチ等の
電気的に作動するクラツチを有するクラツチ付減
速機、1はクランク軸4にクラツチ付減速機2を
介して取り付けられた駆動モータである。また、
7はスターリングエンジン本体3で生じた圧力変
動を緩衝する大容量の容器であるバツフアタン
ク、5はスターリングエンジン本体3の圧縮室
(図示せず)とバツフアタンク7とを連通するバ
ツフアタンク配管、6はスターリングエンジン本
体3とバツフアタンク1との間に設けられ、この
間の回路を開閉するためのアンローダ弁である。
本考案とは直接関係ないが、本考案の理解を助
けるために、第3図にスターリングエンジンの断
面図の一例を示す。本例はロンビツク型スターリ
ング機関であり、図において、11は熱源である
燃焼器、12はエンジンに熱を伝える加熱器、1
3は加熱器12の下部に取り付けられた再生器、
14は再生器13の下に取り付けられた冷却器、
15は出力を取り出すパワーピストン、16はロ
ンビツク機構25により往復動するデイスプレー
サロツド17に連結された送気ピストンとしての
デイスプレーサ、19はロンビツク機構25によ
り往復動する動力ピストンロツド、20はロンビ
ツク機構の一部である連接棒、23はクランクピ
ン、24は釣合おもりである。また、18はデイ
スプレーサロツド17をシールするロツドシール
である。
次に動作について説明する。まず、アンローダ
弁6を開け、バツフアタンク7とスターリングエ
ンジン本体3の圧縮室(図示せず)を連通させて
おく。次に、クラツチ付減速機2のクラツチが入
つた状態で駆動モータ1を起動させることにより
クランク軸4を回転させる。エンジンが自立運転
に入れる状態になるとアンローダ弁6を閉じ、ク
ラツチ付減速機2のクラツチを切る。次に駆動モ
ータ1を停止させ、こうして始動を完了する。
ここで、クラツチ付減速機2のクラツチを切る
のは、自立運転にエンジンが入ると駆動モータ1
は負荷になるためである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のスターリングエンジンの始動装置は以上
のように構成されているので駆動モータが必要で
あり、そのため駆動モータの動力源が必要であつ
た。またエンジン始動に要する時間は約1秒であ
り、駆動モータは過剰品質であるなどの欠点があ
つた。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、駆動用モータの
動力源を排除でき、装置全体を安価にすることが
できるスターリングエンジンの始動装置を提供す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るスターリングエンジンの始動装
置は、シリンダ内の高圧ガスを蓄圧する蓄圧タン
クと、該蓄圧タンクからの高圧ガスにより駆動さ
れるエアモータと、該エアモータとクランク軸と
を接断するクラツチ手段とを設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、機関運転中にシリンダ内
の高圧ガスを蓄圧タンクに蓄圧しておき、機関始
動時に該蓄圧タンクの高圧ガスによりエアモータ
を回転させエンジンを始動する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図は本考案の一実施例を、代表的なデイ
スプレーサ型スターリングエンジンに適用した場
合の概略構成図である。図において、12は加熱
器、13は再生器、14は冷却器、15はピスト
ンリング、16はデイスプレーサ、18はロツド
シール、20は連接棒、21は膨張室、22は圧
縮室、25はフライホイール、26はクランク
軸、27は出力ピストン、28はデイスプレーサ
16と一体の送気ピストンロツド、29は出力ピ
ストン27と一体の動力ピストンロツドである。
また、31はシリンダ(圧縮室22)内の高圧
ガスを蓄圧するための蓄圧タンク、30はこの蓄
圧タンク31と圧縮室22とを連通する連通路3
6途中に設けられた逆止弁、33はエンジン始動
用のエアモータ、32はこのエアモータ33のエ
ア入口と蓄圧タンク31とを接続する連通路37
途中に設けられた圧縮ガス回路開閉用電磁弁、3
8はエアモータ33のエア出口とクランク室35
とを連通する連通路である。また34はエアモー
タ33とクランク軸26とを連結するクラツチ付
減速機である。
次に動作について説明する。
エンジン運転時、シリンダ内の最高圧力は、通
常クランクケース内圧力の約1.5倍の圧力に達す
る。このクランクケース内圧力より高い圧力の時
のみシリンダ内ガスは逆止弁30を介して蓄圧タ
ンク31に送り込まれる。蓄圧タンク31内の圧
力がシリンダ(圧縮室22)内最高圧力とほぼ等
しくなると、このシリンダから蓄圧タンク31へ
のガス供給は無くなる。この時エンジンは従来の
エンジン同様の出力性能を示す。
そして始動時には、予め燃焼器(第1図には図
示せず)によつて加熱器12を加熱しておき、次
に圧縮ガス回路開閉用電磁弁32を開くと、蓄圧
タンク31に蓄わえられた高圧ガスはエアモータ
33の入口に流れ込み、該エアモータ33を回転
させ、クラツチが入つた状態のクラツチ付カツプ
リング34を介してクランク軸26を回転させ
る。そして、エアモータ33を回転させた高圧ガ
スは、該エアモータ33の出口から連通路38を
介してクランク室35に流れ込む。こうしてエア
モータ33によりクランク軸26を回転させ、約
1秒間後にエンジンが自立運転に入る状態になる
とクラツチ付カツプリング34のクラツチを切
り、次に、または同時に圧縮ガス回路開閉用電磁
弁32を閉じる。
こうしてエンジンは始動し、蓄圧タンク31は
再び蓄圧を開始する。なお、第1図では図示して
いないがアンローダ弁などの動作は従来例と同じ
である。
このように本実施例装置では、蓄圧タンク31
に蓄圧された高圧ガスによりエアモータ33を回
転させてエンジンを始動するようにしたので、従
来装置のような駆動用モータの動力源が不要とな
り、装置全体を安価にすることができる。
なお、上記実施例では高圧ガスの蓄圧用回路と
して逆止弁と圧縮ガス回路開閉用電磁弁とを用い
たが、電磁弁のかわりに他の形式、例えば機械的
駆動装置、電気的駆動装置または両者を組み合せ
た形式の弁を用いてもよい。また、エアモータの
形式はターボフアン、多段などいずれの形式でも
よい。さらに、上記実施例では、クラツチ付減速
機として電磁クラツチ等の電気的に作動するクラ
ツチを使用したが、これは、例えば一方向クラツ
チなどの機械的に作動するものや、両者を組み合
せて作動するものでもよく、上記実施例と同様の
効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、機関運転中
にシリンダ内高圧ガスを蓄圧タンクに蓄圧してお
き、機関始動時に該蓄圧タンクの高圧ガスにより
エアモータを回転させてエンジンを始動するよう
にしたので、従来装置のような駆動用モータの動
力源が不要となり、装置を安価にできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるスターリン
グエンジンの始動装置を示す断面構成図、第2図
は従来のスターリングエンジンの始動装置を示す
構成図、第3図は従来のスターリングエンジンを
示す断面構成図である。 26……クランク軸、30……逆止弁、31…
…蓄圧タンク、32……圧縮ガス回路開閉用電磁
弁、33……エアモータ、34……クラツチ付減
速機、35……クランク室。なお図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクケース加圧型スターリングエンジンの
    始動装置であつて、機関の運転中にシリンダ内の
    高圧ガスを蓄圧する蓄圧タンクと、該蓄圧タンク
    から噴出されるガスの開閉制御を行なう圧縮ガス
    回路開閉弁と、上記蓄圧タンクからの高圧ガスに
    よつて駆動されるエアモータと、該エアモータと
    クランク軸とを接断するクラツチ手段とを備えた
    ことを特徴とするスターリングエンジンの始動装
    置。
JP15162184U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0128294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15162184U JPH0128294Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15162184U JPH0128294Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166643U JPS6166643U (ja) 1986-05-07
JPH0128294Y2 true JPH0128294Y2 (ja) 1989-08-29

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ID=30709728

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JP15162184U Expired JPH0128294Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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EP2123893A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-25 Sincron S.r.l. Engine assembly for a motor vehicle in general and particularly for an urban motor vehicle

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JPS6166643U (ja) 1986-05-07

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