JPH0128249Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128249Y2 JPH0128249Y2 JP13296683U JP13296683U JPH0128249Y2 JP H0128249 Y2 JPH0128249 Y2 JP H0128249Y2 JP 13296683 U JP13296683 U JP 13296683U JP 13296683 U JP13296683 U JP 13296683U JP H0128249 Y2 JPH0128249 Y2 JP H0128249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- plunger
- oil hole
- hole
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として車両用のエンジンにおける油
圧式バルブラツシユアジヤスタ装置に関する。
圧式バルブラツシユアジヤスタ装置に関する。
従来この種装置として、エンジン本体の上部の
シリンダ内に、底面の油孔とその下側の逆止弁と
を有する中空のプランジヤをばねで上方に弾撥さ
せて設けてその上側のロツカアームの根部を下面
から支承させると共に、該プランジヤの中間部の
側面に、該シリンダの内周面の上下方向にのびる
油溝と協動する油孔を開口させる式のものは知ら
れるが、この場合該中間部側面の油孔はドリル加
工その他により丸孔に作られる式を一般としたも
ので、かゝるものではこれと協動する該シリンダ
側の油溝は上下方向に比較的長手となるもので、
その長さを可及的減少させて加工量を減少すべき
要求が存する。
シリンダ内に、底面の油孔とその下側の逆止弁と
を有する中空のプランジヤをばねで上方に弾撥さ
せて設けてその上側のロツカアームの根部を下面
から支承させると共に、該プランジヤの中間部の
側面に、該シリンダの内周面の上下方向にのびる
油溝と協動する油孔を開口させる式のものは知ら
れるが、この場合該中間部側面の油孔はドリル加
工その他により丸孔に作られる式を一般としたも
ので、かゝるものではこれと協動する該シリンダ
側の油溝は上下方向に比較的長手となるもので、
その長さを可及的減少させて加工量を減少すべき
要求が存する。
本考案はかゝる要求に適合する装置を得ること
をその目的としたもので、エンジン本体１の上部
のシリンダ２内に、底面の油孔３とその下側の逆
止弁４とを有する中空のプランジヤ５をばね６で
上方に弾撥させて設けてその上側のロツカアーム
７の根部を下面から支承させると共に、該プラン
ジヤ５の中間部の側面に、該シリンダ２の内周面
の上下方向にのびる油溝８と協動する油孔９を備
える式のものにおいて、該油孔９を上下方向に扁
平のだ円形状とすることを特徴とする。
をその目的としたもので、エンジン本体１の上部
のシリンダ２内に、底面の油孔３とその下側の逆
止弁４とを有する中空のプランジヤ５をばね６で
上方に弾撥させて設けてその上側のロツカアーム
７の根部を下面から支承させると共に、該プラン
ジヤ５の中間部の側面に、該シリンダ２の内周面
の上下方向にのびる油溝８と協動する油孔９を備
える式のものにおいて、該油孔９を上下方向に扁
平のだ円形状とすることを特徴とする。
図面で１０は該油溝８内を外部の油ポンプその
他の圧油供給源（図示しない）に連通する給油
路、１１は該ロツカアーム７と係合するその中間
上側の動弁カム、１２はその先端下側のバルブロ
ツドを示す。
他の圧油供給源（図示しない）に連通する給油
路、１１は該ロツカアーム７と係合するその中間
上側の動弁カム、１２はその先端下側のバルブロ
ツドを示す。
該油孔９は第２図及び第３図に明示の通りであ
り、丸孔を上下方向に押潰した横長の形状を有す
る。
り、丸孔を上下方向に押潰した横長の形状を有す
る。
即ち上下方向の寸法ｈは丸孔の場合に比し略半
減されると共にその開口面積は異らない。
減されると共にその開口面積は異らない。
該プランジヤ５の製造方法は例えば第４図示の
通りであり、これは本願出願人が先に特願昭58−
81644号をもつて出願したものと特に異ることな
く、即ち該プランジヤ５は予め下面と側面とに各
油孔３，９を有する有底円筒状の素材として用意
され、これに第１プレス工程により中間のテーパ
状の肩部５ａと、次で第２プレス工程により上端
の半球状の座面５ｂとを作るもので、かゝる加工
に際し該素材は多少とも軸線方向の荷重、即ち座
屈荷重を作用されることとなり、従つて前記した
側面の油孔９は予めドリル加工その他で丸孔に作
つた場合、前記荷重により上下方向に押潰されて
上下方向に扁平のだ円形状となり、かくて該油孔
９をだ円形状に作るべく特殊な工具等を必要とし
ない。
通りであり、これは本願出願人が先に特願昭58−
81644号をもつて出願したものと特に異ることな
く、即ち該プランジヤ５は予め下面と側面とに各
油孔３，９を有する有底円筒状の素材として用意
され、これに第１プレス工程により中間のテーパ
状の肩部５ａと、次で第２プレス工程により上端
の半球状の座面５ｂとを作るもので、かゝる加工
に際し該素材は多少とも軸線方向の荷重、即ち座
屈荷重を作用されることとなり、従つて前記した
側面の油孔９は予めドリル加工その他で丸孔に作
つた場合、前記荷重により上下方向に押潰されて
上下方向に扁平のだ円形状となり、かくて該油孔
９をだ円形状に作るべく特殊な工具等を必要とし
ない。
尚、第４図示のものでは該座面５ｂの下部を第
２プレス工程で該座面５ｂと略同径のアンダカツ
ト形状、或いは段付きのアンダカツト形状に成形
したが、これに限るものでは無く後加工でロツカ
アーム７の揺動に対する逃げ溝を座面の下部に形
成するようにしても良い。
２プレス工程で該座面５ｂと略同径のアンダカツ
ト形状、或いは段付きのアンダカツト形状に成形
したが、これに限るものでは無く後加工でロツカ
アーム７の揺動に対する逃げ溝を座面の下部に形
成するようにしても良い。
その作動を説明するに、該油孔９が丸孔の場合
と、該丸孔を上下方向に押潰した扁平のだ円孔の
場合とを対比するに、その開口面積、従つて油の
通過量は互に異ることなく、その上下方向の寸法
はだ円の場合例えば図示のように略半分に減少さ
れ、かくてこれと協動する油溝８も該プランジヤ
５の上限及び下限位置でこれに対応して下方と上
方とにその寸法を減少することが出来、これを換
言すれば該油溝８は全体として上下方向に比較的
短いもので足りる。
と、該丸孔を上下方向に押潰した扁平のだ円孔の
場合とを対比するに、その開口面積、従つて油の
通過量は互に異ることなく、その上下方向の寸法
はだ円の場合例えば図示のように略半分に減少さ
れ、かくてこれと協動する油溝８も該プランジヤ
５の上限及び下限位置でこれに対応して下方と上
方とにその寸法を減少することが出来、これを換
言すれば該油溝８は全体として上下方向に比較的
短いもので足りる。
更に該プランジヤ５内の残存油量を考えるに、
例えば第２図示の通りであり上面のレベルは多少
とも上方位置となつて油量が増大側となる。
例えば第２図示の通りであり上面のレベルは多少
とも上方位置となつて油量が増大側となる。
このように本考案によるときはシリンダ２内の
プランジヤ５の側面の油孔９を上下方向に押潰さ
れた横方向に長手のだ円形状とするもので、対応
するシリンダ２側の油溝８につきその上下方向の
寸法を減少して加工を容易にすることが出来ると
共に該プランジヤ５内の残存油量を多少とも増量
側とすることが出来、更に該プランジヤ５を例え
ばプレス加工により作る場合、該油孔９は予め丸
孔に用意されてこれに作用する座屈荷重によりだ
円形状に得られ、特殊の工具を必要とせず簡単に
得ることが出来る等の効果を有する。
プランジヤ５の側面の油孔９を上下方向に押潰さ
れた横方向に長手のだ円形状とするもので、対応
するシリンダ２側の油溝８につきその上下方向の
寸法を減少して加工を容易にすることが出来ると
共に該プランジヤ５内の残存油量を多少とも増量
側とすることが出来、更に該プランジヤ５を例え
ばプレス加工により作る場合、該油孔９は予め丸
孔に用意されてこれに作用する座屈荷重によりだ
円形状に得られ、特殊の工具を必要とせず簡単に
得ることが出来る等の効果を有する。
第１図は本案装置の１例の截断側面図、第２図
はその要部の拡大した截断側面図、第３図はその
正面図、第４図はそのプランジヤの製造方法の説
明線図である。 １……エンジン本体、２……シリンダ、３……
油孔、４……逆止弁、５……プランジヤ、６……
ばね、７……ロツカアーム、８……油溝、９……
油孔。
はその要部の拡大した截断側面図、第３図はその
正面図、第４図はそのプランジヤの製造方法の説
明線図である。 １……エンジン本体、２……シリンダ、３……
油孔、４……逆止弁、５……プランジヤ、６……
ばね、７……ロツカアーム、８……油溝、９……
油孔。
Claims (1)
- エンジン本体１の上部のシリンダ２内に、底面
の油孔３とその下側の逆止弁４とを有する中空の
プランジヤ５をばね６で上方に弾撥させて設けて
その上側のロツカアーム７の根部を下面から支承
させると共に、該プランジヤ５の中間部の側面
に、該シリンダ２の内周面の上下方向にのびる油
溝８と協動する油孔９を備える式のものにおい
て、該油孔９を上下方向に扁平のだ円形状とする
ことを特徴とするエンジンにおける油圧式バルブ
ラツシユアジヤスタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13296683U JPS6041506U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | エンジンにおける油圧式バルブラツシユアジヤスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13296683U JPS6041506U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | エンジンにおける油圧式バルブラツシユアジヤスタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6041506U JPS6041506U (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0128249Y2 true JPH0128249Y2 (ja) | 1989-08-29 |
Family
ID=30300102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13296683U Granted JPS6041506U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | エンジンにおける油圧式バルブラツシユアジヤスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041506U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100071649A1 (en) * | 2008-09-23 | 2010-03-25 | Eaton Corporation | Ball plunger for use in a hydraulic lash adjuster and method of making same |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13296683U patent/JPS6041506U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6041506U (ja) | 1985-03-23 |
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