JPH01281169A - 磁気記録媒体用塗布液の塗布装置 - Google Patents
磁気記録媒体用塗布液の塗布装置Info
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- JPH01281169A JPH01281169A JP449089A JP449089A JPH01281169A JP H01281169 A JPH01281169 A JP H01281169A JP 449089 A JP449089 A JP 449089A JP 449089 A JP449089 A JP 449089A JP H01281169 A JPH01281169 A JP H01281169A
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、押出し型塗布装置に係り、特に磁気記録媒体
を製造する際、良好な電磁変換特性が得られる塗布装置
に関する。
を製造する際、良好な電磁変換特性が得られる塗布装置
に関する。
コーティング方式としては、ロールコート、グラビアコ
ート、エクストルージョンコート、スライドビードコー
ト、カーテンコート等積々の方式があることはよく知ら
れている。
ート、エクストルージョンコート、スライドビードコー
ト、カーテンコート等積々の方式があることはよく知ら
れている。
磁気記録媒体は、支持体上に磁性塗布液を塗布すること
によって得られるが、その塗布方式としては、ロールコ
ート、グラビアコート、エクストルージョンコートが一
般的である。この中でも、エクストルージョンコートは
、均一な塗布膜厚が得られるので優れている。
によって得られるが、その塗布方式としては、ロールコ
ート、グラビアコート、エクストルージョンコートが一
般的である。この中でも、エクストルージョンコートは
、均一な塗布膜厚が得られるので優れている。
一方、磁気記録媒体自体の改良が、近年、急速に進んで
いる結果、高BET値の酸化磁性粉やバリウムフェライ
ト材料の使用に指向が図られ、塗布液が高粘度化してい
る。また、高密度化に対処するために、薄膜塗布を行い
たい、あるいは生産性を高めるため可能な限り高速で塗
布したいとの要望が高まっている。
いる結果、高BET値の酸化磁性粉やバリウムフェライ
ト材料の使用に指向が図られ、塗布液が高粘度化してい
る。また、高密度化に対処するために、薄膜塗布を行い
たい、あるいは生産性を高めるため可能な限り高速で塗
布したいとの要望が高まっている。
ところで、主として磁気記録媒体の製造を目的としたエ
クストルージョンコート法における従来技術として、特
開昭57−84771号、同58−104666号、同
60−238179号公報記載のものが知られている。
クストルージョンコート法における従来技術として、特
開昭57−84771号、同58−104666号、同
60−238179号公報記載のものが知られている。
上記のエクストルージョンコート法はミ確かに均一な塗
布膜厚を得ることができるけれども、良好な塗布条件が
狭い範囲でしか得ることができず、前述のような、高粘
度、薄膜塗布および高速塗布条件下では、所望の塗布を
行い得ない。
布膜厚を得ることができるけれども、良好な塗布条件が
狭い範囲でしか得ることができず、前述のような、高粘
度、薄膜塗布および高速塗布条件下では、所望の塗布を
行い得ない。
近年は、高S/Nビデオテープ、たとえば5−VH3J
PSHGテープに対する要求が強く、これに対処した塗
布方式が望まれている。しかし、高S/Nビデオテープ
の製造に当り、エクストルージョンコート法では、他の
塗布方式の場合と比較して、C−C/Nで0.5〜0.
6dB、Y−C/Nで0.2〜0.3dB程度、電磁変
換特性の低下がみられる。
PSHGテープに対する要求が強く、これに対処した塗
布方式が望まれている。しかし、高S/Nビデオテープ
の製造に当り、エクストルージョンコート法では、他の
塗布方式の場合と比較して、C−C/Nで0.5〜0.
6dB、Y−C/Nで0.2〜0.3dB程度、電磁変
換特性の低下がみられる。
そこで、本発明の主たる目的は、得られる磁気記録媒体
の電磁変換特性に優れる塗布装置を提供することにある
。
の電磁変換特性に優れる塗布装置を提供することにある
。
前記目的は、フロントエツジ面およびバックェツジ面に
沿って連続的に走行する可撓性支持体表面に、前記フロ
ントエツジ面とバックェツジ面とのスリットから塗布液
を連続的に押し出して前記支持体表面に塗布液を塗布す
るコータヘッドと、このコータヘッドの上流側および下
流側であって、前記支持体をコータヘッド側に押し付け
るべく配置された一対のサポートロールとを備えた塗布
装置において; 上流および下流サポートロールのコータヘッド側の面を
結び走行方向線と、前記バックェツジ面の下流端におけ
る接線とのなす角度θが、0.5゜≦θ≦10”である
ことで達成される。
沿って連続的に走行する可撓性支持体表面に、前記フロ
ントエツジ面とバックェツジ面とのスリットから塗布液
を連続的に押し出して前記支持体表面に塗布液を塗布す
るコータヘッドと、このコータヘッドの上流側および下
流側であって、前記支持体をコータヘッド側に押し付け
るべく配置された一対のサポートロールとを備えた塗布
装置において; 上流および下流サポートロールのコータヘッド側の面を
結び走行方向線と、前記バックェツジ面の下流端におけ
る接線とのなす角度θが、0.5゜≦θ≦10”である
ことで達成される。
本発明に従うと、なぜ電磁変換特性が向上するか明らか
でないけれども、前記θを小さくすることで、バックエ
ッジ面部分において、塗布液が滑らかに塗布され、もっ
て塗膜の高い平滑性が確保されるとともに、走行方向の
膜厚変動が少くなるためであると考えられる。
でないけれども、前記θを小さくすることで、バックエ
ッジ面部分において、塗布液が滑らかに塗布され、もっ
て塗膜の高い平滑性が確保されるとともに、走行方向の
膜厚変動が少くなるためであると考えられる。
以下本発明をさらに詳説する。
第2図は本発明に係るエクストルーダーコータヘッドC
Hの要部を示したもので、上流側表面にフロントエツジ
面1、下流側表面にバックェツジ面2を有し、それらの
間に塗布液ポケット部(図示せず、同図下方)に連通ず
るスリット3を有している。
Hの要部を示したもので、上流側表面にフロントエツジ
面1、下流側表面にバックェツジ面2を有し、それらの
間に塗布液ポケット部(図示せず、同図下方)に連通ず
るスリット3を有している。
一方、このコータヘッドCIに対して第1図のように、
その上流側および下流側にサポートロール4,5が配置
され、支持体6は、上流サポートロール4を通って、フ
ロントエツジ面1に接触しながらまたは接触しないでフ
ロントエツジ面1およびバックェツジ面2に沿った後、
下流サポートロール5を通って、下流へと導かれる。
その上流側および下流側にサポートロール4,5が配置
され、支持体6は、上流サポートロール4を通って、フ
ロントエツジ面1に接触しながらまたは接触しないでフ
ロントエツジ面1およびバックェツジ面2に沿った後、
下流サポートロール5を通って、下流へと導かれる。
このとき、支持体6の走行方向線りよりコータヘッドC
Hが突出しているため、逆に支持体6がフロントエツジ
面lおよびバックェツジ面2に対して押し付けられる。
Hが突出しているため、逆に支持体6がフロントエツジ
面lおよびバックェツジ面2に対して押し付けられる。
本発明においては、第1図のように、上記支持体6の走
行方向線りと、バックェツジ面2の下流端Aにおける接
線12となす角度θが(1)式の条件とされる。
行方向線りと、バックェツジ面2の下流端Aにおける接
線12となす角度θが(1)式の条件とされる。
0.5”≦θ≦10″ ・・・(1)
θが0.5’未満では、支持体6のコータへフドCHに
対する十分な押付力を得ることができず、スジ故障等を
生じ易く、またθが10°を超えると、塗膜の平滑性が
得られず、しかもシートの長さ方向の膜圧バラツキが大
きくなるためである。
θが0.5’未満では、支持体6のコータへフドCHに
対する十分な押付力を得ることができず、スジ故障等を
生じ易く、またθが10°を超えると、塗膜の平滑性が
得られず、しかもシートの長さ方向の膜圧バラツキが大
きくなるためである。
また、バックェツジ面2の下流端Aと、下流サポートロ
ール5の中心とを結ぶ間隔Sは、5〜10(1mが好ま
しい。51II未満であると、バックェツジ面の下流端
Aにおいて支持体6が急激に方向度えすることになり、
塗膜の平滑性が損われるし、100mを超えると、支持
体6の押し付は力が弱くなり、膜厚変動を招き易いため
である。
ール5の中心とを結ぶ間隔Sは、5〜10(1mが好ま
しい。51II未満であると、バックェツジ面の下流端
Aにおいて支持体6が急激に方向度えすることになり、
塗膜の平滑性が損われるし、100mを超えると、支持
体6の押し付は力が弱くなり、膜厚変動を招き易いため
である。
なお、支持体6の上流サポートロール4へノ進入方向、
ならびに下流サポートロール5を出た後の方向について
は限定されない。
ならびに下流サポートロール5を出た後の方向について
は限定されない。
上記例において、フロントエツジ面1の下流端Bにおけ
る接線2.より、バックエッジ2の一部が突出(第2図
ではほぼ上方に突出)するのが、高速塗布時、種々の故
障を防止する上で好ましい。
る接線2.より、バックエッジ2の一部が突出(第2図
ではほぼ上方に突出)するのが、高速塗布時、種々の故
障を防止する上で好ましい。
この条件は、前記!!、と、下流端Bを通りバックェツ
ジ面2を結ぶ線β、とのなす角度をα2、前記11と、
バックエッジ面2の下流端Aにおける接線12となす角
度をα、としたとき、次記(2)弐の条件としてもあら
れすことができる。
ジ面2を結ぶ線β、とのなす角度をα2、前記11と、
バックエッジ面2の下流端Aにおける接線12となす角
度をα、としたとき、次記(2)弐の条件としてもあら
れすことができる。
(It < err < 180・
・・・(2)一方、バックェツジ面2の曲率半径rは、
3〜10酎が好ましい。
・・・(2)一方、バックェツジ面2の曲率半径rは、
3〜10酎が好ましい。
本発明に係る支持体としては、ポリエステルフィルム等
のプラスチックフィルム、紙、両者の積層シート、金属
シート等を挙げることができ、可撓性材料であればその
材質は問われない。
のプラスチックフィルム、紙、両者の積層シート、金属
シート等を挙げることができ、可撓性材料であればその
材質は問われない。
次に実施例にて本発明の効果を明らかにする。
支持体として、15μmのポリエステルテレフタレート
フィルムを用い、メタル粉(BET(tlE60m”/
g)を有する3000cpsの高粘度磁性塗布液を、ウ
ェット膜厚で30μmに塗布し磁気記録媒体シートを得
た。
フィルムを用い、メタル粉(BET(tlE60m”/
g)を有する3000cpsの高粘度磁性塗布液を、ウ
ェット膜厚で30μmに塗布し磁気記録媒体シートを得
た。
この場合、上記本発明に係る塗布装置において、下流サ
ポートロール5の位置を変えることによって、上記θお
よびSを変え、電磁変換特性を調べたところ、第1表に
示す結果が得られた。
ポートロール5の位置を変えることによって、上記θお
よびSを変え、電磁変換特性を調べたところ、第1表に
示す結果が得られた。
なお、比較例2では、スジムラのため、塗布不能であっ
た。
た。
本発明に従うと塗膜の平滑性が良好であり、このためR
FoutおよびLum1S/N値が良好となると考えら
れる。また、オーディオ出力変動が少ないのは、シート
の長さ方向の膜厚変動が少いためであると考えられる。
FoutおよびLum1S/N値が良好となると考えら
れる。また、オーディオ出力変動が少ないのは、シート
の長さ方向の膜厚変動が少いためであると考えられる。
以上の通り、本発明によれば、電磁変換特性に優れた磁
気記録媒体を製造できる。
気記録媒体を製造できる。
第1図は塗布装置の全体図、第2図はそのコーティング
ヘッドの要部拡大断面図である。 ■・・・フロントエツジ面、2・・・バックェツジ面、
3・・・スリット、4.5・・・サポートロール、6・
・・支持体。
ヘッドの要部拡大断面図である。 ■・・・フロントエツジ面、2・・・バックェツジ面、
3・・・スリット、4.5・・・サポートロール、6・
・・支持体。
Claims (1)
- (1)フロントエッジ面およびバックエッジ面に沿って
連続的に走行する可撓性支持体表面に、前記フロントエ
ッジ面とバックエッジ面とのスリットから塗布液を連続
的に押し出して前記支持体表面に塗布液を塗布するコー
タヘッドと、このコータヘッドの上流側および下流側に
あって、前記支持体をコータヘッド側に押し付けるべく
配置された一対のサポートロールとを備えた塗布装置に
おいて; 上流および下流サポートロールのコータヘッド側の面を
結び走行方向線と、前記バックエッジ面の下流端におけ
る接線とのなす角度θが、0.5゜≦θ≦10゜である
ことを特徴とする磁気記録媒体用塗布液の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP449089A JP2678646B2 (ja) | 1988-01-20 | 1989-01-11 | 磁気記録媒体用塗布液の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1029088 | 1988-01-20 | ||
JP63-10290 | 1988-01-20 | ||
JP449089A JP2678646B2 (ja) | 1988-01-20 | 1989-01-11 | 磁気記録媒体用塗布液の塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01281169A true JPH01281169A (ja) | 1989-11-13 |
JP2678646B2 JP2678646B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=26338272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP449089A Expired - Fee Related JP2678646B2 (ja) | 1988-01-20 | 1989-01-11 | 磁気記録媒体用塗布液の塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678646B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227159A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-09-10 | Konica Corp | 塗布方法及びその装置 |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP449089A patent/JP2678646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227159A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-09-10 | Konica Corp | 塗布方法及びその装置 |
JP2748034B2 (ja) * | 1988-11-21 | 1998-05-06 | コニカ株式会社 | 塗布方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2678646B2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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