JPH01184072A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH01184072A
JPH01184072A JP1028888A JP1028888A JPH01184072A JP H01184072 A JPH01184072 A JP H01184072A JP 1028888 A JP1028888 A JP 1028888A JP 1028888 A JP1028888 A JP 1028888A JP H01184072 A JPH01184072 A JP H01184072A
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front edge
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JP1028888A
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Seiichi Tobisawa
誠一 飛沢
Takemasa Namiki
双木 武政
Shigehisa Kawabe
茂寿 川邉
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、押出し型塗布装置に係り、特に磁気記録媒体
を製造する際、高粘度条件下でも故障なく塗布が可能な
塗布装置に関する。
〔従来の技術〕
コーティング方式としては、ロールコート、グラビアコ
ート、エクストルージョンコート、スライドビードコー
ト、カーテンコート等種々の方式があることはよく知ら
れている。
磁気記録媒体は、支持体上に磁性塗布液を塗布すること
によって得られるが、その塗布方式としては、ロールコ
ート、グラビアコート、エクストルージョンコートが一
般的である。この中でも、エクストルージョンコートは
、均一な塗布膜厚が得られるので優れている。
一方、磁気記録媒体自体の改良が、近年、急速に進んで
いる結果、高BET値の酸化磁性粉やバリウムフェライ
ト材料の使用の指向が図られ、塗布液が高粘度化してい
る。また、高密度化に対処するために、薄膜塗布を行い
たいとの要望が高まっている。
ところで、主として磁気記録媒体の製造を目的としたエ
クストルージョンコート法における従来技術として、特
開昭57−84771号、同58−104666号、同
60−238179号公報記載のものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のエクストルージョンコート法は、確かに均一な塗
布膜厚を得ることができるけれども、良好な塗布条件が
狭い範囲でしか得ることができず、前述のような、高粘
度、薄膜塗布および高速塗布条件下では、所望の塗布を
行い得ない。
この種の塗布時で、特に薄膜塗布時(乾燥前で30μm
以下)で大きな問題となる故障は、支持体上に付着して
いる異物、塵埃あるいは塗布液中の凝集物などがバック
ェツジ面上に付着もしくは引掛って、白く塗布が抜ける
故障、細巾で部分的に膜厚が厚くなる故障、さらにフロ
ントエツジ部、特にフロントエツジ面の下流端の角部が
支持体を削り、ベースクズが付着する故障などである。
また、特に高粘度塗布液の場合には、支持体のビビリ等
による横断故障を招き易く、ノイズや出力変動ムラの結
果を招く。
上記の故障に対しては、種々の対策が講じられつつあり
、その代表例が特開昭60−238179号公報記載の
技術(以下先行技術という)である。この先行技術は、
特開昭58−104666号公報に示されたバックェツ
ジ面2′が、第2図の仮想線で示すように、特開昭58
−104666号公報のものにおいては、断面三角形状
をなしているため、異物がその山を越えることができず
、液溜め部Pに蓄積しがちであり、スジ故障の原因とな
ることに鑑み、同図実線のようにバックェツジ面2′を
滑らかにするとともに、同図のθ1およびθ2につき、
(1)“弐の条件を満すようにしたものである。
θ1く0g<180° ・・・・・・ (1)しかし、
この先行技術では、フロントエツジ面1′の下流端Bに
おいて、支持体の走行角度が急に変化する結果、支持体
とその下流端Bとの接触圧がそこに集中し、逆に下流端
Bによって支持体表面が削られてしまい、ベースクズが
塗布面に付着して故障となる頻度がきわめて高い。
他方、前記先行技術を示した第2図から推測つくように
、支持体が走行する際、その表面とフロントエツジ面1
′との間に巻き込まれるエアは、フロントエツジ面1′
の下流端Bにおいて、しごくことによって、そのエアの
塗布液中への混入を防いでいる。しかし、これでは前述
のように、ベースクズの付着を生じる。そこで、フロン
トエツジ面の下流端Bにおける接点e1よりバックェツ
ジ面の少くとも一部を突出させることによって、支持体
の当り力を、バックェツジ面に対しても分散させること
が有効であることを本発明者らは知見した。しかし、そ
の分、下流端Bと支持体との当接力か弱くなり、特に支
持体の走行速度かある程度速いと、支持体表面にある境
膜エアの流入量が多くなり、エアの塗布液中への混入を
確実に防止でキス、塗布後のシートにおいてピンホール
故障となってあられれる頻度が高い。
そこで、本発明の主たる目的は、ベース削れを防止でき
るとともに、ピンホール故障等が少くなる塗布装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、フロントエツジ面およびバックェツジ面に
沿っ−て連続的に走行する可撓性支持体表面に、前記フ
ロントエツジ面とバックェツジ面とのスリットから塗布
液を連続的に押し出して前記支持体表面に塗布液を塗布
する装置において、フロントエツジ面の終端部がフロン
トエツジ面の下流端を結ぶ直線域を有し、この直接域長
が11履以下であり、前記直接域の延長線よりバックェ
ツジ面の少くとも一部が突出していることで達成される
〔作 用〕
本発明では、第1図に示すように、フロントエツジ面l
の下流端Bにおける接線11より、バックエッジ面2の
少くとも一部が突出しているので、支持体表面にフロン
トエツジ面1の下流端Bが当る力は、バックェツジ面2
の表面に塗布液を介して分散される結果、支持体表面が
下流端Bによって削られることが少く、もってベースク
ズによる故障を大巾に低減できる。
また、直線域1aを有するので、支持体が走行するとき
、導入面1bから直線域1aとの境界縁Cにおいて、支
持体が強く当るので、その境界縁において支持体がしご
かれるようになり、境膜工アの巻き込みが防止される。
これによってピンホール故障が少くなる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
第1図は本発明に係るエクストルーダーの要部を示した
もので、上流側表面にフロントエツジ面l、下流側表面
にバックェツジ面2を有し、それらの間に塗布液ポケッ
ト部4 (第2図参照)に連通ずるスリット3を有して
いる。
本発明においては、フロントエツジ面の導入面lbは、
曲面でもよいが、好ましくは平面とされ、その終端の境
界縁Cとフロントエツジ面lの下流端Bとの間において
、直線域1aが形成され、その直線域長しが1n以下と
される。また、下流端Bを通る直線域1aの延長線!、
より、バックェツジ2の一部が突出(第1図ではほぼ上
方に突出)するようにしたものである。ただし、導入面
1bの延長線よりは突出しないことは当然である。
ここで、その延長線11が、バックェツジ面2の終端に
おける接線12となる角度α1は、10゜以下が望まし
い。
一方、バックェツジ面2の曲率半径rは、3〜10龍が
好ましい。
導入面1bと延長線1bとのなす角度α2は、30°〜
80°が好ましい。
支持体は、矢印で示すように、フロントエツジ面1tz
に沿ってせり上り境界縁Cにおいて向きを変えながら下
流端Bを通って、スリット3および液溜り部分5を越え
て、バックェツジ面2の塗布液層要分上方をめぐりなが
ら右方へ抜けて行く。
なお、Lが111を超えると、塗布液の圧力によって支
持体が境界縁Cから浮きがちとなり、境膜エアの混入の
虞れが生じる。
本発明に係る支持体としては、ポリエステルフィルム等
のプラスチックフィルム、紙、両者の積層シート、金属
シート等を挙げることができ、可撓性材料であればその
材質は問われない。
塗布液としては、磁性塗布液、特に1000cps(B
型粘度計にて60回転、1分後の測定値)以上の磁性塗
布液を対象とする場合に本発明の効果が顕著にあられれ
るけれども、写真感光性塗布液等を対象するものであっ
てもよい。
〔実施例〕
次に実施例にて本発明の効果を明らかにする。
支持体として、15μmのポリエステルテレフタレート
フィルムを用い、メタル粉(BET値60り?/g)を
有する4000cpsの高粘度磁性塗布液を、ウェット
膜厚で10μmに塗布し磁気記録媒体シートを得た。
この場合、上記本発明に係る塗布装置と、先行技術に係
る塗布装置との2基を用意し、塗布速度を変えながら塗
布性を調べたところ、第1表に示す結果が得られた。
なお、塗布はそれぞれ10000 m行い、ピンホール
、スジ故障のベースクズ付着故障とについて全長当りの
個数を計数することによって塗布性の評価とした。
第  1  表 *塗布速度が速いため、塗布が不可能であった。
上記によれば、本発明装置によると、塗布速度が速くな
い条件下で、高粘度および超薄膜であっても、ピンホー
ル、スジ故障が少いばかりでなく、ベースクズ付着頻度
が先行技術に係る装置に比較して大巾に低減することが
判る。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、ピンホール、スジおよび
ベースクズ付着故障の発生を低減でき、薄膜・高粘度塗
布を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部断面図、第2図は従来例の塗
布装置の全体を示す断面図である。 1・・・フロントエツジ面、la・・・直線域、1b・
・・導入面、2・・・バックエッジ面、3・・・スリッ
ト、B・・・フロントエツジ面の下流端、C・・・境界
縁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フロントエッジ面およびバックエッジ面に沿って
    連続的に走行する可撓性支持体表面に、前記フロントエ
    ッジ面とバックエッジ面とのスリットから塗布液を連続
    的に押し出して前記支持体表面に塗布液を塗布する装置
    において、 フロントエッジ面の終端部がフロントエッジ面の下流端
    を結ぶ直線域を有し、この直線域長が1mm以下であり
    、前記直接域の延長線よりバックエッジ面の少くとも一
    部が突出していることを特徴とする塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384162A (en) * 1991-10-18 1995-01-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for simultaneously applying a multi-layered coating at high speeds

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138036A (ja) * 1974-04-22 1975-11-04
JPS5784771A (en) * 1980-11-13 1982-05-27 Fuji Photo Film Co Ltd Coater

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