JPH01280685A

JPH01280685A - 海水を利用した発電方法

Info

Publication number: JPH01280685A
Application number: JP63110769A
Authority: JP
Inventors: Naoyuki Tanaka; 田中　尚行
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-05-07
Filing date: 1988-05-07
Publication date: 1989-11-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、海水を利用した発電方法に関するものであ
る。

（従来の技術）従来、電力は、水力発電、火力発電そして原子力発電に
より得ている。

そして、水力による発電は、山間部にダムを建設し、該
ダムに溜めた水を落下させ落差により発電機を回して電
力を得ている。

しかし、この方法も雨量等や自然現象との関係により一
定の電力を確実に得ることはできず、また、遠距離を送
電する場合、かなりの電力ロスが生じており不経済であ
った。

また、海水を利用して発電する方法も種々存在しており
、潮の満潮・干潮の差を利用して発電するものや潮流を
利用して発電するもの等が存在するが、何れにしてもそ
の特定の海域に設置しなければならず、遠距離を送電す
るには電力ロスがあり、また１送電設備費も草大となり
思わしいものではなかった。

（発明が解決しようとする問題点）そこでこの発明は、これら上記の欠点を除去し、近海の
無限の海水を利用でき、送電にロスのない海水を利用し
た発電方法を提供するものである。

〔発明の構成］（問題点を解決するための手段）以下、この発明の一実施例を図面に従って説明すると、
海中に筒体（１）を設け、該筒体（１）の中途に、一ま
たは複数基の発電機（２）を臨ませて設け、前記筒体（
１）の末端および付近には、複数個のタンク（３）を設
け、これら各タンク（３）には、内部に流入した海水を
排除する排除装置（４）を設けたものより構成される。

尚、筒体（１）は、少なくとも１００ｍぐらいは必要で
あり、その口縁部は、海水を集水し易いようにテーパ状
に拡げており、該開口縁は海面より上下するよう昇降装
置（５）を設け、流入量を調整可能としている。

また、筒体（１）内を落下する海水は、−のタンクが充
填されればタンクの入口が閉じ、順次、次のタンクの入
口が開いて流入されるよう構成し、各タンク（３）には
気密を避ける空気抜き（６）を設ける必要があり、また
、タンク（３）は、筒体より連続的に落下する海水の流
入量を賄えるだけの容量を必要とし、また、気圧との関
係で大型のタンクが形成できない場合には図面に示すよ
う４個等、複数個のタンクに分散させて流入させる必要
がある。

そして、各タンクには、順次それぞれのタンク（３）か
充填されている間に、内部に充填された海水をコンプレ
ッサー等の排除装置（４）を用いて外部に排除し、常に
空のタンク（３）を用意しておく必要がある。

また、発電機（２）の数は、必要に応して取りつければ
よい。

また、電力の必要に応じて第２図に示すように、４基設
けたように複数基もうけてもよい。

（発明の効果〕この発明によると、海水の水面より筒体内に落下する潅
水によって発電機を回転させて電力を得るものであり、
電力を必要とする地域の近隣の海面に設置すれば、電力
を得るため送電にロスがなく、また、海水は永遠に尽き
ることがなく、安定した電力を得ることが出来る等極め
て有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す一部欠截側面図、
第２図は、この発明の他の実施例を示す平面図である。１・・・筒体、２・・・発電機、３・・・タンク、４・
・・排除装置、５・・・昇降装置、６・・・空気抜き、

Claims

【特許請求の範囲】［１］海中に筒体（１）を設け、該筒体（１）の中途に
、一または複数基の発電機（２）を臨ませて設け、前記
筒体（１）の末端および付近には、複数個のタンク（３
）を設け、これら各タンク（３）には、内部に流入した
海水を排除する排除装置（４）を設けたことを特徴とす
る海水を利用した発電方法。［２］筒体（１）の口縁部をテーパ状に形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の海水を利用した
発電方法。