JPH0128022B2 - - Google Patents

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JPH0128022B2
JPH0128022B2 JP2570880A JP2570880A JPH0128022B2 JP H0128022 B2 JPH0128022 B2 JP H0128022B2 JP 2570880 A JP2570880 A JP 2570880A JP 2570880 A JP2570880 A JP 2570880A JP H0128022 B2 JPH0128022 B2 JP H0128022B2
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JP
Japan
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tetrazole
thio
methyl
thiopropyl
phenyl
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JP2570880A
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English (en)
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JPS56122365A (en
Inventor
Minoru Uchida
Takao Nishi
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to PH25282A priority patent/PH17406A/en
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Priority to ES510403A priority patent/ES8307228A1/es
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Priority to ES520898A priority patent/ES520898A0/es
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なテトラゾール誘導体、さらに
詳しくは、一般式 〔式中、Aは低級アルキレン基、R1は低級ア
ルキル基、シクロアルキル基、またはフエニル
基、R2は低級アルキル基、シクロアルキル基、
フエニル基、ピリジル基、または式
【式】 (式中、EおよびBは窒素原子または−CH=、
R3は低級アルキル基、シクロアルキル基または
フエニル基)で示される基を示す〕 で表わされるテトラゾール誘導体に関する。 本発明の化合物は、抗潰瘍作用を有し、抗潰瘍
剤として有用である。 本明細書において低級アルキル基としては、例
えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、tert―ブチル、ペンチル、ヘキシル基な
どが挙げられる。シクロアルキル基としては、例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロ
オクチル基などが挙げられる。さらに低級アルキ
レン基としては、例えばメチレン、エチレン、ト
リメチレン、2―メチルトリメチレン、2,2―
ジメチルトリメチレン、1―メチルトリメチレ
ン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン基などが挙げられる。 本発明の代表的な化合物としては、例えば以下
のものを挙げることができる。 1―メチル―5―(3―フエニルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―エチル―5―(3―フエニルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―イソプロピル―5―(3―フエニルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―ヘキシル―5―(3―フエニルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(4―フエニルチオブチル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(2―フエニルチオエチル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(6―フエニルチオヘキシ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―フエニルチオ―2―メ
チルプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、 1―シクロヘキシル―5―(3―フエニルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロオクチル―5―(3―フエニルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロプロピル―5―(3―フエニルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロヘキシル―5―(3―フエニルチオ
―2―メチルプロピル)チオ―1,2,3,4―
テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―(4―フエニルチオ
ブチル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―(2―フエニルチオ
エチル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―(フエニルチオメチル)チ
オ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―(3―フエニルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―(4―フエニルチオブチ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―(3―フエニルチオ―2―
メチルプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、 1―メチル―5―(3―メチルチオプロピル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―エチル―5―(3―エチルチオプロピル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―エチルチオプロピル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―イソプロピルチオプロ
ピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―ヘキシルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―tert―ブチル―5―(3―tert―ブチルチ
オプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―(4―エチルチオブチル)チ
オ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―エチル―5―(2―エチルチオエチル)チ
オ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―エチルチオ―2―メチ
ルブチル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―フエニル―5―(3―エチルチオプロピル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―(3―エチルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロペンチル―5―(3―ブチルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―シクロヘキシルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―エチル―5―(3―シクロヘキシルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―シクロオクチルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―シクロプロピルチオプ
ロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―tert―ブチル―5―(3―シクロヘキシル
チオプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、 1―エチル―5―(2―シクロヘキシルチオエ
チル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(4―シクロヘキシルチオブ
チル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(3―シクロヘキシルチオ―
2―メチルプロピル)チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、 1―シクロヘキシル―5―(3―シクロヘキシ
ルチオプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、 1―シクロオクチル―5―(3―シクロヘキシ
ルチオプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、 1―フエニル―5―(3―シクロヘキシルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプロ
ピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―フエニル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプロ
ピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―シクロヘキシル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロプル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―〔4―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオブチ
ル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプロ
ピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―フエニル―5―〔3―(1―シクロヘキシ
ル―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)
チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―メチル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―フエニ
ル―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)
チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―シクロ
ヘキシル―1,2,3,4―テトラゾール―5―
イル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔2―(1―シクロ
ヘキシル―1,2,3,4―テトラゾール―5―
イル)チオエチル〕チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール、 1―メチル―5―〔6―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオヘキ
シル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―エチル―5―〔3―(1―エチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプロ
ピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―tert―ブチル―5―〔3―(1―tert―ブ
チル―1,2,3,4―テトラゾール―5―イ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール、 1―シクロプロピル―5―〔3―(1―シクロ
プロピル―1,2,3,4―テトラゾール―5―
イル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、 1―シクロオクチル―5―〔3―(1―シクロ
オクチル―1,2,3,4―テトラゾール―5―
イル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―イミダ
ゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―1,
2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―フエニル―イミ
ダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―1,
2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―シクロヘキシル
―イミダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ
―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―メチル
―イミダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ
―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―フエニ
ル―イミダゾール―2―イル)チオプロピル〕チ
オ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―シクロ
ヘキシル―イミダゾール―2―イル)チオプロピ
ル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―メチル―イミ
ダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―1,
2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル―イ
ミダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―
1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―シクロヘキシ
ル―2―イル)チオプロピル〕チオ―1,2,
3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,4―トリアゾール―5―イル)チオプロピ
ル〕チオ1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―フエニル―1,
2,4―トリアゾール―5―イル)チオプロピ
ル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔3―(1―シクロヘキシル
―1,2,4―トリアゾール―5―イル)チオプ
ロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,4―トリアゾール―5―イル)チオプロピ
ル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル―
1,2,4―トリアゾール―5―イル)チオプロ
ピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(1―シクロヘキシ
ル―1,2,4―トリアゾール―5―イル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―メチル
―1,2,4―トリアゾール―5―イル)チオプ
ロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―フエニ
ル―1,2,4―トリアゾール―5―イル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(1―シクロ
ヘキシル―1,2,4―トリアゾール―5―イ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール、 1―メチル―5―〔3―(2―ピリジル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―〔3―(3―ピリジル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―〔3―(4―ピリジル)チオ
プロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(2―ピリジ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール、 1―シクロヘキシル―5―〔3―(4―ピリジ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール、 1―フエニル―5―〔3―(2―ピリジル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―フエニル―5―〔3―(3―ピリジル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、 1―メチル―5―〔4―(2―ピリジル)チオ
ブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―〔2―(2―ピリジル)チオ
エチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 1―メチル―5―(2―ピリジルチオメチル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール、 本発明の化合物は、例えばつぎの反応式―に
示す方法により製造できる。 〔式中、R1,R2およびAは前記に同じ。Xお
よびX′はハロゲン原子を示す〕 反応式―において公知の一般式(2)で表わされ
る化合物と公知の一般式(3)で表わされる化合物と
の反応は、脱ハロゲン化水素反応の条件下に反応
させることによつて行なわれる。この反応は、通
常ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムなどのアル
カリ金属ヨウ化物の存在下、脱ハロゲン化水素剤
を用いて有利に行なうことができる。 化合物(3)の使用量は、適宜選択でき、通常は化
合物(2)に対して少なくとも等モル量程度、好まし
くは等モル〜2倍モル量が用いられる。 なお、上記反応で化合物(2)を化合物(3)に対して
倍量以上、すなわち化合物(3)1モルに対して化合
物(2)を少なくとも2モル、好ましくは2〜4モル
用いることにより、下記一般式(1a)で示され
る本発明の化合物が一挙にえられる。 〔式中、R1およびAは前記に同じ〕 脱ハロゲン化水素剤としては、種々の塩基性化
合物が用いられ、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無機
塩基、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、トリエチルアミン、ピリジン、N,N―ジメ
チルアニリンなどの第3級アミンなどの有機塩基
を挙げることができる。 上記反応は、無溶媒でもあるいは、溶媒の存在
下でも行うことができる。溶媒を使用する場合
は、広く反応に悪影響を与えないものであれば任
意に使用でき、例えばメタノール、エタノール、
プロパノールなどの低級アルコール類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エ
チレングリコールモノメチルエーテルなどのエー
テル類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン
などのケトン類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチル、リン酸トリアミ
ドなどが挙げられる。 該反応は、通常室温〜200℃、好ましくは50〜
150℃にて、30分間〜6時間程度で有利に実施で
きる。 化合物(4)と公知の化合物(5)との反応は、前述し
た化合物(2)と化合物(3)との反応と同様の反応条件
を採用できる。 前記反応式―においては、下記反応式―に
示すように、化合物(4)と化合物(5)のハロゲン原子
およびメルカプト基を逆にした化合物を反応させ
ても、同様に本発明化合物が製造できる。 〔式中、R1,AおよびXは前記に同じ。R4
低級アルキル基またはシクロアルキル基を示す〕 上記反応式―における化合物(2)と公知の化合
物(6)との反応および化合物(7)と公知の化合物(8)と
の反応は、前述した反応式―における化合物(2)
と化合物(3)との反応および化合物(4)と化合物(5)と
の反応と同様の反応条件を採用できる。 さらに本発明の化合物は下記反応式―に示す
方法によつても製造できる。 〔式中、R1,R2,AおよびXは前記に同じ〕 上記反応式―における化合物(2)と化合物(9)と
の反応式は、前述した反応式―の化合物(2)と化
合物(3)との反応と同様の反応条件を採用できる。 出発原料の化合物(9)は、公知化合物であり、ま
た一部新規化合物を包含するが、例えば、下記反
応式―に示す方法によつて製造できる。 反応式― R2SH+X―A―X′→R2S―A―X (5) (3) (9) 〔式中、R2,A,XおよびX′は前記に同じ〕 この化合物(5)と化合物(3)との反応は前述した化
合物(2)と化合物(3)との反応と同様の反応条件を採
用できる。 上記の方法で製造される本発明の化合物は、通
常の分離手段、例えば蒸留法、再結晶法、カラム
クロマトグラフイ、溶媒抽出法などにより容易に
反応系より、単離、精製できる。 本発明化合物は抗潰瘍剤として有用であり、通
常、一般的な医薬製剤の形態で用いられる。製剤
は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿
剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤などの稀釈剤あ
るいは賦形剤を用いて調製される。このの医薬製
剤としては各種の形態が治療目的に応じて選択で
き、その代表的なものとして錠剤、丸剤、散剤、
液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐
剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)などが挙げられ
る。錠剤の形態に成形するに際しては、担体とし
てこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例
えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿
素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶
セルロース、ケイ酸などの賦形剤、水、エタノー
ル、プロパノール、単シロツプ、ブドウ糖液、デ
ンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセル
ロース、セラツク、メチルセルロース、リン酸カ
リウム、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、乾
燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン
末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カ
ルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリ
ン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖などの崩壊
剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加
油などの崩壊抑制剤、第四級アンモニウム塩基、
ラウリル硫酸ナトリウムなどの吸収促進剤、グリ
セリン、デンプンなどの保湿剤、デンプン、乳
糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸
などの吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホ
ウ酸末、ポリエチレングリコールなどの滑沢剤な
どが例示できる。さらに錠剤は必要に応じ通常の
剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包
錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング錠あるいは
二重錠、多層錠とすることができる。丸剤の形態
に成形するに際しては、担体としてこの分野で従
来公知のものを広く使用でき、例えば、ブドウ
糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カ
オリン、タルクなどの賦形剤、アラビアゴム末、
トラガント末、ゼラチン、エタノールなどの結合
剤、ラミナラン、カンテンなどの崩壊剤などが例
示できる。坐剤の形態に成形するに際しては、担
体として従来公知のものを広く使用でき、例えば
ポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコ
ールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセライ
ドなどを挙げることができる。注射剤として調製
される場合には、液剤および懸濁剤は殺菌され、
かつ血液と等張であるのが好ましく、これら液
剤、乳剤および懸濁剤の形態に成形するのに際し
ては、稀釈剤としてこの分野において慣用されて
いるものをすべて使用でき、例えば水、エチルア
ルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イ
ソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステ
アリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル類などを挙げることができる。
なお、この場合等張性の溶液を調製するに充分な
量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを抗潰瘍
剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助
剤、緩衝剤、無痛化剤などを、更に必要に応じて
着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤などや他
の医薬品を該治療剤中に含有せしめてもよい。 本発明の抗潰瘍剤中に含有されるべき本発明の
化合物の量はとくに限定されず広範囲に選択され
るが、通常全組成物中1〜70重量%、好ましくは
5〜50重量%である。 本発明の抗潰瘍剤の投与方法にはとくに制限は
なく、各種製剤形態、患者の年令、性別その他の
条件、疾患の程度などに応じた方法で投与され
る。例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆
粒剤およびカプセル剤の場合には経口投与され
る。また注射剤の場合には単独であるいはブドウ
糖、アミノ酸などの通常の補液と混合して静脈内
投与され、さらには必要に応じて単独で筋肉内、
皮内、皮下もしくは腹腔内投与される。坐剤の場
合には直腸内投与される。 本発明の抗潰瘍剤の投与量は用法、患者の年
令、性別その他の条件、疾患の程度などにより適
宜選択されるが、通常本発明化合物の量は1日当
り体重1Kg当り0.6〜50mgとするのがよい。また、
投与単位形態中に有効成分を10〜1000mg含有せし
めるのがよい。 薬理試験 一般式(1)で表わされる化合物の薬理活性を、胃
液分泌抑制作用を検定する最も一般的な試験法で
あるシエイ・ラツトの幽門結紮法に従つて試験し
た。この試験には体重170g前後のウイスター系
雄性ラツトを使用した。該ラツトを24時間絶食さ
せ、幽門結紮30分前に試験されるべき化合物100
mg/Kgを皮下投与し、結紮4時間後に胃液量、総
酸度およびペプシン活性を測定した。生理食塩水
投与群を0として抑制率を%で求めた。その結果
を下記第1表に示す。 なお、表中における抑制率(%)の評価は下記
のとおりである。 +:10〜50%未満 ++:50%以上 (供試化合物No.) 1 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプ
ロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール 2 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール 3 1―メチル―5―(3―シクロヘキシルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
【表】 参考例 1 1―メチル―5―メルカプト―1,2,3,4
―テトラゾール4.6gと1―ブロム―3―クロル
プロパン9.4gとをアセトン100mlに溶解する。こ
れに炭酸カリウム6.8gを加えて、3時間還流す
る。アセトンを留去し、残渣に水を加えてクロロ
ホルムで抽出する。クロロホルム溶液を飽和食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。クロ
ロホルムを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイ(ワコウゲルC―200)で精製する。
ベンゼン―エーテル(5:1)で溶出して1―メ
チル―5―(3―クロルプロピル)チオ―1,
2,3,4―テトラゾール8.5gを得る。無色液
体n14 D=1.5396 参考例 2 参考例1と同様にして、1―シクロヘキシル―
5―(3―クロルプロピル)チオ―1,2,3,
4―テトラゾールを得る。無色液体、n14 D
1.5387 実施例 1 1―メチル―5―(3―クロルプロピル)チオ
―1,2,3,4―テトラゾール1.9gとチオフ
エノール1.1gをアセトン50mlに溶解する。これ
に炭酸カリウム1.5gとヨウ化カリウム0.1gを加
えて、3時間還流を行なう。アセトンを留去後、
残渣に水を加えてエーテルで抽出する。エーテル
溶液を希水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥する。エーテ
ルを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイ(メルク社製キーゼルゲル60)で精製す
る。 ベンゼン―クロロホルム(3:2)で溶出して
無色液体の1―メチル―5―(3―フエニルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール
2.5gを得る。n18 D=1.6008 元素分析値:C11H14N4S2 計算値(%):C,49.60;H 5.30;N,21.03 実測値(%):C,49.34;H,5.12;N,20.85 実施例 2〜10 実施例1と同様にして下記の化合物を得る。 (2) 1―メチル―5―(3―シクロヘキシルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色液体、n18 D=1.5433 (3) 1―メチル―5―〔3―(2―ピリジル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、淡黄色液体、n18 D=1.6022 (4) 1―シクロヘキシル―5―(3―エチルチオ
プロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色液体、n14 D=1.5433 (5) 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプ
ロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色プリズム状晶(再結晶溶媒:エタノー
ル)、融点141.5〜143.5℃ (6) 1―メチル―5―〔4―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオブ
チル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、
無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール)、融点
122〜123℃ (7) 1―フエニル―5―〔4―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール―ク
ロロホルム)、融点127〜128.5℃ (8) 1―メチル―5―〔3―(1―シクロヘキシ
ル―1,2,3,4―テトラゾール―5―イ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、淡黄色液体、n18 D=1.5653 (9) 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色針状晶(メタノール―クロロホルム
より再結晶)、融点81〜82℃ (10) 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―イミ
ダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―
1,2,3,4―テトラゾール、無色針状晶
(再結晶溶媒:エーテル)、融点59.5〜60.5℃ 実施例 11 1―メチル―5―メルカプト―1,2,3,4
―テトラゾール4.6gと1,3―ジブロムプロパ
ン4gとをアセトン50mlに溶解する。これに炭酸
カリウム5.5gを加えて3時間還流を行なう。ア
セトンを留去後、残渣に水を加えて、析出結晶を
取する。エタノールから再結晶して、無色プリ
ズム状晶の1―メチル―5―〔3―(1―メチル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル3.6gを得る。融点141.5〜143.5℃ 元素分析:C7H12N8S2 計算値(%):C,30.87;H,4.44;N,41.14 実測値(%):C,30.68;H,4.37;N,41.32 実施例 12〜14 実施例11と同様にして、下記の化合物を得る。 (11) 1―メチル―5―〔4―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオブ
チル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール、
無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール)、融点
122〜123℃ (12) 1―フエニル―5―〔4―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール―ク
ロロホルム)、融点127〜128.5℃ (14) 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)
チオブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール―
クロロホルム)、融点127〜128.5℃ 実施例 15 1―メチル―5―(3―メルカプトプロピル)
チオ―1,2,3,4―テトラゾール1.9gを1
規定水酸化ナトリウム水溶液30mlに溶解する。こ
れに氷冷撹拌下、シクロヘキシルブロマイド2.0
gのアセトン20ml溶液を滴下する。滴下後、室温
で3時間撹拌する。アセトンを留去し、残渣に水
を加え、エーテルで抽出する。エーテル溶液を希
水酸化ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥する。エーテルを留去
し、残留物をカラムクロマトグラフイ(メルク社
製キーゼルゲル60)で精製する。n―ヘキサン−
エーテル(4:1)で溶出して、1―メチル―5
―(3―シクロヘキシルチオプロピル)チオ―
1,2,3,4―テトラゾール1.5gを得る。無
色液体、n18 D=1.5433 実施例 16 実施例15と同様にして1―シクロヘキシル―5
―(3―エチルチオプロピル)チオ―1,2,
3,4―テトラゾールを得る。無色液体、n14 D
1.5433 実施例 17 1―メチル―5―メルカプト―1,2,3,4
―テトラゾール1.2gをアセトン50mlに溶解する。
これに3―ブロムプロピルフエニルスルフイド
2.5gと炭酸カリウム1.5gとを加えて4時間還流
を行なう。アセトンを留去し、残渣に水を加えて
クロロホルムで抽出する。クロロホルム溶液を飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥す
る。クロロホルムを留去し、残留物をカラムクロ
マトグラフイ(メルク社製キーゼルゲル60)で精
製する。ベンゼン―クロロホルム(3:2)で溶
出して、無色液体の1―メチル―5―(3―フエ
ニルチオプロピル)チオ―1,2,3,4―テト
ラゾール1.8gを得る。n18 D=1.6008 実施例 18〜26 実施例17と同様にして下記の化合物を得る。 (18) 1―メチル―5―(3―シクロヘキシルチ
オプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色液体、n18 D=1.5433 (19) 1―フエニル―5―〔4―(1―フエニル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)
チオブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール―
クロロホルム)、融点127〜128.5℃ (20) 1―メチル―5―〔3―(1―シクロヘキ
シル―1,2,3,4―テトラゾール―5―イ
ル)チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テ
トラゾール、淡黄色液体、n18 D=1.5653 (21) 1―フエニル―5―〔3―(1―フエニル
―1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)
チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、無色針状晶(再結晶溶媒:メタノール
―クロロホルム)、融点81〜82℃ (22) 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―イ
ミダゾール―2―イル)チオプロピル〕チオ―
1,2,3,4―テトラゾール、無色針状晶
(再結晶溶媒:エーテル)、融点59.5〜60.5℃ (23) 1―メチル―5―〔3―(2―ピリジル)
チオプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、淡黄色液体、n18 D=1.6022 (24) 1―シクロヘキシル―5―(3―エチルチ
オプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色液体、n14 D=1.5433 (25) 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色プリズム状晶(再結晶溶媒:エタノ
ール)、融点141.5〜143.5℃ (26) 1―メチル―5―〔4―(1―メチル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル、無色針状晶(再結晶溶媒:エタノール)、
融点122〜123℃ 実施例 27〜34 実施例1と同様にして下記の化合物を得る。 (27) 1―メチル―5―{2―(2―ピリジル)
チオエチル}チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色プリズム状晶(エタノール)、融点
77〜79.5℃ (28) 1―メチル―5―{4―(2―ピリジル)
チオブチル}チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、淡黄色プリズム状晶(エタノール―水)、
融点49〜51.5℃ (29) 1―メチル―5―{6―(2―ピリジル)
チオヘキシル}チオ―1,2,3,4―テトラ
ゾール、無色プリズム状晶(エタノール)、融
点58〜60℃ (30) 1―メチル―5―(3―ブチルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール、黄
色液体、n29 D=1.5192 (31) 1―メチル―5―(3―シクロペンチルチ
オプロピル)チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、淡黄色液体、n29 D=1.5469 (32) 1―シクロヘキシル―5―{3―(1―シ
クロヘキシル―1,2,3,4―テトラゾール
―5―イル)チオプロピル}チオ―1,2,
3,4―テトラゾール、淡黄色粒状晶(エーテ
ル―エタノール)、融点88.5〜89.5℃ (33) 1―メチル―5―{3―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オプロピル}チオ―1,2,3,4―テトラゾ
ール、無色プリズム状晶(エタノール―リグロ
イン)、融点89〜90.5℃ (34) 1―メチル―5―{2―メチル―3―(1
―メチル―1,2,3,4―テトラゾール―5
―イル)チオプロピル}チオ―1,2,3,4
―テトラゾール、無色プリズム状晶(エタノー
ル)、融点87〜89.5℃ 製剤例 1 1―メチル―5―〔3―(1―メチル―1,
2,3,4―テトラゾール―5―イル)チオプ
ロピル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾール
150g アビセル(商標名、旭化成(株)製) 40g コーンスターチ 30g ステアリン酸マグネシウム 2g ヒドロキシプロピルメチルセルロース 10g ポリエチレングリコール―6000 3g ヒマシ油 40g メタノール 40g 本発明化合物、アビゼル、コーンスターチおよ
びステアリン酸マグネシウムを混合研磨後、糖衣
R10mmのキネで打錠する。得られた錠剤をヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ポリエチレング
リコール―6000、ヒマシ油およびメタノールから
なるフイルムコーテイング剤で被覆を行ないフイ
ルムコーテイング錠を製造する。 製剤例 2 1―フエニル―5―〔4―(1―フエニル―
1,2,3,4―テトラゾール―5―イル)チ
オブチル〕チオ―1,2,3,4―テトラゾー
ル 150g クエン酸 1.0g ラクトース 33.5g リン酸二カルシウム 70.0g プルロニツクF―68 30.0g ラウリル硫酸ナトリウム 15.0g ポリビニルピロリドン 15.0g ポリエチレングリコール(カルボワツクス
1500) 4.5g ポリエチレングリコール(カルボワツクス
6000) 45.0g コーンスターチ 30.0g 乾燥ラウリル硫酸ナトリウム 3.0g 乾燥ステアリン酸マグネシウム 3.0g エタノール 適量 本発明化合物、クエン酸、ラクトース、リン酸
二カルシウム、プルロニツクF―68およびラウリ
ル硫酸ナトリウムを混合する。 上記混合物をNo.60スクリーンでふるい、ポリビ
ニルピロリドン、カルボワツクス1500および6000
を含むアルコール性溶液で湿式粒状化する。必要
に応じてアルコールを添加して粉末をペースト状
塊にする。コーンスターチを添加し、均一な粒子
が形成されるまで混合を続ける。 No.10スクリーンを通過させ、トレイに入れ100
℃のオーブンで12〜14時間乾燥する。乾燥粒子を
No.16スクリーンでふるい、乾燥ラウリル硫酸ナト
リウムおよび乾燥ステアリン酸マグネシウムを加
え混合し、打錠機で所望の形状に圧縮する。 上記の芯部をワニスで処理し、タルクを散布し
湿気の吸収を防止する。芯部の周囲に下塗り層を
被覆する。内服用のために十分な回数ワニス被覆
を行う。錠剤を完全に丸くかつ滑かにするために
さらに下塗層および平滑被覆が適用される。所望
の色合が得られるまで着色被覆を行う。乾燥後、
被覆錠剤を磨いて均一な光沢の錠剤にする。 製剤例 3 1―メチル―5―〔3―フエニルチオプロピ
ル)チオ―1,2,3,4―テトラゾール 5g ポリエチレングリコール(分子量:4000)
0.3g 塩化ナトリウム 0.9g ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート
0.4g メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1g メチル―パラベン 0.18g プロピル―パラベン 0.02g 注射用蒸留水 10.0ml 上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウムおよ
び塩化ナトリウムを撹拌しながら80℃で上記の約
半量の蒸留水に溶解する。得られた溶液を40℃ま
で冷却し、本発明化合物、つぎにポリエチレング
リコールおよびポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレートをその溶液中に溶解した。次にその溶
液に注射用蒸留水を加えて最終の容量に調製し、
適当なフイルターペーパーを用いて滅菌過する
ことにより滅菌して、注射剤を調製する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Aは低級アルキレン基、R1は低級ア
    ルキル基、シクロアルキル基、またはフエニル
    基、R2は低級アルキル基、シクロアルキル基、
    フエニル基、ピリジル基、または式【式】 (式中、EおよびBは、窒素原子または−CH=、
    R3は低級アルキル基、シクロアルキル基または
    フエニル基)で示される基を示す〕 で表わされるテトラゾール誘導体。
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