JPH01280181A - 建物の移送方法 - Google Patents

建物の移送方法

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JPH01280181A
JPH01280181A JP11117388A JP11117388A JPH01280181A JP H01280181 A JPH01280181 A JP H01280181A JP 11117388 A JP11117388 A JP 11117388A JP 11117388 A JP11117388 A JP 11117388A JP H01280181 A JPH01280181 A JP H01280181A
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JP
Japan
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building
steel material
transporting
frame
foundation
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Seiji Sakai
坂井 誠治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、既存の建物を分解することなく移動させる建
物の移送方法に関するものである。
(従来の技術) −Sに、建物を別の場所に移転しようとする場合には、
建物を崩して移転場所に新しく建てる必要がある。また
建物が分解可能な場合には、−旦分解したのち、移転場
所で組み立てるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の方法だと、解体及び組み立てを必要とす
るために工期が長く、コスト高になるという問題がある
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、建物を取り壊したり分解したす
せずに、そのまま移送でき、しかも移送中は建物の強度
を向上させて衝撃等で不用意に壊れないようにした建物
の移送方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、建物Aを基礎B
から切り離すと共に、建物への下部外周に沿って補強用
鋼材1を枠型にして建物と一体的に組み、次に昇降手段
2によって建物Aを地面Gから浮かせて建物Aの下に運
搬手段3を位置させ、次に昇降手段2によって建物へを
降下させて運搬手段3の上に建物Aを載置し、運搬手段
3によって建物Aを移送することを特徴とする建物の移
送方法を採用した。
(作 用) 上記構成によると、建物を基礎から切り離すと共に、建
物の下部外周に沿って補強用鋼材を枠型にして建物と一
体的に組んだので、枠組された補強用鋼材によって建物
下部の強度を向上させることができ、建物の移送に伴う
振動や衝撃に耐えることができる。次に、昇降手段によ
って建物を地面から浮かせて建物の下に運搬手段を位置
させ、次に昇降手段によって建物を降下させて運搬手段
の上に建物を載置するので、運搬手段までの移動は、建
物を僅かに上下させるだけで済み、移動の際に生じる衝
撃は少なくなる。
(実 施 例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。
第1図は建物Aを示しており、実線で示す骨組aに壁材
すおよび天井材Cを取り付けて構成されている。なお、
移送の対象となる建物Aは、木造、鉄骨、鉄筋コンクリ
ート構造など構造の如何は問わない。
第2図は第1工程を示しており、建物Aを基礎(図示せ
ず)から切り離すと共に、建物への下部に補強用鋼材1
.la、lbを建物と一体的に組む作業を行い、鋼材l
同士は剛結合にして枠型を形成する。
補強用鋼材は、所望の強度を有するものであれば、鉄材
、アルミ材など、材質の如何は問わない。
1は建物の下部に一体的に組付けるチャンネル型の補強
用鋼材であって、第2図(a)に示すように建物1の外
周に沿って枠型に組んでいる。
なお、図示のように大きな建物の場合には、鋼材1を2
段以上に重ね合わせて充分の強度をもたせ、建物Aをジ
ヤツキで持ち上げる場合にはこの部分に押し当てるよう
にする。図示の例では、鋼材1の重ね合わせ個所は、一
部の枠材に限っているが、全ての枠材に設けても良いの
は勿論のことである。
laは棒状の斜め鋼材であって、第2図Cb>に示すよ
うに建物Aの外周壁面に建物Aの骨組aにトラス構造と
なるように組付けている。なお、鋼材1aの下端は上記
鋼材1に連結するようにしてもよい。
1bは棒状の斜め鋼材であって、第2図(C)に示すよ
うに建物A内部にトラス構造となるように組付けている
。斜め鋼材1a、lbはターンハンクル(図示せず)で
張設するようにしても良い。
このように建物Aを安定構造にして移送中の倒れなどを
防止する。
第2図は第2、第3工程を示している。第2工程は、昇
降手段2によって建物Aを地面Gから浮かせて建物Aの
下に運搬手段3を位置させる。昇降手段2としては、例
えばジヤツキやクレーンなどが考えられる。ジヤツキを
用いる場合には、ジヤツキは鋼材1に押し当てるように
する。
第3図は第3工程を示している。第3工程は、昇降手段
2によって建物Aを降下させて、運搬手段3の上に建物
Aを載置し、運搬手段3によって建物Aを移送するもの
である。運搬手段3としては、特に限定はされず本実施
例ではトラックを採用している。
このようにして建物Aを目的の場所に持ってきたのちは
、昇降手段2によって建物Aを新しく設けられた基礎の
上に載置する。
また、木造家屋のように構造上壁面に斜材をトラス構造
にして組立てることができない場合には、第4図に示す
ように建物Aの下部のみに鋼材1を枠型に組付けて一体
化しており、鋼材1間には中枠鋼材4を架設して補強し
ている。
中枠鋼材4の両端は建物Aの開口部dから突出するよう
にしている。
なお、平屋の建物Aを二階性に増築する場合には、上述
のようにして綱材1を組付けた建物Aを近くに移送した
後、−階の高さ分の支持枠を組み、この支持枠の上に上
記平屋の建物Aを載せてから一階部に建物を増築する。
このようにすると、増築工事中も元の建物で生活可能、
工事中は元の建物が雨避けとなり雨避は工事を別途に行
う必要がなくなる。更に、元の建物は増築後は二階に位
置することから、元の建物の強度が不足していても問題
がない。
本発明にかかる建物の移送方法は、上記の実施例に限定
されない。
上記の実施例では、補強鋼材がチャンネル型であったが
、アングル型野も野でも構わないし、チャンネル型のも
のやアングル型のものを組み合わせるようにしても構わ
ない。
上記の実施例では、建物が平屋であったが、二階屋以上
でも構わない。
(効 果) 本発明は、上記構成を採用し、上記のように作用するの
で、建物を取り壊しや分解をせずにそのまま移送でき、
また移送の際の衝撃も少ないので建物の建具もそのまま
にして移送できて移送作業が一層能率的に行える。
しかも移送中の建物は鋼材によって強度が向上している
ので、不用意な衝撃によっても壊れない。
【図面の簡単な説明】
第1図は建物の斜視図、第2図(a)(b)(C)は本
発明の一実施例の第1工程の斜視図、第3図は同上の第
2及び第3工程の斜視図、第4図は本発明の他の実施例
の斜視図を示しである。 (符号の説明) A−−一建物、■−補強用鋼材、2−昇降手段、3−運
搬手段 第1図 第 2 図(b) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物を基礎から切り離すと共に、建物の下部外周
    に沿って補強用鋼材を枠型にして建物と一体的に組み、
    次に昇降手段によって建物を地面から浮かせて建物の下
    に運搬手段を位置させ、次に昇降手段によって建物を降
    下させて運搬手段の上に建物を載置し、運搬手段によっ
    て建物を移送することを特徴とする建物の移送方法。
JP11117388A 1988-05-06 1988-05-06 建物の移送方法 Granted JPH01280181A (ja)

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JP11117388A JPH01280181A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 建物の移送方法

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JPH01280181A true JPH01280181A (ja) 1989-11-10
JPH0529744B2 JPH0529744B2 (ja) 1993-05-06

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