JPH01279977A - 液状分散染料組成物 - Google Patents

液状分散染料組成物

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JPH01279977A
JPH01279977A JP11012688A JP11012688A JPH01279977A JP H01279977 A JPH01279977 A JP H01279977A JP 11012688 A JP11012688 A JP 11012688A JP 11012688 A JP11012688 A JP 11012688A JP H01279977 A JPH01279977 A JP H01279977A
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JP
Japan
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disperse dye
dispersant
composition
dye composition
liquid disperse
Prior art date
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Pending
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JP11012688A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Himeno
清 姫野
Kazuhisa Konishi
小西 一寿
Toshimi Hirayama
平山 俊美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液状分散染料組成物に関するものであシ、詳し
くは、低温においても粘度が低く、しかも、分散安定性
の良好な液状分散染料組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、染色工場における自動化システムの発展に伴ない
、液状の分散染料組成物の需要が増加している。この液
状品としては、粘度が低く、しかも、分散安定性が良好
であることが要求される。要するに、粘度が高い場合に
は定量的な自動給液が難しくなり、また、分散安定性が
不良な場合には、当然のことながら、染色自体に悪影響
を及ぼす。従来、このような観点から種々の液状品が開
発されておシ、水、染料及び分散剤に更に染色助剤ある
いはシリカ等を含む液状分散染料組成物が知られ、かな
シのレベルのものが市販されている。
しかしながら、従来の液状分散染料組成物は染料濃度が
高いので、その分散性の点から比較的多量の分散剤を使
用しておシ、室温での粘度は比較的に低いものの、低温
(例えば%”C)における粘度が急激に高くなると言う
欠点があった。したがって、気温の低い冬期においては
、液状品の定量給液が不良となシ、染色工場でのトラブ
ルが多発する結果となる。また、低温における分散安定
性も良好とは言えなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者等は上記実情に鑑み、低温域での粘度上昇が小
−さく、シかも、分散安定性の優れた液状分散染料組成
物を得るために種々検討を重ねた結果、特定の2つの添
加剤を併用することにより、室温はもとよシ低温におい
ても分散安定性が良好となること及び従来品より分散剤
量が少なくとも分散安定性が良好であることを見い出し
本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、分散染料及び分散剤とを水媒体中に分
散処理した液状分散染料組成物において、3〜/θ重量
%のアルキレングリコール類及び0.2〜1.5重量%
の微粉状シリカを共存させることを特徴とする液状分散
染料組成物に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で対象とする分散染料は特に限定されるものでは
なく、公知の種々のタイプのものが使用でき、例えば、
モノアゾ系、ジスアゾ系、アントラキノン系などの分散
染料が挙げられる。
本発明の液状分散染料組成物中の分散染料の含有量は、
液状分散染料組成物の力価を粉末分散染料の力価と同レ
ベルにするため通常/夕〜30重量%である。
分散剤としては、通常、リグニンスルホン酸系マたはナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮金物等のアニオン系分
散剤、p−ヘキシルフェノールのエチレンオキサイド付
加物(付加数n=/!〜2夕、平均付加数n=20)、
または、ジフェネチルクレゾールのエチレンオキサイド
付加物(付加数n=/!〜2夕、平均付加数n=20)
等のノニオン分散剤が用いられる。また、分散剤はアニ
オン系とノニオン系のものを併用するのが望ましく、こ
の場合、アニオン系/ノニオン系混合割合はへ〇以上、
好ましくは/、!〜グである。
液状分散染料組成物中の分散剤の含有量が/夕重量%以
上と多い場合には、該組成物の粘度が高くなシすぎ、一
方、3重量%以下と少なすぎると染料の分散が良好に行
なわれない。
従って、本発明の液状分散染料組成物知おいては分散剤
を、該組成物中の分散剤含有量が通常、3〜/θ重量%
、好ましくは2〜72重量%となる量使用する。又、分
散染料の分散媒は水である。本発明では、分散染料及び
分散剤とを水媒体中に分散処理した液状分散染料組成物
において、3〜/θ重量%のアルキレ/グリコール類及
び0.2〜1.5重量%の微粉状シリカを共存させるこ
とを必須の要件とする。
アルキレングリコール類としては、通常、エチレングリ
コール、フロピレンゲリコール、ブチレングリコール等
の02〜C4の低級アルキレンクリコール;シエチレン
グリコムル、トリエチレングリコール等のHO(C2H
40)nH(n = 2〜/θ)で示されるポリエチレ
ングリコール、及びジプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール等のHO(CaHaO) nH(n 
= 2〜10)で示されるポリプロピレングリコール等
のポリアルキレングリコールなどが挙げられる。これら
の中、低級アルキレングリコールが好ましく、特にエチ
レングリコールが好ましい。アルキレングリコール類の
使用量は液状分散染料組成物中の含有量が3〜/θ重量
%、好ましくは!〜/θ重量%となる量であり、この量
が多すぎる場合には、組成物の粘度が高くなりすぎ、一
方、少なすぎる場合にも、組成物の粘度が高くなシ、ま
た、低温域での粘度上昇を抑制することができない。
又、微粉状シリカとしては通常、ヒーームドシリカと呼
ばれるものであり、乾式法又は湿式法によシ製造された
ものが挙げられるが、乾式法によシ製造されたものが好
ましい。このシリカの使用量があまり多い場合は、組成
物の粘度が高くなりすぎ、また、あまり少ない場合は、
組成物の分散安定性が不良となシ分散染料が沈降する恐
れがある。従って、微粉状シリカの使用量は液状分散染
料組成物中の含有量が0.2〜/、J′重量%、好まし
くは0.4t〜/重量%となる量である。また、微粉状
シリカは通常、分散染料を微粒子化する場合に、予め加
えておき、染料とともに粉砕及び分散処理するのが好ま
しい。
本発明の液状分散染料の調製法としては、上述の分散染
料及び分散剤を水と混合し、これに所定量の低級アルキ
レングリコールと微粉状シリカを加え、この混合物を常
法に従って、例えば、サンドミル法などによシ分散処理
することによシ調製することができる。
本発明の液状分散染料を用いてポリエステル繊維を染色
する場合の染色条件は、常法の粉状品の分散染料とほぼ
同じであり、例えば、吸尽染色においては、染色温度は
720〜/グθ℃、染色…はグ、り〜!、夕、染色時間
は30〜り0分、また、浴比(繊維/染浴)はφ〜//
 / 00 s好ましくは//10〜列Oである。
尚、本発明の液状分散染料組成物をそのまま用いて吸尽
染色性なった場合、該組成物中の分散剤の使用量が通常
、吸尽染色に供する分散剤の使用量に比べかなシ少量で
あるため、染色時に分散劣化が生じる恐れがある。従っ
て、本発明の液状分散染料組成物を用いて吸尽染色を実
施する場合ては、通常、液状分散染料組成物に対してア
ニオン系及び/又はノニオン系分散剤を70〜30重量
%程度追加する必要がある。
染色後のポリエステル繊維は常法に従い、ソーピンク処
理及び水洗処理した後、乾燥処理される。
〔実施例〕
次に、実施例によシ、本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例/ 下記構造式 で表わされる青色分散染料20θ部ナフタレンスルホン
酸ホルマリン縮金物30部、リグニンスルホン酸ソーダ
30部、ジフェネチルクレゾールのエチレンオキサイド
付加物20部、エチレングリコール!Q部、微粉状シリ
カ(日本アエロジル社製)!部および水≦6!部を混合
しスラリーとした後、サンドミルを用いて充分に微粉砕
した。
このようにして得た液状分散染料組成物につき、/!℃
及び夕℃の温度における粘度を測定し、両者の粘度差を
求めるとともに、この組成物の経時安定性を測定したと
ころ、第1表に示す結果を得た。
なお、上記の液状分散染料組成物3部をナフタレンスル
ホン酸−ホルムアルデヒド縮金物0.6部および高級ア
ルコール硫酸エステル2部を含む水2tに分散させた染
色浴に、ポリエステル布700部を浸漬し、730℃で
60分間染色した後、ソーピンク、水洗および乾燥を行
なったところ、良好な青色の染布が得られた。
比較例/ 実施例/の分散染料200部をナフタレンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物30部、リグニンスルホン酸ソーダ30
部、ジフェネチルクレゾールのエチレンオキサイド付加
物20部および水720部を加えスラリーとした後、サ
ンドミルを用いて充分に微粉砕した。
得られた液状分散染料につき、実施例/と同様に粘度及
び経時安定性を測定したところ、第1表に示す結果を得
た。
第1表 但し、上層及び下層の染料濃度とは、液状分散染料を直
立円筒カラム(径10備×高さ/10cm)に充填し、
室温で乙ケ月間保存した後の上層部と下層部の分散染料
の濃度である。
実施例コ 下記構造式 で表わされる青色分散染料20θ部、ナフタレンスルホ
ン酸ホルマリン縮金物30部%’)ゲニンスルホン酸ソ
ーダ!Q部、ジフェネチルクレゾールのエチレンオキサ
イド付加物30部、エチレングリコール5θ部、微粉状
シリカ(日本アエロジル社製)7部および水ご33部を
混合してスラリーとした後サンドミルを用いて充分に微
粉砕した。
得られた液状分散染料組成物の粘度は/夕℃で10cp
%!℃で/ 3 Cpであシ、粘度の温度依存性は/3
θチであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、分散染料及び分散剤とを水媒体中に分
散処理した液状分散染料組成物において3〜/夕重量%
のアルキレングリコール類及び0.2〜/、5重量%の
微粉状シリカを共存させることにより低温においても分
散安定性が良好であり、しかも、比較的少量の分散剤量
でも安定な液状分散染料組成物を得ることができる。
出願人  三菱化成工業株式会社 代理人  弁理士 長谷用  − ほか/名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分散染料及び分散剤とを水媒体中に分散処理した
    液状分散染料組成物において、3〜15重量%のアルキ
    レングリコール類及び0.2〜1.5重量%の微粉状シ
    リカを共存させることを特徴とする液状分散染料組成物
  2. (2)分散剤を3〜15重量%含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
JP11012688A 1988-05-06 1988-05-06 液状分散染料組成物 Pending JPH01279977A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104448933A (zh) * 2014-12-31 2015-03-25 浙江闰土股份有限公司 红色液体分散染料及其的制备方法和用途
CN104497631A (zh) * 2014-12-31 2015-04-08 浙江闰土股份有限公司 蓝色液体分散染料及其的制备方法和用途
CN104530760A (zh) * 2014-12-31 2015-04-22 浙江闰土股份有限公司 红色液体分散染料及其的制备方法和用途
CN104530762A (zh) * 2014-12-31 2015-04-22 浙江闰土染料有限公司 橙色液体分散染料及其的制备方法和用途
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CN104530761B (zh) * 2014-12-31 2017-06-23 浙江闰土股份有限公司 红色液体分散染料及其的制备方法和用途
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CN104530760B (zh) * 2014-12-31 2017-06-23 浙江闰土股份有限公司 红色液体分散染料及其的制备方法和用途
CN104448933B (zh) * 2014-12-31 2017-07-07 浙江闰土股份有限公司 红色液体分散染料及其的制备方法和用途

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