JPH01279869A - 類球形結晶およびその析出方法 - Google Patents

類球形結晶およびその析出方法

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JPH01279869A
JPH01279869A JP1009383A JP938389A JPH01279869A JP H01279869 A JPH01279869 A JP H01279869A JP 1009383 A JP1009383 A JP 1009383A JP 938389 A JP938389 A JP 938389A JP H01279869 A JPH01279869 A JP H01279869A
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carboxylic acid
organic solvent
water
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crystals
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JP1009383A
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Masumi Ueda
植田 眞澄
Yasuhiko Nakamura
康彦 中村
Hirokazu Makita
牧田 浩和
Yoshiaki Kawashima
嘉明 川島
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Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は下記一般式(1)で表わされる部分構造を有す
るカルボン酸[以下、カルボン酸(1)というコの新規
な類球形結晶およびその析出方法に閃する。
(式中、AはC−Hまたは窒素原子を意味し、Rは低級
アルキル基、シクロプロピル基、もしくは他の位置の置
換基とともに形成したヘテロ環を意味するか、またはハ
ロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基を意味す
る。) 上記カルボ7酸(1)は医薬や動物薬2食品。
魚病薬などの分野における抗菌剤として有用である。
従来技術と解決:5題 カルボy!l1(I)は、針伏品や板状晶、柱状品など
の形回をとり、一般に流動性を欠くことが多い。このよ
うなカルボンi!I(I)は、その取吸いゃ施薬・施用
などに種々の困難がつきまとう、このような場合、流動
性を改善するために造粒が行われる。造粒は、一般に賦
形剤や結合剤の助けをかりて行われる。また、カルボ:
/[(1)の流動性は、カルボン酸(1)自体の形状を
変化させることによっても改善される。例えば板吠晶の
カル:+! /酸(I )を粉砕し球状ないしは類LR
吠となすことが行われる。この方法はカルボンM(1)
の性質とほぼ無関係に実施できるが、その粒径は常に減
少する。またff1lに析出させればIIt動性の悪い
結晶しか得られない場合であっても、析出条件などを変
えることによって流動性の良い結晶の析出が可能となる
こともある。しかし、このような方法がカルボン酸(I
)の分野において試みられた例はない。特公昭53−4
2035号明細書には染料について、染料を溶媒に懸濁
しておき、これに染料の一部を溶解する少量の溶媒とそ
の染料を溶解しない溶媒を加えて造粒する方法が開示さ
れている。
この方法は、いわば、染料の固体粒子の表面を少量の染
料溶液で被覆するものであり、完全な!8液から染料の
結晶を析出させたものではない。
また、特開昭58−14383:1号明細書には、水ま
たはfT 111B媒のいずれか一方に溶解する、例え
ばサリチル酸の如き結晶性化学物質を、(凰)水、■水
に対して非混和性の溶媒およびC)水と■の溶媒の双方
と混和性の溶媒からなる混合溶媒から球状の結晶を析出
せしめることが開示されている。しかし、この方法は水
および通常の有機溶媒のいずれにも不溶性ないしは低溶
解性であるカルボンII (I)には適用できなかった
このような事情において本発明の目的は、カルボン酸(
I)の分野に広く適用できる類球形結晶の析出方法を確
立することである。
課題を解決するための手段 本発明は、複数の単結晶が凝集してなるカルボンl![
(1)の類球形結晶およびその析出方法に関する。
なお、本明細書において「単結晶」とは、そのカルボン
ff1(1)を汗通の方法で析出せしめたときの結晶を
5味するものとする。 また、「類球形」とは球に似た
形状を意味するが、真球を排除するものではない。
本発明のカルボン1(1)の順法形結晶の析出方法は、
カルボン酸(1)を (^)アンモニア水 に溶解し、これに (11>水に非混和性の有機溶媒、および(C)水なら
びに「槻溶媒(B)の双方と混和性の有機溶媒 を加えることから構成される。
上記カルボ:/!l!(1)は、はとんど例外なく、ア
ンモニア水に溶解し、本発明方法が広く適用できる。カ
ルボン酸(1)は、普通の方法で析出させた場合、如何
なる結晶形をとるものであってもよいし、また水和物の
形であってもよい、かかるカルボンffi (1)の例
としてはピリド[2,3−dlピリミジン誘4体、1,
8−ナフチリジン誘導体、キノリ/誘導体、部分構造式
(1)におけるRが他の位置の置換基とともに形成した
ヘテロ環であるピリド[1,2,3−de] [1,4
]ベノズオキサジン誘4体、6.7−メチレ/ジオキシ
キノリ7語4体およびシノノリン誘導体などが挙げられ
る。このような誘4体は、通常、置換されていてもよい
ピペラジニル基やピロリジニル基あるいはフッ素や塩素
の如きハロゲン部子、置換されていてもよいアミ7基、
低級アルキル基などが置換されている。更に具体的には
以下のカルボンfliがその例として挙げられる: 5.8−ジヒドロ−8−エチル−2− (1−ピペラジニル)−5−オキソピリド[2,3−d
lピリミジン−6−カルボン酸(ピペミド酸)5.8−
ジヒドロ−8−エチル−2− (l−ピロリジニル)−5−オキソピリド[2,3−d
lピリミジン−6−カルボン酸(ピロミド酸)1−エチ
ル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキンー7
−(1−ピペラジニル)−1,8−ナフチリジン−3−
カルボン酸(エノキサシン) 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル )−1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボンfi(
アビロキサシ/) 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル )−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキンー1.8−ナフチリジン−3−カルボ
ン酸 l−シクロプロピル−6−フルオロ− 7−(3−メチルアミノ−1−ピロリジニル)−1,4
−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−
カルボッ酸 7−(3−アミノ−3−メチル−1− ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオー−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン
−3−カルボ7a 7−(3−アミノ−4−メチル−1− ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−す7チリジ7
−3−カルボン酸 l−シクaプロピル−6−フルオロ− 7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸7−(シ
ス−3−7ミノメチルー4− クロロ−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6
−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−
ナフチリジン−3−カルボン酸7−(3−アミノ−1−
ピロリジニル )−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−スルオ
0−1.4−ジヒドロー4−オキンー1.8−ナフチリ
ジン−3−カルボン酸 l−エチル−6−フルオロ−7−(4 −メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン1ll(ベフロキサシ
ン) 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シクロプ
ロピル−6,8−ジフルオロ−1,4=ジヒドロ−4−
オキツキ/す/−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−6−フルオロ− 7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボンff1(シプロキサシン) 5−アミノ−1−シクロプ口ピルー7 −(3−エチルアミノメチル−1−ピロリジニル)−0
,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン市 1−シクロプロピル−7−(3−エチ ルアミ1ツメチル−1−ピロリジニル)−5,6゜8−
トリフルオ1j−1,4−ジヒドロ−4−オキツキ/す
/−3−カルボン酸 1−エチル−6,8−ジフルオo−7 −(3−メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸5−アミノ−
1−シクロプロピル−6゜8−ジフルオロ−7−(3,
5−ジメチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ
−4−オキソ4・ノリノー3−カルボン酸 9−フルオロ−3−メチル−10− (4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,
3−ジヒドロ−711−ピリド[1,2,3−de] 
[f、 4コベ/ズオキサジ/−3−カルボン酸(オフ
ロキサシン) l−エチル−6,7−メチレ/ジオキ ン−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ/−3−カル
ボッ酸くオキソリン酸) I−エチル−6,7−メチレ/ジオキ ン−4(IH)−オキソシ/ノリン−3−カルボ7酸(
ン/キサシ/) 本発明方法では性格を異にする次の3種の+8媒か用い
られる: / (^)アンモニア水、 (n)水と非混和性の有機溶媒、および(C)水および
有機溶媒(13)の双方と混和性の有機溶媒。
なお、ここにおいて「混和性」とは2 u (7) I
8dを混合したとき、はぼ均一な一層を形成するものを
いい、また、「非混和性」とは2種の溶媒を混合したと
き2層以上の層を形成するものをいう。
アンモニア水は、広い範囲の濃度のもの、例えば、1〜
28% (’#/V)のものが用いられる。アンモニア
水の使用量はカルボンal (I>を溶解するに足る量
が用いられ、具体的にはカルボン酸(I)の1重量当り
1〜25重量のアンモニア水(28%“N/V)が用い
られる。なお、アンモニア水の代りに水酸化アルカリ全
屈や(m)炭酸アルカリ、トリエチルアミン、ジメチル
アミ/、エチレンジアミノなどの(水)溶液を用いても
、順法形の結晶が析出しなかったり、析出してもそれは
カルボッ酸(1)の塩の順法形結晶であったりする。カ
ルボンffi (1)は、医薬などの分野においてi!
?離カルボッ酸の形で用いられることが圧倒的に多いこ
とからして、遊離カルボ7i!I(I)の順法形結晶を
析出させるに必須の要件であるアンモニア水の存在価値
は大きい。
水と非混和性の有機溶媒(D)の例としてはジクロルメ
タンやクロロホルム、1.2−ジクロルエ97、n−ヘ
キサノール、n−ヘキサン、n〜へブタ/、べ/ゼ/、
トルエ/、四塩化炭素、石7[11エーテルなどが挙げ
られ、その内でもジクロルメタ/やn−ヘキサンが好ま
しく用いられる。また水および有機+8媒(II)の双
方と混和性の有機溶媒(C)の具体例としてはアセトノ
やアセトニトリル、ジオキサン、イソプロパノール、ブ
チルアルフールなどが挙げられ、その内でもアセトンが
好ましく用いられる。有機溶媒([l)および(C)は
、カルボンffi (r)の種類に応じてi!!択され
る。すなわち、 0′mIBtI(B)および(C)は
、ともにカルボッ酸(I)を実質的に溶解しないか、ま
たは溶解度が低いものが1!!訳される。責機溶媒([
l)または(C)のカルボン酸(I)に対する溶解性は
、種々の文献に32戦されているか、または筒車な実験
により知ることができる。
溶媒(^) 、(11)および(C)の使用割合は、カ
ルボン酸(I)や有機溶媒の種類によって変わるが、例
えば第1図の如き三角図から決めることができる。第1
図はカルボン酸(I)としてエノキサン/を、有機溶媒
(B)としてジクロルメタンを、有機溶媒(C)として
アセトンを選択した場合の順法形結晶が析出する3溶媒
の使用範囲(斜線部分)を示す。この場合、eB媒(^
)(28W/V) 、(B) オヨび(C)が5〜+5
:15〜85:10〜70の容量比で用いるときエノキ
サシンの順法形結晶が析出する。
かかる三角図は後記実施例1などに従って容易に作成で
きる。
本発明方法は、通常、iii!で撹拌しながらカル、に
/l!1(I)をアンモニア水に溶解し、これに有機溶
媒(8)および(C)を加え、5〜120分間撹拌して
類球形結晶を析出せしめ、これを40〜50℃で約24
時間送風乾燥して溶媒を除去することにより実施できる
。有機溶媒(n)および(C)の添加およびそれにひき
続く撹拌は20〜30℃で行うのが普通であるが、40
〜50℃に加熱下に行ってもよい。送風乾燥により除去
困難な有機溶媒を用いたときは、アセトンやエーテルの
如き除去が容易な溶媒で析出結晶を洗浄してもよい。得
られる類球形結晶が水和物であるときは加熱して結晶水
を脱離してもその形状は保持される。
本発明の効果 かくして得られるカルボ:/酸(I)は、常に複数の単
結晶が凝集した類球形の形をとり、その表面はなめらか
で流動性に優れたものである。順法形結晶の大きさは、
その平均粒径が約100〜2000μmの範囲内で比較
的任倉に変化せしめることができる。例えば、アンモニ
ア水の使用量割合を多くすること、撹拌を遅くすること
、または析出昌度を高くすることにより大きな類球形結
晶となすこたができる。
具体例 本発明方法は広くカルボンl!It(I)にi用で、:
るが、以下では1,8−ナフチリジン誘導体の例として
エノキサシンを、キノリン誘導体の例としてベフロキサ
シ/を、ピリドピリミジン誘4体の例としてピペミド酸
を、一般式(1)におけるRが他の位置の置換基ととも
に形成したヘテロ環である例としてオフロキサシンを、
更には3環性のカルボンffi (1)の例としてジノ
キサジンを用いた実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。
実施例 1     エノキサシン 共栓試験管に9クロルメタ710■lとアセトン10■
!をとり、これに28%(W/V)のアンモニア水を振
盪しながら添加する。アンモニア水を0.65m1添加
したとき不透明状歯(相分類)が観察される。さらにア
セトンの割合を増加させたときに液が相分離するに必要
なアンモニア水の量を求める。
3者の関係をプロットして相分離面t!i!(第1図の
実線)を作成する。アンモニア水の代わりに16%(重
量)のエノキサシ7(3/2永和物)を溶解するアンモ
ニア水(28%胃ハ)を添加するほかは上記と同様な操
作を行い、エノキサシン(312永和物)の類球形結晶
を得るに必要なエノキサン7食打アンモニア水の限界量
を求め、第1図を作成する。エノキサシン(312水和
物)の類球形結晶は第1図の斜線範囲内において形成さ
れる。
実施例 2    エノキサシ/ 室温(25℃)において、安息角が50度以上であるエ
ノキサシン(3/2水和物)(柱板献品)5.2gにア
ンモニア水(28%W/V) 30■Iを加えてfj2
ttし溶解する。これにアセトン(無水)142ml、
ついでジクロルメタン(無水)34量lを加え、20分
間1j2拌(600回転1分)する。析出結晶を4取し
、コレラ50°Cで24時間送風屹乾燥、エノキサシン
(312水和物)の類球形結晶4.4gを得る。
平均粒径: ll0−130 a m 安息角:40度 得られた類球形エノキサシン(312水和物)を85°
Cで4時間乾燥してその結晶水を脱離し類球形のエノキ
サシン(無水物)を得る。
実施例 3    エノキサシ7 アセトンの代りにアセトニトリルまたはジオキサ/を用
い、ジクロルメタンの代りにクロロホルムまたはn−ヘ
キサンを用いるほかは実施例2と同様にしてエノキサシ
ン(312水和物)の類球形結晶を得る。
実施例 4     ペフロキサシン エノキサシン(312永和物)の代りにベフロキサシン
を用い、またジクロルメタンの代りにn−ヘキサンを用
いるほかは実施例1と同様にして第2図の三角図を作成
した。
実施例 5    ペフロキサシン 室温(25℃)において、安息角が50度以上のベア 
0−t−サシ7(無水物)4gにアンモニア水(28%
W/V) 25■!を加えて撹拌し溶解する。これにア
セトン 17.5 ml 、ついでn−へキサ767.
5@!を加え、20分間撹t↑(600回転/分)する
。析出結晶を4取し、これを60°Cで24時間送風乾
燥し、安息角が43度のベフロキサシン(無水物)の順
法形結晶3.6gを得る。
実施例 6     ピペミド酸 室温(25°C)において、安息角が50度以上のピペ
ミドfi4 gkニア7(−、=7水(28%W/V)
 30m (1を加えてtj2tTし溶解する。これに
アセトン243m11ついでジクロルメタy99mi+
を加え、20分間撹拌(600回転1分)する。析出結
晶を6取し、これを50°Cで24時間送風乾燥し、安
息角が40度のピペミド酸の順法形結晶3.7gを得る
実施例 7     オフロキサシン 室温(25°C)において、安息角が50度以上のオフ
ロキサシン4.5gにアンモニア水(5%■ハ)14.
1 w+1を加えて撹拌し溶解する。これにアセドア9
8.4mN、ついでn−ヘキサン33.8 mlを加え
、20分間撹拌(600回転)分)する。析出結晶を濾
取し、これを50°Cで24時間送風乾燥し、安息角が
44度のオフロキサシンの順法形結晶3.9gを得る。
実施例 8      ジノキサン/ 室温(25℃)において、安息角が50度以上のジノキ
サシン4gにアンモニア水(28%W/V) +00■
lを加えて撹拌し溶解する。これにアセトン700園!
1ついでn−ヘキサン250■iを加え、20分間撹f
f(000回転1分)する。析出結晶を濾取し、これを
50°Cで24時間送風乾燥し、安息角が43度のシフ
キサジンの順法形結晶3.7gを得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図はアンモニア水、a機溶媒(8)および(C
)の使用割合を示す三角図であって、第1図はエノキサ
シンの場合を、第2図はベア0キサジンの場合を示し、
各図の斜線部分において順法形結晶が析出する。 特許出願人   大日本製薬株式会社 代  理  人       小  島  −児第  
1  図 アセトン(%) アンモニア水(%)            ジクロル
メタン(%)第2図 アセトン(%ン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の単結晶が凝集してなる下記一般式で表わさ
    れる部分構造を有するカルボン酸の類球形結晶; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、AはC−H(または窒素原子を意味し、Rは低
    級アルキル基、シクロプロピル基、もしくは他の位置の
    置換基とともに形成したヘテロ環を意味するか、または
    ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基を意味
    す る。)
  2. (2)カルボン酸がピリド[2,3−d]ピリミジン誘
    導体、1,8−ナフチリジン誘導体、キノリン誘導体、
    ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンズオキサジ
    ン誘導体、6,7−メチレンジオキシキノリン誘導体ま
    たはシンノリン誘導体である請求項1記載の類球形結晶
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、AはC−Hまたは窒素原子を意味し、Rは低級
    アルキル基、シクロプロピル基、もしくは他の位置の置
    換基とともに形成したヘテロ環を意味するか、またはハ
    ロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基を意味す る。) で表わされる部分構造を有するカルボン酸を(A)アン
    モニア水 に溶解し、これに (B)水に非混和性の有機溶媒、および (C)水ならびに有機溶媒(B)の双方と混和性の有機
    溶媒 を加えることを特徴とする複数の単結晶が凝集してなる
    上記部分構造を有するカルボン酸の類球形結晶の析出方
    法。
  4. (4)カルボン酸が水、有機溶媒(B)および(C)の
    いずれにも実質的に不溶性であるか、または低溶解性で
    ある請求項3記載の類球形結晶の析出方法。
  5. (5)有機溶媒(B)がジクロルメタンまたはn−ヘキ
    サンであり、有機溶媒(C)がアセトン、アセトニトリ
    ル、ジオキサン、イソプロパノール またはブチルアル
    コールである請求項3または4記載の類球形結晶の析出
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000076504A1 (en) * 1999-06-10 2000-12-21 Astrazeneca Ab Production of agglomerates of inogatran and the compound inogatran anhydrate

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WO2000076504A1 (en) * 1999-06-10 2000-12-21 Astrazeneca Ab Production of agglomerates of inogatran and the compound inogatran anhydrate
US6531490B1 (en) 1999-06-10 2003-03-11 Astrazeneca Ab Production of agglomerates of inogatran and the compound inogatran anhydrate

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