JPH01279826A - 血小板凝集抑制剤 - Google Patents

血小板凝集抑制剤

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JPH01279826A
JPH01279826A JP354789A JP354789A JPH01279826A JP H01279826 A JPH01279826 A JP H01279826A JP 354789 A JP354789 A JP 354789A JP 354789 A JP354789 A JP 354789A JP H01279826 A JPH01279826 A JP H01279826A
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JP
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group
lower alkyl
solvent
alkyl group
mixture
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Application number
JP354789A
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English (en)
Inventor
Takeo Iwakuma
岩隈 建男
Takayuki Kawaguchi
隆行 川口
Toyoharu Yamashita
豊春 山下
Yasuhiko Sasaki
靖彦 佐々木
Tamotsu Shimazaki
島崎 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は血小板凝集抑制剤に関する。
(従来技術) 従来、4−(2−ベンゼンスルホニルアミノエチル)フ
ェノキシ酢酸が血小板凝集抑制作用を有することは知ら
れている(特公昭57−35910)。
(発明の構成及び効果) 本発明は一般式 (但し、RISR2、R3及びR4はいずれか一つまた
は二つが低級アルキル基、他が水素原子であることを表
し、R5は1〜2個の置換基を有することもあるフェニ
ル基を表し、環Aは1〜2個の置換基を有することもあ
るフェニレン基を表し、基−COORhは保護されてい
ても良いカルボキシル基を表す。)で示されるフェノキ
シ酢酸誘導体もしくはその塩を有効成分としてなる血小
板凝集抑制剤に関する。
本発明の有効成分である化合物(1)またはその塩は上
記公知化合物に較べ一層優れた血小板凝集抑制作用を有
する有用な新規医薬化合物であり、同化合物を有効成分
とする当該抑制剤は脳血栓症、冠状動脈血栓症、純血、
栓症、肺塞栓症、末梢血管塞栓症、血栓脈管炎などの各
種血栓症、塞栓症等の治療、緩和及び予防に用いること
ができる。
例えば、ヒト血小板のコラーゲン誘起凝集に対する抑制
作用を調べたところ、本発明の有効成分である(±)−
4−(2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ−
1−メチルエチル〕フェノキシ酢酸は特公昭57−35
910記載化合物である4−(2−ベンゼンスルホニル
アミノエチル)フェノキシ酢酸に比べ約4倍強い血小板
凝集抑制作用を示す。更に、本発明の有効成分である化
合物(1)又はその塩は低毒性であり、医薬として高い
安全性を示す0例えば、(±)−4−(2−(4−クロ
ロフェニル)スルホニルアミノプロピル〕フェノキシ酢
酸をマウスに1000mg/kg経口投与し、3日間観
察しても死亡例は認められず、体重抑制も観察されなか
った。
本発明の有効成分である化合物(1)の具体例としては
、R1−R4のいずれか一つまたは二つが低級アルキル
基、他のものが水素原子であり、RSが低級アルキル基
、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、トリハロゲノ低級
アルキル基及びニトロ基から選ばれる1〜2個の置換基
を有することもあるフェニル基、項八が低級アルキル基
及びハロゲン原子から選ばれる1〜2個の置換基を有す
ることもあるフェニレン基、基−COOR’が1nin
のカルボキシル基であるかまたは低級アルキル基、置換
もしくは非置換フェニル低級アルキル基(例えば、ベン
ジル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル
基)、ベンズヒドリル基で保護されたカルボキシル基で
ある化合物があげられる。この内、薬効上好ましい化合
物は、上記具体例においてR1−R4のいずれか一つが
低級アルキル基、他のものが水素原子であり、基−CO
OR’が遊離カルボキシル基または低級アルキル基で保
護されたカルボキシル基である化合物であり、更に好ま
しい化合物は基−COOR’が遊離カルボキシル基の化
合物である。また、上記具体例及び好ましい化合物群に
おいて低級アルキル基としては炭素数1〜6のアルキル
基が含まれるが、当該低級アルキル基の好ましい例とし
ては炭素数1〜4、とりわけ炭素数1〜3のアルキル基
があげられる。
本発明の有効成分である化合物(1)は′ti離の形で
もまたその塩の形のいずれでも医薬用途に用いることが
できる。医薬用途に用いる場合、塩は薬理的に許容しう
る塩であるのが好ましく、このような塩としては、無機
あるいは有機塩基との塩、例えばナトリウム塩、カリウ
ム塩の如きアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩の如きアルカリ土類金属塩、亜鉛塩の如き重金属塩
、アンモニウム塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、
エタノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩の如き有機アミ
ン塩が含まれる。
本発明の有効成分である化合物(+)またはその塩は経
口的にも非経口的にも投与することができ、経口もしく
は非経口投与に適した賦形剤と混合し、医薬製剤として
用いることができる。また、医薬製剤は錠剤、カプセル
剤、座剤の如き固形製剤であってもよく、溶液、懸濁剤
、乳剤の如き液体製剤であってもよい。更に非経口的に
投与する場合には、注射剤の形でも用いることができる
本発明の血小板凝集抑制剤の投与量は、投与方法;患者
の年齢、体重、状態及び疾患の種類にもよるが、その有
効成分である化合物(りまたはその薬理的に許容しうる
塩の投与量が通常1日当たり約0.O1〜50■/kg
、とりわけ約0.05〜20mg/kgとなるような範
囲で用いるのが好ましい。
本発明の有効成分である化合物(1)は1個の不斉炭素
原子に基づ(2種の光学異性体または2個の不斉炭素原
子に基づ(2種の立体異性体もしくは4種の光学異性体
及びそれらの混合物のいずれをも包含するものである。
本発明の有効成分である化合物(1)またはその塩は 一般式 (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
フェノニル化合物またはその塩と一般式 %式%() (但し、xlは反応性残基を表し、基−COOR” は
保護されていてもよいカルボキシル基を表す、)で示さ
れる酢酸誘導体とを縮合反応させ、基−GOOR”が保
護されたカルボキシル基である場合は、所望により、該
保ii1基を除去して製造することができる。或いはま
た、該化合物(1)は一般式 (但し、Yは保護されていてもよいアミノ基または反応
性残基を表し、R′、R1、R3、R4、環A及び基−
COOR”は前記と同一意味を有する。)で示されるフ
ェノキシ酢酸誘導体またはその塩と、一般式 %式%() (但し、ZはYが保護され′Cいてもよいアミノ基であ
る場合は水酸基または反応性残基、Yが反応性残基であ
る場合は遊離のアミノ基を表し、R′は前記と同一意味
を有する。) で示されるスルホン酸化合物とを縮合反応させ、基−G
OOR”が保護されたカルボキシル基であるか及び/ま
たは基Yが保護されたアミノ基である場合は、所望によ
り当該保護基を除去して製造することもできる。
フェノール化合物(I I)またはその塩と酢酸誘導体
(Ill)との縮合反応は常法に従い、例えば溶媒中、
脱酸剤の存在下で好適に実施することができる。フェノ
ール化合物(II)の塩としては例えばアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩などを用いることができる0本反
応は室温〜加熱下で好適に実施することができる。
一方、フェノキシ酢酸誘導体(IV)又はその塩とスル
ボン酸化合物(V)との縮合反応は、脱酸剤の存在下も
しくは非存在下、溶媒中もしくは無溶媒で適宜実施する
ことができる。本反応は加温〜加熱下で好適に実施する
ことができる。
これら縮合反応の溶媒としては、例えば塩化メチレンあ
るいはアルカノール等を、脱酸剤としては重炭酸アルカ
リ金属、炭酸アルカリ金属もしくは有機アミン等を好適
に用いることができる。またこれらの反応は、いずれも
、ラセミ化を伴わず進行する。
上記反応において、カルボキシル基の保護基(R″)及
びアミノ基の保!!基としてはペプチド合成等に用いら
れる慣用の保護基をいずれも使用でき、また、上記反応
終了後、該保v1基の除去は、例えば加水分解、加溶媒
分解、酸処理、還元の如き常法により実施することがで
きる。
尚、本発明の原料化合物(II)は、例えば、−族式 (但し、R7は保護されていてもよい水酸基、Ylは保
護されていてもよいアミノ基または反応性残基を表し、
R1、R8、R′、R4及び環Aは前記と同一意味を有
する。) で示される化合物とスルホン酸化合物(V)とを原料化
合物(IV)と(V)の縮合反応と同様の条件下に反応
させて製造することができる。一方、原料化合物(mは
例えば化合物(Vl)に於いてR7が水酸基である化合
物と化合物(III)とを原料化合物(II)と(II
I)の縮合反応と同様の条件下に反応させて製造するこ
とができる。
実験例1 ヱ文土上之蓋務 !    l    in vivo
)−夜絶食させたマウス(ddy系、雄性、5週齢、−
群10匹)に、検体(等モル炭酸水素ナトリウム及び0
.25χカルボキシメチルセルロース溶液に懸濁又は溶
解)を経口投与(20ml/kg) シた。3時間後、
アラキドン酸(125mg/2.5ml lXNa1l
CO,溶液+7.5ml O,9χ食塩水/kg)を尾
静脈内に投与して肺塞栓を誘発させた。検体化合物の効
力は、アラキドン酸投与から、歩行運動が回復するまで
の時間(回復時間:分)を測定し、検体の代わりに0.
25χCMCを投与した検体非投与群のそれと比較して
行った。検体化合物のアラキドン酸誘発肺塞栓抑制作用
は、検体非投与群に比べ上記回復時間を15%以上短縮
させた投与■で表した。結果は第1表の通りである。
第1表 注1)実験に際しては、後記各製造例で得た生成物を供
試化合物として使用した。また特に明記したちの以外の
供試化合物としては遊離カルボン酸型化合物を使用した
。(以下、実験例2〜3においても同じ、) 注2) 対照検体: 4−(2−ベンゼンスルホニルア
ミノエチル)フェノキシ酢酸 (特公昭57−35910実施例1 記載の化合物、以下、実験例 2〜3においても同じ。) 実験例2 ヒト ハ ゛     (in vitro)健常人よ
り採取した血液9容を3.8χ(W/V)クエン酸三ナ
トリウム水溶液1容と混和した後、遠心分離により血小
板懸濁液(PRP)を調製した。残存溶液を更に遠心分
離して血小板除去血漿(PPP)を調製した。 PRP
はPPPで希釈して血小板数を約4x10’/nn+3
に調整した0次いで、PRP200μmに検体およびそ
れと等モルの炭酸水素ナトリウム溶液25μmを添加し
37°Cで2分間撹拌後、コラーゲン溶液(2,5−2
,9μgoal溶液:ビオキミカ・工・ビオフィジ力・
アクタ、第186巻、第254頁(1969年)〕を加
えて血小板凝集を起こさせた。血小板凝集能はボーンの
方法〔ネイチャー、第194巻、第927頁(19(i
2年)〕により測定し、検体の血小板凝集抑制作用を調
べた。検体化合物の血小板凝集抑制作用は、IC5o(
コラーゲンで誘起される血小板の凝集を50χ抑制する
のに要する濃度)で表した。結果は第2表の通りである
第2表 実験例3 一1I゛日  正−in  viv。
−夜絶食させたマウス(ddy系、雄性、5週齢、−群
10匹)に検体(等モル炭酸水素ナトリウム及び0.2
5χカルボキシメチルセルロース溶液に懸濁または溶解
)を経口投与(20ml/kg) シて、3時間後エー
テル麻酔下で尾を先端から約21の部分で切り落とした
0尾先端を直ちに37°Cに保温した生理食塩水に浸し
た。検体化合物の効力は出血が完全に止まるまでの時間
(出血時間二秒)を測定し、検体の代わりに6.25χ
CMCを投与した検体非投与群のそれと比較して行った
〔結果〕
後記製造例7.53及び54の生成物は3 mg/kg
の投与量で50%以上の出血時間延長作用を示した。一
方、対照検体の場合50%以上の出血時間延長作用を示
す最小有効量は30mg/kgであった。
製造例 1 (1)  l−ベンゼンスルホニルアミノ−2−(4−
ベンジルオキシフェニル)−2−プロパツール4.74
gヲテトラヒドロフラン100m1及び水20m lの
混液に溶解し、該溶液にシュウ酸4.29gを加え、1
0χパラジウム炭素3.2gの存在下、水素ガス加圧(
3,5気圧)下40−50°Cにて終夜接触還元を行う
0反応後触媒をろ去し、ろ液を濃縮する。残香へ酢酸エ
チルを加え、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残香を酢
酸エチル−n−ヘキサン混液より再結晶することによす
、4−(1−メチル−2−ベンゼンスルホニルアミノエ
チル)フェノール2.96gを無色針状晶として得る。
収率 85χ 剛、p、  162.5−164°C (2)本島2.96gをアセトン25m+1に溶解し、
炭酸カリウム1.54g及びブロモ酢酸エチル1.87
gを加え、室温にて6.5時間撹拌する。さらに炭酸カ
リウム0.57g及びブロモ酢酸エチル0.68gを追
加し、終夜撹拌する0反応後溶媒を留去し、残香を酢酸
エチル抽出する。抽出液を洗浄後乾燥する。溶媒を留去
し、残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒: トルエ
ン、トルエン−酢酸エチル=20:1、ついで10:1
)にて分離精製すると、4−(1−メチル−2−ベンゼ
ンスルホニルアミノエチル)フェノキシ酢酸エチル2.
04gを無色油状物として得る。
収率 53  % Mass(s/e): 377(Mつ (3)本島1.55gをエタノール16m1に溶解し、
1規定水酸化ナトリウム水溶液6.2mlを加え、室温
にて2時間撹拌する。混合物を:f:4縮し、残香を水
6+++1に溶解し、非イオン性吸着樹脂(商品名:ダ
イヤイオンHP−20.三菱化成社製)充填カラムクロ
マトで精製(溶媒:水ついで50χメタノール)する、
目的物を含有する両分を集め、溶媒をW去する。残香に
、イソプロピルアルコールを加えてわ)未化すると4−
(l−メチル−2−ベンゼンスルホニルアミノエチル)
フェノキシ酢酸ナトリウム塩1.13gを無色粉末とし
て得る。
収率 74χ 1.ρ、180°C以上 Mass(m/e): 394(M’+Na)、372
(M”+II)遊離カルボン酸:無色カラメル Mass (s+/e) :349 (M′″) 、 
179製造例 2 (1)  dl−4−(2−アミノプロピル)フェノー
ル臭化水素酸塩11.13gを、炭酸ナトリウム3.1
8gの酢酸エチル1001及び水100a+1の混液に
加える。該混合物に、0−5°Cにて撹拌下、ベンゼン
スルホニルクロリド9.71gの酢酸エチル50m l
溶液及び炭酸ナトリウム3.18gの水30+ml溶液
を0.5時間かけて同時に滴下する。混合物を10°C
にて0.5時間撹拌後lOχ塩酸で中和し、有機層を分
取する。水層をクロロホルム抽出し、先に分取した有機
層と一緒にし、減圧下留去する。残香をn−ヘキサンよ
り結晶化しdl−4−(2−ベンゼンスルホニルアミノ
プロピル)フェノール7.48gを無色プリズム晶とし
て得る。
収率 86χ 鵠、p、 97−99°C (2)木品7.4g、炭酸カリウム3.51gをアセト
ン140m1に加える。該溶液に撹拌下ブロモ酢酸エチ
ル4.66gのアセトン10sl?9液を加え、室温に
て18時間撹拌する0反応後反応液を約1/3まて減圧
上濃縮し、lOχ塩化水素−エタノール溶液で中和後、
クロロボルム抽出する。溶媒を留去し、残香をシリカゲ
ルカラムクロマト(溶媒:クロロホルム−メタノール・
50:1−20:1)にて分離精製するごとにより、d
i−4−(2〜ベンゼンスルホニルアミノプロピル)フ
ェノキシ酢酸エチル8.50gを無色油状物として得る
収率 88.5χ Mass (a+/e) :377 (M”)(3)氷
晶8.5gをlOχ水酸化ナトリウム水溶液100+*
Iに加え、100°Cで5分間さらに室温にて0.5時
間撹拌後濃塩酸でp II 3とする。クロロホルム抽
出し、抽出液を乾燥後、溶媒を留去することにより、d
i−4−(2−ベンゼンスルホニルアミノプロピル)フ
ェノキシ酢酸6.88gを無色粉末として得る。
収率 87χ m、p、 131−132°C(アセトン−n−ヘキサ
ンの混ン夜から再結晶) ナトリウム塩:無色粉末(エタノールから再結晶) ta、p、 192−194℃ 製造例 3 (1)  (R)−1−(4−メトキシフェニル)−2
−アミノプロパン5.043g及び炭酸水素ナトリウム
8.40gを塩化メチレン50m l及び水50m l
の混液に加える。混合物に5−10°Cで撹拌下、ベン
ゼンスルホニルクロリド4.86gの塩化メチレン溶液
を滴下し、室温にて2時間撹I↑する0反応終了後塩化
メチレン層を分取する。さらに水層を塩化メチレンにて
抽出し、先の塩化メチレン層と一緒にし、乾燥後溶媒を
留去する。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒:ク
ロロボルム、ついでクロロホルム−メタノール・50:
1)にて分離精製し、イソプロピルエーテル−メタノー
ル混液から再結晶することにより、(R)−1−(4−
メトキシフェニル)−2−ベンゼンスルホニルアミノプ
ロパン6.76gを無色プリズム晶として得る。
収率 88.6χ 蒙、p、 75−75.50°C 〔α)  −18,84°(C=1.072.メタノー
ル)(2)氷晶6.10gの塩化メチレン120m1溶
液にアルゴン雰囲気下−78°Cでボロントリブロマイ
ド14.3gの塩化メチレン20m l溶液を滴下する
。該反応液を1.5時間かけて室温にもどす0反応終了
後、冷却下水20−1を加える。塩化メチレン層を分取
し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残香をクロロホル
ム−イソプロピルエーテル混液から再結晶することによ
り、(R)−4−(2−ベンゼンスルホニルアミノプロ
ピル)フェノール5.59gを無色板状晶として得る。
収率 96.1χ 簡、p、 92−92.5  °C 〔α)  −22,50”(C=1.00.メタノール
)(3)本市5.21g 、ブロモ酢酸エチル3.31
g及び炭酸カリウム2.49gをアセトン150m1に
加え、室温にて19時間撹14’する。さらにブロモ酢
酸エチル0.6gを追加し、8時間撹拌後、無機物をろ
去し、ろ液を濃縮する。残香をシリカゲルカラムクロマ
ト(?容媒:クロロホルムーメタノール=100:1)
により分離精製し、クロロボルム−イソプロピルエーテ
ルの混液から再結晶することにより、(R)−4−(2
−ベンゼンスルホニルアミノプロピル)フェノキシ酢酸
エチル5.05gを無色針状晶として得る。
収率 74.3χ m、p、 108.5−109°C 〔α)  −11,03°(c=i、o15+ メタノ
ール)(4)本市4.68gを水酸化ナトリウムIgの
テトラヒドロフラン80m!及び水10II!lの混液
に溶解し、室温にて1.5時間撹拌する。反応終了後、
テトラヒドロフランを留去し、lOχ塩酸にて酸性とし
、クロロホルム抽出する。洗浄、乾燥後、溶媒を留去す
る。残香をイソプロピルエーテル−塩化メチレンの混液
から再結晶し、更に、クロロホルム−〇−ヘキザンの混
液から再結晶することにより、(R)−4−(2−ベン
ゼンスルホニルアミノプロピル)フェノキシ酢M4.2
04gを無色針状晶として得る。
収率 97χ 戴、p、 92−93°C 〔α)  −12,01@(C=1.074. メタノ
ール)ナトリウム塩 無色粉末(エタノールより再結晶
)謬、p、 193−196°C (α)  −15,41°(C・1.012.メタノー
ル)製造例 4 (1)  (S)−1−(4−メトキシフェニル)−2
−アミノプロパンを実施例3−(1)と同様に処理する
ことにより(S)−1−(4−メトキシフェニル)−2
−ベンゼンスルボニルアミノプロパンを得る。
収率 94.2χ m、p、  74.5−76℃ 〔α)  +18.60@(C=1.00.メタノール
)(2)本市を実施例3−(2)と同様に処理すること
によ#) (S) −4−(2−ベンゼンスルホニルア
ミノプロピノy)フェノールを得る。
収率 9062χ m、p、  92−94°C 〔α)  +22.00’(C・i、oo、メタノール
)(3)本市を実施例3−(3)と同様に処理すること
により(S)−4−(2−ベンゼンスルホニルアミノプ
ロピル)フェノキシ酢酸エチルを得る。
収率 75χ m、p、 109−110.5℃ 〔α)  +lO,50°(C・1.00.メタノール
)(4)本市を実施例3−(4)と同様に処理すること
により(S) −4−(2−ベンゼンスルホニルアミノ
プロピル)フェノキシ酢酸を得る。
収率 99χ m、p、 89−91°C 〔α)  +11.90’(C・1.008.メタノー
ル)ナトリウム塩 無色粉末(エタノールから再結晶…
、p、 192−195°C 〔α)  +15.13”(C・1.004.メタノー
ル)製造例 5 (I)(±’)−4−(2−アミノプロピル)フェノー
ル臭化水素酸塩2.32g、炭酸水素すトリウム4.2
g、水50m1、酢酸エチル100m1及iJ’4−メ
トキシフェニルスルホニルクロリド2.06gの混合物
を室温で3時間撹拌する。反応後酢酸エチル層を分離し
、乾燥後溶媒を留去することにより(±)−4−(2−
(4−メトキシフェニル)スルホニルアミノプロピル〕
フェノール2.4gを褐色結晶として得る。
収率  75% m、p、  119−120.5°C(n−ヘキサンよ
り再結晶)(2)本島2.37g、ブロモ酢酸メチル1
.21g1炭酸力リウム1g及びアセトン30m1の混
合物を室温にて24時間反応させ、反応後溶媒を留去す
る。残香に水を加えて酢酸エチル抽出し、抽出液から酢
酸エチルを留去する。かくして得られた粗製のく±)−
4−(2−(4−メトキシフェニル)スルボニルアミノ
プロピル〕フェノキシ酢酸メチルをメタノール30m1
に溶かし、lO%水酸化ナトリウム水溶液15m1を加
え、室温で1時間放置する。10%塩酸で酸性とし、ク
ロロホルム抽出し、乾燥後溶媒を留去する。残香をシリ
カゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホルムついでクロ
ロホルム:メタノール=19:1で展開)にて分離精製
することにより、(±)−4−(2−(4−メトキシフ
ェニル)スルホニルアミノプロピル〕フェノキシ酢酸2
.01gを油状物として得る。
収率 77% Mass(m/e): 379(M’)(3)本島1.
7gをメタノール10m1に溶かし、IN−水酸化ナト
リウム水溶液5mlを加え溶媒を減圧留去する。残香を
水10m1に溶解し、非イオン性吸着樹脂(商品名:ダ
イヤイオンIP−20,三菱化成社製)充填カラトクロ
マトで精製し、イソプロピルアルコール−水混液から再
結晶することにより(±)−4−(2−(4−メトキシ
フェニル)スルホニルアミノプロピル〕フェノキシ酢酸
ナトリウム塩1.43gを無色顆粒状品として得る。
講、p、  177−179°C 製造例 6 (1)(±)−1−(4−メトキシフェニル)−2−ア
ミツブクン2.69g、炭酸水素ナトリウム6.3g、
水60m1.酢酸エチル120m1およびベンゼンスル
ボニルクロリド2.65gの混合物を室温で3時間反応
させる0反応後、酢酸エチル層を分離し、乾燥後、溶媒
を留去し、得られた油状物を塩化メチレン50m1に溶
解する。
−50〜−60″Cに冷却し、撹拌下ボロントリブロマ
イド9.02gの塩化メチレン10m1溶液をゆっくり
滴下し、その後室温まで2時間撹拌する0反応後再び冷
却し、過剰のボロントリブロマイドを水で分解後クロロ
ボルム50m1を加え、有機層を分離し、乾燥する。溶
媒を留去後、残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒:
酢酸エチル:n−ヘキサン=1:9〜1:3で展開)に
て精製することにより(±)−4−(2−ベンゼンスル
ホニルアミノブチル)フェノール3.70gを淡黄色油
状物としζ得る。
収率 81% Mass(a+/e): 305(M’)(2)本島を
実施例5−(2)と同様に処理することニヨリ(±)−
4−(2−ベンゼンスルホニルアミノブチル)フェノキ
シ酢酸を油状物として得る。
収率 68% 製造例 7〜20 (1)  対応原料化合物を製造例5−(1)又は6−
(1)と同様に処理することにより下記第3表記載の化
合物を得る。尚、表中、(+)、(−)は、各々得られ
た化合物の光学活性を表すものとする(以下、同じ)。
(2)対応原料化合物を製造例5−(2)又は6−(2
)と同様に処理することにより下記第4表記載の化合物
を得る。
(その2)(R’・II、R’・1!、項へ=フヱニレ
ン)m功INα9碍1 の 0ζ の−ト1ウム声:醜
、p、187−188  °C 1゛Nα1i1 の が の −ルエスール:m、p、
107−108  °C 製造例 21 (1)(±)−4−(2−ベンジルオキシカルボニルア
ミノ−1−メチルエチル)フェノール4.72g、ブロ
モ酢酸メチル2.53g、アセトン50m1及び炭酸カ
リウム3.43gの混合物を室温にて終夜撹拌する。反
応後溶媒を留去し、残香に水を加え、クロロホルム抽出
し、乾燥後、溶媒を留去することにより(±)−4−(
2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−1−メチルエチ
ル)フェノキシ酢酸メチル5.68gを淡黄色油状物と
して得る。
収率 96% Mass(m/e): 357(M’)(2)氷晶5.
36gをメタノール60m1に溶解し、濃塩酸2mlを
加え、10%パラジウム・カーボン0゜6gの存在下常
温常圧下接触還元する。3時間後、触媒を濾去し、メタ
ノール層を濃Sliする。残香をイソプロピルアルコー
ル−エーテル混液より再結晶することにより(±)−4
−(2−アミノ−1−メチルエチル)フェノキシ酢酸メ
チル塩酸塩3.06gを無色結晶として得る。
収率 79% 涌、p、 99−104°C Mass(m/e): 223(M”)・(3)氷晶2
.0g、酢酸エチル60m l、炭酸カリウム2.66
g、水20m1及び4−ニトロフェニルスルホニルクロ
リド2.05gの混合物を室温で2.5時間撹拌する。
反応後酢酸エチル層を分離、乾燥し、溶媒を留去する。
残渣をイソプロピルエーテルで粉末化して(±)−4−
(2−(4−ニトロフェニル)スルホニルアミノ−1−
メチルエチル〕フェノキシ酢酸メチル2.95gを淡黄
色固体として得る。
収率 94% m、p、 128.5−130.5°C(4)氷晶2.
91gをメタノール20m1に溶かし、IN−水酸化ナ
トリウム水溶液15m1を加え1時間放置する。メタノ
ールを留去後、10%塩酸にてpH=1とし、クロロホ
ルム抽出する、乾燥後、溶媒を留去して〔±)−4−(
2−(4−ニトロフェニル)スルホニルアミノ−1−メ
チルエチル〕フェノキシ酢酸2.82gを粘着性油状物
として得る。
収率 100% Mass (m/e) : 394 (M”)ナトリウ
ム塩ニブリズム晶 m、p、 226−228.5°C(水−イソプロピル
アルコールから再結晶) −r′ 製造例 22〜24 (1)対応原料化合物を製造例2l−(1)及び(2)
と同様に処理することにより下記第5表記載の化合物を
得る。
Y=NIh、項八・フェニレン基) (2)対応原料化合物を製造例2l−(3)及び(4)
と同様に処理することにより下記第6表記載の化合物を
得る。
史上ユ文人温9tよ1iJiu 製造例Nα22 : m、p、21G−219,5”C
製造例 25〜41 対応原料化合物を製造例21と同様に処理するごとによ
り下記第7表記載の化合物を得る。
製造例 42 (±)−4−(2−アミノプロピル)フェノキシ酢酸メ
チル塩酸塩1.56g、酢酸エチル48m1、炭酸カリ
ウム2.07g、水16m1及び4−ニトロフェニルス
ルホニルクロ’7F1.6gの混合物を室温にて終夜撹
拌する。酢酸エチル層を分離し、乾燥後溶媒を留去し、
残香を酢酸エチル−〇−ヘキサン混液から再結晶するこ
とにより(±) −4−(2−(4−ニトロフェニル)
スルボニルアミノプロピル〕フェノキシ酢酸メチル2.
14gを淡黄色プリズム品として得る。
収率 87% m、p、 127.5〜128°C 製造例 43〜50 対応原料化合物を製造例42と同様に処理することによ
り下記第8表記載の化合物を得る。
製造例 51 (1)(±)−4−(2−アセチルアミノ−1−メチル
エチル)フェノール23.1gをアセトン400m1に
溶解し、ブロモ酢酸メチル19.9g及び炭酸カリウム
113gを加え、終夜撹拌する。さらにブロモ酢酸メチ
ル7.96g及び炭酸カリウム7.2gを追加し、3日
間撹拌する。反応後溶媒を留去し、残香に水を加え酢酸
エチル抽出する。洗浄、乾燥後、溶媒及び過剰のブロモ
酢酸メチルを留去することにより(±)−4−(2−ア
セデルアミノ−1−メチルエチル)フェノキシ酢酸メチ
ル31.6gを黄色油状物として得る。
門ass(m/e): 265(M’)(2)氷晶を6
N=塩酸200m1に加え、7゜5時間加熱還流する。
反応後、溶媒を留去し、残香をテトラヒドロフランから
結晶化させることにより(±)−4−(2−アミノ−1
−メチルエチル)フェノキシ酢酸の塩酸塩19gを無色
の固体としてi)る。
ta、p、  220.5−223 ’C(分解)(3
)本品2.95g、炭酸カリウ1.3.65g、水30
m1及び4−フルオロフヱニルスルボニルクロリド2.
45gの混合物を80°Cで2時間撹拌する。冷却後、
6N−塩酸でp I−11に調整し、酢酸エチル抽出す
る。溶媒を留去後、か(して得られたく±)−4−(2
−(4−フルオロフェニル)スルホニルアミノ−1−メ
ヂルエチル]フェノキシ酢酸をIN−水酸化ナトリウム
水溶液にてナトリウム塩とした後、非イオン性吸着樹脂
(商品名:ダイヤイオン11 P −20、三菱化成社
製)充填カラムクロマトで精製することにより、(±)
−4−[2−(4−〕!レオロフェニル)スルボニルア
ミノ−1−メチルエチル]フェノキシ酢酸ナトリウム塩
2.82gを粉末として得る。
収率 60% m、p、  213−214.5°C(無色プリズム品
、水−イソプロビルアルコールより再結晶) (4)氷晶1.95gを水30m1に溶解し、10%塩
酸にてp I(1に調整し、クロロホルム抽出する。乾
燥後溶媒を留去し、残金の結晶を酢酸エチル−n−ヘキ
サン混液から再結晶することにより(±)−4−(2−
(4−フルオロフェニル)スルホニルアミノ−1−メチ
ルエチル〕フェノキシ酢酸1.65gを無色プリズム品
として得る。
収率 90% m、p、 111.5−114°C 製造例 52〜54 対応原料化合物を製造例51と同様に処理することによ
り下記第9表記載の化合物を得る。
□ヲ 製造例 55 (±)−4−(2−アミノ−1−メチルエチル)フェノ
キシ酢酸塩酸塩2.95g、炭酸ナトリウム3.82g
、水30m1及び2.5−ジクロロフェニルスルホニル
クロリド3.1gの混合物を80°Cにて3時間撹拌す
る。以下、実施例42と同様に処理することにより(±
)−4−(2−(2,5−ジクロロフェニル)スルホニ
ルアミノ−1−メチルエチル]フェノキシ酢酸を得る。
+n、l)、  111.5−116.5°C(分解、
酢酸エチル−〇−ヘキサン) 製造例 56 (1)(±)−4−(2−アミノ−2−メチルプロピル
)フェノール・シュウ酸塩1.98gを/コロホルム4
0m1に懸濁させ、トリエチルアミン6.27g及び4
−クロロフェニルスルホニルクロリド6.5gを加えて
5時間加熱還流する。
反応後溶媒を留去し、メタノール50m1に溶解し、1
0%水酸化ナトリウム水溶液35m1を加え、40分間
加熱還流する。溶媒を留去し10%塩酸で酸性にして酢
酸エチル抽出する。抽出液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去
する。残金をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロ
ホルム、ついでクロロホルム:メタノール=50:1)
にて精製し、酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶
することにより(±)−4−(2−(4−クロロフェニ
ル)スルホニルアミノ−2−メチルプロピル〕フェノー
ル1.40gを淡黄色プリズム品として得る。
収率53% 鋼、p、  131.5−133.5°C(2)氷晶1
.50gをアセ1−ン20m1に溶解し、炭酸カリウム
0.91gを加え、撹拌下、室温でブロモ酢酸メチル0
.84gのアセトン20m1溶液を滴下し、24時間撹
拌する0反応後、溶媒を留去し、残金を酢酸エチル−水
に溶解する。酢酸エチル層を洗浄、乾燥後、溶媒を留去
し、酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶すること
により(土)−4−(2−(4−クロロフェニル)スル
ホニルアミノ−2−メチルプロピル〕フェノキシ酢酸メ
チル1.70gを淡黄色プリズム晶として得る。
収率 94% m、p、  133−135℃ (3)氷晶を製造例21と同様に処理することにより(
±)−4−(2−(4−クロロフェニル)スルホニルア
ミノ−2−メチルプロピル〕フェノキシ酢酸を()る。
m、p、  177−178°C(酢酸エヂルーn−ヘ
キサンより再結晶) 製造例 57〜59 対応原料化合物を製造例5l−(1)及び(2)と同様
に処理し、得られたカルボン酸化合物をメタノールと反
応させ、対応するメチルエステル化合物とし、引続き製
造例2l−(3)と同様に処理することにより下記第1
0表記載の化合物を得る。
(そ(7) l ) (R’−1f、R”=II、R’
=Il、 Y’=NIICOCllz、環A=7 エニ
レ:/)(その2 ) (R’−11,R”=cIIf
f、R”=lI、R’、II、 Y=NIICOCII
s)製造例 60 (1)(±)−1−(4−メトキシ−3−メチルフェニ
ル)−2−アミノプロパン10.7gを酢酸エチル20
0m1に溶解し、炭酸カリウム165gの水溶液100
m1を加え、この混合物にffl 押下、ベンゼンスル
ホニルクロ’Jt’16.25gの酢酸エチル100m
1溶液を滴下し、さらに45分間反応させる。酢酸エチ
ル層を分離し、乾燥後、溶媒を留去し、シリカゲルカラ
ムクロマト(溶媒;クロロホルム)にて精製することに
より、 (±)−1−(4−メトキシ−3−メチルフェ
ニル)−2−ベンゼンスルホニルアミノプロパン16.
6gを粘稠油状物として得る。
収率 87% (2)水晶16.48gを塩化メチレン300+1に溶
解し、−60°Cに冷却する。撹拌下、ボロントリブロ
マイド29.7gを滴下し、ゆっくりと反応温度を上昇
させ、室温にて1時間撹(↑する。
反応後、再度冷却し、水にて分解し、クロロホルム抽出
する。乾燥後溶媒を留去し、残香の褐色油状物をアセト
ン320m1に溶解し、炭酸カリウム10.7g及びブ
ロモ酢酸メチル7、E19gを加え、終夜撹拌する0反
応後、アセトンを留去し、水を加え、酢酸エチル抽出す
る。洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残香をメタノール
に溶解し、IN−一水酸化ナトリウム水溶液を加え、1
時間撹拌する。反応後、溶媒を留去し、残香を水に溶解
し、10%塩酸で酸性にしてから酢酸エチル抽出する。
抽出液を洗浄、乾燥後、不溶物を濾去し、溶媒を留去す
る。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホ
ルムついでクロロボルム:メタノール=1000 :L
  100 : 1.10:l)にて分離精製し、2−
メチル−4−(2−ペンゼンスルポニルアミノプロピル
)フェノキシ酢酸13.5gを油状物として得る。
収率 72% Mass(m/e): 363(M”)製造例 61〜
65 対応原料化合物を製造例60と同様に処理することによ
り下記第11表記載の化合物を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1、R^2、R^3及びR^4はいずれか
    一つまたは二つが低級アルキル基、他が水素原子である
    ことを表し、R^5は1〜2個の置換基を有することも
    あるフェニル基を表し、環Aは1〜2個の置換基を有す
    ることもあるフェニレン基を表し、基−COOR^6は
    保護されていても良いカルボキシル基を表す。)で示さ
    れるフェノキシ酢酸誘導体またはその薬理的に許容しう
    る塩を有効成分としてなる血小板凝集抑制剤。 2、R^5が低級アルキル基、ハロゲン原子、低級アル
    コキシ基、トリハロゲノ低級アルキル基及びニトロ基か
    ら選ばれる1〜2個の置換基を有することもあるフェニ
    ル基であり、環Aが低級アルキル基及びハロゲン原子か
    ら選ばれる1〜2個の置換基を有することもあるフェニ
    レン基である請求項1記載の血小板凝集抑制剤。 3、R^5が低級アルキル基、ハロゲン原子、トリハロ
    ゲノ低級アルキル基及びニトロ基から選ばれる置換基を
    有することもあるフェニル基であり、環Aがハロゲン原
    子で置換されていてもよいフェニレン基である請求項2
    記載の血小板凝集抑制剤。 4、R^1、R^2、R^3及びR^4のいずれか一つ
    が低級アルキル基、他が水素原子であり、基−COOR
    ^6が遊離のカルボキシル基であるかまたは低級アルキ
    ル基で保護されたカルボキシル基である請求項1、2ま
    たは3記載の血小板凝集抑制剤。 5、R^1、R^2、R^3及びR^4のいずれか一つ
    が低級アルキル基、他が水素原子であり、基−COOR
    ^6が遊離のカルボキシル基である請求項1、2または
    3記載の血小板凝集抑制剤。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122250A (en) * 1978-03-04 1979-09-21 Boehringer Mannheim Gmbh Phenoxyalkylcarboxylic acid derivative*its manufacture and medicine containing said derivative and having blood platelet agglutination preventing activity and*or lipid reducing activity

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54122250A (en) * 1978-03-04 1979-09-21 Boehringer Mannheim Gmbh Phenoxyalkylcarboxylic acid derivative*its manufacture and medicine containing said derivative and having blood platelet agglutination preventing activity and*or lipid reducing activity

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