JPH01278381A

JPH01278381A - プリンタの記録紙クランプ装置

Info

Publication number: JPH01278381A
Application number: JP63107604A
Authority: JP
Inventors: Yosuke Kobayashi; 小林　庸祐; Toshiaki Doi; 土肥　利昭
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-05-02
Filing date: 1988-05-02
Publication date: 1989-11-08
Also published as: EP0340925B1; CA1305503C; DE68911364D1; EP0340925A3; EP0340925A2; US4903598A; DE68911364T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、プリンタの記録紙クランプ装置、特に、ド
ラム形プリンタであって、色ずれを小さくするためにプ
ラテンドラム上で記録紙をクランプするプリンタの記録
紙クランプ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の記録紙クランプ装置の一例を示すと第３
図及び第４図のとおりであり、第３図は給紙時の、また
、第４図は印画時の状態を示す図である。

図において、符号（１）はサーマルヘッド、（２ａ）は
インクシート（３）の巻取側ロール、（２ｂ）は供給側
ロールでＡ方向にインクシート（３）は送られる。

（４）はプラテンドラムで印画方向Ｂ方向に回転する。

プラテンドラム（４）の表面にはその軸心方向に切欠部
（４ａ）を有している。（５）はペーパーガイドで、こ
の上を記録紙（６）が送られてくる。（７）はばねで、
はね（力によりクランパ（８）は切欠部（４ａ）に圧接
される。（９）はクランパ（８）に設けられているビン
で、このビン（９）を、ソレノイド（１１）により作動
するレバー（１２）Ｋよって持ち上げることによりクラ
ンパ（８）を持ち上げ、切欠部（４ａ）へのクランパ（
８）圧接を解除する。なお、（ｌＯ）はプラテンドラム
（４）上に巻き付けられた記録紙（６）を押えるピンチ
ローラである。

従来装置は、上記のようＫＷ成されているので、ペーパ
ーガイド（５）上を送られてきた記録紙（６）が切欠部
（４ａ）に入ると、ソレノイド（１１）が作動してレバ
ー（１２）の先端を下げる。これによって、クランパ（
８）はフリーとなり、はね（７）によって引き下げられ
、切欠部（４ａ）とクランパ（８）との間で記録紙（６
）を挾持する。

記録紙（６）が挾持されると、プラテンドラム（４）は
Ｂ方向に回転し、記録紙（６）をプラテンドラム（４）
に巻き付け、その端部付近をピンチローラ（１０）によ
って押える。

このように記録紙（６）のセットが終ると、サーマルヘ
ッド（１）が第４図に示すように上かつ【印画を開始す
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の記録紙プリンタ装置は、上記のように構成されて
いるため、ソレノイド（１１）をレバー（１２）の先端
近くに設けることができず、従って、記録紙（６）のク
ランプを確実にするためには、容量の大きなソレノイド
（１１）を必要とし、その結果、プリンタが大形になる
と共に、ソレノイドの作動音も大きくなって騒音を大き
くし、かつ、価格も上昇させる。従来装置はこのような
欠点を有していたので、ソレノイドを使用することなく
、しかも、確実に記録紙をクランプし得るプリンタの記
録紙クランプ装置を得たいという課題が従来からあった
。

この発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、ソレノイドを使用することなく、しかも、確実に記
録紙をクランプするプリンタの記録紙クランプ装置を得
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るプリンタの記録紙クランプ装置゛は、プ
ラテンドラムの電画に設けられてプラテンドラムの半径
方向に摺動自在でかつ常時中心に向けて付勢されている
と共に半径方向先端にプラテンドラムの表面の軸心方向
に形成の切欠部との間で記録紙を挾持する記録紙押えを
備えているクランパと、プラテンドラムが印画方向に正
回転した場＆に上記クランパの接触により回動して逃げ
プラテンドラムの正回転を継続させ、プラテンドラムが
逆転した場合に回動不能となってクランパを半径方向に
引き上げるように形成されているレバーとを備えている
ものである。

〔作　用〕

プラテンドラムが印画方向に対し【逆転すると、クラン
パはレバーによつ℃引き上げられ、従って、記録紙押え
と切欠部との間が離れて間隔を有する。

この状態になると、記録紙が送り込まれ、記録紙がクラ
ンプ位置にきた時点から、記録紙の送りに同期してプラ
テンドラムを印画方向に回転させる。

この回転によって、レバーによるプラテンドラム中心方
向への移動の自由とクランパのプラテンドラムの中心に
向けられている付勢とにより、クランパは徐々に上記中
心に向けて移動し、クランパがレバーから外れる時点に
おいて、記録紙押えが記録紙を介して切欠部に圧接し、
記録紙をクランプする。続いて同方向にプラテンドラム
が回転して、記録紙をプラテンドラム上に巻き付ける。

〔実施例〕

以下、この発明をその一実施例を示す第１図及び第２図
に基づいて説明する。なお、符号（４）（４ａ）Ｂで示
すものは従来装置において同一符号で示したものと同−
又は同等のものである。

図において、符号（２１）はプラテンドラム（４）の端
面に設けられている板カムでその円周上の一部に半径方
向に向けて形成されている切欠き（２１ａ）を有してい
る。（２２）はクランパ（２３）を常時板カム（２１）
の中心に向けて付勢しているばね、クランパ（２３）は
板カム（２１）上をその半径方向に摺動自在にするため
に、プラテンドラム（４）の軸（４ｂ）が嵌合して摺動
可能である溝（２３ｂ）と、上記切欠き（２１ａ）Ｋ係
合するビンＢ　（２５）とを備えている。また、（２４
）は後述のレバー（２Ｂ）に当たってクランパ（２３）
を板カム（２１）の半径方向に移動させるためのピンＡ
である。更にクランパ（２３）にはその半径方向先端に
、プラテンドラム（４）の切欠部（４ａ）との間で記録
紙を押圧して挾持する記録紙押え（２３ａ）が設けられ
ている。

（２８）はレバーであって、はね（２６）Ｋより常時時
計方向すなわち印画方向に回動するように付勢されてお
り、この回動を一定角度以内に抑えるためにストッパー
（２７）が設けられている。また、レバー（２８）はプ
ラテンドラム（４）の印画方向Ｂ方向への正回転によっ
て、共に回転するクランパ（２３）に立役のビンＡ　（
２４）が当たっても、レバー（２８）ばばね（２６）の
張力に抗して回動し、従って、プラテンドラム（４）は
継続して正回転が可能であり、また、プラテンドラム（
４）が逆転Ｃする場合には、ビンＡ　（２４）はレバー
（２８）に当たり、レバー（２８）を印画方向に回転さ
せようとするも、ストッパー（２７）により回動不能と
なり、従って、ビンＡ　（２４）はレバー（２８）上を
滑動して、半径方向に引き上げられ、これによって、ク
ランパ（２３）を半径方向に引き上げて、切欠部（４ａ
）と記録紙押え（２３ａ）との間にすきまを生じさせる
ように、レバー（２８）は形成されている。

また、（２９）は送られてくる記録紙を案内するための
ペーパーガイドである。

次に、上記実施例の動作について説明する。

第１図の状態からプラテンドラム（４）を逆転させ逆転
方向Ｃに回転させると、プラテンドラム（４）の端面に
取り付けられている板カム（２１）も共に回転し、従っ
て、クランパ（２３）も切欠き（２１ａ）とビンＢ　（
２５’）との保合により回転する。

次いで、ビンＡ（２４）がレバー（２８）の先端に当た
り、レバー（２８）を時計方向に正回転させようとする
が、ストッパー（２７）により回転できないためＫ、ビ
ンＡ　（２４）はレバー（２８）に沿うと共に切欠き（
２１ａ）にビンＢ　（２５）が沿って移動することによ
り、ばね（２２）を抗して、ビンＡ（２４）すなわちク
ランパ（２３）は引き上げられる。

このようにして、クランパ（２３）の記録紙押え（２３
ａ）は、プラテンドラム（４）の切欠部（４ａ）との間
にすきまを発生させてプラテンドラム（４）は回転を停
止する。この状態を示すと第２図のとおりである。

次いで、記録紙（６）がペーパーガイド（２９）Ｋよっ
て矢印り方向に送給されてクランプ位ｆＫきた時点から
、記録紙（６）の送りに同期して、プラテンドラム（４
）を印字方向すなわち正回転方向Ｂに回転させる。これ
によって、クランパ（２３）すなわちビンＡ（２４）も
正回転し、従って、ビンＡ　（２４）はレバー（２８）
に沿うと共にビンＢ　（２５）も切欠き（２１ａ）に沿
って移動し、ばね（２２）′によって、クランパ（２３
）は反半径方向Ｅに移動する。その途中において、送給
された記録紙（６）は、プラテンドラム（４）の切欠部
（４ａ）と記録紙押え（２３ａ）との間のすきまに入り
、上記クランパ（２３）の反極方向Ｅの移動の終点にお
いて、切欠部（４ａ）と記録紙押え（２３ａ）とによっ
て圧接され挾持される。

このようにして、記録紙（６）がクランプされると、プ
ラテンドラム（４）は引き続いて正回転し記録紙（６）
をプラテンドラム（４）に巻き付ける、この場合、ビン
Ａ　（２４）はレバー（２８）に当たるが、レバー（２
８）はばね（２６）に抗して回転可能であるために、レ
バー（２８）は逃げてプラテンドラム（４）の回転を継
続させる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、プラテンドラムの半
径方向に摺動自在でかつ常時中心に向けて付勢されてお
り、プラテンドラムの切欠部との間で記録紙を挾持する
記録紙押えを備えているクランパと、プラテンドラムが
正回転した場合にクランパの接触により回動して逃げて
プラテンドラムの回転を継続させ、逆転した場合には回
動不能となってクランパを半径方向に引き上げるように
形成されているレバーとを備えているので、逆転によっ
て記録紙のクランプを解除し、正回転によって記録紙を
クランプすることができ、従って、クランプのためのソ
レノイドの投雪が不要となり、しかも、確実に記録紙を
クランプすることができ、その結果、プリンタを小形化
することができると共に安価にすることができ、更Ｋ、
ソレノイドを使用しないために騒音も低減し得るプリン
タの記録紙クランプ装置が得られる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成説明図、第２図は第
１図の記録紙の給紙時の構成説明図、第３図は従来の記
録紙クランプ装置の構成説明図、第４図は第３図の印画
時の構成説明図である。（４）・・プラテンドラム、（４ａ）＠・切欠部、（６
）・ｅ記録紙、（２３）−拳クランパ、（２３ａ）・・
記録紙押え、（２Ｂ）−−レバー、Ｂ・・正回転方向（
印画方向）、Ｃ１１＠逆転方向。なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。第１図２３α　　　　　　　　　　４：　フ″ラテンド゛ヲム
４ａ：　亡刀欠部２３：　フラン／で２３ａ：　記録Ｍ！ｖ之２８：Ｉ／バーＢ：正回転方間（印画力闘）Ｃ：逆転方間第２図乙６：記録越第３図第４図１　事件の表示特願昭６３−１０７６０４号２　発明の名称プリンタの記録紙クランプ装置３　補正をする者事件との関係　　特許出願人住　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
名　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者　志岐守
哉４代理人住　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目４番１号
丸の内ビルディング　４Ｎ電話　０３（２１６）５８１１［代表コ氏名　（５７８
７）弁理士　曽我道照５　補正の対象６　補正の内容明細書をつぎのとおり訂正する。

Claims

【特許請求の範囲】

　プラテンドラムの端面に設けられてプラテンドラムの
半径方向に摺動自在でかつ常時中心に向けて付勢されて
いると共に半径方向先端にプラテンドラムの表面の軸心
方向に形成の切欠部との間で記録紙を挾持する記録紙押
えを備えているクランパと、プラテンドラムが印画方向
に正回転した場合に上記クランパの接触により回動して
逃げプラテンドラムの正回転を継続させ、プラテンドラ
ムが逆転した場合に回動不能となつてクランパを半径方
向に引き上げるように形成されているレバーとを備えて
いることを特徴とするプリンタの記録紙クランプ装置。