JPH0127821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127821Y2 JPH0127821Y2 JP1985093926U JP9392685U JPH0127821Y2 JP H0127821 Y2 JPH0127821 Y2 JP H0127821Y2 JP 1985093926 U JP1985093926 U JP 1985093926U JP 9392685 U JP9392685 U JP 9392685U JP H0127821 Y2 JPH0127821 Y2 JP H0127821Y2
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- Japan
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- amorphous metal
- ski
- fiber
- metal fibers
- fibers
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- Expired
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案はスキー、詳細には、中芯材の上、下
面に補強板を有するスキーに関する。
面に補強板を有するスキーに関する。
(ロ) 従来の技術
スキーは木材等の材質でなる中芯材の上面及び
下面に、主としてガラス繊維よりなる繊維強化プ
ラスチツク板を補強板として積層接着して、スキ
ー板の弾性、捻れ強度を保つていた。
下面に、主としてガラス繊維よりなる繊維強化プ
ラスチツク板を補強板として積層接着して、スキ
ー板の弾性、捻れ強度を保つていた。
また実開昭59−69777号公報記載のスキーのよ
うに、アモルフアス合金を薄板状に成型して補強
板として構成したものは知られていた。
うに、アモルフアス合金を薄板状に成型して補強
板として構成したものは知られていた。
(ハ) この考案が解決しようとする問題点
従来の補強板の繊維は、主としてガラス繊維で
あるため、繊維配列の経糸をスキー長手方向に配
して弾性を得ており、また、捻れ強度を求めるた
めには繊維を織物にして使用していた。そのため
強度調節は、その厚さと繊維方向性によつて行つ
ていたが、強度を高めようとすると厚さを増さな
ければならないという問題点があつた。
あるため、繊維配列の経糸をスキー長手方向に配
して弾性を得ており、また、捻れ強度を求めるた
めには繊維を織物にして使用していた。そのため
強度調節は、その厚さと繊維方向性によつて行つ
ていたが、強度を高めようとすると厚さを増さな
ければならないという問題点があつた。
さらに、アモルフアス金属が非常に引つ張り強
度が強いので、補強板の平面全体に設けると、弾
性の強度他、捩れ強度等がが強く成りすぎる問題
点があつた。
度が強いので、補強板の平面全体に設けると、弾
性の強度他、捩れ強度等がが強く成りすぎる問題
点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
スキーの中芯体の上下面、または上面、または
下面に積層する補強板を、繊維強化プラスチツク
スの織物に、アモルフアス金属繊維を幅方向に相
互に適宜間隔を空けて、長手方向に数条配列して
構成したスキーを提供することによつて上述の問
題点を解決せんとするものである。
下面に積層する補強板を、繊維強化プラスチツク
スの織物に、アモルフアス金属繊維を幅方向に相
互に適宜間隔を空けて、長手方向に数条配列して
構成したスキーを提供することによつて上述の問
題点を解決せんとするものである。
(ホ) 作用
スキーの補強板に、アモルフアス金属繊維を長
手方向に数条配列するとともに、幅方向において
相互に適宜間隔を空けて配列してあるので、補強
板は、過剰の強度を廃し、アモルフアス金属繊維
の特性である引つ張り強度が高いこと、破断伸び
が大きいことにより、従来より薄い板でも、適度
の比弾性率、比剛性、比強度を保つ。
手方向に数条配列するとともに、幅方向において
相互に適宜間隔を空けて配列してあるので、補強
板は、過剰の強度を廃し、アモルフアス金属繊維
の特性である引つ張り強度が高いこと、破断伸び
が大きいことにより、従来より薄い板でも、適度
の比弾性率、比剛性、比強度を保つ。
(ヘ) 実施例
この考案を実施例に示す図面に基づいて説明す
る。
る。
スキーは、中芯材1、補強板2、表面材3、ス
ペイサー板4、滑走面材5、側面材6、スチール
エツジ7を主な部材として構成される。補強板2
は、中芯材1の上下両面に積層貼着されるもの
で、ガラス繊維8の織物とアモルフアス金属繊維
9とを配設し、合成樹脂を含侵熱硬化し繊維強化
プラスチツクの単一板として構成する。第2図
は、基本的構成であり、中央部にアモルフアス金
属繊維9をガラス繊維8と交互に5条配列して構
成する。ガラス繊維8は一方向性に引揃えしたも
のでもよく、数枚重ね合わせた構成でもよい。
ペイサー板4、滑走面材5、側面材6、スチール
エツジ7を主な部材として構成される。補強板2
は、中芯材1の上下両面に積層貼着されるもの
で、ガラス繊維8の織物とアモルフアス金属繊維
9とを配設し、合成樹脂を含侵熱硬化し繊維強化
プラスチツクの単一板として構成する。第2図
は、基本的構成であり、中央部にアモルフアス金
属繊維9をガラス繊維8と交互に5条配列して構
成する。ガラス繊維8は一方向性に引揃えしたも
のでもよく、数枚重ね合わせた構成でもよい。
他の実施例としては、ガラス繊維8の他、炭素
繊維、アラミド繊維等とアモルフアス金属繊維9
とを配列構成してもよく、炭素繊維、アラミド繊
維等とガラス繊維8を合織配糸したものとアモル
フアス金属繊維9とを配列構成してもよい。これ
らの構成は、スキーの構成材の主となる中芯材1
の材質によつて強度のコントロールが異なるため
である。
繊維、アラミド繊維等とアモルフアス金属繊維9
とを配列構成してもよく、炭素繊維、アラミド繊
維等とガラス繊維8を合織配糸したものとアモル
フアス金属繊維9とを配列構成してもよい。これ
らの構成は、スキーの構成材の主となる中芯材1
の材質によつて強度のコントロールが異なるため
である。
補強板2の他の実施例としては、アモルフアス
金属繊維9を層中に配し、その上下にガラス繊維
8を積層して三層とし、合成樹脂を含浸熱硬化さ
せて三層単一板として構成してもよい。
金属繊維9を層中に配し、その上下にガラス繊維
8を積層して三層とし、合成樹脂を含浸熱硬化さ
せて三層単一板として構成してもよい。
アモルフアス金属繊維9の引つ張り強さは380
Kg/mm2の強さがあるため、スキーの全幅に亙つて
使用することは好ましくない。
Kg/mm2の強さがあるため、スキーの全幅に亙つて
使用することは好ましくない。
(ト) 考案の効果
この考案は、上述のような構成、作用を有する
ので、補強板の比弾性率、比剛性、比強度を比較
的簡単に微調整できるので、中芯材の材質等によ
つて数多くの対応ができ、より理想的な弾性、捻
れ強度のスキーを得ることができる。また、補強
板を同程度の性質でより薄く構成することができ
るという効果がある。
ので、補強板の比弾性率、比剛性、比強度を比較
的簡単に微調整できるので、中芯材の材質等によ
つて数多くの対応ができ、より理想的な弾性、捻
れ強度のスキーを得ることができる。また、補強
板を同程度の性質でより薄く構成することができ
るという効果がある。
第1図乃至第2図は、この考案の実施例を示す
もので、第1図はスキーウエスト部の横断面図、
第2図は補強板の一部平面図である。第3図は、
従来の補強板の一部平面図、第4図はアモルフア
ス金属繊維と他の繊維との引つ張り強度(Kg/
mm2)との比較図である。 1……中芯材、2……補強板、3……表面材、
4……スペイサー板、5……滑走面材、6……側
面材、7……スチールエツジ、8……ガラス繊
維、9……アモルフアス金属繊維。
もので、第1図はスキーウエスト部の横断面図、
第2図は補強板の一部平面図である。第3図は、
従来の補強板の一部平面図、第4図はアモルフア
ス金属繊維と他の繊維との引つ張り強度(Kg/
mm2)との比較図である。 1……中芯材、2……補強板、3……表面材、
4……スペイサー板、5……滑走面材、6……側
面材、7……スチールエツジ、8……ガラス繊
維、9……アモルフアス金属繊維。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スキーの中芯体の上下面、または上面、また
は下面に積層する補強板を、繊維強化プラスチ
ツクスの織物に、アモルフアス金属繊維を幅方
向に相互に適宜間隔を空けて、長手方向に数条
配列して構成したことを特徴とするスキー。 アモルフアス金属繊維の幅方向の配列間隔
が、アモルフアス金属繊維の幅程度の間隔を空
けて配列する実用新案登録範囲第1項のスキ
ー。 アモルフアス金属繊維を繊維強化プラスチツ
クスと合織した補強板である実用新案登録請求
の範囲第1項または第2項のスキー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985093926U JPH0127821Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985093926U JPH0127821Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621671U JPS621671U (ja) | 1987-01-08 |
JPH0127821Y2 true JPH0127821Y2 (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=30652041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985093926U Expired JPH0127821Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0127821Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541724Y2 (ja) * | 1988-11-28 | 1993-10-21 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61135688A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | 株式会社 小賀坂スキ−製作所 | スキ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5969777U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-11 | 株式会社小賀坂スキ−製作所 | スキ− |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP1985093926U patent/JPH0127821Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61135688A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | 株式会社 小賀坂スキ−製作所 | スキ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621671U (ja) | 1987-01-08 |
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