JPH0127783Y2 - - Google Patents

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JPH0127783Y2
JPH0127783Y2 JP14596282U JP14596282U JPH0127783Y2 JP H0127783 Y2 JPH0127783 Y2 JP H0127783Y2 JP 14596282 U JP14596282 U JP 14596282U JP 14596282 U JP14596282 U JP 14596282U JP H0127783 Y2 JPH0127783 Y2 JP H0127783Y2
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JP
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hot water
ultrasonic
recess
bathtub
inflow chamber
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JP14596282U
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JPS5948632U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、超音波浴槽の超音波発生装置に関
する。
(従来の技術) 従来の超音波浴槽に使用する超音波発生装置と
しては、たとえば実開昭56−63439号公報に記載
されるように発泡器から温水とともに気泡を噴出
させて超音波を発生させるものが知れている。ま
た、特公昭45−27033号公報又は特公昭45−27667
号公報に記載されたように螺旋状に回転して流れ
る渦流となつた水により振動子を振動させて超音
波を発生させるものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) これらのうちで前者は、気泡と温水とともに圧
送する必要があるとともに発泡器自体の構造が複
雑になる問題を有している。
また、振動子を振動させるものでは、振動子の
構造が複雑となる問題を有している。
この考案は、上記のような従来の超音波発生装
置の技術的課題を解決するため、発泡器や振動子
を使用することのない構造の簡単な超音波発生装
置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この超音波発生装
置では温水を圧送する送湯管6に接続される中空
状の本体9内に、温水の流入室10aを形成する
とともに、この流入室10aの内部には前記流入
室10aと反対側に円周壁面を有する凹部13が
形成された筒状の渦流発生体11を設け、かつ前
記凹部13の円周壁面には前記流入室10aと連
通しかつ凹部13の円周壁面の接線方向に向けて
吐出口14a,14bを開口させ、さらに本体9
には前記凹部13と同軸上で連通する噴出口19
を有するノズル本体17を配置したものである。
(作用) この考案に基き、その作用を説明すれば、送湯
管6から圧送される温水は、中空状の本体9内の
流入室10a内に流入する。
続いて、この温水は吐出口14a,14bから
渦流発生体11の凹部13に吐出する。この際吐
出口14a,14bは凹部13の円周壁面の接線
方向に向けて開口しているため、温水は凹部13
の円周壁面に沿つて回転する渦流となる。この渦
流となつた温水は、噴出口19が凹部13と同軸
上で連通しているので、噴出口19から螺旋状に
回転する強力な渦流となつて浴槽内に噴出する。
この強力な渦流には遠心力が作用しているた
め、渦流の中心部位に瞬間的な負圧が生じ、この
負圧部位に浴槽1内の温水が流れ込み、噴出口1
9に蓋をする状態となる。すると負圧が消滅し、
再び渦流が勢いよく噴出される。この繰り返し動
作により温水が振動して超音波を発生する。
(実施例) 以下この考案を具体化した一実施例を添附図面
に従つて説明する。
第1,2図において、1は医療用の超音波浴槽
であつて、この超音波浴槽1内の内側面には、温
水を噴出する複数の超音波発生装置2を設けると
ともに、底面には浴槽1内の温水を吸引する吸引
口3を設けている。この吸引口3は吸入管5を経
てポンプ4の入口側に連結している。そして、ポ
ンプ4の出口側は送湯管6により超音波発生装置
2に連結している。7は超音波浴槽1の前面に配
設した操作パネルであつて、これには各超音波発
生装置2から噴出する温水の温度、噴出時間等を
設定するための操作つまみを設け、またこの操作
パネル7の下方には温水の噴出水圧を調節するた
めの手動調節バルブ8を配設している。
次に、超音波発生装置2の構造を第3図から第
8図に従つて説明する。
超音波発生装置2は、送湯管6と連結する有底
円筒とされた中空状の本体9と、この本体9内に
収納された渦流発生体11と、温湯を浴槽1内に
噴出するノズル体17とを主要構成部材としてい
る。中空状の本体9は、底面の中央部で外方に突
設した連通口10を設け、この連通口10により
送湯管6と連結している。また、本体9の内側周
面には底面近傍で縮径した段差9aを、開口部に
は雌ねじ部9bを形成している。
渦流発生体11は送湯管6と反対側に円周内壁
面を有する凹部13を形成した肉の厚い有底筒状
に形成されていて、その基端から先端近傍にかけ
ての外側周面の上下に軸心に対し対称状に切除し
て平滑にした平坦面12a,12bを形成してい
る。渦流発生体11の基部周縁部は段差9aで支
持して、本体9と渦流発生体11の背面側との間
に流入室10aを形成している(第4,5,8図
参照)。また渦流発生体11の基端面中央で連通
口10側に円錐状に突出する凸部15を形成して
いる。一方凹部13底面中央には円錐状の凸部1
6を形成している。そして、第6図に示すように
平坦面12a,12bから内壁面にかけて連通
し、かつ凹部13の内壁面のほぼ接線方向に向て
開口する吐出口14a,14bを形成している。
この渦流発生体11の反流入室10a側面にはリ
ング形状のパツキン18を介してノズル体17を
本体9の雌ねじ部9bに螺合して、渦流発生体1
1を段差9aとで挟着固定している。ノズル体1
7の中央部には凹部13と同軸上で軸心方向に貫
通する噴出口19が設けられ、その先端部を拡径
してラツパ状の開口部19aを形成している。そ
してノズル体17を浴槽1の内壁1aに設けられ
た開口から浴槽1内へ突き出し、ノズル体17の
外周部のねじ部に取付管20を螺合して、パツキ
ン21を介して浴槽1の内壁1aを挟着すること
により、この超音波装置2を浴槽内壁1aに取着
している。
次に、この実施例の超音波発生装置2の作用に
ついて説明する。
超音波浴槽1に温水を満たした状態で操作パネ
ル7上の各操作つまみを操作してポンプ4を始動
すると、超音波浴槽1の吸引口3から吸入された
温水は送湯管6を経て超音波発生装置2内の流入
室10aに圧送される。流入室10a内に圧送さ
れた温水は、吐出口14a,14bから凹部13
内に噴出される。ここで吐出口14a,14bは
第6図に示すように凹部13の内壁面の接線方向
に開口しているため、凹部13内では噴出された
温水は凹部13内で円周方向に回転する渦流とな
る。そしてこの渦流が凹部13と同軸上に連通し
て形成されているため噴出口19を通つて開口部
19aから勢いよく浴槽内へ螺旋状に回転する渦
流となつて噴出する。
このとき、螺旋状に回転して噴出する温水には
その回転力によつて温水自体に遠心力が働き、開
口部19aの中心部位に瞬間的に負圧が生じる。
すると、浴槽1内の温水が開口部19aに流れ込
み、瞬間的に開口部19aに蓋をする状態になる
が、渦流の圧力により噴出口19から再び渦流が
勢いよく噴出されて開口部19aの中心部に再び
負圧が生じる。以上のような動作の繰り返しによ
り開口部19a近傍の温水が振動して超音波が発
生する。
従つて、この実施例における超音波発生装置2
は温水をポンプ4により圧送すれば、その温水の
噴出と同時に浴槽1内の温水中に超音波を伝潘さ
せることができる。そして、このような超音波発
生装置2を備えた超音波浴槽1は、操作パネル7
の操作つまみの操作により予め設定されたプログ
ラムに従つて浴槽1の温水中に超音波を伝潘させ
ることができる。
(考案の効果) この考案は、送湯管から本体内に圧送された温
水に、強力な渦流を生じさせる渦流発生体を本体
内に設け、その渦流の中心軸線上に噴出口を開口
したことにより、発泡器や振動子を使用すること
のない構造の簡単な超音波を発生させる超音波発
生装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波浴槽の斜視図、第2図は同配管
図、第3図は超音波発生装置の斜視図、第4図は
同分解斜視図、第5図は同縦断面図、第6図は渦
流発生体の正面図、第7図は同平面図、第8図は
同背面図である。 1……超音波浴槽、2……超音波発生装置、6
……送湯管、9……本体、10a……流入室、1
1……渦流発生体、13……凹部、14……吐出
口、17……ノズル体、19……噴出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温水を圧送する送湯管6に接続される中空状の
    本体9内に、温水の流入室10aを形成するとと
    もに、この流入室10aの内部には前記流入室1
    0aと反対側に円周壁面を有する凹部13が形成
    された筒状の渦流発生体11を設け、かつ前記凹
    部13の円周壁面には前記流入室10aと連通し
    かつ凹部13の円周壁面の接線方向に向けて吐出
    口14a,14bを開口させ、さらに本体9には
    前記凹部13と同軸上で連通する噴出口19を有
    するノズル本体17を配置したことを特徴とする
    超音波浴槽の超音波発生装置。
JP14596282U 1982-09-27 1982-09-27 超音波浴槽の超音波発生装置 Granted JPS5948632U (ja)

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JP14596282U JPS5948632U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 超音波浴槽の超音波発生装置

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JP14596282U JPS5948632U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 超音波浴槽の超音波発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5948632U JPS5948632U (ja) 1984-03-31
JPH0127783Y2 true JPH0127783Y2 (ja) 1989-08-23

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ID=30325045

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JP14596282U Granted JPS5948632U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 超音波浴槽の超音波発生装置

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JPH032275Y2 (ja) * 1986-01-24 1991-01-22

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JPS5948632U (ja) 1984-03-31

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