JPH01275010A - スライシングマシン - Google Patents

スライシングマシン

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JPH01275010A
JPH01275010A JP10362088A JP10362088A JPH01275010A JP H01275010 A JPH01275010 A JP H01275010A JP 10362088 A JP10362088 A JP 10362088A JP 10362088 A JP10362088 A JP 10362088A JP H01275010 A JPH01275010 A JP H01275010A
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deflection
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川口 桂司
Tatsumi Hamazaki
辰己 濱崎
Yukio Yamazaki
幸雄 山崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/007Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work while the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/12Adaptive control, i.e. adjusting itself to have a performance which is optimum according to a preassigned criterion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/001Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade
    • B23D59/002Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade for the position of the saw blade

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばシリコンインゴットからシンコンウェ
ハを薄く切り出すためのスライシングマシンの改良に関
する。
(従来の技術) 従来より、この種のスライシングマシンとして、内周縁
部に切刃が設けられたディスク状のブレードを回転支持
体に支持させ、該ブレードを上記回転支持体の回転動作
により回転させた状態で例えば下降させることにより、
ワーク移動手段により所定量だけ送り移動せしめられた
ワークを上記切刃で所定の厚みにスライスするようにし
たものが一般によく知られている。
ところが、上述の如きスライシングマシンにおいては、
ブレードがその内周縁部に設けられた切刃のワークに対
する切削弧長さの変化に伴う切削抵抗により回転軸方向
に撓むおそれがあり、この場合には、スライスされたワ
ークの切断面における真直度が悪くなるという問題があ
った。
そこで、この問題を解決すべく、例えば特開昭62−7
0904号公報に開示されているように、ブレードのワ
ークスライス中における撓み量を測定し、この撓み量の
増大に伴ってワークに対する切刃の切込み速度を遅くす
ることにより、ワークの切断面における真直度を向上さ
せるようにしたスライシングマシンが提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記の公報例の如く、ワークに対する切刃の
切込み速度を可変制御するやり方では、ブレードを支持
する回転支持体の重量が比較的大であり、かつ該回転支
持体は上記ワークに対して回転しながら切込み作動(例
えば下降)することから、上記ブレードの撓み量に応じ
た切刃の切込み速度の応答性が悪くなり易い嫌いがある
。このため、上記ワークの切断面における真直度を所期
の目的とする精度にまで高めることが難しいという問題
があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、ワークのスライス中に、該ワークを
ブレードの撓みに応じて移動させる適切な手段を講する
ことにより、上記ワークの切断面における真直度を所期
の目的とする精度にまで確実に高めんとすることにある
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、回転
支持体に支持され、ワークを所定の厚みにスライスする
切刃を内周縁部に有するディスク状のブレードと、上記
ワークを上記ブレードに対し所定量だけ送り移動させる
ワーク移動手段とを備え、該ワーク移動手段により送り
移動せしめられた上記ワークを上記切刃によりスライス
するスライシングマシンを対象とし、この場合、上記ブ
レードのワークスライス中における撓み量を検出する撓
み量検出手段をブレードの近傍に配置する。
さらに、該撓み量検出手段の検出値に基づき上記ワーク
の送り量を可変制御する制御手段を設ける構成とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、ワークは、回転支持体
に支持されたブレードに対しワーク移動手段により所定
量だけ送り移動せしめられ、上記ブレードの内周縁部に
設けられた切刃により所定の厚みにスライスされる。こ
の場合、上記ブレードのワークスライス中における撓み
量が該ブレードの近傍に配置された撓み量検出手段によ
り検出され、この撓み量検出手段の検出値に基づき上記
ワークの送り量が制御手段により可変制御される。
そして、上記ワークは通常、上記ブレードを支持する回
転支持体よりも軽く、かつ上記ワーク移動手段に固定支
持されている。
このように、上記回転支持体よりも軽くかつ固定支持さ
れているワークの上記ブレードに対する送り量が可変制
御されることから、回転支持体のワークに対する切込み
速度を可変制御する場合に比べて上記ブレードの撓み量
に応じたワークの送り移動の応答性が良くなされ、これ
により上記ワークの切断面における真直度が所期の目的
とする精度にまで確実に高められることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の実施例に係るスライシングマシンAを
示し、本実施例では、ワークとしてのシリコンインゴッ
トWからンンコンウエハ(図示せず)を薄く切り出す場
合を示す。
1は基台、2は該基台1上に立設されたスタンド、3は
、該スタンド2に並設され、上記基台1上を前後シリン
ダ60の伸縮作動によりスタンド2に対して前進および
後退移動するようスライド移動可能に設けられたスライ
ド台であって、上記スタンド2の上端には、一対のプー
リ4,4が水平方向に所定間隔をあけて配置されている
。該両プーリ4,4にはワイヤ5がその両端を下方に垂
らして懸架され、該ワイヤ5の一端(図中、右端)には
リフト台6が、他端(図中、左端)にはウェイト7がそ
れぞれ取り付けられている。
上記リフト台6には主軸8が取り付けられ、該主軸8の
先端(図中、右端)には、回転支持体としての円形皿状
のテンションディスク9がその開口部を上記スライド台
3側に向けて回転一体に取り付けられている。該テンシ
ョンディスク9の外周端部のブレード支持部9aには、
中央部が開口され円板状の薄板からなる厚さ約0.15
mmの可撓性を有するディスク状のブレード10が上記
テンションディスク9開口部を覆うようにリング状の取
付治具25により緊張状態で取り付けられて支持され、
該ブレード10の内周縁部には、上記シリコンインゴッ
トWを所定の厚み(例えば0゜8mm)にスライスする
ダイヤモンド砥石等にて構成された厚さ約0.38rv
rmの切刃11が一体的に取り付けられている。
また、上記主軸8には主軸駆動用の第1駆動モータ12
が裁設され、該第1駆動モータ12の回転トルクをプー
リ13,14に掛は渡されたベルト15を介して上記主
軸8に伝達することにより、該主軸8を回転駆動するよ
うになされている。
さらに、上記スタンド2の上端には主軸昇降用の第2駆
動モータ16が配置され、該第2駆動モータ16の下方
に延びる駆動軸16aには、軸受17.17により上記
スタンド2に支持され上下方向に延びる第1スクリユシ
ヤフト18が駆動連結されている。そして、上記リフト
台6は、その裏面(図中、左側)に設けられた図示しな
いボールねじ機構により上記第1スクリユシヤフト18
に螺合連結されており、上記第2駆動モータ16の正転
・逆転作動によりリフト台6(主軸8)を昇降移動させ
るようになされている。なお、上記ウェイト7の重量は
、上記リフト台6.主軸8゜第1駆動モータ12および
テンションディスク9等のトータル重量と釣り合うよう
に設定されていて、上記リフト台6の昇降動作をスムー
ズに行わしめるようになされている。
一方、上記スライド台3には、受は台としてのカーボン
ベース(図示せず)が一体重に接着されたシリコンイン
ゴットWを上記カーボンベースを下に向けた状態で載置
支持するテーブル部19が設けられ、該テーブル部1つ
の後端(図中、右端)にはワーク送り用の第3駆動モー
タ20が配置され、該第3駆動モータ20の駆動軸(図
示せず)には、軸受21により上記テーブル部1つに支
持されテンションディスク9側へ水平に延びる第2スク
リユシヤフト22が駆動連結されている。また、この第
2スクリユシヤフト22には、上記シリコンインゴット
Wをテンションディスク9側に押し出す押出し部材23
がその下面に設けられたボールねじ機構24により螺合
連結されており、上記第3駆動モータ20の正転・逆転
作動によりシリコンインゴットWを進退移動させるよう
になされている。つまり、上記第3駆動モータ20の例
えば正転作動によりシリコンインゴットWを所定の送り
量だけ前進移動させ、その後、上記第1駆動モータ12
の駆動により回転せしめられるテンションディスク9を
、上記第2駆動モータ16の例えば正転作動により下降
させることにより、上記テンションディスク9に回転一
体に取り付けられたブレード10の切刃11でもってシ
リコンインゴットWを所定の厚みにスライスする一方、
該シリコンインゴットWの切断後は、切り出されたシリ
コンウェハを装置外に取り出すべく上記第3駆動モータ
20の例えば逆転作動によりシリコンインゴットWを所
定量だけ後退移動させるようになされている。したがっ
て、上記スライドテーブル19、第3駆動モータ20、
第2スクリユシヤフト22および押出し部材23等によ
り、シリコンインゴットWを支持し、該シリコンインゴ
ットWを所定の厚みにスライスすべくブレード10に対
し所定の送り量だけ送り移動させるワーク移動手段25
が構成されている。
また、上記スライド台3のテーブル部1つ前面側(図中
、左側)には、上記スライシングマシンAの切刃11で
シリコンインゴットWから所定の厚みに切り出されたシ
リコンウェハを装置外に取り出すべく吸着保持する吸着
装置Cが配置されている。該吸着装置Cは、上方に延び
るピストンロッド26aを有するシリコンウェハ取出し
用の昇降シリンダ26を備えてなり、該昇降シリンダ2
6のピストンウッド26a先端には、複数個の吸着パッ
ド27,27.・・・(第2図に1つのみ表われる)を
アーム先端阪状部に有するL字状の取出しアーム28が
筒状支持部材2つに回転可能に嵌挿支持されている。そ
して、上記シリコンインゴットWから切り出されたシリ
コンウェハを取り出スニは、まず、該シリコンウニ/%
を上記各吸着バッド27で吸着保持したのち上記スライ
ド台3を後退移動させ、その後、上記シリコンインゴッ
トWを第3駆動モータ20の例えば逆転作動により後退
移動させ、しかる後、上記取出しアーム28を筒状支持
部材29を回転中心として上下方向に180°反転させ
た後、上記昇降シリンダ26を収縮作動させて上記シリ
コンウェハを下方の受は皿30に受は渡すようにする。
さらに、上記ブレード10の両側近傍には、該ブレード
10のシリコンインゴットスライス中における撓み二を
検出する撓み量検出手段としての一対の第1および第2
磁気センサ31,32が配置され、該画策1および第2
磁気センサ31,32により上記ブレード10の表面ま
での距離を検出するようになされている。
これら画策1および第2磁気センサ31,32は、第1
図に示すように、共に減算器33に接続されており、該
減算器33において、上記第1および第2磁気センサ3
1,32の出力は互いに減じられるように構成されてい
る。したがって、例え、第1および第2磁気センサ31
,32からの出力に定期的な変動要素(ノイズ)が含ま
れていたとしても、その変動要素は減算により差し引か
れて検出値から消滅する。
すなわち、上記第1磁気センサ31からは第1の出力信
号D1が、第2磁気センサ32からは第2の出力信号D
2がそれぞれ出力される場合において、 第1の出力信号D1は、Dl−LH+N第1の出力信号
D2は、D2 =L2 +Nでそれぞれ表わすことがで
きる。ここで、符号L1、L2は、それぞれ本来の検出
出力分(すなわち、各節1および第2磁気センサ31,
32とブレード10の対応する側面との間の距離に応じ
た値)であり、符号Nは、上述したノイズ分を示してい
る。
そして、上記減算器33において、D、−D2の演算が
実行されることにより、この減算器33からは、 (L+ 十N)   (L2 +N)−Ll−L2の演
算結果が出力されることになる。このように、この減算
器33からの出力には、ノイズ分Nが含まれていないも
のである。
また、上記減算器33の出力端は、較正装置34と、基
準変位記憶装置35と、オペアンプ36の反転入力端に
それぞれ接続されている。また、上記基準変位記憶装置
35の出力端はオペアンプ36の非反転入力端に接続さ
れている。ここで、上記較正装置34は記憶手段の一態
様であり、これには上記第3駆動モータ20の回転信号
が入力されており、この較正装置34は、入力された回
転信号に基づき上記シリコンインゴットWの送り量を検
知する図示しない第1検知器と、上記減算器33から入
力された変位信号に基づき上記ブレード10の変位量(
撓み量)を検知する同じく図示しない第2検知器とを備
えている。そして、この較正装置34は、上記第1およ
び第2検知器からの検知結果に基づいて、上記シリコン
インゴットWの送り量とブレード10の撓みとの間の相
関関係を示す値、つまり、このフィードバック系におけ
る伝達係数kを規定して記憶するように構成されている
。すなわち、上記ブレード10は回転に伴う遠心力によ
り撓む(変位する)ことになるが、この伝達係数kを知
ることにより、ブレード10の撓み量に応じたシリコン
インゴットWの送り量の増減量を算出することが可能と
なる。また、上記較正装置34の出力端は後述する演算
装置37に接続され、この演算装置37に上記伝達係数
kが出力されるように構成されている。
さらに、上記基準変位記憶装置35は、切刃11のスラ
イシング動作に際して採用される回転数、例えば主軸8
が120 Or、p、m、で回転する際に発生するブレ
ード10の変位量(撓み量)を記憶し、′常時、オペア
ンプ36の非反転入力端子に出力するものである。すな
わち、実際のスライシング動作においては、第1駆動モ
ータ12が起動して主軸8の回転数が120 Or、p
、+n、に至った後に、第2駆動モータ16が起動して
ブレード10を下降させることになるが、この基準変位
量は、主軸8の回転数が所定の設定数に至った時点で、
上記第2駆動モータ16が起動する前の段階でのブレー
ド10の変位量から規定されるものである。すなわち、
ブレード10がスライシング動作に際して撓むと、この
基準変位量と現在の検出変位量との偏差が上記オペアン
プ36が出力されるようになされている。
また、該オペアンプ36の出力端は演算装置37に接続
されており、この演算装置37は、既に基準変位量と現
在の検出変位】との偏差を減じるに必要な回転数の変化
量(補正回転数)を、較正装置34において予め規定さ
れた伝達係数kから演算するように構成されている。そ
して、この演算装置37の出力端は上記第3駆動モータ
20を回転駆動させる第3駆動モータ制御装置38に接
続されており、この第3駆動モータ制御装置38は、上
記演算装置37において演算されたところの、基準変位
量と現在の検出変位量との偏差を減じるに必要な回転数
の変化量(補正回転数)を示す信号を受けて、第3駆動
モータ20をこの変化量に応じて回転数を変化させるよ
うに回転駆動制御するように構成されている。
さらに、上記演算装置37には、ここで演算された補正
回転数が所定回転数を越えた時点で、切刃11のドレス
信号を発するドレス時期検出装置39が接続されている
。すなわち、上記切刃11が鈍ってくると、該切刃11
の切削抵抗が増大してブレード10が撓み易くなるため
、該ブレード10の撓みが所定の限界値(しきい値)を
越えた場合には、切刃11の切れ味を元に戻すためにド
レス(研ぎ直し)を行うようになされている。ここで、
上述した所定回転数は、上記ブレード10の撓みのしき
い値に対応する回転数として規定されているものである
。そして、上記ドレス時期検出装置39からドレス信号
が出力されることにより、図示しないドレス指示器が例
えば点灯し、作業者にこの上記切刃11のドレス時期が
到来したことを認識させるか、あるいはこのドレス信号
により図示しない自動ドレス装置を起動させて自動的に
ドレスするようにする。したがって、上記減算器33、
較正装置34、基準変位記憶装置35、オペアンプ36
、演算装置37および第3駆動モータ制御装置38等に
より、上記両箱1および第2磁気センサ3,1.32の
検出値に基づき上記シリコンインゴットWの送り量を可
変制御する制御手段40が構成されている。
したがって、本実施例では、シリコンインゴットスライ
ス中、切削抵抗により撓んだブレード10の撓み量を該
ブレード10の両側近傍に配置された一対の第1および
第2磁気センサ31,32により検出し、この検出値を
減算器33で減じて較正装置34.基準変位記憶装置3
5およびオペアンプ36に出力する。そして、該較正装
置34で第3駆動モータ20の回転数との相関関係から
伝達係数kを決定し、この伝達係数kを演算装置37に
入力する。一方、上記基準変位記憶装置35に記憶され
た基準変位を上記オペアンプ36の反転入力端子に入力
し、該オペアンプ36の出力端子から上記減算器33の
現時点における変位と上記基準変位との偏差を演算装置
37に出力する。
そして、該演算装置37で上記偏差が零になるに必要な
第3駆動モータ20の回転数の変化量(補正回転数)を
、較正装置34からの伝達係数kに基づいて算出し、こ
の算出した補正回転数を第3駆動モータ制御装置38に
出力することにより、第3駆動モータ20の回転駆動を
制御する。これにより、上記切刃11に対するシリコン
インゴットWの送り量を上記ブレード10の撓み量に応
じて可変制御することができる。
このように、上記ブレード10を回転一体に支持するテ
ンションディスク9よりも軽く、かつスライド台3のテ
ーブル部1つに固定支持されているシリコンインゴット
Wのブレード10に対する送り量を可変制御することか
ら、上記テンションディスク9のシリコンインゴットW
に対する切込み速度を可変制御する場合に比べて上記ブ
レード10の撓み量に応じたシリコンインゴットWの送
り速度の応答性が良くなり、これにより上記シリコンイ
ンゴットWの切断面における真直度を所期の目的とする
情度にまで確実に高めることができる。
なお、上記実施例では、ブレード10の撓み量に応じて
シリコンインゴットWの送り量を可変制御しているが、
これに替えてブレード10が所定量撓んだらシリコンイ
ンゴットWの送りを所定量変化させる制御を行うように
しても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、回転支持体に支
持されたブレードのワークスライス中における撓み量を
撓み量検出手段により検出し、ワーク移動手段により送
り移動せしめられるワークの送り量を上記撓み量検出手
段の検出値に基づき可変制御するようにしたので、上記
ブレードの撓み量に応じたワークの送り速度の応答性が
良くなって上記ワークの切断面における真直度を所期の
目的とする精度にまで確実に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るスライシングマシンの制
御系の構成を示すブロック図、第2図はスライシングマ
シンの概略構成図である。 9・・・テンションディスク、10・・・ブレード、1
1・・・切刃、31・・・第1磁気センサ、32・・・
第2磁気センサ、40・・・制御手段、41・・・ワー
ク移動手段、A・・・スライシングマシン、W・・・シ
リコンインゴット。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社   “−・、
・・、−′−・°、・釈 代    理    人   前 1)  弘 (他1
名)舗d1りり。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転支持体に支持され、ワークを所定の厚みにス
    ライスする切刃を内周縁部に有するディスク状のブレー
    ドと、上記ワークを上記ブレードに対し所定量だけ送り
    移動させるワーク移動手段とを備え、該ワーク移動手段
    により送り移動せしめられた上記ワークを上記切刃によ
    りスライスするスライシングマシンにおいて、上記ブレ
    ードの近傍に配置され、該ブレードのワークスライス中
    における撓み量を検出する撓み量検出手段と、該撓み量
    検出手段の検出値に基づき上記ワークの送り量を可変制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするスライシン
    グマシン。
JP63103620A 1988-01-18 1988-04-26 スライシングマシン Expired - Lifetime JP2655677B2 (ja)

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DE19893901236 DE3901236C2 (de) 1988-01-18 1989-01-17 Abstechdrehmaschine für das scheibenweise Abstechen eines Werkstücks in vorbestimmter Dicke

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