JPH0127453B2 - - Google Patents

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JPH0127453B2
JPH0127453B2 JP56205065A JP20506581A JPH0127453B2 JP H0127453 B2 JPH0127453 B2 JP H0127453B2 JP 56205065 A JP56205065 A JP 56205065A JP 20506581 A JP20506581 A JP 20506581A JP H0127453 B2 JPH0127453 B2 JP H0127453B2
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Japan
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memory
output
auxiliary
address
input
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JP56205065A
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Kasamatsuta Anjero
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Bull HN Information Systems Italia SpA
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Honeywell Information Systems Italia SpA
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Publication date
Application filed by Honeywell Information Systems Italia SpA filed Critical Honeywell Information Systems Italia SpA
Publication of JPS57127250A publication Critical patent/JPS57127250A/ja
Publication of JPH0127453B2 publication Critical patent/JPH0127453B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/22Microcontrol or microprogram arrangements
    • G06F9/26Address formation of the next micro-instruction ; Microprogram storage or retrieval arrangements
    • G06F9/262Arrangements for next microinstruction selection
    • G06F9/264Microinstruction selection based on results of processing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理システムに使用されるマイ
クロプログラムされた制御ユニツトに関する。
最近のデータ処理システムは、作業プログラム
すなわち、そのシステムに割当てられたプログラ
ムを形成する幾つかのプログラム命令を適切なマ
イクロプログラムにより解読しかつ実行できる制
御ユニツトを備えていることが知られている。言
い換えれば、実行される各命令は幾つかのマイク
ロ命令(microinstructions)により形成された
マイクロプログラムを呼出し、各マイクロ命令は
マシンサイクル中に実行される。最近のデータ処
理システムは例えば米国特許第3812464号、第
3872447号、第3956738号、第3991404号、第
3949372号及び幾つかの特許に説明されている。
各命令の解読及び実行は一般には幾つかのマシン
サイクル及びマイクロプログラムの幾つかのマイ
クロ命令の実行を必要とする。既知のように、マ
イクロ命令は一般にはマイクロプログラム読取り
専用メモリ(ROM)に記憶されており、各マシ
ンサイクル毎にマイクロ命令はこのROMから1
つづつ読み出され一組のマイクロコマンド
(microcommand)にデコードされる。このマイ
クロコマンドは各マシンサイクル中にプロセツサ
を構成している論理電気回路網の基本動作を制御
する。同じ基本動作は同じマイクロコマンドによ
り指定される。マイクロ命令の表現力はそのパラ
レリズム(parallelism)すなわちそのマイクロ
命令を構成しているビツト数により制限される。
すなわち、より高度のパラレリズムがあれば、あ
る独立のマイクロコマンドを同じマシンサイクル
中にパラレルに発生する能力はより大きくなる。
プロセツサの構造及び節約のため、一般に低減
されたマイクロ命令パラレルリズムが使用される
傾向にある。つまり、このようなパラレリズムは
一般には、プロセツサが1つのマシンサイクル中
で実行できる全てのマイクロコマンドを同時に発
生するために必要とされるものよりも小さい。従
つて、同時に実行される数多くの操作は一連のマ
シンサイクル中で実行されねばならない。例え
ば、マイクロ命令は一般には実行マイクロ命令と
飛越しマイクロ命令とに分類されている。実行マ
イクロ命令では、構成ビツトは、実際に和、減
算、比較、レジスタ間の転送等を制御する実行マ
イクロコマンドを符号化形式で表現する。このよ
うなマイクロ命令に対しては、一連のマイクロ命
令の呼出しは1つづつ先行のマイクロ命令のアド
レスを増分することにより順次発生される。実際
に、実行マイクロ命令のフオーマツトでは、異な
つた方法、例えば直接あるいは間接モードにおい
て絶対あるいは相対期間に、引続くマイクロ命令
のアドレスを与えるためにマイクロ命令の一部を
使用すること、つまり引続くマイクロ命令の有効
アドレスが記憶されているレジスタのアドレスを
与えることによつて、アドレス指定を実行するの
に適する大きさを有するビツトフイールドは使用
できない。一方、飛越しマイクロ命令では、構成
ビツトは、次のマイクロ命令の非シーケンシヤル
アドレス指定の実行を命令し、かつ絶対あるいは
相対的方法で直接あるいは間接的に引続くマイク
ロ命令のアドレスを与えるマイクロコマンドを符
号化形式を表現する。更に、条件付き飛越しマイ
クロ命令の場合には、次のマイクロ命令の非シー
ケンシヤルアドレス指定は、同じマイクロ命令フ
イールドによつて直接にあるいは間接的に示され
た所定の条件の発生によつて条件付けられる。こ
のようなマイクロ命令のフオーマツトにおいて
は、異なつた演算(すなわち、論理/算術演算あ
るいは転送操作)を一緒に実行するのに適する大
きさのビツトフイールドは使用できず、複数の異
なつた条件の発生に基づいて複数の異なつた独立
のアドレスへの条件付き飛越しを実行することも
できない。実際、この最後の点はマイクロ命令が
同時に複数のアドレス及び複数の飛越し条件を与
える能力を有することを要求する。このような制
限は本発明の目的である多重分岐能力を有するマ
イクロプログラムされた制御ユニツトにより解決
される。
本発明により、低減した容量と低いパラレリズ
ムとを有する第1の補助読取り/書込みメモリ、
低減した容量と高いパラレリズムとを有する第2
の補助読取り/書込みメモリ、及び優先回路がマ
イクロプログラムメモリに接続される。第1の補
助メモリは第2の補助メモリのアドレス指定コー
ドを記憶するために設けられている。第2の補助
メモリは条件、複数の分岐アドレス及び可能なら
ば他の情報を識別するための複数のコードを記憶
するために設けられている。マイクロプログラム
メモリがアドレス指定される時に第1の補助メモ
リもアドレス指定され、これが次に第2の補助メ
モリをアドレス指定する。このように、マイクロ
プログラムメモリから読出されたマイクロ命令の
他に、第2の補助メモリから読出された一組の情
報及び分岐条件、分岐アドレス他の表示が使用で
きる。従つて、マイクロ命令は他の情報により補
うことができ、これはあたかもマイクロ命令長が
増大されたようにみえる。このように補なわれた
1つのマイクロ命令によつて、論理/算術演算あ
るいは転送は、複数の条件の試験及び複数のアド
レスのうちの1つへの飛越しと共に実行できる。
以下に図面を参照して本発明について詳細に説
明する。
第1A図及び第1B図は本発明の多重分岐能力
を有するマイクロプログラムされた制御ユニツト
の実施例を示すブロツク図である。このユニツト
は従来の既知の部分(第1A図の部分)及び本発
明の特徴が適正に存在する付加の部分(第1B図
の部分)を含んでいる。本発明の説明の完全さの
ため及びより良い理解のため、第1A図について
説明する。従来の制御ユニツトは制御メモリのア
ドレス指定のためにレジスタ1(すなわち
ROSAR)を含んでおり、その出力はチヤンネル
を介して制御メモリ3のアドレス指定入力に接続
されている。好適には、この制御メモリは2つの
部分、すなわち、読取り専用部3A及び読取り/
書込み部3Bにより構成されている。このよう
に、全体的にしばしば使用するマイクロプログラ
ムは固定的に部分3Aに記憶でき、一方あまり使
用されないマイクロプログラム(例えば、診断マ
イクロプログラム)あるいは特別の操作を実行す
るマイクロプログラムは必要とされる時に部分3
Bに記憶できる。
制御メモリのパラレリズムは例えば32ビツトで
あり、その大きさは例えば32Kワードであり、そ
のうちの4Kが読取り専用で28Kが読取り/書込
み用である。制御メモリ3の出力は出力レジスタ
5(ROR)の入力に接続されている。このレジ
スタ5の出力は、マイクロ命令を一組のマイクロ
コマンドM1,M2,……MNにデコードするデコ
ード回路6の入力に接続されている。
既知の形式のタイミングユニツト4、例えば米
国特許第4134073号、第3599011号及び第3418498
号に記載された形式のもの、は適正な数の出力端
に巡回タイミングパルスT1,T2,……TNを発生
する。これらのタイミングパルスは、各マシンサ
イクル中に適正に調時されるマイクロコマンドを
得るようにマイクロコマンドによつて適正にアン
ドをとられる。第1A図は例えば、T1及びM1
ANDゲート7を介して調時マイクロコマンド
MC1を発生し、T2及びM2がANDゲート14を
介して調時マイクロコマンドMC2を発生する。
調時マイクロコマンドはマシンサイクル中制御ユ
ニツト及びこの制御ユニツトにより制御される処
理ユニツトの両方において、複数の基本動作の発
生、例えばレジスタのローデイング、メモリサイ
クルのスタート、ゲート使用可能化等を制御す
る。
レジスタROSAR1はその入力端にマルチプレ
クサ16の出力の組からメモリ3をアドレス指定
するために使用されるアドレスを受ける。このア
ドレスは、1単位だけ先行アドレスを増分するこ
とにより、あるいは進行中のマイクロ命令により
確定された飛越し変位を先行アドレスに加算する
ことにより、あるいは先行アドレスを新しい絶対
アドレスに置き換えることにより既知の方法で形
成される。第1A図では、レジスタROSAR1の
出力チヤンネル2はバツフアレジスタTADD8
の入力端に接続されている。レジスタTADD8
の出力は増分回路9の入力端及び加算回路ADD
10の第1の組の入力端に接続されている。
加算回路10はチヤンネル11及びマルチプレ
クサ12を介してその第2の組の入力上に、レジ
スタROR5内に含まれているマイクロ命令のビ
ツトフイールドを受ける。増分回路9の出力はチ
ヤンネル13を介してマルチプレクサ16の第1
の入力の組に接続されている。ROSAR1はこの
径路を介してその入力端に1だけ増分された先行
アドレスを受ける。加算回路10の出力端はチヤ
ンネル15を介してマルチプレクサ16の第2の
入力の組に接続されている。ROSAR1はこの径
路を介してその入力端に変位Kだけ増分された先
行アドレスを受ける。マルチプレクサ12の出力
もチヤンネル17を介してマルチプレクサ16の
第3の入力の組に接続されている。ROSAR1は
この径路を介してその入力端に絶対アドレスを受
ける。別のアドレス指定用径路がマルチプレクサ
16の第4の入力の組に接続されたチヤンネル1
9により構成される。チヤンネル19は例えばデ
ータ処理装置のレジスタ(図示せず)からアドレ
ス指定コードを受ける。明らかに、マルチプレク
サ16及び12の複数の入力の組は相互に排他的
な方法で、適正に調時されたマイクロコマンドに
より、あるいは適正な制御信号により使用可能に
される。
例えば、第1A図は、マルチプレクサ16が4
つの選択信号S1,S2,S3,S4により制御され(説
明の簡単化のため、4つの信号は実際には制御が
符号化形式で単に2つの信号により実行された場
合でも明示される)、また、マルチプレクサ12
が信号S5により制御される。例えば、信号S1はチ
ヤンネル13からROSAR1への転送を可能に
し、信号S2はチヤンネル15からROSAR1への
転送を可能にし、信号S3は(ORゲート18を介
して)チヤンネル17からROSAR1への転送
を、信号S4はチヤンネル19からROSAR1への
転送をそれぞれ可能にする。信号S5は存在する時
には例えば入力チヤンネル46から(ORゲート
112を介して)マルチプレクサ12の出力端へ
情報の転送を可能にする。信号S5が存在しない時
は、ROR5の出力チヤンネル118からマルチ
プレクサ12の出力端への転送が可能にされる。
第2A図、第2B図、第2C図及び第2D図は
データ処理システムに使用されるマイクロ命令の
最も一般的な形式のフオーマツトを示している。
第2A図は実行マイクロ命令のフオーマツトを示
している。この実行マイクロ命令は関数コード
FC及び実行コードOCを含んでいる。第2B図は
無条件相対飛越しマイクロ命令のフオーマツトを
示している。この飛越しマイクロ命令は関数コー
ドFC、可能実行コードOC及び飛越し変位Kを含
んでいる。第2C図は無条件絶対飛越しマイクロ
命令のフオーマツトを示している。この飛越しマ
イクロ命令は関数コードFC及び飛越しアドレス
Aを含んでいる。第2D図は条件付き相対飛越し
マイクロ命令のフオーマツトを示している。この
飛越しマイクロ命令は関数コードFC、条件コー
ドCC及び飛越し変位Kを含んでいる。
実行マイクロ命令は常に次マイクロ命令の順次
のアドレス指定を必要とし、この実行マイクロ命
令がROR5中に含まれている時には、適正に調
時されたマイクロコマンドMS1をデコーダ回路
6を介して発生する。このマイクロコマンドMS
1は次に信号S1を発生する。このように、ROR
5中に含まれているマイクロ命令のアドレス(こ
のアドレスはTADD8に含まれている)は1だ
け増分され、マルチプレクサ16を介して
ROSAR1へ転送される。このアドレスはここで
次マイクロ命令をアドレス指定する。ROR5中
に含まれている無条件(絶対あるいは相対)飛越
しマイクロ命令はデコーダ回路6により2つのマ
イクロコマンドMS3,MS2のうちの1つを発
生する。マイクロコマンドMS3,MS2は適正
に調時されており、次に信号S3あるいはS2を発生
する。ROSAR1にロードされたアドレスはAに
等しい新しいアドレス(マルチプレクサ12及び
チヤンネル17を介してROR5から転送された
アドレス)であるか、あるいはKだけ増分された
(KはROR5からマルチプレクサ12及びチヤン
ネル11を介して転送された飛越し変位である)
先行アドレス(TADD8に含まれている)に等
しいアドレスである。条件付き飛越しマイクロ命
令は次アドレスの発生に対して2つの代替を与え
る。
このマイクロ命令に含まれている条件コード
CCは、特定の条件がどのアドレスが次アドレス
であるべきか決めるために試験されるべきことを
特定する。第1A図の条件コードCCは実質的に
マルチプレクサ20用の選択コードとして動作す
る。このマルチプレクサ20はその複数の入力端
に、データ処理システム内で発生した条件あるい
は状態を表わす複数の信号を受ける。データ処理
システム内では、数百の条件がしばしば考慮され
る。例えば、算術演算による桁上げ信号、桁溢れ
信号、特別の演算モード(初期設定モード、特権
モード)の信号、特別の特性のオペランド(10
進、パツク10進、2進)を示す信号等が考えられ
る。条件コードCCはマルチプレクサ20を介し
て1及びこれらの条件のうちの1つだけを選択
し、それが照合される(すなわち、論理レベル1
にある)とマルチプレクサ20がその出力端に照
合された条件信号CVを発生する。条件付き飛越
しマイクロ命令はデコーダ6を介して条件の試験
を使用可能にするマイクロコマンドCEを発生す
る。CE及びCVはANDゲート50の入力端に与
えられ、CE及びCV(CVからNOT150を介し
て得られる)はANDゲート51の入力端に与え
られる。条件CVが照合されると、信号S2がAND
ゲート50の出力端にあらわれる。条件CVが照
合されないと、信号S1がANDゲート51の出力
端にあらわれる。信号S1及びS2はマルチプレクサ
16の選択コマンドとして使用される。
本発明の特徴部分である第1B図の制御ユニツ
ト部について説明する。第1A図に既に示された
要素及び従来技術において既知の要素の外に、制
御ユニツトは第1の補助読取り/書込みメモリ2
1、第2の補助読取り/書込みメモリ30、複数
の選択及び条件試験回路31,32,33、この
選択及び条件試験回路に接続された優先回路4
0、及び飛越しアドレス選択回路45を含んでい
る。
補助メモリ21は好適には制御メモリ3のよう
に低減したパラレルリズム(例えば、8ビツト)
及び低減した容量(例えば、4Kバイト)を有し
ている。メモリ21のアドレス指定入力52は2
つの入力の組53,54を有しているORゲート
の組22の出力端に接続されている。ORゲート
の組22はチヤンネル2上にあるメモリアドレス
の下位部分をANDゲートの組23を介して入力
の組54に受ける。この下位部分は補助メモリ2
1の各部をアドレス指定するのに十分でなければ
ならない(図示の好適実施例では、このアドレス
部分は12ビツトから成つている)。ORゲートグ
ループ22は更にレジスタ25にラツチされてい
るアドレスをANDゲートグループ24を介して
入力の組53に受ける。レジスタ25は適切なマ
シンサイクル(図示せず)から来るアドレスをロ
ードされる。ANDゲートグループ23及び24
の制御入力はそれぞれフリツプフロツプ26の反
転出力及び直接出力に接続されている。このフリ
ツプフロツプは適正なマイクロコマンドMC4,
MC5によりセツト/リセツトされる。フリツプ
フロツプ26がセツトされた時、これは制御ユニ
ツトが初期設定フエーズにあることを示す。つま
りこの初期設定フエーズでは、ANDゲートグル
ープ23がロツクされる。従つて、補助メモリ2
1はレジスタ25内に含まれているアドレスによ
りアドレス指定され、各アドレス指定されたワー
ド(バイト)に応じて2進コードが記憶される。
この2進コードは適切なマシンチヤンネル(図示
せず)に接続されている入力チヤンネル27を介
して受ける。このようにして、メモリ21は初期
設定される。
この状態で、メモリ21は、フリツプフロツプ
26の直接出力により使用可能にされている
ANDゲート28を介して書込み調時コマンド
WRを受ける。フリツプフロツプ26がリセツト
された時に、制御ユニツトは操作フエーズにあ
る。この場合に、制御メモリ3をアドレス指定す
るために使用されたアドレスと同じアドレスが読
取り操作のためにANDゲートの組23(このフ
エーズ中は使用可能にされている)を介して補助
メモリ21をアドレス指定する。メモリ21は制
御メモリ3の容量より小さい容量であるから、ア
ドレスの下位部分だけが使用される(図示の好適
実施例では、この部分は12ビツトから成つてい
る)。補助メモリ21の出力はレジスタ128
(STATUSREG)の入力端に接続されている。
このレジスタ128の出力は第2の補助読取り/
書込みメモリ30のアドレス指定入力に接続され
ている。このメモリは低減した数のアドレス可能
部分を有している。その数はメモリ21のパラレ
リズムにより決定されるアドレス指定容量に等し
いかあるいはこれよりも少ない。
実施例においては、メモリ21のパラレリズム
が8であるから、メモリ30は256個のアドレス
可能部分を有することができる。各アドレス可能
部分は例えば48ビツトの大きいパラレリズムを有
している。レジスタ128の出力は更にANDゲ
ートの組29の入力端に接続され、このゲートの
出力はデコーダ34の入力に接続されている。デ
コーダ34はメモリ21から読出されレジスタ1
28内に含まれているワードをデコードし、デコ
ーダ6により発生されたマイクロコマンドの組に
加算する一組の付加のマイクロコマンドを出力す
る。従つて、補助メモリ21はその機能の中に、
デコーダ34を介して付加のマイクロコマンドを
発生する機能も備えている。
制御回路は特定の条件に対してのみANDゲー
トグループ29を使用可能にし、付加のマイクロ
コマンドが特定の環境においてのみ発生されるこ
とを保証する。この回路は2つの入力ANDゲー
ト132,133、2つの入力ORゲート13
4、フリツプフロツプ35及びデコーダ36を含
んでいる。デコーダ36はチヤンネル2に接続さ
れた入力と、チヤンネル2上のアドレスが4Kよ
り小さい時に論理レベル1になる出力とを有して
いる。デコーダ36の出力はANDゲート133
の入力に接続されている。ANDゲート133の
第2入力はフリツプフロツプ26の反転出力に接
続されている。ANDゲート133の出力はORゲ
ート134の入力に接続されており、このORゲ
ート134の出力はANDゲートの組29の使用
可能入力端に接続されている。このように、補助
メモリ21はマイクロ命令のアドレスが4Kより
小さい時だけ付加のマイクロコマンドを発生す
る。4Kより大きいアドレスに対しては、メモリ
21のこのような機能は、4Kの倍数だけ異なる
アドレスを有する複数の異なつたマイクロ命令
に、同じ相補のマイクロコマンドが関連すること
を避けるために禁止される。このような制限は適
切なマイクロコマンドMC6によりフリツプフロ
ツプ35をプリセツトすることにより解除でき
る。
フリツプフロツプ35の直接出力は2入力
ANDゲート132の入力端に接続され、このゲ
ート132の第2の入力はフリツプフロツプ26
の反転出力に接続されている。ANDゲート13
2の出力はORゲート134の入力に接続されて
いる。フリツプフロツプ35はマイクロコマンド
MC7によりリセツトされる。フリツプフロツプ
35がセツトされた時に、このシステムが初期設
定フエーズにない(フリツプフロツプ26がリセ
ツトされている)ならばANDゲートの組29は
4Kより大きいマイクロプログラムのアドレスに
対しても使用可能とされる。このような場合、付
加のマイクロコマンドによるマイクロコマンド積
分の機能は4Kよりも大きいマイクロプログラム
のアドレスに対してさえも補助メモリ21により
実行される。これは診断には有効であり、一般に
は、限定され十分に定義された制御メモリの領域
すなわち4Kワードの大きさを有するページを使
用する制御ユニツトの動作が実行される場合に有
効である。この場合に、補助メモリ21はそのペ
ージに相補の情報を連続的にロードされる。しか
し、本発明により、メモリ21の主機能はアドレ
ス指定補助メモリ30の機能となつた。
補助読取り/書込みメモリ30は各アドレス可
能メモリ位置に複数の情報を記憶するために設け
られている。情報には次のものがある。
a) 複数の飛越し条件JC1,JC2,JC3の2
進コード。このコードの各々は試験されなけれ
ばならない複数の条件のうちの1つを識別す
る。
b) 絶対飛越しアドレスJA1,JA2,JA3を
表わす複数の2進コード。
補助メモリ30は複数の出力の組64,65,
66,67,68,69を有する。出力組64,
65,66は条件試験及び選択回路31,32,
33の入力に接続されている。これらの回路の
各々は、更に、前述の制御ユニツトを含むデータ
処理システム内で発生する条件を表わす複数の信
号を入力の組(それぞれ135,136,13
7)に受ける。
前述したように、条件は互いに異なつた形式の
ものである。これらの条件は、グループで入力の
組135,136,137上に与えられる。各選
択回路は飛越し条件コードに基づいて、特定の条
件を同じ回路に転送するのに使用された入力の組
(それぞれ135,136,137)の特定の入
力を選択できる。この条件が存在する、すなわち
照合されたならば、選択回路は論理レベル1にあ
る照合された条件の信号を出力(それぞれ、3
7,38,39)上に与える。出力37,38,
39は優先選択回路40の入力端に接続されてい
る。
回路40はその入力端に同時に存在する複数の
照合された条件信号の中からより優先のものを選
択し、これを選択出力41,42,43のうちの
1つに転送する。ある条件が1度でも照合された
時及び、どの条件が今照合されているか否かに係
わらず、メモリ30からの条件コードJC1,JC
2……JCNが強制飛越しを課する時はいつでも
この回路40は更に出力端44上に強制飛越し信
号EINTFOを与える。
選択出力41,42,43は選択器45の制御
入力端に接続され、選択器45はその入力の組に
メモリ30の出力67,68,69を介して飛越
しアドレスJA1,JA2,JA3を受ける。この飛
越しアドレスの1つが選択されかつリード群46
を介してマルチプレクサ12の入力の組に印加さ
れる。信号EINTFOはORゲート112を介して
マルチプレクサ12をまたORゲート18を介し
てマルチプレクサ16を制御する。優先選択回路
40はORゲート134の出力端から来るリード
47上の信号により使用可能にされる。言い換え
れば、複数の飛越し条件を多重試験するメカニズ
ムは、このシステムが初期設定フエーズになく
4Kより小さい制御メモリ3のアドレスに対して
のみ発生する。しかし、フリツプフロツプ35が
セツトされていればこのメカニズムは4Kより大
きいアドレスに対しても発生できる。
第3図はさらに詳細に補助メモリ30、条件選
択回路31,32,33、優先選択回路40及び
選択器45を示している。補助読取り/書込みメ
モリ30は高いパラレリズム(48ビツト)及び低
減された容量(例えば、256ワード)を適正に有
している。このメモリ30は並列に構成された6
個の独立のモジユールにより形成されている。メ
モリ30はデータ処理システムのチヤンネル15
4からデマルチプレクサ153を介してロードさ
れる。デマルチプレクサ153の機能はメモリ3
0のパラレリズムをチヤンネル154のうちの1
つに調整することである。例えば、チヤンネル1
54は8ビツトのパラレリズムを有している。デ
マルチプレクサ153の制御入力56に印加され
た適正なマイクロコマンドは、チヤンネル154
上にある情報をメモリ30の数多くのデータ入力
の組として接続された出力の組57,58,5
9,60,61,62のうちの1つへ転送可能に
する。制御入力端56に印加されるこのマイクロ
コマンドはメモリ30の制御入力63に印加さ
れ、メモリ30を構成している6個のモジユール
のうちの1つの選択を可能にする。メモリ位置の
アドレス指定は、状態レジスタ128の出力端に
接続された入力55を介して得られる。メモリ3
0の読取りは全てのモジユールに対して並列に、
アドレス指定された位置毎に48ビツト情報を読取
るために実行される。
実施例においては、読取り情報は以下のフオー
マツトを有している。
ビツト0−2:8つの飛越し条件から1つを識
別する第1のコードJC1. ビツト3−7:32の飛越し条件から1つを識別
する第2のコードJC2. ビツト8−12:32の飛越し条件から1つを識別
する第3のコードJC3. ビツト13−25:第1のコードJC1に結合され
た飛越しアドレスJA1. ビツト26−38:第2のコードJC2に結合され
た飛越しアドレスJA2. ビツト39−47:第3のコードJC3に結合され
た飛越しアドレスJA3。
ビツト0−2は出力の組64を介して条件選択回
路31の制御入力端に印加される。条件選択回路
31は実質的に8つの入力及び出力を有するマル
チプレクサにより形成されている。論理〓1〓は
固定的に回路31の入力端に印加され、一方7つ
の異なつた条件C1,C2,……,C7は回路31の
他の入力端に印加される。ビツト3−7は出力の
組65を介して条件選択回路32の制御入力に印
加される。回路32は実質的に32の入力及び出
力を有するマルチプレクサにより形成されてい
る。論理〓1〓は固定的に回路32の入力端に印
加され、一方31の異なつた条件C8,……,C39
は他の入力端に印加される。ビツト8−12は出力
の組66を介して条件選択回路33の制御入力端
に印加される。回路33は実質的に32の入力及
び出力を有するマルチプレクサにより形成されて
いる。論理〓1〓は固定的に回路33の入力端に
印加され、一方31の異なつた条件C40,……,C71
は他の入力端に印加される。ビツト13−25は出力
の組67を介してANDゲートの組70の入力端
に印加される。ビツト26−38は出力の組68を介
して、ANDゲートの組71の入力端に印加され
る。ビツト39−47は出力の組69を介してAND
ゲートの組72の入力端に印加される。
ANDゲートの組70,71,72の出力の組
はORゲートの組73の多くの入力の組として接
続されているORゲートの組73の出力はチヤン
ネル46を介してマルチプレクサ12の入力の組
に接続されている。ゲート群70,71,72,
73は第1B図の選択器45を形成している。優
先選択回路40はORゲート74、ANDゲート7
5,76,77,78及び2つのNOTゲート7
9,80により形成されている。ORゲート74
は、それぞれマルチプレクサ31,32,33の
出力端37,38,39に接続されている入力
と、ANDゲート75の入力端に接続された出力
とを有している。ANDゲート75の第2の入力
はリード47に接続されている。ANDゲート7
5の出力はリード44に接続されている。マルチ
プレクサ31の出力37はANDゲート76の入
力に接続されている。ANDゲート76はリード
47に接続された第2の入力を有している。
ANDゲート76の出力はANDゲートの組70の
使用可能入力端に接続されている。
マルチプレクサ31により選択された条件の1
つが照合された時、すなわちマルチプレクサ31
の出力37が論理レベル1にあり回路40がリー
ド47上の論理レベル1により使用可能にされた
時に、論理レベル1にある信号EINTFOがリー
ド44上に発生されかつ飛越しアドレスJA1が
チヤンネル46に転送される。マルチプレクサ3
2の出力38はANDゲート77の入力に接続さ
れている。ANDゲート77はリード47に接続
された第2の入力と、NOTゲート79を介して
マルチプレクサ31の出力37に接続された第3
の入力とを有している。ANDゲート77の出力
はANDゲートの組71の使用可能入力に接続さ
れている。マルチプレクサ32により選択された
条件のうちの1つが照合され、マルチプレクサ3
1により選択された条件のどれもが照合されず、
更に回路40がリード47上の論理レベル1によ
り使用可能にされた時には、論理レベル1にある
信号EINTFOがリード44上に発生され、飛越
しアドレスJA2がチヤンネル46に転送される。
マルチプレクサ33の出力39はANDゲート7
8の入力に接続されている。ANDゲート78は
リード47に接続された第2の入力と、NOTゲ
ート79を介してマルチプレクサ31の出力37
に接続された第3の入力と、NOTゲート80を
介してマルチプレクサ32の出力38に接続され
た第4の入力とを有している。マルチプレクサ3
3により選択された条件のうち1つが照合され、
同時にマルチプレクサ31,32により選択され
た条件のどれもが照合されず、更に回路40がリ
ード47上の論理レベル1により使用可能にされ
ている時には、論理レベル1にある信号
EINTFOがリード44上に発生され飛越しアド
レスJA3がチヤンネル46に転送される。
本発明の好適な実施例を説明したが、いくつか
の効果を指摘することは好都合であろう。第1の
例は相対アドレスから開始する絶対メモリアドレ
スを発生するフアームウエアルーチンに関してい
る。最近のデータ処理システムにおいては、プロ
グラムライテイングと実際のメモリ位置からのア
ドレス決定とを自由にするために、相対的なある
いは通常のアドレスが使用されることが知られて
いる。データ処理システムはこのアドレスを適正
に処理し、相対アドレスから絶対メモリアドレス
を得る。演算はシステムのその演算状態に応じて
異なつた方法で実行される。更にこの演算と共
に、排他的に読取り動作に割当てられたメモリゾ
ーンが書込み動作中にはアドレス指定されないこ
と等を保証するために種々の制御を実行すること
が必要である。
第4図は通常の方法で実行されるアドレス演算
をフローチヤートで示している。例えば、相対ア
ドレスRAに配置されたオペランドを特定してい
るプログラム命令が読取られるような初期条件
(START)から開始した場合には、第1の条件
つき飛越しマイクロ命令によつて、システムが初
期設定状態にあるか否か、すなわちフリツプフロ
ツプFF−1がセツト(FF−1=1)かリセツト
(FF−1=0)かが照合される。システムが初期
設定状態にあれば、絶対アドレスが和RA+Pに
より与えられる。ここで、Pでは保護されている
メモリ−ゾーンを定義するレジスタの内容であ
る。システムが初期設定状態にないならば、シス
テムが特権動作状態にあるか通常の状態(ユーザ
ー)にあるか、すなわちフリツプフロツプ
MODEがセツト(MODE=1)にあるかリセツ
ト(MODE=0)にあるか照合される。システ
ムが特権状態にあれば、動作RA+Pが実行され
る。逆の場合には、別の制御が実行される。すな
わち、命令が読取り及び書込み(SN=1(R/
W))あるいは読取られるだけ(SN=0(R/
E))の情報を記憶するために割当てられたメモ
リーゾーンSNを参照するか否かが照合される。
SN=1ならば、命令がそのオペレーシヨンコー
ドによつて読取り/書込み動作を定義するかある
いは命令が実行形(EX=1)のものかが照合さ
れる。
命令が実行形のものであれば、例外が指摘さ
れ、例外処理ルーチンEXCPが実行され、更に、
レジスタRLROに含まれている情報とレジスタP
に含まれている情報とを相対アドレスに加算する
ことによつて、絶対アドレス演算が実行される。
SN=0ならば、すなわち命令が読取り専用の情
報を記憶するために割当てられたメモリーゾーン
を参照するならば、その命令が書込み命令(WR
=1)であるか否かが照合される。その命令が書
込み命令であれば、例外が指摘され、例外処理ル
ーチンが実行される。逆の場合には、絶対アドレ
スが計算される。前述のマイクロプログラムのマ
イクロ命令による発生は各条件試験に対して別個
のマイクロ命令の実行を必要とする。従つて、条
件FF−1、MODE、SN、WRの試験は4つのマ
シンサイクル中に実行されるべき4つの条件付き
飛越しマイクロ命令を必要とする。更に、4つの
マイクロ命令は記憶されるべき4つのメモリ位置
を必要とする。これに対して、前述のマイクロプ
ログラムされた制御ユニツトは複数の条件を同時
に試験できる利点を有している。
第5図は前述の制御ユニツトを用いて絶対アド
レスを計算するフローチヤートを示している。同
じ先行の初期条件が開始した後、条件FF−1、
MODE、SN、WRが飛越しマイクロ命令に関連
した情報を用いて単一の飛越しマイクロ命令によ
り試験され、補助メモリ30の1つの位置に記憶
される。この同時の試験中に考慮されるべき唯一
の制限は優先命令である。複数の条件がこの優先
命令に基づいて照合されねばならない。この優先
命令は論理命令に対応しなければならない。条件
の試験はこの論理命令に基づいて発生しなければ
ならない。従つて、論理的に他の条件に先行する
条件FF−1は条件の組C1,……,C7に属せねば
ならず(第3図)、条件MODEは条件の組C8,…
…,C39に属せねばならず、条件SNは条件の組
C40,……,C71に属せねばならず、また条件WR
はデコード61によりデコードされるマイクロ命
令により直接に試験される条件の組に属せねばな
らない。マイクロプログラムの発生はこの場合に
少ない数のマシンサイクルしか必要とせず、また
2つの補助メモリ21,30を使用することには
制御メモリ3の小さいメモリサイズ占有によつて
補償される。
本発明のマイクロプログラムされた制御ユニツ
トの別の利点は、マイクロプログラミングの誤り
の較正を可能にしかつ制御メモリの可能な故障を
救済できることである。制御メモリ3が読取り専
用ゾーン及び読取り/書込みゾーンにより構成さ
れていることは既に説明した。読取り/書込みメ
モリはダイナミツクであるすなわちその中に記憶
されている情報は電源故障の際には失なわれる
が、読取り専用メモリはスタチツクであるすなわ
ちその中に記憶されている情報が固定的である。
静的及び固定制御メモリの使用はシステムの開始
すなわち初期設定を可能にするために必要であ
る。更に、このようなメモリは他のものに比べて
より安価でより高速である。その上、これらのメ
モリは取換え等が不便であり、もしこれらのメモ
リがまちがつてプログラムされた場合に修正でき
ず、メモリを構成している要素の取換えが必要と
される。使用中に故障が制御メモリの特定の位置
に発生し誤つたマイクロ命令の読取りを生じた場
合にも同じ不便さが起る。この場合に、前述の制
御ユニツトを用いることによつて、(故障あるい
はマイクロプログラミングの誤りに基づく)誤つ
たマイクロ命令をバイパスすることが可能であ
る。この誤つたマイクロ命令にはシーケンシヤル
に、あるいは1つあるいは幾つかの先行マイクロ
命令から始まる飛越しによつて達することができ
る。
従つて、補助メモリ30の所定の位置を示すア
ドレスコードを、各々があるメモリアドレス
ADDRiを等しいアドレスの補助読取り/書込み
メモリ21の位置に有するような先行マイクロ命
令に関連することで十分である。試験される条件
コードがこの所定の位置に書き込まれる。これは
常に照合された条件、すなわちマルチプレクサ3
1の入力端に固定的に印加された条件〓1〓を示
す。飛越しアドレスJA1はこのコードに関連さ
れる。この飛越しアドレスはメモリ3内で、特に
このメモリの読取り/書込みゾーン3B内でメモ
リ位置への飛越しを可能にする。このメモリ位置
において、誤つたマイクロ命令に代わつて正しい
マイクロ命令が見い出される。この正しいマイク
ロ命令の後に、バイパスされる誤まつたマイクロ
命令に続いて論理的にこのマイクロ命令を参照す
る飛越しマイクロ命令が続く。
以上の説明は本発明の好適な実施例にのみ関
し、多数の修正が本発明の範囲から逸脱せずに行
ない得ることは明らかである。例えば、補助メモ
リ30は3より大きいあるいは小さい多数の飛越
し条件グループ及び3より大きいあるいは小さい
同数の多数の飛越しアドレスグループを含むこと
ができる。飛越し条件選択回路、優先選択回路4
0及びアドレス選択器45はこのことを考慮して
適当に修正される。更に、メモリ30内に記憶さ
れた飛越し条件グループの数及び飛越しアドレス
グループの数は必ずしも一致する必要はない。例
えば、補助メモリ30内に記憶されている飛越し
条件グループの数は飛越しアドレスグループの数
より大きくでき、1つの条件が照合された時に1
つあるいは複数の飛越し条件グループが呼び出さ
れる。いくつかの飛越しアドレスは他のマシンの
レジスタに含まれている。更に、補助メモリ21
及び補助メモリ30を別個に使用することもでき
る。実際に、メモリ21内に記憶された2進コー
ドはメモリ30用のアドレスとして及びデコーダ
34を介して得られた別のマイクロコマンド発生
用のコードとして使用できる。このコードにより
実行される2つの機能はメモリ30の別のマイク
ロコマンド及びアドレス内に往復の相互依存
(reciprocal interdependence)を課す。この制
限は第6図に示すように、メモリ30内に記憶さ
れたコードによつて実行される2つの機能に全く
無関係な別の論理要素によつて解決される。
第6図は第1B図に既に示されたレジスタ12
8、ANDゲートグループ29及びORゲート13
4を示している。ORゲート134の出力は直接
には、ANDゲートグループ29とリード47を
介して回路40とを使用可能にせず、間接的に2
つの入力ANDゲート90及び2つの入力ANDゲ
ート91を介して使用可能にする。2入力AND
ゲート90はORゲート134の出力からの信号
を第1の入力に受け、レジスタ128の出力から
の信号を第2の入力に受ける。後者の信号は例え
ばレジスタ128に含まれている最上位ビツトに
対応している。ANDゲート90の出力はANDゲ
ートの組29の使用可能入力端に接続されてい
る。ANDゲート91は一方の入力端にORゲート
134の出力からの信号を受け、他方の入力端に
NOTゲート92を介してレジスタ128の出力
からの信号すなわち反転形の最上位ビツトに対応
する信号を受ける。この場合に、デコーダ34を
介しての別のマイクロコマンドの発生と多重飛越
し回路の使用可能化とが相互に排他的に発生す
る。
別の価値ある考察は複数の飛越し条件の相対優
先グループ割当てに対する基準に関するものであ
る。複数の飛越し条件は下降優先グループに従つ
て構成されていること、及び高い優先グループに
属する飛越し条件が試験され照合された時にはや
はり試験され照合された低い優先グループに属す
る飛越し条件をこえて先に実行されることは既に
知られている。大低の場合に、低い優先グループ
に属している条件だけを試験することが必要であ
る。これは、最優先の条件グループ内で補助メモ
リ30が確実には照合されない条件を試験のため
に選択することを義務づけることによつて得られ
る。これはマイクロプログラムの設計において複
数のマシン状態の注意深いかつ厳密な試験を含
む。この負担を避けるには、最優先条件グループ
内に、照合されずかつ第1B図及び第3図のマル
チプレクサ31,32の入力端の1つに固定的に
印加される〓0〓に対応する条件を、既に説明し
たように〓1〓が条件なし飛越し能力を得るため
に入力の1つに固定的に印加されるのと同じ方法
で挿入することで十分である。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は一体で本発明のマイク
ロプログラムされた制御ユニツトの好適実施例を
示し、第2A図ないし第2D図は本発明の目的の
1つであるマイクロプログラムされた制御ユニツ
ト内のマイクロ命令に共通に使用されるフオーマ
ツトを示し、第3図は制御ユニツトのある要素を
更に詳細に示し、第4図は従来技術で知られてい
るマイクロプログラムされた制御ユニツト内の動
作シーケンスの発生を示すフローチヤート、第5
図はマイクロプログラムされた制御ユニツト内の
第4図の同じ動作シーケンスを示すフローチヤー
ト、第6図はマイクロプログラムされた制御ユニ
ツトの回路構成の可能な修正を示している。 1:レジスタ、3:メモリ、4:タイミングユ
ニツト、5:出力レジスタ、6:デコーダ、8:
バツフアレジスタ、9:増分回路、10:加算回
路、12,16,20:マルチプレクサ、21:
第1の補助読取り/書込みメモリ、30:第2の
補助読取り/書込みメモリ、31,32,33:
選択及び条件試験回路、34:デコーダ、40:
優先回路、45:飛越しアドレス選択回路、12
8:状態レジスタ、153:デマルチプレクサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主制御メモリ;該主メモリのアドレス指定入
    力端に接続されたアドレスレジスタ;前記主メモ
    リの出力端に接続された主出力レジスタ;該主出
    力レジスタの出力端に接続されたマイクロコマン
    ドデコーダ;該デコーダの出力端から受けたマイ
    クロコマンドにより制御され、順次アドレスと、
    絶対若しくは相対の条件付き若しくは無条件飛越
    しアドレスと、を発生するアドレス指定回路を備
    える多重分岐能力を有するマイクロプログラムさ
    れた制御ユニツトであつて、 前記アドレスレジスタの内容の少なくとも1部
    分によりアドレス指定される第1の補助読取り/
    書込みメモリと、 前記第1の補助メモリの出力端に接続された補
    助出力レジスタと、 前記補助出力レジスタの内容によりアドレス指
    定される第2の補助読取り/書込みメモリと、 各々が、試験される複数の条件を受ける第1の
    入力、前記第2の補助メモリのいくつかの出力に
    接続された第2の選択入力及び1つの出力を備え
    ている、複数の条件選択回路と、 各々が、前記条件選択回路のうちの1つの出力
    に接続されている複数の入力と複数の出力とを有
    する優先選択回路と、 各々が前記優先選択回路の複数の出力のうちの
    1つに接続されている制御入力と、前記第2の補
    助メモリの複数の出力の組に接続された複数の入
    力の組と、前記アドレス指定回路に接続された出
    力の組と、を有する飛越しアドレス選択回路と、
    を備えることを特徴とする前記の多重分岐能力を
    有するマイクロプログラムされた制御ユニツト。 2 特許請求の範囲第1項記載の制御ユニツトに
    おいて、前記第1の補助メモリが前記主メモリの
    メモリ位置数より少ない数のメモリ位置数を有
    し、更に前記アドレスレジスタに含まれているア
    ドレスが前記第1の補助メモリのメモリ位置数よ
    り大きい時にマイクロコマンドによつて制御され
    て前記優先選択回路の出力をロツクする制御論理
    回路を備えることを特徴とする多重分岐能力を有
    するマイクロプログラムされた制御ユニツト。 3 特許請求の範囲第2項記載の制御ユニツトに
    おいて、前記補助出力レジスタの出力に接続され
    ている入力を有する付加のマイクロコマンド発生
    用の第2のデコーダ回路を備えることを特徴とす
    る多重分岐能力を有するマイクロプログラムされ
    た制御ユニツト。 4 特許請求の範囲第3項記載の制御ユニツトに
    おいて、前記第2のデコーダ回路の入力と前記補
    助レジスタの出力との間に介挿されていて、前記
    アドレスレジスタ中のアドレスが前記第1の補助
    メモリのメモリ位置数より大きい時に前記補助レ
    ジスタの出力をロツクするために前記制御論理回
    路により制御される制御ゲートグループを備える
    ことを特徴とする多重分岐能力を有するマイクロ
    プログラムされた制御ユニツト。
JP56205065A 1980-12-18 1981-12-18 Microprogrammed control unit with multiple branching capacity Granted JPS57127250A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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IT26746/80A IT1134780B (it) 1980-12-18 1980-12-18 Unita' di controllo microprogrammata con rete di salti multipli

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JPS57127250A JPS57127250A (en) 1982-08-07
JPH0127453B2 true JPH0127453B2 (ja) 1989-05-29

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ID=11220155

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EP (1) EP0055392B1 (ja)
JP (1) JPS57127250A (ja)
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DE (1) DE3176017D1 (ja)
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