JPH01274060A - 青果物の内部品質検出機構 - Google Patents

青果物の内部品質検出機構

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JPH01274060A
JPH01274060A JP63104587A JP10458788A JPH01274060A JP H01274060 A JPH01274060 A JP H01274060A JP 63104587 A JP63104587 A JP 63104587A JP 10458788 A JP10458788 A JP 10458788A JP H01274060 A JPH01274060 A JP H01274060A
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定泰 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外観だけでは判別できない内部欠陥のある青
果物を搬送手段上に載せて搬送する途中において、該青
果物の内部欠陥(空洞やひび入り)の有無や熟度等の内
部品質を検出するための検出機構に係り、特に青果物等
を選別包装出荷する集。
出荷場において応用実施することのできる青果物の内部
品質検出機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、青果物の選果場等において西瓜やメロン等の内部
品質(空洞やひび入り、熟度等)を判定する必要のある
青果物は、人手によりその表面の各個所を叩きながらそ
の音響によって内部欠陥や熟度(過熟、未熟、過熟)等
を判別して等級格付けする人の官能による方式が一般に
多く用いられている。
また、青果物を軽く叩いたときその青果物が発する衝撃
音(振動波)から該青果物の熟度、内部欠陥なとを評価
する試験研究が各地の大学の研究室や農水省の食品総合
研究所等で行なわれ、その研究論文が農業機械学会誌等
で発表されている。
更に、青果物を非破壊でその内部品質を評価する技術と
してX線レントゲンやN M R(核磁気共鳴)を用い
て検査する技術が学会等で発表されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記、従来の人の官能によってその内部品質を検出する
方式は、青果物の外周面の数個所を叩きながらその音響
によって内部品質を判別して等級格付けする方式であり
、判定する手間(時間)がかかるため、検査効率が悪く
青果物を大量に選別仕分は処理する選果場等で用いる場
合には多くの人手を必要とすることから改善が望まれて
いる。
更に、上記人の官能よる青果物の内部品質検査方式は、
長年の経験を積んだ高度な熟練者でなければ判定できな
い。更に、熟練者であっても時間と共に疲労が重なる等
して想見器官が鈍ってくるので内部品質に係る誤判定が
多くなり市場、消費者から良い評価を得られない問題が
ある。
一方、青果物を軽く叩いたときその衝撃音(振動波)を
解析して評価する試験研究において用いる′A置は、い
ずれも研究室で限られたサンプルを対象とする基礎的な
試験に用いられるものであり、大量に選別仕分は処理す
る選果場等において用いる装置としては実用的でない問
題点があった。
従って、本発明の目的は、大小ランダムな大きさの青果
物をランダムに搬送する途中においてその形状寸法を測
定し、該測定結果から異なる大きさの青果物に対しその
都度検出位置を対応させ、一定条件で内部品質を検出す
ることのできる青果物の内部品質検出機構を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、青果物を搬送手段
上に載せて搬送する途中において該青果物の形状寸法を
測定すると共に、該測定結果から該青果物の振動波を検
出するための青果物の形状寸法に応じた検出位置を算出
し検出位置信号として出力する検出位置算出手段と、該
検出位置信号により作動して前記検出位置へセンサー部
が移動して対応し、該青果物に対して衝撃を与えたとき
にこの衝撃により該青果物が発する振動波を検出する振
動波検出手段と、該振動波検出手段のセンサー部が前記
検出位置に対応したとき該青果物の適宜位置へ一定の衝
撃を与える衝撃手段とからなることを特徴とするもので
ある。
前記検出位置算出手段は、搬送手段としての青果物を一
個ずつ載せる受皿と該受皿を搬送する搬送装置とにより
該受皿に青果物を載せて搬送し、その搬送途中において
半導体レーザーや発光ダイオードやまたはカメラ装置等
の光学的手段を用いた測定装置により該青果物の形状寸
法を測定し、得られた結果から該青果物に対し衝撃を与
えたときの該衝撃による振動波の検出位置を演算装置に
より算出して検出位置信号として出力する如く測定装置
と演算装置とを組み合わせて構成する。
また、前記測定装置により測定された青果物の形状寸法
の測定結果からは、青果物の大きさ情報即ち、階級を該
演算装置で算出して出力することもできる。
前記振動波検出手段は、青果物の振動波を検出するため
のセンサー部と、該センサー部を前記検出位置算出手段
により出力された青果物の検出位置信号により作動して
該青果物の形状寸法に応じた検出位置へ対応させる昇降
装置とを組み合わせ設け、上記センサー部が前記振動波
の検出位置へ対応したのち、該青果物に対し衝撃が与え
られたときこの衝撃による振動波を検出する如(構成す
る。
前記衝撃手段は、前記振動波検出手段のセンサー部が前
記検出位置へ対応したときに、青果物の一部へ一定の衝
撃を与える如く衝撃ヘッドと該ヘッドを作動させるアク
チュエータとを備えており、青果物の形状寸法に応じて
常に一定の個所へ衝撃を与えるように前記振動波検出手
段と対をなして構成する。
〔作用〕
本発明の青果物の内部品質検出機構によれば、青果物を
搬送手段上に載せて搬送する途中において検出位置算出
手段により該青果物の形状寸法を測定し、該測定結果か
ら青果物の振動波を検出するだめの青果物の形状寸法に
応じた検出位置を算出して検出位置信号を出力する。そ
して、この検出位置信号により振動波検出手段のセンサ
ー部が移動して該青果物の振動波の検出位置へ対応する
と、衝撃手段により該青果物の適宜位置へ一定の衝撃を
与え、この衝撃により青果物が発する振動波を前記セン
サー部で検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい一実施例を示す図面(第1図〜
第10図)に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は同じ
くその平面図である。
図において1は青果物100を載せる受皿、2は該受皿
1を搬送する搬送コンベアであり、青果物100を搬送
する搬送手段を構成している。3は検出位置算出手段と
しての検出位置算出装置であり、前記搬送手段上に青果
物100を載せて搬送する途中において該青果物100
の形状寸法を測定すると共に、その測定結果から該青果
物100の振動波を検出するための検出位置100Aを
算出して検出位置信号として出力する如く構成している
。4は振動波検出手段としての振動波検出装置であり、
前記振動波を検出するためのセンサー部41と該センサ
ー部41を前記検出位置100’Aへ移動させて対応さ
せる昇降装置42とを組み合わせて構成している。5は
衝撃手段としての衝撃装置であり、前記振動波検出装π
4のセンサー部41が前記検出位置100Aへ対応した
とき青果物 100の適宜位置へ一定の衝撃を与える如
く構成している。
受皿1は第3図、第4図によく示されている如く、青果
物100を安定保持するように該受皿1の載せ部に三つ
の支持面11を形成している。この載せ部の形状は青果
物100の種類、形状から適宜設定することが好ましい
。12は青果物100の選別区分としての等線表示メモ
リであり、受皿lの一部に等線表示スイッチ121〜1
25の五個を設けて等級の五段階、秀、優、良、並、外
とし、他の一個120を内部品質に欠陥があったことを
示す表示スイッチとして設定している。13は青果物1
00の大きさとしての階級表示メモリであり、階級表示
スイッチ130〜139の子細を階級の十段階として設
定している。尚、この選別区分としての等級および階級
の段階は一例として示すものであり、青果物100の種
類に応じた選別規格に合わせて適宜設定することが好ま
しい。
また、前記等級および階級表示メモリ12.13に使用
する表示スイッチは、例えばトグル式、押しボタン式、
レバー式等の操作スイッチを用いることができ、該スイ
ッチの変位、変化によって選別区分の表示をすることが
できる。
搬送コンベア2は、図に示されている如く受皿1を搬送
するのに適合した幅のローラ21を進行方向の左右に設
けたフレーム(図示せず)に複数軸架し、図示しない駆
動手段を用いて駆動式に構成している。このローラ21
を駆動させる方式は、例えば振動、騒音の少ないベルト
駆動方式を用いることが好ましい。
また、この搬送コンベア2は例えば第5図に示すような
小幅のベルト22を二条型に張設したコンベアや、図示
しないトッププレート付コンベアを走行回転させて構成
することもできる。
23はリフト装置であり、検出位置算出装置3および振
動波検出装置4に対応して設けられ、前記搬送コンベア
2で搬送される受皿1を、上記各位Wで該搬送コンベア
2の搬送面から若干浮き上げて待機させる如く昇降式に
構成している。即ち、231 はストッパーであり、支
持台232を介してシリンダー233のピストンロンド
へ連結し、該ストッパー231 を該搬送コンヘア2の
搬送面から出没させ昇降式に構成している。このリフト
装置23は、搬送コンベア2上で搬送される受皿lが該
リフト装置23上に達したときこれを検出するセンサー
(図示せず)によりソレノイド(図示せず)を、通じて
シリンダー233が作動すると、ストッパー231が受
皿lの底面に接触して情報に押し上げ該搬送コンベア2
の搬送面から受皿1を浮き上げて待機する如く動作する
また、このリフト装置23は、上昇待機させる受皿lに
搬送コンベア2の機械的振動等を直接与えないようにす
るため、搬送コンベア2の本体とは直接連結しないよう
に設置することが好ましい。
24は位置決め装置であり、前記リフト装置23により
上昇待機する受皿1を所定位置へ位置決めさせるもので
第6図を用いて説明する。図において241、241は
センタリングアームであり、ピニオン242、242と
ラック243 とを組み合わせて設け、該ラック243
 はシリンダー244 のピストンロッドに連結されて
いる。即ち、このシリンダー244の伸縮動作によって
該センタリングアーム241.241が左右同時に図中
矢印(=)方向へ作動し、前記リフト装置23上で待機
する受皿lを所定位置へ位置決めすることができる。ま
た、この位置決め装置24は、上昇待機する受皿1を所
定位置へ位置決めできるものであれば図示した実施例に
限定することなく他の4J!1構の装置を用いて構成し
てもよい。
25は青果物100の等級9階級の選別区分を受皿1の
等級および階級メモ1712.13へ入力する区分人力
装置であり、第7図を用いて説明する。図において25
1 はリンクであり前記受皿1上のそれぞれの表示スイ
ッチに夫々対応して設け、支軸252を介してブラケッ
ト253に夫々取り付けられている。254 はシリン
ダーであり前記リンク251に対応して設けられ、前記
夫々のリンク251 の−側251aと夫々連結し、該
シリンダー254の伸縮動作によって該リンク2510
作動部251bが受皿1上の表示スイッチを操作(入力
)する如く構成している。この区分入力装置25は、図
示した例に限定することなく他の方式、例えば夫々の表
示スイッチに対応して設けたシリンダーのピストンロッ
ドを直接表示スイッチに接触(押圧)して入力すること
もできる。
検出位置算出装置3は、前記搬送コンベア2のリフト装
置23上で待機すると共に位置決め装置24により位置
決めされた受皿1上の青果物100の形状寸法を測定す
る測定装置3工と、該測定装置31の測定結果から該青
果物100の振動波の検出位置100Aを算出して出力
する演算装置32とを組み合わせて構成している。
第8図は第1図A−Aに沿った断面図を示すものであり
、図を用いて測定装置131を説明する。即ち、311
 はフレームであり、シリンダー312のピストンロッ
ド313を該フレーム311 に下向きに取り付け、該
ピストンロッド313が伸縮動作すると一定移動量ごと
にパルス(信号)を発生させるエンコーダ314 を組
み合わせている。315a、 315bはレーザー光電
スイッチであり、受皿1の進行方向に対し左右両側に設
けて一対に構成しレーザービームを発生させている。3
16は前記レーザー光電スイッチ315a、 315b
を取り付けた昇降アームであり、一部を前記シリンダー
312のピストンロッド313 に連結し、該ピストン
ロッド313の動作によって昇降自在に構成している。
図において317 はガイドバーであり、前記フレーム
311にブラケット318を介して取り付けられている
。319はスライド軸受であり前記ガイドバー317 
と組み合わせて前記昇降アーム316に取り付けられて
いる。
この測定装置31によれば、前記リフト装置1gF23
により上昇待機すると共に前記位置決め装置24により
所定位置へ位置決めされた受皿1上の青果物100に対
し、前記レーザー光電スイッチ315a。
315bが該青果物100の上方から所定の位置まで下
降する間に、該レーザー光電スイッチ315のレーザー
ビームを青果物100が遮ったパルス(信号)の数から
後述する演算装置32が算出して該青果物100の形状
寸法を測定する如く動作する。
また、図においては昇降させるアクチュエータとしてシ
リンダーを用いて構成したが、特に限定するものではな
く他の異なる方式としてサーポモーク、パルスモータ等
のアクチュエータを用いて構成してもよい。
また、前記測定装置31は、青果物100を載せた受皿
1をリフト装置23上で一時停止させてその形状寸法を
測定する如く構成したが、第9図に示す如く青果物10
0を載せた受皿1が、搬送コンベア2上で搬送されて通
過するときに、該青果物100の形状寸法を測定する如
く公知のビーム光線によるゲート方式の測定装置31を
用いて構成してもよい。更にまた、この測定装置31は
、他の異なる方式としてカメラ装置(図示せず)を用い
て構成してもよい。
演算装置32は、前記測定装置31により青果物100
を測定したデータが入力されると、青果物100に衝撃
を与えたときにその衝撃により該青果物100が発する
振動波を検出する青果物100の形状寸法に応じた検出
位置100Aを算出し、検出位置信号321 として制
御装置(図示せず)へ出力すると共に、前記測定したデ
ータから青果物100の大きさとして階級を算出して階
級信号を出力する演算処理回路を構成している。
前記青果物100の振動波の検出位置100Aは、青果
物100の種類、形状、大きさ等に応じて、例えばその
青果物100の赤道部かまたは肩部かまたは果頂部等を
設定することができる。
前記図示しない制御装置は、各装置のアクチュエータを
制御回路に沿って作動させるもので、リレーまたはシー
ケンサ−等を用いて構成しており、作動順序については
後述する動作の説明で詳述する。
振動波検出装置4は、青果物100の振動波を検出する
センサー部41と、該センサー部41を前記演算装置3
2により算出した青果物100の振動波の検出位置10
〇八に移動させて対応させる昇降装置42とを組み合わ
せて構成している。
センサー部41は第10図に示すように構成されている
。即ち、411 はセンサーへノド412に取り付けた
振動波検出センサー、413 は輪状のセンサーパッド
であり、柔らかなゴムやスポンジ等の弾性材で構成し、
前記振動波検出センサー411の周囲を包み込んで該セ
ンサーヘッド412に固着されている。414 はヘッ
ドフランジであり、バネ415を介して前記センサーヘ
ッド412を首振り自在に構成している。416はシリ
ンダーであり、その伸縮するピストンロッド416aの
先端には前記ヘッドフランジ414が取り付けられてい
る。417 はユニットベースであり、前記シリンダー
416を組み合わせて取り付けられている。このセンサ
ー部41は第2図に示す如く王台を用いて青果物100
の回りに適宜配置して各所から検出する如く構成してい
るが、特に限定するものではなく一台または異なる複数
台を配置することもできる。
y降装置42は第1図に示すように構成されている。即
ち、421 はシリンダーであり、フレーム311 に
8亥シリンダー421 のピストンロッド422を下向
きに取り付け、該ピストンロッド422の先端には前記
ユニットベース417が連結されている。
423はガイドバーであり、フレーム311に取り付け
たガイドブツシュ424を介して前記ユニットベース4
17 に取り付けられており、該シリンダー421 の
伸縮動作により前記ユニットベース417の昇降動作を
案内する如く構成している。425はエンコーダー装置
であり、前記ユニットベース417に取り付けたセンサ
ー部41を、原点位置(上昇端)から所定の検出位置1
00Aまで移動させるため原点位置からの移動量(信号
)を検出する如くシリンダー421 と組み合わせて設
けられている。また、この昇降装置42は、シリンダー
の他にサーボモータ、パスルモータ等のアクチュエータ
を用いてもよい。
この振動波検出装置4によれば、前記演算装置32から
の検出位置信号321により図示しない制御装置を介し
て昇降装置42が作動して、青果物100の形状寸法に
応じた検出位置100Aへセンサー部41を移動させて
対応させることができる。
衝撃装置5は、第10図に示す如く前記ユニットベース
417の一部に取り付けたアームベース51に、アーム
52の基部52aが支点ピン53を介して取り付けられ
、該アーム52の先端部52bを該支点ピン53を中心
とする円軌道上で上下動可能に構成されている。この上
下動するアーム52の先端部52bには柔らかな弾性部
材で構成したローラ54が回動自在に軸支されている。
55は衝撃ヘッドであり、前記アーム52の一部に軸支
されたリンク56を介してシリンダー57に連結され、
該シリンダー57の伸縮動作により該衝撃ヘッド55が
図中矢印(=)方向に振り出す如く作用する。
尚、本実施例で説明した衝撃装置5は、前記振動波検出
装置4の昇降装置42と組み合わせて所定位置まで上昇
、下降する如(構成したが、衝撃装置5を単独に昇降さ
せる如(他のアクチュエータ(図示せず)を組み合わせ
て構成することもてきる。
第10図において示す衝撃装置5は、前記昇降装置42
が非動作時(上昇位置)の場合には、前記アームベース
51のストッパ一部51a にアーム52の一部が接触
して係止する如く図示想像線で示す位置まで下降してい
る。そして、前記搬送コンベア2で搬送される青果物1
00を載せた受皿lが所定位置へ位置決めされたとき、
前記センサー部41が青果物100の検出位置100A
へ対応する如く昇降装置42が作動してユニットベース
417が下降しはじめ、それにつれて該ユニットベース
417に連結した衝撃装置5のローラ54が青果物10
0の上部に接触し、更に前記センサー部41が所定の検
出位置100Aに対応するまで下降する。そして、該セ
ンサー部41が所定の検出位置100Aに対応したとき
その青果物100の所定の打撃位置LOOBへ一定の衝
撃を与える如く作用する。
以上のように構成された青果物100の内部品質検出機
構の動作について説明する。
搬送コンベア2上で搬送される青果物100を載せた受
皿lが測定装置31に対応する位置に達すると、これを
検出するセンサー(図示せず)によりリフト装置23a
が作動して該受皿1を搬送コンベア2の搬送面から若干
浮き上げて該位置に一時停止する。そして、−時停止し
た受皿1は位置決め装fi24aにより所定の測定位置
へ位置決めされ、測定装置31により青果物100の形
状寸法を測定してそのデータを演算装置32へ出力し、
青果物100の形状寸法に応じた振動波の検出位置10
0Aを算出して検出位置信号321 として図示しない
制御装置へ出力する。更に、この演算装置32は前記測
定したデータから青果物100の大きさとしての階級を
算出し、前記図示しない制御装置を介して区分入力装置
25を作動させ、受皿1上で階級を表示する表示スイッ
チ130〜139のいずれかを操作して受皿1上の青果
物100の階級表示が行なわれる。そして、前記階級表
示され且つ振動波の検出位置100Aを算出された青果
物100を載せた受皿1は、位置決め装置24a とリ
フト装T123a とが解除されて次工程の振動波検出
装置4に対応する位置まで搬送されて前記同様にリフト
装置23bにより上昇待機すると共に、位置決め装置2
4bにより所定の位置へ位置決めされる。そして、前記
検出位置算出装置3から出力された検出位置信号321
 により前記リフト装置23b上で待機する青果物10
0の検出位置100Aに対し昇降装置42を作動させて
センサー部41を対応させ、衝撃装置5により青果物1
00の所定の衝撃位置100Bへ一定の衝撃を与えると
同時に該衝撃によって青果物100が発する振動波を前
記センサー部41により検出位置100Aから検出する
如く動作する。
また、この検出した振動波はパワースペクトルによる周
波数解析と、自己相関関数による波形解析回路を備えた
波形解析演算処理装置(図示せず)へ出力されて処理さ
れ、青果物100の内部品質に係る等級を判定すること
ができる。
上記の記述および添付する図面はいずれも実施の一例を
示すものであり、発明を制限するものではなく、例えば
青果物100の形状寸法を測定する測定装置ff131
と振動波検出装置4とを同一のステーションに組み合わ
せ設けることは可能であり、特許請求の範囲に記載した
内容であれば他の形状。
配置に適用されることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べた如く、青果物を受皿に載せて搬送す
る途中において該青果物の形状寸法を測定すると共に、
該青果物の振動波を検出するための検出位置を算出して
検出位置信号として出力する検出位置算出装置と、該検
出位置信号により作動して前記検出位置へセンサー部を
対応させ、咳青果物に対して衝撃を与えたときに該青果
物が発する振動波を検出する振動波検出装置と、該振動
波検出装置のセンサー部が前記検出装置に対応したとき
該青果物へ一定の衝撃を与える衝撃装置とを組み合わせ
て構成したものであり、従来の人手による方式のように
青果物の外周面の数個所を叩きながらその音響によって
判定する必要がなく、青果物の外周面の一個所に衝撃を
与え該衝撃によって青果物が発する振動波を数個所で同
時に検出できるので、検査の手間(時間)が大幅に短縮
されると共に人手を省いて合理化できその省力化の効果
は極めて大である。
更に、青果物の大きさに対応してセンサー部が自動的に
決められた検出位置へ対応して振動波の検出が行なわれ
るので、常に一定の条件で内部品質を検出でき正確でバ
ラツキの少ない品質検査ができる。
更に、青果物の形状寸法から振動波の検出位置を算出す
る際に、大きさ(階級)も算出して受皿上に表示するこ
とができると共に、前記振動波を解析処理した結果から
等級格付けされた等級を前記階級と同様に受皿に表示す
ることが可能であり、後工程の青果物の選別包装施設に
容易に接続できその汎用性の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示すものである。 第1図は本発明の全体を示す正面図、第2図は同平面図
、第3図および第4図はいずれも受皿の説明図、第5図
は搬送コンベアの他の実施例を示す説明図、第6図は位
置決め装置を示す説明図、第7図は区分入力装置を示す
説明図、第8図は第1図A−Aに沿った断面図であり測
定装置の説明図、第9図は測定装置の他の実施例を示す
説明図、第1O図は振動波検出装置の部分詳細図である
。 l・・・受皿      100・・・青果物11・・
・支持面 12・・・等級表示メモリ 120〜125・・・等級表示スイッチ13・・・階級
表示メモリ 130〜139・・・階級表示スイッチ2・・・搬送コ
ンヘア 21・・・ローラ 22・・・ベルト 23・・・リフト’21    231・・・ストッパ
ー232・・・支持台    233・・・シリンダー
24・・・位置決め装置 241・・・センタリングアーム 242・・・ピニオン     243・・・ラック2
44・・・シリンダー 25・・・区分人力′ti’fl   251・・・リ
ンク252・・・支軸      253・・・ブラケ
ット254・・・シリンダー 3・・・検出位置算出装置 31・・・測定装置     311・・・フレーム3
12・・・シリンター313・・・ピストンロッド31
4・・・エンコーダ 315・・・レーザー光電スイッチ 316・・・昇降アーム   317・・・ガイドバー
318・・・プラケット    319・・・スライド
軸受32・・・演算装置    321・・・検出位置
信号4・・・振動波検出装置 41・・・センサー部 411・・・振動波検出センサー 412・・・センサーヘッド 413・・・センサーパ
ッド414・・・ヘッドフランジ 415・・・バネ4
16・・・シリンダー   416a・・・ピストンロ
ッド417・・・ユニットベース 42・・・昇降装置    421・・・シリンダー4
22・・・ピストンロッド 423・・・ガイドバー4
24・・・ガイドブツシュ  425・・・エンコーダ
ー装置5・・・衝撃装置 51・・・アームベース  51a・・・ストッパ一部
52・・・アーム 52a・・・基部      52b・・・先端部53
・・・支点ピン     54・・・ローラ55・・・
衝撃ヘッド    56・・・+J7’)57・・・シ
リンダー ?3 葬8a 稟q図 ダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 青果物を搬送手段上に載せて搬送する途中において該青
    果物の形状寸法を測定すると共に、該測定結果から該青
    果物の振動波を検出するための青果物の形状寸法に応じ
    た検出位置を算出し検出位置信号として出力する検出位
    置算出手段と、 該検出位置信号により作動して前記検出位置へセンサー
    部が移動して対応し、該青果物に対して衝撃を与えたと
    きにこの衝撃により該青果物が発する振動波を検出する
    振動波検出手段と、該振動波検出手段のセンサー部が前
    記検出位置に対応したとき該青果物の適宜位置へ一定の
    衝撃を与える衝撃手段とからなることを特徴とする青果
    物の内部品質検出機構。
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