JPH01273916A - 液体加熱装置の安全装置 - Google Patents

液体加熱装置の安全装置

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JPH01273916A
JPH01273916A JP63103406A JP10340688A JPH01273916A JP H01273916 A JPH01273916 A JP H01273916A JP 63103406 A JP63103406 A JP 63103406A JP 10340688 A JP10340688 A JP 10340688A JP H01273916 A JPH01273916 A JP H01273916A
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JP
Japan
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circuit
signal
microcomputer
liquid
water
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JP63103406A
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Shigeo Naruse
重雄 成瀬
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H9/00Details
    • F24H9/20Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N1/00Regulating fuel supply
    • F23N1/08Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/24Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2223/00Signal processing; Details thereof
    • F23N2223/08Microprocessor; Microcomputer
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F23N2225/06Measuring pressure for determining flow

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、熱交換器を介して液体を加熱する液体加熱装
置の安全装置に関する。
[従来の技術] ガス給湯器や電気式瞬間湯沸器のように、熱交換器を介
して水等の液体を加熱する液体加熱装置では、熱交換器
内へ流入する水量や水温に応じて燃焼量等の加熱量を決
定するために熱交換器内に流入する水を検知する水流セ
ンサや大水温サーミスタが備えられ、マイクロコンピュ
ータ等による制御回路で必要燃焼量等の加熱量を計算し
て加熱している。また、給湯器等自体の作動を開始する
ための運転信号として、従来使用されていた水流スイッ
チの代わりに加熱量を決定するために設けられた水流セ
ンサからの信号を利用している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、こうした液体加熱装置では、制御回路に異常が
あると、水流センサからの信号を正しく読み込めなくな
るため、水流検知信号がない場合にも作動して加熱を開
始してしまい、熱交換器内の水が過熱して沸騰したり、
空焚きをしたりするという問題がある。
本発明は、液体の移動を検知する水流センサ等の検知手
段からの信号に基づいて作動を開始する液体加熱装置に
おいて、作動を制御する制御回路が異常作動をしても、
熱交換器内へ流体が流入しない場合には加熱を停止する
ことができる液体加熱装置の安全装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱交換器内を通過する液体を加熱する加熱手
段と、前記熱交換器内に流入する液体を検知して液体検
知信号を送出する液体検知手段と、該液体検知手段から
の液体検知信号に基づいて作動し、前記加熱手段の加熱
状態を制御するための制御信号を送出する制御手段と、
作動用電力が供給されるときには前記制御手段から送出
される制御信号に応じて前記加熱手段を作動させ、作動
用電力が供給されないときには前記加熱手段の作動を停
止する駆動手段と、前記液体検知手段から液体検知信号
が送出されるときにのみ前記駆動手段へ作動用電力を供
給するスイッチング手段とからなる技術的手段を採用す
る。
[作用] 本発明では、熱交換器内へ液体が流入すると液体検知手
段が液体の移動を検知して液体検知信号を送出し、スイ
ッチング手段によって駆動手段へ作動用電力が供給され
る。また制御手段も、液体検知信号に基づいて作動して
加熱手段の作動を制御する制御信号を駆動手段に送出す
る。このとき駆動手段には作動用電力が供給されるため
、加熱手段を制御信号に応じて駆動する。熱交換器内へ
流入する液体が検知されなくなると、スイッチング手段
によって駆動手段への電力供給が停止される。すると駆
動手段は加熱手段を作動させることができなくなるため
、制御手段からの制御信号に関係なく加熱手段を停止さ
せる。従って、加熱手段は加熱を停止する。
[発明の効果] 本発明では、液体検知手段からの液体検知信号は、制御
手段とスイッチング手段とへ送出され、スイッチング手
段はその信号に基づいて駆動手段へ電力を供給する。駆
動手段は作動用電力が供給されるときにのみ加熱手段を
作動させることができ、供給されないときには加熱手段
は作動停止状態にされるなめ、制御手段が異常作動をし
て液体検知手段からの液体検知信号と無関係に加熱手段
を作動させようとしても、駆動手段はそれに応じて加熱
手段を作動させることがない、従って、制御手段が異常
作動しても、液体が熱交換器内に流入しない場合には、
加熱手段が作動することはなく、熱交換器を空焚きした
り、加熱手段が異常作動することがない。
[実施例] 次に本発明を図面に示す実施例に基づき説明する。
第2図は本実施例のガス給湯器の概略を示し、燃焼器1
0と、燃料管20と、水管30と、制御装置40とから
構成される。
燃焼器10は、給湯器ケース1内に設けられたバーナ群
11と燃焼用空気を供給する燃焼用ファン12とからな
り、ノズル13から供給される燃料ガスを燃焼用ファン
12によって供給される一次空気のみで燃焼する全−次
空気燃焼を行い、燃焼ガスは排気口2から排出される。
バーナ群11は複数のリボンバーナを2列に配した2連
式バーナとなっており、また、バーナ群11近傍の上方
には、点火装置のスパーカ14、炎検知のためのフレー
ムロッド15およびサーモカップル16がそれぞれ設け
られている。
燃料管20は、燃料ガスをノズル13へ供給するガス管
で、その上流側から元電磁弁21と主電磁弁22が、さ
らに燃料供給量を調節する比例弁23とがそれぞれ設け
られ、比例弁23の下流では2連式バーナの多連にそれ
ぞれ燃料ガスを供給するために燃料管20は分岐してお
り、分岐した一方の燃料管20には、バーナ群11のう
ち1連のみを燃焼させるために、切替弁24を備えてい
る。
木管30は、図示しない水供給源および給湯口とそれぞ
れ接続された供給管31および給湯管31aと、これら
を連通して設けられた熱交換器32およびバイパス管3
2aとからなり、供給管31から供給される水の一部は
熱交換器32を介して、残る部分はバイパス管32aを
介して給湯管31aへ導かれ、熱交換器32およびバイ
パス管32aの下流側の合流部にはバイパス弁33が設
けられ、熱交換器32によって加熱される水と、バイパ
ス管32aによってそのまま導かれる水の割合を適切に
調節して混合する。
一方、供給管31には上流側より水量制御弁34、水流
センサ35および入水温サーミスタ36が、また熱交換
器32の下流には熱交換サーミスタ37が、さらに給湯
管31aには出湯温サーミスタ38がそれぞれ備えられ
ている。
なお、バイパス弁33および水量制御弁34は、それぞ
れ備えられたギヤドモータにより駆動され、多弁の位1
を検出するためにそれぞれポテンショメータを備えてい
る。また水流センサ35は、供給管31内を通過する水
流により回転する図示しない羽根車の回転数に応じた数
のパルスを出力する。
制御装′1140は、第1図に示すとおり、ガス給湯器
に備えられた上記の各部分との信号交換のためのインタ
ーフェース41となる各回路と、制御装置40の中心と
なるマイクロコンピュータ42と、安全確保のための安
全回路43および電磁弁通電リレー回路44と、これら
すべてに電力を供給する電源部45とからなり、さらに
ガス給湯器の作動を操作するためのコントローラ46と
、マイクロコンピュータ42の作動モードを予め設定す
るためのモード設定回路47を備えている。
まず、インターフェース41としての各回路を譚明する
スパーカ回路51は、スパーカ14に火花放電を行うた
めの高電圧を発生する高電圧発生部と、スパーカ14で
の火花放電を検知するための放電検知部とからなる。
炎温度検出回路52は、検知する炎の温度に応じたサー
モカップル16の出力電圧を制御信号として使用するた
めに増幅する回路で、増幅された信号は燃焼時の空燃比
の制御に利用される。
水温検出回路53は、水管30に配された各サーミスタ
の抵抗値からそれぞれの温度信号を得るための回路で、
温度信号は、電源電圧を各サーミスタと直列に接続され
た抵抗によって分圧して得られる。
ギヤドモータ回路54は、水管30に備えられた水量制
御弁34とバイパス弁33とをそれぞれ駆動するための
ギヤドモータの通電回路で、各ギヤドモータは多弁の開
度を検出するために備えられた図示しないポテンショメ
ータの抵抗値に基づいて制御される。
ファン回路55は、マイクロコンピュータ42から伝送
されるパルス信号に基づいて燃焼用ファン12を駆動す
るための回路であり、伝送されるパルス信号のパルス幅
に応じた出力電圧をファン駆動回路の制御電圧として印
加する。また、燃焼用ファン12の回転数に応じたパル
ス信号を出力する回転数検出回路を備えており、その回
転数信号をマイクロコンピュータ42へ送出する。
比例弁口路56は、燃料ガスを調節する比例弁23への
通電を行う回路である。
炎検知回路58は、フレームロッド15によって炎を検
知して炎検知信号を得るための炎検知手段で、Hレベル
の炎検知信号はマイクロコンピュータ42および安全回
路43へそれぞれ送出される。
水流回路59は、水管30内を通過する水量に応じて発
生される水流センサ35からのパルス信号に基づいて、
パルス信号をマイクロコンピュータ42へ伝送するとと
もに、木管30内を通過する水量が一定量以上になった
とき、スイッチング信号を電源部45のリレー回路用電
源45bへ送出し、水流信号を安全回路43へ伝送する
マイクロコンピュータ42は、所定のシーケンス制御と
、燃焼及制御および水量制御を行う0本実施例では、各
電磁弁の通電信号やギャドモータの駆動信号としての作
動信号には、Hレベルの制御信号を使用している。
また、マイクロコンピュータ42からは、正常作動時に
は、マイクロコンピュータ42の作動を示すパルス信号
が安全回路43へ送出される。
安全回路43は、炎検知回路58からの炎検知信号、水
流回路59からの水流信号およびマイクロコンピュータ
42の作動中に常時送出されるパルス信号のうち、いず
れかの信号に異常が検知されたときに、マイクロコンピ
ュータ42および電磁弁通電リレー回路44への電力供
給を停止するためのスイッチング信号を送出する回路で
ある。
電磁弁通電リレー回路44は、元電磁弁21、主電磁弁
22および切替弁24をマイクロコンピュータ42から
のHレベルの制御信号によってそれぞれ通電するための
リレーからなる回路で、本発明の電磁弁駆動手段となっ
ている。
電源部45は、図示しないプラグをコンセントに差込む
と制御装置40の上記各回路を作動させるための電力を
、それぞれの回路に必要な電圧に変換して常時供給する
もので、特に本実施例では、マイクロコンピュータ42
へ電力を供給するマイコン用電源45aと、電磁弁通電
リレー回路44へ電力を供給するリレー回路用電源45
bには、安全回路43からの通電停止信号によって電力
供給を停止するスイッチング機能があり、マイクロコン
ピュータ42の作動を停止させるとともに各電磁弁への
通電を停止して、燃料の供給を停止する。
また、電磁弁通電リレー回路44へ電力を供給するリレ
ー回路用電源45bでは、水流回路59からのスイッチ
ング信号が伝送される場合にのみ各電磁弁への通電が可
能になっていて、水流が検知されない場合にはバーナ群
11へ燃料ガスが供給されないなめ、空焚きの心配がな
い。
なお、電源部45は商用電源と接続する電路中に、図示
しない温度ヒユーズ、オーバーヒートスイッチ、沸騰防
止用スイッチを備えていて、さらに安全を確保している
コントローラ46は、ガス給湯器の作動状態を設定操作
するためのもので、マイクロコンピュータ42と信号交
換をするために、通信回路57からの電力によって作動
する小容量のマイクロコンピュータと通信回路とを備え
、設定信号を変調してマイクロコンピュータ42へ送出
する。またコントローラ46には表示機能があり、設定
した出湯温を液晶等のディジタル数字によって表示する
とともに、燃焼器10での燃焼中をランプによって表示
する。
モード設定回路47は、マイクロコンピュータ42の作
動モードを、使用されるガス種、リモコンの有無、給湯
能力、排気設備等に応じて、工場からの出荷時やガス給
湯器の設置時に、予め設定しておくための回路であり、
マイクロコンピュータ42をなすカスタムICの各端子
に接続されたデイツプスイッチによって設定され、マイ
クロコンピュータ42は、各端子の電位がHレベルであ
るかLレベルであるかによってその電位に応じたモード
で作動する。
次に安全回路43およびマイコン用電源45aの回路を
第3図に基づいて説明する。
安全回路43において、61.62はそれぞれマイクロ
コンピュータ42から電磁弁通電リレー回路44へ送出
される元電磁弁21および主電磁弁22の制御信号を図
示しない反転回路を介して入力する結合子、63は炎検
知回路58からの炎検知信号を入力する結合子、64は
水流回路59からの水流検知信号を入力する結合子、6
5はマイクロコンピュータ42からその作動状態を示す
ために常時送出されるパルス信号を入力する結合子、T
RI、TR2、TR3はいずれもトランジスタで、TR
1、TR2は、エミッタ接地のNPNトランジスタを、
TR3はPNP)−ランジスタをそれぞれ使用している
。またINVIないしINV5は入力信号の位相を反転
するインバータであり、R1ないしR9は抵抗、CIな
いしC4はコンデンサ、oRl、OR2、OR3はオア
回路、DIないしD5はダイオードである。
一方、マイコン用電源45aにおいて、TR11、TR
12、TR1Bはトランジスタ、RIOないしR15は
抵抗、C1l、C12はコンデンサ、B、Dはブリッジ
ダイオードであり、結合子66.67は図示しない電源
トランスの2次コイルに接続され、マイクロコンピュー
タ42へは結合子68.69をそれぞれ正電位、負電位
とする電力が図示しない定電圧回路を介して供給される
次に第4図に基づいて、水流回路59およびリレー回路
用電源45bについて説明する。
水流回路59の結合子71.72.73はいずれも水流
センサ35と接続されるもので、結合子71はアース電
位、結合子72は作動用電カドVDDを水流センサ35
へ供給し、結合子73には水流センサ35で発生される
パルスが入力される。
またTR14およびTR15は入力信号の電圧位相を反
転して出力するエミッタ接地のトランジスタ、74はコ
ンパレータ、R16ないしR24は抵抗、ZDはツェナ
ーダイオード、D6はダイオード、C13、C14はコ
ンデンサである。
そして、入力されるパルス信号のパルス振幅が・一定電
圧以上の場合に、ツェナーダイオードZDを介してトラ
ンジスタTR14に入力され、さらにトランジスタTR
15を介して出力される信号は、ダイオードD6および
抵抗R19を介してコンデンサC13に充電され、その
充電電位が抵抗R21、R22で決定される所定電圧以
上になると、それまで1.レベルであるコンパレータ7
4の出力が反転してHレベルになり、スイッチング信号
としてリレー回路用電源45bへ送出される。
この水流回路59では、トランジスタTR15から出力
されるパルス信号は、結合子75からマイクロコンピュ
ータ42へ送出され、コンパレータ74の出力信号は、
結合子76を介して水流信号として安全回路43へも送
出される。
リレー回路用電源45bは、ダイオードD7、トランジ
スタTR16、TR17、抵抗R,25、R26とから
構成され、マイコン用電源45aの結合子68と接続さ
れる結合子77から供給される電力を、トランジスタT
R17のスイッチングによって結合子78を介して電磁
弁通電リレー回路44に供給するものである。
なお、安全回路43からマイコン用電源45aへ送出さ
れる電力供給を停止するための信号は、結合子70を介
して伝送され、Hレベルの信号が伝送されるときに電力
供給が停止される。
以上の構成からなる本実施例のガス給湯器は次のとおり
作動する。
使用者がコントローラ46の運転スイッチを入れ、出湯
温度を設定するとともに、図示しない水栓を操作すると
、供給管31によって供給される水は、水量制御弁34
、水流センサ35を通過して、熱交換器32およびバイ
パス管32aへ流入し、さらにバイパス弁33で熱交換
器32およびバイパス管32aからのそれぞれの流出量
が調節されて、給湯管34aを介して図示しない給湯口
から流出する。このとき、水流センサ35によって水流
に応じたパルス信号が発生し、水流回路59を介して電
磁弁通電リレー回路44およびマイクロコンピュータ4
2へそれぞれスイッチング信号およびパルス信号として
伝送される。
すると電磁弁通電リレー回路44では、各電磁弁はマイ
クロコンピュータ42の制御信号に応じて通電可能な状
態になり、一方、マイクロコンピュータ42は、伝送さ
れるパルス信号が所定数以上検知されると、燃焼器10
の点火作動として、スパーカ回路51の高電圧発生部を
通電してスパーカ14に火花放電を行う。
このとき安全回路43では、炎検知回路58からはまだ
炎検知信号が送出されないため、結合子63へはLレベ
ルの信号が伝送され、コンデンサC1にはトランジスタ
TR1はOFFであり、また、マイクロコンピュータ4
2による元電磁弁21、主電磁弁22の制御信号がまだ
閉信号としてのLレベルであるため、結合子61.62
へは図示しない反転回路を介してHレベルの制御信号が
伝送され、インバータINVI、INV2を介してオア
回路ORIへ入力される信号はいずれもLレベルとなる
ため、オア回路ORIの出力はLレベルとなる。従って
、コンデンサC1は■、リレルに維持され、インバータ
INV3、INV4を介してダイオードD2から出力さ
れる電圧はI、レベルとなる。
また、結合子64へは、水流回路59からのHレベルの
信号が伝送され、トランジスタTR2はONとなり、オ
ア回路OR1のI、レベルの出力がオア回路OR2およ
び抵抗R4を介してコンデンサC2に加わるため、コン
デンサC2はI、レベルに維持され、オア回路OR3を
介してダイオードD4から出力される電圧は■、リレル
となる。
さらに、抵抗R7を介して充電されるコンデンサC3の
充電電荷は、マイクロコンピュータ42からの作動パル
スが結合子65へ入力されるため、パルス振幅が0のと
き随時放電され、トランジスタTR3の出力はHレベル
となる。従って、コンデンサC4は、抵抗R8を介して
Hレベルに維持され、インバータINV5を介してダイ
オードD5から出力される電圧はI、レベルとなる。
これにより、結合子70および抵抗R10を介してトラ
ンジスタTR13へ伝送される信号はLレベルとなり、
トランジスタTR13はOFFとなるため、トランジス
タTR12はONとなり、さらにトランジスタTRII
もONとなる。従って、安全回路43は作動しないため
、マイコン用電源45aからは結合子68からマイクロ
コンピュータ42への電力供給が行われる。
その後、スパーカ14での火花放電がスパーカ回路51
の作動検知部で検知されると、マイクロコンピュータ4
2は、それまでLレベル信号であった元電磁弁21およ
び主電磁弁22の制御信号を、各電磁弁を開状態にする
ためのHレベル信号に変更して送出する。ここで、安全
回路43では、抵抗R1、R4の抵抗値が十分大きく設
定してあり、オア回路OR1の出力がHレベルになって
もコンデンサC1、C2の電位は直ぐには上昇しないた
め、安全回路43は作動ぜず、各電磁弁の制御信号がH
レベル信号になってからも一定時間はマイクロコンピュ
ータ42に継続して電力が供給される。
従って、元電磁弁21と主電磁弁22は、電磁弁通電リ
レー回路44によって通電され、燃料ガスはノズル13
から噴出して燃焼用空気と混合されてバーナ群11へ供
給され、すでに作動しているスパーカ14によって点火
される。
コンデンサC1の電位が上昇するまでの一定時間以内に
着火して、フレームロッド15によって検知され、炎検
知信号が炎検知回路58から結合子63にHレベルの信
号が伝送されると、トランジスタTR1の出力はLレベ
ルとなるため、電位が土、昇中であったコンデンサC1
の電荷は放電され、コンデンサC1はLレベルに維持さ
れる。
すると、マイクロコンピュータ42では、入水温サーミ
スタ36、熱交換サーミスタ37、出湯温サーミスタ3
8の各サーミスタおよび水流センサ35からの検知信号
およびコントローラ46からの設定信号に基づいて必要
な燃焼量が計算され、その計算結果に基づいて燃焼用フ
ァン12、比例弁23、切替弁24、バイパス弁33お
よび水量制御弁34が制御される。また、サーモカップ
ル16からの信号に基づいて空燃比の補正制御も行われ
るが、この空燃比の制御はサーモカップル16の温度が
安定するまでの所定時間には行われない。
その後、出湯量や設定温度の変更があると、その変更に
応じてバイパス弁33による熱交換器32とバイパス管
32aとの通過流量の割合や燃焼量が変更される。
燃焼中に、例えば、マイクロコンピュータ42が誤動作
を起こしたり、暴走したりすると、マイクロコンピュー
タ42では、水流回路59からのパルス信号を入力信号
として正しく読み取ることができなくなる。従って、熱
交換器32内へ流入する水流がなくなって、水流回路5
つからのパルス信号が停止しても、マイクロコンピュー
タ42ではその判別ができなくなる。
しかし、本実施例のガス給湯器では、水流回路59から
のスイッチング信号によってリレー回路用電源45bが
電磁弁通電リレー回路44への通電を停止するため、各
電磁弁は閉状態になり、バーナ群11への燃料供給は停
止される。
また、マイクロコンピュータ42が各電磁弁の制御信号
がHレベルとLレベルとを繰返すなどして失火すると、
フレームロッド15では炎が検知されなくなり、炎検知
回路58からのHレベルの炎検知信号が停止してLレベ
ルとなる。すると、トランジスタTRIの出力はHレベ
ルとなり、コンデンサC1の電位が上昇するため、Hレ
ベルの信号がダイオードD2、抵抗RIOを介してトラ
ンジスタTR13に入力され、トランジスタTR13は
ONになり、さらに、トランジスタ]゛R12およびト
ランジスタTRIIはいずれもOFFとなるため、マイ
コン用電源45aからマイクロコンピュータ42への電
力の供給が停止される。
このため、マイクロコンピュータ42は、すべての作動
を停止してしまい、各電磁弁を開状態にするためのHレ
ベルの信号を送出しなくなる。従って、燃料ガスが流出
することがなくなり、安全を確保することができる。
さらに本実施例では、電磁弁通電リレー回路44へ電力
を供給するリレー回路用電源45bも安全回路43から
の電力供給停止信号があると、電磁弁通電リレー回路4
4への電力供給が停止され、各電磁弁の通電が行われな
くなるため、さらに安全を確保することができる。
安全回路43では、水流回路59からの水流信号として
のHレベルの信号が停止したことによっても、電力供給
を停止させることができるため、空焚き等を防止するこ
とができる。さらに、安全回路43では、マイクロコン
ピュータ42からの作動パルスをチエツクしていて、マ
イクロコンピュータ42の異常を直接検知することがで
きるため、重ねて安全を確保することができる。
以上の説明では、マイクロコンピュータ42の異常に伴
う失火における説明を行ったが、通常の失火においても
燃料ガスの流出が防止でき、安全が確保されることはい
うまでもない。
本実施例では、ガス給湯器における実施例を示したが、
石油等の他の燃料を使用するものにおいても同様に燃料
の流出を防止し、安全を確保することができ、電気ヒー
タ等による電気式瞬間湯沸器においても空焚きや加熱装
置の異常加熱を防止させることができる。
また、加熱される液体としては、給湯器、湯沸器等の水
だけに限定されるものではなく、工業製品、塗料、食料
品の原材料等を加熱する自動加工設備等における液体加
熱装置においても同様に設備の保護をすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス給湯器の制御装置の
ブロック図、第2図は本実施例のガス給湯器の概略を示
す構成図、第3図は本実施例の安全回路およびマイコン
用電源を示す回路図、第4図は本実施例の水流回路とリ
レー回路用電源を示す回路図である。 図中、10・・・燃焼器(加熱手段)、35・・・水流
センサ(液体検知手段)、42・・・マイクロコンピュ
ータ(制御手段)、41・・・インターフェース(駆動
手段)、44・・・電磁弁通電リレー回路(¥jA動手
投手段45b・・・リレー回路用電源(スイッチング手
段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱交換器内を通過する液体を加熱する加熱手段と、 前記熱交換、器内に流入する液体を検知して液体検知信
    号を送出する液体検知手段と、 該液体検知手段からの液体検知信号に基づいて作動し、
    前記加熱手段の加熱状態を制御するための制御信号を送
    出する制御手段と、 作動用電力が供給されるときには前記制御手段から送出
    される制御信号に応じて前記加熱手段を作動させ、作動
    用電力が供給されないときには前記加熱手段の作動を停
    止する駆動手段と、 前記液体検知手段から液体検知信号が送出されるときに
    のみ前記駆動手段へ作動用電力を供給するスイッチング
    手段と からなる液体加熱装置の安全装置。
JP63103406A 1988-04-26 1988-04-26 液体加熱装置の安全装置 Pending JPH01273916A (ja)

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