JPH01273835A - ガスタービン機関のサージング検出装置 - Google Patents

ガスタービン機関のサージング検出装置

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JPH01273835A
JPH01273835A JP10132388A JP10132388A JPH01273835A JP H01273835 A JPH01273835 A JP H01273835A JP 10132388 A JP10132388 A JP 10132388A JP 10132388 A JP10132388 A JP 10132388A JP H01273835 A JPH01273835 A JP H01273835A
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガスタービン機関(以下、ガスタービンエン
ジンと呼ぶ)のエンジントラブルとなるサージングを早
急に回避するため、そのサージング発生を正確に検出す
るサージング検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より燃焼ガスによってコンプレッサタービンを回転
駆動させ、コンプレッサタービンからのガスにより出力
タービンを回転駆動させる2軸式ガスタービンエンジン
が知られている。2軸式ガスタービンエンジンの構成は
、第6図に示すようになっている。図において、10a
は圧縮機、10eは熱交換器、lOfは燃焼器、18は
燃料アクチュエータ、10bはコンプレッサタービン、
10gは可変ノズル、28は可変ノズルアクチュエータ
、10Cは出力タービンである。作動は圧縮機10aに
より空気を圧縮し、熱交換器10eによりさらに高温に
して燃焼器10fにより燃焼させて高温ガスを作り、コ
ンプレッサタービン10bを駆動する。さらにコンプレ
ッサタービン10bを通ったガスは可変ノズル10gを
通り、出力タービン10cが駆動される。
ここでエンジン効率は、タービン入口温度T、が高い程
熱効率が良くなるために燃料制御および可変ノズル制御
を行なっている。
このようなガスタービンエンジンの特性としては、第7
図に示すように、圧縮機回転数(エンジン回転数)Nl
 に応じたサージング領域Sがある。
第8図及び第9図は、エンジンにサージングが発生した
際の圧縮機10aの出口圧力P3 、空気流iG、、圧
縮機回転数N1及び熱交換器10e上流のガス温度T6
夫々の変化を示すデータである。
これらの図からも明らかなようにエンジンにサージング
が発生すると、急激な圧縮機出口圧力P3の低下により
エンジンの運転は不能になり、また空気の脈動(第8図
)によりインペラ等に悪影響を及ぼす。そのため、エン
ジン運転中、サージング領域Sに入ることは防止されな
ければならない。
従って、従来は、第7図に示すような、空気流IG、と
、圧縮機出口圧力P3と大気圧P。との圧力比Ps/P
a との間係よりコンプレッサの特性を予め把握し、サ
ージング領域Sに入らない安全な範囲で可変ノズル7の
制御、エンジン回転数(燃料流量)の制御を行っている
ところで、エンジンを効率よく運転しようとすると、サ
ージング領域Sに近い部分(T4 ライン)で運転を行
なうことが望ましいが、そうすると、長時間運転中にエ
ンジン負荷状態の変化により、サージング領域Sに入る
ことがある。従来このような場合には、運転者が経験的
にサージングを検知して手動にて可変ノズルおよびエン
ジン回転数の制御を行い、早急にサージングするように
していた。
また、別のサージング検知方法としては、サージングの
際急激に降下する圧縮機の出口圧力に着目し、その圧力
変化を連続的に検出し、その変化量が予め設定された値
を超えた場合、サージングと判定する装置も知られてい
る(特開昭61−106926号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した運転者によるサージング検出は基本的に:ま運
転者自身の経験や感覚に依存するため、状況によっては
サージング検出が遅れ、サージング発生防止アクション
をとるまで時間を要してしまい、エンジンがダメージを
受けてしまう恐れがある。従って圧縮機の出口圧力の変
化度合を検出してサージングの有無を判定する方法が比
較的有効と考えられている。しかしながら一般に圧縮機
の出口圧力P3は、サージングが発生しない通常運転時
においても第10図に示すように圧縮機の回転数N、と
可変ノズルの開度α、とによって変化するため、回転数
N1や開度α3の変化によってはサージングと判定する
設定値を超えることもあり、誤ってサージングと判定し
た場合、エンジン効率を不必要に低下させることがある
。本発明は以上の課題に鑑み、運転者の感覚に依ること
なく、正確にサージングを検出する装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的のため本発明によれば、空気を吸収圧縮する圧
縮機の出口圧変化により機関のサージングを検出するガ
スタービン機関のサージング検出装置において、 上記圧縮機の出口圧力を検出する圧力センサと、圧縮機
の回転数を検出する回転数センサと単位時間当たりの上
記出口圧力変化を演算する圧力変化演算手段と、演算さ
れた圧縮機出口圧力変化を圧縮機回転数及び可変ノズル
開度に応じて補正する圧力変化補正手段とを備え、以っ
て補正された上記圧力変化に基づきサージングの有無を
検知することを特徴とするガスタービン機関のサージン
グ検出装置が提供される。
〔作 用〕
圧力変化補正手段は、圧縮機の出口圧力変化を、圧縮機
回転数及び可変ノズル開度に応じて補正する。そして補
正された正確な圧力変化を以ってサージングが発生して
いるか否かを判定することにより従来の誤判定を解消す
る。
〔実施例〕
以下に本発明のガスタービンエンジンのサージング検出
装置の望ましい実施例を図面を参照して説明する。
第1図には本発明によるサージング検出装置を備えた2
軸式ガスタービンエンジンを用いた自動車が概略的に示
されている。同図において、10は2軸式のガスタービ
ンエンジンであり、この載量10の出力はオートマチッ
クトランスミッションギア12、ディファレンシャルギ
ア14を介して車輪16に伝達される。
2軸式ガスタービンエンジン10は、ガス発生機と称せ
られる圧縮機(コンプレッサCN0a及び圧縮機タービ
ン(コンプレッサタービンCT)10bが互いに同軸に
結合されており、出力タービン(パワータービンPT)
10cは減速ギア10dを介して先のオートマチックト
ランスミッションギア12と接続されている。吸入空気
は、圧縮機10aによって圧縮された後熱交換器(R)
10eを介して燃焼器(B)10fに送り込まれる。燃
焼器10fから出るガスは、コンプレッサタービン10
bに送り込まれてこれを駆動し、次いで可変ノズル10
gを介して出力タービン10cに送り込まれてこれを駆
動した後、熱交換器10eを介して排気される。
燃焼器10 fへの燃料供給流ff1GFは、メータリ
ングバルブ18によって制御される。このメータリング
バルブ18は、制御回路20から送り込まれる駆動信号
によって連続的もしくは間欠的に作動する。燃料タンク
22からの燃料は燃料ポンプ24によって加圧され、メ
ータリングバルブ18に送り込まれる。レギユレータ2
6は、メータリングバルブ18の入口18aと出口18
bとの差圧が一定となるように燃料ポンプ24で加圧さ
れた燃料を燃料タンク22へ戻している。
部分負荷特性を改善するため、即ち、圧縮機タービン1
0bと出力タービン10cとの仕事量の割合を変化させ
て熱効率を改善させるためにノズル取付角を可変とした
可変ノズル10gは、制御回路20から送り込まれる信
号によって作動するアクチュエータ28によって駆動せ
しめられる。
ガスタービンエンジン10以外では、アクセルペダル3
0の踏み込み量θaccに応じた電圧を発生するポテン
ショメーク32からその踏み込み量電圧が又、大気温セ
ンサ34から大気温度TOに応じた電圧が夫々制御回路
20に送り込まれる。
エンジン10内部には、例えば電磁ピックアップからな
る圧縮機回転数センサ10hからは圧縮機10aの回転
数Nlに応じた電圧が制御回路20に入力され、圧縮機
10aより下流側にはその出口圧力P3に応じた電圧を
出力する圧力センサ10iが設けられており、その出力
は制御回路20に入力される。
加えて例えば熱電対等から構成される温度センサ10j
及び10には熱交換器(R)10eを介した吸入空気温
度T35と、出力タービン10cを経て熱交換器(R)
10eに導入されるガス温度T6とを夫々検出し、回転
数センサ10p及び12aは、減速ギア10dの出力軸
、オートマチックトランスミッションギア12の出力軸
、夫々の回転数N3及びNpに応じた電圧を制御回路2
0に出力する。
制御回路20はマイクロコンピュータで構成され演算と
制御の機能を有する。中央処理装置(CPU)20aと
プログラムを記憶させたリードオンリメモリ (ROM
)20bと、データ等と記憶させるランダムアクセスメ
モリ (RAM)20cと、上述した各特性を入力する
アナログ部入力ポート(INP−)20dと、これら入
力データをデジタル変換するA/D変換器20eと、デ
ジタル出力するキースイッチ36、並びにシフトレバ−
38からの信号Key及びSPを人力するデジタル部人
力ボート (INPd)2Ofと、これらの検出値をも
とに演算された結果を以って、可変ノズル10gの開度
α、や、メータリングバルブ18からの燃料流lGfを
III御する信号を出力したりオートマチックトランス
ミッションギア12にスロットル信号θth、変速信号
5ISS2、S3を出力する出力ポート (OTP)2
0gとから成り、これらはバス20hによって相互に接
続されている。
以上のように構成されるガスタービンエンジンにおいて
、本発明によれば圧縮機の出口圧P3の単位時間当たり
の変化量を、圧縮機10aの回転数N1 と、可変ノズ
ル10gの開度α、とで補正し、補正された出口圧P3
変化量の大小に応じてサージングの有無が検出される。
以下、この出口圧P3変化を単位時間当たりの圧力変化
度合でみる場合と、圧力変化度合及びその変化幅とでみ
る場合とに分けて、サージングを検出しサージング領域
から脱出する制御回路20の作動を説明する。
第2図は圧縮機10aの出口圧力P3の変化幅をサージ
ング有無の判定に用いない場合の制御フローチャートで
あって、制御回路20内のROM20bの所定領域内に
格納されており、例えば20m5ec等の所定時間毎に
実行されるルーチンとすることができる。以下、可変ノ
ズル開度αS1圧縮機回転数N1、及び圧力P3の経時
間的変化モデルを示す第3図を参照して本ルーチンを説
明する。
キースイッチ36 (第1図)を入れること(ON状態
)により始まるステップS、では前述したポテンショメ
ータ32、回転数センサ10圧力センサンザ10】及び
その他種々のセンサ等からの出力値を入力データとして
読み込む。そして続くステップS2ではこれら入力デー
タを基に燃料流量Gf 、可変ノズル開度αS1スロッ
トル信号θth、変速信号S+ 、Sa 、Slを演算
する。このステップS1及びN2は従来のガスタービン
エンジンにおいても通常実行されており、本発明と何ら
変わることはない。
次にステップS3では本ルーチン実行毎にステップS1
で読み込まれる圧縮機回転数N 、と出力データである
ところの可変ノズル開度α3とにより、例えば第10図
に示すマツプ上の式により圧力P、(又は圧力センサ1
0iの出力電圧)を演算して、前回フロー実行の際演算
された圧力値P3との偏差ΔPs’を求める。即ち、仮
に時間t1 に読み込まれる圧縮機回転数をN1(1)
出口圧力をP3(1)、又出力される可変ノズル開度を
α2(1)とすると前回のフロー実行時間t (i−+
)から今回のフロー実行時間t (1)  にかけての
、サージングによる圧力変化を除いた圧力偏差ΔP、は
、第10図に示す式により、ΔP3′=△f(Nl、α
、)=f  (Nl(1)、α5(1))   f (
NBt−+)、α5(1−1))の式で求められる。こ
の偏差ΔP3は圧縮110aの回転数N1 と可変ノズ
ル10gの開度α3が変化したことによる圧縮機出口圧
力P、の変動分を表わしている。従って次のステ、ツブ
S4では、例えば第3図の点(イ)から点(ロ)にかけ
ての出口圧力変化分P3(1)  P3(1−1)より
ステップS3で求めた偏差ΔP3を減じ、回転数N、及
び開度α、の変化による圧力変動分を補正した純粋な圧
力変化度合を求める(下式参照)。
dP、 /dt== [P3(1)   (P3(1−
1)+ΔP3’ ) 〕/(t (1)   t (1
−1) )ステップS5では以上のようにして求められ
た圧縮機出[コ圧力変化度合do3/dtが予め実験的
に求められた、サージングに相当する所定値a(例えば
−4kg/ am”、 sec )より小さいか否かを
判定する。即ちサージングの場合、圧力変化は減少し、
負の値をとるため、所定値aより小さい場合にはく絶対
値は121以上となる)、サージング発生と判定するこ
とになる。ステップS5でYes。
即ち、サージングと認められた場合には次にステップS
6に進み、ステップS2で求めた燃料流量Gf、及び可
変ノズル開度のαSを減じるように修正する。(本実施
例の場合、係数0.9を積算して減少させている)。こ
れは第7図に示したように例えばN1=70%の圧縮機
回転数でサージング領域Sにはいると(A点)、可変ノ
ズル開度α。
を減少させ開き側に制御した場合、運転領域設定線T4
 は下がるが圧縮機回転数N+は高くなりB点の位置に
なる。そこで燃料を減少することによりN1=70%の
回転数(0点)に制御し、現状の回転数を維持したまま
サージングを防止しようとするものである。そしてステ
ップS7では以上のようにして演算又は修正演算された
各位Gf。
as 、θth、S+、32 、N3を出力して復帰す
る。
尚、ステップS5でNO1即ちサージングでない場合に
は、ステップS6をスキップしてステップS7に進み、
通常のデータ出力を行う。
ところで圧カセンザ10 iの出力電圧に対応する圧力
P3の変動には、サージングでないその他の原因(例え
ばノイズ等)により急激に変化しても又、即座に元の圧
力値に復帰する場合がある(第3図点(ハ)参照)。第
4図はこのような状況を考慮して第2図よりさらにサー
ジング検出の信頼性を高めるため、前述した単位時間当
たりの圧力変化度合に加え、その変化幅(振幅)を検定
することによりサージングの有無を検出し、サージング
領域より脱出する制御フローチャートである。
以下、圧力P3の経時的変化モデルを示した第5図を参
考として本ルーチンを説明する。
ステップSll〜S14は先のステップ31〜S4と同
様であるため説明を省略する。ステップ315ではステ
ップ514(又はS4)で求められた補正後の圧力変化
度合clP、 /dtを今回、新らたに求められた圧力
変化度合dP+ci)/dtとして制御回路20内RA
?v120Cに記憶し、ステップS16に進み、この値
が0よりも小さいか否か、即ち圧力変化としてはサージ
ングの可能性がある減少方向か、そうでない増加又は変
化しない方向であるかの判定をする。本ステップS16
でYesの場合にはステップ317に進み、Noの場合
には以下のステップ317〜S22をスキップしてステ
ップS23に進む。
ステップ317では前回フロー実行した際、求められた
圧力変化do3(1−1) /dtが0以上であったか
否かを判定する。即ち、本ステップ317は前回より今
回にかけて圧力P3が増加、又は定常の状態から減少し
たのか(第5図点(ニ)に相当)、それとも前回より圧
力P3の減少が続行しているかく点(ニ)〜(へ)に相
当)の判定であって、前者の場合にはステップS18に
進み、今回求められた圧力P3を圧力P3の最大(fl
psaどしてホールドして(第5図点(ニ)参照)、ス
テップS19に進み後者の場合には以前のフロー実行の
際に既に圧力最大値P3..がホールドされているため
圧力最大値P3.を更新せず、ステップ31gをスキッ
プする。ステップ319は第2図フローチャートのステ
ップS5に相当するものであって、今回求められた圧力
変化度合dP3/dtが寸−ジンクの可能性のある圧力
変化所定fmaより小さいか否かを判定する。そして本
ステップ319でYes、即ちサージングの可能外大と
判定されたならばステップS20に進み、No1即ちサ
ージングでないと判定されたならば以下のステップ32
0〜S22をスキップして後述するステップS23に進
む。ステップS20では今回求められた圧力P3(i)
と現在ホールドされている圧力最大値P3mとの差の絶
対値P、を算出し、所謂、圧力変化幅を求める。次にス
テップ321では以上のようにして求められた圧力変化
幅P、がサージングと判定される所定値b(例えば0、
5 kg/cm2)より大きいか否かが判定され、Ye
sの場合にのみサージング発生と判定しく第5図点(ホ
)、ステップ322に進み前述したステップS6(第2
図)と同様の処理をし、Noの場合にはステップS22
をスキップしてステップ323に進む。ステップ323
では次回のフロー実行の際(即ち、次回のステツブS1
フ実行の際)今回求められた圧力変化dP+ (1) 
/dtをdPa (1−1) /dtとして使用するた
め、新らたにRAM、20cに格納し、ステップ324
で以上のようにして演算(又は修正演算)された各位G
f 、as、θth、S+ 、Sz、S3を出力して復
帰することになる。
以上説明した制御ルーチンは先のルーチンに比ベサージ
ングと判定するために単位時間当たりの圧力変化(第5
図に右ける曲線の傾き)と、圧力の変化幅(同、曲線の
振幅)の2条件を加味したものであって、より信頼性が
高いものである。尚、以上(7)2制御ルーチンに共通
してサージングと判定された場合の燃料温QGf %可
変ノズル開度α。
の修正係数を0.9としたが、当然エンジンによってこ
の値は異なり、状況に応じて適宜設定されるものである
〔効 果〕
以を説明したように本発明によれば、ガスタービン機関
の圧縮機の出口圧力変化を、コンプレッサタービンの回
転数、可変ノズル開度、夫々の値に応じて補正するため
正確な圧力変化が検出可能となり、それに伴って適正な
るサージング判定が可能となり、誤判定によるエンジン
効率の悪化を防止することができる。又、運転者による
感覚的なサージング判定と異なり、速やかにサージング
回避策がとれ、エンジンに悪影響を及ぼすことがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の2軸式ガスタービン機関のサージング
検出装置を示す自動車構成図;第2図はサージングを検
出し、サージングを回避する制御フローヂャート図;第
3図はサージングに伴う圧縮機出口圧力、圧縮機回転数
、可変ノズル開度の経時的変化を示すモデル図:第4図
は第2図と異なる制御フローチャート図;第5図は出口
圧力の経時的変化モデルを示す図;第6図は2軸式ガス
タービン機関の概略的構成図;第7図はガスタービン載
量のサージング領域を示す特性図;第8図及び第9図は
サージング発生に伴う圧力、回転数、空気流量、ガス温
度の変化を示す図;第10図は圧縮機の出口圧力と圧縮
機回転数及び可変ノズル開度との関係を示すグラフ。 10・・・ガスタービンエンジン、 10a・・・圧縮機、    10g・・・可変ノズル
、10h・・・圧縮機回転数センサ、 10 i・・・圧縮機出口圧力センサ、20・・・制御
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気を吸引圧縮する圧縮機の出口圧力変化により機
    関のサージングを検出するガスタービン機関のサージン
    グ検出装置であって、 上記圧縮機の出口圧力を検出する圧力センサと、圧縮機
    の回転数を検出する回転数センサと、単位時間当たりの
    上記出口圧力変化を演算する圧力変化演算手段と、演算
    された圧縮機出口圧力変化を圧縮機回転数及び可変ノズ
    ル開度に応じて補正する圧力変化補正手段とを備え、以
    って補正された上記圧力変化に基づきサージングの有無
    を検知することを特徴とするガスタービン機関のサージ
    ング検出装置。
JP63101323A 1988-04-26 1988-04-26 ガスタービン機関のサージング検出装置 Expired - Lifetime JP2696907B2 (ja)

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