JPH01273188A - 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置 - Google Patents

位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置

Info

Publication number
JPH01273188A
JPH01273188A JP63100355A JP10035588A JPH01273188A JP H01273188 A JPH01273188 A JP H01273188A JP 63100355 A JP63100355 A JP 63100355A JP 10035588 A JP10035588 A JP 10035588A JP H01273188 A JPH01273188 A JP H01273188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
correction
recognition device
pattern recognition
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63100355A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Takato
高藤 政雄
Yoshiki Kobayashi
芳樹 小林
Kazunori Fujiwara
和紀 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63100355A priority Critical patent/JPH01273188A/ja
Publication of JPH01273188A publication Critical patent/JPH01273188A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、撮像デバイスによって生成される画像データ
を処理する装置に係り、特に1位置決め。
寸法計測、外観検査等を行うパターン認識装置に関する
〔従来の技術〕
処理対象パターン(以下、処理対象物体とも称す)の光
学像が所定の位置、あるいは所定の姿勢からずれていた
とき、そのずれ量を検知して、位置ずれ補正又は回転ず
れ補正を行うパターン認識装置はこれまで多数提案され
ている。このようなパターン認識装置のうち、対象パタ
ーンの重心や慣性主軸を用いてずれ量の補正を行うもの
は、ノイズが出ないように、また対象パターンのみが処
理領域に現れるように背景を均一にしたり、照明条件を
整えたりして整備された環境において使用されるもので
あった(第2図(a)参照)。また、重心や慣性主軸以
外の特徴(2直線の交点、穴の重心等)を用いる場合、
ウィンドウ内に当該特徴の部分(交点や穴)が存在する
ことが前提になるが、存在を保証する方法は明らがでな
い(特開昭62−86471 )。
また、回転ずれ補正において、対象パターンによっては
天地を判定し、反転させる必要があるが、天地判定用の
情報としては、第3図(a)に示すように対象物のシル
エット画像10から得られる形状特徴11を用いている
さらに、ウィンドウ内の2辺の交点を特徴として扱うも
のは、ウィンドウ内の2辺を自動的に検出し、直線近似
により2直線の交点を求めている(特開昭62−864
71 ) 。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、照明条件や背景さらには、対象パター
ンの特徴的部分がウィンドウ内に存在するようにするし
かけについて配慮されておらず、照明が一定でなかった
り、背景が均一でなく、画像としてノイズが出る(第2
図(b)、(C)参照)、処理対象物体13の処理対象
部分(例えば穴16゜コーナ17)がウィンドウ15か
らずれる(第4図参照、なお破線で示される14は教示
的の対象物)等の問題があった。また、天地判定のため
の情報として、第3図(b)に示すような対象物22上
に貼られたマークや文字列23等を用いることができな
い、ウィンドウ内の交点を求める際、ウィンドウ18内
の2辺の交わり角度が大きい鈍角の場合(第5図(a)
参照)やウィンドウ19内に3辺以上存在する場合(第
5図(b)参照)に交点の抽出が難しくなったり、不可
能になったりするという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、位置ずれ補正や
回転ずれ補正のできる対象物の範囲を広げることにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、(1)ノイズと処理対象パターンを区別す
るために、処理対象パターンを外部から指定できる手段
を設けること、(2)処理対象パターン全体の特徴を用
いた粗補正手段と、粗補正結果に基づいてさらに処理対
象パターンのミクロな部分的特徴を抽出し、それらを用
いて補正する精密補正手段を設けること、(3)天地判
定のための情報として、対象物上に貼られたマークや文
字を用いることができるようにするため、処理対象パタ
ーン全体を抽出するための前処理手段と別に、天地判定
情報抽出のための前処理手段を設けること、(4)ウィ
ンドウ内の任意の2辺の交点を容易にかつ確実に抽出す
るために、任意の2辺の各辺毎に近傍の2点を指定させ
る手段を設けること、により達成される。
〔作用〕
処理対象パターンを外部から指定できる手段は、メニュ
ーをCRTモニタに表示し、ユーザのマウス入力座標信
号を抽出するように動作するので、処理対象パターンを
抽出できる。精密補正手段は粗い補正結果に基づいて、
対象パターンのミクロな特徴を抽出し、それらを用いて
補正するように動作するので、誤った補正を行うことが
ない。天地判定情報抽出用前処理手段は天地判定用とし
て処理対象パターン全体の前処理とは別に、独立に動作
するので、多くの情報を天地判定情報とすることができ
る。交点指定手段はユーザ指定のマウス入力座標信号を
抽出するように動作するので、この座標データから任意
の辺の直線方程式の算出及び交点座標の抽出ができる。
〔実施例〕
最初に本発明の一実施例であるパターン認識装置の全体
構成について説明する。第6図に本実施例装置の全体構
成概略を示す。図において、工業用テレビカメラ5のよ
うな撮像デバイスによって撮像された対象物の画像は電
気的に変換され、画像メモリ3に記憶される0画像メモ
リ3の画像情報は管理プロセッサ1からの指令に基づき
、画像処理プロセッサ2に取り込まれ、周知の2値画像
処理、濃淡画像処理等の画像処理が行われる。また、画
像メモリ3に格納された画像情報、画像処理の結果、そ
の他必要な情報は、管理プロセッサ1からの指令に基づ
き、CRTモニタ4のような表示手段により視覚化され
る。101は各部を連絡する伝送線である。なお、マウ
ス7は座標入力装置として用いられる。
管理プロセッサ1としては、通常のマイクロコンピュー
タが使用でき、主メモリ6を備えている。
画像処理プロセッサ2としては、例えば特公昭6゜−5
3349号公報に記載された画像処理プロセッサが使用
できる1画像メモリ3としては、通常の半導体メモリ、
磁気ディスク等が使用できる。なお。
これらの詳細構造は本発明の主題でないので、説明は省
略する。
第1図は本発明を実現するパターン認識装置全体の処理
の流れを示している。まず、デイフォールト値設定手段
90は本装置があらかじめ標準としているデイフォール
ト値(濃淡処理無し、固定2値化、切出し処理無し、天
地判定無し)を主メモリ6にある補正用テーブル20に
設定する。次にメニュー表示手段100により第7図に
示すメニューをCRTモニタ4上に表示し、マウス6が
らの入力情報に基づいてマウス入力判定手段200は判
定し、その入力情報が教示モードを示す場合は、対象物
切出し手段300は、ユーザがCRTモニタ4に表示さ
れるメニューとマウス6を用いて指定する位置・回転ず
れ補正を行うべき対象物の切出し方向を補正用テーブル
2oに格納するとともに、2値画像から該対象物を切出
し、位置・回転ずれ補正手段400に入力する。該手段
400は、ユーザがCRTモニタ4に表示されるメニュ
ーとマウス6を用いて指定する位置・回転ずれ補正方法
を補正用テーブル20に格納する。そして、メニュー表
示手段100により同様のメニューを表示する。また、
入力情報がオンライン実行モードの場合には、オンライ
ン実行手段600は対象物切出し手段300及び位置・
回転ずれ補正手段400で格納した補正用テーブル20
のデータに従って補正処理を実行し、メニュー表示手段
100によりメニューを表示し前述の処理を繰返す、ま
た、該判定手段200へのマウス7からの情報が終了信
号の場合にはパターン認識装置は動作を終了する。
以下、本発明の中心である対象物切出し手段300、位
置・回転ずれ補正手段400.オンライン実行手段60
0について詳述する。第2図は対象物切出し処理の説明
図である。第2図(a)は、処理対象パターン30の背
景が均一で、照明条件が良好の場合であり、切出し処理
が必要無い。
第2図(b)及び(C)は処理対象パターン30の他に
照明条件が悪いため、該パターン30以外に沢山のノイ
ズ32及び33が存在する場合で、これらの場合には切
出し処理が必要になる。なお。
第2図(b)は処理対象パターン30が常に一番大きく
、ノイズ32が小さい場合で、第2図(c)は、処理対
象パターン30よりも大きなノイズ33が存在する場合
で、両者の場合に対応できるようになっている。
対象物切出し手段300の詳細について第8図。
第9図、第10図を用いて説明する。まず、対象物切出
し処理の教示モードか評価・実行モードが終了指定かの
メニューをCRTモニタ4上に表示り、(B305) 
、ユーザが指定するマウス7がらの入力信号に基づいて
判定する(B310)。入力信号が教示モードを示す場
合、まずITVカメラ5から画像を取込み、画像メモリ
3へ格納するB515)、取込んだ画像に対して、濃淡
前処理としてどのような処理を行うかは、システムがC
RTモニタ4に表示したメニューをユーザがマウス7で
選択することにより決定され、第9図補正用テーブル2
0の■濃淡前処理種別及びパラメータに格納される(B
s2o)、濃淡前処理種別としては、 ■濃淡処理無し
、■平滑化、 ■平滑差分、■輪郭強調、 0M i 
n −M a xフィルタ(明るい部分の穴うめ)、 
0M a x −Minフィルタ(暗に部分の穴うめ)
、■Min−Max差分(暗い部分の中の明るい部分の
抽出)、■Max−Min差分(明るい部分の中の暗い
部分の抽出)等があり、そのパラメータとしては、フィ
ルタリングの回数が格納される。そして画像メモリ3に
ある入力画像に対して、画像処理プロセッサ2は、指定
された濃淡処理を指定されたパラメータを用いて実行す
る。2値化処理についても同様にメニューをユーザがマ
ウス7で選択することにより決定され、補正テーブル2
0の■2値化処理種別及びパラメータに設定される(B
325)。
2値化処理種別としては、■固定2値化(<1、tはし
きい値)、■固定2値化(〉t)、 0M i n −
M a x内分法等があり、そのパラメータとしてはし
きい値しあるいは内分比a:bの値が格納される。そし
て、濃淡処理の場合と同様に、画像メモリ3に格納され
た濃淡処理後の画像に対して、画像処理プロセッサ2は
、指定された2値化処理を指定されたパラメータを用い
て実行する。
処理結果は画像メモリ3に格納される0次に対象物切出
し指定(B 330)が処理される。この詳細を第10
図に示す。すなわち、まず、B525で得られた2値画
像(画像メモリ3に格納されている)に対してラベリン
グを行い(B332)、切出し処理が不要か、必要か、
必要の場合は面積最大の対象物を切出すかあるいはユー
ザがマウス7で直接指し示した対象物を切出すかをマウ
ス7からの入力信号に基づいて判定しくB534)、そ
れぞれ対応した切出し処理コードを補正テーブル20の
■切出し処理ユーザへ格納する(B335゜B536.
B544)、ユーザがメニューからマウスを用いて選択
した項目が切出し対象物を指定対象物とする場合は、C
RTモニタ4上に“切出し対象物をマウスで指定せよ”
のメツセージを出力しく8338)、ユーザのマウス入
力を待って。
指定のあったマウスの入力座標34(第2図(Q)参照
)から、その座標値のラベル画像の値(ラベル嵐に対応
)を読み取り(B340)、該ラベル翫をもつパターン
30の面積を抽出し、補正テーブル20の■対象物の面
積へ格納する(B342)。
以上、対象物切出し指定が終了すると8305へ戻り、
上記と同様の処理を繰返す、なお、ユーザの指定が終了
の場合は、処理を終了する。以上が教示モードの動作で
あるが、B510の入力信号が評価・実行モードを示す
場合、教示モードで設定したデータに基づき、補正用教
示データの調整のための評価・実行を行う(B 350
)。これの詳細を第11図に示す、すなわち、まず、I
TVカメラ5から画像を画像メモリ3に取込み(B35
2)、補正用テーブル2oのデータを参照して、管理プ
ロセッサ1の指令に基づき1画像処理プロセッサ2で、
濃淡処理(B356)、2値化処理(835g)、1点
ノイズ除去(B360)を行う、そして、補正テーブル
20の■の切出し処理コードの内容を参照して、切出し
処理コードに対応した処理を行う(B 362)。切出
し処理コードがパ0”の場合は、切出し処理を行わない
、切出し処理コードが141 IPの場合は、B560
で得られた2値画像に対して、ラベリング(物体の番号
付け)を行った後、ラベル画像毎の面積を抽出しくB 
370)、面積が最大のラベル画像のみを2値化し、2
値画像を得る(8372)、切出し処理コードがパ2”
の場合は、ラベリング処理の後、ラベル毎の面積を抽出
し、補正用テーブル20の■対象物の面積を参照し、こ
の面積に一番近い面積を持つラベル画像のみを2値化し
、2値画像を得る(B 366 。
B568)、以上の評価・実行処理が終了すると830
5へ戻り、前述と同様の動作を繰返す。以上が対象物切
出し手段の動作であるが、以上の説明から明らかのよう
に、メニュー表示とマウスを用いた指定により、処理対
象物を外部から指定することができる。
次に位置・回転ずれ補正手段400について、第12図
〜第21図を用いて説明する。この場合も対象物切出し
手段300と同様に、位置・回転ずれ補正のための教示
モードか、評価・実行モードか、終了指定かのメニュー
をCRTモニタ4上に表示しくB410)、ユーザが指
定するマウス7からの入力信号に基づいて判定する(B
420)。
入力信号が教示モードを示す場合、まず、天地判定のた
めの教示処理を実行する。天地判定が必要な場合とは、
対象物体の主軸が同一で向きが逆の場合が生ずるときで
ある。この例はすでに第3図示したが、特に天地判定用
データとして、対象物体上の文字列を用いる場合は、対
象物体全体の抽出のための濃淡前処理と天地判定情報で
ある文字列の抽出のための濃淡前処理を変える必要があ
る。
すなわち、第13図(a)に示す原画像に対して、まず
第13図(b)のように先に述べた濃淡前処理としてM
ax−Minフィルタ処理を行うことにより、対象物体
全体を抽出し、対象物体の重心や主軸を求め、その重心
及び主軸を用いて、粗い位置決めをした後、第13図(
Q)に示すように天地判定情報抽出のための濃淡前処理
としてMax−Min差分処理を行うことにより、天地
判定情報である文字列(12−35)を抽出するととも
に、例えば天地判定用ウィンドウ内の面積が、所定の値
以上か否かで、天地が反転しているかどうかチエツクす
ることができる。第13図の場合は該ウィンドウ内に天
地判定情報が無いので、天地が反転していると判断し、
さらに180″′回転するように回転角度を修正し、修
正済みの角度を用いて原画像に対してアフィン変換を行
い、第13図(d)に示す位置・回転ずれ補正画像を得
ることができる。
以上述べた天地判定処理のための教示処理を第14図を
用いて説明する。まず、天地判定が必要か不要かのメニ
ューを表示しくB431)、天地判定が必要か否か判定
するとともに、補正用テーブル20の■へ天地判定要否
を設定しくB432)、天地判定が不要の場合はB44
0の処理を行う。
また天地判定が必要な場合には、さらに天地判定用の前
処理が必要か否かを判定するとともに、補正用テーブル
20の■へ天地判定用前処理要否を判定しくB433)
、不要の場合は8436の処理を行う。天地判定用前処
理が必要な場合にはユーザがメニュー画面からマウスを
用いて選択した天地判定用濃淡前処理種別及びそのパラ
メータ。
天地判定用2値化処理種別及びそのパラメータを補正用
テーブルの■及び■へそれぞれ設定しくB434.B4
35) 、さらに天地判定用ウィンドウ情報(ウィンド
ウの形状、座標データ)を■へ設定する(B436)、
以上述べた天地判定処理が終ると次は、粗い位置・回転
ずれ補正のための基準状態における処理対象物体の重心
g。
(xo、 yo)及び慣性主軸α0を求め、それらをそ
れぞれ補正用テーブル20の■基準位置及び姿勢へ設定
する(B440)。そしてユーザが選択した補正の種類
(■粗い位置・回転ずれ補正、■精密な位置・回転ずれ
補正)を補正テーブル20の[相]に設定するとともに
1判定し、粗補正の場合はB410へ戻り、精密補正の
場合は精密な位置・回転ずれ補正のための教示処理(B
a2O)を行った後、B410へ戻り、同様の処理を繰
返す。
精密な位置・回転ずれ補正(Ba2O)の詳細を第15
図〜第17図を用いて説明する。第16図に示すように
、まず第15図に示すメニュー画面をCRTモニタ4に
表示しくB461)、ユーザがマウス7で指定したメニ
ューを判定するとともに、マウス入力信号に対応する指
定点の種類を補正用テーブル20の0へ設定する(B2
S3)。
マウス入力信号が交点を示す場合は、交点指定処理(B
2S3)を1重心を示す場合は、重心指定処理(B2S
3)を、特異点を示す場合は、特異点指定処理(846
5)を、また取消しを示す場合は、指定点取消し処理(
B 466)を行い、8461の処理を行う。また、終
了を示す場合は、指定点群の重心座標及び姿勢を算出し
くB467)。
B410の処理を行う。ここで、精密な位置・回転ずれ
補正のために用いる処理対象物体の部分的特徴点につい
て第17図を用いて説明する。処理対象物体40の部分
的特徴点として、形状的特徴を表わす特異点41、穴4
2の重心43及び、2直線の交点44がある。交点指定
処理(B2S3)では、各直線を表わす辺の近傍を2点
で指定する様にメツセージをCRTモニタ4上に表示し
、ユーザのマウス7からの入力を待ち、入力された点4
5(×印)を補正用テーブル20の0交点指定用座標に
4点の座標値を設定する0重心指定処理(B464)で
は、ユーザが指定したウィンドウ情報(ウィンドウ種別
とウィンドウ座標)46を同様に補正用テーブル20の
Oに設定する。
特異点指定処理(B465)では、ユーザが指定したサ
ーチエリア47(特異点を探す領域)情報○及び特異点
41を中心としたテンプレート48のパターン情報0を
補正用テーブル0に設定する。なお、B463.B46
4.B465の各処理の最後では、補正用テーブル20
の0指定点数を更新(+1)する。指定点取消し処理(
B466)では、該補正テーブル20の0指定点数を更
新(−1)する。また、指定点群重心座標。
指定点群姿勢算出処理(B467)では、先に補正用テ
ーブル20に設定した教示データ0〜0を参照して、ユ
ーザの指定し7た点(2〜3点)Poz (Xoit 
Yot)から、指定点群重心座標49(Go(Xo、 
Yo) )を求める。
また、上記第1番目の指定点44 (Po1)と該重心
49の2点を通る直線の傾きを指定点群姿勢50として
算出し、該重心座標49及び該姿勢50を補正用テーブ
ル20のOへ設定する(B467)。
以上述べた教示処理を第18図(a)に示す対象物体に
ついて行うと次の様になる。すなわち、対象物体55の
基準位置・基準姿勢として、該対象物体55の重心座標
go(xo、 yo) 、慣性主軸α0を補正用テーブ
ル20の0に設定し、さらにユーザが指定した対象物体
55の特徴点である穴の重心Pot (XOI、 Yo
t)及び交点Poz(Xoz+Yoz) 2点の重心を
表わす指定点群重心座標Go(Xo* Yo)第1番目
の指定点PotとGoを通る直線の傾きB0及び上記指
定点Pot、 POZを求めるための情報を該テーブル
20の[相]〜0に設定する。
次に、評価・実行(B500)の詳細を第18図〜第2
1図を用いて説明する。位置・回転ずれ補正の評価・実
行は、補正用テーブル20の■〜Oのデータを参照して
行う、すなわち、まず、ITVカメラ5から対象物体を
取込み(B 505)、該テーブル20の■、■、■及
び■を参照して、濃淡処理(B510) 、2値化処理
(B 515)、対象物切出し処理(B 520)を実
行し、第18図(b)の画像を得る。この画像から対象
物体の重心gt (xit y+)と、主軸α亀 (こ
のときα1は外部のノイズや計算上の誤差、対象物体の
変形等で正しい主軸の角度とδだけずれが生じている)
を抽出(B525)L、、基準位置go 1基準姿勢α
0との偏差 Δx=x亀−xo。
Δ’j = ’/ 1− V Oe Δα=α1−α0 を求める(B530)。そして、天地判定処理が必要か
否か該テーブル20の■天地判定要否を参照して、必要
ならば、天地判定処理を行う(B540)。
次いで、同様に該テーブル20の[相]を参照し、補正
の種類をチエツクしくB545)、それが粗い補正の場
合には、すでにB535で求めた偏差量Δg(ΔX、Δ
y)、Δαだけ、B505で取込んだ入力画像に対して
、平行移動及び回転処理を実行する(B590)。一方
、補正の種類が精密補正の場合には、精密補正を行う(
B 550)。
精密補正の評価・実行の詳細を第20図を用いて説明す
る。
まず、B535で求めた偏差量Δg及びΔαを用いて、
B525で対象物体の重心及び主軸を求めたときの2値
画像に対して平行移動及び回転処理を行い(B552)
、その処理結果(粗い補正結果)の画像(第18図(C
))に対して、穴の重心P 11 (X t t 、 
Y t t ) 又は交点Pi!(Xtz。
Y+z)の座標の抽出を行い(8558,B560)。
その座標をグークメモリに格納しくB562)、補正用
テーブル20の0を参照して、全ての指定点が終了した
かどうか判定しく8564)、未終了の場合には次の指
定点座標を抽出する処理を行うが、終了の場合には、得
られた指定点群から指定点群重心座標G I(X t 
、 Y t )及び指定点群姿勢θ1を求める(B56
6)、このときθ、=δとなる。そして、それぞれの教
示時の指定点群重心座標Go(Xo、 Yo)及び指定
点群姿勢θO(補正用テーブル20のO参照)との偏差
を求め、八X’  =Xt   X。
八Y’  =Yt   Y。
Δ θ′ =01−〇〇 B535で求めた偏差(ΔX、Δy、Δα)、又はB5
40で求めたΔα(=Δα+180°)を加算して、入
力画像からの全体の偏差(ΔX。
ΔY、Δθ)を求める(B585)。
ΔX=Δχ+ΔX′ ΔY=Δy+ΔY′ Δθ=Δα+Δθ′ これらの偏差(ΔX、ΔY、Δθ)を用いて。
B505で取込んだ入力画像に対して平行移動及び回転
処理を実行する(B590)、これにより第18図(d
)に対するように正しく補正された画像が得られる。な
お、指定点が特異点の場合には、該テーブル2oのO及
び0を用いて、パターンマツチングにより特異点を抽出
する(B556)。
また、交点座標抽出(B 560)の処理方法を第21
図を用いて詳細に説明する。まず、入力された2点(×
印)60.61間のX方向距離IXI及びy方向距離I
YIを求め、IXIとIYIの大きさにより、対象物体
の辺をサーチする方向を変えて処理する。第21図(a
)は対象物体の辺がそれぞれ領域に存在するときのX方
向距離IXIとy方向圧jilllYIの大きさの関係
を示した図で、第21図(b)はIXIンIYIの場合
を、第21図(c)はIXI<IYIの場合を、第21
図(b)、(c)、(d)において斜線部は処理対象物
体62を示している。第21図(d)を用いて処理内容
を説明すると、この場合はIXI>IYIであるので2
点60.61間を通る直1(点線)63のX方向距離I
XIをm等分(ここではm=8)して、・で表わされる
m=+1(=9)点の座標を求め、これらの点をそれぞ
れ開始点としてy軸方向(垂直方向)に上下n(ここで
はn=20)画素(↓)の範囲について、画素の値が“
0”から“1”、又は“1”から“0”に変化する点(
○)をサーチする。1つの開始点(・)に対して2つ以
上の変化点が得られる場合は、開始点に近い方の変化点
(0)を変化点として抽出する。
このようにして得られたm+1個の変化点(0)を用い
て、最小自乗法により直線近似を行い1辺の直線方程式
を求める。最小自乗法による直線近似方法は公知である
のでここでは説明を省略する。
以上はIXIンIYIの場合であるが、IXI<IYI
の場合には、距離IYIをm等分して、X軸方向(水平
方向)に開始点から左右n画素サーチして、変化点を求
めることになる0以上述べた方法により、ユーザが指示
した2点を用いて、辺の直線方程式を求め、同様にして
求めたもう一辺の直線方程式とから2直線の交点座標を
求めることができる。
オンライン実行手段600は以上述べた教示。
評価・実行処理で設定した補正用テーブル20のデータ
を参照して、第19図に示す処理フローに従って実行す
る。
本実施例によれば、対象物体のミクロな特徴点として、
穴の重心と、2辺の交点の2点を用いて簡単に精度の良
い位置・回転ずれ補正が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、処理対象物体をユーザが指定できるの
で、照明条件や背景等の周囲の環境条件が悪く、画像中
にノイズが生じても、処理対象物体のみを抽出できると
いう効果がある。また、粗い補正結果に基づいて、さら
に処理対象パターンのミクロな部分的特徴を抽出し、そ
れらを用いて精密補正ができるので、任意の位置に任意
の姿勢で入ってきた対象物体を確実に基準位置へ補正で
きる。また、処理対象パターン全体抽出用前処理と天地
判定情報抽出用前処理を別々に指定できるので対象物上
に貼られたマークや文字を用いて天地判定を行うことが
できる。さらに、ユーザは。
任意の2辺の近傍4点をマウスを用いて指定できるので
、2辺の交り角度が大きい場合にも、ウインドウ内に3
辺ある場合にも、簡単かつ確実に2辺の交点を得ること
ができる6以上のことから、広い範囲の対象物について
位置・回転ずれ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するパターン認識装置全体の処理
の流れ図、第2図は対象物切出しのための説明図、第3
図は天地判定情報の説明図、第4図は、粗い補正結果に
基づいた精密な補正方法の説明図、第5図は交点の指定
方法の説明図、第6図は本実施例装置の全体構成図、第
7図は位置・回転ずれ補正用のメニュー画面を表わす図
、第8図は対象物切出し手段の詳細処理フロー図、第9
図は補正用テーブルを表わす図、第10図は対象物切出
し指定教示処理の処理フロー図、第11図は対象物切出
し手段の評価・実行の処理フロー図、第12図は位置・
回転ずれ補正手段の詳細処理フロー図、第13図は天地
判定を必要とする位置・回転ずれ補正の例を示す図、第
14図は天地判定教示処理の処理フロー図、第15図は
精密な位置・回転ずれ補正用のメニュー画面を表わす図
、第16図は精密な位置・回転ずれ補正教示処理フロー
図、第17図は精密な補正のための特徴点の説明図、第
18図は精密な位置・回転ずれ補正処理の説明図、第1
9図は精密な位置・回転ずれ補正の評価・実行処理のフ
ロー図、第20図は評価・実行時の精密補正処理フロー
図、第21図は交点座標抽出処理の説明図である。 1・・・管理プロセッサ、2・・・画像処理プロセッサ
、3・・・画像メモリ、4・・・CRTモニタ、5・・
・カメラ、6・・・主メモリ、7・・・マウス。 慕  /II 第 2 目 第 3 口 第 4 口 第 S 図 第 7 口 第8目 第 9 口 $ 10 口 第 ll  菌 第 12  囚 第 13  口 第74日 第 75 口 第 76 凹 第 17  口 第1?口 第 20  口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、処理対象パターンの光学像が所定の位置、あるいは
    所定の姿勢からずれていたとき、そのずれ量を検知して
    、位置ずれ補正又は回転ずれ補正を行うパターン認識装
    置において、処理対象パターンの重心及び慣性主軸を求
    め、これらを用いて行う粗補正手段と、処理対象パター
    ンの指定された部分的特徴点を、粗補正を行つた結果の
    2値パターンから求め、さらにそれら点群の重心及び姿
    勢を求め、これらを用いて行う精密補正手段とを備えた
    ことを特徴とする位置・回転ずれ補正機能付パターン認
    識装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の位置・回転ずれ補正機
    能付パターン認識装置において、補正対象パターンを外
    部から指定する手段を有することを特徴とする位置・回
    転ずれ補正機能付パターン認識装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の位置・回転ずれ補正機
    能付パターン認識装置において、位置ずれ量、回転ずれ
    量検出のための前処理手段の他に、天地判定用情報抽出
    のための前処理手段を設けたことを特徴とする位置・回
    転ずれ補正機能付パターン認識装置。 4、特許請求の範囲第1項記載のパターン認識装置ある
    いは処理対象パターンの位置決めや、寸法計測を行うパ
    ターン認識装置において、任意の2辺の交点座標を抽出
    する場合に、該2辺の各辺毎に近傍の2点を指定させる
    ことを特徴とする位置・回転ずれ補正機能付パターン認
    識装置。
JP63100355A 1988-04-25 1988-04-25 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置 Pending JPH01273188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63100355A JPH01273188A (ja) 1988-04-25 1988-04-25 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63100355A JPH01273188A (ja) 1988-04-25 1988-04-25 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01273188A true JPH01273188A (ja) 1989-11-01

Family

ID=14271786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63100355A Pending JPH01273188A (ja) 1988-04-25 1988-04-25 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01273188A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483562B2 (en) 2002-08-07 2009-01-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method of detecting protrudent adhered matters and method of making spark plug using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483562B2 (en) 2002-08-07 2009-01-27 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method of detecting protrudent adhered matters and method of making spark plug using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7340089B2 (en) Geometric pattern matching using dynamic feature combinations
JP4785880B2 (ja) 三次元オブジェクト認識のためのシステムおよび方法
US5093867A (en) Candidate article recognition with assignation of reference points and respective relative weights
US6356300B1 (en) Automatic visual inspection apparatus automatic visual inspection method and recording medium having recorded an automatic visual inspection program
US20060188160A1 (en) Device, method, and computer-readable medium for detecting changes in objects in images and their features
JPH02268380A (ja) 視覚認識装置
CN104715487A (zh) 一种基于伪Zernike矩的亚像素边缘检测方法
CN108717709A (zh) 图像处理系统及图像处理方法
WO1999062024A1 (en) Method of accurately locating the fractional position of a template match point
JPH08136220A (ja) 物品の位置検出方法およびその装置
Perkins Model-Based Vision System for Scenes Containing Multiple Parts.
JPH0798214A (ja) 視覚に基く三次元位置および姿勢の認識方法ならびに視覚に基く三次元位置および姿勢の認識装置
JPH01273188A (ja) 位置・回転ずれ補正機能付パターン認識装置
CN115112098B (zh) 一种单目视觉的一维二维测量方法
JP3422147B2 (ja) 位置ずれ量検出装置及び画像計測装置
JPS63193282A (ja) 輪郭線抽出方式
JPH04295973A (ja) ハフ変換によるパターン曲線当てはめ方法
JPH01126774A (ja) 図形入力装置
JPH0728942A (ja) 符号パターンの認識方法
JP2648882B2 (ja) 輪郭線の直線部検出方法
CN116228857A (zh) 一种基于四边形拟合的纸箱检测方法和系统
Xiaoan et al. Automatic measurement of two dimensional object
JP2904552B2 (ja) 部品代表点検出方法
JPH05324835A (ja) 二次元図形のパターンマッチング方法及びその装置
JPH0460525B2 (ja)