JPH0127260Y2 - - Google Patents

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JPH0127260Y2
JPH0127260Y2 JP13937284U JP13937284U JPH0127260Y2 JP H0127260 Y2 JPH0127260 Y2 JP H0127260Y2 JP 13937284 U JP13937284 U JP 13937284U JP 13937284 U JP13937284 U JP 13937284U JP H0127260 Y2 JPH0127260 Y2 JP H0127260Y2
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wires
covered
memory alloy
shape memory
electrical connection
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、特に、屋外工事用の電線の接続構造
に関する。
〈従来の技術〉 屋外に配線される電線では、日光や雨水に晒さ
れるため、電線どうしの接続部では耐光性や耐水
性等が要求される。
このため、従来電線を接続する際、第2図に示
すような方法が一般に用いられていた。
これについて説明すると、2本の電線1および
2の被覆を取り除いた芯線1aおよび2aどうし
の電気的接続部3を含めた芯線1a,2aの部分
全体を、例えばビニルテープ等の絶縁材4により
1組ずつ被覆してある。
そして、この絶縁材4による被覆部分を含めて
前記接続部3両側の電線1,2の被覆部間を塩化
ビニル或いはポリカーボネイト等の合成樹脂製の
キヤツプ5により一体に被覆し、外部からの水分
の侵入を防止するために該キヤツプ5に形成され
た注入口6からエポキシ樹脂等の樹脂8を注入し
て凝固固定し、さらに、紫外線防止および外観上
の問題からキヤツプ5をビニルテープ等で被覆し
ている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の電線の接続構
造にあつては、両電線1,2の接続箇所7が電線
の太さの3〜5倍に大きく膨らんでしまつて大掛
りとなると共に外観も悪くなり、また、樹脂8の
注入作業に手間が掛かり、さらに、キヤツプ5内
に注入された樹脂8は金属に比べて脆いので前記
接続箇所7に外力が加えられた場合の耐強度性能
が低いという問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑み為され
たもので、極めて簡単に、しかも確実な固定を可
能にすることによつて前記問題点を解決すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案は、2本の電線の被覆を取り除
いた芯線どうしの電気的接続部を絶縁材で被覆
し、この新たな絶縁被覆部分を含めて前記接続部
の両側の電線被覆部間を一方向性形状記憶合金部
材により包覆し、かつ、該一方向性形状記憶合金
部材と前記電気的接続部両側の電線被覆部分との
間に弾性体を介装した構成としている。
〈作用〉 このような構成にすることにより、非可逆性で
ある一方向性形状記憶合金部材を加熱して径方向
に収縮させ、この収縮力を利用して前記弾性体を
押圧し該弾性体と電線の被覆部分および該弾性体
と一方向性形状記憶合金部材との密閉を確実に
し、前記電気的接続部を外部から確実に密閉して
防水効果を高めると共に両電線の接続箇所全体の
強度を向上させるものである。
〈実施例〉 以下に第1図に示す本考案の実施例の説明を行
う。尚、従来例と同一要素については第2図と同
一符号を附して説明を省略する。
2本の電線1および2の被覆を取り除いた芯線
1aおよび2aどうしの電気的接続部3を含めた
芯線1a,2aの部分全体を1組ずつ絶縁材4で
被覆してある。そして、この絶縁材4による被覆
部分を含めて前記接続部3の両側の2本の電線
1,2の被覆部間を、例えば、一方向性形状記憶
合金からなる円筒部材11により包覆し、また、
該円筒部材11と前記2本の電線1,2のそれぞ
れの被覆部分との間にそれぞれ弾性体12,13
を介装してある。
ところで、一方向性形状記憶合金からなる円筒
部材11は非可逆性であり、加熱することにより
塑性変化を起こすもので、本実施例においては90
℃を超えると塑性変化を起こすものを使用してい
る。
従つて、前記円筒部材11を半田ごてを接触さ
せる等の簡単な方法によつて加熱することにより
該円筒部材11は径方向に容易に収縮し、この収
縮力を利用して前記弾性体12,13を押圧し該
弾性体12,13と電線1,2の被覆部分および
該弾性体12,13と円筒部材11とを確実に密
閉状態にして、両電線1,2の接続箇所14を形
成するものである。
このようにすることにより、電気的接続部3を
機械的に外部から確実に密閉して防水効果を高め
ることができると共に、従来のような樹脂注入作
業がなくなり両電線1,2の接続作業が極めて容
易になる。
また、接続箇所14全体の強度を向上させるこ
とができ、形状も小型となつて外観上も好ましい
ものとなり、しかも、耐光性も良好となる。
尚、本実施例では一方向性形状記憶合金部材と
して円筒状のものを用いたが、これに限らず、板
材を円筒状に丸めて包覆させるようにしてもよ
い。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、一方向性
形状記憶合金部材により弾性体を介して2本の電
線の被覆部間を包覆することによつて芯線どうし
の電気的接続部を包覆し、非可逆性である一方向
性形状記憶合金の性質を利用し加熱して径方向に
収縮させることにより、前記電気的接続部を機械
的に外部から確実に密閉して防水効果を高めるこ
とができると共に電線の接続作業を極めて容易な
ものとすることができる。
また、良好な耐光性が得られると共に電線の接
続箇所全体の強度を向上させることもでき、形状
も小型となつて外観上も好ましいものとすること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は従来の電線の接続構造を示す縦断面図であ
る。 1,2……電線、1a,2a……芯線、3……
電気的接続部、4……絶縁材、11……円筒部
材、12,13……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の電線の被覆を取り除いた芯線どうしの電
    気的接続部を絶縁材で被覆し、この新たな絶縁被
    覆部分を含めて前記接続部の両側の電線被覆部間
    を一方向性形状記憶合金からなる部材により包覆
    し、かつ、該一方向性形状記憶合金部材と前記電
    気的接続部両側の電線被覆部分との間に弾性体を
    介装したことを特徴とする電線の接続構造。
JP13937284U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0127260Y2 (ja)

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JPS6154675U JPS6154675U (ja) 1986-04-12
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JPS6154675U (ja) 1986-04-12

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