JPH01271872A

JPH01271872A - 自動取引装置及び該装置における取引制限方法

Info

Publication number: JPH01271872A
Application number: JP63100087A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Kamimura; 上村　年彦
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1988-04-25
Filing date: 1988-04-25
Publication date: 1989-10-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は自動取引装置における顧客カードに付された顧
客情報等により取引を制限する方法に関する。

（従来の技術）近年、証券、生命保険等の金融業務か多様化し、自動取
引装置の導入か増加していることにより顧客カードの種
類と取引業務内容か増大化している。−数的な自動取引
装置としては自動取引装置の外観を示す第５図のような
ものかあり、同図において、５１は顧客か暗証番号、金
額等を人力する操作部、５２は取引選択の種別等を表示
する表示部、５３は表示部５２に表示された取引選択の
うち所望の取引に対応するキーを押下する取引選択部、
５４は紙幣を受は取ったり、入金の際挿入したりするた
めの紙幣受取／挿入部、５５は通帳を挿入する通帳挿入
部、５６は顧客カードを挿入するカード挿入部である。

以下、従来の自動取引装置における取引選択動作とそれ
に伴う自動取引装置とセンタとのやり取りを第６図に示
す動作フローに従って説明する。

ここで、−数的な自動取引装置の使用において、銀行等
の金融機関間で有効な取引を行なうために自銀行の自動
取引装置で他現行の顧客の取引も行なうことができるよ
うなシステムとなっている。

しかし、他銀行の全ての取引ができるわけでなく、現在
では支払と照会のみであり、入金、振込等はできない。

先ず、自動取引装置では顧客時の状態となフており（ス
テップ４０１　）　、かつその時第５図の表示部４２に
は自動取引装置が処理できる各種の取引内容の表示がさ
れている（ステップ４０２）。そして、顧客は第５図の
取引選択部５３を介して表示部５２に表示された取引の
内容から所望の取引に対応するキーを押下する（ステッ
プ４０３）。そして、顧客は第５図のカード挿入部５６
に顧客カードを挿入して操作部５１を介して暗証番号、
金額を人力したり、または通帳に記帳をしたい場合は第
５−の通帳挿入部５５に通帳を挿入する（ステップ４０
４）。

挿入された顧客カードに付された磁気ストライプから顧
客情報を読み出して、人力された暗証番号と読み出した
顧客情報とをセンタに通信回線等を介して送信する（ス
テップ４０５）。そして、センタでは送られた顧客情報
と暗証番号とを予め登録されているデータと照合を行な
い、顧客の選択した取引が可能かどうか判別する（ステ
ップ５１１）。

可能であれば顧客が選択した取引が相互に成立したこと
を示す成立情報を自動取引装置側に送信する（ステップ
５１２）。一方、可能でないならば、顧客が選択した取
引を拒否することを示す拒否情報を自動取引装置側に送
信する（ステップ５１３）。

次に、従来の自動取引装置での動作を第６図に示す動作
フローに従って詳細に説明する。

先ず、自動取引装置は顧客時の状態となっており（ステ
ップ５０１　）　、かつその時第５図の表示部５２には
自動取引装置が処理できる各種の取引内容の表示がされ
ている（ステップ５０２）。そして、顧客は第５図の取
引選択部５３を介して表示部５２に表示された取引の内
容から所望の取引に対応するキーを押下する（ステップ
５０３）。そして、顧客は第５図のカード挿入部５６に
顧客カードを挿入して操作部５１を介して暗証番号、金
額を人力したり、または通帳に記帳をしたい場合は第５
図の通帳挿入部４５に通帳を挿入するくステップ５０４
）。

挿入された顧客カードに付された磁気ストライプから顧
客情報を読み出して、人力された暗証番号と読み出した
顧客情報とをセンタに通信回線等を介して送信する（ス
テップ５０５）。

次に、センタからの情報に基づいて顧客の選択した取引
と挿入された顧客カード内容との関係が有効かどうかを
判別する（ステップ５０５）。有効であれば自動取引装
置は選択された取引業務を実行して実行終了後挿入され
ていた顧客カードを顧客に第５図のカード挿入部５６か
ら返却する（ステップ５０６，５０７　）。無効であれ
ば自動取引装置は挿入されていた顧客カードを顧客に第
５図のカード挿入部５６から返却する（ステップ５０７
）。カード返却後一連の処理が終了しくステップ５０８
）、またステップ５０１に戻って次の顧客待状態となる
。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記従来の自動取引装置における取引方
法では取引が無効になったとき顧客カードが一方的に顧
客に返却されるので何故取引を拒否されたのか不明確で
あり、それに伴って顧客は再度の操作を行なって拒否の
有無を自己的に確認する操作を行なうことを必要とする
ことにより無駄な労力を、長時間の操作を要し、さらに
自動取引装置の使用効率の低下による他の顧客に対する
サービスの低下にもつながるという問題点があった。

本発明はこれらの問題点を解決するためのもので、顧客
の無駄な労力を、長時間の操作を要せず、自動取引装置
の使用効率の向上を図ることかてきる自動取引装置にお
ける取引制限方法を提供することを目的とする。

（問題点を解決するだめの手段）本発明は前期問題点を解決するために、本発明に係る自
動取引装置の構成図である第１図に示すように、センタ
との暗証番号や操作者情報のやり取りにおいて通信回線
を介して行なうための制御を行なう通信制御部と、暗証
番号や金額等を人力する操作部と、取引内容や取引選択
表示や操作者に対するメツセージ表示等を表示する表示
部と、操作者カードに付された各種のデータを読み取り
かつ他のデータを書き込んだりするカードリード／ライ
ト部と、現金の入出力を管理する現金人出金部と、通帳
に記帳する通帳プリンタ部と、表示部に表示された取引
選択表示に従って所望の取引内容を選択するだめの取引
選択部と、操作者に音声ガイダンスでメツセージを報知
する音声ガイダンス出力部と、複数の金融機関の情報及
び各金融機関の取引業務処理可能な取引内容を予め記憶
するメモリと、−Ｆ記各構成部を制御する制御部とから
なる。

（作用）以」二のような構成を有する本発明によれば、先ず操作
者が挿入されたカードに付与された金融機関の種別を示
すデータをカードリード／ライト部で読み取る。読み取
ったデータとメモリに記憶しておいた金融機関の情報に
基ついて、操作者が取り扱い可能である取引内容または
メツセージを表示部に表示したり、音声ガイダンス出力
部から音声メツセージによって操作者に報知する。

したがって、本発明は前記問題点を解決でき、顧客の無
駄な労力を、長時間の操作を要せず、自動取引装置の使
用効率の向上を図ることができる自動取引装置及び該装
置における取引制限方法を提供できる。

（実施例）以■、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。

はじめに、自動取引装置は顧客待の状態となっており（
ステップ１０１　）　、かつその時第１図の表示部の指
示により第５図の表示部５２には自動取引装置が処理で
きる各種の取引内容の表示がされている（ステップ１０
２）。そして、顧客は第５図のカード挿入部５６に顧客
カードを挿入する。自動取引装置は第１図のカードリー
ド／ライト部により挿入された顧客カードの磁気ストラ
イブに書込まれ、第３図に示す書込み領域に書き込まれ
た金融機関番号に基づいて挿入された顧客カードが自銀
行のものか他銀行のものかを検知する（ステップ］０２
）。第１図の制御部によって挿入された顧客カードが自
銀行のものであれば第１図の表示部を介して第５図の表
示部５２には第４図（ａ）に示すような照会、支払、入
金、振込という取引可能な取引選択の各種の表示が行な
オ）れる。一方、挿入された顧客カードが他銀行のもの
であれば第１図の表示部を介して第５図の表示部５２の
表示画面は第４図（ｂ）のように入金及び振込の表示が
無い、照会及び支払の表示並びに取引の取消を求める取
消の表示が行なわれる。そして、顧客は第５図の取引選
択部５：（を介して表示部５２に表示された取引の内容
から所望の取引に対応するキーを押下する（ステップ１
０４）。以下、従来の動作と同様に挿入された顧客カー
ドに付された磁気ストライブから顧客情報を読み出して
、人力された暗証番号と読み出した顧客情報とをセンタ
に第１図の通信制御部によって通信回線等を介して送信
する。

次に、センタからの情報に基づいて顧客の選択した取引
と挿入された顧客カード内容との関係が有効かどうかを
判別する。有効てあれば自動取引装置は選択された取引
業務を実行する（ステップ１０５）。一方、顧客が所望
の取引ができないと判断してカードの返却を要求すると
きは第５図の取引選択部５３の取消キーを押下する。取
引業務実行路Ｙ後、挿入されていた顧客カードは顧客に
第５図のカード挿入部５６から返却されてカード返却後
一連の処理が終了しくステップ１０６）、またステツブ
ｌｏｔに戻フて次の顧客待状態となる。

よフて、本実施例では挿入されたカードが他銀行のもの
であれば表示部の表示をその他の銀行に対応する画面に
切換えて顧客に予め所望の取引が実行できるか否かを報
知することにより、顧客は早期に取引可能な項目を知る
ことができる。

尚、上記実施例では顧客の取引可能な項目を表示画面の
切換えで顧客に知らせていたがこれに限定されず、例え
ば挿入された顧客カードが他銀行のものであればその挿
入されたカードでは入金、振込の取引ができない旨の表
示を第４図（ａ）の画面上に示す方法、またはその旨を
第１図の音声ガイダンス出力部によって音声ガイダンス
で顧客に報知する方法等が考えられる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、顧客は早期に取
引可能な項目を知ることがてきるので顧客は無駄な労力
を、また長時間の操作を要せず、自動取引装置の使用効
率の向上を図ることができる自動取引装置における取引
制限方法を提供する。尚、本発明は一般顧客への取引制
限方法であるがこれに限定するものでなく、例えば自銀
行の職員に顧客用の自動取引装置を使用させる際の取引
制限方法であフて、自銀行の職員が自動取引装置を使用
する場合はカード挿入時に職員用の取引選択の表示を表
示させることにより、白銀行内向は専用の自動取引装置
を導入する必要がなくなるので無駄なコストかはふける
という利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動取引装置を示す構成図、第２
図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャート、第
３図は顧客カードの格納内容を示す図、第４図（ａ）　
、　（ｂ）は本実施例における表示部の表示画面例を示
す図、第５図は自動取引装置の外観を示す斜視図、第６
図は自動取引装置とセンタとのやり取りの動作を示すフ
ローチャート、第７図は従来の自動取引装置における取
引制限動作を示すフローチャートである。５１・・・操作部、５２・・・表示部、５３・・・取引
選択部、５４・・・紙幣受取／挿入部、５５・・・通帳挿入部、５６・・・カード挿入部。特許出願人　　沖電気工業株式会社特許出願代理人　弁理士　　山本恵−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の金融取引業務を処理する自動取引装置にお
いて、操作者が挿入したカードに付されたデータを読み取る第
１の手段と、複数の金融機関の情報及び各金融機関の取引業務処理可
能な取引内容を予め記憶する第２の手段と、第１の手段で読み取ったデータと第２の手段に記憶して
おいた金融機関の情報とを参照して前記データの内容を
検索して前記データに相当する金融機関に対しての取引
業務処理可能な取引内容を操作者に報知する第３の手段
とを具備することを特徴とする自動取引装置。
（２）複数の金融取引業務を処理する自動取引装置にお
いて、操作者が挿入されたカードに付与された金融機関の種別
を示すデータを読み取る第１のステップと、該第１のステップで読み取ったデータに基づいて前記操
作者が取り扱い可能である取引内容を前記操作者に報知
する第２のステップとからなることを特徴とする自動取
引装置における取引制限方法。