JPH01271588A - 磁気センサ錠 - Google Patents

磁気センサ錠

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JPH01271588A
JPH01271588A JP9810088A JP9810088A JPH01271588A JP H01271588 A JPH01271588 A JP H01271588A JP 9810088 A JP9810088 A JP 9810088A JP 9810088 A JP9810088 A JP 9810088A JP H01271588 A JPH01271588 A JP H01271588A
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JP
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magnetic
magnetic pole
key
lock
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JP9810088A
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Inventor
Osami Miyao
宮尾 修美
Manabu Shiraki
学 白木
Masayuki Aisaka
逢坂 政行
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Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の産業上の利用分野] 本発明は、磁気錠、特に従来の磁気タンブラ−錠に変わ
る全く新規な構成の磁気センサ錠に関する。
[従来技術とその問題点] 昨今の建物や車両などのロックシステムにおいは、従来
の機械的な錠から各種の制御を含んだ電子システムを付
加したより安全且つ確実なロックシステムを収り入れた
ものになってきた。
ここに、従来の磁気錠は、磁気タンブラ−錠といわれる
もので、これは、キー本体に複数の等間隔に形成された
穴に接着剤を用いてN極またはS極に着磁されたフェラ
イトマグネットからなる永久磁石を等間隔の配列に埋設
固定した磁極情報用磁極部を持つキーを用いて、これを
鍵穴に挿入することで、鍵穴の内部に設けられた内筒を
回転させることが出来、その結果、磁気タンブラ−錠の
開閉が行われるようになっている。
この従来の磁気タンブラ−錠に用いる磁極情報を持つキ
ー1について更に説明すると、第6図及び第7図に示す
ような形状のキー本体2の側面部3a、3bが磁極情報
用として利用される。係る側面部3a、3bは2図面の
作成上、第6図及び第7図では、磁極情報用磁極部をキ
ー本体2の一方の側面部3aのみにしか描いていないが
1両側面部3a、3bに後記する磁極情報用永久磁石4
N、4Sを埋設形成している(第8図参照)。
キー本体2の一方の側面部3a(他方の側面部3bも同
様)には、第6図及び第7図に示すように円柱状の数m
mの直径のマグネット挿入穴5を等間隔に形成している
マグネット挿入穴5には、この穴うの内径とほぼ同程度
の外径を有するフェライトマグネットで形成され、且つ
一方の端部がN極、またはS極の磁極に着磁された円柱
状の磁極情報用永久磁石4N、43が適宜な配列で、接
着剤などの適宜な手段によって挿入固定され、キー本体
2の側面部3a、3b部に磁極情報用磁極部6を形成し
ている。
係る上記磁極情報用磁極部6を有するキー1を用いた従
来の磁気タンブラ−錠について、概略を述べると、キー
1を抜き取った状態では鍵穴内部の円筒に形成された穴
に磁気タンブラ−がスプリングによって落ち込んて゛お
り、またピンタンブラ−もスプリングによって押されて
外筒と内筒を貫いているため、内筒を回転できないよう
な構造になっている。この状態で、磁極情報用磁極部を
持つキーを鍵穴に挿入すると、磁気タンブラ−の磁極面
に該磁気タンブラ−と同極に着磁された磁極情報用磁極
部を持つキーの磁石が向がい合い。
同極間の磁気的反発により、磁気タンブラ−が内筒の穴
から外れて外筒の中に収まると共に、キーの挿入によっ
てピンタンブラ−も持ち上がり、シアラインが揃い、内
筒を回転させることができ。
その結果、磁気タンブラ−錠の開閉が行えるようになっ
ているものである。
上記キー1を用いた従来の磁気タンブラ−錠について、
第9図以降を用いて更に詳細に説明すると、第9図は磁
気タンブラ−錠7の縦断面図を示し、第10図は第9図
のx−x’ @縦断面図で。
第11図は第9図のY−Y″線線断断面図ある。
磁気タンブラ−錠7は、水平方向に対向した磁気タンブ
ラ−8と、垂直方向に配置されたピンタンブラ−9を有
し、旋解錠時に磁気タンブラ−8機構と、ピンタンブラ
−9機構が同時に作動する方式となっている。金属製の
内筒10は、後記する所定の条件が一致することで、旋
回することが出来るように金属製の外筒11の内周に装
着されている。内筒10には、上記キー1を挿入する為
の鍵穴12がその長手方向に沿って形成されている。外
f111には、スプリング13を収納する円柱状の穴1
4が垂直に形成されている。穴14と対向する内筒10
には、ピンタンブラ−9の貫通を許す透孔15が形成さ
れている。上記穴14には、スプリング13が収納され
、該スプリング13の透孔15に臨む方向の先端部に透
孔15及び鍵穴12方向に押されるピンタンブラ−9が
固定されている。外筒11には、スプリング17を収納
する円柱状の穴16が垂直に形成されている。穴16と
対向する内筒10には、磁気タンブラ−8の挿入を許す
穴18が形成されている。上記穴16には、スプリング
17が収納され、該スプリング17の穴16に臨む方向
の先端部に穴16方向に押される磁気タンブラ−8が固
定されている。
磁気タンブラ−8は、上記キー1と同じように、鍵穴1
2の長手方向に沿ってN極、S極の永久磁石を複数個並
べたものによって構成されている。
従来の磁気タンブラ−7は、鍵穴12がらキーlを抜き
取った状態のときは、上記第9図乃至第11図に示す状
態になっている。すなわち、1!穴12から、キー1を
抜き収った状態では、第9図乃至第11図に示すように
、磁気タンブラ−8がスプリング17に押されて内筒1
oの穴16に落ち込んでいる。またピンタンブラ−9も
スプリング13に押され、透孔15及び鍵穴12を貫い
ているなめ、キーlを鍵穴12に挿入して回転させよう
としても、内筒10を回転させることができず、磁気タ
ンブラ−錠7を開くことができない。
次に第12図乃至第15図を参照して、旋解錠時につい
て説明する。もちろん、用いるキー1によって磁気タン
ブラ−錠7を開くことができる場合の条件が整っている
状態にある。
適した磁極情報用磁極部6を持つキー1を鍵穴12に挿
入すると、磁気タンブラ−8のN極、S極と同極に且つ
対向することができる位置に形成されたキー1の磁極情
報用磁極部6の永久磁石4N、4Sと対向して同極間の
磁気的反発力により、スプリング17に抗して磁気タン
ブラ−8が第14図に示すように外筒11の穴14内に
収まり、内筒10の回動を許すようになる。また、ピン
タンブラ−9も第13図に示すようにキー1に形成され
たピンタンブラ−9と対向する溝19(尚、第6図及び
第7図では、描いていない)により、ピンタンブラ−9
がスプリング13に抗して所定の高さだけ持ち上げられ
るので、シアラインが揃い、内筒10を回動できる条件
が揃う。
しかして、キー1を第15図に示すような状態で、所定
の角度だけ旋回させることで1図示しないドアのロック
機構が解除され、該ドアを開くことができる。
以上が、従来の一般的な、磁気タンブラ−錠7の構成で
あるが、昨今の建物や車両などのロックシステムにおい
は、従来の機械的な錠から電子システムを付加したより
安全且つ確実なロックシステムを取り入れる必要と、各
種制御を行うために磁気錠を電子錠としての機能を持た
せる要求が高まってきた。
ここに、従来の磁気錠としての磁気タンブラ−錠7では
、以下に示す欠点があった。
■ その構成が、純然たる機械的な構成となっており、
各種の制御と兼ね合わせた電子ロック機構を含めた電子
システムを構成することが困難であった。
■ 機械構成が複雑なため、安価に構成することが出来
なかった。
■ 特に、磁気タンブラ−8と永久磁石4N。
48間の磁気的反発力を用いているため、磁極情報用磁
極部6を形成する永久磁石4N、4S及び永久磁石で構
成した磁気タンブラ−8は、互いに隣接し合う永久磁石
同士の磁気的な干渉を避けるため、隣接する永久磁石と
互いにかなりの距離だけ離して配役しbければならない
ため、少ない磁極情報しか得ることが出来なかった。す
なわち。
従来の磁気タンブラ−錠7では、磁気タンブラ−8とピ
ンタンブラ−9の組み合わせにより、異なる種類の磁気
タンブラ−錠7を得ているために。
その組み合わせが限定され、少ない種類の磁気タンブラ
−錠しか得ることができない欠点があった。このことは
、特に昨今の著しい情報化社会においては、大きな制限
を受ける欠点となるものであった。
■ 磁極情報用磁極部を持つキー1を形成するのが、量
産性に優れず、高価になる欠点があった。
■ 鍵穴12へのキー1の強引な挿入や、キー1の回動
により、磁気タンブラ−錠7を破損する惧れがあった。
これは、全て、磁気タンブラ−錠が複雑な機械的構成に
より構成されていることによる。
■ また、火事などの緊急な場合などにあっては、かか
る機械構成的な磁気タンブラ−錠では。
目的とする必要なキーを中々捜し出すことが出来ず、ド
アを中々開くことが出来ず、生命を危険な状態に陥らせ
る惧れがある欠点があった。
[本発明の課題] 本発明は、従来の磁気的反発力を利用した磁気タンブラ
−錠の欠点を解消するためになされた磁気センサ錠で、
その課題は。
■ 従来にない新しい磁気センサ錠を構成することで、
単なる機械構成的な物から、電子的機構を付加したもの
に構成することにより、各種の制御を行うための電子シ
ステムを構成できる磁気錠を得ること。
■ 磁気錠を簡単な構成にでき、容易且つ安価に量産で
きるようにすること。
■ 磁極情報磁極部の極数をより多く形成できるように
すると共に、その磁極情報用磁極部のN極、S極の着磁
ピッチの幅や1組み合わせを容易に選択変更できるよう
にして、異なる磁極情報用磁極部を持つキーの組み合わ
せの種類を多数得られるようにすることで、情報化社会
において、確実且つ安全な磁気錠が得られるようにする
こと。
■ 磁気錠の複雑な機械的構成を少なくすることにより
、鍵穴へのキーの強引な挿入やキーの回動によっても、
当該磁気鏡が破損する惧れを極めて少なくすること。
■ 各種のセンサと当該各種の制御回路とを持つ電子シ
ステム等との組み合わせにより、非常事態1例えば、火
災などの場合にも対処できるようにすること、特に、火
災の場合には、一般に停電するが、このような場合には
、自動的に、火災発生検出センサ等からの信号を基に(
なお、このような場合には、停電のため、途中から上記
センサから信号が発生しなくなるが、このようなものも
一つの有用な信号として取り扱える。)、自動的に磁気
錠を開くなどして、生命の危険な状態から救えるような
磁気鏡、即ち電子錠システムの確率を図ることを可能に
すること。
等にある。
[発明の課題達成手段] かかる本発明の課題は、キー本体に適宜な幅で且つ適宜
な配列ピッチでNi、S極の磁極をP極(Pは2以上の
整数)個持つ磁極情報用磁極部を形成したキーと、該キ
ーの回転を阻止する磁気センサ錠ロック機構と、該キー
を挿入するための鍵穴の内部に設けた上記キーの磁極情
報用磁極部の磁極情報を検出する磁気センサと、該磁気
センサからの磁極情報信号を検出判定・制御する回路と
、該検出判定・制御回路から所定の信号が得られたとき
上記ロック機構を解除またはロックする手段とを設ける
ことで達成できる。
[本発明の一実施例コ 第1図は本発明の磁気センサ錠20の縦断面図、第2図
は第1図のx−x’線線断断面図第3図は第1図のY−
Y’線線断断面図ある。
以下、第1図乃至第3図を参照して本発明の第1実施例
としての磁気センサ錠20を説明するが2本発明におけ
る磁気センサ錠においては、第6図の磁極情報用磁極部
6を持つキー1を用いても良いが1本発明の場合には、
まず、更に磁気センサ錠に用いてより都合の良い以下に
示す磁極情報用磁極部を持つキーを用いる場合を説明す
る。
第4図は本発明の磁気センサ錠に用いて有用な磁極情報
用磁極部を持つキー19を形成するためのキー本体31
の斜視図で、第5図は同キー本体31を利用した磁極情
報用磁極部を持つキー19の斜視図である。
この実施例では、キー本体31の一方の側面部31aに
形成する複数個のマグネット挿入穴を形成する代わりに
、キー本体31の一方の側面部31aに形成するマグネ
ット挿入穴32は、キー19に1つの長溝にて形成し、
この長溝状のマグネット挿入穴32に希土類系あるいは
ネオジューム・鉄・ボロン系樹脂マグネットなどの適宜
な樹脂マグネットのモールド手段によってマグネット材
を挿入固定した後に、適宜な着磁手段によって、上記マ
グネット材にN極2S極の着磁を適宜な着磁幅で交互に
施すことによって、磁極情報用N磁極33N、磁極情報
用S磁極33Sを等間隔に多極に着磁形成して磁極情報
用磁極部34を形成したものとなっている。
尚9本発明では、上記磁極情報用磁極部34の磁極情報
用N磁極33N、磁極情報用5Fafi33Sの各磁極
を後記するように磁気センサ21で検出していて、従来
の磁気タンブラ−錠7のように磁気的反発力を利用する
ものとは異なるため2磁気的干渉をさけるため磁極情報
用N磁極33Nと磁極情報用Sla&33Sとを互いに
ある長い距離を離して形成しなければならないというも
のでなく、密接して磁極情報用N磁極33N、磁極情報
用S磁極33を形成することが出来るものである0図面
の都合上、磁極情報用N磁極33N、磁極情報用S磁極
33Sは、広い幅のものに形成しているが、実際には2
ミクロンピッチの着磁が容易に行えるため、磁極情報用
N磁極33N、磁極情報用S磁極33Sは1例えば、2
00μmピッチの微細な多極着磁を施すことができる。
このため、磁極情報用N磁極33N、磁極情報用S磁極
33Sの着磁ピッチを変えたり、磁極情報用N磁極33
Nと磁極情報用S磁極33Sの着磁ピ・ンチ幅を変える
ことによって磁極情報用磁極部34を持つキー19を多
種類容易に形成することかできる。
しかも、磁極情報用N磁極33Nと磁極情報用S磁極3
3Sからなる磁極情報用磁極部34は。
マグネット挿入穴32に連続した1つの切れ目のないマ
グネット材にて形成できるため、上記したように磁極情
報用N磁極33Nと磁極情報用S磁極33S切れ目なく
、シかも連続して微細多極着磁機を用いて迅速且つ容易
に形成できる。
磁気センサ錠20は、水平方向に対向した磁気センサ2
1と、垂直方向に配置された後記するソレノイド26な
どからなる磁気センサ錠ロック機構22を有し、磁気セ
ンサ21からの信号を元に施解錠時に磁気センサ錠ロッ
ク機構22が作動する方式となっている。金属製の内筒
23は、後記する所定の条件が一致することで、旋回す
ることが出来るように金属製の外筒24の内周に装着さ
れている。内筒23はその後端部(右端部)が閉じられ
、その中央部には、上記キー1つを挿入する為の鍵穴2
5がその長手方向に沿って内筒23を2つに分割するよ
うにスリット状に形成されている。外筒24には、ソレ
ノイド26を収納する収納部27が形成され、該収納部
27に内蔵されたソレノイド26の作動棒28を貫通さ
せるための円柱状の透孔29が垂直に形成されている。
透孔2つと対向する内筒23には、ソレノイド26の作
動棒28の侵入を許す六30が形成されている。通常、
磁気センサ錠20がロック状態にあるときには1作動棒
28が孔30に入り込み、内筒23の回動が作動棒28
によって阻止され磁気センサ錠20がロック状態にある
。しかし、磁気センサ21からの信号により、ソレノイ
ド26に磁気センサ錠20のロック解除信号が与えられ
ると1作動棒28が引っ込み、透孔29内に収まるので
、内筒23が回動できる状態になり、内筒23を所定量
回動させることで、内筒23と連動する図示しないドア
等のロック機構を解除できる。外筒24の鍵穴25と対
向する部分には、磁気センサ収納孔30が形成され、該
磁気センサ収納孔36には、ホール素子、ホールIC,
あるいは磁気抵抗素子等の磁気センサ21が収納配設さ
れ、鍵穴25に挿入されたキー19の側面部に形成され
た磁極情報用磁極部34の磁極情報用N磁極33N、磁
極情報用S磁極33Sの各磁極の磁極情報を検出できる
ように装着されている。磁気センサ21からの磁極情報
信号は、磁極信号検出判定・制御回路35に導かれ、磁
気センサ21から所定の磁極情報が得られた時には、こ
のソレノイド26への通電制御が行われ、六30に入り
込んでいたソレノイド26の作動棒28は、磁気的作用
によって引っ込み、透孔29内に収まるので、=!−1
9を所定量回動かせて、内筒23と電気的或は機械的に
連動するドア等をロックしている図示しないロック機構
を解除するので、ドア等を開くなどすることができる。
逆に、磁気センサ21から所定の磁極情報が得られない
時には、磁極信号検出判定・制御回路35は、ソレノイ
ド26の作動棒28が、六30に入り込んだままなので
、鍵穴25に差し込んだキー1つを回動させようとして
も内筒23は2回動することが出来ず、内筒23と連動
するドア等のロック機構を解除などすることが出来ず、
当該ドア等を開くなどすることが出来ないようになって
いる。
本発明の一実施例は1上記構成からなる。
尚、上記磁気センサ錠20では、磁気センサ21から所
定の磁極情報信号が得られた場合にのみ、磁極信号検出
判定・制御回路35によってソレノイド26に磁気セン
サロック機構22を解除するようにしているが、逆にし
ても良い。
すなわち、磁気センサ21から所定の磁極情報信号が得
られた場合にのみ、磁極信号検出判定・制御回路35に
よってソレノイド26への通電を断つことで、ソレノイ
ド26の作動棒28を引っ込めて六30を開放すること
で、キー19を回動させれば、内筒23が回動できるよ
うにしても良い。
そしてこの時、磁気センサ21から所定の磁極情報信号
がない時には、磁極信号検出判定・制御回路35からの
通電制御信号がソレノイド26に与えられるので、ソレ
ノイド26が作動し、その作動棒28は、六30に入り
込むので、内筒23は回動することができない。
特に、このように構成すると、消費電源が少なくなるほ
か、火災による停電時などでも、ドア等の所定のロック
機構が解除されるので、生命の危険性の伴う場合には非
常に有用である。
尚、磁気センサロック機構として、上記実施例において
は、ソレノイドを用いたがこれに限る必要はなく、従来
のピンタンブラ−機構を用いてもよく、あるいは、併用
してもよい。
[発明の効果] 本発明による磁気センサ錠によると、下記で述べるよう
な効果がある。
■ 単なる従来の機械構成的な磁気錠から、電子的機構
を付加したものに構成できるので、各種の制御を行うた
めの電子システムを構成できる電子錠として機能する磁
気錠を得ることができる。
■ 磁気錠を簡単な構成にでき、容易且つ安価に量産で
きるようにすることができる。
■ 磁極情報用磁極部を有するキーにおいて、更に磁極
情報用磁極部の極数をより多く形成できるるため、及び
その磁極情報用磁極部のN極、S極の着磁ピッチの幅や
1組み合わせを容易に選択変更できるため、異なる磁極
情報用磁極部を持つキーの組み合わせの種類を多数得る
事が可能なため、情報化社会において、確実且つ安全な
磁気錠が得られる事ができる。
■ 磁気錠の複雑な機械的構成を少なくできるため、鍵
穴へのキーの強引な挿入やキーの回動によっても、当該
磁気錠の破損する惧れを極めて少なくすることができる
■ 各種のセンサと当該各種の制御回路とを持つ電子シ
ステム等との組み合わせにより、非常事態1例えば、火
災などの場合にも対処できるものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例の磁気センサ錠の縦断面図
、第2図は第1図のx−x’線線断断面図第3図は第2
図のY−Y’線線断断面図第4図は本発明に用いる一実
施例としての磁極情報用磁極部を持つキーのキー本体の
斜視図、第5図は同磁極情報部を持つキーの斜視図、第
6図は従来の磁気タンブラ−錠に用いられている磁極情
報用磁極部を持つキーの斜視図、第7図は同磁気タンブ
ラー錠に用いられている磁極情報用磁極部を持つキーの
分解斜視図、第8図は同磁気タンブラー錠に用いられて
いる磁極情報用磁極部を持つキーの縦断面図、第9図乃
至第15図は従来の磁気タンブラ−錠の説明図で、第9
図はロック状態にあるときの磁気タンブラ−錠の縦断面
図、第10図は第9図のx−x’線線断断面図第11図
は第9図のY−Y’線線断断面図第12図はロックを解
かれた状態にあるときの磁気タンブラ−錠の縦断面図、
第13図は第12図のX−X″線線断断面図第14図は
第12図のY−Y″線線断断面図第15図はロックを解
かれた状態にあるときの磁気タンブラ−錠の旋回時の縦
断面図である。 [符号の説明] 1・・・磁極情報用磁極部を持つキー。 2・・・キー本体、3a、3b・・・側面部。 4N、4S・・・磁極情報用永久磁石。 5・・・マグネット挿入穴、6・°・・磁極情報用磁極
部、7・・・磁気タンブラ−錠、8・・ 磁気タンブラ
−19・・・ピンタンブラ−110・・・内筒+−11
・・・外筒、12 ・・鍵穴、13・・・スプリング、
14・・・長穴。 15・・・長孔、16・・・長穴、17・・・スプリン
グ、18・・・長穴、19・・・磁極情報用磁極部を持
つキー、20・・・磁気センサ錠。 21・・・磁気センサ、22・・・磁気センサ錠ロック
機構、23・・・内筒、24・・・外筒。 25・・・鍵穴、26・・・ソレノイド。 27・・・収納部、28・・・作動棒。 29・・ 透孔、30・・・穴、31・・・キー本体、
31a、31b−−・側面部。 32・・・マグネット挿入穴、33N・・・磁極情報用
N磁極、33S・・・磁極情報用S磁極。 34・・・磁極情報用磁極部、35・・・磁極信号検出
判定・制御回路、36・・・磁気センサ収納孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キー本体に適宜な幅で且つ適宜な配列ピッチでN極、3
    極の磁極をP極(Pは2以上の整数)個持つ磁極情報用
    磁極部を形成したキーと、該キーの回転を阻止する磁気
    センサ錠ロック機構と、該キーを挿入するための鍵穴の
    内部に設けた上記キーの磁極情報用磁極部の磁極情報を
    検出する磁気センサと、該磁気センサからの磁極情報信
    号を検出判定・制御する回路と、該検出判定・制御回路
    から所定の信号が得られたとき上記ロック機構を解除ま
    たはロックする手段とからなる、磁気センサ錠。
JP9810088A 1988-04-22 1988-04-22 磁気センサ錠 Pending JPH01271588A (ja)

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