JPH01271505A - 路肩の表示方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は特に視界の悪い暴風雨時或は吹雪時に路肩の確
認を正確に行える、路肩の表示方法に関する。

〈従来の技術〉一般に豪雪地域では、道路の路肩部分に小径のボールを
立てて路肩の位置を表示している。

走行車両の運転者はこのボールを目視して路肩の位置を
認識している。

く本発明が解決しようとする問題点〉台風や吹雪のような視界の悪い状況下にあっては、ボー
ルが非常に見え難くい。

ボールが見え難くなるほど、路肩から車両等が転落する
事故の発生率が増し、現在はその対策案の提案が望まれ
ている。

く本発明の目的〉本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、視界の悪い
状況下にあって、路肩位置を確実に表示できる、路肩の
表示方法を提供するこを目的とする。

く本発明の構成〉以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

（イ）表示原理本発明は、発光灯とこの発光灯に給電する風力発電機と
を内蔵してなる表示灯装置を、路肩に設置することによ
り、視界の悪い状況下において路肩の位置を発光手段に
より表示するものである。

以下、具体的な構成について説明する。

（ロ）表示灯装置第２図に表示灯装置１の一例を示す。

表示灯装置１は、回転自在に軸支した複数の羽根２と、
羽根２の回転を受けて発電する発電部３と、発電部３か
らの給電により発光する発光灯４とよりなる。

これらの一連の部材２〜４は例えば支柱５の上部に設け
である。

羽根２は、垂直に立てた支柱の上部で水平に回転するよ
う取り付けられており、あらゆる方向の風を受けて回転
するよう構成しである。

発電部３は、マグネットとコイルを利用した公知の発電
機を採用でき、又羽根２からの回転力の伝達手段は、直
接発電機の入力部に伝える構造の他、ギアやベルト等を
介して伝達する等公知の伝達手段を採用できる。

発光灯４は、透光性の素材で形成したカバー６を外装し
、回転式或は点滅式に構成するのが好適であり、これら
の電源は発電部３から得られるよう配線する。

又、必要に応じて発電部３発電した電力を蓄電する装置
等を組み込んでも良い。

く本発明の作用〉第１図に示すように転倒を防止した状態で道路７の両側
の路肩部分に前記表示灯装置１を設置する。

防風雨或は吹雪になると、羽根２が風を受けて回転し、
発電部３が稼働する。

その結果、発光灯４が発光しながら、回転又は点灯を開
始する。

走行車両の運転者は、遠方から発光灯４の発光を目視で
きるから視界の悪い状況下にあっても、路肩の位置を明
確に把握できる。

く本発明の効果〉本発明は以上説明したようになるから次の効果が得られ
る。

（イ）発光により路肩位置を表示するから、視界が悪い
状況下においても見易い。

従っ−て、運転者は、従来のボール等の表示手段と比べ
て路肩の位置を正確に認識できる。

（ロ）発電機を内蔵するので、送電線のない山岳地帯で
も有効に活用できる。

（ハ）風力を利用して発電する方式であるから、半永久
的に稼働させることができ蓄電池を利用する場合に比べ
て大変経済的である。

（ニ）路肩位置の表示だけでなく、海上における特定位
置の表示用として、或は各種の工事現場における禁止区
域を示す警告灯としても広（利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明の一実施例の説明図であって表示灯装置
を設置した道路の横断面図

【特許請求の範囲】

（１）発光灯と、この発光灯に給電する風力式の発電機
とを一体に組み込んでなる表示灯装置を、道路の路肩に
設置し、路肩位置を発光灯の発光により表示することを特徴とす
る、路肩の表示方法。