JPH01271481A - 防火材 - Google Patents

防火材

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JPH01271481A
JPH01271481A JP1053953A JP5395389A JPH01271481A JP H01271481 A JPH01271481 A JP H01271481A JP 1053953 A JP1053953 A JP 1053953A JP 5395389 A JP5395389 A JP 5395389A JP H01271481 A JPH01271481 A JP H01271481A
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    • C09K3/1006Materials in mouldable or extrudable form for sealing or packing joints or covers characterised by the chemical nature of one of its constituents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、とくに防火シーラントとして用いることがで
きる防火材に関する。本発明による防火材は、湿った、
可とう性の状態で取り付けられ、乾燥後は機械的に強く
、難燃性であり、ある場合には実質的にガス不透過性で
ある。
含浸によっである種の発泡体を耐火性にすることは公知
である(たとえば西ドイツ特許公開第2゜649.22
2号参照)。この目的のために、含浸および乾燥後、で
きるだけ耐火性であるが、出発発泡体に機械的にできる
だけ類似である発泡体がとくに用いられる。このように
、含浸および乾燥した発泡体は、防音、マツトレスおよ
びクツションの分野に用いられる。
セルロース材料の吸収性スポンジを乾燥して圧縮した形
でくぼみに入れ、次に難燃性モルタルまたはセメントの
水性スラリーを注入することも公知である( A E 
G −T alefunken社発行、G eaqu−
allo■cable 1nsulation sys
tem) oこの操作の間、吸収性スポンジは、膨潤し
、水性モルタルまたはセメントを吸収し、それにより固
化の前にモルタルまたはセメントがくぼみからの流出を
防ぐ。
この場合に、スポンジ(乾燥した形で)およびモルタル
またはセメント分散系は別々に導入する。
これは現場において埃の立つ水硬性組成物の製造と注入
とを行わなければならないことを意味する。
それに加えて、型枠を組む必要がある。
さらに、難燃性パテ、耐火モルタル、シリコン発泡体ま
たは発泡性防火組成物を(もしも適当ならば鉱物繊維板
と組み合わせて)用いて壁を作るか密閉することによっ
てケーブルダクトや壁ダクトを火の侵入に対して保護す
ることも公知である(F ire J ournaL 
l 986年3月41頁以下)。
この場合も、シーラント材料の剛さともろさ、現場で製
造し注入しなければならない埃りの立つモルタルおよび
鉱物繊維材料の取り扱い、ならびにガスに対して適当な
不透過性を有する空間の密封を達成するために難燃性組
成物の複雑で、精密な取り付けが必要であるなどの不利
益がある。
最後に、砂、発泡性防火材料および/または発泡粒子を
満たした小さい袋を孔またはダクトにつめることによっ
て火の通過をより困難にすることもまた公知である(た
とえば、I ntumex’ P Sシステム)。しか
しながら、そのような袋は、複雑な幾何学的形状を有す
る狭い割れ目、小さい孔およびくぼみを煙に対して不透
過性になるように密封するに用いられないばかりでなく
、かえって複雑な幾何学的形状を有するくぼみを形成す
る傾向がある。それに加えて、袋相互のおよびまわりの
材料への接着が十分でなく、このことは、この方法では
機械的に非常に安定な難燃性シールを作り出すことが困
難であることを意味する。耐火性を有する発泡体の機械
的性質は、比較的都合のよいものであるが、これらは、
前記の袋に代えて、耐久的シーリングに用いるには不適
当である。それらは、孔またはダクトの密封の前、間お
よび後に弾性的である必要があるので、原理的に耐火性
を妨げる有機材料がかなりの割合でその中に含む必要が
ある。
驚くべきことに、本発明の防火材は、従来の防火手段の
前記の欠点を持たない。
長い棚寿命を有し、弾性状態で取り付けることができる
防火材であって、 a)湿った状態において弾性的である発泡成形品であり
、 b)液体防炎性含浸剤を含み、 a)および/またはb)が取り付け後乾燥時に固化し、
取り付け前の水分の損失から守られていることを特徴と
する、防火材がここに見い出された。
これらの防火材は、圧縮した状態でシールすべき開口、
継ぎ目およびくぼみに挿入され、可とう性とレジリエン
スの結果として後者を確実に密封することができる。そ
れらは、平な形でたとえば保護被覆または結束材として
も用いることができる。
本発明による防ンい4は、th u L浸剤を含んでい
る限り、湿った状態においてさえ防火性を有する。
それにもかかわらず、通常の周囲条件下で一般に壁体と
ともにいずれは乾燥する。
乾燥のさいに、本発明による防火材は、たとえば大気の
影響に対する安定性を得る。乾燥の間に、防火材の硬化
も、たとえば橘かけ反応が起こることによって生ずる。
このことはたとえば適当な包装と貯蔵によって本発明に
よる防火材を使用前の早期乾燥および/または硬化に対
して保護する必要があることを意味する。もしも、たと
えばこの種の包装用にフィルムが選ばれるならば、包装
の燃焼の負担は無視できるので、もし望ましいならば包
装した形で、もし必要ならば包装を用いた後で防火材を
取り付けることができる。
乾燥のさいに、圧縮した発泡成形品のレジリエンスによ
って妨げられるので、収縮は一般に起こらない。乾燥過
程は、防火材相互の、およびそれらとたとえば石積み、
金属またはケーブル絶縁であってよいまわりの材料との
間の接着と密封結合を生成する。それに加えて、乾燥過
程は、防火材を弾性状態から、もはや可逆的に圧縮でき
ないより固い、機械的に安定な状態にかえる。
本発明による防火材の発泡成形品は、可とう性であり、
防火性含浸剤中のバインダーはまた含浸物にある程度の
靭性を与えるので、本発明による防火材を用いて作られ
た充てん物およびシールは、たとえばモルタルまたは鉱
物繊維仕切り材の場合のように、もろく砕けやすい性質
を持たずそれらはほこりを生ずることなく機械加工、た
とえばドリルで孔を開けることができ、これは更に重要
な特徴である。しt;がって本発明による防火材を用い
て作られた充てん物およびシールは、またひび割れを受
けやすいもろいモルタルシールよりも、振動と動的荷重
に対して実質的により安定である。
用いることができる発泡成形品は、非常に低い比重を有
するものであり、そして防火性含浸剤は比較的少量のバ
インダーを含んでいてよい。そのため、実用上のすぐれ
た作業性をそこなうことなく、比較的少量の有機材料を
用いて本発明による防火材を作ることが可能である。た
とえば、耐火等級BlまたはA2 (DINK102)
が多くの場合に達成することができる。
発泡成形品の型、含浸剤の性質および含浸剤と発泡成形
品の量の比は、広い範囲内で変えることができる。本発
明による防火材は、したがってそれぞれ特定の使用上の
要求に、たとえば乾燥比重、接着性、絶縁性能および煙
への不透過性を適合させることができる。
発泡成形品中の細孔の数は、たとえば5〜500個/a
m”であってよく、そして空気の透過性は、たとえば厚
さ5cm、10Paの減圧で1oocがあたり20〜2
50Qであってよい。これらのパラメーターは、好まし
くは10〜300(孔の数)および50−150 (空
気透過性)である。
・さらに本発明の防火材の利点は、可逆的に圧縮するこ
とができ、さらに非常に容易に切断し、孔をあけ、また
は任意のほかの手段で加工することができる可とう性要
素として使用および関連した乾燥の前に予備加工するこ
とができることである。
それに加えて、取り付け部材の正確な測定と切断および
モルタル、パテ、キャスト用分散系、反応系、粉末のほ
こり、繊維および液体の取り付けの場所での取り扱いは
必要でなく、これは産業衛生学的な理由から非常に望ま
しい。
本発明による防火材は、また防火のためのすでに公知の
要素および手段と、たとえばケーブル用スパンドレルお
よび間仕切り継ぎ目、またはパイプおよびケーブルの絶
縁被覆、石綿板、プラスチック部材、木造壁、壁または
金属部材において、組み合わせて用いることができる。
防火性含浸剤は、発泡性または非発泡性のものであるこ
とができる。有機成分の燃焼の間または後に、それは場
合により吸熱的に挙動し、場合により多孔質であり、あ
る場合には焼結し、ガラス化し、溶融し、そのため炎と
煙の侵入に対してとくに有効な空間の密封とすぐれた絶
縁を与える非燃焼性充てん剤の耐火性鉱物構造体を形成
することができる。熱分解ガスまたは防火材の有機成分
の燃焼をより困難にするために、含浸剤は水、アンモニ
ア、二酸化炭素、窒素、リン、アンチモンおよび/また
はハロゲンを含んでいてよく、そして/または火災の場
合にこれらを分離し、仕切りの区域または火災の場所に
放出する物質を含んでいてもよい。これらの過程は、も
しも吸熱的に進むならばさらに有効である。それらは平
行して進行するほかの吸熱過程、たとえば溶融、昇華、
蒸発、解離、再配列、脱離または孔を生ずる過程によっ
て支持をする、本発明による防火材の保護作用はこれに
より拡張し、改良される。
この過程で、本発明による防火材は、火災の場合に絶縁
保護領域を形成し、それは通常鉱物によって強化される
か、鉱物から形成され、少なくとも400℃、好ましく
はl、000℃以上の温度まで、少なくとも30分まで
、好ましくは90分以上までの時間、熱的および機械的
に安定である。
本発明による防火材は、たとえば継手、内壁または外壁
に設けたダクト、またはケーブル線の密封のため、なら
びにパイプ、荷重のかかる構造、仕切り、壁およびコン
テナーの保護または絶縁のために用いることができる。
防火材は、任意所望の大きさであり得、たとえば、壁板
、外壁の部材、切り石、細粒、長尺型材、テープ、縦に
切れ目を入れたパイプ、コンテナー、パイププラグまた
は格子状に設計することができる。
含浸剤の不揮発性成分含量は、一般にもとの発泡成形品
の50重量%以上、好ましくは100重量%以上、そし
てとくに好ましくは200〜800重量%である。
本発明による防火材は、湿って含浸された、圧縮可能な
発泡成形品である。圧縮可能な発泡成形品は、好ましく
は実質的に可逆的に圧縮することができる(−弾性)軟
質ポリウレタン発泡体である。しかしながら、それらは
またほかの有機および/または無機発泡成形品、たとえ
ば石綿、鉱物繊維、シリコーン、ホスファゼン発泡体、
無機/有機混合発泡体、セルロース発泡体、たん白質発
泡体、天然スポンジ、フェノール樹脂発泡体、尿素樹脂
発泡体、メラミン樹脂発泡体、ジシアンジアミド樹脂発
泡体またはポリイミド樹脂発泡体、たとえば天然または
合成ゴム、ポリオレフィン、ポリアクリレート、ポリア
ミド、ポリエーテル、1にリエステル、ポリ(ハロゲン
化ビニル)、ポリ(ビニルエステル)またはポリ(ビニ
ルエーテル)のようなポリマーを分散体、溶液でまたは
直接発泡させた発泡体であってよい。
少なくとも成る場合には、連続気泡発泡体たとえばその
気泡がたとえば機械的処理によって開かれたいわゆる網
状発泡体が、含浸剤の透過を容易にするために好んで用
いられる。発泡成形品は、適宜有機および/または無機
の充てん剤および/または繊維を含んでもよい。それら
はまた架橋可能なまたは架橋した材料で形成されていて
もよい。
さらに、発泡成形品は、そのレジリエンスと弾性が少な
くとも、もとの形が実質的に、すなわちたとえば20°
Cにおいて1時間50%の圧縮した後で少なくとも75
%まで海部区するのに充分な大きさであるものが好まし
い。
さらに、発泡成形品は、水または有機溶媒に溶解せず、
これらの媒体中における線膨潤が15%以下であるのが
好ましい。
さらに、発泡成形品は、その正規の体積の少なくとも5
0%に圧縮することができ、200 kg/m3以下、
とくに好ましくは80kg/m”以下、とくに5〜50
kg/m”の比重を有するのが好ましい。
ここで用語「発泡成形品」は、上記の基準に合致する限
り、三次元の網目構造、接着した織物、組んだ織物構造
、編布構造、ランダム不織物構造、およびループに組ん
だ織物構造をも意味するものとする。
液体の耐火性含浸剤は、たとえば、少なくとも1つの室
温において液体である、すなわち湿った状態で作用する
成分を含んでいる溶液、エマルション分散体またはスラ
リーであってよい。該液体成分は、含浸のさいに柔軟性
および/または流動性を与える。液体成分は、好ましく
は水相である。
しかしながら、非水性液体および水とそれらの混合物で
もよい。非水性液体の例は、アルコール、エステル、ケ
トン、エーテル、脂肪族および芳香族炭化水素、ハロゲ
ン炭化水素および任意のこれらの液体の混合物である。
非水性液体はまI;、含浸後に化学的な過程たとえば酸
化、加水分解および/または架橋の結果、機械的により
強いまたは風化に対してより抵抗性がある状態にかわり
得るものであってよい。適当な例は、ここでメチロール
化合物、ポリイソシアナート、インシアナートプレプレ
グ、自然乾燥塗料用樹脂、水架橋性シリコーン化合物お
よび空気硬化性重合可能化合物であり、適宜活性化した
形で、各々の場合に適宜溶液で、またはたとえば水性分
散体である。液体は、発泡成形品を侵さないか、それら
のレジリエンスを殆んどそこなわないか、まったくそこ
なわないか、かえってそれを改良するものが好ましく、
より高い膨潤も許されるが、一般に15%以上膨潤、好
ましくは10%以下の膨潤炭のものである。
防火と毒物学的理由から、水または無機および/または
有機バインダーを含んでいる水溶液および/または分散
体にもとずいた耐火性含浸剤が好ましい。用いることが
できる液体の、防火性含浸剤は、たとえば市販の、材料
または金属用の場合により発泡性の防火塗料、とくに水
性のものである。
バインダーに加えて含浸剤は、一般に無機および/また
は有機の充てん剤および助剤を含んでいる。助剤は、た
とえば所望の態様にレオロジー的性質、色、表面張力、
臭気、固体/水比、沈降性、生物学的安定性、老化防止
、発泡性、反射率、粘性付与、pHおよび/または腐食
防止性を調節または改質する目的を有するものである。
含浸剤中に存在し、含浸剤の唯一の成分でもあり得る湿
っl;バインダーは、含浸剤に発泡成形品中に浸透する
能力と室温における柔軟性を与え、発泡成形品の可とう
性は原則として保持するようなものであるが乾燥後必ず
しも可とう性のままである必要はない。しかしながら、
乾燥後でさえ本来の可とう性をある程度保有するバイン
ダーが好ましい。発泡成形品の可とう性は、しばしば乾
燥後でさえも本発明による防火材に振動および機械的衝
撃に対する適当な安定性を与えるに充分である。
含浸剤用の適当なバインダーは、好ましくは水性配合の
無機および/または有機材料である。同じことはバイン
ダーと適宜組合せる助剤および/または充てん剤にあて
はまる。充てん剤は一般に耐火性をかなり向上させる。
好ましいバインダー、充てん剤および助剤は、水不溶性
であるか、乾燥の間または後に水不溶性または水難溶性
の状態にかわるものである。バインダーはまた空気の成
分との反応または充てん剤もしくは助剤、たとえば添加
された架橋剤との反応によって水不溶状態にかえてもよ
い。
適当な有機バインダーは、たとえば、アルカリ金属シリ
ケート溶液、シリカゲルの溶液または分散液、混合シリ
ケート、セメント、プラスター、オキシ塩化マグネシウ
ム、リン酸およびホスホン酸の亜鉛、マグネシウムおよ
び/またはアルミニウム塩、アンモニア、アミンまたは
元素の周期律表の第1〜3族の金属の硫酸塩、リン酸塩
および/またはホウ酸塩であり、適当なリン酸塩はオル
トリン融塩に加えてメタリン酸塩、ビロリン酸塩、ポリ
リン酸塩およびホスホン酸塩であり、適当なホウ酸塩は
ポリホウ酸塩である。
好ましい調合物は、フィルム形成成分、たとえばシリケ
ート溶液を含んだもの、または火災の場合にバインダー
の性質を発揮するもの、たとえばリン酸、ホウ酸、とく
に中性で難溶性のリン酸アンモニウムとポリリン酸アン
モニウムであり、各々の場合に溶解性を変えるために適
宜コーティングまたはカプセル化を行う。異なったバイ
ンダーおよび充てん剤の組み合せを用いることもまたも
ちろん可能である。
好ましい有機バインダーは、たとえば有機バインダーの
水溶液および/または分散液であってよく、好ましくは
場合により(自己)架橋性を有するプラスチックラテッ
クスまたは分散液であってよい。有機溶媒または有機バ
インダー溶液を用いることも可能であるが、それらは好
ましくない。
適当な有機バインダーは、たとえば水溶性たん白質およ
び炭水化物、たとえば種々の糖およびそれらのオリゴマ
ー、糖蜜、発酵残液、サルファイド廃液、でんぷん、セ
ルロースおよびそれらの改質および分解生成物、アルブ
ミン生成物、カゼイン、天然ガム、ポリカルボン酸およ
びそれらの塩、ポリ(ビニルエーテル)、ポリ(ビニル
アルコール)、ポリアクリルアミド、ポリエーテル、ポ
リ(アルキレンオキシド)、ポリビニルビグリドン、ポ
リアセタール、ポリウレタン、フェノール、尿素、ジシ
アンジアミド、メラミンにもとずいたポリメチロール化
合物、ポリビニルアミド、メタクリル酸、アクリル酸、
マレイン酸、7マル酸またはイタコン酸およびそれらの
金属、アンモニウムおよびイミド塩にもとずいたポリマ
ーならびに多かれ少なかれ水溶性であり、そのような基
を含むコポリマーである。ポリマーラテックスまたは分
散液は、好ましくはたとえばオレフィン、シクロオレフ
ィンまたはジオレフィンのポリマーまたはコポリマー二
脂肪族、芳香脂肪族および/または芳香族ポリオレフィ
ン、ビニルエーテル、ビニルエステル、ビニルアミド、
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミドまたは
(メタ)アクリロニトリルにもとずいたもの、とくに実
質的に脂肪族種、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン・
(メタ)アクリル酸共重合体、アルコール部に1〜20
個の炭素原子を有するエチレン−(メタ)アクリレート
共重合体、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチン
、ジイソブテン、オクタデカン、スチレンおよび/また
は酢酸ビニルとマレイン酸、フマル酸、および/または
イタコン酸およびそれらの部分エステルとの共重合体に
もとずいたもの、ポリ(アルキレンオキシド)ポリマー
、たとえばエチレンオキシドおよび/またはプロピレン
オキシドにもとずいたものおよびそれらの改質生成物、
たとえばポリウレタンのグラフトポリマー、コロホニー
、ビチューメン、天然および合成ゴムポリマー、ポリア
ミド分散液、飽和ポリエステル、不飽和ポリエステル、
アルキドまたはほかの塗料用樹脂にもとすいたものであ
る。
用いるのが好ましいプラスチック分散液またはバインダ
ー溶液は、乾燥後良好な耐水性を発揮するものである。
とくに好ましいのは、ブタジェンまたはアクリル酸(エ
チル)共重合体、または10〜85%、好ましくは15
〜50%のエステル含量を有するエチレン−酢酸ビニル
共重合体のラテックスまたは分散液である。これらは充
てん剤に対するすぐれた吸収能力とともにすぐれた接着
性および可とう性および耐候性を示し、はこりを含まな
い含浸剤を与えるからである。
ポリ塩化ビニルおよびその共重合体またはポリクロロプ
レンおよびその共重合体の適宜可塑化したラテックスも
また適当である。
上記のバインダーの大部分は、防火性の含浸剤を与えな
いので、含浸剤は一般にさらにその役目が防火性を与え
ることである充てん剤を含んでいる。防火性光てん剤は
、たとえばマグネシウム、アルミニウムおよび鉄の水酸
化物、酸化物および酸化・水和物、ホウ酸塩、ポリホウ
酸塩、とくに水を除去することができる周期律表の第2
族のもの、たとえばコレマナイト、ボロカルサイト、ホ
ウ酸亜鉛およびホウ酸マグネシウム、グラファイトおよ
び膨張性グラファイト、たとえば包含された酸化窒素ま
たは二酸化イオウを含んでいるもの、膨張性ホウ酸塩、
ホウケイ酸塩、アルカリ金属シリケート、アルミノシリ
ケート、マイカ、ベルミキュライト、パーライト、水和
のすべての段階の硫酸カルシウム、ポートランドセメン
ト、アルミナセメント、ポゾランセメントおよびソレル
セメント、含水ゼオライト、シリケート、シリカ、リン
酸アンモニウム、とくにポリリン酸アンモニウム、リン
酸アミン、たとえばポリリン酸エチレンジアミンおよび
中性オルトリン酸エチレンジアミン、メラミンのリン酸
塩およびカルシウム、マグネシウム、アルミニムおよび
周期律表の第2、第38よび/または第8族のほかの金
属のリン酸塩、とくに水またはアンモニアを除去できる
ものである。
水を除去しない充てん剤および燃焼性または可燃性を減
する有機光てん剤たとえば炭酸塩、ケイ酸塩、酸化物、
チョーク、ドロマイト、酸化鉄、二酸化チタン、酸化鋼
、酸化ホウ素、酸化バナジウム、ケイ灰石、カオリン、
タルク、ガラス、灰、スラグ、カーボン、岩石粉末、石
炭粉末、木材粉末、果実の核の粉末またはわらの粉末、
フェノール樹脂、ポリ(塩化ビニル)、メラミン、メラ
ミン樹脂、尿素樹脂、たい肥、鉱石、セルロース粉末お
よびアスファルト。そのような充てん剤はたとえば繊維
、針状、粉末、球、中空球発泡粒子、葉状、ダンベルの
形で、またはほかの幾何学的な形状であってよく、そし
てまた強化材として働く。
好ましい充てん剤は、室温における水溶解度が5%また
はそれ以下であり、そしてまた含浸剤または防火材に発
泡防火作用を与えるもの、すなわち体積の増加が炎の作
用下で起こるものである。
好ましい充てん剤は、また平均粒径が3mm以下、とく
に好ましくは1mm以下、とくにO,In++++以下
(たとえば1〜30μm)のものである。
バインダーおよび分散媒または溶媒と充填剤との比は、
広い範囲内で変えることができる。この比を規定すると
き、発泡成形品の含浸容量、含浸調製物の得られI;−
粘度、全系中の有機可燃物の含量および求められた最終
的な1械的安定性が通常注目される。
バインダー:充てん剤型量比は、たとえば1〜35 :
 99〜65でよい(両方とも固形分として計算)。こ
の比は、好ましくは5〜20 : 95〜80の範囲で
ある。全固形分含量と溶媒または分散媒の間の重量比は
、たとえば50〜85:50〜15であってよい。この
比は、好ましくは60〜80 : 40〜20の範囲で
ある。もし望ましいならば、たとえば簡単な貫通含浸を
達成するために溶媒または分散媒のより高い割合を用い
ることも可能である。
本発明による防火材は、25%よりも大きい、好ましく
は35%よりも大きい、とくに40%よりも大きい限界
酸素指数(LOりを有する(ASTM2863によって
測定)。
とくに好ましい限界酸素指数は、一般に、−緒に用いら
れる充てん剤が硫酸カルシウム水和物、水酸化マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、ポリリン酸アンモニウムお
よび/またはリン酸メラミンであるときに得られる。D
IN4102による耐火性の分類は、そのときしばしば
等級B1またはA2に対応する。
とくに興味ある含浸剤は、バインダーとして、ほかの助
剤のほかにアクリレートオよび/またはビニルエステル
共重合体、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合体の分
散液、そして充てん剤として水酸化マグネシウム、水酸
化アルミニウム、コレマナイト、ポリリン酸アンモニウ
ム、リン酸エチレンジアミン、メラミン、膨張性グラフ
ァイトおよび/またはガラス粉末を含むものである。こ
の種の好ましい含浸剤は、それ自体好ましくは80kg
/m”以下の比重を有する弾性ポリウレタン発泡体の含
浸に用いられ、この方法で製造した防火材の含浸および
乾燥後の比重は各々の場合に用いられる未含浸発泡成形
品の比重の少なくとも2倍、好ましくは3倍以上である
含浸混合物は、好ましくは5〜9、とくに好ましくは6
〜7.5の範囲のpHを存する。発泡成形品の含浸は、
均一にまたは不均一に、部分的にまたは完全に行うこと
ができる。ここで均一にとは、発泡成形品全体が均一な
密度に含浸されていることを意味する。ここで不均一に
とは発泡成形品のある領域が発泡成形品のほかの領域よ
りもより多くの含浸混合物または含浸混合物からの固形
物を吸収していることを意味する。たとえば、表面の近
くの領域は、内部領域よりも含浸後に含浸混合物からよ
り多くの固形分を吸収することができ、その結果サンド
イッチ状または層状構造を生ずる。表面の近くと内部の
領域の間で含浸剤の組成の変化が含浸の間および/また
は後の乾燥の間の分離過程のために起こることもまたあ
り得る。
発泡が外側の領域においてより有効に働くので、これは
発泡防火性含浸の場合にしばしば望ましい。
本発明による防火材は、たとえば含浸剤を部分的に(た
とえば片側)、外部だけに、点状にまたは模様状(たと
えば格子パターン)に与えることができる。全発泡成形
品は、好ましくは均一に含浸されているか、表面の近く
の領域は内部領域よりも多くの含浸混合物の成分の1つ
またはすべてを含んでいる。含浸剤の最後にあげた種類
の例は、外側の領域に発泡防火成分が濃縮し、内部にセ
ラミックを生ずる成分が濃縮した防火材の製造である。
本発明による好ましい防火材は、可逆的に圧縮すること
ができる軟質ポリウレタン発泡体、弾力のあるラテック
ス発泡体、メラミン樹脂発泡体または弾力のあるかさば
った繊維結合体を含むものであり、各々の場合に5〜8
0kg/m’、好ましくは15〜50kii/m”の比
重を有する。用いた含浸剤は、好ましくは固形分含量1
5〜85%、好ましくは50〜70%を有し、pH値5
〜9の間、好ましくは6.5〜7.5に調節された、た
とえば水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ
酸カルシウム、プラスター、ガラス、アルカリ金属シリ
ケート、チョークおよび/または水中の(ポリ)リン酸
アンモニウムおよび/またはプラスチックラテックス、
好ましくはラテックスまたは分散系中の天然または合成
ゴム弾性ポリマー、とくに酢酸ビニルまたはアクリル酸
エチルとエチレンの共重合体のスラリーである。充てん
剤の重量に対して、バインダー含量は好ましくは3〜3
0%の間、好ましくは5〜15重量%の間である。含浸
混合物の(水との)スラリーは好ましくは、各々の場合
室温で測定して50〜35゜000のCpsとくに好ま
しくは100〜3,500cpの間の粘度に調節する。
好ましくは、その特定の粗重量に対して100−1.2
00の間、とくに好ましくは200〜800重量%の間
の固形分を含浸過程によって発泡成形品に加え、それは
たとえば5〜90℃、好ましくは15〜45℃において
行うことができる。それに加えて、約30体積%だけ含
浸させた発泡成形品を圧縮するさいに、それからしたた
らない含浸剤の量が好ましい。もし適当ならば、含浸剤
はチキソトロープ剤または、水によって固化し、モして
/またはある貯蔵時間の後で沈殿過程、膨潤過程または
化学反応のために濃厚化を生ずるほかの助剤の添加によ
って改質することができる。この目的のための適当な物
質は、たとえば適宜改質したでんぷん、セルロース、ポ
リアクリルアミド、モンモリロナイト、ゼラチン、植物
粉末、石けん、プラスター、セメント、シリカ、カルボ
キシアミド、繊維材料、シリコン鉄、アルミニウムおよ
びマンガンの水によって作った水酸化物の前駆体、ポリ
カルボン酸、ポリ尿素およびアルカリ金属シリケートで
ある。
本発明による防火材は、非常に広い種類の幾何学的形態
で、たとえば5〜50mmの間の平均直径を有する注ぐ
ことができる細粒として、明確な成形品の形で、たとえ
ばプロフィル、シート、巻き物、ロール、れんが状、管
状または容器状の形でを三することができる。それらは
湿った状態で取り付けられる。湿った状態で、防火は弾
性的である。弾性だけが乾燥で減少するが、同時にまわ
りの材料への接着、機械的な強度および硬度は増加する
。水で湿った防火材の乾燥または部分的な乾燥は、難燃
効果を達成するために絶対的に必要ではない。乾燥後で
さえ、ある程度の振動抵抗、剛性および展性が保持され
、純粋に無機の防火材に比べてもろさは減少している。
バインダーおよび加えられていてもよいか存在するいか
なる(残留)水分または存在するいかなる吸湿性物質は
、その乾燥後でさえ、本発明による防火材のほこりの出
ない機械加工を可能にする。
本発明による防火材は、湿った状態で、すなわち含浸さ
せた状態で取り付けるべきであり、しかし乾燥および/
または硬化した状態で取り付けるべきでないので、それ
らは取り付け直前に製造するか、好ましくはあらかじめ
作製した形で用いるが、後者の場合、製造後、取り付け
まで包装しておかなければならない。用いる含浸混合物
の組成に依存して、包装材は、有機溶媒、反応性樹脂ま
たは二酸化炭素に(たとえばシリケートバインダーの場
合)、または酸素に(バインダーとしての自然乾燥塗料
用樹脂の場合)、または水蒸気に(水性含浸剤の場合)
実質的に不透過性でなければならない。
あらかじめ作製した水で湿った防火材は、ポリオレフィ
ンフィルムまたはミルク用厚紙複合材料を用いて包装す
るのが有利である。包装物の100%不透過性は、含浸
によって加えられた水分のいくらかの消失および/また
は貯蔵時間の間に起こる部分硬化は場合により含浸剤の
したたりを防ぎ、そして/またはまだ湿っており、可と
う性の防火材の取り付け後の乾燥または硬化時間を短縮
するので、しばしば絶対的に必要ではない。
本発明による防火材は、たとえば継手シーラント・テー
プ、難燃性結束帯、難燃性カバー、火災止め、防火層、
防火塗料、難燃性パイプ、難燃性の縦に切れ目の付いた
パイプ、シーラント材、シート、プリズムおよび細粒と
して用いることができる。それらは、たとえば通常の発
泡性防火塗料またはアルカリ金属シリケート、バーミキ
ュライト、パーライト、リン酸アンモニウムまたは膨張
性グラファイトを含んでいる含浸剤を用いて発泡防火性
を与えることができ、プラスチックパイプまたはパイプ
ダクト用の防火スリーブ止して用いることができる。こ
の場合に、たとえば炎の作用のもとで発泡が外部の金属
カバーを通じて内部に集中し、保護されたパイプが火災
の場合に押しつぶされるようにすることができる。
本発明による防火材は、またたとえば水酸化アルミニウ
ムとリン酸塩またはホウ酸塩(たとえばフルマナイト)
との組み合わせによって、またはポリリン酸塩、泥灰ま
たはガラス粉末の同時使用によって火災の際にセラミッ
ク化するように仕上げることができる。吸熱条件下で著
しいコークス化が起こる、たとえばアスファルト、グラ
ファイト、フェノール樹脂、メラミン樹脂、炭水化物、
セルロースおよび/またはアクリロニトリルポリマーを
混合することによって、すぐれた耐火性が同様に達成さ
れる。
本発明による防火材は、互いに、そしてまわりの材料に
よく接着し、それら自体煙に対して、とくに圧縮して取
り付けた状態においてよい不透過性を有し、このことは
それらをすぐれた煙に対する抵抗性を有するケーブルお
よびパイプの仕切りの構築に対してとくに著しく適した
ものとする。
容易に圧縮可能である限り、すぐれた安定性を達成する
ために本発明による防火材を強化することがある場合に
は有利となる。強化材は、たとえば防火材中に挿入し、
そして/またはワイヤーによってそれらに取り付けても
よい。とくに、たとえば耐火壁を通る比較的小さいダク
トは、れんがまたは建築用パネルを用いるのと同じよう
に強化した防火材を用いて問題なく密封することができ
る。
補強材は、建築の間でさえも設備することができる。す
なわち防火のために室を密封するにもかかわらず、はこ
りを作り出すことなく任意のときにケーブルダクトの設
計位置に設けることができる。
下記の本発明の特別な実施態様は、次の主要点によって
特徴が示される。
−それらは、可逆的に圧縮可能であり、湿った耐火性含
浸剤を含浸され、この湿った状態で可とう性であり、水
分の損失に対して保護されそして貯蔵され、との湿った
、可とう性の状態で取り付けられ、そのとき含まれる水
分は逃げることができるが、もとの軟らかい、可とう性
の特性は保持する発泡成形品からなる。
−それらは、実質的に全体に亘って均一に含浸された発
泡成形品を含む。
−それらは、部分的に、サンドイッチ状にまたは不均一
に含浸された発泡成形品を含む。
−それらは、水を含む。
−それらは、含浸剤中のバインダーとして、室温におい
てフィルムを形成するエチレン単独重合体および/また
は共重合体分散液を含む。
−それらは、水で湿った含浸剤中に水酸化アルミニウム
および/または水酸化マグネシウムおよびバインダーの
分散液を含んでいる。
−それらは、水で湿った含浸剤中に粉末および/または
ビーズ形のガラス、たとえばいわゆるミクロビーズを含
んでいる。
−それらは、水で湿った含浸剤中にポリリン酸塩を含ん
でいる。
−それらは、水で湿った含浸中にホウ酸塩を含んでいる
−それらは、含浸剤中に非水性液相を含んでいる。
−それらは、火災の場合に発泡する。
−それらは、火災の場合にセラミック化する。
−それらは、取り付けの前に適当な包装によって水分の
損失に対して保護されている。
上記の特別な態様は単独でまたは相互に排除的でない任
意の組合せでそれぞれ達成することができる。本発明に
よる防火材から火災のひろがりを防止する装置を作るこ
ともまた可能である。
実施例 述べられた部分および%はここでは、また−船釣な記述
におけるように、とくにことわらない限り重量による。
下記の実施例は、マツトレスおよびクツシランに用いら
れているような、網状組織の軟質ポリウレタン発泡体を
用いて、より正確には 発泡PU A、比重45kg/m”、ポリエーテル系 発泡PU B、比重22kg/m”、ポリエーテル系 発泡PU C,比重52kg/m’、ポリエーテル系 を用いて行った。
実施例 l 市販のアルキド樹脂ワニス(ヨツトワニス)を沸点範囲
50〜90°Cの石油エーテルを用いて重量比l:2に
希釈した。
ペンタエリスリトール100部、正すン酸第ニアンモニ
ウム50部、ポテトスターチ50部、水酸化マグネシウ
ム50部、メラミン50部および水酸化アルミニウム5
0部の混合物をボールミルで24時間粉砕した。得られ
た粉末300部を希釈コーティング溶液150部とかき
まぜ、分散液を形成させた。その粘度は24℃において
1.200cpであった。
10X10X1510X10X15のブロック形の発泡
PUCをこの分散液で含浸し、すべての含浸剤(450
g)が吸収された。含浸されたブロックはアルミニウム
の箱に室温で2週間貯蔵し、取り出した。それは可とう
性で圧縮可能であり、圧縮成形のさいに含浸剤が出てこ
なかった。発泡体の一片を2つの発泡コンクリートブロ
ックの間の深さlocm、巾5 cm、長さ15cmの
継目に押込み、それは壁にぴったりと、表面と平らに接
着した。
次に全構造物を室温で4週間放置した。この間、溶媒は
蒸発し、ヨツトワニスは架橋した。継目に押込んだ発泡
体は硬く、そして圧縮することができるにもかかわらず
、それは実際上レジリエンスを示さなかった。このよう
にそれはもはや可とう性でも、可逆的に圧縮可能でもな
いが、そのかわり展性になっていた。硬化した発泡体は
、またまわりの壁に強固に接着し、シールを作り出した
継ぎ目を約1.200℃の温度に達する天然ガスブロー
ランプで加熱したとき、ジヨイントシールは、発泡的に
挙動した。すなわちジヨイント材料は炎処理の点におい
て、絶縁性カーボン化発泡体を形成した。炎を取り除い
たとき、経続的な燃焼は観察されなかった。
実施例 2 10XIOX15cmの発泡PUBのブロックを、25
%ナトリウム水ガラスIOQ部とピロ炭酸ジ  ・エチ
ル7部をはげしくかきまぜることによって製造された溶
液900Gで含浸し、全溶液が吸収された。数時間かか
つて、その間含浸させた発泡体は密封したポリエチレン
袋中に貯蔵したが、ピロ炭酸塩は水ガラスと反応し、ゲ
ル化した。この間に起こる粘度の上昇は、水ガラスを発
泡体中に保持した。4週間後、まだ弾性的であり、弾力
のある軟質ブロックを包装から取り出し、実施例1に記
載したように継ぎ目に押込んだ。それは非常に密接に適
合し、継ぎ目を密封した。全構造物は室内に室温で3ケ
月間放置した。この期間、水は蒸発し、発泡体ブロック
は固化した。4ケ月後、継ぎ目の充てん物は硬くなり、
煙に不透過性となった。炎で処理すると、わずかな膨張
発泡が起こったが、燃焼および煙は観察されなかった。
DIN4102による小燃焼室(ETK)中での継ぎ目
の試験は90分後炎から遠い側で150℃以上への温度
の上昇が観察されないことを示した。限界酸素指数(L
OI)は40%より大きかった。
実施例 3 市販の硬化遅延セラコラ上塗り300部、30%ポリク
ロロプレンラテックス50部および水150部のスラリ
ーを製造した。この混合物は室温で3分後に1.300
cpの粘度を示した。1010X10X15の発泡PU
Bの一片をこの混合物で含浸%5009が吸収された。
この方法で含浸させたブロックをポリエチレン袋中に溶
封し、25℃において5週間貯蔵した。その間含浸剤の
流出は起こらず、すぐたれ可とう性が保持された。
実施例1に記載したように可とう性で可逆的に圧縮可能
な材料を継ぎ目に押込んだ後、室温で2ケ月間乾燥させ
た。ジヨイント充てん物は剛直で、硬く、展性があり、
圧縮したときわずかに反発があった。それはほこりを生
じることなくドリルで孔をあけることができ、スクリュ
ードライバーによって容易に貫通することができた。
実施例2に記載した小燃焼室試験で、60分後、炎から
遠い側で150℃よりも高い温度は測定されなかった。
DIN4102によるフッイヤー・シャフト試験で等級
Blが達成された。限界酸素指数(LOI)は50%以
上であった。
実施例 4 乾燥後耐水性゛である市販の25%濃度のゴム状エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ラテックスWackerChe
mie、 Burghausen)150部、水50部
、水酸化アルミニウム(市販品、Apyral@ B 
2、BayerAG)350部、酸化鉄赤色顔料3部お
よび市販のポリリン酸アンモニウム50部をかきまぜ、
含浸配合物を作った。それはPH6,8および23℃で
の粘度2.1oOcpを有した。IOXIOX15cm
の発泡PUAの一片(−68g)をこの溶液600gで
含浸し、すべての含浸剤が吸収された。含浸された発泡
体は、ポリエチレンフィルム中に密封した。6ケ月後、
それはまだ充分に可とう性で弾性的に弾力があった。ブ
ロックは、実施例1に記載したように継ぎ目に押込み、
乾燥させた。室温で4時間乾燥後、ジヨイント充てん物
は、レザー状で、剛直で、わずかに針入可能な粘稠性を
示した。ジヨイントの側面への接着はすぐれていた。
炎で処理したとき、事実土煙の発生はまったく観察され
ず、後方の温度が150℃に上昇することなく90分間
の燃焼時間が小燃焼室試験で続き、DIN4102によ
るファイヤー・シャフト試験をそのものは等級Blで合
格した。限界酸素指数(L’OI)は40%よりも大き
かった。
同じ結果は最初19℃の水中に7日間貯蔵し、次に室温
で乾燥した対応するジヨイント部材を用いて達成された
実施例 5 水酸化アルミニウム200部、ガラスミクロビーズ(B
allatini5000 ) 200部、ポリリン酸
アンモニウム100部、チタン自顔料5部(各々の場合
に、平均粒子径60μm以下を有する市販縁)を実施例
4において記載したラテックス150部および水50部
とかきまぜた。この含浸液は20℃において粘度1,9
00cpを有した。
1010X10X15の発泡PUAの2つのブ07りは
それぞれにこの含浸液600gで多量に含浸させ、2個
のさらに対応する発泡ブロックはそれぞれ含浸液1,1
00gで含浸させた。すべての4つの場合に適度の圧縮
のさい、わずかな過剰の液しか流出しなかっt;。含浸
させたブロックは3ケ月間ポリエチレンフィルム中に密
封貯蔵した。
この間液はまったく流出しなかった。
a)異なった量含浸させた発泡体の各々の試料は、実施
例1に記載したように試験用継ぎ目に取り付けた。両方
の発泡成形品は取扱い容易であり、高度に可とう性であ
り、継ぎ目に容易に押入することができ、そこで容易に
壁と接触してシールを与えた。乾燥後、側面材料への強
固な接着結合が両方の場合に生じ継目は煙に不透過性で
あった。両方の場合に、継ぎ目を充たしている材料は剛
直で、堅い性質を持ち、ハンマーによる衝撃にこっばみ
じんになることなく耐え、はこりを生ずることなくドリ
ルで孔をあけることができ、スクリュード゛ライバーで
容易に貫通させることができた。ファイヤー・シャフト
試験において、両方の材料についてB1の等級が達成さ
れた。限界酸素指数(Lol)は両方の場合に40%よ
りも大きかった。
2個の継ぎ目を小燃焼室試験で試験したとき、炎より遠
い側で温度の150℃への増加なしに90分間が達成さ
れた。継ぎ目は煙に対して不透過のままである。耐火性
の実験の後、防火材をとり出した。継ぎ目をみたす材料
の表面はセラミック化して固体のシンターケーキを生成
し、それは比較的長期間にわたって信頼しうる継ぎ目シ
ールであることを示す。
b)湿った含浸剤を含んだ2個のほかのブロックを循環
炉中70℃で3日間乾燥したところ恒量に達した。ブロ
ックを測定したとき、もとの未含浸発泡成形品と比べて
寸法変化がないことは明らかであった。ここで2個のブ
ロックは剛直で硬い性質を有し、比重は340と620
kg/m”であった。
実施例 6 厚さ5 am、巾10cm、長さ150cmで、台形の
断面を有する発泡PUAのマットに、実施例5において
用いた含浸剤4.5009を含浸させ、巻き上げた。ロ
ールはポリオレフィンフィルム中に密封し、少なくとも
6ケ月の間その可とう性で弾性の性質を保持した。
このまだ湿っているロールを直径3.5cmの電流ケー
ブルのまわりに表面を覆うように一層に巻きつげた。乾
燥後、巻き物はケーブルの絶縁にしっかりと接着し、シ
ールの形で適用した巻き初層の接触面はたがいにしっか
りと接着していた。被覆は、自然にはがれず、剛直で硬
い性質を有した。
比重は500 kg/ c+++3であった。
この方法で製造したケーブルの被覆した領域は、保護し
た領域がバーナーの炎の円錐部にくるように小燃焼室を
通過させた。炉はETK(DIN4102)によって加
熱した。それは60分後でさえも使用可能であり、わず
かな煙の発生しか起こらなかった。
同時に炎で処理した未保護のケーブルは漏電のため16
分後にだめになった。その前後にかなりの煙の発生が起
こった。
実施例 7 厚さ24cm、巾25cm、長さ50cmの一片を発泡
PUBから切り取った。種々の直径の孔を12゜5cm
のところの中心線上に24cm+の厚さを貫通してあけ
た。次に発泡ブロックを発泡体の体積111あたり実施
例4において用いた含浸剤750gで含浸させた。続い
て適当な直径のケーブルを湿った状態で貯蔵することが
できた可とう性の発泡ブロックの孔に通した。次に発泡
ブロックをそのもとの体積の70%に圧縮して耐火壁に
取り付けた。
圧縮は発泡したコンクリート要素で荷重をかけ、後者に
セメントで接着することによって行った。
圧縮のさいに湿った可とう性の発泡体がケーブルの絶縁
をかこみ、シールを形成する。乾燥後、ケーブルは剛直
で硬い発泡物質にしっかりと結合され、煙に対して不透
過性である。耐火壁のダクトの壁へのこの仕切り材料の
接着は非常によかった。
衷1」L−旦 用いた操作は実施例7と同じであったが、孔を有する発
泡ブロックはすべての孔を通る中心線上で切断した。ケ
ーブルダクトのブロックはしたがって2個の半片に分け
られ、次にそれを含浸させた。
二分した、湿った、可とう性の、弾性ブロックは、もは
や通す必要がないので、はるかに容易にケーブルを取り
つけることができた。乾燥後、2個の半片は互いにしっ
かりと結合し、シールを与えた。
ケーブルの仕切り全体は剛直で硬く、ケーブルの動きに
よって破壊されなかった。
実施例 9 壁の厚さ24c+++の耐火壁に、40 X 70 c
■の開口をそのまま残した。発泡体の体積1aあたり実
施例5において用いたものと同じ含浸混合物800gを
含浸させた、もとの寸法50x90x24cn+の発泡
P’U Aのシートをこの開口に挿入した。
このシートの挿入のさい、それは圧縮しなければならな
かったが、含浸剤はしたたり落ちなかった。
8本のケーブルをまだ湿っているシートに通し、ケーブ
ル末端は貫入の前に取り付け可能なスチールのチップを
備えていた。この方法で湿った仕切り材料に難なく通さ
れたケーブルは仕切り材料によってただちにかこまれ、
シールを生じた。乾燥後、煙に対してすぐれた不透過性
を有する剛直で硬い結合が生じていた。仕切りの乾燥し
、圧縮した状態において、仕切り材料は比重580 k
g/m3を有した。
実施例 10 直径12.5co+と25c+aの円い孔を各々の場合
に発泡したコンクリート壁(壁厚20c+a)に切り開
けた。これらの孔に対して、各々の場合に直径16およ
び30cm、長さ20cmの円い栓を発泡PUAから切
り取った。次に栓は実施例4において用いた含浸剤(8
00’9/発泡体体積1g)で仕上げを行った。それら
は含浸剤が流れ出すことなく、乾燥に対して保護された
湿った状態で望むかぎり貯蔵することができた。これら
の栓は湿った弾性状態においてわずかに圧縮して発泡コ
ンクリートの壁の孔の中に12cmの深さに挿入した。
スチールチップを備えた10本の電話ケーブルを小さい
方の栓に、20本を大きい方の栓に互いにほぼ同じ距離
をおいて通した。これらのケーブルは栓の湿った材料に
よってただちにかこまれ、密封された。乾燥後、固体の
、剛直で硬い複合体が存在した。
これらのケーブルの仕切りは、DIN4102(ETK
)によ)て小燃焼室で試験した。それらは、室が約2m
m氷柱(0、2mban)の過剰圧力で操作した場合で
さえ、煙に対して不透過性であった。火から遠い側の栓
の表面とケーブルの絶縁は90分後150℃よりもあた
t;か(なかった。
実施例 II 厚さ24cmの防火壁に50X50cmの開口をそのま
ま残した。この開口は、PUA形の湿った発泡成形品で
密封した。それは可逆的に圧縮可能で、発泡体の体積l
Qあたり実施例4で用いた含浸剤500gで仕上げられ
たものである。これらの防火材は、寸法1010Xl0
X20を有した。開口は圧縮下、これらの発泡成形品各
々3個の6層を用いて密封し、厚さ約10c+mの保護
壁を作った。
乾燥後、結合した、剛直で硬い壁要素(比重400 k
g/cm”)に埃を生じることなく孔をあけ、ケーブル
を通すことができた。それはまた、ナイフとスクリュー
ドライバーを用いて加工し、はこりを生じないで孔をあ
けることができた。
小燃焼室(ETK)での炎処理のさい、壁要素は、60
分後火から遠い側で150℃よりも高い温度に達しなか
った。ファイヤm−シャフト試験における仕切り材料の
耐火性等級は、等級Blを与えた。
実施例 12 次の操作は実施例11と同じであったが、発泡成形品1
gあたり500gの含浸剤を含浸混合物中でころがすこ
とにより表面のみに含有させ、表面の近くの領域におけ
る含浸物質の濃度は発泡成形品の内部よりもかなり大き
かった。
乾燥後、この方法で作った防火材は平均として最初の2
cm表面層で比重620 kg/cffi’を示したが
、核の領域では約180kg/m’にすぎなかっt;。
これらの防火材は、実施例11によって製造した防火材
に匹敵するほどよく貯蔵することができ、取り付けるこ
とができた。耐火性試験は、実施例11によって製造し
た防火材の耐火性試験と事実上同じ結果を生じた。
1亙ニー11 実施例11において用いた発泡ブロックの対向表面を実
施例4で用いた含浸溶液によって各々約4cmの深さま
で処理した。含浸混合物780g /aが含浸領域で発
泡体体積H2あたりに吸収された。この方法で含浸され
たブロックは、サンドイッチ構造を有した。それらは湿
った状態で可逆的に圧縮可能であり、実施例11に記載
されたように防火壁において開口を密封するために用い
られた。
そこで含浸された部分は互いに垂直に立っていた。
湿った状態で貯蔵するさい、含浸物の幾何構造は本質的
に保持された。機械的強度および耐火挙動に関して、実
施例11と同様に密封した耐火仕切りは乾燥後実施例1
1の耐火仕切りと同じ事実上有利な挙動を示した。
実施例 14 マツトレスの製造に用いられるラテックス発泡体の厚さ
5cmのマットをラテックスの体積112あたり実施例
4で用いた含浸混合物600gで含浸させた。マットは
、lX2mの部分に切断した。
それは巻き上げ、まだ湿っている間にポリエチレンフィ
ルム中に密封した。それらは事実上望むかぎり貯蔵する
ことができた。
巾300I11のウェブを湿ったマットから切り取り、
U字形断面の輻25cmのケーブル・ルート上に置いた
。湿ったマットはU字形の断面に適合することによりケ
ーブル・ルートで槽のような形を形成した。ケーブルは
この方法で形成された湿ったマット上に置かれ、統いて
下側の一片の側面と被覆する曲がった湿ったマットの側
面とが縁において接触するように湿ったマットのもう1
つの一片で被覆した。乾燥後、マットは結合し、それら
の間に存在するケーブルに対して剛直で硬い防火物を形
成した。
実施例 15 市販のフィルム形成性ポリウレタン分散液を水で希釈し
、固形分含量20%にし、この分散液200部を市販の
ポリリン酸アンモニウム50部、水酸化アルミニウム2
00部およびガラス粉末150部と混合し、25℃で粘
度1.900cp。
pH7の含浸液を形成させた。この液を用いて、発泡P
UBから作られたパイプ(壁厚3 c+a、内径3cI
11)を発泡体体積lαあたり7009を用いて含浸さ
せた。このパイプは、湿っている間にポリオレフィンフ
ィルムの中に密封した。それは可とう性で可逆的に圧縮
可能のままであっI;。
12週間の貯蔵後そしてポリオレフィンフィルムを取り
去った後、3本の電話ケーブルをこのパイプに通し、次
に湿った状態でパイプを巾30cmのケーブルラックの
上にS形に置いた。乾燥後、ケーブルは形状安定性の保
護スリーブ中に存在しl二 。
小燃焼室での炎処理のさいに、ケーブルは60分間より
も長い開側用可能のままであった。燃焼室から取り出し
た後、保護スリーブが実質的にセラミック状態にかわっ
ていたことが明らかであった。
実施例 16 次の操作は、実施例15と同じであったが、ポリウレタ
ン分散液はカーペットの裏布に用いられている市販のス
チレン−ブタンジエン共重合体ラテックスで置き換えた
。実施例15のように行なった試験は、実施例15と同
様な結果に導いた。
実施例 17 次の操作は、実施例15と同じであったが、ポリウレタ
ン分散液は耐水性接着剤の製造用の市販のポリ酢酸ビニ
ル分散液で置き換えた。実施例15のように行った試験
は、実施例15と同様な結果に導いた。
乾燥後、しかしながら、保護スリーブはより高い機械的
強度を有し、ケーブルラックにより強く接触していt;
実施例15〜17は複雑な形状を持ったケーブルの導管
にも本発明による防火材が有利に設備されることを模範
的に示している。
実施例 18 市販のエチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量
50%)の60%ラテックス75部を水12籾部、リン
酸メラミン50部、酸化鉄赤色顔料2部および塊状セラ
コラ350部とリン酸ジブチル1.2部を添加して混合
した。混合物は、20℃において粘度2,300i:p
を有した。
第2の含浸混合物は、塊状セラコラをアルミニウム製造
のさいの赤色泥(固形分含量70%)500部によって
置き換え製造した。
第3の含浸混合物は、塊状セラコラを水酸化アルミニウ
ムとガラスマイクロピース(平均ビーズ直径25μm)
の1部1混合物500部とリン酸ジブチル2部によって
置き換え製造した。粘度は、23°Cにおいて1.30
0cpであった。
これらの3つの混合物を用いて、lO×lO×50cm
の発泡PUBのブロックを各々の場合に発泡体の体積1
12あたり600gに含浸させた。すべての3つの場合
に、きわめて可とう性の防火材が得られ、それは湿った
状態において(塊状セラコラの場合でさえ)可とう性を
保持した。
6ケ月間貯蔵(ポリエチレンフィルム中に密封)のさい
に、含浸剤はしたたらかなった。
継ぎ目の実験と続〈実施例2に記載された燃焼実験にお
いて、すべての3つの場合に著しく接着性のある剛直で
硬いシールが得られた。すべての3つの場合に、後ろの
温度は90分間にわたり150℃以上に増加せず、DI
N4102による耐火性の等級はBlを達成した。
ガラスピーズを含んでいる材料は、小燃焼室における燃
焼実験で炎処理領域に固体のシンターケーキを生成した
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品であ
り、 b)液体の耐炎性含浸剤を含んでおり、a)および/ま
たはb)は取り付け後固化し、防火材が取り付け前の水
分の損失に対して保護されていることを特徴とする、防
火材。
2、成分a)が軟質ポリウレタン発泡体あるいはアスベ
スト、鉱物繊維、シリコン、ホスファゼン発泡体、混合
無機/有機発泡体、セルロース発泡体、タンパク質発泡
体、天然スポンジ、フェノール樹脂発泡体、尿素樹脂発
泡体、メラミン樹脂発泡体、ジシアンジアミド樹脂発泡
体またはポリイミド樹脂発泡体、分散系で、溶液でもし
くは直接発泡させた天然もしくは合成ゴム、ポリオレフ
ィン、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリエーテル、
ポリエステル、ポリ(ハロゲン化ビニル)、ポリ(ビニ
ルエステル)またはポリ(ビニルエーテル)にもとづい
た発泡体にもとづいた発泡成形品であることを特徴とす
る、上記lに記載の防火材。
3、発泡成形品がl cmjあたり5〜500個の孔厚
さ5cIII% 1OPaの減圧でloocm”あたり
20〜250Qの空気透過性、50%圧縮時、20℃で
1時間後にもとの形が少なくとも75%回復するような
充分に大きいレジリエンスと弾性、成分b)にさらした
ときに15%以下の線膨油、通常の体積の少なくとも5
0%まで圧縮率および200 kg/m3以下の比重を
有することを特徴とする、上記lおよび2に記載の防火
材。
4、成分b)が室温において液体である少なくとも1種
の要素を含んでいる溶液、エマルジョン、分散系または
スラリーであることを特徴とする、上記1〜3に記載の
防火材。
5、成分b)が水相を含んでいることを特徴とする、上
記1〜4に記載の防火材。
6、それらがバインダー、充てん材および助剤を含んで
おり、後者はレオロジー的性質、色彩、表面張力、臭、
固形分/水比、沈降、生物学的安定性、老化保護、膨張
、反射率、濃縮(thickening)、pH値およ
び/または腐食保護を調節または改良することを特徴と
する、上記1〜5に記載の防火材。
7、バインダーとしてアルカリ金属ケイ酸塩溶液、シリ
カゾル、混合ケイ酸塩、セメント、プラスター、オキシ
塩化マグネシウム、リン酸亜鉛、リン酸マグネシウム、
リン酸アルミニウム、ホスホン酸亜鉛、ホスホン酸マグ
ネシウム、ホスホン酸アルミニウム、ほかのアンモニア
、アミンまたは周期律表の第1〜3族の金属の硫酸塩、
オルトリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、ポリリ
ン酸塩、ホスホン酸塩、ホウ酸塩および/またはポリホ
ウ酸塩の溶液または分散系、もし適当ならばさらにリン
酸、ホウ酸および/または中性および難溶性リン酸アン
モニウムおよび/またはポリリン酸アンモニウムおよび
/または水性プラスチックラテックスまたはプラスチッ
ク分散系および/または水溶性タンパク質および/また
は炭水化物および/またはポリカルボン酸、ポリカルボ
ンの塩、ポリ(ビニルエーテル)、ポリ(ビニルアルコ
ール)、ポリアクリルアミド、ポリエーテル、ポリ(ア
ルキレンオキシド)、ポリビニルピロリドン、ポリアセ
タール、ポリウレタン、フェノール、尿素、ジシアンジ
アミド、メラミンにもとづいたポリメチロール化合物、
ポリビニルアミド、メタクリル酸、アクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸またはイタコン酸にもとづいたポリマー
およびそれらの金属アンモニウムおよびイミド塩および
/または多かれ少なかれ水溶性であり、そのような基を
含む共重合体を含んでいること、ならびに充てん剤とし
てマグネシウム、アルミニウムおよび/または鉄の水酸
化物、酸化物および/または酸化物の水和物、ホウ酸塩
、ポリホウ酸塩、グラファイト、膨張性グラファイト、
膨張性ホウ酸塩、ホウケン酸塩、アルカリ金属ケイ酸塩
、アルミノケイ酸塩、マイカ、バーミキュライト、パー
ライト、硫酸カルシウム、ポートランドセメント、アル
ミナセメント、ポゾランセメントおよび/またはソレル
セメント、含水ゼオライト、ケイ酸塩、シリカ、リン酸
アンモニウム、メラミンのリン酸塩、カルシウム、マグ
ネシウム、アルミニウムおよび周期律表の第2、第3お
よび第8族のほかの金属のリン酸塩および/または炭酸
塩、ケイ酸塩、酸化物、チ饋−り、ドロマイト、酸化鉄
、二酸化チタン、酸化鋼、酸化ホウ素、酸化バナジウム
、ケイ灰石、カオリン、タルク、ガラス、灰、スラッジ
、カーボン、粉末にした岩、粉末にした石炭、粉末にし
た木材、粉末にした果物の核および/または粉末にした
わら、フェノール樹脂、ポリ(塩化ビニル)、メラミン
、メラミン樹脂、尿素樹脂、たい肥、鉱石、セルロース
粉末および/またはアスファルトを含んでいることを特
徴とし、バインダーと充てん剤の重量比が1〜35 :
 99〜65であり、全固形分含量と溶媒または分散媒
の重量比が50〜85 : 50〜15である、上記6
記載の防火剤。
8.含浸剤の非揮発分含量かもとの発泡成形品の50重
量%以上であることを特徴とする、上記l〜7記載の防
火材。
9、a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品に b)5〜90℃の範囲の温度において液体の耐炎性含浸
剤を含浸し、難燃性要素の取り付け前の水分の損失に対
して保護することを特徴とする、防火材の製造法。
10、本質的に a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品、b)液
体の耐炎性含浸剤 からなり、a)および/またはb)が取り付け後の乾燥
で固化し、成形品の取り付け前の水分の損失に対して保
護されていることを特徴とする、成形品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品であ
    り、 b)液体の防火性含浸剤を含んでおり、 a)および/またはb)は取り付け後固化するものであ
    り、かつ取り付け前の水分の損失に対して保護されてい
    ることを特徴とする、防火材。 2、a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品に b)5〜90℃の範囲の温度において液体の防火性含浸
    剤を含浸し、取り付け前の水分の損失に対して保護する
    ことを特徴とする、防火材の製造法。 3、本質的に a)湿潤状態において弾性的である発泡成形品、b)液
    体の防火性含浸剤 からなり、a)および/またはb)は、取り付け後の乾
    燥で固化するものであり、かつ成形品の取り付け前の水
    分の損失に対して保護されていることを特徴とする、成
    形品。
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