JPH0127021Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0127021Y2
JPH0127021Y2 JP1785083U JP1785083U JPH0127021Y2 JP H0127021 Y2 JPH0127021 Y2 JP H0127021Y2 JP 1785083 U JP1785083 U JP 1785083U JP 1785083 U JP1785083 U JP 1785083U JP H0127021 Y2 JPH0127021 Y2 JP H0127021Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length direction
outlet pipe
pipe
gas
accumulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1785083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59123271U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1785083U priority Critical patent/JPS59123271U/ja
Publication of JPS59123271U publication Critical patent/JPS59123271U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0127021Y2 publication Critical patent/JPH0127021Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアキユムレータに関する。
従来、此種アキユムレータは特公昭44−17479
号公報に記載され第3図に示すように、横長の胴
体51の長さ方向の一端に出口管52、他端に入
口管53をそれぞれ接続すると共に、前記胴体5
1内に屈曲部の曲率半径の小さいU字管から成る
ガス取出管54を内装している。
更に、このガス取出管54の一端を前記出口管
52に接続し、他端を、前記取出管54の長さ方
向に垂直な開口部56と成して前記アキユムレー
タの気相部に位置させる一方、前記取出管54の
屈曲部底部に油戻孔55を設けているのである。
そして前記アキユムレータは、冷媒回路(図示
せず)に接続されることにより入口管53より蒸
発器(図示せず)から低圧の冷媒を吸引し、該冷
媒中の冷媒液を分離貯溜する一方、冷媒ガスを前
記取出管54を介し出口管52より吐出させ、同
時に前記アキユムレータ内の冷媒液層に、混合状
態で溜まる潤滑油を前記油戻孔55から前記ガス
取出管54内に取込んで、前記冷媒ガスと共に前
記アキユムレータより吐出するようにしているの
である。
ところが、前記従来のものは前記ガス取出管5
4に、屈曲部の曲率半径が小さいU字管を用い
て、その屈曲部の底部に油戻孔55を設けてお
り、しかも前記ガス取出管54を接続する前記出
口管52はその接続作業上の制約から前記胴体5
1の長さ方向の端部に設けられているのであるか
ら、結局前記油戻孔55は前記胴体51の長さ方
向の端部近くに位置するのであつて、そのために
前記胴体51が長さ方向に傾斜し、該胴体51の
前記出口管52側が少しでも浮上がると、前記油
戻孔55が潤滑油層より上層に位置してしまい、
油戻しができなくなる問題があつたのである。
更に詳しくは、横形のアキユムレータは横方向
に長いので、縦形のアキユムレータと同量の潤滑
油を貯わえていても、該油層の層厚は非常に薄く
なるのであり、しかも、前記アキユムレータが長
さ方向に傾斜した場合には、同様の理由により前
記アキユムレータ内の潤滑油面は傾斜により下方
に位置した側に大きく後退するのである。
そのために、油戻孔55を前記アキユムレータ
の長さ方向の端部近くに設けている前記従来のも
のは前記したようにアキユムレータの多少の傾斜
でも油戻が円滑に行えなくなる問題があつたので
ある。
更に、横形のアキユムレータは一般に高さが低
いのであり、前記ガス取出管54をその中に挿入
できるようにU字状につくるためには前記取出管
54の屈曲部の曲率半径をかなり小さくしなけれ
ばならないのである。従つて、前記取出管54の
加工が難しく、加工中に該取出管54が損傷しや
すい問題もあつたのである。
本考案は以上の問題に鑑み考案したもので、目
的とするところは、前記ガス取出管を前記胴体の
長さ方向に延長し、かつ前記油戻孔の位置を胴体
の長さ方向中間位置に設けることにより、前記ア
キユムレータが多少傾斜しても確実に油戻が行
え、しかも前記ガス取出管の製作も従来より容易
にしようとする点にある。
その目的を達成するために本考案は構成を横長
の胴体の長さ方向一側に、該一側で前記胴体内に
開口する入口管と出口管とを接続すると共に、前
記出口管に、前記胴体の長さ方向に延び、中間部
を下向きに屈曲し、かつ先端部を前記胴体の長さ
方向他側上方に傾斜状に立上げ、その立上先端に
前記胴体の上面に向かう開口部を設けたガス取出
管を、該ガス取出管の屈曲部底部が前記胴体の長
さ方向中間に位置するごとく接続する一方、前記
屈曲部底部に油戻孔を設けて、前記胴体が長さ方
向に多少傾斜しても、前記油戻孔が確実に前記胴
体内の潤滑油層内に位置すると共に、前記ガス取
出管に曲率半径が小さい屈曲部を設けないように
したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すものは、本考案の実施例のアキユ
ムレータを組込んだ冷媒回路である。
前記冷媒回路は圧縮機1、凝縮器2、膨張弁
3、蒸発器4およびアキユムレータ5を冷媒配管
でそれぞれ接続したものである。
而して、前記アキユムレータ5に関して詳記す
ると、該アキユムレータ5の横長の胴体6は横長
の筒体7の両端面に一対の蓋体8,9を被嵌し、
溶接などで固定し密閉状に形成している。そして
前記筒体7の長さ方向の一側に低圧冷媒ガスを該
アキユムレータ5内に導く入口管10を接続する
と共に、該入口管10の接続側の前記蓋体8の中
央部に冷媒ガスの出口管11を接続するのであ
る。
そして、前記胴体6内に、該胴体6の長さ方向
に延びるガス取出管12を設けて、その一端を前
記出口管11に接続するのである。更に、前記取
出管12はその中間部を下向きにくの字形に屈曲
させ、かつ、他端部を前記胴体6の長さ方向で前
記出口管11の接続側と反対の側端部上方に傾斜
状に立上げ、その立上先端を斜断して、前記胴体
6の上面に向う水平な開口部13を形成している
のである。
又、前記ガス取出管12のく字状の屈曲部14
の底部を前記胴体6の長さ方向の中央で、前記筒
体7の底面からわずかに浮上がつた所に位置さ
せ、その屈曲部14の底部に、前記ガス取出管1
2内に潤滑油を取込むための油戻孔15を設けて
いるのである。
尚、16は第2図にも示すように、前記入口管
10より流入する冷媒ガス中に混入している冷媒
液が、直接前記ガス取出管12の開口部13に流
入して液バツクするのを防止するために、前記冷
媒ガス中から冷媒液を分離するバツフル体で、該
バツフル体16の両下端部16a,16aを胴体
6内面に当接することにより、前記ガス取出管1
2を支持する機能も果している。
尚、前記出口管11と前記ガス取出管12とは
一体に形成してもよい。
斯く構成するアキユムレータの作用を説明する
と、圧縮機1で圧縮されて吐出する高圧冷媒ガス
は凝縮器2で凝縮され、その後、膨張弁3で減圧
されて蒸発器4で気化するのである。その気化し
た冷媒ガスは次に入口管10を介してアキユムレ
ータ5に流入し、バツフル体16の助けを借りて
前記冷媒ガス中の冷媒液を分離し、その後開口部
13からガス取出管12に流入するのである。そ
して、出口管11を通つて圧縮機1へと返送され
るのである。
一方、前記アキユムレータ5内で分離された冷
媒液は潤滑油と混合状態となつて該アキユムレー
タ5底部に溜る。そして、その冷媒液と潤滑油と
の混合層18中に前記油戻孔15が位置するの
で、前記アキユムレータ5内の冷媒ガスが前記ガ
ス取出管12を介して前記圧縮機1に返送される
時に、前記油戻孔15から前記ガス取出管12に
潤滑油および冷媒液が取込まれ、その潤滑油およ
び冷媒液が前記冷媒ガスと共に圧縮機1に返送さ
れるのである。
而して、本実施例によれば、前記油戻孔15を
前記胴体6の長さ方向中央に位置させたから、前
記アキユムレータ5が長さ方向に多少傾いて、前
記潤滑油18が胴体6の一側に偏るような事があ
つても、前記油戻孔15から前記ガス取出管12
に潤滑油を確実に取込み前記圧縮機1に返送でき
るのである。
しかも、前記油戻孔15を前記胴体6の長さ方
向中央に位置させるのを、前記ガス取出管12を
胴体6の長さ方向に延長して行つたから、前記屈
曲部14をゆるやかなくの字形に形成でき、前記
開口部13を前記胴体6の上面近くに開口させら
れるのである。
更に、前記開口部13は、前記ガス取出管12
の先端を斜断して形成したから、前記取出管12
の管径に比して大きな開口面積が得られるのであ
り、従つて前記開口部13の吸込み抵抗を従来よ
り小さくできるのである。
以上の如く本考案は、横長の胴体6の長さ方向
一側に、該一側で前記胴体6内に開口する入口管
10と出口管11とを接続すると共に、前記出口
管11に、前記胴体6の長さ方向に延び、中間部
を下向きに屈曲し、かつ先端部を前記胴体6の長
さ方向他側上方に傾斜状に立上げ、その立上先端
に前記胴体6の上面に向かう開口部13を設けた
ガス取出管12を、該ガス取出管12の屈曲部1
4底部が前記胴体6の長さ方向中間に位置するご
とく接続する一方、前記屈曲部14底部に油戻孔
15を設けたから、即ち、前記油戻孔15を前記
胴体6の長さ方向中央に位置させたから、前記ア
キユムレータ5が長さ方向に多少傾いて前記冷媒
液と潤滑油との混合層18が胴体6の一側に偏る
ような事があつても、前記油戻孔15から前記ガ
ス取出管12に冷媒液と潤滑油とを確実に取込ん
で、冷媒ガスと共に前記出口管11から吐出でき
るのである。
しかも、前記油戻孔15を前記胴体6の長さ方
向中央に位置させるのに前記ガス取出管12を胴
体6の長さ方向に延長して行つたから、前記ガス
取出管12の前記屈曲部14をゆるやかなくの字
形に形成でき、前記開口部13を前記胴体6の上
面近くに開口させられるのである。従つて、前記
ガス取出管12の屈曲部14を加工する時に、該
屈曲部14を損傷することもほとんどなく、従来
に比して著しく加工を容易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の説明図、第2図は第
1図におけるA―A矢視断面図、第3図は従来例
の説明図である。 6…胴体、10…入口管、11…出口管、12
…ガス取出管、13……開口部、14…屈曲部、
15…油戻孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横長の胴体6の長さ方向一側に、該一側で前記
    胴体6内に開口する入口管10と出口管11とを
    接続すると共に、前記出口管11に、前記胴体6
    の長さ方向に延び、中間部を下向きに屈曲し、か
    つ先端部を前記胴体6の長さ方向他側上方に傾斜
    状に立上げ、その立上先端に前記胴体6の上面に
    向かう開口部13を設けたガス取出管12を、該
    ガス取出管12の屈曲部14底部が前記胴体6の
    長さ方向中間に位置するごとく接続する一方、前
    記屈曲部14底部に油戻孔15を設けたことを特
    徴とするアキユムレータ。
JP1785083U 1983-02-07 1983-02-07 アキユムレ−タ Granted JPS59123271U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1785083U JPS59123271U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 アキユムレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1785083U JPS59123271U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 アキユムレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123271U JPS59123271U (ja) 1984-08-20
JPH0127021Y2 true JPH0127021Y2 (ja) 1989-08-11

Family

ID=30149076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1785083U Granted JPS59123271U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 アキユムレ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59123271U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59123271U (ja) 1984-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0890804A3 (en) Refrigerant cycle system
JPH0127021Y2 (ja)
JPH0412386B2 (ja)
JP4045049B2 (ja) 冷凍装置の油戻し機構
JPH09250848A (ja) 冷凍装置用横長アキュムレータ
US7097435B2 (en) Device for draining and recharging a hermetic compressor with oil
EP0849549A2 (en) Accumulator
US6536230B2 (en) A/D baffle for gas pressure pulsation reduction
JPH0222613Y2 (ja)
JPH0539409Y2 (ja)
JPH0645815Y2 (ja) 冷凍装置のアキユムレ−タ
JPH03236568A (ja) アキュムレータ
JPH0519718Y2 (ja)
JPH0439655U (ja)
JPH10197106A (ja) 油戻し穴付きアキュムレータ
US6205809B1 (en) Self-retaining adsorbent unit
JPH0539407Y2 (ja)
JPS589745Y2 (ja) 冷凍機器用アキユ−ムレ−タ
JPH063335Y2 (ja) 超低温冷凍回路の油戻し機構
JPS599466A (ja) 冷媒圧縮機用アキユ−ムレ−タ
JPH0763443A (ja) 冷却システム
JPS6256783U (ja)
CN1719031A (zh) 带有油回流管的储液罐
JP3130227B2 (ja) 受液器
JPH0418273U (ja)