JPH0539407Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539407Y2
JPH0539407Y2 JP1987087057U JP8705787U JPH0539407Y2 JP H0539407 Y2 JPH0539407 Y2 JP H0539407Y2 JP 1987087057 U JP1987087057 U JP 1987087057U JP 8705787 U JP8705787 U JP 8705787U JP H0539407 Y2 JPH0539407 Y2 JP H0539407Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
container
liquid
accumulator
baffle plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987087057U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63196060U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987087057U priority Critical patent/JPH0539407Y2/ja
Publication of JPS63196060U publication Critical patent/JPS63196060U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539407Y2 publication Critical patent/JPH0539407Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は圧縮機への液冷媒戻りを防止する冷凍装
置用のアキユームレータに関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、アキユームレータとして実公昭47−1949
号公報に示されるように密閉容器内に導入管とU
字状の導出管を臨ませると共にこの両管の先端開
口の間に多孔板を設けて蒸発器出口側からの液ガ
ス混合冷媒を導入管より密閉容器内に流入させて
気液分離させ、貯溜される冷媒液面上に位置する
先端開口からガス冷媒を吸入してこの導出管より
圧縮機の吸入側へ戻していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記公報で提示の構造では、多孔板によつて導
入管から導出管へ直接液ガス混合冷媒が吸入され
にくくなつてはいるものの、導入管から下向きに
出た液ガス混合冷媒が冷媒液面と衝突して泡立ち
現象が発生するため、液ガス混合冷媒が多孔板を
通つて導出管に吸入される虞れがあつた。
本案はかかる問題点を解決したアキユームレー
タを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は、冷媒導入管並びに冷媒導出管をアキユ
ームレータの密閉容器内で略U字状に折り曲げる
と共にこれら両管の夫々の一端開口を上向きで且
つ略同一の高さに配置し、この両開口の間にはこ
の容器の上壁から垂下する邪魔板を設けるように
したものである。
(ホ) 作用 冷媒導入管の一端開口より上向きに流出した液
ガス混合冷媒は邪魔板を迂回してガス冷媒が冷媒
導出管の一端開口へ吸入される。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は上ケース2と
下ケース3とからなる密閉容器、4はこの容器1
内に設けられ一端5がこの容器1内の冷媒液面6
上で上向きに開口すると共に他端7が蒸発器(図
示せず)と連通する略U字状の冷媒導入管、8は
容器1内に設けられ下部に油戻し孔9を有すると
共に一端10がこの容器1内の冷媒液面6上で上
向きに開口し、且つ他端11が圧縮機(図示せ
ず)と連通する略U字状の冷媒導出管である。
そして、この冷媒導入管4と冷媒導出管8の
夫々の一端5,10は上ケース2の上壁12に近
接しかつ夫々一端5,10の開口が略同一の高さ
に配置されている。13は邪魔板で、アキユーム
レータの容器の上壁から垂下しかつ夫々一端5,
10の開口の間に設けられている。14はこの邪
魔板13の隅に設けられた逃し孔である。
本案のアキユームレータは以上の如く構成され
ており、蒸発器からの液ガス混合冷媒は冷媒導入
管4を経て一端5の開口より実線矢印の如く上向
きに流出し、上ケース2の上壁12に沿つて流れ
た後、邪魔板13で阻止される。この阻止された
液ガス混合冷媒は邪魔板13に沿つて流下し、液
冷媒は滴下されると共にガス冷媒は邪魔板13を
迂回して上昇され冷媒導出管8の一端10の開口
へ吸入される。この吸入されたガス冷媒は油戻し
孔9から冷媒導出管8内へ吸入される潤滑油と一
緒に圧縮機へ戻される。
又、圧縮機の運転が停止している間に液冷媒が
密閉容器1内に溜まり込んで冷媒液面6が一点鎖
線の如く上昇した状態で圧縮機を運転開始する、
所謂、寝込み起動時の場合、邪魔板13と冷媒液
面6とで空間15が密封されてしまうと冷媒導入
管4から流出する冷媒で圧力が上昇して液冷媒が
泡立ちするオイルフオーミング現象が誘発される
虞れがあるが、邪魔板13に設けた逃し孔14で
空間15内の圧力を他の空間16へ逃がして冷媒
導出管8より排出するため、オイルフオーミング
現象が誘発されることはない。
(ト) 考案の効果 本案によれば、冷媒導入管並びに冷媒導出管を
アキユームレータの密閉容器内で略U字状に折り
曲げると共にこれら両管の夫々の一端開口を上向
きにしたので、密閉容器内に導かれる冷媒が冷媒
液面と衝突して泡立ち現象が発生する従来の問題
点を解決できる。
また、これらの開口の高さを略同一の高さに配
置し、これら開口の間にこの容器の上壁から垂下
する邪魔板を設たので、アキユームレータの高さ
を低く抑えることができる。また、この邪魔板に
よつて、冷媒導入管の一端開口から上向きに流出
した液ガス混合冷媒が冷媒導出管の一端開口へ直
接吸入されるのを阻止でき、圧縮機への液冷媒戻
りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すアキユームレータの
断面図である。 1……密閉容器、4……冷媒導入管、5……冷
媒導入管の一端、8……冷媒導出管、10……冷
媒導出管の一端、13……邪魔板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉容器と、この密閉容器に設けられ一端がこ
    の容器内で開口すると共に他端が蒸発器と連通す
    る冷媒導入管と、前記容器に設けられ一端がこの
    容器内で開口すると共に他端が圧縮機と連通する
    冷媒導出管とを備えたアキユームレータにおい
    て、前記冷媒導入管並びに冷媒導出管を前記容器
    内で略U字状に折り曲げると共にこれら両管の
    夫々の前記一端開口を上向きで且つ略同一の高さ
    に配置し、この両開口の間には前記容器の上壁か
    ら垂下する邪魔板を設けたことを特徴とするアキ
    ユームレータ。
JP1987087057U 1987-06-04 1987-06-04 Expired - Lifetime JPH0539407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987087057U JPH0539407Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987087057U JPH0539407Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63196060U JPS63196060U (ja) 1988-12-16
JPH0539407Y2 true JPH0539407Y2 (ja) 1993-10-06

Family

ID=30943933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987087057U Expired - Lifetime JPH0539407Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539407Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499485B1 (ko) * 2002-11-23 2005-07-07 엘지전자 주식회사 다수개의 압축기가 구비된 히트펌프 시스템의어큐뮬레이터
JP6296322B2 (ja) * 2013-02-20 2018-03-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 オイルセパレータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899677A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 松下電器産業株式会社 アキユムレ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899677A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 松下電器産業株式会社 アキユムレ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63196060U (ja) 1988-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6196019B1 (en) Accumulator
JPH0540308Y2 (ja)
JPH0539407Y2 (ja)
EP0972662B1 (en) Accumulator
JPH09250848A (ja) 冷凍装置用横長アキュムレータ
JP2000025821A (ja) 液体注出容器
JPH0645815Y2 (ja) 冷凍装置のアキユムレ−タ
JPS6332944Y2 (ja)
JPS632861Y2 (ja)
JPH04139366A (ja) 回転式圧縮機用のアキュームレータ
JPH0334570U (ja)
JPH0313523Y2 (ja)
JPH0614007Y2 (ja) エンジン潤滑油供給経路における潤滑油の気液分離装置
JPH0622098Y2 (ja) エンジンの潤滑油貯留装置
CN215096898U (zh) 排水装置及驻车空调
JPS5960095A (ja) 油回転真空ポンプ装置
JPS6314066Y2 (ja)
JP2559003Y2 (ja) リキッドタンク
JPH0217602Y2 (ja)
JPH0453174U (ja)
JPH03236568A (ja) アキュムレータ
JPH04366378A (ja) オイルセパレータ
JPH0552664U (ja) リキッドタンク
JPS6042394B2 (ja) アキユムレ−タ−
JPH0439655U (ja)